JPS63177595A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPS63177595A
JPS63177595A JP62009723A JP972387A JPS63177595A JP S63177595 A JPS63177595 A JP S63177595A JP 62009723 A JP62009723 A JP 62009723A JP 972387 A JP972387 A JP 972387A JP S63177595 A JPS63177595 A JP S63177595A
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JP
Japan
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tape
parts
sprocket
chip
reel
Prior art date
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Pending
Application number
JP62009723A
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English (en)
Inventor
日根野 一弘
小池 敏夫
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1例えば抵抗器、コンデンサあるいはトランジ
スタ等のチップ化した電子部品(以下。
これをチップ部品という)をプリント基板に位置決め装
着する電子部品の自動組立装置などに用いられる部品供
給装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の電子部品の自動装着装置における部品供
給装置においては、例えば本出願人が先に出願した実開
昭57−48673号公報に開示したように、カバーテ
ープを介してチップ部品がテープ長手方向にほぼ等間隔
にサンドウィッチ状に封入されたテープをテープリール
に巻回収納し、このテープリールからテープを間欠的に
繰り出し送出して、チップ部品を部品取出し位置に供給
して吸着装置により取出すようにした構成を有するもの
が提案され、実用に供されている。
しかしながら、このような従来の部品供給装置、特にチ
ップ部品を取出すにあたっては、チップ部品の取出し姿
勢が・水平または垂直状態であり、しかも、テープ送り
機構のビンあるいはクリック等による実効ある位置決め
基準から一定距離だけ離れた位置でチップ部品を取出す
方式でもって行なわれているのが現状である。
[発明が解決しようとする問題点] このため、上記した従来装置では、テープ送りの基準か
ら距離が離れるに従って、テープの製作上の精度誤差を
累積ピッチ誤差として影響されるばかりでなく、部品取
出し位置で、チップ部品の位置がバラ付いているのを取
出すことになることから、チップ部品が立ったり、ある
いはチップ部品を取出すこと自体が不可能になることが
ある。
また、テープにチップ部品を封入する場合、通常、ベー
ステープに形成した角孔にチップ部品を挿入し、このベ
ーステープの表裏面をカバーテープで被着してなるもの
であるが、取出し時に、表面のカバーテープを剥がして
開口される角孔の凹部、特に紙をベーステープ素材とし
て凹部にはケバなどがあり、しかも、チップ部品にもパ
リがあることから、必ずしもチップ部品が角孔の凹部に
整然と収納されておらず、これによって、取出し時に引
掛かりが生じてチップ部品の姿勢が変わったり、吸着不
良によって落したりし易いといった問題があった。
本発明は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、部品取出し位置でのチップ部品のバ
ラ付きを防止し、部品取出しが円滑に行なうことができ
るようにした部品供給装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記した問題点を解決するために1本発明は、チップ状
の部品がほぼ等間隔で封入されたテープを、このテープ
に形成した送り孔が巻き付き噛合するスプロケットの回
転駆動による部品送出手段を介して部品取出し手段に間
欠的に繰り出し送出させてなるとともに、この部品取出
し手段の部品取出し位置を前記スプロケットの回転軸中
心の真上に対応させた部品供給装置であって、前記部品
取出し位置を頂点として、その前後部のテープのスプロ
ケットへの巻き付き噛合位置を低く位置させてなる構成
としたものである。
[作 用] すなわち、本発明は、上記の構成とすることによって、
部品取出し位置をスプロケットの回転軸中心の真上に対
