JPS63173771A - 乗用トラクタ - Google Patents
乗用トラクタInfo
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- JPS63173771A JPS63173771A JP10523387A JP10523387A JPS63173771A JP S63173771 A JPS63173771 A JP S63173771A JP 10523387 A JP10523387 A JP 10523387A JP 10523387 A JP10523387 A JP 10523387A JP S63173771 A JPS63173771 A JP S63173771A
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- Japan
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- body frame
- engine
- flywheel
- vehicle body
- frame
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 14
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A0発明の目的
1)) 産業上の利用分野
本発明は、農作業等に用いられる乗用トラクタ特に、前
後方向に延びる左右一対の縦枠を複数のクロスメンバを
介して相互に接続して、前輪及び後輪に支持される車体
フレームを構成し、この車体フレームの前部にエンジン
を弾性支持部材を介して支持し、またその後部に、エン
ジンのフライホイールに駆動軸を介して連結される変速
機を収容したミッションケースを固着し、さらに車体フ
レームの上部に少なくとも前輪の操向のための操向ハン
ドルを設置してなるものの改良に関する。
後方向に延びる左右一対の縦枠を複数のクロスメンバを
介して相互に接続して、前輪及び後輪に支持される車体
フレームを構成し、この車体フレームの前部にエンジン
を弾性支持部材を介して支持し、またその後部に、エン
ジンのフライホイールに駆動軸を介して連結される変速
機を収容したミッションケースを固着し、さらに車体フ
レームの上部に少なくとも前輪の操向のための操向ハン
ドルを設置してなるものの改良に関する。
(2) 従来の技術
従来この種乗用トラクタには、■ 車体フレームの左右
一対の縦枠を互いに並行な直線状に形成し、これら縦枠
に大径のフライホイールが干渉しないようにエンジンを
比較的高い位置で車体フレーム上に搭載するものと、■
車体フレームの縦枠の前半部と後半部との間に、後半
部の方を低くする段差を設け、その前半部に搭載したエ
ンジンのフライホイールが前記後半部の上方にくるよう
にしたものとが知られている。
一対の縦枠を互いに並行な直線状に形成し、これら縦枠
に大径のフライホイールが干渉しないようにエンジンを
比較的高い位置で車体フレーム上に搭載するものと、■
車体フレームの縦枠の前半部と後半部との間に、後半
部の方を低くする段差を設け、その前半部に搭載したエ
ンジンのフライホイールが前記後半部の上方にくるよう
にしたものとが知られている。
(3) 発明が解決しようとする問題点しかしながら
、前記■のものでは、エンジンを比較的高い位置に配置
することから、車両の重心が高くなる欠点があり、また
前記■のものでは、縦枠の後半部を前半部より下げただ
け、車体フレームの地上高が低くなる欠点がある。
、前記■のものでは、エンジンを比較的高い位置に配置
することから、車両の重心が高くなる欠点があり、また
前記■のものでは、縦枠の後半部を前半部より下げただ
け、車体フレームの地上高が低くなる欠点がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、エンジ
ンのフライホイールと車体フレームとの干渉を回避しつ
つ、車両の重心を下げると共に車体フレームの地上高を
充分に確保し得る前記乗用トラクタを提供することを目
的とする。
ンのフライホイールと車体フレームとの干渉を回避しつ
つ、車両の重心を下げると共に車体フレームの地上高を
充分に確保し得る前記乗用トラクタを提供することを目
的とする。
B8発明の構成
(1)問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームの
左右両縦枠の前後方向中間部に、フライホイールの下部
