JPS6317844Y2 - - Google Patents

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JPS6317844Y2
JPS6317844Y2 JP1984124769U JP12476984U JPS6317844Y2 JP S6317844 Y2 JPS6317844 Y2 JP S6317844Y2 JP 1984124769 U JP1984124769 U JP 1984124769U JP 12476984 U JP12476984 U JP 12476984U JP S6317844 Y2 JPS6317844 Y2 JP S6317844Y2
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control
pressure
connection
conduit
servo motor
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/09Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by means for actuating valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Servomotors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サーボモータの液圧式制御装置であ
つて、制御回路で制御される作業回路を有し、作
業回路が1つのポンプ接続部と2つのタンク接続
部とサーボモータの作業室の一方と接続された2
つの導管接続部とを備えた圧力調整装置を有し、
制御回路が1つのポンプ接続部と1つのタンク接
続部とサーボモータの作業室の一方と接続された
2つの制御導管接続部とを備えた制御媒体量調整
装置を有し、作業回路の導管接続部の一方とサー
ボモータの作業室の一方との間にそれぞれ1つの
主弁が接続されかつ制御回路の制御導管接続部の
一方とサーボモータの作業室の一方との間にそれ
ぞれ1つの制御弁が接続されており、主弁と制御
弁とがその上流側と下流側との間に生じる圧力差
に関連した開口面積でサーボモータの作業室の一
方と接続されかつ反対側の作業室が各主弁に配属
された戻し部財により開かれる主弁を介してタン
クと接続されるように構成されており、圧力調整
装置が作業回路の導管接続部の圧力を制御回路の
制御導管接続部の圧力に等しく保つ圧力比較装置
として構成されており、圧力調整装置が2つの圧
力室を有し、一方の圧力室に一方の制御導管接続
部から圧力が作用すると反対側の圧力室に圧力の
高い方の導管接続部の圧力が作用する形式のもの
に関する。
このような制御装置は西ドイツ国特許出願公開
第2305798号明細書によつて公知である。この制
御装置は制御媒体量調整装置によつて与らえれた
制御媒体量が所定の値からゆつくりと零量まで減
少させられる場合には申し分なく働くが、これに
対して制御媒体量調整装置が極めて急激に中立位
置に戻された場合には圧力調整装置が迅速に中立
位置に戻らず、圧力調整装置を介して圧力媒体が
引続きサーボモータの作業室に流れ、制御媒体量
調整装置が中立位置にあつてもサーボモータが引
続き運転されることになる(サーボモータの惰
行)。
本考案の課題は冒頭に述べた形式の液圧制御装
置を改良して、制御媒体量調整装置を急激に中立
位置に戻した場合にでも作業回路の圧力調整装置
が迅速に中立位置へ戻されるようにすることであ
る。
本考案の課題は冒頭に述べた形式の液圧制御装
置において、制御媒体量調整装置が中立位置にお
いて制御導管接続部をタンク接続部と接続する通
路を有し、各圧力室が絞りを介して制御導管接続
部と接続されかつ各圧力室が圧力室に向かつて開
く逆止弁を介して圧力調整装置の導管接続部と接
続されていることによつて解決された。
つまり、本考案の制御装置においては、制御媒
体調整装置が急激に中立位置に調節されると、圧
力調整装置はこれに即座に追従して中立位置に戻
される。何故ならば制御導管は制御媒体量調整装
置が中立位置にもたらされると通路を介してタン
クと接続され、圧力媒体圧がかけられていた圧力
室はタンクに放圧され、反対側の圧力室には圧力
調整装置の圧力が高い方の導管接続部から作業媒
