JPS63172040A - フライホイ−ル - Google Patents

フライホイ−ル

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Publication number
JPS63172040A
JPS63172040A JP14487A JP14487A JPS63172040A JP S63172040 A JPS63172040 A JP S63172040A JP 14487 A JP14487 A JP 14487A JP 14487 A JP14487 A JP 14487A JP S63172040 A JPS63172040 A JP S63172040A
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JP
Japan
Prior art keywords
torque
engine
side mass
transmission
mass
Prior art date
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Pending
Application number
JP14487A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoaki Otsuka
大塚 清明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority to JP14487A priority Critical patent/JPS63172040A/ja
Priority to DE19873740570 priority patent/DE3740570A1/de
Publication of JPS63172040A publication Critical patent/JPS63172040A/ja
Priority to US07/397,644 priority patent/US5070979A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/16Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D35/00Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
    • F16D35/005Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/131Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses
    • F16F15/139Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses characterised by friction-damping means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/18Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using electric, magnetic or electromagnetic means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フライホイールに関する。
[従来の技術] 従来のフライホイールとしては、例えばU自動車技術1
985年12号」 (社団法人自動車技術間発行)第1
428頁乃至1433頁に示されたものがある。このフ
ライホイールは、いわゆるトーショナルダンパ付きフラ
イホイールと称されているもので、エンジン側マス、ト
ランスミッション側マス、コンプレッションスプリング
及びヒストリシス機構のほか、ダンピングが円滑に作動
するためのベアリング、作動時発生する過大トルクを逃
がすリミットトルク機構で構成されている。
そして、エンジンの出力トルクの大きさに応じてコンプ
レッションスプリングが撓み、さらに、その状態で変動
トルクをコンプレッションスプリングとヒストリシス機
構が吸収するので、トランスミッション側マスはエンジ
ン側マスに対して、減衰された回転変動量で回転し、平
均化したトルクが駆動系に伝達される。しかし、このよ
うな構造であるため、コンプレッションスプリングのば
ね常数を大きくすると、大きなトルク伝達時でも、コン
プレッションスプリングは完全に撓んでしまうことなく
、変動トルクの吸収ができる一方で、小さなトルク伝達
時、例えば車がアイドリング状態で停車している様な時
の変動トルクの吸収ができない。ばね常数を小さくする
と、小さなトルク伝達時の変動トルク吸収ができる一方
で、大きなトルク伝達時にはコンプレッションスプリン
グが完全に撓んでしまい、変動トルクの吸収ができなく
なるという問題点があった。
このため、比較的大ぎなトルク伝達時及び小さなトルク
伝達時にも変動トルクを吸収することを可能とするため
、エンジン側マスとトランスミッション側マスとの間に
