JPS63176266A - 糸掛装置 - Google Patents

糸掛装置

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JPS63176266A
JPS63176266A JP676687A JP676687A JPS63176266A JP S63176266 A JPS63176266 A JP S63176266A JP 676687 A JP676687 A JP 676687A JP 676687 A JP676687 A JP 676687A JP S63176266 A JPS63176266 A JP S63176266A
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JP
Japan
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pressure
water
pumps
pressurized
suction gun
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JP676687A
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English (en)
Inventor
Takao Sano
高男 佐野
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、加圧された作動液体を用いたサクションガ
ンによって糸条を吸引捕捉して、この糸条を所望の箇所
に糸掛けする糸掛装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 走行する糸条を、所望の箇所、例えばゴデーローラ、ワ
インダーのボビン、糸条ガイドなどに糸掛けするために
、走行する糸条を加圧された作動液体によって吸引捕捉
する移動自在なサクションガンを備えた糸掛装置が用い
られる。
そして、加圧された作動液体として加圧水を使用する糸
掛装置には、作動水を加圧してサクションガンへ供給す
るための圧水ポンプが設けられている。
ところで、近年では糸条処理速度の高速化に伴い、サク
ションガンへの加圧水の供給も高圧・高速化の傾向にあ
る。このため、作動水を加圧する圧水ポンプ及びこれを
駆動するモータなども大型化されている。しかしながら
、常に糸条を高速で処理するとは限らず、高圧・高速化
された加圧水が不要のときもある。そして、このような
場合には、大型の圧水ポンプを使用しつつ過剰分の加圧
水をバイパスさせているのが現状である。
このように、従来の糸掛装置では、糸条処理速度の高速
化に対応するためには、圧水ポンプ及びその駆動用モー
タの大型化が必要となる一方で、糸条処理速度が低速で
あり、天吊の高圧水を必要としない場合であっても装置
全体が大型化して空間的には不利なばかりでなく、糸条
処理速度に応じて適切な加圧水をサクションガンに供給
することができないため、糸掛装置を運転する際の経済
性に欠けるという問題があった。
(発明の目的) この発明は、従来の技術における上述の問題の克服を意
図しており、空間的に有利であって、糸条処理速度に応
じてサクションガンに適切な作動液体を供給して、経済
性を高めることのできる糸掛装置を提供することを目的
とする。
(目的を達成するための手段) 上述の目的を達成するため、この発明の糸掛装置では、
任意の台数を選択駆動可能とされ、かつ、並列に接続さ
れた複数台の液圧ポンプを設けてこれらを並列接続する
とともに、これら複数台の液圧ポンプから吐出された加
圧後の作動液体の合流点より下流側に、サクションガン
への作動液体供給圧力を調整する調圧手段を設けている
(実施例) 第1図及び第2図は、それぞれ、この発明の一実施例で
ある糸掛装置100の正面内部配置図及び左側面図であ
る。ただし、第2図では、サクションガン105は図示
を省略している。また、第3図は、糸掛装置100にお
ける水路構成と電気的構成とを示す図である。なお、こ
の実施例では、加圧された作動液体として加圧水を使用
している。
以下、これらの図を参照しつつ、糸掛装置100の構成
を説明する。
まず、この糸掛装置100は、糸掛装置本体106とサ
クションガン105とを備えている。このうち、糸掛装
置本体106はワゴン型の外形を有しており、車輪10
1が取付(プられた台車102上に載置されて移動自在
となっている。
この台車102には、貯水装置110.加圧装置120
及び屑糸処理装置150などが設けられている。このう
ち、貯水装置110は、台車102の下部に固定された
貯水槽111を備えている。
この貯水槽111は、糸掛装置本体106からサクショ
ンガン105に与えるべき作動水Wを貯溜させておくた
めのものである。このサクションガン105は、例えば
実開昭61−25360号に開示されているような構成
を有しており、ここではその細部の説明は省略する。
次に、加圧装置120について説明する。この加圧装置
120は、台車102の上に載置された低圧ポンプ12
1と二台の高圧ポンプ122.123とを備えている。
これらのうち、低圧ポンプ121は、給水ホース124
によって貯水槽111の内部に連通しており、モータ1
25を稼動することによって、貯水槽111に貯溜して
いる作動水Wを汲上げて加圧する。加圧された作動水W
は、ラジェータ126に送られる。このラジェータ12
6に対向する位置には、モータ127によって回転する
ファン128が配置されており、後述する循環使用によ
って摩擦熱を帯びた作動水Wを空冷する。なお、これら
のモータ125.i27は同一の給電経路を有しており
、ともにスイッチ129を介して電力が供給される。
ラジェータ126によって冷却された後の作動水Wは、
送水ホース130を通って分岐した後、高圧ポンプ12
2,123に送られる。これらの高圧ポンプ122.1
23は、モータ132.133を稼動することによって
それぞれ作動水Wを加圧する。これらのモータ132.
