JPS6316998Y2 - - Google Patents

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JPS6316998Y2
JPS6316998Y2 JP18091882U JP18091882U JPS6316998Y2 JP S6316998 Y2 JPS6316998 Y2 JP S6316998Y2 JP 18091882 U JP18091882 U JP 18091882U JP 18091882 U JP18091882 U JP 18091882U JP S6316998 Y2 JPS6316998 Y2 JP S6316998Y2
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JP
Japan
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waste liquid
liquid level
path
spray
spray chamber
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JP18091882U
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JPS5984457U (ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は光学分析用噴霧装置に関し、廃液の
液面位置を制御することにより、噴霧室の容量を
一定にし、それによつて分析信号にノイズが入る
のを防止するものである。
炎光分光分析・原子吸光分析・高周波プラズマ
発光分析などにおいて、噴霧装置によつて霧状に
された試料溶液を一定量安定的に前記分析の炎や
プラズマ等に送り分析している。
このような光学分析用噴霧装置1Aはこれまで
例えば第1図に示す高周波誘導結合プラズマ用装
置のように、噴霧室2Aに廃液路5Aを介してサ
ブタンク6Aを接続している。
噴霧ガス10Aによつて噴霧される試料溶液1
1Aは大部分自然落下により廃液路を通じて廃液
8Aとして流されるが、廃液中には噴霧する試料
により密度の異なる粒子が含まれかつその混入割
合は一定ではなく随時変化している。
この結果、サブタンク内の廃液全体の重量(密
度)が変わることによつて、一定圧力下にある噴
霧室内の圧力によつて押されている廃液路の廃液
面7Aが上下し、噴霧室の容量が増加したり減少
したりする。
さらにこの容量変動に伴い一定圧力下にある噴
霧室内の圧力が上昇・低下することにより、噴霧
試料供給路3Aから排出される霧状試料の排出ス
ピードが変動することになる。この結果、前記プ
ラズマ等による分析において分析信号に影響を与
える。
このような廃液面の上下動を防止するため、サ
ブタンクを廃止し直接廃液タンク9Aまで廃液路
を延長すれば、廃液面の上下動は防止できるが、
廃液路に廃液が滞留することがなくなり、廃液路
と噴霧室とが一体となることにより、噴霧室の容
量が大きくなり、かつ廃液一滴一滴の落下が直接
霧状試料の排出スピードに影響し分析信号にノイ
ズを与える。
また、炎光分析等の可燃ガスを使用する場合に
は、噴霧室の内圧低下により、噴霧試料供給路3
Aから可燃ガスが逆流しバツクフアイアなどによ
る爆発の危険がでてくる。
この考案は、これらの事情に鑑みてなされたも
ので、その具体的構成は、傾斜胴形で上部壁に噴
霧試料供給路を接続した噴霧室と、この噴霧室の
対向する胴入口・出口部にそれぞれ接続された試
料溶液送液路及び下向きの廃液路と、この廃液路
に設置された液面制御手段とを備え、この液面制
御手段によつて廃液路の液面を所定位置に制御す
るよう構成されてなる光学分析用噴霧装置であ
る。
すなわちこの考案は、噴霧室の容量を一定とす
るため廃液路の液面を液面制御手段によつて制御
し、一定とさせ、かつ噴霧ガスが廃液路に入るこ
とを防止しようとするものである。
まおこの考案で使用される制御手段は、例え
ば、液面監視を行うフオトセンサーと、このフオ
トセンサーから出される信号で駆動する排液ポン
プとから構成してもよい。また廃液面の位置は自
由設定できるものとし、廃液面の検出は感度コン
トロールをできるものが好ましい。
またポンプに定量性のあるものを使用し、その
排出量を廃液の発生量に見合うようにすることも
でき、さらに液面位置が低下した場合、ポンプを
逆回転させ液面位置を維持することもできる。
以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述
する。なお、これによつてこの考案が限定される
ものではない。
まず第2図において、高周波誘導結合プラズマ
発光分析における光学分析用噴霧装置1は、傾斜
胴形の噴霧室2と、この噴霧室2上部壁に接続さ
れた噴霧試料供給路3と、噴霧室2の胴入口・出
口部に接続された試料溶液送液路4および噴霧ガ
ス抜き用第1廃液路5(第1廃液チユーブ)と、
さらに第1廃液路5と、第2廃液路6(第2廃液
チユーブ)を介して接続された排液ポンプ7と、
この排液ポンプ7とコントローラ部8を介して第
1廃液路5に設置されたフオトセンサーからなる
液面上限監視部9と液面不限監視部10とから主
として構成されている。なお11は試料粒子、1
2は廃液、13は廃液タンク、14は噴霧ガス供
給路である。
