JPS6317512B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317512B2 JPS6317512B2 JP10501180A JP10501180A JPS6317512B2 JP S6317512 B2 JPS6317512 B2 JP S6317512B2 JP 10501180 A JP10501180 A JP 10501180A JP 10501180 A JP10501180 A JP 10501180A JP S6317512 B2 JPS6317512 B2 JP S6317512B2
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- Japan
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- raw water
- chlorine
- value
- chlorine injection
- amount
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- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J4/00—Feed or outlet devices; Feed or outlet control devices
- B01J4/008—Feed or outlet control devices
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原水の塩素注入制御方法および装置に
係り、特に浄水場などにおいて、原水中に含まれ
るアンモニア性窒素、鉄、マンガンを除去し、且
つ消毒殺菌のため塩素を注入する際における塩素
注入量を制御するための方法および装置に関する
ものである。
係り、特に浄水場などにおいて、原水中に含まれ
るアンモニア性窒素、鉄、マンガンを除去し、且
つ消毒殺菌のため塩素を注入する際における塩素
注入量を制御するための方法および装置に関する
ものである。
従来浄水場においては、原水中に含まれるアン
モニア性窒素、鉄、マンガンなどを除去し、且つ
消毒殺菌するため、原水池1より流出される原水
に塩素5が注入され、アンモニア性窒素などのよ
うに原水中に溶解している成分は酸化される。次
いでアンモニア性窒素などが酸化された原水は、
急かく池2において凝集剤6が注入され、フロツ
ク形成池3、沈でん池4および図示していないろ
過池を経てアンモニア性窒素などの溶解成分と濁
質分が除去され、図示していない浄水池を配水さ
れている。
モニア性窒素、鉄、マンガンなどを除去し、且つ
消毒殺菌するため、原水池1より流出される原水
に塩素5が注入され、アンモニア性窒素などのよ
うに原水中に溶解している成分は酸化される。次
いでアンモニア性窒素などが酸化された原水は、
急かく池2において凝集剤6が注入され、フロツ
ク形成池3、沈でん池4および図示していないろ
過池を経てアンモニア性窒素などの溶解成分と濁
質分が除去され、図示していない浄水池を配水さ
れている。
このような原水の塩素注入方法では原水中に含
まれるアンモニア性窒素、鉄、マンガンなどの含
有量を測定し、この測定値に基づいて原水に注入
される塩素量を決定している。しかし原水中に注
入された塩素は原水中に含まれている濁質分と反
応して消費される。このため原水中の濁質分によ
つて消費された塩素分がアンモニア性窒素、鉄、
マンガン等の除去に有効に使用されないことにな
る。一方原水に滅菌剤を供給する方法として、処
理水の使留塩素濃度を電気的に測定し、原水に対
する塩素注入量を制御する方法が提案されてい
る。この方法は結果的には濁質分によつて消費さ
れる塩素量を加味しているとみることもできる。
しかしながらこの方法によれば、原水中に添加さ
れた塩素が十分に消費されたか否かを確認するた
めには通常第1図に示す沈でん池4の後流側で測
定する必要がある。この理由は原水組成にもよる
が、原水中に添加された塩素が十分に消費される
時間はおゝむね2時間程度かかるためであり、ま
た沈でん池4の前流側ではサンプリングが困難で
あるためである。従つて原水に塩素を注入した
後、ほぼ2時間程度経過した後の処理水中の残留
塩素を検出し、該検出信号をフイードバツクして
塩素注入量を制御するものであるためおゝむね2
時間程度以前の原水組成に必要な量の塩素が原水
に添加されることになる。従つて原水の組成変動
に真に対応する塩素注入量を制御することは困難
であるという問題がある。
まれるアンモニア性窒素、鉄、マンガンなどの含
有量を測定し、この測定値に基づいて原水に注入
される塩素量を決定している。しかし原水中に注
入された塩素は原水中に含まれている濁質分と反
応して消費される。このため原水中の濁質分によ
つて消費された塩素分がアンモニア性窒素、鉄、
マンガン等の除去に有効に使用されないことにな
る。一方原水に滅菌剤を供給する方法として、処
理水の使留塩素濃度を電気的に測定し、原水に対
する塩素注入量を制御する方法が提案されてい
る。この方法は結果的には濁質分によつて消費さ
れる塩素量を加味しているとみることもできる。