応させ、かつ、この部品取出し位置を頂点として、その
前後部のテープのスプロケットへの巻き付き噛合位置を
低く位置させるようにしたことから5部品取出し位置で
のカバーテープの剥離後のテープは、スプロケットの外
周円に沿って円弧状に曲成されるため、チップ部品が収
納された角孔の開口凹部を外側に拡開させることができ
、これによって、チップ部品を吸着装置の真空チャック
の下降動作により吸着保持して垂直方向に上昇させて取
出す際、チップ部品が角孔の開口凹部の隔壁に引掛かる
ことなく容易にかつ円滑に取出すことができ、吸着時に
おけるチップ部品の姿勢の変化あるいは落下による吸着
ミスの発生を確実に防止することが可能になる。
[実 施 例] 以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら詳細に説
明する。
第1図から第3図は、本発明に係る部品供給装置を備え
た電子部品の自動装着装置の全体構成を概略的に示すも
ので、図中(1)は図示しない種々の制御系が内蔵され
た基台である。この基台(1)上には、18分割された
部品取出し手段としてのターンテーブル(2)と、後述
するテープ送出ユニット(30)が複数台設置される直
線方向に移動可能な部品供給台(3)と、後述するチッ
プ部品(W)が組付は装着される図示しないプリント基
板を供給搬送する第1のコンベア(4)と、この第1の
コンベア(4)から供給搬送されたプリント基板を載置
してX軸方向及びY軸方向に位置決め移動制御するX−
Yテーブル(5)と、このX−Yテーブル(5)上のチ
ップ部品組付は装着後のプリント基板を排出搬送する第
2のコンベア(6)と、この第2のコンベア(6)に前
記X−Yテーブル(5)上のプリント基板を載せ換える
搬送装置(7)と、前記チップ部品(W)をターンテー
ブル(2)上に位置決めする部品位置決め装置(8)と
、図示しないサーボモータにより回転駆動するインデッ
クスユニット(9)と、前記部品供給台(3)上のテー
プ送出ユニット(30)にチップ部品(W)をほぼ等間
隔で封入した後述するテープ(100)を送り込むテー
プ収納部としてのテープリール(10)と、このテープ
リール(10)を前記移動可能な部品供給台(3)上に
保持するリール保持体となるリール取付は板(11)と
がそれぞれ設置してなる構成を有するとともに、前記タ
ーンテーブル(2)は、インデックスユニット(9)に
取付けられて、このインデックスユニット(9)の駆動
により間欠的に回転制御されるようになっている。
そして、上記した部品供給台(3)は、第4図に示すよ
うに、基台(1)上に設置された支持台(12)にリニ
アガイド(13)及びリニアガイド軸受(14)を介し
て直線方向に移動可能に設けられ、この部品供給台(3
)上には、支持ピン(15)(16)が突設され、これ
らの支持ピン(15)  (16)に凹凸嵌合させて前
記テープ送出ユニット(30)が位置決め状態で部品供
給台(3)上に設置されている。
さらに、図中(17)は前記部品供給台(3)から延出
させた支持アームで、この支持アーム(17)上には、
前記したテープリール(10)が装着保持されるリール
取付は板(11)の下端面部(11a)が非固定状態で
支持されているとともに、このリール取付は板(11)
の下端部側に突出させた係止片(18)を、前記支持ア
ーム(17)の先端部に設けた切欠き部(19)に係合
させることにより、前記部品供給台(3)の移動時のリ
ール取付は板(11)つまり、テープリール(1o)の
横ブレを防止し得るようになっている。一方、前記リー
ル取付は板(11)の上端部(llb)は、テープ送出
ユニット(30)に    −固定ピン(20)を介し
て取付けられていて、この固定ピン(20)を支点とし
て上下方向に揺動可能に支持されているとともに、長孔
(21)及びガイドピン(22)を介してその上下方向
の揺動範囲が規制されている。なお、図中(23)は前
記部品供給台(3)を図示しないサーボモータの駆動に
より移動させるボールネジである。
すなわち、上記テープリール(10)を装着保持するリ
ール取付は板(11)は、前記部品供給台(3)に設け
た支持ピン(15)  (16)及び支持アーム(17
)の3個所で、テープリール(10)の重量を分担して
受けることができるようにテープ送出ユニット(30)
に対して揺動可能に取付けられているもので、その理由
は、テープリール(10)の直径が、日本電子機械工業
会規格(EIAJ)により最大382mmに規定されて
いることから、このような大型のテープリールにチップ
部品が満杯に収納されていると、1kg以上の重さにな
る場合があり、このため、テープ送出ユニット(30)
にリール取付は板(11)を片持ち状態で固定するだけ
