JPS63178124A - アミン系硬化剤組成物 - Google Patents

アミン系硬化剤組成物

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JPS63178124A
JPS63178124A JP101188A JP101188A JPS63178124A JP S63178124 A JPS63178124 A JP S63178124A JP 101188 A JP101188 A JP 101188A JP 101188 A JP101188 A JP 101188A JP S63178124 A JPS63178124 A JP S63178124A
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JP101188A
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English (en)
Inventor
Ichiro Muramatsu
一郎 村松
Masatoshi Motomura
雅俊 本村
Noboru Ogoshi
小越 昇
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規にして有用なるアミン系硬化剤組成物に関
するもので、エポキシ樹脂と混合して極めて優れた耐薬
品性および耐沸騰水性を有する皮膜を与えるアミン系硬
化剤組成物を提供するものである。
船舶、橋梁あるいは海上構築物などの如き苛酷な条件下
にさらされる箇所への、いわゆる重防食塗料としては、
アミン硬化型エポキシ樹脂塗料が多く用いられてはいる
が、その中でも特に耐薬品性の要求されるタンク内面用
塗料としては、単に、塗装作業性、積荷の汚損防止能お
よび耐薬品性などに優れるアミン硬化型ニーキシ樹脂が
、無機または有機シンクリッチ・、イイン)?プライマ
ーに使用して用いられるにすぎない。
ところで、この糧のアミン系硬化剤としては、耐薬品性
に優れ、しかも低毒性であるアミン・アダクトが用いら
れるが、さらに耐沸騰水性および耐プロダクト性にも優
れ、一段と向上された耐薬品性を付与するものが望まれ
ている。
こうした事情から、性能向上の一手段として、硬化剤自
体の分岐度の増加や、1分子当りの活性水素数の増大を
目的とした多官能アミン系硬化剤の製造法も特開昭58
−210050号公報中に開示されてはいるけれども、
この製造法により得られ九硬化剤を用いれば確かに従来
のものに比して耐薬品性や耐沸騰水性などの向上は認め
られるものの、硬化剤の極性が、主剤たる工Iキシ樹脂
の極性よシも可成り高くて固剤の差が太きいために相溶
性に難点があシ、その結果は塗膜がミクロ的に相分離し
、特に常温乾燥によった場合に性能が発揮され難く、シ
かもハジキが生じ易いといった欠点がある。
さらに、この製造法により得られた硬化剤を用いた塗膜
は比較的軽度の衝撃で以て、ひび割れやクラックが生じ
るなど実用上の問題も多く残されている。
しかるに、本発明者らはこうした実状に鑑みて工2キシ
樹脂主剤との相溶性および耐衝撃性に優れ、しかも耐薬
品性、耐溶剤性、耐脂肪酸性、耐糖密性、耐プロダクト
性、耐沸騰水性および密着性にも優れるアミン系エポキ
シ樹脂硬化剤として特に有用なる多官能アミン系化合物
を得るべく鋭意研究した結果、本発明全完成させるに到
った。
すなわち、本発明は必須の成分として、ポリエイキシ化
合物(a)と、脂肪族、脂環族および/または芳香族ポ
リアミン(b)と、モノ(メタ)アクリル化合物(C)
との反応によりで得られる生成物でありて、上記ポリエ
イキシ化合物(、)として、1分子中に3個以上のエポ
キシ基金有し、かつ、そのうちの少なくとも1個が式 で示される特定のグリシジルアミノ基を有する化合物、
とくにNlN5N’、N’−テトラグリシジル−m−キ
シレンジアミンで代表される一般式で示されるような化
合物、N、N、N’、N’−テトラグリシジルビス(ア
ミノメチル)シクロヘキサンで代表される一般式 で示されるよう々化合物、N、N−ジグリシジル−アミ
ノフェニル−グリシジルエーテルで代表される一般式 で示されるような化合物、N、N−ジグリシジル−アミ
ノビクロへキシル−グリシジルエーテルで代表される一
般式 で示されるような化合物、N、NeN’、N’−テトラ
グリシジル−ジアミノ−ジフェニルメタンで代表される
ような一般式 で示されるような化合物、およびN、NIN’、N’−
テトラグリシジル−ジアミノ−シクロヘキシルメタンで
代表される一般式 で示されるような化合物などを提供するものである。
このような構成になる本発甲組成物は、エポキシ樹脂硬
