JPS6317368B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、振動ピツクアツプ型イヤーマイクロ
ホンを用いた送受信装置に関する。さらに詳しく
は、イヤーマイクロホンを装着した片方の耳で
送・受信が行なわれるようにした、イヤーマイク
ロホンを用いた送受信装置に関する。

振動ピツクアツプ型イヤーマイクロホン（以
下、イヤーマイクと称する。）は、片方の外耳道
に装着され、外耳道壁に伝わる装着者の骨伝導音
声信号（振動）をピツクアツプするものであり、
既に公知である。そして、このイヤーマイクは、
通常の音圧型イヤホン等の気導型スピーカと組合
せることが可能である。

そこで、本発明者等は、送信系としてイヤーマ
イクを用い、受信系として気導型スピーカを用
い、この送・受信系について無線方式により、外
部と送・受信することを試みた。即ち、イヤーマ
イクの出力を取出すリード線を通常の無線機（ツ
ー・ウエイ・ラジオなど。）に接続し、音圧型イ
ヤホンのコードを同じ無線機に接続し、且つ上記
音圧型イヤホンを上記イヤーマイクに接続し、片
方の外耳道に、この「イヤホン付きのイヤーマイ
ク」を装着した。その結果、送・受信ともに無線
交信することができた。しかし、イヤーマイクが
スピーカの重量分だけ重くなつて、装着感が悪化
するばかりでなく、イヤーマイクが振動ピツクア
ツプ型であるため、この「イヤホン付きのイヤー
マイク」から垂れ下がつている「イヤーマイクの
リード線」および「イヤホンの電気コード」のコ
ードノイズを、イヤーマイクがピツクアツプする
欠点がみられた。即ち、コードノイズが無線送信
されてしまい、送信音声が不明瞭になつてしまう
事が判つた。また、「イヤーマイクのリード線」
と「イヤホンの電気コード」とが、外耳道に装着
された「イヤホン付きのイヤーマイク」と、腰な
どに取付けた無線機とを直接結線しているため、
このコード類が装着者の身体動作の障害になる事
が判つた。

そこで、本発明の目的は、上記の欠点乃至障害
を解決する事にあり、そして、下記〜の要請
を満足させられる、イヤーマイクを用いた送受信
装置を提供することを目的とする。

送信系としてイヤーマイクを用いることによ
り、高騒音下で用いても、この騒音を排除し
て、明瞭な音声を送信できること。

イヤーマイクに、受信系のスピーカを組合せ
ることにより、少なくとも片方の耳で送・受話
ができ、両手作業に従事しながら、外部との無
線相互通話ができること。

イヤーマイクと無線機との間に携帯器を介在
させ、この携帯器を通して送受信系の結線を行
う事により、イヤーマイクがコードノイズをピ
ツクアツプするのを防止できること。

イヤーマイクと無線機との間に携帯器が介在
しているので、イヤーマイクと無線機が直接結
線された場合に比べて、イヤーマイク装着者
が、自由な身体動作が可能であり、例えば無線
機を腰に付けた建築工事現場の監督と作業員と
のような、労働従事者が自由な作業を行ない得
る事。

