JPS63172021A - カルダン軸用自在継ぎ手 - Google Patents

カルダン軸用自在継ぎ手

Info

Publication number
JPS63172021A
JPS63172021A JP62324224A JP32422487A JPS63172021A JP S63172021 A JPS63172021 A JP S63172021A JP 62324224 A JP62324224 A JP 62324224A JP 32422487 A JP32422487 A JP 32422487A JP S63172021 A JPS63172021 A JP S63172021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
trunnion
universal joint
axial
outer ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62324224A
Other languages
English (en)
Inventor
ハンス、リンデンタール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JM Voith GmbH
Original Assignee
JM Voith GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JM Voith GmbH filed Critical JM Voith GmbH
Publication of JPS63172021A publication Critical patent/JPS63172021A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
    • F16D3/38Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
    • F16D3/40Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes
    • F16D3/41Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes with ball or roller bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
    • F16D3/38Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
    • F16D3/382Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another constructional details of other than the intermediate member
    • F16D3/385Bearing cup; Bearing construction; Bearing seal; Mounting of bearing on the intermediate member

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、特許請求の範囲(1)の前文に記載された、
高トルクを伝達するのに適したカルダン軸用自在継ぎ手
に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕この
種自在継ぎ手は独乙国特許第2625960号(英国特
許第1539497号)により公知である。
この形式のカルダン軸が重工業において使用される時は
、継ぎ手は、場合によるが、高トルクのみならず成る程
度の横に働く力をも受けている。
従って、自在継ぎ手は、主として回転方向の力を伝達す
るのに役立つラジアルベアリングだけでなしに、横方向
に働く力を吸収して継ぎ手内部の横方向の遊びを調節す
る軸方向ベアリングをも装備している。横方向に働く力
は、継ぎ手ヨークの受容孔に軸方向に嵌着されるべきロ
ーラーベアリングリングにより、トラニオン十字から継
ぎ手ヨークへ又は継ぎ手ヨークからトラニオン十字へ伝
達されるが、上記ローラーベアリングリングは横方向に
働く力をまともに受ける。
上記独乙国特許第2625960号から、トラニオンの