化触媒たる3級アミン基をもった前記ポリエポキシ化合
物(a) e成分化合物としており、しかも前記各種の
化合物(c)もまた分子構造中に導入されている処から
、前記(、)化合物と前記(b)化合物とのみを反応さ
せて得られるだけの多官能アミン系硬化剤に比して、全
体の極性が低下されており、しかも可撓性もまた向上さ
れているために、これらの効果によって工Iキシ樹脂主
剤に対する相溶性にも優れ、ひいては塗膜硬化性に優れ
、加えて耐薬品性、耐プロダクト性、耐沸騰水性および
密着性の如き、いわゆる防食性能にも優れるアミン系硬
化剤となりうるのである。
ここにおいて、前記ポリエポキシ化合物(、)としては
Φシレンジアミン、アミンフェノールもしくはシアミノ
ジフェニルメタンの如きアミン基含有化合物′またはそ
れらの初導体あるいはそれらの水添化物とエピクロルヒ
ドリンとの反応により得られるような1分子中に3個以
上のエポキシ基を有し、かつ、そのうちの少なくとも1
個が式で示されるグリシジルアミノ基である化合物ない
しは樹脂などを相称するものであるが、就中、N、N、
N’、N’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン
が好ましい。
また、前記ポリアミン(b)としては、通常、アミン系
硬化剤の原料として用いられているものがすべて使用で
きるが、そのうちで本代表的なものを挙げれば、一般式 %式% で示されるエチレンジアミ/、ジエチレントリアミン、
トリエチレンジアミン、テトラエチレンペンタミンもし
くはペンタエチレンへキサミノの如きポリアルキレンポ
リアミン、とくに?ジエチレンポリアミン類をはじめと
して、ポリエーテルポリアミンなる脂肪族ポリアミン類
;一般式1式% で示される、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、
キシレンジアミンまたはジアミノジフェニルメタンなる
芳香族ジアミン類;一般式で示される、インホロンジア
ミン、水添化m−キシレンジアミンまたは水添化ジアミ
ノジフェニルメタンなる脂環族ジアミン頌、あるいはこ
れらの各低分子量ポリアミン類(b)にダイマー酸また
はモノマー酸を反応させたIリアミドアミン類などがあ
る。これらは単独で使用してもよいし、二種以上を併用
してもよい。
次に、前記した化合物(c)としては、一般式で代表的
に示されるアクリロニトリルもしくはメタクリロニトリ
ル、アクリル酸、メタクリル酸、エチルアクリレート、
プロピルアクリレート、n−プチルアクリレート、2−
エチルへキシルアクリレートもしくはベンジルアクリレ
ートの各檀アクリル酸エステル類、メチルメタクリレー
ト、tart−ブチルメタクリレートもしくはラウリル
メタクリレートの如き各株メタクリル酸エステル類、β
−ヒドロキシアクリレートもしくはβ−ヒドロキシメタ
クリレートの如き各種(メタ)アクリル酸ヒドロキシエ
ステル類、またはアクリルアミドもしくはメタクリルア
ミドやそれらの誘導体などがあり、これらは単独で変周
してもよいし、二種以上を併用してもよい。
止揚した如き各種のモノ(メタ)アクリル化合物(C)
と共に、次に掲げられるようなモノエポキシ化合物やモ
ノアミン化合物を用いることは一向に差し支えない。
かかるモノエポキシ化合物としては、通常市販されてい
るものが、いずれも使用できるが、そのうちでも代表的
なものを挙げれば、アルキレンオキサイドもしくはスチ
レンオキサイドなどのオレフィンオキサイド類;アルキ
ルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテルもし
くハフエエルグリシジルエーテルまたはそれらの誘導体
やアルコキシIリアルキレンエーテルもしくはグリシジ
ルエーテルなどの如き各糧グリシジルエーテル類;また
は安息香酸グリシジルエステルもしくはノ臂−サティッ
ク酸グリシジルエステルなどの如き各種グリシジルエス
テル類などかあシ、これらは単独で使用してもよいし、
二種以上を併用してもよい。
他方、前記モノアミン化合物としては、通常市販されて
いるものがすべて使用できるが、そのうちでも代表的な
ものを挙げれば、エチルアミン、プロピルアミン、ブチ
ルアミン、シクロヘキシルアミン、ベンジルアミン、エ
タノールアミンもしくはメトキシプロピルアミンなどの
脂肪族アミン;ビイリジン、ビイコリン、モルホリンも
しくはエチレンイミンなどの脂環族アミン;またはアニ
リンなどの如き芳香族アミン;あるいはそれらの誘導体
などがあり、これらは単独で使用してもよいし、二種以
上を併用してもよい。
そして、前掲された如き化合物(、)は前記ポリエポキ
シ化合物(幻の1モル当量に対して0.2〜6モル当量
の範囲で、とくに0.5〜4.0モル当量の範囲で反応