体圧力が逆止弁を介して作用させられて圧力調整
装置が中立位置に戻される。この場合にはこの圧
力室に接続された制御導管がタンクに接続されて
いるにも拘らず、圧力室が制御導管に絞りを介し
て接続されているために圧力室には圧力調整装置
を中立位置にもたらすのに必要は圧力が迅速に形
成される。又、逆止弁がばねで負荷されているた
めに制御媒体量調整装置を乱暴なハンドル操作で
中立位置に戻した場合には、圧力調整装置の圧力
の高い方の導管接続部から圧力室に作業圧力媒体
が流入することは逆止弁のばね力に抗して行なわ
れなければならないので緩衝作用が与えられる。
さらに中立位置から乱暴なハンドル操作で制御媒
体調整装置を急激に一方又は他方の回転方向に調
節する場合にも、制御導管が絞りを介して圧力調
整装置の圧力室と接続されているために緩衝作用
が得られる。
さらに本考案の1実施例によれば戻し部材を作
動する圧力は制御媒体量調整装置の制御導管接続
部と制御弁との間から取出されるようになつてい
る。従つて制御媒体量調整装置が中立位置にある
と、戻し部材の圧力室にもタンク圧が作用するこ
とになる。従つて外部からの影響、例えばサーボ
モータに外部から作用する力によつて、戻し部材
を移動させかつ所属の主弁を一時的に開く圧力ピ
ークが生ぜしめられることはなくなる。
制御媒体量調整装置は、ポンプ接続部とタンク
接続部と2つの制御導管接続部とを有するケーシ
ング内に外側の回転スライダと内側の回転スライ
ダとが設けられていて、これらの回転スライダが
操作部材、例えばかじ取りハンドルの回転と測定
モータの追従運動とに関連して相対的に回動可能
であつて切換え弁を形成しており、外側の回転ス
ライダが周方向に配置された2列の開口を有し、
一方の開口列が1つの制御導管接続部と接続さ
れ、他方の開口列が他方の制御導管接続部と接続
され、内側のスライダが交互に測定モータと接続
される第1の制御開口とタンク接続部に接続され
る第2の制御開口とを有している公知の制御媒体
量調整装置をもとにして構成すると極めて容易に
構成することができる。この場合には各周方向の
開口列の少なくとも1つの制御開口に、中立位置
に於て1つの開口と接続されるような軸方向長さ
を与えておくだけで十分である。
本考案の有利な1実施例に於ては第2の制御開
口は前記開口よりも小さな幅を有する孔によつて
形成されており、周方向の開口列の少なくとも1
つの開口が軸方向で孔横断面積を越えて延びる少
なくとも1つの溝を備えていることができる。こ
の制御媒体量調整装置に於ては戻し用の制御開口
は極めて小さな横断面積を有していることができ
る。何故ならば制御媒体量調整装置を介して流れ
る圧力媒体は戻し部材によつて開放状態に保たれ
た主弁を介して、すなわち制御媒体量調整装置を
迂回してタンクに戻されるからである。又、制御
導管に於ける圧力を低下させるためにも極めて小
さな接続横断面積があれば十分なので、通常は周
方向の開口列あたり孔横断面積を拡大する溝は1
つあればよい。
次に図面について本考案を説明する: 図示されたサーボモータ1はピストン2の両側
に配置された2つの作業室3,4を有し、この作
業室3,4は接続導管5と6を備えている。
制御回路7は制御媒体量調整装置8を有し、こ
の制御媒体量調整装置8は制御回路ポンプ10へ
のポンプ接続部9とタンク12へのタンク接続部
11と2つの制御導管接続部13,14とを有し
ている。制御媒体量調整装置8はかじ取りハンド
ル15によつて、かじ取りハンドル15の回転角
度に相応した制御媒体量をポンプ接続部9から制
御導管接続部13若しくは14に流すように作動
される。図示された中立位置に於てはポンプ接続
部9とタンク接続部11は短絡通路16を介して
互いに接続されている。この中立位置に於ては制
御導管接続部13と14も通路17を介して、短
絡通路16、延いてはタンク接続部11と接続さ
れている。制御回路7は左回転用の制御導管18
と右回転用の制御導管19とを有している。これ
らの制御導管18と19は左側の制御弁20若し
くは右側の制御弁21に通じている。左側の制御
弁20はピストン201を有している。第1の接
続部202はピストン201のリング溝203と
接続され、第2の接続部204はケーシングのリ
ング溝205と接続されている。ピストン201
は3角形状の溝206を備えている。これらの3
角形状の溝206はリング溝203とリング溝2