無線機として、従来のFM発振器やレシー
バ、トランシーバ、CBセツト、ツー・ウエ
イ・ラジオなどの入手し易いものを利用できる
こと。

送・受話中においても、両方の外耳道ともに
閉鎖されず、外音は十分に聞くことができるた
め、安全性が確保されること。

スピーカがイヤーマイクの外部に配置される
ため、例え同時送受話方式を採用してもハウリ
ング現象を生じ難いこと。

上記〜の目的を達成する本発明は、外耳道
壁から骨伝導音信号をピツクアツプする振動ピツ
クアツプ型イヤーマイクロホンと、外部からの送
信信号を聞くスピーカと、前記イヤーマイクロホ
ン装着者の胸元乃至襟元周辺に装着される携帯器
と、該イヤーマイクロホン装着者の腰元乃至胸元
周辺に装着される無線機との組合せから成り、前
記イヤーマイクロホンの出力信号を送信する送信
系の発信器と、外部からの送信信号を受信する受
信系の受信器と、その他の送・受信系部品が前記
無線機に組込まれている送受信装置において、前
記イヤーマイクロホンが受信系の音導空間を有し
ており、前記スピーカが気導型であつて前記携帯
器に組込まれており、前記受信系は、前記受信器
の出力がリード線によつて前記スピーカに入力さ
れ、該スピーカの音響出力が音導チユーブによつ
て前記イヤーマイクロホンに設けられた音導空間
に導入される構成を有しており、前記送信系は、
前記イヤーマイクロホンの出力が、前記携帯器を
通過するリード線によつて前記発信器に入力され
る構成を有していることを特徴とする。

以下、図示の実施例に基いて本発明を説明す
る。

各図において、１は振動ピツクアツプ素子２を
内蔵したイヤーマイクを示し、３は気導型スピー
カ４を内蔵した携帯器を示し、そして５は受信器
６と、送信器７と、電池電源８、増巾器９、
ON・OFFスイツチ１０、プレストーク方式の送
受信切換スイツチ１１等のその他の送受信系部品
とを有する無線機を示す。

本発明に好ましく用いられるイヤーマイクの例
は、第２図および第３図に示されている。

同上図に示す如く、イヤピース１２は、外耳道
内に入れられるアダプター部材１２Ａと、外耳道
の入口部分に配される外ケース１２Ｂとによつて
構成されており、後者１２Ｂの前面部分に設けら
れた雄ねじ等の被取付部１３に、前者１２Ａの後
端部に設けられた雌ねじ等の取付部１４が、取外
し可能に取付けてある。外ケース１２Ｂにはシー
ルド内ケース１５が内蔵されており、この内ケー
ス１５の前面から、前記被取付部１３の内側中空
部g1を通つて前記アダプター部材１２Ａの内側
中空部g2に向けて中空ケース１６を突出させて
あり、該中空ケース１６に、支持体１７によつて
支持された圧電素子の如き振動ピツクアツプ素子
２が内蔵されている。

前記アダプター部材１２Ａの前面には、音出孔
１８が設けてあり、該音出孔１８は、該アダプタ
ー部材１２Ａの内壁と前記中空ケース１６の外壁
との間の中空部ｇ２、該中空ケース１６の外壁と
前記被取付部１３の内壁との間の中空部ｇ１を通
つて、外ケース１２Ｂの内壁と内ケース１５の外
壁との間に形成された中空部ｇ３に音響的に導通
している。そして、外ケース１２Ｂの底面から、
前記気導型スピーカ４に導通している可撓性音導
チユーブ１９（軟質の天然若しくは合成ゴム、軟
質合成樹脂などの弾性を有する材料でチユーブ状
に形成されている。）が外ケース１２Ｂ内に取入
れてあり、該音導チユーブ１９の音出口１９Ａを
前記中空部ｇ３に向けてある。一方、前記振動ピ
ツクアツプ素子２（図示のものは圧電素子であつ
て、その作動方向が上下方向ではなく左右方向に
なるように設置してある。）のリード線２０も、
外ケース１２Ｂの底面からケース外へ導出されて
いる。即ち、マイナス極リード線２０Ａは内ケー
ス１５の内壁に接続させた後、プラス極リード線
２０Ｂと共に、可撓性チユーブ２０Ｃ（軟質の天
然若しくは合成ゴム、軟質合成樹脂などの弾性を
有する材料でチユーブ状に形成されている。）に
入れてケース外に取出され、携帯器３に内蔵され
た増巾器２１を通つた後、リード線２０Ｄによつ
て携帯無線機５の送信器７に接続してある。一
方、受信器６の電気出力は電気コード２２によつ
て前記気導型スピーカ４（前記携帯器３中に設け
られて、送受信者の胸ポケツトや襟元に取付けら
れる。）に入力されている。