では相当な取付は強度を必要として困難であるからであ
る。
また、上記リール取付は板(11)は、薄板部材(11
1)からなり、第5図に示すように、前記テープリール
(1o)が保持される薄板部材(111)の両側壁を内
側に反るように湾曲させてバネ性を持たせてなるととも
に、第6図に示すように、テープリール(1o)の装着
状態において、その両側壁を押し開いてテープリール(
10)を挿入することにより、第7図に示すように、テ
ープリール(1o)の両側面を薄板部材(111)の両
側壁で弾性的に挟持し、かつ、その弾性的な挟持作用に
より、テープリール(10)を確実に保持することがで
きるようにする一方、テープリール(10)の着脱作業
が容易になるようにし、さらに、テープを引出す際の勢
いでもってテープリール(10)が回り過ぎないように
ブレーキの役目を果たすことができるようになっている
もので、前記薄板部材(111)の両側壁の内面には、
テープリール(1o)の中心孔に挿入されて回転軸中心
となるようにテープリール(1o)を支持する突起部(
112)が相対向させて一体に突設されている。
一方、上記部品供給台(3)上に設置されたテープ送出
ユニット(30)は、前記テープリール(10)に巻回
収納されたテープ(100)を部品取出し手段であるタ
ーンテーブル(2)の吸着装置に向は所定ピッチづつ繰
り出し送出されるようになっているもので、このような
テープ送出ユニット(30)は、第8図に示すように、
図示しない駆動系により回転駆動する第1のスプロケッ
ト(31)と、この第1のスプロケット(31)に対し
て離間させて連設した第2のスプロケット(32)と、
これら第1及び第2のスプロケット(31)(32)に
それぞれ設けてなる第1及び第2のタイミングプーリ(
33)(34)と、これら第1及び第2のタイミングプ
ーリ(33)(34)間に掛は渡されて同期回転自在に
したタイミングベルト(35)とを備え、前記第1及び
第2のスプロケット(31)  (32)は、部品供給
台(3)のテープリール(10)に巻回収納されたテー
プ(100)の送り孔(100a)が噛み合うピン(3
1a)  (32a)を有するとともに、前記下流側に
配置された第1のスプロケット(31)は、第2のスプ
ロケット(32)よりも上方に位置させである。
そして、上記第1のスプロケット(31)と第2のスプ
ロケット(32)との間には、シュート(36)が設置
され、このシュート(36)の上位置にスプリング(3
7)で下方に押圧付勢された押え板(38)を設け、こ
れらシュート(36)と押え板(38)との間にテープ
(100)が送り込まれ、前記タイミングベルト(35
)による第1及び第2のタイミングプーリ(33)(3
4)の同期回転により、前記テープ(100)を第2の
スプロケット(32)側から第1のスプロケット(31
)側へと斜め上方に向はリニアに送出させ、かつ、第1
のスプロケット(31)を通過した直後のテープ(10
0)をテープガイド(39)を介して斜め下方に排出さ
せるようになっているとともに、送出されたテープ(1
00)の頂点となる前記第1のスプロケット(31)の
回転中心の真上を部品取出し位置(A)とし、その隣接
するテープ(100)の後述する角孔(102)(10
2)の位置が低くなるようにして、後述する取出し具で
ある吸着装置の真空チャック(80)によりチップ部品
(W)を吸着保持し取出し得るようになっている。
ところで、上記テープリール(10)に巻回収納されて
いるテープ(100)は、第9図及び第10図に詳図す
るように、ベーステープ(1o l)の長手方向に所定
のピッチ間隔で列設した角孔(l O2)内にチップ部
品(W)を収納し、かつ、前記ベーステープ(101)
の表裏両面をカバーテープ(103)(104)で被着
することにより、チップ部品(W)をテープ長手方向に
等間隔を存して封入してなる構成を有し、このようなテ
ープ(100)内からチップ部品(W)を取出す際には
、後述するカバーテープ剥離装置(60)により、表面
のカバーテープ(103)をテープ送出動作に伴って剥
離し、前記角孔(102)を凹状に開口させてチップ部
品(W)を外部に露出させるようになっているもので、
第11図及び第12図に示すように、吸着装置の真空チ
ャック(80)による部品取出し位It (A)が、前
記第1のスプロケット(31)の回転中心真上の頂点に
設定されていることから、この部品取出し位置(A)で
のカバーテープ(103)の剥離後のテープ(100)
は、第1のスプロケット(31)の外周円に沿って円弧
状に曲成され、これによって、角孔(102)の開口凹
部が拡開されるため。
チップ部品(W)を前記吸着装置の真空チャック(80
)の下降動作により吸着保持して垂直方向に上昇させて
