JPS63174843A - 静圧空気軸受用送り装置 - Google Patents
静圧空気軸受用送り装置Info
- Publication number
- JPS63174843A JPS63174843A JP165487A JP165487A JPS63174843A JP S63174843 A JPS63174843 A JP S63174843A JP 165487 A JP165487 A JP 165487A JP 165487 A JP165487 A JP 165487A JP S63174843 A JPS63174843 A JP S63174843A
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- wires
- pin
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- air bearing
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- 230000003068 static effect Effects 0.000 title claims abstract description 9
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 claims description 17
- 238000010009 beating Methods 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野〕
本発明は静圧空気軸受の送り装置に係り、特に精密加工
機の移動台を精度よく移動させるに好適な静圧空気軸受
の送り装置に関する。
機の移動台を精度よく移動させるに好適な静圧空気軸受
の送り装置に関する。
金属多面鏡などを加工する精度加工機には、第5図に示
すように切削送り機構を有する静圧空気 、軸受を用い
たものがある0図において、石室+11上に主軸駆動用
モータ2により高速回転される主軸3を支持する支持台
4が設けられている。この支持台4は前記石定盤1上に
設けられたステッピングモータ5によって、前記主軸3
とともに矢印X−X線方向に移動可能になっており、こ
の主軸3の先端には被加工物に切込みを形成するための
工具6が装着されている。また石定盤1上には主軸3と
直角方向に静圧空気軸受7を構成する固定部材7aがl
i!l設されており、この固定部材7aには可動部材7
bが空気層を介して矢印Y−Y線方向に摺動可能に装着
案内されている。この静圧空気軸受7の可動部材7bの
移動方向のWI端部には、それぞれワイヤ8,9の一端
が固定されており、一方のワイヤ8の他端はブーi>
10に案内されて垂下しウェイト11が吊り下げられて
いる。また他の一方のワイヤ′9の他端は、前記可動部
材7bを移動させるモータ12のプーリ13の外周に固
設されている。そしてこの可動部材7bの移動方向に平
行な一面には、被加工物である金属多面鏡14が固定さ
れている。15は前記石定盤1の下部に固定された防振
用のエアクッションである。
すように切削送り機構を有する静圧空気 、軸受を用い
たものがある0図において、石室+11上に主軸駆動用
モータ2により高速回転される主軸3を支持する支持台
4が設けられている。この支持台4は前記石定盤1上に
設けられたステッピングモータ5によって、前記主軸3
とともに矢印X−X線方向に移動可能になっており、こ
の主軸3の先端には被加工物に切込みを形成するための
工具6が装着されている。また石定盤1上には主軸3と
直角方向に静圧空気軸受7を構成する固定部材7aがl
i!l設されており、この固定部材7aには可動部材7
bが空気層を介して矢印Y−Y線方向に摺動可能に装着
案内されている。この静圧空気軸受7の可動部材7bの
移動方向のWI端部には、それぞれワイヤ8,9の一端
が固定されており、一方のワイヤ8の他端はブーi>
10に案内されて垂下しウェイト11が吊り下げられて
いる。また他の一方のワイヤ′9の他端は、前記可動部
材7bを移動させるモータ12のプーリ13の外周に固
設されている。そしてこの可動部材7bの移動方向に平
行な一面には、被加工物である金属多面鏡14が固定さ
れている。15は前記石定盤1の下部に固定された防振
用のエアクッションである。
前記外圧空気軸受7は従来は第6図乃至第8図に示すよ
うに構成されていた。すなわち、固定部材7a上に摺動
自在に装着された可動部材7bは、第8図に示すように
1対の側板16,17がそれぞれ上板18及び下板19
の間に挟持され、ねじ20により固定されてなっている
。さらに上板18上には第6図に示すようにベース21
がねじ22によって固定されており、このベース21の
前記可動部材7bの移動方向に直角な両端面には、それ
ぞれピン23が装着された取付金具24が一体に固定さ
れている。そして第7図に示すようにこれらのピン23
には前述したワイヤ8,9の一端が取付けられている。
うに構成されていた。すなわち、固定部材7a上に摺動
自在に装着された可動部材7bは、第8図に示すように
1対の側板16,17がそれぞれ上板18及び下板19
の間に挟持され、ねじ20により固定されてなっている
。さらに上板18上には第6図に示すようにベース21
がねじ22によって固定されており、このベース21の
前記可動部材7bの移動方向に直角な両端面には、それ
ぞれピン23が装着された取付金具24が一体に固定さ