前記ケース外へ導出された音導チユーブ１９と
リード線２０とは、並列状に接合されて一体化さ
れ、一体化された可撓性コード１９，２０を構成
している。なお、両者１９と２０の一体化技術は
これに限らず、音導チユーブ１９にリード線２０
を内包させる等、その他の方法を採用してもよ
い。

本発明の好ましい一実施態様に従えば、可撓性
コード１９，２０は、第４図および第５図に示す
如く、その二箇所が、外耳道入口２３近辺から耳
朶２４近辺まで延びる様に配される弾性部材２５
によつて移動可能に止められている。即ち、弾性
部材２５は、弾性線部２５Ａの両端部に、各々挿
通孔を有するチユーブ２５Ｂ，２５Ｃを取付けて
構成してあり、該チユーブ２５Ｂ，２５Ｃ部分
に、可撓性コード１９，２０の二箇所が、移動可
能なようにゆるやかに嵌入されている。前記弾性
線部２５Ａは、軟質の天然若しくは合成ゴム又は
軟質合成樹脂のような弾性材料によつて形成して
あるが、所謂つる巻きバネのように構造的に弾性
をもたせてもよい。また、チユーブ２５Ｂ，２５
Ｃはゴムのような弾性材質のもので形成してあ
る。かかる実施例における可撓性コード１９，２
０は、第４図に示す如く、チユーブ２５Ｂ，２５
Ｃによつて止められた二箇所間の可撓性コード部
分が、弾性線部２５Ａと共に、耳殻２６の付け根
部分に掛けて締付けることが可能なループを呈し
ている。その使用に際しては、次のようにすれば
よい。先ず、アダプター部材１２Ａを外耳道内に
入れると共に、外ケース１２Ｂは外耳道入口部分
の耳殻２６内部に嵌め込む。そして、ループを形
成している可撓性コード１９，２０を耳殻２６の
付け根部分に掛け、チユーブ２５Ｃに遊嵌されて
いるコード１９，２０部分を下方へ摺らしていつ
て、ループを次第に小さくし、耳殻２６の付け根
部分に締付ける。

本発明の別の好ましい実施態様に従えば、可撓
性コード１９，２０は、第６図および第７図に示
す如く、外耳道入口２３近辺から耳朶２４近辺方
向へ延びる様に配される弾性チユーブ２７に移動
可能に嵌入されている。該弾性チユーブ２７は、
耳殻２６の付け根部分に掛けられる逆Ｕ字形状の
可撓性耳掛け部分２８に、移動可能なように止め
られている。即ち、チユーブ２７に接合されてい
る第２チユーブ２９が耳掛け部材２８に移動可能
に嵌合してある。前記弾性チユーブ２７および第
２チユーブ２９は、軟質の天然若しくは合成ゴム
又は軟質合成樹脂のような弾性材料によつて形成
してある。また、このチユーブ２７，２９もゴム
のような弾性材質のもので形成してある。一方、
耳掛け部材２８は銅の如き金属線２８Ａの周囲を
ゴム、軟質合成樹脂の如き弾性材料２８Ｂで被覆
したものが好ましい。かかる実施態様における可
撓性コード１９，２０は、第６図に示す如く、チ
ユーブ２７によつて止められた部分が、移動可能
であることが望ましいが、該チユーブ２７は耳掛
け部材２８に対して固定であつてもよい。その使
用に際しては、次のようにすればよい。先ず、耳
掛け部材２８を耳殻２６の付け根部分に掛け、自
己の耳殻２６にフイツトするように該部材２８を
変形させる。そして、チユーブ２７に嵌入されて
いるコード１９，２０部分を上方又は下方へ摺ら
して長さ調節を行ない、イヤーマイクロホンのイ
ヤピース１２を外耳道に装着する。

本発明におけるコード１９，２０の固定方法
は、上記２つの好ましい実施態様に限定されず、
〔１〕クリツプを用いてコードの一部を耳朶に止
める技術、〔２〕ヘツドバンドにコードの一部を
止める技術、〔３〕耳殻背後に取付けられる耳掛
け部材にコードの一部を止める技術、〔４〕眼鏡
の弦にコードの一部を止める技術、〔５〕耳殻の
付け根部分に嵌め込むリング状部材にコードの一
部を止める技術、等が採用されてもよい。