いわゆるビスカスカップリングを介装することが提案さ
れている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、このビスカスカップリングを用いたフライホ
イールはエンジン側マスとトランスミッション側マスと
にそれぞれ交互に係合された抵抗板が両マス間に形成さ
れた密封室内に配置され、この密封室内にシリコンオイ
ル等の粘性流体が封入されたものである。したがって、
エンジン側マスの回転で、一方の抵抗板が回転すると粘
性流体の粘性抵抗を介して他方の抵抗板が回転し、トラ
ンスミッション側マスにトルク伝達が行われる。
また、エンジン側の変動トルクは、両抵抗板間の粘性流
体でダンピングされ、上記同様な作用が期待できると共
に、大きなトルク伝達時の変動トルク吸収及び小さなト
ルク伝達時の変動トルク吸収の双方が可能である。しか
しながら、ビスカスカップリングの伝達1〜ルク容最を
小さなトルク伝達時の変動トルクも吸収可能な値に設定
すると大きなトルク伝達時エンジン側マスとミッション
側マスの差動回転数が大きくなり、燃費が悪くなるとい
う問題点があった。
そこで、この発明は上記問題点を解決して比較的大きな
トルク伝達時及び小さなトルク伝達時も変動トルクの吸
収もでき、しかも、燃費の悪化を防止することができる
フライホイールの提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するために、相対回転可能な
エンジン側マス及びトランスミッション側マスと、前記
両マス間に粘性流体を封入して設けられた密封室と、密
封室内で上記両マスにそれぞれ回転方向に係合され交互
に近接して配置された複数の抵抗板と、駆動トルクを感
知する感知手段と、この感知手段の感知に基づき前記両
マス間を係合する係合手段とから構成した。
[作用] 上記の構成によれば、所定以下のトルク伝達時はエンジ
ン側マスからの動力は抵抗板間の差動による密封室内の
粘性流体の粘性抵抗によりトランスミッション側マスに
伝達されるとともに、トルク変動に伴う振動は密封室の
粘性流体による粘性抵抗によりダンピングされて吸収さ
れるが、伝達トルクが所定以上になると感知手段がこれ
を感知し、この感知により保合手段がエンジン側マスと
トランスミッション側マスとを係合しトルク伝達を行う
[実施例〕 以下この発明を第1図乃至第3図の図面に示された一実
施例に基づいて説明する。
フライホイール1のエンジン側マス3とトランスミッシ
ョン側マス5との間には、中間部材7が介装されている
。この中間部材7はエンジン側マス3(1gのエンジン
側円板9と、トランスミッション側マス5側のトランス
ミッション側円板11とから形成されており、側円板9
,11はその対向面間にシール部材13を介在させて固
着されている。この中間部材7はシール17及び軸受材
19゜19.21を介在させてエンジン側マス3の周面
上に相対回転自在に支持されている。また、中間部材7
は上記トランスミッション側マス5と軸受材22.22
.23を介して連結され相対回転可能となっている。
エンジン側マス3と、中間部材7との間には粘性流体を
封入した密封室25が形成されている。
この密封室25内で、エンジン側マス3の外周面と中間
部材7のエンジン側円板9の内周面とにはスプライン2
7.29が形成されており、両スプライン27.29に
は複数個の抵抗板31.33がそれぞれ交互に近接して
係合されている。そして、これら抵抗板31.33はエ
ンジン側マス3及び中間部材7とともに相対回転するよ
うになっている。35は各抵抗板31.33間に介装さ
れた弾性体である。
上記中間部材7とトランスミッション側マス5との間に
は、エンジンからフライホイール1を通してミッション
に伝達される駆動力を感知する感知手段36と、感知手
段36の感知に基づいてエンジン側マス3と中間部材7
とを係合する係合手段37が設けられている。感知手段
36はコンプレッションスプリング39と、コンプレッ
ションスプリング39と係合可能な係合リング41とか
らなる。また、係合手段37はトランスミッション側円
板11に密封室25内に進退移動可能に介装された移動
部材43と、移動部材43とトランスミッション側マス
5との間のカム面45とにより構成されている。
上記コンプレッションスプリング39は、第1図及び第
3図に示すように、巻ばねからなり、中間部材7のトラ
ンスミッション側円板11とトランスミッション側円板
11に固着されている円板49との対向面間に存する空
隙部47内に位置して周方向に付勢可能に配匠されてい
る。コンプレッションスプリング3つの両端は、係合部
材39aを介して円板49に保持されている。またトラ
ンスミッション側マス5に固着されている係合リング4
1は係合部41aで係合部材39aと係合し、空隙部4
7内に設けられている。そして中間部材7とトランスミ
ッション側マス5の間の駆動トルクの大きさに比例して
コンプレッションスプリング39が縮小するようになっ
ている。
移動部材43はトランスミッション側円板11に貫通形
成された孔部53内に挿通されており、この孔部53内
を摺動して密封室25に進退自在となっている。55は
孔部53の内周に固定されたシール部材である。