縦軸に作用する横向きの力はトラニオンの端面からベア
リングカバーへ直接伝達されることが知られている。そ
れから、ねじを介して継ぎ手ヨーク内へ或いはベアリン
グ孔内部の溝に挿入された固定リングを介して、横向き
の力が伝達される可能性がある。然しなから、固定リン
グは、重機械において発生する荷重を担持するのには不
十分である場合が多く、且つ溝から外れてベアリングを
破壊する結果となることがしばしばである。
従って、従来、トラニオンの根元領域換言すれば隣接す
る二つのトラニオンの間に在る中間領域から継ぎ手ヨー
ク内のカラーを有するラジアルベアリングのアウターリ
ングへ横向きの力を伝達させる試みがなされて来た(独
乙国実用新案第1858494号)。
この試みを実施するためには、トラニオン十字の組立て
前にアウターリングを挿入するか、或いは継ぎ手ヨーク
内に在るベアリング孔を備えたベアリングアイが三部品
から成る設計のものであるかの、何れかでなくてはなら
ない。後者の構成では、トラニオンの根元領域に軸方向
ベアリングをこのように配置するとトラニオン十字の丈
夫な設計を必要とする構造上のスペースが確実にとられ
るので、榊ぎ手とトラニオンの根元領域におけるトラニ
オン十字の実質的な弱体化を招く結果となる。
上述の解決法においては、何れも、継ぎ手ヨークは、回
転方向の力の他に完全な横方向の力も受ける。その結果
、特に継ぎ手ハーフは継ぎ子軸から外方へ半径方向に変
形せしめられる。この変形の結果、向き合っている軸方
向ベアリングは自由にされ、相応の遊びが発生する。カ
ルダン軸におけるこの遊びは、カルダン軸の転勤の安定
性と継ぎ手内の総てのベアリングの寿命を劣化させるば
かりか、カルダン軸が圧延機に使用される場合圧延され
た製品の質を低下させてしまう。
本発明の目的は、寿命を延ばす観点で総てのベアリング
が均一の応力を受け、且つ横方向の力の作用による継ぎ
手内での遊びの発生が回避されるような普通の自在継ぎ
手を開発することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕この目的は、
特許請求の範囲filの特徴部分に記載された特徴によ
り達成される。本願発明者は、ローラーベアリングの荷
重支承能力を支配するのは継ぎ手全体の剛性であるが、
主として一部品をなすベアリングハーフにおける閉塞さ
れたベアリング孔の領域の剛性とベアリング自体の内部
の剛性とである、ということを知った。従って、目的は
、継ぎ手内のベアリングを継ぎ手の他の部分の変形の影
響を受けないようにすることにある。本発明によれば、
これは下記の方法によって達成される。
即ち、トラニオン十字は、トラニオンの軸線に沿って中
心部を貫通して延びていて中に棒状のタイロッドを配設
した縦孔を有している。このタイロッドには互いに向き
合った二つのベアリングのベアリングカバーが取付けら
れている。ベアリングカバーはその内側で軸方向ベアリ
ングの径方向外側のトラックを支承していて、ベアリン
グ孔の領域にある継ぎ手ヨークの端面上に載置されてい
る。
トラニオン十字にその中にタイロッドを挿通ずる縦孔が
穿設されている自在継ぎ手は英国特許第1033628
号により公知である。この特許では、トラニオンは、端
面が閉じられていてインナーリングかアウターリングの
ないニードルベアリングを有するベアリングカップに装
着されており、これらのベアリングカップ自体は継ぎ手
ヨークの半分を形成していて、フランジの端面にねし止
めされている。タイロッドの主要な機能は、継ぎ手が高
速回転に適するようにすべきである場合、全体として二
つのベアリングカップの遠心力を吸収することである。
然しなから、多重部品構造であるため、これは高トルク
を伝達するには適当でない。
これに対して、本発明により達成された解決法は次の通
りである。即ち、カルダン軸の周りの適当な角度位置に
おいて、継ぎ手の軸線から離れる方向のトラニオンの軸
線に向う軸方向の力として作用する、継ぎ手ヨークへ伝
達されるべき横向きの力は、トラニオンの端面から、軸
方向ベアリングのインナートラックとローラーとを経由
して、ベアリングカバーに接する他方のトラックへ伝え
られる。然しなから、この構成では、公知の自在継ぎ手
の場合とは違って、力は、ねじ止めされたベアリングカ
バー即ちベアリングカップを経由して、或いは固定リン
グによってベアリングカバーに連結されたラジアルベア
