JPS6317977A - インクジエツト記録用インク - Google Patents

インクジエツト記録用インク

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JPS6317977A
JPS6317977A JP61160719A JP16071986A JPS6317977A JP S6317977 A JPS6317977 A JP S6317977A JP 61160719 A JP61160719 A JP 61160719A JP 16071986 A JP16071986 A JP 16071986A JP S6317977 A JPS6317977 A JP S6317977A
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JP
Japan
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ink
water
present
ethylene carbonate
inkjet recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP61160719A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Shiojima
塩島 勲
Shigeru Higeta
茂 日下田
Yoshimi Suzuki
愛美 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、改良されたインクジェット記録用インクに関
する。
〔従来技術〕
インクジェット記録用インクには、ノズル部の目詰りが
なく、長期間に亘って連続的かつ安定なインク粒子の噴
霧が可能であること、インクジェット記録の中断時にお
いても、ノズル内において、噴射を妨げたり、噴射方向
を不安定にする乾燥固形分の析出同化が生じないこと等
が基本的に要求されている。
従来、このようなインクジェット記録用水性インクとし
ては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ポリビニ
ルピロリドン、N−メチル−ピロリドン、1.3−ジメ
チルイミダゾリジノン、バレロラクトン、カプロラクト
ン、ジメチルホルムアミド等の噴射安定促進剤を含有さ
せたものが知られている。
しかしながら、これらのインクジェット記録用インクに
あっても、インクジェット記録を長期間停止したり放置
した場合には、該インクジェットのノズル吐出口径が1
0〜100μ膣程度という極めて小さいために、ノズル
吐出口及びその周辺部でインク液が乾燥し、その固形分
の析呂が起こるため、噴射を再開した際に、インク粒子
の噴霧がスムースに行えず、またその噴霧方向が一定し
ないという欠点があった。また、その他種々のインクジ
ェット記録用水性インクも提案されているが、未だ充分
でないのが現状である。
〔目  的〕
本発明の目的は、ノズルの目詰まりや噴霧方向の変化等
がなく、連続的かつ安定な噴霧を可能にすると共に長時
間放置後においても、吐出ノズル部分に固形分の析出が
なく、噴霧再開後の噴射応答性に優れ、しかも鮮明性及
び乾燥性に優れた画像を与えることができるインクジェ
ット記録用インクを提供することにある。
〔構  成〕
本発明によれば、水溶性染料、湿潤剤および水を主成分
とし、更に炭酸エチレンを含有させたことを特徴とする
インクジェット記録用インクが提供される。
本発明者等は、インクジェット記録用インクの添加剤と
して、噴震安定性等を向上させるための種々の化合物を
検討した結果、炭酸エチレンの存在下においては、水溶
性染料の水及び有機溶媒に対する溶解度が著しく高まり
、これを含有したインク組成物は、インク中の染料濃度
が高いにも拘らずその液安定性に優れ、しかも噴霧中の
みならず噴霧停止後においても、インクジェットのノズ
ル内もしくはインク供給装置内で析出固化することかな
いため、噴霧安定性、インクジェット装置の信頼性更に
はインク滴効率が向上されることを見い出し、本発明を
完成するに到った。
即ち、本発明のインクジェット記録用インクは、水溶性
染料、湿潤剤及び水を主成分として、更に炭酸エチレン
を含有させことから、インクジェット記録の中断時にお
いて、ノズル内にインク組成物が析出固化することがな
いため、インクジェット記録を再開した場合、インク粒
子の噴霧をスムースに行うことができ、また噴霧方向も
乱れることがないので噴震安定性に優れたものである。
また保存中あるいはインクジェット装置系内においても
、インク組成物の析出が生じないためノズルやインク供
給系内での目詰まりも防1ヒされるので、インクジェッ
ト装置の信頼性を向−ヒすることができる。更に、本発
明のインク組成物には高濃度の染料が含有されているに
も拘らずその液安定性に優れていることから、1ドツト
当りの反射濃度または色反射濃度を高めることができ、
したがってインク滴効率を大巾に増大することができる
一ヒその保存性にも優れたものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明においては、前記したように炭酸エチレンを補助