本発明に好ましく用いられる携帯器３の例は第
８図に示されている。

同上図に示す如く、クリツプ３０を固着してい
る基材３１に回転部材３２が回転可能に取付けら
れ、該回転部材３２にボツクス３３が着脱可能に
螺合されている。増巾器２１に右端を接続された
コード２０Ｄとスピーカ４に接続されたコード２
２とは一体となつてボツクス３３に挿着され、リ
ード線２０および音導チユーブ１９はボツクス３
３に挿着されるとともに、スピーカ９が音導チユ
ーブ１９に接続しており、増巾器２１がリード線
２０に接続している。かかる携帯器３はイヤーマ
イク１の使用時に、クリツプ３０で衣服の襟、胸
ポケツトなどの適宜の箇所に挾着される。

なお、本発明に係る送受信装置は、第１図に示
す装着の他に、無線機５を胸ポケツトに入れ、携
帯器３を服の襟元に止めて装着するなど、その他
の装着が可能である。

本発明に用いられる無線機５について、プレス
トーク方式の送受切換無線機を用いる場合、手元
スイツチ３４を用いることができる。その好まし
い例は第１図および第９図に示されている。

同上図に示す如く、立方体状の本体３５内に、
スイツチ機構（図示せず）が内蔵され、ボタンス
イツチ３６の一部は上面３７より露出し、無線機
５の送受切換スイツチ１１に接続したコード３８
は本体３５に挿入されスイツチ機構に電気的に接
続している。本体３５の対向した側面に凹み３９
および４０がそれぞれ設けられ、一端部にマジツ
クフアスナ４１および４２を固着した保持片４３
および４４はそれぞれ本体３５の上面３７および
下面４５より本体３５に挿入され固定されてい
る。その使用時には、左手の人差し指に本体の凹
み３９を当て保持片４３，４４を人差し指に巻き
マジツクフアスナ４１，４２を重ね合わせ本体３
５を人差し指に固定する。左手の親指でスイツチ
３６を押し、操作する。または、右手の人差し指
に本体３５の凹み４０を当て上記と同じようにし
て固定する。右手の親指でスイツチ３６を押し、
操作する。

なお、第１図中、４６は公知のコード止め用ク
リツプを示している。

本発明による送受話は次のように行なわれる。

先ず、受信系については、無線機５の受信器６
による電気出力は、携帯器３中のスピーカ４に入
力されて電気−音響変換され、その音響出力は音
導チユーブ１９を通つて、その出口１９Ａから外
ケース１２Ｂの中空部ｇ３に導入され、中空部ｇ
１，ｇ２を通つて音出孔１８から外耳道内に導入
されることとなる。即ち、イヤピース１２には、
ｇ３→ｇ１→ｇ２→８という一連の通路から成る
音導空間部が形成されている。次に、送信系につ
いては、外耳道壁に伝達する骨伝導音声信号（振
動）は、アダプター１２Ａおよび支持部材１７を
介して振動ピツクアツプ素子２によつて拾われ、
機械的振動−電気変換され、その電気出力はリー
ド線２０によつて携帯器３中の増巾器２１に入力
されて増巾された後、無線機５の送信器７に入力
され、外部へ送信されることとなる。従つて、片
方の耳だけで送受話が可能である。