取出す際、チップ部品(W)が前記ベーステープ(10
1)の角孔(102)間に形成される隔壁(101a)
に引掛かることなく容易にかつ円滑に取出すことが可能
になり、吸着時におけるチップ部品(W)の姿勢の変化
あるいは落下による吸着ミスの発生を確実に防止するこ
とができるようになっている。
また1図中(100a)  ・・・は前記テープ(10
0)の長手方向に所定のピッチ間隔で穿孔したテープ送
り孔である。
さらに、上記第1のスプロケット(31)には、第13
図に示すように、第1のタイミングプーリ(33)と共
にギア(41)が一体的に設けられ、このギア(41)
は、固定フレーム(42)に固定された固定軸(43)
に回転自在に軸支されている一方、この固定軸(43)
には、前記ギア(41)に噛み合う揺動可能なギア送り
爪(49)を設けた揺動アーム(45)が揺動自在に軸
支されているとともに、この揺動アーム(45)を、第
8図に示すように、前記固定フレーム(42)との間に
架設したスプリング(47)の付勢力に抗して、外部駆
動による第1のプッシャー(48)の押し込み動作で、
揺動させることにより、前記ギア(41)をラチェット
式に回動させ、これによって、前記第1のスプロケット
(31)を1ピッチ回転させてテープ(100)を1ピ
ッチ分送り出すようになっている。すなわち、前記ギア
送り爪(49)に突出したビン(49a)と固定フレー
ム(42)に突出したピン(42a)との間には、スプ
リング(50)が張架されており、このスプリング(5
0)が、前記ギア送り爪(49)を付勢してギア(41
)に押し付けるとともに。
前記揺動アーム(45)を戻すような役目を果たしてい
る。また、図中(44)は前記固定フレーム(42)に
回動自在に軸支したロック爪で、前記ギア(41)にス
プリング(47)の付勢力により弾性的に噛合させて、
前記揺動アーム(45)が戻る際の前記第1のスプロケ
ット(31)の逆回転を防止するようになっているもの
である。
ところが、このとき、テープ送りの高速化を図るために
、上記した第1のプッシャー(48)の外部駆動による
揺動アーム(45)の揺動を急激に行なうと、例えばテ
ープリール(1o)の径が大型化して慣性が大きい場合
にあっては、テープ(100)の送り孔(100a)が
裂けたりすることがある。
そこで1本発明では、第14図に示すように、テープリ
ール(10)とシュート(36)の後端部(36b)と
の間の中間のテープ(l OO)の上位置に、テープ押
下げ手段となる第2のプッシャー(51)を設置し、こ
の第2のプッシャー(51)を外部駆動により、第15
図に示すように、テープ(100)が送られていない間
に、下降させることにより、前記テープ(100)を押
下げて、テープ送り動作が開始する前に、予め少なくと
も次回にテープが送り出される分に相当する分身上に余
裕を持たせてテープリール(1o)からテープ(100
)を引出し、テープ送り動作が開始する直前に、前記第
2のブツシャ−(51)を外部駆動により上昇させて、
テープ押下げを開放することによりテープ(100)を
弛ませるようになっているもので、これによって、テー
プ送り動作の高速化及びテープリールの大型化に対する
追従性を高め、しかも、微妙なテープリールのブレーキ
コントロール等を行なう必要なく、常に安定したテープ
送りが行なわれるようにしてなるものである。
しかして、上記した部品供給台(3)から送出されたテ
ープ(100)のカバーテープ(103)を剥離するカ
バーテープ剥離装置(60)は、第8図に示すように、
前記部品取出し位置(A)側に近接させたシュート(3
6)の先端部(36a)から剥ぎ取られたカバーテープ
(103)を上方にカールすることを規制するための固
定ガイド(61)との間でテープ送出方向と反対方向に
導き、剥取りリール(62)に巻取るようになっている
もので、この剥取りリール(62)は、外部に設置され
た駆動モータ(63)の回転駆動によりベルト(64)
を介して圧縮スプリング(66)により付勢されて回転
する摩擦ドラム(65)に圧接されてテープ送り機構の
駆動力と独立した外部駆動力で剥ぎ取り回転力を得るよ
うになっており、これによって、カバーテープ(103
)の剥離速度を任意に調整できるようにして高速化に伴
う追従性を高めることができるようになっているととも
に、カバーテープ(103)が緊張状態にあるときはス
リップし、空転するようになっている。また、前記摩擦
ドラム(65)は、部品供給台(3)の移動時には、前
記剥取りリール(62)との圧接状態を開放するために
上方に逃げるようになっている。
さらにまた、上記カバーテープ(103)の剥取りリー
ル(62)に至る途上には、補助剥離機構(70)を構