03との接続を行なう。ピストン201は閉鎖方
向にばね207と第1の圧力室208に於ける圧
力とによつて負荷され、開放方向には第2の圧力
室209に於ける圧力によつて負荷されている。
圧力室208は接続部204に接続され、圧力室
209は接続部202は接続されているので、こ
の制御弁20に於ける開放横断面積と圧力差との
間には所定の関係が与えられている。制御弁21
は制御弁20と似たように構成されている。制御
弁20は構成部分201〜209に対応する構成
部分には符号211〜219が付けられている。
制御弁20の第2の接続部204はサーボモータ
1の接続導管5に接続され、制御弁21の第2の
接続部214は接続導管6に接続されている。
作業回路22は2つの主弁23と24とを有し
ている。これらの主弁23と24は制御弁20と
21に似た構造を有しており、その構成部分は符
号231〜239と241〜249で示されてい
る。主弁23と24の第2の接続部234と24
4はそれぞれサーボモータ1の接続導管5若しく
は6と接続されているのに対し、主弁23と24
の第1の接続部232と242はそれぞれ接続導
管25若しくは26を介して圧力調整装置29の
出口側の接続部27若しくは28に接続されてい
る。この圧力調整装置29は作業回路ポンプ31
への接続部30とタンク12への接続部32と3
3とを有している。
圧力調整装置29は2つのリング溝35と36
を有するスプール34を有している。このスプー
ル34はケーシングに設けられた3つのリング溝
37,38,39と協働する。スプール34の端
面側には圧力室40と41とが配置されている。
圧力室40は絞り42を介して制御導管18と接
続されかつ逆止弁43を介してリング溝36と接
続されている。圧力室41は絞り44を介して制
御導管19と接続されかつ逆止弁45を介してリ
ング溝35と接続されている。従つて制御回路7
の制御媒体量調整装置8により制御導管19に供
給される制御媒体量が増大させられると制御媒体
は絞り44を介して圧力室41内に流入し、スプ
ール34が圧力室40に向かつて移動させられ
る。つまり、スプール34は圧力室40と41と
における圧力を比較する圧力比較装置として働
く。スプール34が圧力室40に向かつて移動さ
せられると、リング溝36とタンク12との間の
接続がリング溝39の絞り作用によつて絞られ、
リング溝36の圧力が高められる。この圧力はス
プール34に設けられた通路を介して逆止弁43
を経て圧力室40に導かれ、圧力室41と圧力室
40とにおける圧力に平衡状態が与えられる。こ
の平衡状態で作業回路22の作業回路ポンプ31
からは制御導管19に供給された制御媒体量に相
応する作業媒体量がリング溝36を介して接続導
管26に供給されるようになる。なお、この場合
には制御媒体量調整装置8を乱暴なハンドル操作
で中立位置から動かした場合には例えば圧力室4
1の前に絞り44が設けられているために所定の
緩衝作用が得られる。
各主弁23,24には戻し部材46若しくは4
7が配属されている。戻し部材46はピストン4
61を有し、このピストン461は一方では第2
の圧力室239に於ける圧力で負荷されており、
他方では第3の圧力室462に於ける圧力で負荷
されている。この第3の圧力室462は絞り46
3を介して制御回路7の反対側の制御導管19と
接続されている。ピストン461は付加部464
で切換え弁465を開くことができる。この切換
え弁465は、両方の接続部232と234の間
を延びかつ第1の圧力室238の前の第1の絞り
467と第1の圧力室238の後ろに接続された
第2の絞り468とを有する導管466内に配置
されている。右側の戻し部材47は左側の戻し部
材46と同様に構成されている。
サーボモータ1の両方の接続導管5と6はプレ
フイル弁48と49及びリリーフ弁50と51を
介してタンク12と接続されている。
図示の制御装置は次のように働く: 制御媒体量調整装置8が図示された中立位置に
あると、制御回路ポンプ10からの制御媒体は短
絡通路16を介して直接的にタンク12に流れ
る。この場合には通路17があるために制御導管
18,19の圧力もタンク圧と等しくなる。従つ
て制御媒体量調整装置8が中立位置にもどされる
と一方では制御導管18,19内の圧力はタンク
圧と等しくなるので例えば圧力室41から制御媒