を両者間に受容する外側方への膨出部をそれぞれ形成し
たことを特徴とする。
左右両縦枠の前後方向中間部に、フライホイールの下部
を両者間に受容する外側方への膨出部をそれぞれ形成し
たことを特徴とする。
(2)作 用
左右の縦枠の外側方への膨出部間にエンジンのフライホ
イールの下部を受容させたので、大径のフライホイール
と縦枠との干渉を回避しつつエンジンを比較的低い位置
で車体フレームに搭載することができる。しかも、縦枠
には上下方向の段差をつける必要もないから、車体フレ
ームの地上高を充分に確保し得る。
イールの下部を受容させたので、大径のフライホイール
と縦枠との干渉を回避しつつエンジンを比較的低い位置
で車体フレームに搭載することができる。しかも、縦枠
には上下方向の段差をつける必要もないから、車体フレ
ームの地上高を充分に確保し得る。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、第1図及び第2図において、lは乗用型の農用トラク
タを示し、その車体フレーム2上には、前方から順に、
バッテリ3、ラジェータ4及びエンジン5が搭載され、
ラジェータ4及びエンジン5間に、エンジン5のクラン
ク軸6から伝動ベルト7を介して駆動される冷却ファン
8が配設される。
、第1図及び第2図において、lは乗用型の農用トラク
タを示し、その車体フレーム2上には、前方から順に、
バッテリ3、ラジェータ4及びエンジン5が搭載され、
ラジェータ4及びエンジン5間に、エンジン5のクラン
ク軸6から伝動ベルト7を介して駆動される冷却ファン
8が配設される。
また車体フレーム2には、一対の前輪9.9を操向可能
に軸支するフロントアクスルハウジングlOがエンジン
5の下方において懸架される。このフロントアクスルハ
ウジング10には前輪9゜9を駆動するための差動装置
(図示せず)が収容される。
に軸支するフロントアクスルハウジングlOがエンジン
5の下方において懸架される。このフロントアクスルハ
ウジング10には前輪9゜9を駆動するための差動装置
(図示せず)が収容される。
さらに車体フレーム2上には、エンジン5の直後で操向
ハンドル1)を支持するハンドルコラム(図示せず)が
固着され、車体フレーム2の後端にミッションケース1
2が固着される。このミッションケース12の左右両側
面には、一対の後輪13.13を駆動する車軸14.1
4を支承するリヤアクスルハウジング15.15が固着
される。
ハンドル1)を支持するハンドルコラム(図示せず)が
固着され、車体フレーム2の後端にミッションケース1
2が固着される。このミッションケース12の左右両側
面には、一対の後輪13.13を駆動する車軸14.1
4を支承するリヤアクスルハウジング15.15が固着
される。
ミッションケース12内には、前方から順にクラッチ1
6、変速機17及び車軸14.14に連なる差動装置1
8が収容され、クラッチ16の入力軸19、並びに変速
機17の第1及び第2出力軸20.21をミッションケ
ース12の前面から突出させ、また後部動力取出軸48
を該ケース12の後面から突出させている。
6、変速機17及び車軸14.14に連なる差動装置1
8が収容され、クラッチ16の入力軸19、並びに変速
機17の第1及び第2出力軸20.21をミッションケ
ース12の前面から突出させ、また後部動力取出軸48
を該ケース12の後面から突出させている。
入力軸19には、エンジン5のクランク軸6後端に付設
したフライホイール22が駆動軸23及びその両端の自
在継手24.25を介して連結される。また第1出力軸
20は、前記フロントアクスルハウジング10内の差動
装置に駆動軸26及びその両端の自在継手27.28を
介して連結され、第2出力軸21は、車体フレーム2の
前方へ突出する前部動力取出軸29に駆動軸30及びそ
の両端の自在継手43.44を介して連結される。
したフライホイール22が駆動軸23及びその両端の自
在継手24.25を介して連結される。また第1出力軸
20は、前記フロントアクスルハウジング10内の差動
装置に駆動軸26及びその両端の自在継手27.28を
介して連結され、第2出力軸21は、車体フレーム2の
前方へ突出する前部動力取出軸29に駆動軸30及びそ
の両端の自在継手43.44を介して連結される。
而して、エンジン5の運転時、その動力は、フライホイ
ール22からクラッチ16を経て変速機17に導かれ、
そしてこの変速機17から前、後輪9.9i13.13
と、前、後部動力取出軸29.29とへ伝達される。