成分と用いるものであるが、その添加量は全インク組成
物重量に対して、0.01〜2.0重量%、好ましくは
0.02〜0.1重量%にすることが必要である。
添加量が0.011重量%満では、充分な効果を期待す
ることができず、また2、0重量%を超えると長時間放
置後に吐出ノズル部分等に目詰まり等が生じ、噴霧安定
性、噴霧応答性が著しく低下する。
また、本発明のインク組成物に使用する水溶性染料とし
ては水に対する溶解性の良好なものが用いられ、その種
類は特に制限されないが、本発明において特に効果のあ
る染料としては、例えば以下のものを挙げることができ
る。
〔直接染料〕
C,1,ダイレクトイエロー 1.8.11.12.24.26.27.33.39.
44.50.58.85.86.88.98.100.
110゜C,1,ダイレクトレッド 1.2.4.9.11.13.17.20.23.24
.28.31.33.37.39.44.62.81.
83.99.227,243 C,1,ダイレクトブルー 1.2.6.8.15.22.25.71.76.78
.86.87.98.108.120.192.193
.194.195.196.199.200.201.
202.203.207.236.237 C,1,ダイレクトブラック 2.4.17.19.22.32.38.51.56.
62.71.74.75.77.105.108.11
2.154〔酸性染料〕 C,1,アシッドイエロー  7.17.23.29.
42.99C,1,アシッドオレンジ  56.64C
,1,アシザドレッド   18.87.92.94.
52.254.143.289 C,1,アシッドブルー   1.7.9.234.2
36.249C,1,アシッドブラック  1.2.7
.24.94本発明においては、湿潤剤として、常温で
液状の物質が使用される。その具体例としては、例えば
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコ
ールなどの多価アルコールの他、例えば、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテルなどの多価アルコールのアルキルエーテ
ル類を挙げることができる。
本発明のインク組成物には、必要に応じて更に水に可溶
な溶剤(例えば、ジオキサン、アセトンなど)、防腐防
カビ剤(例えば2,2−ジメチル−アセトキシ−ジオキ
サン、1,3−デヒドロ酢酸ソーダ、p−ヒドロキシ安
息香酸ブチルエステルなど)、pH調整剤(例えばジェ
タノールアミン、トリエタノールアミンなど)を添加す
ることもできる。
[効  果〕 本発明のインクジェット記録用インクは、水溶性染料、
湿潤剤及び水を主成分とし、更に炭酸エチレンを含有さ
せことから、インクジェット記録の中断時において、ノ
ズル内にインク組成物が析出固化することがないため、
インクジェット記録を再開した場合、インク粒子の噴霧
をスムースに行うことができ、また噴射方向も乱れるこ
とがないので噴震安定性に優れたものである。また保存
中あるいはインクジェット装置系内においても、インク
組成物の析出が生じないためノズルやインク供給系内で
の目詰まりも防止されるので、インクジェット装置の信
頼性を向上することができ、更に、本発明のインク組成
物には高濃度の染料が含有され、しかもその液安定性に
も優れていることから、1ドツト当りの反射濃度または
色反射濃度を高めることができ、したがってインク滴効
率を大巾に増大することができる上その保存安定性にも
優れたものである。
〔実施例〕
以下に、比較例と共に実施例をあげて本発明をさらに説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、%はすべて重量%である。
実施例I C,1,Direct Blue 87(ダイワ化成社
製)3.9%グリセリン             5
.5%ジエチレングリコール         16.
5%炭酸エチレン             0.7%
デヒドロ酢酸ソーダ           0.3%チ
オ硫酸ナトリウム         0.01%エチレ
ンジアミン4酢酸ナトリウム   0.01%純   
水                     残量上
記成分よりなる混合物を70℃に加熱して撹拌溶解した
後、孔径0.45μmのメンブランフィルタ−で2回濾
過して本発明のインク組成物を得た。
次に、上記インクを用い市販の上質紙に以下のようなイ
ンクジェット記録を行い、その画像鮮明性、画像の乾燥
性、保存性、噴射安定性及び噴射応答性を調べた。その
結果を以下に示す。
1)画像鮮明性および画像の乾燥性 上記インクを内径30μ豫のノズルから粒子化周波数1
00KHzの条件下で市販の上質紙上にジェット記録し
たところ、鮮明な画像が得られた。記録物の乾燥時間は
常温常湿で10秒以内であった。
2)保存性 上記インクをガラス容器に密閉し、−20℃で1ケ月間
、4℃で1ケ月間、20℃で1年問および90℃で1週
間それぞれ保存したが、固体の析出は認められなかった
。またインクの物性や色調についても変化は認められな
かった。
3)噴射安定性 前記1)のジェット記録を1000時間連続して行った
が、ノズルに目詰まりや、噴射方向の変化はなく、安定