リングのアウターリングの軸を経由して、最短のルート
で畢ぎ手ヨークへ伝達されることはない。本発明によれ
ば、横方向の力は、継ぎ手ヨークハーフに固定的には連
結されていない一方のベアリングカバーから、このベア
リングカバーに連結されていて反対側のベアリングのベ
アリングカバーまで導かれてそこで同様にそのベアリン
グカバーに固定されたタイロッドへ伝達され、その力は
この継ぎ手ヨークハーフにおけるこの点で吸収されて、
纜ぎ子軸線に向ってtill<。
本発明の好適実施例では、ラジアルベアリングは外側か
らベアリング孔内ヘストップ位置まで押し込まれ得るア
ウターリングを有している。この構成では、ベアリング
カバーは、それがアウターリングを軸方向に固定するよ
うに、アウターリングの端面上又は継ぎ手ヨークの端面
上に直接設置され得る。
この構成の利点は、継ぎ手ヨークの二つのベアリングカ
バーがトラニオン十字を貫通するタイロッドにより一緒
に押圧され且つラジアルベアリングのアウターリングを
そのストップ片へ同時に押し付ける、という事実に在る
。一方のベアリングカバーに対して作用する横方向の力
は、それが向けられる継ぎ手ヨークハーフによっては吸
収されずに、反対の継ぎ手ヨークハーフによって吸収さ
れる。横方向の力は軸方向ベアリングが押圧されない側
の継ぎ手ヨークハーフにより吸収されるため、横方向の
力を受ける軸方向ベアリングのある側の継ぎ手ヨークハ
ーフは変形しないという結果になる。本発明による解決
方法では、継ぎ手ヨークにより吸収されるべき横方向の
力は、径方向外側への変位に対してベアリングリングを
固定するための装置が省略できるように、常に継ぎ手の
軸線方向へ向けられている0反対側のベアリング装置の
ラジアルベアリングのアウターリングに接するベアリン
グカバーは、タイロッドの一方側にあるラジアルベアリ
ングを軸方向に固定するのに役立てられている。
ここで最も重要なことは、かかる構成の結果として、押
圧されたベアリングが継ぎ手ヨークのベアリング孔の領
域で全く変形しない状態に保持されるということである
。その結果、ラジアルベアリングと軸方向ベアリングの
両者共最適の荷重支持状態が確保され、且つ構造スペー
スの損失なしに最適の使用寿命をも確保することができ
る。
本発明の幾つかの好適実施例は特許請求の範囲の2項以
降に指示されている。二つのベアリングカバーを連結し
ているタイロッドの長さは、両方の軸方向ベアリングが
引張り応力としてタイロッドに働く限定可能の予応力が
加えられた状態の下に置かれるような寸法にすることが
できる。
上述の横向きの力は常にトルク伝達の結果生じる径方向
の力と一緒に継ぎ手中に発生する。その結果、トルクの
伝達から起こる変形はトラニオン十字と継ぎ手ヨークに
も生じる。ベアリングカバーの内側に出来る限り均一に
軸方向ベアリングを押し付けるために、トラニオンの端
面領域においてトラニオン軸に出来る限り接近して、好
ましくはラジアルベアリングのインナーリングの端面上
に、軸方向ベアリングの一方のトラックを聞直する措置
が講しられている。本発明によりラジアルベアリングの
アウターリングにもまた継ぎ手ハーフそれ自体にも直接
には連結されていないベアリングカバーには、タイロッ
ドの端に取付けられたベアリングカバーがラジアルベア
リングのアウターリングを自由にすることなしに変形し
得るように、径方向へ移動する能力とベアリングの内側
に対するシールとが装備されている。これは特に、ベア
リングカバーが外形領域は曲げに対して可撓性を有する
が軸方向ベアリングのローラーに対するアウタートラン
クの領域は曲げに対して抵抗力を有するように設計され
ている場合に、達成される。トラニオンの根元領域にお
いて、ラジアルベアリングの二つのベアリングリング間
には、潤滑油の漏出や埃の進入を防ぐためのシールが設
けられ得る。構造スペースを損することなしに、トラニ
オン軸から離れてラジアルベアリングのアウターリング
の外径まで延びていて而もベアリング孔からインナーリ
ングと共にアウターリングを引込め得るカラーを、ラジ
アルへアリングのインナーリング上に設けることも可能
である。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図による自在継ぎ手1は、ベアリング孔2内にトラ
ニオン十字3がローラーベアリング列によって回転可能
に装架されている、二つの/%−フから成っている。ロ
ーラーベアリングは、アウターリング6とローラー7と
