JPH11123356A - 噴霧装置 - Google Patents

噴霧装置

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JPH11123356A
JPH11123356A JP29091897A JP29091897A JPH11123356A JP H11123356 A JPH11123356 A JP H11123356A JP 29091897 A JP29091897 A JP 29091897A JP 29091897 A JP29091897 A JP 29091897A JP H11123356 A JPH11123356 A JP H11123356A
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JP
Japan
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atomizer
pump
photoelectric detector
chemical liquid
tank
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Pending
Application number
JP29091897A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kanbe
豊 神戸
Takuo Ohara
拓雄 大原
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再使用時に霧化し易く、かつ正確な液位検出
の出来る噴霧装置を提供する。 【解決手段】 薬液6が収納されるタンク1と、超音波
振動子21,21aを備えた霧化器7と、タンク1と霧
化器7を接続する管28と、タンク1と霧化器7との間
で薬液6を往復させるべく管28の途中に設けられたポ
ンプ23と、霧化器7内の薬液20異なる液位を検出す
る第1光電検出器14および第2光電検出器17とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は噴霧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば特開平6−
154329号公報に示されている。この公報による
と、水が収納されるタンクと、超音波振動子を備えた霧
化器とが設けられ、タンクと霧化器が連通している。そ
して霧化器内に一定量の水が貯えられる構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの装置では、
殺虫の目的でタンクに薬液を収納した場合、霧化器内に
一定量の薬液が常時貯えられるため、霧化器の開口を介
して薬液中の溶媒が蒸発する。そのため、薬液を長時間
放置すると、薬液の濃度が濃くなり、再使用時に霧化出
来ない第1の欠点がある。
【0004】これを解決するために本発明者は、タンク
と薬液の間にポンプを設け、フロートとリードスイッチ
から成る検出器を霧化器に設け、所定の液位を検出する
と、薬液をタンクに回収する事を試みた。しかし、フロ
ートに異物が詰る等により、正確な液位検出が出来ない
第2の欠点がある。故に本発明はこの様な従来の欠点を
考慮して、再使用時に霧化し易く、かつ正確な液位検出
の出来る噴霧装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、薬液が収納されるタンクと、超音波振動
子を備えた霧化器と、タンクと霧化器を接続する管と、
タンクと霧化器との間で薬液を往復させるべく管の途中
に設けられたポンプと、霧化器内の薬液の異なる液位を
検出する第1光電検出器および第2光電検出器とを設け
るものである。
【0006】望ましくは、第1光電検出器の発光素子と
第2光電検出器の受光素子を、液位方向に対し同列に交
互に配置するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態に係る
噴霧装置を図1と図2に従い説明する。図1は噴霧装置
の断面図、図2(a)は要部の断面図、図2(b)は要
部の正面図である。これらの図に於て、タンク1は筒2
とキャップ3と蓋4と空気置換用パイプ5から成る。筒
2は例えば下方が開放した有底円筒状に形成されてい
る。キャップ3は筒2の下部と螺合され、蓋4はシール
部を介してキャップ3に固定されている。空気置換用パ
イプ5の一端はキャップ3の開口に接続され、大気と連
通する様に設けられている。薬液6は例えば殺虫剤であ
り、タンク1内に収納されている。
【0008】霧化器7は例えば垂直部8と傾斜部9とダ
クト部10と底板11から成る。傾斜部9の断面積は垂
直部8の断面積より小さく、傾斜部9の先端は開放して
形成されている。傾斜部9の適所にダクト部10が形成
されている。底板11はシール部を介して垂直部8の底
部に固定されている。外筒12は霧化器7を覆う様に設
けられている。第1管13は先端が底板11に近接すべ
く、霧化器7内を貫通して配置されている。