ール22からクラッチ16を経て変速機17に導かれ、
そしてこの変速機17から前、後輪9.9i13.13
と、前、後部動力取出軸29.29とへ伝達される。
フライホイール22の直後には第1ステアリングギヤボ
ツクス31が配設され、このギヤボックス31の上面よ
り延出する第1操向入力軸33に自在継手34を介して
前記操向ハンドル1)が連結され、また第1ステアリン
グギヤボツクス31の前面より延出する第1操向出力軸
35は、前記フロントアクスルハウジング10の前方に
配設される第2ステアリングギヤボツクス32の第2操
向入力軸36に連動軸37及びその両端の自在継手38
.39を介して連結され、第2ギヤボツクス32の第2
操向出力軸40に固着されたピントマンアーム41が前
輪9.9のドラッグリンク(図示せず)に連結される。
ツクス31が配設され、このギヤボックス31の上面よ
り延出する第1操向入力軸33に自在継手34を介して
前記操向ハンドル1)が連結され、また第1ステアリン
グギヤボツクス31の前面より延出する第1操向出力軸
35は、前記フロントアクスルハウジング10の前方に
配設される第2ステアリングギヤボツクス32の第2操
向入力軸36に連動軸37及びその両端の自在継手38
.39を介して連結され、第2ギヤボツクス32の第2
操向出力軸40に固着されたピントマンアーム41が前
輪9.9のドラッグリンク(図示せず)に連結される。
第5図ないし第1θ図において、前記車体フレーム2は
、その前後方向に延びる左右一対の縦枠50.50と、
この両線枠50.50の前端間を接続する第1クロスメ
ンバ51、両線枠50,50の中間部2個所を相互に接
続する第2.第3クロスメンバ52,53とからラダー
型に構成される。第3クロスメンバ53には、前記3本
の駆動軸23.26.30がそれぞれ貫通する透孔45
及び切欠46,47が設けられている(第9図参照)。
、その前後方向に延びる左右一対の縦枠50.50と、
この両線枠50.50の前端間を接続する第1クロスメ
ンバ51、両線枠50,50の中間部2個所を相互に接
続する第2.第3クロスメンバ52,53とからラダー
型に構成される。第3クロスメンバ53には、前記3本
の駆動軸23.26.30がそれぞれ貫通する透孔45
及び切欠46,47が設けられている(第9図参照)。
各縦枠50は、開放面を車体フレーム2の内側に向は且
つ略全長に亘り上下方向幅を略一定とした断面チャンネ
ル状に形成され、その後端部の上下両側縁から帯状突片
54,55が上下に延出している。
つ略全長に亘り上下方向幅を略一定とした断面チャンネ
ル状に形成され、その後端部の上下両側縁から帯状突片
54,55が上下に延出している。
左右両線枠50,50の前後方向中間部には、それぞれ
外側方へ膨出する膨出部50aが形成され、これら膨出
部50a、50a間に前記エンジン5のフライホイール
22の下部が受容される(第2図及び第8図参照)、シ
たがって、大径のフライホイール22と車体フレーム2
との干渉を回避しつつ、エンジン5を低い位置で車体フ
レーム2に搭載することが可能となる。しかも、縦枠5
0.50には、上下方向の段差をつける必要がないので
、その地上高を充分高く設定することができる。
外側方へ膨出する膨出部50aが形成され、これら膨出
部50a、50a間に前記エンジン5のフライホイール
22の下部が受容される(第2図及び第8図参照)、シ
たがって、大径のフライホイール22と車体フレーム2
との干渉を回避しつつ、エンジン5を低い位置で車体フ
レーム2に搭載することが可能となる。しかも、縦枠5
0.50には、上下方向の段差をつける必要がないので
、その地上高を充分高く設定することができる。
また、左側の縦枠50の膨出部50aの内側には前記第
1ステアリングギヤボツクス31が受容され、右側の縦
枠50の膨出部50aの内側には前記前部動力取出軸2
9の自在継手30が受容され、これらステアリングギヤ
ボックス31及び自在継手44間に前記駆動軸23が配
置される(第2図及び第8図参照)。こうすることによ
りステアリングギヤボックス31及び自在継手30を、
それらの間を通る駆動軸23から充分離隔して配置し得
、それらの干渉を避けることがでiる。
1ステアリングギヤボツクス31が受容され、右側の縦
枠50の膨出部50aの内側には前記前部動力取出軸2
9の自在継手30が受容され、これらステアリングギヤ
ボックス31及び自在継手44間に前記駆動軸23が配
置される(第2図及び第8図参照)。こうすることによ
りステアリングギヤボックス31及び自在継手30を、