インナーリング8を有するラジアルベアリング5と、軸
方向ベアリング9とから成っている。軸方向ベアリング
9のローラー10は、ラジアルへアリング5のインナー
リング8の端面上に設置されたインナートラック11と
、ベアリングカバー14の内側に設けられたアウタート
ラック12との上で転勤するインナーリング8上のカラ
ー13はローラー10を径方向へ案内するのに役立ち得
る。
トラニオン十字3は、トラニオンの軸線15に沿ってト
ラニオン4を貫通して延び且つトラニオン十字3の一端
面から反対側の端面に達する縦方向中心孔16を有する
。この縦方向中心孔16内には、例えばねじ18によっ
てトラニオンの軸線15に沿って配置された両ベアリン
グ装置のベアリングカバー14に固定された細長いタイ
ロッド17が挿通されている。ベアリングカバー14は
またラジアルベアリング5のアウターリング6の一端面
に当接しているが、そこに連結されてはいない。アウタ
ーリング6はトラニオンの軸線15に沿って外側から継
ぎ子軸線19へ向ってストップの位置まで押し込まれる
。このストップは、図示されたように、トラニオンの軸
線15から離れた方向へ突き出て継ぎ手ヨーク1により
支持されるに至るアウターリング6上のカラー20であ
ってもよい。この代わりに、継ぎ手ヨーク1のベアリン
グ孔内にトラニオンの軸線15へ向けられたカラーを設
けることも可能である。ベアリングカバー14は、アウ
ターリング6の端面即ち継ぎ手ヨークlに対し径方向へ
働くことができ、ベアリング装置から潤滑油が逃げるの
を防ぐシール21を備えてもいる。更に、ベアリングカ
バー14は(図示しないが)涙れを防ぐためにアウター
リング6又は継ぎ手ヨーク1に対し固着されている。
アウターリング8とインナーリング8の間には別のシー
ル22が置かれている。インナーリング8は更に、継ぎ
子軸&?119に対向しているトラニオン4の根元領域
23に、トラニオンの軸線15から離れる方向へ延びて
アウターリング6の外周領域に達するカラー24を有し
ている。継ぎ手を分解する場合、このカラーによって、
アウターリング6はインナーリング8と共にベアリング
孔2から引き出され得る。
普通の継ぎ手はトラニオンの端面に段状の肩部を有して
いるが、これは、ベアリングが外側から挿入される前に
、トラニオン十字を内側からベアリング孔内へ螺入させ
ることを可能にする。本発明の場合には、この段状肩部
は、組立て中のストッパーとして更にまた軸方向ベアリ
ング9のローラー10のためのインナートランク11と
して役立てられるカラー25を有するインナーリング8
を備えることによって、利用され得る。
公知の自在継ぎ手では、軸方向ベアリングを制御可能の
予圧状態の下に置くことはできない。横方向の力を継ぎ
手ヨーク内へ伝えるようにしたアウターリング用の固定
リングは、ベアリングリングが予め応力を加えられた状
態になければ、溝内へ挿入できる・これに対して本発明
の場合には、タイロッド17は、長さを正確に決めるこ
とによって、軸方向ベアリングに限定可能の予応力をセ
ットすることができる。軸方向ベアリング9はトラニオ
ン4の端面上に配置されているので、トラニオン4の根
元が変形してもその影響を受けることはない。継ぎ手ヨ
ークのベアリング孔2の変形及び円周方向の力の作用に
よるベアリングの変形は、ベアリングカバー14によっ
て弾性的に吸収されて、タイロッド17内へ伝えられ得
る。この場合、ベアリングカバー14の外周領域をアウ
ターリング6の端面から離れて持ち上げることのないよ
うに屈撓可能に設計するのが好都合である。
横方向のツノが一方のヨークハーフから他方のコークハ
ーフへ伝達される時、これらのヨークハーフがタイロフ
ト17によって働く引張りの予応力を融通のきく形で受
けるようにすることは利点となる。その結果、ベアリン
グカバー14は、(横方向の力が発生した時の径方向の
膨張の結果として)ベアリング内に遊びが起こることな
しに不可避的な変形を受け、その結果継ぎ手内で遊動す
る。
かくしてベアリングカバー14と軸方向ベアリング9を
互いに押圧し合うようにするタイロッド17は、継ぎ手
の剛性と従って総てのベアリングの寿命を増大させるの
を助ける。
本発明により設計された自在継ぎ手は、カルダン軸が継
ぎ手の軸線に沿ってずらされた二つの平面内にトラニオ
ンが配置されたトラニオン十字を有する場合と、カルダ
ン軸の端面が例えば独乙国特許出願第3446495.