【0009】第1光電検出器14は、その中心が底板1
1から第1高さL1になる様に配置されている。図2に
示す様に、第1光電検出器14は例えば発光素子15と
受光素子16から成るホトインタラプタである。発光素
子15は例えば赤外線を放射する発光ダイオードであ
り、受光素子16は例えばホトトランジスタである。発
光素子15と受光素子16は垂直部8の近傍に位置して
いる。垂直部8は透明な材質から成る。
【0010】同様に、第2光電検出器17は、その中心
が底板11から第2高さL2になる様に配置されてい
る。第2光電検出器17も例えば発光素子18(赤外発
光ダイオード等から成る)と受光素子19(ホトトラン
ジスタ等から成る)とから構成されるホトインタラプタ
である。発光素子18と受光素子19は垂直部8の近傍
に位置している。この様に第1光電検出器14と第2光
電検出器15は、薬液の異なる液位を検出する。
【0011】第1光電検出器14の発光素子15と、第
2光電検出器17の受光素子19は液位方向A(即ち霧
化器7を構成する垂直部8の垂直方向)に対し、同列に
交互に配置されている。同様に、第2光電検出器17の
発光素子18と、第1光電検出器14の受光素子16
も、液位方向Aに対し、同列に交互に配置されている。
【0012】この様に、受光素子16、19を垂直部8
に対し、相対する位置に配置する事により、各発光素子
15、18からの放射光を受ける受光素子が1個に限定
される。例えば、発光素子15の放射光Bを受けるの
は、同じ第1光電検出器14の受光素子16のみであ
り、受光素子19は放射光Bを受けない。従って、第1
光電検出器14と第2光電検出器17を近接させても、
相互干渉(一方の放射光を他方が受けて間違った信号を
検出する事)を防止出来、液位(L1、L2)の検出を
正確に行なう事が出来る。
【0013】これに対し、図3の比較例に示す様に、第
1光電検出器14(a)の発光素子15(a)と、第2
光電検出器17(a)の受光素子19(a)を液位方向
Aに対し、相対する位置に配置するならば、受光素子1
6(a)、19(a)は垂直部8に対し、同列に位置す
る。その結果、発光素子15(a)の放射光Bを受光素
子16(a)と19(a)が受け、相互干渉を生じ、液
位(L1、L2)の検出を正確に行なう事が出来ない。
【0014】以上の様に構成する事により、第1光電検
出器14は霧化器7内の薬液20の液位を正確に検出
し、液位が第1高さL1以上になると、第1光電検出器
14はLo信号を出力する(それ迄はHi信号を出
力)。同様に液位が第1高さL1より低い第2高さL2
以下になると、第2光電検出器17はHi信号を出力す
る(それ迄はLo信号を出力)。
【0015】超音波振動子21、21aは例えばランジ
ュバン型の振動子から成り、底板11上に固定されてい
る。駆動回路22は発振回路等から成り、超音波振動子
21と21aに高周波信号を与え、高周波振動を生じさ
せる。
【0016】ポンプ23は例えばローラとチューブとモ
ータ(共に図示せず)と接続口24と25から構成さ
れ、チューブは接続口24、25に接続され、ローラは
チューブを押付ける構成となっている。モータが時計回
りに回転すると、モータ軸に固定されたローラが時計回
りに回転し、ローラがチューブを順次押付けて、接続口
25から接続口24へ薬液を流す。またモータが反時計
回りに回転すると、ポンプ23は接続口24から接続口
25へ薬液を流す。
【0017】第2管26は第1管13と接続口24とを
接続し、第3管26aは接続口25と、タンク1の接続
口27を接続している。この様に、第1管16と第2管
26と第3管26aから成る管28は、タンク1と霧化
器7を接続し、ポンプ23は管28の途中に設けられて
いる。
【0018】送風機29は駆動部30とファン31と箱
体32等から成る。駆動部30はモータ等から成り、フ
ァン31はモータの軸に固定されている。箱体32はフ
ァン31を囲む様に形成され、その底部は基台33上に
固定されている。箱体32の側部は外筒12に接続され
ている。送風機29により送風された空気は箱体32の
送風口を通り、一部はダクト部10を介して霧化器7内
に入り、一部は霧化器7と外筒12との隙間を通り、外
部に吐出される。
【0019】また、マイクロコンピュータ等から成る制
御部(図示せず)が設けられ、その入力端子にはスター
トスイッチ(図示せず)と第1光電検出器14と第2光
電検出器17等が接続され、出力端子にはポンプ23の
モータと送風機29の駆動部30と駆動回路22等が接
続されている。これらの部品により噴霧装置34が構成
されている。
【0020】次に、噴霧装置34の動作を再び図1に従
い説明する。図1に於て、後述する様に、使用前では、
霧化器7内の薬液20は微小(第1管13の先端と底板
11との間に存在する)である。使用者がスタートスイ
ッチを押すと、ポンプ23のモータは時計回りに回転す
る。ポンプ23内のローラが時計回りに回転し、ローラ
がチューブを順次押付けて、タンク1内の薬液6は管2
8内をC方向に移動し霧化器7内に供給される。
【0021】薬液20が霧化器7内に徐々に溜り、薬液