しかしながらこの方法によれば、原水中に添加さ
れた塩素が十分に消費されたか否かを確認するた
めには通常第1図に示す沈でん池4の後流側で測
定する必要がある。この理由は原水組成にもよる
が、原水中に添加された塩素が十分に消費される
時間はおゝむね2時間程度かかるためであり、ま
た沈でん池4の前流側ではサンプリングが困難で
あるためである。従つて原水に塩素を注入した
後、ほぼ2時間程度経過した後の処理水中の残留
塩素を検出し、該検出信号をフイードバツクして
塩素注入量を制御するものであるためおゝむね2
時間程度以前の原水組成に必要な量の塩素が原水
に添加されることになる。従つて原水の組成変動
に真に対応する塩素注入量を制御することは困難
であるという問題がある。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を
解消し、原水中に含まれる塩素消費成分を検出
し、原水の組成変動に対応する塩素注入量を制御
し、原水中のアンモニア性窒素、鉄、マンガンな
どの除去を常時十分に行うことができる原水の塩
素注入制御方法および装置を提供することにあ
る。
解消し、原水中に含まれる塩素消費成分を検出
し、原水の組成変動に対応する塩素注入量を制御
し、原水中のアンモニア性窒素、鉄、マンガンな
どの除去を常時十分に行うことができる原水の塩
素注入制御方法および装置を提供することにあ
る。
本発明は、原水中に溶解し、塩素の添加によつ
て酸化除去される成分、例えばアンモニア性窒
素、鉄、マンガンなどの含有量に基づいて算出さ
れる塩素注入値と、原水濁度測定値に基づいて算
出される塩素注入値とを加算した塩素注入値によ
つて原水中に注入される塩素注入量を制御するよ
うにしたものである。
て酸化除去される成分、例えばアンモニア性窒
素、鉄、マンガンなどの含有量に基づいて算出さ
れる塩素注入値と、原水濁度測定値に基づいて算
出される塩素注入値とを加算した塩素注入値によ
つて原水中に注入される塩素注入量を制御するよ
うにしたものである。
以下添附図面によつて本発明の1実施例を説明
する。第2図において第1図と同一または相当部
分は同一符号で示している。
する。第2図において第1図と同一または相当部
分は同一符号で示している。
第2図において、原水池1からパイプを介して
連続的に原水を取り出し、原水濁度測定器7にお
いて原水濁度が測定される。原水濁度測定器7は
光度計からなつており、ここで光度量が検出さ
れ、該検出信号が塩素注入値回路12に入力され
る。原水濁度と塩素注入値との関係は第3図に示
すような直線関係にある。従つて光度量による検
出信号に基づいて塩素注入値回路12において原
水中に含まれる濁質分(原水濁度Tuとする)に
よつて消費されるであろう塩素量が塩素注入値A
として演算される。塩素注入値回路12の演算出
力は加算器10に入力される。一方原水中に含ま
れるアンモニア性窒素、鉄、マンガンなどを手分
析で測定しその測定値に基づいて原水中のアンモ
ニア性窒素、鉄、マンガンなどを除去するに必要
な塩素の量が塩素注入値Bとして設定される。こ
の塩素注入値Bに相当する設定信号が加算器10
に入力される。加算器10の出力は乗算器9に入
力され、また原水池1から流出される原水の流量
を流量計8によつて検出し、該検出信号が乗算器
9に入力される。乗算器9において、原水の流量
に応じた塩素注入量が算出される。乗算器9の出
力は塩素注入器11に入力され、それによつて塩
素注入器11に入力され、それによつて塩素注入
器11に設けられた電磁弁の開度が塩素注入器1
1の入力レベルに応じて調整される。
連続的に原水を取り出し、原水濁度測定器7にお
いて原水濁度が測定される。原水濁度測定器7は
光度計からなつており、ここで光度量が検出さ
れ、該検出信号が塩素注入値回路12に入力され
る。原水濁度と塩素注入値との関係は第3図に示
すような直線関係にある。従つて光度量による検
出信号に基づいて塩素注入値回路12において原
水中に含まれる濁質分(原水濁度Tuとする)に
よつて消費されるであろう塩素量が塩素注入値A
として演算される。塩素注入値回路12の演算出
力は加算器10に入力される。一方原水中に含ま
れるアンモニア性窒素、鉄、マンガンなどを手分
析で測定しその測定値に基づいて原水中のアンモ
ニア性窒素、鉄、マンガンなどを除去するに必要
な塩素の量が塩素注入値Bとして設定される。こ
の塩素注入値Bに相当する設定信号が加算器10
に入力される。加算器10の出力は乗算器9に入
力され、また原水池1から流出される原水の流量
を流量計8によつて検出し、該検出信号が乗算器
9に入力される。乗算器9において、原水の流量
に応じた塩素注入量が算出される。乗算器9の出
力は塩素注入器11に入力され、それによつて塩
素注入器11に入力され、それによつて塩素注入
器11に設けられた電磁弁の開度が塩素注入器1
1の入力レベルに応じて調整される。
以上のようにして原水中に含まれる濁質分によ
り消費される塩素量と原水中のアンモニア性窒
素、鉄、マンガンを除去するのに必要な塩素量は
同時に原水に注入されることになる。従つて本実
施例によれば原水中のアンモニア性窒素、鉄、マ
ンガンを除去するために必要な塩素を常時適量注
入することができ、また原水の組成変動に応じた