133への給電経路は別個に設けられており、各スイッ
チ134.135を介して電力が供給される。また、二
台の高圧ポンプ122.123には、低圧ポンプ121
からの過剰送水分を貯水槽111へ還流させるディスチ
ャージホース140,141が設けられている。そして
、各高圧ポンプ122,123で加圧された作動水Wは
、送圧水ホース136を通って合流した後、調圧弁13
1に至る。
この調圧弁131は、調圧バルブ137の操作量に応じ
てサクションガン105への加圧作動水Wの供給圧力の
調整を行ない、各高圧ポンプ122.123から吐出さ
れた作動水Wの圧力が過大のときには、作動水Wの一部
を分流ホース138により貯水槽111へ還流させる機
能を有している。そして、調圧弁131で所定の圧力に
調整された作動水Wは、高圧ホース139を介して、サ
クションガン105へと供給される。
上記のように、ラジェータ126と調圧弁131とを結
ぶ作動水Wの水路内に、二台の高圧ポンプ122.12
3を設けて並列接続するとともに、これらの高圧ポンプ
122.123の駆動用モータ132,133に別個の
給電経路を設けることによって、二台の高圧ポンプ12
2.123は、並行駆動ばかりでなく、単一駆動も可能
となる。
このため、糸掛けに必要な水圧、氷山に応じて、2台の
高圧ポンプ122.123のうちの任意の台数が選択駆
動可能となっている。これによって、必要以上の加圧動
作がなされてしまうことを防止することができる。
また、各高圧ポンプ122,123から吐出された加圧
後の作動水Wの合流点より下流側に調圧弁131を設け
ていることによって、並行駆動した場合に二台の高圧ポ
ンプ122.123をバランスよく運転することができ
る。なぜなら、調圧弁131を作動水Wの合流点より上
流側、つまり、各高圧ポンプ122.123の吐出口付
近に個別に調圧弁を設けた場合には、次のような問題が
生ずるからである。
■サクションガン105に供給する作動水Wの圧力を調
整する際には、二つの調圧弁を操作しなければならない
■また、これらの調圧弁の調整圧に差異があった場合に
、片側の高圧ポンプに一方的に負荷がかかる。
これに対して、合流点よりも下流側に調圧弁を設ければ
、この調圧弁を操作するのみで2台の高圧ポンプ122
.123からの吐出圧力を同時に調整可能であり、それ
に際して双方のポンプの負荷比を変えてしまうこともな
い。
従って、この実施例では、加圧後の作動水Wの合流点よ
り下流側に単一の調圧弁131を設けることによって、
上記の問題を克服し、二台の高圧ポンプ122.123
を能力に応じてバランスよく運転することを可能として
いる。
次に、台車102の上に載置されている屑糸処理装置1
50について説明する。この屑糸処理装置150は、同
軸に配置された脱水槽152と排水槽153とを備えて
いる。このうち、脱水槽152には、サクションガン1
05から回収された排水と屑糸Sとが、回収ホース15
4を介して流入する。この脱水槽152の壁面には、多
数の小孔155が設けられている。このため、流入した
排水と屑糸Sとのうち、排水のみが小孔155を通して
排水槽153内へと流れ落ちる。
また、この脱水槽152は、スイッチ156を介して電
力を供給されるモータ157によって図のαの方向へと
高速回転する。それによって、脱水槽152の中に回収
された屑糸−8は遠心脱水される。なお、排水槽153
は、流出ホース158により貯水槽111に連通してい
る。
一方、台車102には、蓋173を有する屑糸収納槽1
70と、ハンドリングパー181とが、ヒンジ、171
.182によってそれぞれ取付けられている。このため
、矢印A、Bで示すように、屑糸収納槽170とハンド
リングパー181とは、それぞれの上部がワゴンボディ
180の外部へ突出できるような可倒式となっている。
従って、このハンドリングパー181を引き倒した後、
これをマニュアルで引いて糸掛装置100を移動すれば
、台車102の車輪101が作業者の足に当たることも
ない。
次に、以上のような構成を有する糸掛装置100を使用
して糸掛けを行なう場合の動作を、二台の高圧ポンプ1
22.123の選択駆動を中心に説明する。
まず、糸掛けを行なうおうとする箇所、例えばワインダ
ーのボビンの近傍に糸掛装置100を移動して配置した