この装置(廃液排出装置)1において噴霧ガス
によつて試料送液路4から噴霧室2に噴霧され、
一部は噴霧試料供給路3からプラズマ等に送られ
分析されるが、大部分は廃液12として第1廃液
路5に滞留する。
この廃液12は第2廃液路6を通つて廃液タン
ク13に集められるが、第2廃液路5の廃液面1
5が液面上限監視部9を越えると、液面上限監視
部9がコントローラ部8に信号を送り、排液ポン
プ7が駆動され廃液を排出し始め廃液面15を下
げ、廃液面15が液面下限監視部10に達する
と、液面下限監視がコントローラ部8に信号を送
り排液ポンプの駆動を停止させ廃液面15の低下
を止める。
このように廃液面15を液面上限監視部9と液
面下限監視部10の範囲におさえ噴霧室2の容量
を安定させている。
なお、液面上限監視部9と液面下限監視10の
間隔は、炎光分析・原子吸光分析・高周波プラズ
マ発光分析等の分析システムに応じ、適宜設定す
るものとする。例えば、高周波プラズマ発光分析
システムでは上・下限の間隔は0〜5mm(但し0
とは変動しないことを意味する)が好ましい。
また排液ポンプ7を逆回転させ、一定量の洗浄
液を噴霧室2に送り、噴霧室2の洗浄を行なうこ
ともできる。
なおこの考案とは異なるが、第2廃液路6の先
端部16をを第1廃液路5内に延長し、その先端
部16を液面の下限とし、廃液面15が第2廃液
路先端部16より低くなつた時、排液ポンプ7を
逆回転させ廃液12を第1廃液路5内に逆に送液
することもできる。このような液面制御の場合
は、噴霧ガスが排液ポンプ7を通じて外部に排出
されても良い場合に限られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高周波誘導結合プラズマ発光分
析における光学分析用噴霧装置の機能説明断面
図、第2図はこの考案に係る光学分析用噴霧装置
の一実施例を示す機能説明断面図である。 1……高周波結合プラズマ発光分析における光
学分析用噴霧装置、2……噴霧室、3……噴霧試
料供給路、4……試料溶液送液路、5……第1廃
液路、6……第2廃液路、7……排液ポンプ、9
……液面上限監視部、10……液面下限監視部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 傾斜胴形で上部壁に噴霧試料供給路を接続し
    た噴霧室と、この噴霧室の対向する胴入口・出
    口部にそれぞれ接続された試料溶液送液路及び
    下向きの廃液路と、この廃液路に設置された液
    面制御手段とを備え、この液面制御手段によつ
    て廃液路の液面を所定位置に制御するよう構成
    されてなる光学分析用噴霧装置。 2 液面制御手段が廃液路の噴霧室との接続部に
    設置されたフオトセンサーと、このフオトセン
    サーとコンローラ部を介して接続された排液ポ
    ンプとからなる実用新案登録請求の範囲第1項
    の光学分析用噴霧装置。
JP18091882U 1982-11-30 1982-11-30 光学分析用噴霧装置 Granted JPS5984457U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18091882U JPS5984457U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 光学分析用噴霧装置

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JP18091882U JPS5984457U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 光学分析用噴霧装置

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Publication Number Publication Date
JPS5984457U JPS5984457U (ja) 1984-06-07
JPS6316998Y2 true JPS6316998Y2 (ja) 1988-05-13

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ID=30392154

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JP18091882U Granted JPS5984457U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 光学分析用噴霧装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5413138B2 (ja) * 2009-11-09 2014-02-12 株式会社島津製作所 フレーム式原子吸光分光光度計及びその製造方法
JP5333242B2 (ja) * 2010-01-08 2013-11-06 株式会社島津製作所 フレーム式原子吸光分光光度計

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Publication number Publication date
JPS5984457U (ja) 1984-06-07

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