体は絞り44が設けられているにも拘らず迅速に
タンク12に戻され、他方では圧力の高い方のリ
ング溝36から逆止弁43を介して作業媒体は圧
力室40に圧力調整器29のスプール34が中立
位置に戻るまで流入する。この場合には制御導管
18がタンク12と接続されているにも拘らず圧
力室40内と制御導管18との間に絞り42が設
けられているために迅速に形成される。なお、制
御媒体量調整装置8を乱暴なハンドル操作で中立
位置にもたらしても逆止弁43がばね負荷されて
いるために所定の緩衝作用が得られる。従つて作
業回路ポンプ31からの作業媒体も直接的にタン
ク12に戻される。この場合には制御弁20,2
1と主弁23,34は閉じられている。外部から
の力に基いてサーボモータ1の片側に生じる圧力
ピークは前記弁を開くことはできず、戻し部材4
6,47を作動することもできない。何故ならば
この圧力ピークは制御導管18と19に作用する
ことができないからである。従つてピストン2は
所定位置に留められる。
操作部材としてのかじ取りハンドル15を右へ
回動させると、制御媒体は制御導管18を介して
制御弁20に作用し、これによつて制御弁20が
制御媒体量に相応する開放位置にもたらされる。
制御導管18に於ける圧力に相当する圧力は圧力
調整装置29によつて接続導管25に於ても生ぜ
しめられる。制御弁20の接続部204と主弁2
3の接続部234は互いに接続されているので主
弁23に於ては制御弁20に於ける圧力差と同じ
圧力差が生じる。従つて制御媒体量調整装置8を
通つて流れる制御圧力媒体量に比例した圧力媒体
量が流れるように主弁23が開かれる。同時に制
御導管18の高い圧力が第3の圧力室472にも
生じるので戻し部材47のピストン471も右へ
移動させられる。これによつて切換え弁475が
開かれ、圧力媒体が第1の絞り477と圧力室2
48と第2の絞り478と切換え弁475とを介
して主弁24の接続部244から接続部242に
流れる。これによつて第1の圧力室248に於け
る圧力が降下させられ、ピストン471からピス
トン241に作用せしめられた力によつてピスト
ン241が右へ動かされて開放位置へもたらされ
る。このようにしてサーボモータ1の作業室4が
主弁24と圧力調整装置29とを介してタンク1
2と接続される。
今やピストン2を左へ、すなわちかじ取り方向
に抗して移動させようとする力が外部から生じる
とサーボモータ1の作業室3には圧力衝撃が生じ
る。この圧力衝撃は第1の圧力室208と238
とに作用する。これによつて制御弁20と主弁2
3がいくらか閉じられる。この結果、圧力衝撃は
制御導管18と接続導管25に作用しなくなり、
操作部材としてのかじ取りハンドル15に衝撃が
加わらなくなる。
これに対してピストン2をかじ取り方向に動か
そうとする外力がサーボモータ1に作用させられ
ると、ピストン2がかじ取りハンドル15の運動
に相当する速度よりも高い速度で移動させられる
惧れがある。しかしながらこのような速度の高い
移動は作業室3の圧力の降下をもたらす。この圧
力の降下は制御導管18、ひいては戻し部材47
の第3の圧力室472に於ても圧力の降下をもた
らす。従つて主弁24のピストン241は左へ移
動させられ、絞り作用が強められる。この結果、
圧力媒体がサーボモータ1の作業室4から迅速に
流出することができなくなるのでピストン2の運
動に制御作用が加えられる。戻し部材47のピス
トン471は主弁24のピストン241に較べて
小さな直径を有しているので、制御導管18に於
ける圧力変化は比較的に小さな力の変化しかもた
らさず、この小さな力の変化はばね247に抗し
てピストン241を小さくしか移動させない。こ
れはピストン241のオーバスイングを阻止する
ために必要である。ピストン471の直径が小さ
いにも拘らず主弁24は通常は完全に開かれる。
なぜならば第1の圧力室248の圧力は絞り47
7と478とに基いて圧力媒体がタンク12に戻
される場合には低下させられるからである。
かじ取りハンドル15を左へ回動させると制御
媒体量は制御媒体量調整装置8から制御導管19
に供給される。この場合にも前述の制御と対称的
な制御が行なわれる。
制御媒体量調整装置8が急激に中立位置に調節
されると、圧力調整装置29はこれに即座に追従
して中立位置に戻される。何故ならば制御導管1
8,19は制御媒体量調整装置8が中立位置にも