れている。そして第7図に示すようにこれらのピン23
には前述したワイヤ8,9の一端が取付けられている。
上記のように構成された静圧空気軸受7を介して、モー
ター2を駆動しながらウェイト11の力で、被加工物で
ある金属多面鏡14などの切削送りを行なう。
ター2を駆動しながらウェイト11の力で、被加工物で
ある金属多面鏡14などの切削送りを行なう。
しかしながら上記の従来の静圧空気軸受7の送り装置に
よると、ワイヤ8,9が可動部材7bの両端に取付けら
れているため、第9図に示すように静圧空気軸受7の細
心に対してワイヤ8,9の取付部にずれδを生じること
がある。このためワイヤ8,9の張力をFとすると、可
動部材7bにT=Fδなる回転力が発生し、この可動部
材7bの端面が前記固定部材7aの表面と接するA点に
Fδ 力P=□が集中的に作用する。ここでaは可動部材7b
の移動方向の長さである。この力Pが可、動部材7bの
剛性より大きくなると、第8図に示すように可動部材7
bの側板16,17は上板18及び下板19にねじ20
で固定されているため、これらの間の間隙が広がり、空
気軸受としてのバランスがくずれ、可動部材7bの直進
精度が悪化したり振動が発生したりするという問題があ
った。この結果被加工物14の加工精度が低下する欠点
があった。
よると、ワイヤ8,9が可動部材7bの両端に取付けら
れているため、第9図に示すように静圧空気軸受7の細
心に対してワイヤ8,9の取付部にずれδを生じること
がある。このためワイヤ8,9の張力をFとすると、可
動部材7bにT=Fδなる回転力が発生し、この可動部
材7bの端面が前記固定部材7aの表面と接するA点に
Fδ 力P=□が集中的に作用する。ここでaは可動部材7b
の移動方向の長さである。この力Pが可、動部材7bの
剛性より大きくなると、第8図に示すように可動部材7
bの側板16,17は上板18及び下板19にねじ20
で固定されているため、これらの間の間隙が広がり、空
気軸受としてのバランスがくずれ、可動部材7bの直進
精度が悪化したり振動が発生したりするという問題があ
った。この結果被加工物14の加工精度が低下する欠点
があった。
本発明の目的は可動部材に回転力を与えることなく、精
度よく直進移動させることのできる静圧空気軸受の送り
装置を提供することにある。
度よく直進移動させることのできる静圧空気軸受の送り
装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、固定部材と、該固
定部材上を空気層を介して摺動自在に案内される可動部
材と、該可動部材の一端にワイヤを介して吊り下げられ
たウェイトと、該可動部材の他端にワイヤを介して連結
されこの可動部材を移動させるモータとよりなる静圧空
気軸受において、前記可動部材の中央部にピンを設け、
該ピンに前記2本のワイヤのそれぞれの一端を回転自在
に装着したものである。
定部材上を空気層を介して摺動自在に案内される可動部
材と、該可動部材の一端にワイヤを介して吊り下げられ
たウェイトと、該可動部材の他端にワイヤを介して連結
されこの可動部材を移動させるモータとよりなる静圧空
気軸受において、前記可動部材の中央部にピンを設け、
該ピンに前記2本のワイヤのそれぞれの一端を回転自在
に装着したものである。
上記の構成によると、2本のワイヤが静圧空気軸受の軸
心に平行でなくずれていても、2本のワイヤはピンに対
して回転自在であるため可動部材に回転力が発生せず、
この結果可動部材を形成する1対の側板に均一に力が作
用して可動部材の端部に力が集中せず、可動部材を形成
する上下板の間隔が広がることはない。
心に平行でなくずれていても、2本のワイヤはピンに対
して回転自在であるため可動部材に回転力が発生せず、
この結果可動部材を形成する1対の側板に均一に力が作
用して可動部材の端部に力が集中せず、可動部材を形成
する上下板の間隔が広がることはない。
以下、本発明に係る静圧空気軸受の送りVi置の一実施
例を図面を参照して説明する。
例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に本発明の一実施例を示す。
該図において、第6図及び第7図に示す従来例と同一ま
たは同等部分には同一符号を付して示し、説明を省略す
る。本実施例の特徴は可動部材7bの上板18上に固設
されたベース21とワイヤ8及び9の接続構造にある。
たは同等部分には同一符号を付して示し、説明を省略す
る。本実施例の特徴は可動部材7bの上板18上に固設
されたベース21とワイヤ8及び9の接続構造にある。
このベース21にはワイヤ8,9の一端を取付けるため
のピン25が、前記上板18の中央部の位置において固
定されている。他の構造は従来例と同様である。
のピン25が、前記上板18の中央部の位置において固
定されている。他の構造は従来例と同様である。
次に本実施例の作用を説明する。第3図に示すようにワ
イヤ8,9が静圧空気軸受7の軸心と平行にある場合は
、ワイヤ8,9に張力Fが作用しても回転力は発生せず
、可動部材7bのA点には力Pは集中しない、また第4
図に示すようにワイヤ8,9が静圧空気軸受7の軸心と
平行でなく、角度θだけ傾いていても、ピン25に作用
する回転力はワイヤ8,9がピン25に対して回転自在
になっているためほぼ零となり、可動部材7bのA点に
は力Pが集中的に作用することはない。この方Pは可動
部材7bの中心部に作用し、その力P=Fsinθは側
板16,17に均一に作用する。
イヤ8,9が静圧空気軸受7の軸心と平行にある場合は