6−12による如き管形状に曲げられている場合にも、
特に有利に使用され得る。
第2図は継ぎ手ヨークの領域に配置されたベアリング1
4の他の実施例を示している。ラジアルベアリングのア
ウターリング6はその端面にカラーを持っていないで、
ベアリング孔2と同一面で終わるように設計されている
。アうターリングのストップはベアリング孔2の内側に
設けられている(図示せず)。ベアリングカバー14は
、継ぎ手ヨークの機械加工された表面の外方端に、径方
向に動き易く且つ密封機能を持ち而も(図示しない)捩
れに対して安全でもあるように、直接的に設置されてい
る。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明によれば、内蔵されているベアリング
の総てに均一の応力が作用し、継ぎ手内部でのベアリン
グの遊びが回避され、従って最良のベアリング特性と最
適の使用寿命を有する高性能の自在継ぎ手を提供するこ
とができる。従って、本発明に係る自在継ぎ手がカルダ
ン自在継ぎ手として圧延機等に利用される場合には、良
質の圧延製品を長期間に亘って生産することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラニオンの軸線に沿い且つ継ぎ手の軸線に直
交した平面で切った本発明に係る自在継ぎ手の断面図、
第2図は継ぎ手ヨークとベアリングカバーとの接触領域
の別の実施例を示す部分断面図である。 1・・・・継ぎ手ヨーク、2・・・・ベアリング孔、3
、・・・トラニオン十字、4・・・・トラニオン、5・
・・・ラジアルベアリング、6・・・・アウターリング
、7・・・・ローラー、8・・・・インナーリング、9
・・・・軸方向ベアリング、10・・・・ローラー、1
1・・・・インナートラック、12・・・・アウタート
ラック、13・・・・カラー、14・・・・ベアリング
カバー、15トラニオンの軸線、16・・・・縦方向の
中心孔、17・・・・タイロッド、1B・・・・ねし、
19・・・・継ぎ手の軸線、20・・・・カラー、21
・・・・シール、22・・・・シール、23・・・・ト
ラニオンの根元部、24・・・・カラー。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々がトラニオン十字の二つのトラニオンに連結
    された二つの継ぎ手ヨークを備えていて、a)各継ぎ手
    ヨークは単一部品即ち一つの継ぎ手ヨークハブと二つの
    ヨークアイとを一体にした構成要素を含み、 b)トラニオン十字の各トラニオンはラジアルベアリン
    グとそこから離れた軸方向ベアリングとによりベアリン
    グカバーの設けられている指定のヨークアイに嵌装され
    ており、 c)軸方向ベアリングはトラニオンの端面とベアリング
    カバーとの間に設置されていて、カルダン軸の回転軸線
    から離れて対面しているヨークアイの支持表面上に(直
    接又は間接的に)置かれている、 高トルクを伝達するのに適したカルダン軸用自在継ぎ手
    において、 d)中心縦孔16はトラニオン4の軸線に沿ってトラニ
    オン十字3を貫通して延びており、e)二つの互いに対
    抗したベアリングカバー14を連結しているタイロッド
    17は中心縦孔16に挿通されており、 f)各ラジアルベアリング5にはアウターリング6が設
    けられていて、各ベアリングカバー14はアウターリン
    グ6を介してカルダン軸の回転軸線方向のヨークアイ上
    に支持されており、g)ベアリングカバー14は継ぎ手
    ヨークに対しねじれることのないように固着されていて
    半径方向へは動き易いようになっている、 ことを特徴とするカルダン軸用自在継ぎ手。
  2. (2)タイロッド17の長さは、対向した両ベアリング
    の(ラジアルベアリング5のアウターリング6が適当で
    あれば)軸方向ベアリング9に、タイロッド17にベア
    リングカバー14を取付けた時、継ぎ手19に向う方向
    の軸方向予応力が掛けるような長さであることを特徴と
    する、特許請求の範囲(1)に従う自在継ぎ手。
  3. (3)ラジアルベアリング5が、軸方向ベアリング9の
    ためのトラックとして、トラニオン3の端面に対面して
    いる環状表面11を有するインナーリング8を備えてい
    ることを特徴とする、特許請求の範囲(1)又は(2)
    に従う自在継ぎ手。
  4. (4)トラニオン4の端は主軸方向に段付きで先細に成
    形されており、且つラジアルベアリング5のインナーリ
    ング8にはトラニオンの軸線方向に先細に突き出ている
    段付き部分を挿通せしめているカラー25が形成されて
    おり、このカラー上に軸方向ベアリング9の一方のトラ
    ックが置かれていることを特徴とする、特許請求の範囲
    (1)乃至(3)の一つに従う自在継ぎ手。
  5. (5)ラジアルベアリング5のアウターリング6又はイ
    ンナーリング8の一方に、ベアリングカバーが取り去ら
    れている間ベアリング孔から継ぎ手を引き出す目的で他
    のリングに当たるカラー24が形成されていることを特
    徴とする、特許請求の範囲(1)乃至(4)の一つに従
    う自在継ぎ手。
  6. (6)引き出しカラー24はラジアルベアリング5のイ
    ンナーリング8に設けられていてトラニオン軸から離れ
    てアウターリング6の直径位置まで延びていることを特