せしめるのが好ましい。
本発明組成物は前記した諸原料(1) 、 (b)およ
び(、)を用いて、これらを反応せしめて得られるもの
でf′iあるが、そのうち前記(、)化合物や止揚され
たモノエポキシ化合物を用いる場合には、合成上、最初
に化合物(、)と化合物(b)との付加反応を行なりて
から、化合物(c)やモノエポキシ化合物を反応させる
という方法を採るのが好ましく、かかる方法は特に推奨
される。その理由は(a) 、 (b) 、 (e) 
を同時に反応させる場合とか、(b)と(、)との反応
を最初に行なう場合には、これらの(a) 、 (b)
および(C)なる三成分化合物が同一分子内に組み込ま
れないものも生成してしまい、かかる不都合な反応生成
物ないしは反応混合物を用いたシすれば、本発明の目的
に添い得々くなり、とくに防食性の低下を招来すること
にな夛かねないからである。
当該(a) 、 (b)および(c)の反応生成物たる
多官能アミン系化合物を調製するには、通常行なわれて
いる方法がそのまま採用できるが、80〜120℃で1
〜5時間なる条件を選ぶのが一般的である。
かくして得られる反応生成物たる多官能アミン系化合物
は、とくに常温硬化性のエポキシ樹脂用硬化剤として適
用されるが、当該生成物はそのまま用いてもよく、通常
はエポキシ樹脂用の溶媒として分類されている各種の溶
媒ないしは希釈剤で希釈せしめて用いてもよい。
このように、本発明組成物は前記した(a) 、 (b
)および(e)なる三成分化合物の反応生成物を必須の
成分として含むものであるが、用途に応じて、本発明組
成物にはさらに触媒、充填材、顔料あるいはその他の各
種添加剤をも添加成分として含有せしめることかできる
而して、本発明組成物は主に塗料用樹脂への硬化剤とし
て用いられるが、接着剤、成形材料、積層材料またはラ
イニング材料などへの硬化剤としても用いることができ
る。
とくに本発明組成物を塗料用樹脂に対する硬化剤として
用いた場合には、プルーミングやブラッシングのない光
沢および密着性などにすぐれた塗膜を与えることができ
、とシわけプロダクト・キャリア船のランク内面塗料の
ような重防食塗料分野において耐薬品性、耐プロダクト
性、耐沸騰水および密着性などに優れ丸物性を示すもの
である。
そのさい、用途に応じて、他のエポキシ樹脂用硬化剤と
併用することもできるし、またその都度、必要に応じて
触媒、充填材または顔料などをも添加することができる
のは勿論である。
次に、本発明を実施例および比較例によシ具体的に説明
するが、以下において部およびチは特に断りのない限シ
は、すべて重量基準で、あるものとする。
実施例1 1jの四ツロフラスコに412部のジエチレントリアミ
ンおよび100部のトリオールを仕込んで80℃に昇温
させ、さらにエポキシ当量が102なるN、N、N’、
N’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミンの20
4部を約30分間を要して分割仕込みをし、120℃で
1時間反応させたのち、180℃に昇温させて減圧下に
トルエンと過剰のジエチレントリアミンとを除去したの
ち、60℃まで降温してから、フェニルグリシジルエー
テルの代わ9に、26″:5部のアクリロニトリルを加
えるように変更した以外は、実施例1と同様に反応させ
てから、124部のトルエンと62部のn−ブタノール
とを加えてNYが70%なる透明な反応混合物溶液を得
た。
かくして得られた反応混合物は次の構造式をもった化合
物を主体とする混合物であった。
・・・〔刈−■〕 および H ・・・〔刈−■〕 実施例2 N、N、N’、 N’−テトラグリシジル−m−キシレ
ンジアミンの代わりに、NtN、N’、N/−テトラグ
リシジル−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンの20
7部を用いるように変更した以外は、実施例1と同様に
してWが70%なる透明な反応混合物溶液を得た。
ただし、加えるべきトルエンおよびn−ブタノールの使
用量はそれぞれ125部および63部とした。
ここに得られた混合物は次の構造式にて示される化合物
を主体としたものであった。
・・・〔■−■〕 実施例3 NININ’、 N’−テトラグリシジル−m−キシレ
ンジアミンの代わシに、N、N−ジグリシジル−m−ア
ミノフェニルグリシジルエーテルの138部t”用い、
かつ、アクリロニトリルの代わりに、メチルメタクリレ
ートの50部を用いるように変更した以外は、実施例1
と同様にしてNYが70係なる透明な反応混合物溶液を
得た。
ただし、加えるべきトルエンおよびn−ブタノールの使
用量はそれぞれ113部および65部となした。