それらの間を通る駆動軸23から充分離隔して配置し得
、それらの干渉を避けることがでiる。
さらに各縦枠50には第1及び第2補強板56゜57が
溶接される。第1補強板56は、縦枠50の長さの前方
略4分の1の位置から膨出部50aまでの範囲で縦枠5
0と共に閉断面構造体を構成するように、縦枠50の内
方開放端に溶接される。
溶接される。第1補強板56は、縦枠50の長さの前方
略4分の1の位置から膨出部50aまでの範囲で縦枠5
0と共に閉断面構造体を構成するように、縦枠50の内
方開放端に溶接される。
第2補強板57は、縦枠50の膨出部50aから後端ま
での範囲で縦枠50と共に閉断面構造体を構成するよう
に、縦枠50の内方開放端及び前記突片54.55に溶
接され、しかも両補強板56゜57は隣接部を相互に重
合して溶接される。
での範囲で縦枠50と共に閉断面構造体を構成するよう
に、縦枠50の内方開放端及び前記突片54.55に溶
接され、しかも両補強板56゜57は隣接部を相互に重
合して溶接される。
第2補強板57は、上下方向幅が縦枠50よりも充分に
大きく形成され、且つその上下両端には、その後端より
やや前方に寄った個所に縦枠50の長手方向と直交する
方向に延びる上下一対の支承部5B、5Bが設けられる
。そして、左右側縦枠50.50の後端部間に前記ミッ
ションケース12の前端部が挿入されると共に、左右の
第2補強板57.57の支承部58,58;58,58
にミッションケース12の前方肩部12aが衝合され、
そして各支承部58及び肩部12aはボルト59により
相互に結着され、また左右の第2補強板57.57及び
ミッションケース12の両側壁は複数本のボルト60・
・・により相互に結着される。
大きく形成され、且つその上下両端には、その後端より
やや前方に寄った個所に縦枠50の長手方向と直交する
方向に延びる上下一対の支承部5B、5Bが設けられる
。そして、左右側縦枠50.50の後端部間に前記ミッ
ションケース12の前端部が挿入されると共に、左右の
第2補強板57.57の支承部58,58;58,58
にミッションケース12の前方肩部12aが衝合され、
そして各支承部58及び肩部12aはボルト59により
相互に結着され、また左右の第2補強板57.57及び
ミッションケース12の両側壁は複数本のボルト60・
・・により相互に結着される。
か(してミッションケース12は両線枠50,50の後
端部間を連結し、車体フレーム2の強度メンバとして機
能する。
端部間を連結し、車体フレーム2の強度メンバとして機
能する。
前記画筆2補強板57.57の下端部には、これらを相
互に連結するように軸受筒61の両端が溶接され(第1
O図参照)、この軸受筒61により図示しないブレーキ
ペダル軸が回動自在に支承される。したがって、軸受筒
61はクロスメンバとしても機能する。
互に連結するように軸受筒61の両端が溶接され(第1
O図参照)、この軸受筒61により図示しないブレーキ
ペダル軸が回動自在に支承される。したがって、軸受筒
61はクロスメンバとしても機能する。
而して、車体フレーム2の両線枠50,50は、全長に
亘り上下方向幅が略一定でチャンネル状をなしているか
ら、製作時歩留が良く、比較的安価に得ることができる
。しかも、各縦枠50は、第1及び第2補強板56.5
7によって、前部よりも中間部が強く、また中間部より
も後部が強く補強されるので、各縦枠50には、それに
加わる曲げモーメントに対応した強度が与えられ、合理
的で軽量な車体フレーム2が得られる。
亘り上下方向幅が略一定でチャンネル状をなしているか
ら、製作時歩留が良く、比較的安価に得ることができる
。しかも、各縦枠50は、第1及び第2補強板56.5
7によって、前部よりも中間部が強く、また中間部より
も後部が強く補強されるので、各縦枠50には、それに
加わる曲げモーメントに対応した強度が与えられ、合理
的で軽量な車体フレーム2が得られる。
次に第1図、第3図及び第4図において、前記エンジン
5は、その振動を車体フレーム2に極力伝えないように
するために、左右の縦枠50,50上面に弾性支持部材
62.62を介して支持され、また車体フレーム2に対
するエンジン5の重心位置を極力下げるために、エンジ
ン5の下部のオイルパン63は両線枠50.50間に配
置される。
5は、その振動を車体フレーム2に極力伝えないように
するために、左右の縦枠50,50上面に弾性支持部材
62.62を介して支持され、また車体フレーム2に対
するエンジン5の重心位置を極力下げるために、エンジ