、ワイヤ8,9に張力Fが作用しても回転力は発生せず
、可動部材7bのA点には力Pは集中しない、また第4
図に示すようにワイヤ8,9が静圧空気軸受7の軸心と
平行でなく、角度θだけ傾いていても、ピン25に作用
する回転力はワイヤ8,9がピン25に対して回転自在
になっているためほぼ零となり、可動部材7bのA点に
は力Pが集中的に作用することはない。この方Pは可動
部材7bの中心部に作用し、その力P=Fsinθは側
板16,17に均一に作用する。
本実施例によれば、可動部材7bに回転力が作用しない
ため、可動部材7bのA点に集中的に力Pが作用するこ
とはなく、可動部材7bの側板16.17に均一に作用
する。この結果静圧空気軸受7の直進精度が向上し、振
動などが発生することはない。しかも従来例にみるよう
なワイヤ取付金具24が不要となり、ピン25のみでよ
く構造が簡単になる。
ため、可動部材7bのA点に集中的に力Pが作用するこ
とはなく、可動部材7bの側板16.17に均一に作用
する。この結果静圧空気軸受7の直進精度が向上し、振
動などが発生することはない。しかも従来例にみるよう
なワイヤ取付金具24が不要となり、ピン25のみでよ
く構造が簡単になる。
ノ上述した実施例ではピン25をベース21に固定した
場合について説明したが、このピン25はベアリングを
介してベース21に回転自在に取付けてもよく、この場
合はワイヤ8.9のピン25に対する回転抵抗が更に小
さくなる。
場合について説明したが、このピン25はベアリングを
介してベース21に回転自在に取付けてもよく、この場
合はワイヤ8.9のピン25に対する回転抵抗が更に小
さくなる。
上述したように本発明によれば、静圧空気軸受の可動部
材の中央部に設けた1本のピンに2本のワイヤの一端を
回転自在に取付けたので、これらのワイヤに軸受の軸心
に対して傾斜した引張力が作用しても、可動部材に回転
力は作用せず、側板に均一に力が作用するので、静圧空
気軸受の直進精度が向上し、振動の発生を防止すること
ができる。
材の中央部に設けた1本のピンに2本のワイヤの一端を
回転自在に取付けたので、これらのワイヤに軸受の軸心
に対して傾斜した引張力が作用しても、可動部材に回転
力は作用せず、側板に均一に力が作用するので、静圧空
気軸受の直進精度が向上し、振動の発生を防止すること
ができる。
第1図は本発明に係る静圧空気軸受の送り装置の一実施
例を示す側面図、第2図は第1図の平面図、第゛3図及
び第4図は本実施例の作用を示す平面図、第5図は静圧
空気軸受を用いた精密加工機の一例を示す斜視図、第6
図は従来の静圧空気軸受の送り装置を示す側面図、第7
図は第6図の平面図、第8図は第6図の正面図、第9図
は従来の静圧空気軸受の作用を示す平面図である。
例を示す側面図、第2図は第1図の平面図、第゛3図及
び第4図は本実施例の作用を示す平面図、第5図は静圧
空気軸受を用いた精密加工機の一例を示す斜視図、第6
図は従来の静圧空気軸受の送り装置を示す側面図、第7
図は第6図の平面図、第8図は第6図の正面図、第9図
は従来の静圧空気軸受の作用を示す平面図である。
Claims (1)
- 1、固定部材と、該固定部材上を空気層を介して摺動自
在に案内される可動部材と、該可動部材の一端にワイヤ
を介して吊り下げられたウェイトと、該可動部材の他端
にワイヤを介して連結されこの可動部材を移動させるモ
ータとよりなる静圧空気軸受用送り装置において、前記
可動部材の中央部にピンを設け、該ピンに前記2本のワ
イヤのそれぞれの一端を回転自在に装着したことを特徴
とする静圧空気軸受用送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP165487A JPS63174843A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 静圧空気軸受用送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP165487A JPS63174843A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 静圧空気軸受用送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63174843A true JPS63174843A (ja) | 1988-07-19 |
JPH0450148B2 JPH0450148B2 (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=11507508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP165487A Granted JPS63174843A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | 静圧空気軸受用送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63174843A (ja) |
-
1987
- 1987-01-09 JP JP165487A patent/JPS63174843A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0450148B2 (ja) | 1992-08-13 |
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