ここに得られた反応混合物は次の構造式にて示される化
合物を主体としたものであった。
H ・・−(MY−I) および 0H−[XIV−21 実施例4 N、N、N’、N’−テトラグリシジル−m−キシレン
ジアミンの代わシに、エポキシatが94なるN、N−
ジグリシジル−4−アミノシクロヘキシルグリシジルエ
ーテルの281部を用いるように変更し、かつ、アクリ
ロニトリルの量を53部に変更した以外は、実施例1と
同様にして茸が70チなる透明な反応混合物溶液を得た
ただし、加えるべきトルエンおよびn−ブタノールの量
はそれぞれ154部および77部となした。
ここに得られた反応混合物は次の構造式で示される化合
物を主体とした混合物であった。
・・・(:XV−1) および 、(XV−211 実施例5 NtNIN’IN’−テトラグリシジル−m−キシレン
ジアミンの代わりに、エポキシ当量が106なるNIP
’LN’、 N’−テトラグリシジル−ジアミノジフェ
ニルメタンの212部を用い、ジエチレントリアミンの
代わりに、インホロンジアンの425部を用い、かつ、
アクリロニトリルの代わりにn−ブチルメタクリレート
の71部を用いるように変更した以外は、実施例1と同
様にして茸が70チなる透明な反応混合物溶液を得た。
ただし、加えるべき溶剤としては202部のトルエンと
101部のn−ブタノールとを用いた。
かくして得られる混合物は次の構造式にて示される化合
物を主体としたものであった。
実施例6 N#N、N’、 N’−テトラグクシジルーm−キシレ
ンジアミンの代わシに、工Iキシ轟号が109なるN、
N、N’ 、N’−テトラグリシジル−ジアミノジシク
ロヘキシルメタンの58部を用い、ジエチレントリアミ
ンの代わシに、ジアミノジフェニルメタンの386部を
用い、かつ、アクリロニトリルの代わシに、メチルメタ
クリレートの20部金柑いるように変更した以外は、実
施例1と同様にしてNVが70%なる透明な反応混合物
溶液を得た。
ただし、加えるべきトルエンおよびn−ブタノールの量
はそれぞれ140部および70部に変更した。
ここに得られた混合物は次の構造式にて示される化合物
全主体とするものでありた。
実施例7 7りIJl:lニトリルの代わシに、β−ヒドロキシエ
チルメタクリレートの65部を用いるように変更した以
外は、実施例2と同様の操作を繰り返してWが70%な
る透明な反応混合物溶液を得た。
ただし、加えるべき溶剤としては、138部のトルエン
と69部のn−ブタノールとを使用した。
ここに得られた反応混合物は次の構造式にて示される化
合物を主体としたものであった。
H 区 H ・・・〔罵−1〕 実施例8 アクリロニトリルの代わりに、シクロヘキシルメタクリ
レートの84部を用いるように変更した以外は、実施例
4と同様にして茸が70係なる透明な反応混合物溶液を
得た。
ただし、加えるべきトルエンおよびn−ブタノールの使
用量はそれぞれ108部および54部となした。
ここに得られた混合物は次の構造式にて示される化合物
を主体としたものであり九。
H ・−(m−1) および H ■ 実施例9 n−ブチルメタクリレートの代わりに、ベンジルメタク
リレートの88.5部を用いるように変更した以外は、
実施例5と同様にしてWが70チなる透明な反応混合物
溶液を得た。
ただし、加えるべきトルエンおよびn−ブタノールの使
用量はそれぞれ183部および92部となした。
ここに得られた混合物は次の構造式で示される化合物を
主体としたものであった。
実施例10 メチルメタクリレートの代わシに1アクリルアξドの3
5.5部上用いるように変更した以外は、実施例6と同
様にして罫が701なる透明な反応混合物溶液を得た。
ただし、加えるべき溶剤としては、186部のトルエン
と93部のn−ブタノールとを使用した。
ことに得られた反応混合物は次の構造式にて示される化
合物を主体とした混合物でありた。
比較例1 [エビクロン1050JC大日本インキ化学工業■製の
エポキシ樹脂;エポキシ当量=475 ]の380部と
ジエチレントリアミンの120部とキシレンの160部
とを120℃で1時間反応させたのち、180℃に1温
させて減圧下にキシレンと過剰のジエチレントリアミン
とを除去した。
次いで、これに250部のキシレンと250部のn−ブ
タノールとを加えて式が50.2%なるアミノ・アダク
トの透明溶液を得た。
比較例2 トルエンと過剰のジエチレントリアミンとを除去したの
ちに加える溶媒の量を、それぞれトルエンが118部で
n−ブタノールが58部に変更させた以外は、実施例1
と同様にしてVが70チなる透明溶液を得たが、このも
のは次の構造式にて示される化合物を主体とする混合物
でありた。