本発明は上記構成および作用を有するので、前
記した〜の目的を全て達成することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る送受信装置の装着状態の
代表例を示す概略斜視図であり、第２図は本発明
に好ましく用いられるイヤーマイクの縦断面図、
第３図は同上図の平面図、第４図および第６図は
本発明に好ましく用いられるコード止め技術の二
つの代表例を示す正面図、第５図および第７図は
−線および−線断面図、第８図は携帯器
の一例を示す縦断面図、第９図は手元スイツチの
一例を示す斜視図である。 図中、１はイヤーマイク、２は振動ピツクアツ
プ素子、３は携帯器、４はスピーカ、５は無線
機、６は受信器、７は送受器、ｇ１，ｇ２，ｇ３
は音導空間、１９は音導チユーブ、２０はリード
線、２０Ｄ，２２は電気コードを各々示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 外耳道壁から骨伝導音信号をピツクアツプす
   る振動ピツクアツプ型イヤーマイクロホンと、外
   部からの送信信号を聞くスピーカと、前記イヤー
   マイクロホン装着者の胸元乃至襟元周辺に装着さ
   れる携帯器と、該イヤーマイクロホン装着者の腰
   元乃至胸元周辺に装着される無線機との組合せか
   ら成り、前記イヤーマイクロホンの出力信号を送
   信する送信系の発信器と、外部からの送信信号を
   受信する受信系の受信器と、その他の送・受信系
   部品が前記無線機に組込まれている送受信装置に
   おいて、前記イヤーマイクロホンが受信系の音導
   空間を有しており、前記スピーカが気導型であつ
   て前記携帯器に組込まれており、前記受信系は、
   前記受信器の出力がリード線によつて前記スピー
   カに入力され、該スピーカの音響出力が音導チユ
   ーブによつて前記イヤーマイクロホンに設けられ
   た音導空間に導入される構成を有しており、前記
   送信系は、前記イヤーマイクロホンの出力が、前
   記携帯器を通過するリード線によつて前記発信器
   に入力される構成を有していることを特徴とする
   イヤーマイクロホンを用いた送受信装置。 ２ スピーカの音響出力を通す音導チユーブと、
   イヤーマイクロホンの出力を導出するリード線と
   が、一体化された可撓性コードとして構成されて
   いることを特徴とする、特許請求の範囲第１項記
   載のイヤーマイクロホンを用いた送受信装置。 ３ 可撓性コードの二箇所が、外耳道入口近辺か
   ら耳朶近辺まで延びる様に配される弾性部材によ
   つて移動可能に止められており、該止められた二
   箇所間の可撓性コード部分と前記弾性部材とが、
   耳殻の付け根部分に掛けて締付けることが可能な
   ループを呈していることを特徴とする、特許請求
   の範囲第２項記載のイヤーマイクロホンを用いた
   送受信装置。 ４ 可撓性コードの一箇所が、外耳道入口近辺か
   ら耳朶近辺方向へ延びる様に配される弾性チユー
   ブに移動可能に嵌入されており、該弾性チユーブ
   が、耳殻の付け根部分に掛けられる可撓性耳掛け
   部材に止められていることを特徴とする、特許請
   求の範囲第２項記載のイヤーマイクロホンを利用
   した送受信装置。 ５ イヤーマイクロホンが、該イヤーマイクロホ
   ン本体の前面側の突出状部分に振動ピツクアツプ
   素子が内蔵されており、外耳道壁に接触するアダ
   プターが、イヤーマイクロホン本体の前面側に、
   前記突出状部分の外周面との間に音導空間を形成
   して且つ着脱可能に設けてあり、該アダプター
   が、その先端部分に音出孔を有しており、且つ受
   信系スピーカの音響出力が、前記音導空間を通つ
   て該音出孔から外耳道内へ導出される構成を有す
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項〜第
   ４項のいずれかに記載のイヤーマイクロホンを利
   用した送受信装置。 ６ 携帯器が、クリツプを有しており、携帯器ボ
   ツクスがクリツプに対して回動可能に止められて
   いることを特徴とする、特許請求の範囲第１項〜
   第５項のいずれかに記載のイヤーマイクロホンを
   利用した送受信装置。 ７ 無線機が、プレストーク方式の送受信切換ス
   イツチを有する携帯無線機であることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項〜第６項のいずれかに
   記載のイヤーマイクロホンを利用した送受信装
   置。 ８ 送受切換スイツチが、イヤーマイク装着者の
   手元スイツチによつて操作されることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第７項記載のイヤーマイクロ
   ホンを利用した送受信装置。