した記録が行えた。
4)噴射応答性 前記1)に従ってジェット記録を行なった後、常温常温
で1ケ月問および40℃、30%RHで1週間それぞれ
放置し、ついで再び1)のジェット記録を行ったが、前
記3)と同様、安定した記録が行えた。
比較例1 実施例1において、炭酸エチレンを除いた以外には実施
例1と同様にしてインクを作製し、同様の評価を行った
ところ噴射応答性テストにおいて充分に安定な記録が行
えなかった。また紙への浸透性も低下していた。
実施例2 C,1,r)irect Black 51(保土ケ谷
化学社製)2.5%グリセリン           
  5.5%ジエチレングリコール         
16.5%炭酸エチレン             0
.6%デヒドロ酢酸ソーダ          0.3
%チオ硫酸ナトリウム         0.01%ト
リエタノールアミン         0.01%純 
  水                     残
量上記成分よりなる混合物を70℃に加熱し、撹拌溶解
した後、孔径0.45μ麿のメンブランフィルタ−で2
回濾過して本発明のインク組成物を得た。
次に、上記インクを用い市販の上質紙にインクジェット
記録を行い、実施例1と同様な試験に供した。その結果
を以下に示す。
1)画像鮮明性および画像の乾燥性 上記インクを内径30μ朧のノズルから粒子化周波数1
00KHzの条件で市販の上質紙上にジェット記録した
ところ、鮮明な画像が得られた。
記録物の乾燥時間は常温常湿で8秒以内であった。極め
て浸透性の良好な印字であった。
2)保存性 上記インクをガラス容器に密閉し、−20℃で1ケ月間
、4℃で1ケ月間、90℃で1週間、20℃で3ケ月間
それぞれ保存したが、固体等の析出は認められなかった
。またインクの物性や色調についても変化は認められな
かった。
3)噴射安定性 前記1)のジェット記録を1000時間連続して行った
が、ノズルに目詰まりや噴震方向の変化はなく、安定し
た記録が行えた。
4)噴霧応答性 前記1)に従ってジェット記録を行った後、常温常湿で
1ケ月間、40℃、30%RHで1週間それぞれ放置し
、ついで再び1)のジェット記録を行ったが、前記3)
と同様、安定した記録が行えた。
比較例2 実施例2において、炭酸エチレンを除いた以外は実施例
2と同様にしてインクを作製し、同じ評価を行ったとこ
ろ保存性テストにおいては充分な保存性が得られなかっ
た。また、浸透性が悪く、乾燥性も低下していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性染料、湿潤剤および水を主成分とし、更に
    炭酸エチレンを含有させたことを特徴とするインクジェ
    ット記録用インク。
JP61160719A 1986-07-10 1986-07-10 インクジエツト記録用インク Pending JPS6317977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61160719A JPS6317977A (ja) 1986-07-10 1986-07-10 インクジエツト記録用インク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61160719A JPS6317977A (ja) 1986-07-10 1986-07-10 インクジエツト記録用インク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6317977A true JPS6317977A (ja) 1988-01-25

Family

ID=15720990

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61160719A Pending JPS6317977A (ja) 1986-07-10 1986-07-10 インクジエツト記録用インク

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0654353A2 (en) * 1990-09-29 1995-05-24 Canon Kabushiki Kaisha Jet recording method, normally solid recording material and recording apparatus for the method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0654353A2 (en) * 1990-09-29 1995-05-24 Canon Kabushiki Kaisha Jet recording method, normally solid recording material and recording apparatus for the method
EP0654353A3 (en) * 1990-09-29 1995-07-05 Canon Kk Ink jet recording method and apparatus.
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