ン5の下部のオイルパン63は両線枠50.50間に配
置される。
このオイルパン63の底壁は、前半部63aが浅く、後
半部63bが深く形成され、その前半部63aに可及的
近接して配設された額縁状のブラケット64が複数本の
ポル)65.65により両線枠50,50の下面に着脱
可能に固着される。
半部63bが深く形成され、その前半部63aに可及的
近接して配設された額縁状のブラケット64が複数本の
ポル)65.65により両線枠50,50の下面に着脱
可能に固着される。
ブラケット64は鋳鉄製である。
ブラケット64の左右中央部には、軸線を前後方向に延
ばす前後一対の軸受部66.66が一体に形成されてお
り、これら軸受部66.66に両端を支承される水平の
ピボット軸67により前記フロントアクスルハウジング
lOが上下方向揺動自在に支承される。フロントアクス
ルハウジング10の揺動角度は、該ハウジング上面に隆
起させた円形突起68.68がブラケット64の下面に
当接することにより規制される。
ばす前後一対の軸受部66.66が一体に形成されてお
り、これら軸受部66.66に両端を支承される水平の
ピボット軸67により前記フロントアクスルハウジング
lOが上下方向揺動自在に支承される。フロントアクス
ルハウジング10の揺動角度は、該ハウジング上面に隆
起させた円形突起68.68がブラケット64の下面に
当接することにより規制される。
而して、フロントアクスルハウジングlO内のメンテナ
ンスを行うために、これを車体フレーム2から分離する
際には、ボルト65.65・・・を外してブラケット6
4と共に分離する。
ンスを行うために、これを車体フレーム2から分離する
際には、ボルト65.65・・・を外してブラケット6
4と共に分離する。
こうすることによりピボット軸67は、軸受部66.6
6及びフロントアクスルハウジング10に常に装着状態
に置かれ、他物から傷損を受けたり塵埃等に曝されたり
することもないので、良好なピボット機能を長期間確保
することができる。
6及びフロントアクスルハウジング10に常に装着状態
に置かれ、他物から傷損を受けたり塵埃等に曝されたり
することもないので、良好なピボット機能を長期間確保
することができる。
一方、ブラケット64の車体フレーム2への取付状態で
は、ピボット軸67は、オイルパン63の浅い前半部6
3aの底部に近接して両線枠50゜50間に配置される
ので、これによって車体フレーム2及びエンジン5の重
心が下がり、農用トラクタ1の安定性を増すことになる
。しかも、ブラケット64は、両線枠50,50間を連
結するクロスメンバの役割をも果たし、車体フレーム2
の強度を増強する。
は、ピボット軸67は、オイルパン63の浅い前半部6
3aの底部に近接して両線枠50゜50間に配置される
ので、これによって車体フレーム2及びエンジン5の重
心が下がり、農用トラクタ1の安定性を増すことになる
。しかも、ブラケット64は、両線枠50,50間を連
結するクロスメンバの役割をも果たし、車体フレーム2
の強度を増強する。
C6発明の効果
以上のように本発明によれば、車体フレームの左右両線
枠の前後方向中間部に、フライホイールの下部を両者間
に受容する外側方への膨出部をそれぞれ形成したので、
大径のフライホイールと縦枠との干渉を避けつつ、エン
ジンを比較的低い位置で車体フレームに搭載し、トラク
タの重心を下げることができると共に、車体フレームの
地上高を充分に確保することができ、その上、両線枠間
の距離をその一部において拡張するだけで済むので、車
体フレームのコンパクト化にも寄与し得る。
枠の前後方向中間部に、フライホイールの下部を両者間
に受容する外側方への膨出部をそれぞれ形成したので、
大径のフライホイールと縦枠との干渉を避けつつ、エン
ジンを比較的低い位置で車体フレームに搭載し、トラク
タの重心を下げることができると共に、車体フレームの
地上高を充分に確保することができ、その上、両線枠間
の距離をその一部において拡張するだけで済むので、車
体フレームのコンパクト化にも寄与し得る。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は乗用型
の農用トラクタの側面図、第2図はその平面図、第3図
は第1図のm−m線断面図、第4図は第3図の■矢視図
、第5図は上記農用トラクタの車体フレームの平面図、
第6図は第5図の■−■線断面図、第7図、第8図、第
9図、第10図及び第1)図は第6図の■−■線、■−
■線、IX−IX線、X−X線及びXI−XI線断面図