後、スイッチ129を入れてモータ125を稼動し貯水
槽111から低圧ポンプ121によって作動水Wを汲上
げる。この作動水Wは、ラジェータ126で冷却された
後、二台の高圧ポンプ122,123に送られる。
この際に二台の高圧ポンプ122.123を並行駆動と
するか、あるいは、このうちの一台を単一駆動するかは
、糸掛けを行なおうとするワイングーのボビンなどの糸
条巻取速度によって決定する。すなわち、ワイングーの
ボビンなどの糸条巻取速度が高速である場合には、サク
ションガン105で消費される水母が多いため、各スイ
ッチ134.135を入れてモータ132,134をと
もに稼動して、二台の高圧ポンプ122.123を並行
駆動する。逆に、糸条巻取速度が比較的低速である場合
には、糸条処理速度が高速である場合に比べて、サクシ
ョンガン105で消費される水母が少ないため、スイッ
チ134.135のうちの一つ、例えばスイッチ134
を入れてモータ132だけを稼動して、高圧ポンプ12
2を単一駆動させる。なお、並行駆動とした時に二台の
高圧ポンプ122,123がバランスよく運転されるこ
とは、航述の通りである。なお、サクションガン105
での消費水母と高圧ポンプ122.123の吐出可能水
母との関係は、糸条巻取速度に応じてマツチングが取れ
るように高圧ポンプ122.123の能力がそれぞれ調
整されていることは言うまでもない。
このようにして、加圧された作動水Wは、調圧弁131
で所定の供給圧力に調整された後、サクションガン10
5に至る。このサクションガン105によって糸条(図
示せず。)を吸引捕捉し、ワイングーのボビンなどに糸
掛けを行なう。サクションガン105から排出された排
水と屑糸Sとは、屑糸処理装置150へ流入し分離され
る。屑糸Sと分離された排水は貯水槽111へと還流し
再使用される。また、屑糸Sは脱水槽152内にある程
度蓄積された時点で、脱水槽152内の屑糸Sを屑糸収
納槽170の中に移す。これによって、屑糸Sを頻繁に
屑糸集積場所(図示せず。)まで運搬して廃却する負担
が軽減される。
以上のように、加圧5A置120内に設けた二台の高圧
ポンプ122.123を並列に接続し、これらを選択駆
動することによって、糸条処理速度に応じた適切な加圧
水を得ることができる。また、作動水Wの高圧・高速化
は、二台の高圧ポンプを並行駆動することにより実現す
るため、各高圧ポンプ122,123は比較的小容量で
すみ、これらの駆動用土−夕132,133も小型のも
のでよい。従って、単一の大容量の高圧ポンプ及びその
駆動用の大型モータを使用した場合に比べて設置場所の
自由度が増大し、それによって実質的に設置スペースを
小さくすることができる。このため、空間的にも有利と
なる。
また、この実施例では、作動水Wの水路を構成する各ホ
ースと各殿材、例えば送圧水ホース136と高圧ポンプ
122との接続部分には、次のような方向自在の継手が
使用されている。
第4図は、高圧ポンプ122の加圧水吐出部122bに
取付けられた方向自在の継手80の拡大断面図である。
同図において、この継手80は、三方に間口を有する中
空管81にボルト91を挿通して形成されている。この
中空管81は、円筒状主管部82とその側面から伸びる
円筒状支管部83とで形成され、主管部82に設けられ
た孔82aと支管部83に設けられた孔83aとが連通
している。この主管部82の高圧ポンプ側の開口部84
は、その内径が後述するボルト91の第2の軸部95の
外径と同程度とされている。また、この開口部84の周
囲の外壁面85と加圧水吐出部122aの端面との間に
は、弾性材、例えばゴムをドーナツ状に成形したパツキ
ン86が介挿されている。さらに、支管部83の外壁面
87は、管継手付の送圧水ホース136を取付けるため
のネジ切りがされている。
一方、ボルト91は、■六角形に成形された頭部92と
、■0リング93が装着される第1の軸部94と、■高
圧ポンプ122の加圧水の吐出孔122aに螺合する第
2の軸部95とを有している。この第2の軸部95には
、その底面96から軸心方向に孔95aが設けられてお
り、この孔95aは、第2の軸部95の頭部側の側面に
開口部97を有している1字孔となっている。また、第
2の軸部95の上端部98はフランジ状に成形され、そ