    徴とする、特許請求の範囲(5)に従う自在継ぎ手。
  7. (7)ラジアルベアリングのインナーリング8とアウタ
    ーリング6の間のトラニオンの根元部23に面した領域
    にシール22が設けられていることを特徴とする、特許
    請求の範囲(1)乃至(6)の一つに従う自在継ぎ手。
  8. (8)ベアリングカバー14は、軸方向ベアリング9の
    他方のトラック領域における曲げには抵抗力を有するが
    ラジアルベアリング5のアウターリングの支承表面領域
    における曲げに対しては可撓性を有するように、設計さ
    れていることを特徴とする、特許請求の範囲(1)乃至
    (7)の一つに従う自在継ぎ手。
  9. (9)軸方向ベアリング9のローラー10はベアリング
    カバー14又はラジアルベアリング5のインナーリング
    8において案内されていることを特徴とする、特許請求
    の範囲(1)乃至(8)の一つに従う自在継ぎ手。
  10. (10)ベアリング孔2は、端面が管状を成している主
    軸の一端面に配置されていることを特徴とする、特許請
    求の範囲(1)乃至(9)に従う自在継ぎ手。
  11. (11)トラニオン十字3は、継ぎ手軸19に沿って分
    けられた二つの平行平面内に配置された二対のトラニオ
    ン4を有していることを特徴とする、特許請求の範囲(
    1)乃至(10)に従う自在継ぎ手。
JP62324224A 1986-12-23 1987-12-23 カルダン軸用自在継ぎ手 Pending JPS63172021A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3644204.6 1986-12-23
DE19863644204 DE3644204A1 (de) 1986-12-23 1986-12-23 Kreuzgelenk fuer eine hochbelastbare gelenkwelle

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63172021A true JPS63172021A (ja) 1988-07-15

Family

ID=6317079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62324224A Pending JPS63172021A (ja) 1986-12-23 1987-12-23 カルダン軸用自在継ぎ手

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4895549A (ja)
JP (1) JPS63172021A (ja)
KR (1) KR880007942A (ja)
DE (1) DE3644204A1 (ja)
FR (1) FR2608703B1 (ja)
GB (1) GB2200721B (ja)
IT (1) IT1223576B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108537A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Chichibu Fuji Co Ltd 操作スイッチの取付け装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4301178C2 (de) * 1993-01-19 1995-05-11 Voith Gmbh J M Kreuzzapfengelenk einer zur Übertragung hoher Drehmomente geeigneten Gelenkwelle
DE19601290C2 (de) * 1996-01-16 2003-01-16 Voith Turbo Beteiligungs Gmbh Kreuzgelenkanordnung für eine Gelenkwelle
EP1019642B1 (de) * 1998-07-30 2006-09-06 Voith Turbo GmbH & Co. KG Gelenkanordnung zur übertragung von drehmomentgeeigneten gelenkwellen
DE19851530C2 (de) * 1998-11-10 2001-10-31 Voith Turbo Kg Kreuzgelenkanordnung für den Einsatz in Gelenkwellen
DE502006002197D1 (de) * 2005-02-22 2009-01-08 Dieter Faude Kreuzgelenk
CN102182764B (zh) * 2011-05-30 2015-11-11 襄阳博亚精工装备股份有限公司 转节轴联万向节组元
ITTO20111162A1 (it) * 2011-12-16 2013-06-17 Maina Organi Di Trasmissione S P A Dispositivo di supporto combinato radiale/assiale per giunti cardanici industriali e giunto cardanico industriale provvisto di tale dispositivo di supporto.