カム面45は第2図に示すように、凸面45aと、凸面
45aに嵌合する凹面45bとから形成されている。な
お、移動部材43とトランスミッション側マス5とのい
ずれに凸面45aあるいは凹面45bを形成するかは適
宜選択すればよい。
上記エンジン側マス3にはフライホイール1をエンジン
出力軸に連結する時、エンジン側マス3とリングギヤ5
9が固着されて連結されている。
次に上記の構成からなる一実施例の作用を説明する。
エンジンからクランクシャフトを通じてエンジン側マス
3に伝達された動力により、エンジン側マス3とともに
抵抗板31が回転し、さらにこの抵抗板31の回転によ
る粘性流体の粘性抵抗により抵抗板33も一体的に回転
することとなり、抵抗板33を係合するトランスミッシ
ョン側円板11も回転し、トランスミッション側円板1
1に固着された円板49からコンプレッションスプリン
グ3つを介してトランスミッション側マス5に固着され
た係合リング41に伝達されミッション側にトルク伝達
が行なわれる。また、トルク変動に伴う振動は密封室2
5内に設けられた抵抗板31゜33間の粘性流体でダン
ピングされて吸収されトランスミッション側へ伝達が抑
制される。
ところで駆動トルクが所定値以上になるとコンプレッシ
ョンスプリング39が撓み、トランスミッション側マス
5と中間部材7との間で相対的位置ズレが発生しカム面
45の作用により移動部材43を密封室25内に進入さ
せる。移動部材43の密封室25内への進入により密封
室25内の圧力が上昇し、粘性流体を介して抵抗板31
.33間の伝達トルク容量が増加される。更に、駆動ト
ルクが増すと、移動部材43が密封室25内に進入し、
抵抗板31.33が締結されて両車間のスリップが停止
される。このため、エンジン側マス3とトランスミッシ
ョン側マス5の差動が制限されてエンジン側マス3、中
間部材7、トランスミッション側マス5が一体的に回転
しエンジン側マス3側からトランスミッション側マス5
へ動力が伝達されることとなる。この場合の変動トルク
吸収はコンプレッションスプリング39によって吸収さ
れる。
第4図及び第5図は第2実施例を示すものであり、この
連結部材37は移動部材43によりエンジン側マス3と
トランスミッション側マス5とを直接連結可能にしたも
のである。移動部材43は外周にスプライン61が形成
されており、このスブライン61が中間部材7の内周に
形成されたスプライン63に係合してエンジン側マス3
とトランスミッション側マス5との間に軸方向移動可能
に配置されている。そして、この移動部材43の内周に
は、第5図に示すように、周方向へ向()、かつ、軸方
向に屈曲形成された案内溝65が形成されており、該案
内溝65内にトランスミッション側マス5に取り付けた
案内ビン67を移動可能に挿通している。さらに、詳説
すれば、案内溝65はエンジン側マス3側の解除部65
aと、トランスミッシン側マス5側の押圧部65Cと、
解除部65a及び押圧部65c間を連通ずる傾斜角を有
した連通部65bとから形成されており、案内ビン67
が解除部65aにある状態で上記移動部材43はエンジ
ン側マス3から遠ざかる方向に移動し、また、案内ビン
67が解除部65aから連通部65bを通過して抑圧部
65cに来た状態で移動部材43がエンジン側マス3側
に向けて移動するようになっている。また、エンジン側
マス3とトランスミッション側マス5との対向面間には
板ばね69及び摩擦板71が介装されており、両者間の
衝突時には衝撃吸収可能で、かつ、滑りが防止されるよ
うになっている。また、空隙部45内に位置してトラン
スミッション側マス5には突出部73が形成されており
、該突出部73は両側と中間部材7及びトランスミッシ
ョン側マス5本体との対向間に介装された板ばね75及
び摩擦材76に弾性支持されている。
この第2実施例のものは、所定駆動トルク以上になると
コンプレッションスプリングが撓みエンジン側マス3と
トランスミッション側マス5との間に相対的位置ズレが
生じ案内ビン67が案内溝65内を、解除部65aから
連通部65bを経由して抑圧部65c内まで案内されて
移動する。この案内ビン67の移動により、移動部材4
3がエンジン側マス3側に近づく方向へ移動する。そし
て、この移動に伴ない板はね69及び摩擦板71が押圧
されて、移動部材43がエンジン側マス3に圧接され、
エンジン側マス3と中間部材7とが係合される。これに
よりエンジン側マス3、中間部材7及びトランスミッシ
ョン側マス5が一体的に回転して、エンジン側マス3か
らコンプレッションスプリング39を介してトランスミ
ッション側マス5に動力が伝達されることになる。この
場合変動トルク吸収はコンプレッションスプリング39
によって吸収される。
なお、77は移動部材43のトランスミッション側マス
5側への移動を規制する規制リングである。また、第1
実施例と同一構成には同一番号を付して説明は省略する
第6図は第3実施例であり、このものは励磁コイル81
の磁力を利用して移動部材43を移動させ、エンジン側
マス3と中間部材7とを係合及び係合解除するように構
成したものである。移動部材43は外周にスプライン8
3が形成されており、このスプライン83が中間部材7