・・・(U−11 以上に得られた各反応混合物を各別に「エピクロン10
50−75XJ [:大日本インキ化学工業■エポキシ
樹脂〕に、エポキシ基と活性水素とが当量となるように
配合し、さらにキシレンとn−ブタノールとの1:1(
−141比)なる混合溶剤で配合樹脂固形分が60%と
なるように希釈し攪拌した。
次いで、かくして得られた各クリヤー塗料を、サンドブ
ラスト処理鋼板に各別にエアレス・スプレーにて乾燥塗
膜の膜厚が125μmとなるように塗装せしめた。
これら各塗膜について塗膜物性および薬品浸漬試験を行
なった。それらの結果は第1表にまとめて示すが、本発
明の組成物は、従来型のアミン・アダクト硬化剤(比較
例1)に比して耐沸騰水性、耐薬品性および耐溶剤性な
どに優れた防食性能を発現するものであることが知れる
。また、従来型の多官能硬化剤(比較例2)に比して防
食性能も優れている上に、耐衝撃性にも顕著な向上効果
が認められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1分子中に3個以上のエポキシ基を有し、かつ、そのう
    ちの少なくとも1個が式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で示されるグリシジルアミノ基である、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔但し、式中のR_1、R_2、R_3、およびR_4
    はそれぞれ水素原子もしくはハロゲン原子またはアルキ
    ル基もしくはアルケニル基を表わすものとする。〕 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 〔但し、式中のR_1、R_2、R_3およびR_4は
    それぞれ水素原子もしくはハロゲン原子またはアルキル
    基もしくはアルケニル基を表わすものとする。〕 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 〔但し、式中のR_1、R_2、R_3およびR_4は
    それぞれ水素原子もしくはハロゲン原子またはアルキル
    基もしくはアルケニル基を表わすものとする。〕 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔V〕 〔但し、式中のR_1、R_2、R_3およびR_4は
    それぞれ水素原子もしくはハロゲン原子またはアルキル
    基もしくはアルケニル基を表わすものとする。〕 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VI〕 〔但し、式中のR_1、R_2、R_3、R_4、R_
    5、R_6、R_7およびR_8はそれぞれ水素原子も
    しくはハロゲン原子またはアルキル基もしくはアルケニ
    ル基を表わすものとする。〕 または一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VII〕 〔但し、式中のR_1、R_2、R_3、R_4、R_
    5、R_6、R_7およびR_8はそれぞれ水素原子も
    しくはハロゲン原子またはアルキル基もしくはアルケニ
    ル基を表わすものとする。〕 で示されるポリエポキシ化合物(a)と、 一般式 H_2N−(A)−_aNH_2〔VIII〕 〔但し、式中のAは−C_bH_2_bNH−(但し、
    bは1以上の整数であるものとする。)、または −CHR−CH_2−O−CHR−CH_2−NH−(
    但し、Rはメチル基を表わすものとする。)を表わすも
    のとし、aは1以上の整数であるものとする。〕で示さ
    れるポリアルキレンポリアミンまたはポリエーテルポリ
    アミンなる脂肪族ポリアミン類;一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IX〕 〔但し、式中のc、d、e、f、gおよびhは共に0ま
    たは1であるが、cおよびdとeおよびfとgとhとが
    同時に同じ数字をとることはなく、hが1であるときは
    dとeおよびfとgとが共に0をとってcのみが1をと
    るものとし、他方、hが0であるときは、cおよびdと
    eおよびfとが共に1をとってgのみが0をとるか、c
    とeとgとが1をとってdとfとだけは共に0をとるか
    、あるいはcとeとが共に1をとってdとfとだけは共
    に0をとるか、のいずれかであるものとする。〕で示さ
    れる、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシレ
