JP3173763B2 - 真気発生器 - Google Patents

真気発生器

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JP3173763B2 JP19872495A JP19872495A JP3173763B2 JP 3173763 B2 JP3173763 B2 JP 3173763B2 JP 19872495 A JP19872495 A JP 19872495A JP 19872495 A JP19872495 A JP 19872495A JP 3173763 B2 JP3173763 B2 JP 3173763B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、負イオンを付加
された空気(以下、真気という)を室内へ供給する真気
発生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気イオンが人体の健康に大きく影響す
ることは古くから知られており、都市生活者が大自然に
あこがれるのは、都市環境と森林や海辺の自然環境とで
は空気のイオン状況が大きく異なっているからである。
都市、特に工場地帯の大気中には正イオンが多量に含ま
れ、森林や海辺の大気中には負イオンが多量に含まれて
いる。空気の電離によって生ずる正イオンと負イオンと
の人体への影響に関し、一般には、正イオンは神経を興
奮させ、負イオンは神経を鎮静させると言われており、
このため、森林や海辺などでは空気中の負イオンの存在
が気分を爽快にしてくれるものと考えられている。
【0003】最近の研究によれば、負イオンには、除塵
効果、除菌効果、脱臭およびガス成分除去効果、調湿効
果、帯電防止効果があることがわかってきており、これ
らの効果の活用が注目されてきている。
【0004】ところで、負イオンを発生させる方法とし
ては、コロナ放電による方法と水のイオン解離を利用す
る方法とがあるが、コロナ放電による方法の場合、人体
に有害なオゾン、窒素酸化物を副生するという問題があ
るため、人体に有害な物質を副生しない水のイオン解離
を利用する方法が注目されている。
【0005】水のイオン解離を利用する方法は、雨、そ
の他の降水に関連して、水が分裂する場合に、付近の空
気が電離するという現象(即ち、レナード効果)を利用
するものであり、この際空気中に発生するイオンは水滴
の電荷の如何にかかわらず負イオンであることが確認さ
れている。
【0006】水の分裂によって空気中に負イオンが発生
するメカニズムは次のように考えられている。
【0007】即ち、空気と水とが接触している状態にお
いて、水に高エネルギー(例えば、噴射、衝突、弾く
等)を与えると、図6に示すように、水のイオン解離に
よりH+、OH−による電気二重層が生成し、界面では
水の持つ双極子モーメントにより双極子が配向して双極
子二重層が形成され、負イオンが外側に向けて配向され
る。その結果、液面近くには負イオンが多く引き付けら
れ、正イオンはそれほど強く引っ張られず、液中を自由
に動き回ることとなる。従って、正イオンは液中に残
り、接地などを通して中和されるが、水に噴射、衝突、
弾く等の高エネルギーを与えて水滴を限りなく小さく分
裂させると、水滴表面で双極子が配向する際に、空気側
の界面に存在する酸素(O2)分子がイオン化され、O
2・(H2O)nで表される負イオン分子群となるもの
と考えられる。
【0008】上記した負イオン発生メカニズムから、空
気のイオン化は高エネルギーを水に与えてこれを分裂さ
せることにより生ずることがわかり、これを利用した真
気発生装置が開発されている。
【0009】この真気発生装置は、旋回する気流中に水
を噴射することにより、噴射水を旋回気流中で分裂させ
てミスト状にして空気イオンを発生させるものとされて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した真
気発生装置は、工場において使用される大掛かりなもの
とされており、家庭用には使用できないという不具合が
ある。
【0011】ところで、一般家庭において室内空気の調
湿を行うために加湿器が使用されることが多く、その際
加湿空気に負イオンを付加して真気化を行えば、室内居
住者にとって極めて快適なものとなるであろうことに着
目して、本願発明はなされたものである。
【0012】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、負イオンが付加された真気を家庭用としても利用
できるようにすることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、上部に着脱
自在な蓋体を有するケーシング内に、微細なミストを発
生させるミスト発生手段を有するミスト発生室と、前記
ミスト発生手段へ水を供給する水供給手段と、前記ミス
ト発生室の直上方位置にあって吸込口が前記ミスト発生
室の出口と対向した状態で配設され、前記ミスト発生手
段から発生したミストを室内空気とともに吸い込む遠心
送風機と、該遠心送風機の吐出口が偏心状態で臨ましめ
られ、該遠心送風機により圧送されるミスト含有空気流
を旋回させることにより負イオンを付加させて真気を生
成するサイクロン室と、該サイクロン室からの真気を室
内へ排出する真気排出手段と、前記サイクロン室におい
て分離された水を回収する水回収手段とを配設して構成
された真気発生器において、前記サイクロン室を、前記
ケーシングに対して着脱自在に配設され且つ上方が開放
された容器と該容器の上部を覆うとともに前記遠心送風
機が取り付けられている蓋カバーとによって構成して、
前記遠心送風機およびサイクロン室を、一体状態で取り
外し可能として、高エネルギーを付与されたミストによ
り、室内空気に負イオンを付加して真気を生成し、これ
を家庭用としても利用できるようにするとともに、サイ
クロン室内壁の汚れ洗浄および遠心送風機のメンテナン
スを容易に行い得るようにしている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態を説明する。