のトランスミッション側円板11の内周に形成されたス
プライン85に係合して軸方向移動可能に配置されてい
る。
この移動部材43に面するトランスミッション側マス5
の位置には励磁コイル81が介装されている。87はバ
ッテリに接続されたスリップリング、89は空隙部47
内に面して中間部材7に取り付けられた励磁コイル81
のON、OFF用のスイッチであり、このスイッチ8つ
は中間部材7とトランスミッション側マス5との間の相
対的位置ズレを感知して0N1OFFするようになって
いる。
この第3実施例のものは、駆−動トルクが所定値以上に
なるとコンプレッションスプリング39が撓み中間部材
7とトランスミッション側マス5の相対的位置ズレによ
りスイッチ89がONになり励磁コイル81が励磁され
ることにより、移動部材43をトランスミッション側円
板11に引き付けて係合し、抵抗板31.33間のスリ
ップを停止させ、エンジン側マス3、中間部材7、トラ
ンスミッション側マス5とを一体的に回転させるように
したものである。なお、第1実施例と同一構成には同一
番号を付して説明は省略する。
第7図乃至第9図は第4実施例であり、このものはコン
プレッションスプリング39に固定された係合部39a
と係合リング41の係合部41aとの係合によるコンプ
レッションスプリング39の拡縮により、励磁コイル9
1がON、0FFL。
で、移動部材43がスプライン93に案内されて軸方向
に移動しエンジン側マス3とトランスミッション側円板
11とを係合及び係合解除するようになっている。第9
図において、ON状態(コンプレッションスプリング3
9が撓んで圧縮限界に達した状態〉を点線、OFF状N
(コンプレッションスプリング3つが伸長している状態
)を実線で示しである。95はコンプレッションスプリ
ング39を支持する支持部材で中間部材7に固着されて
おり、97はバッテリ接続されるスリップリングである
。なお、第1実施例と同一構成には同一符号を付して説
明は省略する。
第10図乃至第12図は第5実施例を示す。
すなわち、中間部材107はシール部材115及び軸受
材117,117を介在させてエンジン側マス103の
円周上に相対回転自在に支承されている。また、中間部
材107の他側(第10図にて右側)は、上記トランス
ミッション側マス1○5と軸受材119,121を介在
させて相対回転可能となっている。
エンジン側マス103と中間部材107どの間には粘性
流体を封入した密封空123が形成されている。この密
封室123内でエンジン側マス103の外周面と中間部
材107のエンジン側円板109の内周面とにはスプラ
イン125,127が形成されており、両スプライン1
25.127には複数個の抵抗板129.131がそれ
ぞれ交互に近接して係合されている。そして、これら抵
抗板129.131はエンジン側マス103及び中間部
材107と共に相対回転するようになっている。133
は各抵抗板131間に介装されたスペーサリングである
上記中間部材107とトランスミッション側マス105
との間には、エンジンからフライホイール101を通し
てミッションに伝達される駆動力を感知する感知手段1
35と、感知手段135の感知に基づいてエンジン側マ
ス103と中間部材107とを係合する係合手段137
が設けられている。
感知手段135は、コンプレッションスプリング139
とコンプレッションスプリング139と係合可能な係合
リング141とからなり、コンプレッションスプリング
139は第11図に示すように巻ばねからなり、中間部
材107のトランスミッション側円板111とトランス
ミッション側マス105との対向面間に存する空隙部1
43内に位置して周方向に付勢可能に配置されている。
コンプレッションスプリング139は係合部材139a
、139bを介し係合リング141とトランスミッショ
ン側円板の支持部材157とに係止される。
また、トランスミッション側マス105に固着されてい
る係合リング141は、係合部141aで係合部材13
9aと係合し、中間部材107とトランスミッション側
マス105の間の駆動トルクの大きさに比例してコンプ
レッションスプリング139が縮小するようになってい
る。
係合手段137は、中間部材107であるエンジン側円
板109に電磁石145を構成する励磁コイル147を
装着し、励磁コイル147と対抗する位置にエンジン側
マス103より突出したフランジ部149を設け、この
フランジ部149はエンジン側円板109に設けた溝1
51内に若干の遊びを保って挿入されている。更に、フ
ランジ部149は放射状に複数個のスパイダ153を外
周に形成してあり、励磁コイル147が励磁された場合
、磁路A(矢印図示)が形成され中間部材107とエン
ジン側マス103とは一体的に回転することとなる。
前記励磁コイル147をON、OFFするため、前記コ
ンプレッションスプリング139内にON。
OFFの接点を備えたスイッチ155がスプリング13
9の両端に装着され(第11図参照)、コンプレッショ
ンスプリング139が撓んで圧縮限界に達した時接点が
接触してON、OFF状態となる。159はバッテリに
接続されるスリップリングである。なお、エンジン側マ
ス103には始動用のリングギヤ161が設けられてい
