JPS6317880Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317880Y2 JPS6317880Y2 JP1983135992U JP13599283U JPS6317880Y2 JP S6317880 Y2 JPS6317880 Y2 JP S6317880Y2 JP 1983135992 U JP1983135992 U JP 1983135992U JP 13599283 U JP13599283 U JP 13599283U JP S6317880 Y2 JPS6317880 Y2 JP S6317880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel belt
- link
- belt
- continuously variable
- shaped pulley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 22
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はV型プーリーに巻き掛け使用される無
段変速機用スチールベルトに関するものである。
段変速機用スチールベルトに関するものである。
無段変速機用スチールベルトにも種々の形式が
あり、それぞれに一面においては長所、逆に他面
においては短所を有しているが、分野により最も
適したものが採用されている。
あり、それぞれに一面においては長所、逆に他面
においては短所を有しているが、分野により最も
適したものが採用されている。
該スチールベルトの最も代表的な1例を示せ
ば、ボルグ・ワーナー社の開発したもの(特開昭
57−22442号等)が存在している。
ば、ボルグ・ワーナー社の開発したもの(特開昭
57−22442号等)が存在している。
該スチールベルトはリンクプレートとピンとの
連結で構成されるリーフチエーンにVブロツクを
止着したものであり、該Vブロツの止着は各ピツ
チの節点となるピン間に挿入することによりなさ
れている。他にも同社のスチールベルトとして、
上記ピン間ではなく、リンクプレートに直接Vブ
ロツクを溶接等で止着したものも存在するが、該
スチールベルトの製作はいたつて面倒で多くの工
程を必要とする。
連結で構成されるリーフチエーンにVブロツクを
止着したものであり、該Vブロツの止着は各ピツ
チの節点となるピン間に挿入することによりなさ
れている。他にも同社のスチールベルトとして、
上記ピン間ではなく、リンクプレートに直接Vブ
ロツクを溶接等で止着したものも存在するが、該
スチールベルトの製作はいたつて面倒で多くの工
程を必要とする。
例えばリーフチエーンのピン間にVブロツクを
止着する場合、該リーフチエーンを組み立てた後
ではできず、組立工程途中に該Vブロツクを挿入
し、同時に組み付けしなければならない。
止着する場合、該リーフチエーンを組み立てた後
ではできず、組立工程途中に該Vブロツクを挿入
し、同時に組み付けしなければならない。
複数枚重ね合つたリンクプレートへのVブロツ
クの挿入、並びに挿入された該ブロツクとの間に
隙間なくピンを圧入することは非常に困難であ
る。本考案はボルグ・ワーナー社タイプの該スチ
ールベルトを改良したもので、より簡単で製作工
程を大幅に削減・改良したスチールベルトの提供
を目的としたものであり、該スチールベルトを構
成するリンクを曲げ成形してV型プーリーと当接
する突出片を設けて無段変速を可能としたスチー
ルベルトである。
クの挿入、並びに挿入された該ブロツクとの間に
隙間なくピンを圧入することは非常に困難であ
る。本考案はボルグ・ワーナー社タイプの該スチ
ールベルトを改良したもので、より簡単で製作工
程を大幅に削減・改良したスチールベルトの提供
を目的としたものであり、該スチールベルトを構
成するリンクを曲げ成形してV型プーリーと当接
する突出片を設けて無段変速を可能としたスチー
ルベルトである。
以下、本考案に係るスチールベルトの1実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。
を図面に基づいて詳細に説明する。
本考案のスチールベルト1の1形態を図示すれ
ば第1図、第2図に示すように外リンク11、内
リンク12、ピン13、ブシユ14とで構成さ
れ、一般のローラチエーンに類似した一定ピツチ
Pを有す多節体である。
ば第1図、第2図に示すように外リンク11、内
リンク12、ピン13、ブシユ14とで構成さ
れ、一般のローラチエーンに類似した一定ピツチ
Pを有す多節体である。
そこで該スチールベルト1がV型プーリー2に
巻き掛けられるように両側面は傾斜部を有してい
る訳であるが、外リンク11及び内リンク12に
はそれぞれ突出部15,16及び突出部17,1
8を有しており、該突出部15,16、17,1
8のそれぞれの端面19はV型プーリー2の斜面
20と当接するため同一傾斜をなしている。
巻き掛けられるように両側面は傾斜部を有してい
る訳であるが、外リンク11及び内リンク12に
はそれぞれ突出部15,16及び突出部17,1
8を有しており、該突出部15,16、17,1
8のそれぞれの端面19はV型プーリー2の斜面
20と当接するため同一傾斜をなしている。
すなわち該外リンク11及び内リンク12は1
枚のプレートから曲げ成形されたものであり、外
リンク11に設けた突出部15,16は該外リン
ク11に対し垂直に曲げられ突出部15から突出
部16にかけ両端面19,19は一平面内に納ま
り、中間には空洞21を形成する。
枚のプレートから曲げ成形されたものであり、外
リンク11に設けた突出部15,16は該外リン
ク11に対し垂直に曲げられ突出部15から突出
部16にかけ両端面19,19は一平面内に納ま
り、中間には空洞21を形成する。
上記一平面内に端面19を納めるためには、プ
レス成形のみでは精度上問題があり、該端面19
を研削しなければならない。
レス成形のみでは精度上問題があり、該端面19
を研削しなければならない。
この場合、外リンク11に設けられる突出部1
5,16は、内リンク12に設けられる突出部1
7,18に比べ該外リンク11のプレート厚分だ
け長くなつており、該スチールベルトを一直線上
に延ばした場合には端面19はすべて一平面内に
存在しなければならない。
5,16は、内リンク12に設けられる突出部1
7,18に比べ該外リンク11のプレート厚分だ
け長くなつており、該スチールベルトを一直線上
に延ばした場合には端面19はすべて一平面内に
存在しなければならない。
ここで、上記突出部15,16,17,18は
プレス成形により加工されるのが最も製作上は好
ましい訳であるが、該突出部15,16,17,
18の曲げ成形が塑性加工上困難な場合には鋳造
加工したものでも同じである。
プレス成形により加工されるのが最も製作上は好
ましい訳であるが、該突出部15,16,17,
18の曲げ成形が塑性加工上困難な場合には鋳造
加工したものでも同じである。
以上、述べたように本考案に係るスチールベル
トは、該スチールベルトを構成する外リンク11
及び内リンク12のピツチ線に対し上下に突出部
15,16,17,18を設け、該突出部15,