塩素の注入量を制御することができる。このため
原水中に含まれるアンモニア性窒素、鉄、マンガ
ンを常時除去することができる。
り消費される塩素量と原水中のアンモニア性窒
素、鉄、マンガンを除去するのに必要な塩素量は
同時に原水に注入されることになる。従つて本実
施例によれば原水中のアンモニア性窒素、鉄、マ
ンガンを除去するために必要な塩素を常時適量注
入することができ、また原水の組成変動に応じた
塩素の注入量を制御することができる。このため
原水中に含まれるアンモニア性窒素、鉄、マンガ
ンを常時除去することができる。
以上のように本発明によれば、原水中に含ま
れ、塩素を消費する成分の変動に応じて塩素の注
入量を精度よく制御することができる。
れ、塩素を消費する成分の変動に応じて塩素の注
入量を精度よく制御することができる。
第1図は浄水場における従来の塩素注入方法を
示すプロセス図、第2図は本発明の1実施例を示
す概略構成図、第3図は原水濁度と塩素注入値と
の関係を示すグラフである。 1……着水池、2……急かく池、3……フロツ
ク形成池、4……沈でん池、5……塩素、6……
凝集剤、7……原水濁度測定器、8……流量計、
10……加算器、11……塩素注入器、12……
塩素注入値回路。
示すプロセス図、第2図は本発明の1実施例を示
す概略構成図、第3図は原水濁度と塩素注入値と
の関係を示すグラフである。 1……着水池、2……急かく池、3……フロツ
ク形成池、4……沈でん池、5……塩素、6……
凝集剤、7……原水濁度測定器、8……流量計、
10……加算器、11……塩素注入器、12……
塩素注入値回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原水中に溶解し、塩素の添加によつて酸化除
去される成分の原水中における含有値に基づいて
算出される第1の塩素注入値と、原水濁度測定値
に基づいて算出される第2の塩素注入値と、を加
算した塩素注入値によつて原水中に注入される塩
素注入量を制御することを特徴とする原水の塩素
注入制御方法。 2 前記原水中に溶解し、塩素の添加によつて酸
化除去される成分は、アンモニア性窒素、鉄分お
よびマンガンの少なくとも1種以上からなること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 原水濁度を検出し、該検出値に基づいて塩素
注入値を算出する塩素注入値回路と、該回路より
得られた第1の塩素注入値と原水中に溶解し、塩
素の添加によつて酸化除去される成分の原水中に
おける含有値に基づいて算出される第2の塩素注
入値とを加算し、該加算結果を原水に対する塩素
注入量の指令値とする加算器と、を備えたことを
特徴とする原水の塩素注入制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10501180A JPS5730591A (en) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | Method and apparatus for controlling injection of chlorine into raw water |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10501180A JPS5730591A (en) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | Method and apparatus for controlling injection of chlorine into raw water |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5730591A JPS5730591A (en) | 1982-02-18 |
JPS6317512B2 true JPS6317512B2 (ja) | 1988-04-14 |
Family
ID=14396123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10501180A Granted JPS5730591A (en) | 1980-08-01 | 1980-08-01 | Method and apparatus for controlling injection of chlorine into raw water |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5730591A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049101Y2 (ja) * | 1986-10-21 | 1992-03-06 |
-
1980
- 1980-08-01 JP JP10501180A patent/JPS5730591A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5730591A (en) | 1982-02-18 |
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