る。
上記の構成によりエンジンからクランクシャフトを通じ
てエンジン側マス103に伝達された動力により、エン
ジン側マス103と共に抵抗板129が回転し、更に、
この抵抗板129の回転による粘性流体の粘性抵抗によ
り抵抗板131も一体的に回転づることとなり、抵抗板
131を係合するエンジン側円板109に固着したトラ
ンスミッション側円板111と回転し、トランスミッシ
ョン側円板111よりコンプレッションスプリング13
9を介してトランスミッション側マス105に固着され
た係合リング141に伝達され、ミッション側トルク伝
達が行なわれる。また、トルク変動に伴なう撮動は密封
室123内に設けられた抵抗板129.131間の粘性
流体でダンピングされて吸収されトランスミッション側
への伝達が抑制される。
ところで、所定駆動トルク以上となると、コンプレッシ
ョンスプリング139が撓み相対的位置ズレが生じ、ス
イッチ155が接触し電源をONし励磁コイル147を
励磁する。この励磁コイル147の励磁によりフランジ
部149に設置プだスパイダ153とエンジン側円板1
09との間に磁路Aが形成される。この磁路Aの形成に
よりスパイダ153とエンジン側円板109には交番磁
界が生じて渦流が生じ、この渦流に制動されて中間部材
107のエンジン側円板109はエンジン側マス103
と一体的に回転することとなる。このため、エンジン側
マス103からコンプレッションスプリング139を介
してトランスミッション側マス105に動力が伝達され
ることとなる。
そして、励磁コイル147とエンジン側マス103のフ
ランジ部149は非接触状態に保たれているため励磁コ
イルの摩耗損傷がない。
また、駆動トルクが所定以上のときは電磁力で係合して
しまうため、エンジン低回転高トルクのときも十分に対
応でき、さらに、密封室123内での差動はなく、密封
室123が高圧で破損することがないと共に、抵抗板1
29.131の摩耗も防止できる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、粘
性継手の伝達トルク容量をアイドリング時及び低駆動ト
ルク時に変動トルク吸収可能な値に設定し所定駆動トル
ク以上はエンジン側マスとトランスミッション側マスと
がコンプレッションスプリングを介して一体回転するの
で、大きなトルク伝達も可能であり、しかも、変動トル
クの吸収もできるものでありながら、加速性及び燃費の
悪化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の半径部分の断面図、第2図はカム
面の断面図、第3図はコンプレッションスプリングと係
合リングとの係脱状態を示す部分断面図、第4図及び第
5図は第2実施例を示し、第4図は半径部分の断面図、
第5図は第4図■−■線断面図、第6図は第3実施例の
半径部分の断面図、第7図乃至第9図は第4実施例を示
し、第7図は半径部分の断面図、第8図は破断して示す
部分正面図、第9図はコンプレッションスプリングと係
合リングとの係脱状態を示す部分正面図、第10図乃至
第12図は第5実施例を示し、第10図は半径部分の断
面図、第11図はリングギトとエンジン側マスとの間の
磁路の発生を示す半径部分の正面図、第12図はリング
ギヤとエンジン側マスとの間の磁路の発生を示す断面図
である。 1.101・・・フライホイール 3.103・・・エンジン側マス 5.105・・・トランスミッション側マス25.12
3・・・密封室 31.33,129,131・・・抵抗板36.135
・・・感知手段 37.137・・・係合手段 代理人 弁理士  三 好 保 男 第8図 役9図 第1o図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相対回転可能なエンジン側マス及びトランスミッション
    側マスと、前記両マス間に粘性流体を封入して設けられ
    た密封室と、この密封室内で上記両マスにそれぞれ回転
    方向に係合され交互に近接して配置された複数の抵抗板
    と、駆動トルクを感知する感知手段と、この感知手段の
    感知に基づき前記両マス間を係合する係合手段とからな
    ることを特徴とするフライホイール。
JP14487A 1986-12-04 1987-01-06 フライホイ−ル Pending JPS63172040A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104930119A (zh) * 2014-03-18 2015-09-23 舍弗勒技术股份两合公司 飞轮、离合器及飞轮离合器组装体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104930119A (zh) * 2014-03-18 2015-09-23 舍弗勒技术股份两合公司 飞轮、离合器及飞轮离合器组装体
CN104930119B (zh) * 2014-03-18 2019-09-13 舍弗勒技术股份两合公司 飞轮、离合器及飞轮离合器组装体

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