たらされると通路17を介してタンクと接続さ
れ、制御媒体圧がかけられていた圧力室41又は
40はタンク12に放圧され、反対側の圧力室4
0又は41には圧力が高い方のリング溝36又は
35から作業媒体圧力が逆止弁43もしくは45
を介して作用させられ、圧力調整装置29のスプ
ール34が中立位置に戻されるからである。
制御媒体量調整装置8の通路17は種々異なる
形式で構成することができる。例えば西ドイツ国
特許第1293029号明細書に開示されているような
ケーシング孔内に互いに同心的に配置された2つ
の回転スライダを有する制御媒体量調整装置に於
ては、内側の回転スライダにフライス加工を施す
だけで十分である。これについては第2図と第3
図を用いて説明する。
第2図と第3図とに於ては制御媒体量調整装置
60は、ケーシング61と外側の回転スライダ6
2と内側の回転スライダ63とを有する部分だけ
が示されている。ケーシング61には4つのリン
グ溝64,65,66,67が設けられている。
この場合、リング溝64はポンプ接続部9と接続
され、リング溝65はタンク接続部11と接続さ
れ、リング溝65は一方の制御導管接続部(例え
ば13)と接続され、リング溝67は他方の制御
導管接続部(例えば14)と接続されている。外
側の回転スライダ62は軸方向に相前後して複数
の周方向の開口列、すなわち短絡開口68の開口
列と、接続開口69の開口列と、分配開口70の
開口列と、第1の開口71の周方向の開口列と、
第2の開口72の周方向の開口列と、図示されて
いないカルダン軸に結合されたピンを受容する孔
73と、両方の回転スライダ62,63を中立位
置に強制する図示されていない板ばねを受容する
互いに向き合つた2つの切欠き75が間に設けら
れている接続開口74の開口列とを有している。
これに対して内側の回転スライダ63は前記開口
列と協働する開口列、すなわち軸方向の短絡溝7
6と、軸方向の付加溝78を有する周方向の溝7
7と、付加溝78の間に配置されかつ互いに接続
された軸方向の溝79と、この軸方向の溝79が
延長された第1の制御開口80と、この第1の制
御開口80の間に配置された第2の制御開口8
1,82から成る2つの制御開口列と、連行ピン
が貫通する孔83と、板ばねを貫通させるために
フライス加工によつて形成された切欠き84とが
軸方向に相前後して設けられている。それぞれ周
方向に列を成して配置された第2の制御開口8
1,82の1つは溝85若しくは86を備えてい
る。これらの溝85若しくは86は中立位置に於
て開口71a又は72aと接続されるように互い
に向き合つた方向で孔横断面積を越えて延びてい
る。さらにケーシング61には開口87が設けら
れ、この開口87は軸方向の孔88を介して、図
示されていない測定モータの押し除け室と接続さ
れている。
中立位置に於ては制御媒体はポンプ接続部9か
らリング溝64と短絡開溝68と回転スライダ6
3は短絡溝76及び内室89と切欠き84と切欠
き75と接続開口74並びにリング溝65とを介
してタンク接続部11に達する。この場合には一
方の制御導管接続部13又は14はリング溝66
と開口71aと溝85と所属の第2の制御開口8
1とを介してタンク12と接続され、他方の制御
導管接続部14又は13はリング溝67と開口7
2aと溝86と所属の第2の制御開口82とを介
して回転スライダ63の内室89、ひいてはタン
ク12と接続されている。
内側の回転スライダ63が図面に示した状態か
ら外側の回転スライダ62に対して相対的に右へ
回動させれらると、短絡開口68が短絡溝76か
ら遮断され、開口72aが溝86から遮断され
る。その代りに開口72が第1の制御開口80と
接続されるのに対し、開口71が第2の制御開口
81と接続される。すると制御媒体はポンプ接続
部9からリング溝64と接続開口69と周方向の
溝77と軸方向の溝78と分配開口70の1部と
開口87を通つて測定モータの押し除け室に流れ
る。他方の押し除け室からは制御媒体は他の弁開
口87と他の分配開口70と第1の制御開口80
と開口72とリング溝67とを介して他方の制御
導管接続部13又は14に流れる。そこから流出
する調整された制御媒体に作業回路22は、ひい
てはサーボモータ1を制御する。反対方向に回動
した場合にはリング溝66に配属された制御導管
接続部14又は13に調整された制御媒体が供給