の外径は、前述の主管部82の孔82aの内径と同程度
とされている。さらに、この上端部98と頭部92との
間の第1の軸部94に、弾性材、例えばゴムなどで形成
したOリング93が嵌め込まれている。
上記のように構成した継手80を高圧ポンプ122に取
付ける際には、高圧ポンプ122の加圧水の吐出孔12
2aと中空管81の開口部84とを同軸として対向させ
、ボルト91を中空管81に設けられた孔82aに挿通
した後、このボルト91を時計回りに数回転して仮止め
にする。そして、中空管81をボルト91の周りに回転
させて支管部83を所望の方向とした後、さらにボルト
91を回して中空管81を固定する。このようにして継
手80を取付けた後、高圧ポンプ122を運転すると、
加圧水は、ボルト91に設けられた孔95aを介して中
空管81の孔82a内に吐出され、その後孔83aを通
って送圧水ホース136に至る。
以上のような継手80を使用することにより、ボルト9
1の周りの任意の方向に作動水Wを導くことができると
ともに、従来の1字状の管継手に比べてコンパクトにな
るため、糸掛装fit100内の限られた空間での水路
構成が容易となる。また、従来の方向自在継手と異なっ
て、実際に加圧水を流すときには継手が回動しないため
、加圧水の流れによる回動部の角度振動が発生すること
もない。
ところで、上記のような糸掛装置100は、それだけで
も顕著な効果があるが、他の改良と組合わせることによ
って、より効果的な装置となる。
そこで、以下ではこのような例について説明する。
第5図及び第6図は、このような組合わせを行なって糸
掛けを行なうシステムの部分斜視図及び模式的平面図で
ある。ただし、模式図であるので、図中に示す各機器の
尺度は厳密ではない。以下、これらの図を参照しつつ、
糸掛をすべきシステムと、糸掛装置との関係について説
明する。
まず、糸掛けを行なうべき対像としての糸条巻取システ
ム10には、複数の糸条巻取装@20(20a、20b
、・・・)が機台30の長手方向に沿って配列されてい
る。また、第6図に示すように、この機台30 (30
a、30b、 ・)は複数台設けられている。そして、
各機台30の上部に設けられたスピンブロック11(第
5図)に溶融ポリマーが与えられ、図示しない口金より
紡出された糸条Yは、ダクト12を通り、ゴデーローラ
13を介して糸条巻取装置20に与えられる。この糸条
巻取装@20は、ワインダー21にボビン22を装着し
て形成されている。。
各機台30には、加圧水供給配管40と排水配管50が
埋設されている。この加圧水供給配管40と排水配管5
0とは、第6図に示すように、各機台30の近傍に設定
された加圧水供給位fiffiPから糸条巻取装置20
の配列に沿って伸びている。
また、これらの配管はそれぞれ、2台の糸条巻取装@、
20について1本の割合で糸条巻取装@20の近傍へと
分岐している。さらに、これらの配管の開口部はすべて
S脱自在の継手60で形成されるとともに、各開口部の
近傍にバルブ61(第5図)を有している。
一方、糸掛装f2ff100においては、第5図に示す
ように、糸掛装置本体106とサクションガン105と
が分離されており、これらは、上記配管40.50を介
して連結されるようになっている。
この連結を行なわせるために、糸掛装置本体106側の
高圧ホース139aおよび回収ホース154aの端部に
は着脱自在の継手62が設けられ、この継手62の近傍
にはバルブ63が設けられている。サクションガン10
5側の高圧ホース139bおよび回収ホース154bも
同様である。そして、糸掛装置本体106は、床面70
に埋設されたレール71上を移動可能とされ、このレー
ル71は、第6図の加圧水供給位置Pのそれぞれを結ぶ
経路に沿って設けられている。また、加圧装置120は
、第1図と同様の態様で糸掛装置本体106内に設けら
れている。
このように構成した場合において、糸掛(ブを行なう際
は、糸掛けを行なおうとする機台30aの近傍に設定さ
れた所定の加圧水供給位置Paに、糸S装置本体106
を移動して配置する。そして、第4図に示すように、加
圧水供給位置P、の近傍に突出している配管40.50
の継手60と、糸掛装置本体106側のホース139a
、154aの継手62とをそれぞれ連結する。次に、サ