DE102016210587A1 (de) * 2016-06-15 2017-12-21 Voith Patent Gmbh Gelenkanordnung für eine Gelenkwelle
DE102018220180A1 (de) * 2018-11-23 2020-05-28 Thyssenkrupp Ag Kreuzgelenk für eine Lenkwelle eines Kraftfahrzeugs

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7014811U (ja) * 1900-01-01 Skf Kugellagerfab Gmbh
US2026997A (en) * 1934-02-09 1936-01-07 Rice Charles De Los Universal joint
US3065612A (en) * 1961-06-13 1962-11-27 Dronsfield Brothers Ltd Universal driving couplings
DE1871032U (de) * 1961-07-01 1963-04-25 Rheinmetall Gmbh Kreuzgelenk.
DE1858494U (de) * 1962-04-18 1962-09-13 Schaeffler Ohg Industriewerk Lagerungsanordnung fuer kreuzgelenke.
FR1351827A (fr) * 1963-03-20 1964-02-07 Schaeffler Ohg Industriewerk Dispositif de montage pour accouplements à cardan
GB1033628A (en) * 1963-08-14 1966-06-22 Borg Warner Sealing element
US3200615A (en) * 1963-08-14 1965-08-17 Borg Warner Sealing element
US3204428A (en) * 1963-08-14 1965-09-07 Borg Warner Universal joint
DE7301246U (de) * 1973-01-13 1973-04-19 Bornemann J & Co Kreuzgelenk fuer eine exzenterschneckenpumpe
DE2625960C2 (de) * 1976-06-10 1984-10-18 Voith Transmit GmbH, 4330 Mülheim Kreuzzapfengelenk
GB1599292A (en) * 1977-04-28 1981-09-30 Union Carbide Corp Fibre reinforced resin drive shaft having a universal joint
BE857145A (fr) * 1977-07-26 1977-11-14 Voith Transmit G M B H Articulation a la cardan
FR2506875B1 (fr) * 1981-06-01 1986-08-29 Glaenzer Spicer Sa Joint de cardan
DE3446495C2 (de) * 1984-12-20 1986-12-04 J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim Kreuzgelenk für eine Gelenkwelle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108537A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Chichibu Fuji Co Ltd 操作スイッチの取付け装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE3644204A1 (de) 1988-07-14
US4895549A (en) 1990-01-23
GB2200721B (en) 1991-07-17
IT1223576B (it) 1990-09-19
KR880007942A (ko) 1988-08-29
GB8729943D0 (en) 1988-02-03
DE3644204C2 (ja) 1989-05-11
FR2608703A1 (fr) 1988-06-24
FR2608703B1 (fr) 1995-03-03
IT8723147A0 (it) 1987-12-22
GB2200721A (en) 1988-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4144724A (en) Universal joint
AU758468B2 (en) Shaft journal bearing and seal wear ring assembly
US5989125A (en) Universal joint apparatus for a cardan shaft
JPS63172021A (ja) カルダン軸用自在継ぎ手
GB2339465A (en) Drive assembly
US4943262A (en) Bearing assembly for the cross member of a universal joint
US4482337A (en) Universal joint
US2078739A (en) Universal joint
US6267683B1 (en) Assembly having a constant velocity joint and a receiving part
US5380102A (en) Shaft journal bearing assembly improved seal wear ring
US4262498A (en) Sealing arrangement for a universal joint
US4371357A (en) Universal joint
DE19925895A1 (de) Kreuzgelenk für eine Kardangelenkanordnung
EP0400022A1 (en) Hookes universal joints
JP3840297B2 (ja) 連続鋳造設備のロール用分割形調心転がり軸受装置
US4946422A (en) Universal joint for a drive shaft
US4162618A (en) Device for rolls in high speed rolling mills and the like
US4094179A (en) Driving device for high speed rolling mills and the like
US6991546B2 (en) Universal joint shaft
KR101726979B1 (ko) 유니버설 조인트를 위한 조인트 요크 및 유니버설 조인트
US4512679A (en) Universal joint
US5044228A (en) Vehicle transmissions equipped with electric retarders
US5000612A (en) Assembled driveshaft
EP1001182B1 (de) Kreuzgelenkanordnung für den Einsatz in Gelenkwellen
US1969940A (en) Rolling mill and the like