20の高さが第1高さL1以上になると、第1光電装置
14は制御部に対しLo信号を出力する(それ以前はH
i信号を出力)。この様にして、霧化に必要な薬液20
の量が確保され、制御部はポンプ23への通電を停止
し、駆動部30と駆動回路22への通電を開始する。
【0022】駆動回路22からの高周波信号により、超
音波振動子21、21aは高周波振動を生じる。また、
送風機29から送風される空気の一部はダクト部10を
介して霧化器7内に供給される。その結果、薬液20は
霧化し、傾斜部9を通り、霧35となって外部に吐出さ
れる。この様に、送風機29が供給する空気を霧化器7
の外周に流す事により、イジェクト効果にて、霧化器7
内を流れる霧35の流速が早まる。その結果、薬液20
の粒子と空気との混合が活発となり、霧化が十分行われ
る。
【0023】この様に噴霧が継続し、薬液20が徐々に
消費され、薬液20の高さが第2高さL2以下になる
と、第2光電検出器17は制御部に対しHi信号を出力
する(それ以前はLo信号を出力)。そして、制御部は
駆動部30と駆動回路22への通電を停止する。
【0024】それと同時に、制御部はポンプ23のモー
タを反時計回りに回転すべく制御する。その結果、ポン
プ23内のローラが反時計回りに回転し、ローラがチュ
ーブを押付けて、霧化器7内の残留薬液は、管28内を
D方向に移動し、タンク1内に回収される。この様に、
ポンプ23はタンク1と霧化器7との間で、薬液6を往
復させている。
【0025】そして、薬液20が微小(第1管13の先
端の高さまで存在する)になる迄、ポンプ23により薬
液20の残量を回収する。その結果、大部分の薬液はタ
ンク1に貯えられ、従来の様に薬液中の溶媒が蒸発し薬
液が減る事を防止できる。この様に、大部分の薬液をタ
ンク1内に回収するので、再使用時に霧化器7内に供給
された薬液20が高濃度になる事を防止出来る。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述の様に、ポンプは、タンク
と霧化器との間で薬液を往復させている。即ち、噴霧終
了後に、ポンプは霧化器内の薬液をタンクへ回収する。
その結果、薬液中の溶媒が蒸発し、薬液が減る事を防止
出来る。また溶媒が減らないので、薬液の濃度が変らな
く、再使用時に、薬液を容易に霧化できる。
【0027】また霧化器への薬液供給を停止させるため
に、第1光電検出器が液位を検出しタンクへの薬液回収
を開始させるために、第2光電検出器が液位を検出す
る。両検出器は薬液に接触しない光電検出器であるの
で、従来の様にフロートに異物が詰り誤動作する事を防
止出来る。
【0028】本発明は望しくは、第1光電検出器の発光
素子と第2光電検出器の受光素子を液方向に対し同列に
交互に配置させる。その結果、両検出器の各発光素子か
らの放射光を受ける受光素子が1個に限定され、一方の
検出器の放射光を他方の検出器が受ける事(相互干渉)
を防止出来る。故に、第1光電検出器および第2光電検
出器は液位を正確に検出出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る噴霧装置の断面図で
ある。
【図2】図2(a)は上記噴霧装置の要部断面図、図2
(b)は要部正面図である。
【図3】比較例を示す図面である。
【符号の説明】
1 タンク 6 薬液 7 霧化器 21、21a 超音波振動子 23 ポンプ 28 管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液が収納されるタンクと、超音波振動
    子が備えられた霧化器と、前記タンクと前記霧化器を接
    続する管と、前記タンクと前記霧化器との間で前記薬液
    を往復させるべく前記管の途中に設けられたポンプと、
    前記霧化器内の薬液の異なる液位を検出する第1光電検
    出器および第2光電検出器とを具備する事を特徴とする
    噴霧装置。
  2. 【請求項2】 前記第1光電検出器の発光素子と前記第
    2光電検出器の受光素子を、液位方向に対し同列に交互
    に配置した事を特徴とする請求項1の噴霧装置。
JP29091897A 1997-10-23 1997-10-23 噴霧装置 Pending JPH11123356A (ja)

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JP29091897A JPH11123356A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 噴霧装置

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JP29091897A JPH11123356A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 噴霧装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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