成する一対の揺動レバー(71)(72)が設置されて
いて、これら一対の揺動レバー(71)(72)には、
前記力バーテープ(to3)の表裏面を挟み込むように
掛は渡し保持されるピン(73)(74)が設けられて
いる一方、スプリング(75)  (76)及びストッ
パ(77)  (78)によりそれぞれ一方向の回動が
許容され、かつ、前記カバーテープ(103)の剥取り
方向の上流側に位置する揺動レバー(71)を、外部駆
動で下降する第3のプッシャー(79)の押下げ動作に
より前記スプリング(75)の付勢力に抗して時計方向
に回動させ、これによって、テープ(100)の表面に
被着されたカバーテープ(103)を強制的に剥離する
ようになっているものである。
すなわち、上記カバーテープ剥離装置(60)及び補助
剥離機構(70)は、第16図に示すテープ(100)
の送り開始前の状態から第17図に示すように、テープ
(100)が1ピツチ送られると、カバーテープ(10
3)も剥離されないまま部品取出し位置(A)まで送ら
れる。この状態で、第18図に示すように、吸着装置の
真空チャック(80)が下降し、その先端部(80a)
をテープ(100)上のカバーテープ(103)に押し
付けて、僅かな隙間を置いた時点で停止させると、第1
9図に示すように、前記補助剥離機構(70)の第3の
プッシャー(79)が外部駆動により下降して一方の揺
動レバー(71)を時計方向に回動させるとともに、ピ
ン(73)が他方の揺動レバー(72)のピン(74)
に衝突してカバーテープ(103)を挟み込むと同時に
、他方の揺動レバー(72)を共に時計方向に回動させ
ることにより、カバーテープ(103)を引っ張っり、
これによって、カバーテープ(103)をテープ(10
0)のベーステープ(101)から引き剥がして、ベー
ステープ(101)の角孔(102)を開口させ、テー
プ内部に収納されたチップ部品(W)を露出させるよう
になっているものである。
このとき、上記開口したベーステープ(101)の角孔
(102)の上方には、前記真空チャック(80)の先
端部(80a)が近接位置していることから、たとえカ
バーテープ(103)の裏面にチップ部品(W)が静電
気等で貼り付いていても、カバーテープ(103)の引
き剥がし動作でチップ部品(W)が真空チャック(80
)の先端部(80a)によってしごかれて角孔(102
)内に残る。
このように、カバーテープ(103)がテープ(100
)から剥離されると、第20図に示すように、再び真空
チャック(80)が下降して、その先端部(80a)で
テープ(100)の角孔(102)内のチップ部品(W
)を吸着保持し。
第21図に示すように、真空チャック(80)の垂直方
向の上昇により、チップ部品(W)を取出し、前記ター
ンテーブル(2)の回転搬送によって、X−Yテーブル
(5)上に位置決めされた図示しないプリント基板上に
載置し、組付けが行なわれるようになっているものであ
る。
ところで、上記したシュート(36)の先端部(36a
)は、カバーテープ剥離装置(60)及び補助剥離機構
(70)によるテープ(100)のカバーテープ(10
3)を剥離する位置が、前記第1のスプロケット(31
)の回転中心の真上である部品取出し位置(A)の直前
位置とし、テープ(100)のカバーテープ(103)
を部品取出し位置(A)まで剥離させずに送出させるよ
うになっているとともに、前記吸着装置の真空チャック
(80)の先端部(80a)が最接近した位置でカバー
テープ(103)を剥離するようにし、これによって、
前記真空チャック(80)の先端部(80a)で、カバ
ーテープ(103)の剥離により露出するチップ部品(
W)の飛び出しや、チップ部品(W)がカバーテープ(
103)に貼り付いて持ち去られたり、あるいはチップ
部品(W)の踊りを確実に防止しているものである。
また、第8図に示すように1図中(90)は前記テープ
送出ユニット(30)を部品供給台(3)上にロックす
るロック機構で、部品供給台(3)に取付けられたL字
形のロック金具(91)に、一端側に把手(92)が設
けられたロックピン(93)のテーパ先端部(93a)
をスプリング(94)の付勢力に抗して楔状に差し込み
、この楔効果を利用することにより、着脱可能にロック
し得るようになっているものである。
なお、上記の実施例においては、カバーテープ(103
)の剥離過程に補助剥離機構(70)を設置して説明し
たが、これに限定されず、第22図に他の実施例として
示すように、補助剥離機構(70)を取り除いて、カバ
ーテープ剥離装置(60)の剥取りリール(62)の巻
取り回転駆動を適宜制御することによっても、本発明の
作用・効果を充分発揮させることが可能である。この際
カバーテープ(103)にテンションを掛けたままであ