    ンジアミンまたはジアミノジフェニルメタンなる芳香族
    ジアミン類;および/または一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔X〕 〔但し、式中のi、j、k、l、p、qおよびrはそれ
    ぞれ0または1であるが、iとjおよびkとlとpおよ
    びqとrとは同時に同じ数字をとることはなく、rが1
    であるときはiとjおよびkとlとpおよびqが共に0
    をとるものとし、他方、rが0であるときは、jおよび
    kとlとが共に0をとってiとpおよびqとが共に1を
    とるか、あるいはjおよびkとlとpおよびqとが共に
    1をとってiのみが0をとるか、のいずれかであるもの
    とする。〕 で示される、イソホロンジアミン、水添化m−キシレン
    ジアミンまたは水添化ジアミノジフェニルメタンなる脂
    環族ジアミン類(b)と、一般式▲数式、化学式、表等
    があります▼〔X I 〕 〔但し、式中のTは水素原子またはメチル基を表わすも
    のとし、EはC_bH−_2_b_+_1COO−(但
    し、bは前出の通りである。)、 HO−C_bH−_2_b_+_1COO−(但し、b
    は前出の通りである。)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、sは前出の
    通 りである。)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、sは前出の
    通 りである。)、 −CONH_2または−CNを表わすものとする。〕で
    示されるモノ(メタ)アクリル化合物(c)とを反応さ
    せて得られる、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔XII− I
    〕 もしくは ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔XII−II〕 〔但し、各式中のR_1、R_2、R_3およびR_4
    は前出の通りであり、Uは〔VIII〕、〔IX〕および〔X
    〕式で示される各アミン類(b)の残基を、Vは〔X
    I 〕式で示される各化合物(e)の残基を表わすものと
    する。〕 で代表的に示される各生成物の混合物;一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・〔XIII− I 〕 もしくは ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔XIII−II
    〕 〔但し、各式中のR_1、R_2、R_3、R_4、U
    およびVは前出の通りであるものとする。〕 で代表的に示される各生成物の混合物;一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・〔XIV− I 〕 もしくは ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔XIV−II〕 〔但し、各式中のR_1、R_2、R_3、R_4、U
    およびVは前出の通りであるものとする。〕 で代表的に示される各生成物の混合物;一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・〔XV− I 〕 もしくは ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔XV−II〕 〔但し、各式中のR_1、R_2、R_3、R_4、U
    およびVは前出の通りであるものとする。〕 で代表的に示される各生成物の混合物;一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・〔XVI〕 〔但し、各式中のR_1、R_2、R_3、R_4、R
    _5、R_6、R_7、R_8、UおよびVは前出の通
    りであるものとする。〕 で代表的に示される生成物の混合物;あるいは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔XVII〕 〔但し、各式中のR_1、R_2、R_3、R_4、R
    _5、R_6、R_7、R_8、UおよびVは前出の通
    りでるものとする。〕 で代表的に示される各生成物の混合物を必須の成分とし
    て含んで成る、アミン系硬化剤組成物。
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