される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すものであつて、
第1図の中立位置にある本考案による液圧式制御
装置を示す図、第2図は第1図の制御媒体量調整
装置の内側の回転スライダの外周面の展開図、第
3図は第1図の制御媒体量調整装置の外側の回転
スライダの内周面の展開図、第4図は第2図と第
3図のA−A線に沿つた断面図である。 1……サーボモータ、2……ピストン、3,4
……作業室、5,6……接続導管、7……制御回
路、8……制御媒体量調整装置、9……ポンプ接
続部、10……制御回路ポンプ、11……タンク
接続部、12……タンク、13,14……制御導
管接続部、15……かじ取りハンドル、16……
短絡通路、17……通路、18,19……制御導
管、20,21……制御弁、22……作業回路、
23,24……主弁、25,26……接続導管、
27,28……接続部、29……圧力調整装置、
30……接続部、31……作業回路ポンプ、3
2,33……接続部、34……スプール、35,
36……リング溝、37,38,39……リング
溝、40,41……圧力室、42……絞り、43
……逆止弁、44……絞り、45……逆止弁、4
6,47……戻し部材、48,49……プレフイ
ル弁、50,51……リリーフ弁、60……制御
媒体量調整装置、61……ケーシング、62……
回転スライダ、63……回転スライダ、64,6
5,66,67……リング溝、68……短絡開
口、69……接続開口、70……分配開口、71
……開口、72……開口、73……孔、74……
接続開口、75……切欠き、76……短絡溝、7
7……溝、78……付加溝、79……溝、80…
…制御開口、81,82……制御開口、83……
孔、84……切欠き、85,86……溝、87…
…開口、88……孔、201,211,231,
241……ピストン、202,212,232,
242……接続部、203,213,233,2
43……リング溝、204,214,234,2
44……接続部、205,215,235,24
5……リング溝、206,216,236,24
6……溝、207,217,237,247……
ばね、208,218,238,248……圧力
室、209,219,239,249……圧力
室、461,471……ピストン、462,47
2……圧力室、463,473……絞り、46
4,474……付加部、465,475……切換
え弁、466,476……導管、467,477
……絞り、468,478……絞り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーボモータの液圧式制御装置であつて、制御
    回路7で制御される作業回路22を有し、作業回
    路22が1つのポンプ接続部30と2つのタンク
    接続部32,33とサーボモータ1の作業室3,
    4の一方と接続された2つの導管接続部27,2
    8とを備えた圧力調整装置29を有し、制御回路
    7が1つのポンプ接続部9と1つのタンク接続部
    11とサーボモータ1の作業室3,4の一方と接
    続された2つの制御導管接続部13,14とを備
    えた制御媒体量調整装置8を有し、作業回路22
    の導管接続部27,28の一方とサーボモータ1
    の作業室3,4の一方との間にそれぞれ1つの主
    弁23,24が接続されかつ制御回路7の制御導
    管接続部13,14の一方とサーボモータ1の作
    業室3,4の一方との間にそれぞれ1つの制御弁
    20,21が接続されており、主弁23,24と
    制御弁20,21とがその上流側と下流側との間
    に生じる圧力差に関連した開口面積でサーボモー
    タ1の作業室3,4の一方と接続されかつ反対側
    の作業室3又は4が各主弁23,24に配属され
    た戻し部材46,47により開かれる主弁23又
    は24を介してタンクと接続されるように構成さ
    れており、圧力調整装置29が作業回路22の導
    管接続部27,28の圧力を制御回路7の制御導
    管接続部13,14の圧力に等しく保つ圧力比較
    装置として構成されており、圧力調整装置29が
    2つの圧力室40,41を有し、一方の圧力室4
    0又は41に一方の制御導管接続部13又は14
    から圧力が作用すると反対側の圧力室41又は4