れば、次回のテープ送り時に、既にカバーテープ(10
3)が剥がれてしまうことがあるため、これを防止する
手段として、第22図に示すように、前記カバーテープ
(103)を、外部から駆動力が伝達されて下降する第
4のプッシャー(67)によりピン(68)の上流位置
で押し付けて弛ませておくようになっている。
また、このようなカバーテープ(103)を弛ませる他
の手段としては、前記した剥取りリール(62)を逆回
転させて行なうことも可能である。
その他、本発明は、本発明の要旨を変えない範囲で種々
変更実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、チッ
プ状の部品がほぼ等間隔で封入されたテープを、このテ
ープに形成した送り孔が巻き付き噛合するスプロケット
の回転駆動による部品送出手段を介して部品取出し手段
に間欠的に繰り出し送出させてなるとともに、この部品
取出し手段の部品取出し位置を前記スプロケットの回転
軸中心の真上に対応させた部品供給装置において、部品
取出し位置を頂点として、その前後部のテープのスプロ
ケットへの巻き付き噛合位置を低く位置させるようにし
たことから、部品取出し位置でのカバーテープの剥離後
のテープは、スプロケットの外周円に沿って円弧状に曲
成されるため、チップ部品が収納された角孔の開口凹部
を外側に拡開させることができ、これによって、チップ
部品を吸着装置の真空チャックの下降動作により吸着保
持して垂直方向に上昇させて取出す際、チップ部品が角
孔の開口凹部の隔壁に引掛かることなく容易にかつ円滑
に取出すことができ、吸着時におけるチップ部品の姿勢
の変化あるいは落下による吸着ミスの発生を確実に防止
することができるというすぐれた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る部品供給装置を装備した電子部品
の自動装着装置の全体構成の一実施例を示す概略的正面
図、第2図は同じく概略的側面図。 第3図は同じく概略的平面図、第4図は本発明に係る部
品供給装置の概略的側面図、第5図から第7図は同じく
テープリールの保持状態を示すリール保持体の要部平面
図、第8図は同じくテープ送出ユニットの内部構造を概
略的に示す説明図、第9図はチップ部品が封入されたテ
ープの一部拡大断面図、第10図は同じくテープの一部
拡大平面図、第11図及び第12図は部品取出し位置に
おけるチップ部品の取出し状態を概略的に示す断面図、
第13図は同じくテープ送出部分のテープ送り状態を示
す要部概略的断面図、第14図及び第15図は同じくテ
ープに弛みを持たせるテープ押下げ機構部分の作動状態
を示す概略的説明図、第16図から餉21図は同じくカ
バーテープ剥離機構部分の作動状態を示す概略的説明図
、第22図は本発明に係るカバーテープ剥離機構部分の
他の実施例を示す概略的説明図である。 (2)・・・ターンテーブル、 (3)・・・部品供給台、 (1o)・・・テープリール、 (30)・・・テープ送出ユニット、 (31)  (32)  ・・・スプロケット、(80
)・・・部品取出し手段(真空チャック)、(100)
  ・・・テープ。 (A)  ・・・部品取出し位置、 (W)  ・・・チップ部品。 第9図 第1O図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  チップ状の部品がほぼ等間隔で封入されたテープを、
    このテープに形成した送り孔が巻き付き噛合するスプロ
    ケットの回転駆動による部品送出手段を介して部品取出
    し手段に間欠的に繰り出し送出させてなるとともに、こ
    の部品取出し手段の部品取出し位置を前記スプロケット
    の回転軸中心の真上に対応させた部品供給装置であって
    、前記部品取出し位置を頂点として、その前後部のテー
    プのスプロケットへの巻き付き噛合位置を低く位置させ
    たことを特徴とする部品供給装置。
JP62009723A 1987-01-19 1987-01-19 部品供給装置 Pending JPS63177595A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171813A (ja) * 1982-04-02 1983-10-08 日本蓄電器工業株式会社 コンデンサ素子等の保留または供給用装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171813A (ja) * 1982-04-02 1983-10-08 日本蓄電器工業株式会社 コンデンサ素子等の保留または供給用装置

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