クションガン105を、糸掛けを行なおうとする糸条巻
取装置20aの近傍へと移動させる。そして、糸条巻取
装置20aの近傍に突出している配管40.50側の継
手60と、サクションガン105側のホース139b、
154bの継手62とをそれぞれ連結する。
第5図は、このようにして糸掛装置本体106とサクシ
ョンガン105とを加圧水供給配管40及び排水配管5
0を介して連結した状態を示してる。その後、バルブ6
1.63のうち、糸掛装置本体106とサクシコンガン
105との間をつなぐ水路中に存在しているもののみを
開く。そして、糸掛装置本体106に設けた加圧装置1
20からサクションガン105に加圧水を供給して糸掛
りを行ない、また、サクションガン105からの排水と
屑糸を糸掛装置本体106に設けた屑糸処理装置(図示
せず。)へと回収する。次に他の糸条巻取装置(たとえ
ば20d)についての糸掛けを行なう際には、サクショ
ンガン105を配管40゜50の他の開口端に連結して
同様の操作を繰返す。
このため、一台の機台30に関しては糸1耳装置本体1
06を移動することなく、糸掛けを行なおうとする糸条
巻取装置20の近傍へとサクションガン105を移動す
るだけで次々と糸掛けを行なうことが可能となる。
以上のような構成とすると、糸掛装置100を連続運転
することによって効率の良い糸掛けが可能となるだけで
なく、前述の実施例で説明したJ:うに、この際におい
ても各糸条巻取装置20の巻取速度に応じて二台の高圧
ポンプ122.123を選択駆動することによって、適
切な加圧水をサクションガン105に供給できるため、
経済的である。
ところで、この発明は、上述の実施例に限定されるもの
ではなく、以下のような変形も可能である。
■この実施例では、高圧ポンプを二台としたが、王台以
上設けてもかまわない。また、作動水を循環使用しない
場合にも有効である。
■この発明にかがる糸掛装置は、上記実施例のように貯
水装置、加圧装置、屑糸処理装置を単一の移動可能台重
上に設けてもよく、また、これらを固定配置してもかま
わない。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明では、加圧装置内に、任
意の台数が選択駆動可能であり、かつ並列に接続された
複数台の液圧ポンプと、これらの液圧ポンプから吐出さ
れた加圧後の作動液体の合流点より下流側に調圧手段を
設けることによって、空間的に有利であり、かつ、サク
ションガンに適切な作動液体を供給することができる経
済性の高い糸掛装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ、この発明の一実施例であ
る糸掛装置の正面内部配置図及び左側面図、第3図は第
1図に示した糸掛装置の水路構成と電気的補機を説明す
る図、第4図は第1図の糸掛装置の水路中に用いられた
継手の拡大断面図、第5図はこの発明の他の実施例を組
み込んだ糸掛装置と糸条巻取システムとの部分斜視図、
第6図は第4図に示したシステムにおける配管の模式的
平面図である。 105・・・サクションガン、 120・・・加圧装置
、122.123・・・高圧ポンプ、 130・・・送水ホース、   131・・・調圧弁、
136・・・送圧水ホース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走行する糸条を加圧された作動液体によって吸引
    捕捉して、前記糸条を所望の箇所に糸掛けするためのサ
    クションガンと、前記作動液体を加圧して、前記サクシ
    ョンガンへと供給する加圧装置とを備える糸掛装置にお
    いて、 前記加圧装置内に、任意の台数を選択駆動可能とされた
    複数台の液圧ポンプを設け、前記複数台の液圧ポンプを
    並列接続するとともに、前記複数台の液圧ポンプから吐
    出された加圧後の前記作動液体の合流点よりも下流側に
    、前記サクションガンへの作動液体供給圧力を調整する
    調圧手段を設けたことを特徴とする糸掛装置。
JP676687A 1987-01-14 1987-01-14 糸掛装置 Pending JPS63176266A (ja)

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