    0に圧力の高い方の導管接続部27又は28の圧
    力が作用する形式のものにおいて、制御媒体量調
    整装置8が中立位置において制御導管接続部1
    3,14をタンク接続部11と接続する通路17
    を有し、各圧力室40,41が絞り42,44を
    介して制御導管接続部13,14と接続されかつ
    各圧力室40,41が圧力室40,41に向かつ
    て開く逆止弁43,45を介して圧力調整装置2
    9の導管接続部27,28と接続されていること
    を特徴とする、サーボモータの液圧制御装置。
JP1984124769U 1977-06-22 1984-08-17 サ−ボモ−タの液圧式制御装置 Granted JPS6065403U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2728005.3 1977-06-22
DE2728005A DE2728005C2 (de) 1977-06-22 1977-06-22 Hydraulische Steuervorrichtung für einen Servomotor, insbesondere für Fahrzeuglenkungen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6065403U JPS6065403U (ja) 1985-05-09
JPS6317844Y2 true JPS6317844Y2 (ja) 1988-05-20

Family

ID=6012040

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP512578A Pending JPS549370A (en) 1977-06-22 1978-01-20 Liquid pressure type control device of servo motor
JP1984124769U Granted JPS6065403U (ja) 1977-06-22 1984-08-17 サ−ボモ−タの液圧式制御装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP512578A Pending JPS549370A (en) 1977-06-22 1978-01-20 Liquid pressure type control device of servo motor

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JP (2) JPS549370A (ja)
DD (1) DD136521A5 (ja)
DE (1) DE2728005C2 (ja)
DK (1) DK149555C (ja)
FR (1) FR2401054A1 (ja)
GB (1) GB2000092B (ja)
IT (1) IT1107937B (ja)
SE (1) SE426613B (ja)

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Publication number Publication date
FR2401054A1 (fr) 1979-03-23
IT1107937B (it) 1985-12-02
DK149555C (da) 1987-03-30
GB2000092A (en) 1979-01-04
GB2000092B (en) 1982-03-24
DE2728005C2 (de) 1982-09-16
JPS549370A (en) 1979-01-24
DE2728005A1 (de) 1979-01-04
DK243678A (da) 1978-12-23
JPS6065403U (ja) 1985-05-09
SE426613B (sv) 1983-01-31
IT7868462A0 (it) 1978-06-21
DD136521A5 (de) 1979-07-11
SE7805810L (sv) 1978-12-23
DK149555B (da) 1986-07-21
FR2401054B1 (ja) 1983-12-02

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