16,17,18をV型プーリー2斜面20と一
致する傾斜で端面19を有すものであり、該スチ
ールベルト1の製作、特に組立は一般のローラチ
エーンと何ら異なることなくいたつて簡単であ
る。
トは、該スチールベルトを構成する外リンク11
及び内リンク12のピツチ線に対し上下に突出部
15,16,17,18を設け、該突出部15,
16,17,18をV型プーリー2斜面20と一
致する傾斜で端面19を有すものであり、該スチ
ールベルト1の製作、特に組立は一般のローラチ
エーンと何ら異なることなくいたつて簡単であ
る。
すなわちV型プーリー2と当接するVブロツク
が内外リンク12,11の1部として一体化構成
されており、チエーンの組み立てのみで該スチー
ルベルト1が完成する。
が内外リンク12,11の1部として一体化構成
されており、チエーンの組み立てのみで該スチー
ルベルト1が完成する。
又V型プーリー2と当接する部分を突出部1
5,16,17,18として形成したことは重量
的に非常に軽く、動的性能を大きく向上させる。
5,16,17,18として形成したことは重量
的に非常に軽く、動的性能を大きく向上させる。
さらに、Vブロツクをチエーンに装着する場
合、該ブロツクとチエーンとの間には多少を問わ
ず必然的にガタが発生し、該ガタはV型プーリー
と噛み合う際、騒音を生じ、動力伝達の低下をき
たすという事態があるが、該スチールベルトにあ
つてはVブロツクに相当する突出部15,16,
17,18がチエーンと一体的関係にあり、この
ような問題は生じない。
合、該ブロツクとチエーンとの間には多少を問わ
ず必然的にガタが発生し、該ガタはV型プーリー
と噛み合う際、騒音を生じ、動力伝達の低下をき
たすという事態があるが、該スチールベルトにあ
つてはVブロツクに相当する突出部15,16,
17,18がチエーンと一体的関係にあり、この
ような問題は生じない。
第1図、第2図は本考案に係るスチールベルト
の1形態を表わしたもので、第1図は正面図を、
第2図はV型プーリーに巻き掛けられた状態の横
断面図を示している。 1……スチールベルト、2……V型プーリー、
11……外リンク、12……内リンク、13……
ピン、14……ブシユ、15,16,17,18
……突出部、19……端面、20……斜面、21
……空洞。
の1形態を表わしたもので、第1図は正面図を、
第2図はV型プーリーに巻き掛けられた状態の横
断面図を示している。 1……スチールベルト、2……V型プーリー、
11……外リンク、12……内リンク、13……
ピン、14……ブシユ、15,16,17,18
……突出部、19……端面、20……斜面、21
……空洞。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) V型プーリーに巻き掛けられ、一定ピツチを
有し屈曲自在な多節体をなす無段変速機用ベル
トにおいて、上記多節体を構成するリンクの中
央部に、外側に向つて該ベルトのピツチ線に対
し上・下に突出部を設け、該突出部の端面をV
型プーリー斜面の傾斜に一致せしめたことを特
徴とする無段変速機用スチールベルト。 (2) 上記突出部を一枚のリンクプレートから曲げ
加工により形成した実用新案登録請求の範囲第
1項記載のスチールベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13599283U JPS6041655U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | スチ−ルベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13599283U JPS6041655U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | スチ−ルベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6041655U JPS6041655U (ja) | 1985-03-23 |
JPS6317880Y2 true JPS6317880Y2 (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=30305906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13599283U Granted JPS6041655U (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | スチ−ルベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041655U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523243U (ja) * | 1978-07-28 | 1980-02-14 |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP13599283U patent/JPS6041655U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523243U (ja) * | 1978-07-28 | 1980-02-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6041655U (ja) | 1985-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6317880Y2 (ja) | ||
JP2832412B2 (ja) | チェーンベルト | |
JPH01169149A (ja) | 伝動ベルト | |
JPS58130151U (ja) | 無段変速機用駆動ベルトのvブロツク | |
JPS61103651U (ja) | ||
JPS6236414Y2 (ja) | ||
JPH0167356U (ja) | ||
JPH0537068Y2 (ja) | ||
JPH0217239Y2 (ja) | ||
JPS6357942A (ja) | 無段変速機用ベルト | |
JPH0534355Y2 (ja) | ||
JPS6394345U (ja) | ||
JPS5853075Y2 (ja) | 時計バンド | |
JPS6037439A (ja) | サイレントチエ−ン | |
JPS607347U (ja) | スチ−ルベルト | |
JPS62156647U (ja) | ||
JPH0325052U (ja) | ||
JPS62153444U (ja) | ||
JPS63160463U (ja) | ||
JPH0368656U (ja) | ||
JPS5968844U (ja) | ベルト伝動無段変速機の駆動ベルト | |
JPH0289835A (ja) | 無段変速機用チェーン式スチールベルト | |
JPS6429554U (ja) | ||
JPS58184050U (ja) | Vベルト | |
JPS60121345A (ja) | スチ−ルベルト |