である。 1・・・乗用トラクタとしての農用トラクタ、2・・・
車体フレーム、5・・・エンジン、9・・・1輪、1)
・・・操向ハンドル、12・・・ミッションケース、1
3・・・後輪、22・・・フライホイール、23・・・
駆動軸、31・・・ステアリングギヤボックス、44・
・・自在継手、50−・・縦枠、50 a ・−・膨出
部、51.52゜53・・・クロスメンバ
の農用トラクタの側面図、第2図はその平面図、第3図
は第1図のm−m線断面図、第4図は第3図の■矢視図
、第5図は上記農用トラクタの車体フレームの平面図、
第6図は第5図の■−■線断面図、第7図、第8図、第
9図、第10図及び第1)図は第6図の■−■線、■−
■線、IX−IX線、X−X線及びXI−XI線断面図
である。 1・・・乗用トラクタとしての農用トラクタ、2・・・
車体フレーム、5・・・エンジン、9・・・1輪、1)
・・・操向ハンドル、12・・・ミッションケース、1
3・・・後輪、22・・・フライホイール、23・・・
駆動軸、31・・・ステアリングギヤボックス、44・
・・自在継手、50−・・縦枠、50 a ・−・膨出
部、51.52゜53・・・クロスメンバ
Claims (2)
- (1)前後方向に延びる左右一対の縦枠を複数のクロス
メンバを介して相互に接続して、前輪及び後輪に支持さ
れる車体フレームを構成し、この車体フレームの前部に
エンジンを弾性支持部材を介して支持し、またその後部
に、エンジンのフライホイールに駆動軸を介して連結さ
れる変速機を収容したミッションケースを固着し、さら
に車体フレームの上部に少なくとも前輪の操向のための
操向ハンドルを設置してなる乗用トラクタにおいて、車
体フレームの左右両縦枠の前後方向中間部に、フライホ
イールの下部を両者間に受容する外側方への膨出部をそ
れぞれ形成したことを特徴とする乗用トラクタ。 - (2)特許請求の範囲第(1)項記載のものにおいて、
前記駆動軸の左右両側に配置されるステアリングギヤボ
ックス及び動力取出軸用自在継手を左右の前記縦枠の膨
出部内側にそれぞれ受容させた乗用トラクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10523387A JPS63173771A (ja) | 1987-04-29 | 1987-04-29 | 乗用トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10523387A JPS63173771A (ja) | 1987-04-29 | 1987-04-29 | 乗用トラクタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62005576A Division JPH085405B2 (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 乗用トラクタの車体フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63173771A true JPS63173771A (ja) | 1988-07-18 |
Family
ID=14401936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10523387A Pending JPS63173771A (ja) | 1987-04-29 | 1987-04-29 | 乗用トラクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63173771A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10295120A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Iseki & Co Ltd | 農作業機 |
-
1987
- 1987-04-29 JP JP10523387A patent/JPS63173771A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10295120A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Iseki & Co Ltd | 農作業機 |
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