【0015】第1の実施例の形態 図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる真気発生器が示されている。
【0016】本実施例の真気発生器は、家庭用として供
される小型のものであり、図1に示すように、上部に着
脱自在な蓋体2を有するケーシング1を備えている。
【0017】該ケーシング1内には、微細なミストMw
を発生させるミスト発生手段9を有するミスト発生室3
と、該ミスト発生手段9へ水Wを供給する水供給手段4
と、前記ミスト発生室3の直上方位置にあって吸込口1
0がミスト発生室3の出口12と対向した状態で配設さ
れ、前記ミスト発生手段9から発生したミストMwを室
内空気Aとともに吸い込む遠心送風機5と、該遠心送風
機5の吐出口11が偏心状態で臨ましめられ、圧送され
るミスト含有空気流A1を遠心撹拌することにより負イ
オンを付加させて真気A2となす円筒状のサイクロン室
6と、該サイクロン室6からの真気A2を室内へ排出す
る真気排出手段7と、前記サイクロン室6において分離
された水Wを回収する水回収手段8とがそれぞれ適切な
位置に配設されている。ここで、真気A2とは、負イオ
ンを付加された空気のことである。
【0018】前記ミスト発生室3は、上面に出口12
を、側壁に空気吸込口13をそれぞれ有する円筒形状と
されており、前記ケーシング1の中央部にあって該ケー
シング1の中段に形成された棚板1a上に配設固定され
ている。この場合、ミスト発生手段9としては、前記ミ
スト発生室3の底面に配設された超音波発信器が採用さ
れている。該超音波発信器9は、前記ミスト発生室3の
底部に貯溜された水Wを加振してミストMwを発生させ
る超音波発振子14を備えている。また、前記ミスト発
生室3内において前記出口12の下方位置には、超音波
発信器9から発生するミストMwを拡散させるためのミ
スト拡散手段15が設けられている。該ミスト拡散手段
15は、前記出口12の口縁に対してビス16により固
定され且つ上部に連通孔17を有する椀状部材により構
成されている。このミスト拡散手段15は、超音波発信
器9から発生したミストMwが直接出口12へ向かうの
を抑制し、ミスト発生室3内に充満させる作用を有す
る。このことにより、ミストMwと空気Aとの混合状態
を良好ならしめることができるのである。ここで、ミス
トMwは、霧状とされた微細な水滴を総称し、霧、水蒸
気をも含む。
【0019】前記水供給手段4およびサイクロン室6
は、前記ケーシング1内において前記ミスト発生室3の
両側に配設されている。
【0020】前記水供給手段4は、前記ケーシング棚板
1a上に設けられ且つ前記ミスト発生室3の底部と図示
しない連通部を介して連通された水貯溜部18と、該水
貯溜部18に対して取り外し自在とされた給水タンク1
9とからなっている。
【0021】前記給水タンク19の給水用開口部には、
該給水タンク19のセット時にのみ開弁される開閉弁
(図示省略)を備えたキャップ20が螺着脱自在に設け
られている。符号21はフロートスイッチで、前記水貯
溜部18およびミスト発生室3内に所定量の水Wが存在
している間はON状態とされ、所定量の水Wが存在しな
くなるとOFFされるものである。
【0022】前記サイクロン室6は、上方が開放された
有底円筒状の容器22と、該容器22の上部に取り付け
られ、前記遠心送風機5のスクロール29(後述する)
の一部を構成する蓋カバー23とからなっており、前記
ケーシング棚板1a上に着脱自在に配設されている。つ
まり、図2に示すように、ケーシング棚板1aに立設さ
れたガイド部材24に対して前記サイクロン室6の側壁
に形成されたガイド片25を上下摺動自在に係合せしめ
ることによりサイクロン室6は着脱自在とされているの
である。また、前記サイクロン室6底部には、サイクロ
ン室6において分離された水Wを排出するための排水口
26が形成されている。
【0023】前記遠心送風機5は、ファンモータ27に
より回転駆動されるロータ28と、該ロータ28を被包
する渦巻状のスクロール29とからなっており、該スク
ロール29の吸込口10を前記ミスト発生室3の出口1
2に対向させた状態でミスト発生室3の直上方位置に配
設されている。また、前記スクロール29は、前記蓋カ
バー23と一体に構成されており、その吐出口11は、
前記サイクロン室6に偏心状態で臨ましめられている。
このように構成したことにより、ミスト発生室3におい
て発生したミストMwのほぼ全量が含まれるミスト含有
空気流A1が遠心送風機5を介してサイクロン室6へ圧
送され、サイクロン室6内において旋回流となる。そし
て、ミスト含有空気流A1は、サイクロン室6の内壁と
の衝突により高エネルギーを付与されつつ、負イオンが
付加された空気Aと水Wとに分離され、その際、水滴表
面への双極子配向が得られることとなる。この状態のミ
ストMwと接触する空気に対して負イオンが付加され、
真気A2となる。
【0024】上記の構成において、前記遠心送風機5
は、サイクロン室6の蓋カバー23に対して取り付けら
れることとなっているため、遠心送風機5はサイクロン
室6とともに着脱されることとなり、遠心送風機5のメ
インテナンスおよびサイクロン室6の内壁汚れ(ミスト
含有空気流A1の旋回により水Wに含まれる固形分等が
付着して生ずる汚れ)の洗浄が容易に行えることとな
る。
【0025】前記真気排出手段7は、前記蓋カバー23
を貫通して前記サイクロン室6の中心部において底部近
くまで垂下された排気筒30と、該排気筒30の上端に
接続され且つその吹出口31aが前記ケーシング1の側
面に形成された開口32に臨ましめられている吹出ダク
ト31とからなっている。前記排気筒30は、サイクロ
ン室6内において生成された真気A2の排出通路となる
とともに、サイクロン室6へ圧送されたミスト含有空気
流A1の旋回時のガイドとしても作用する。符号44は
サイクロン室6内においてミスト含有空気流A1が内壁
との衝突により負イオンが付加された空気(換言すれ
ば、真気A2)と水Wとに分離する前に排気筒30に吸
い込まれるのを防止するための環状邪魔板である。
【0026】前記水回収手段8は、前記サイクロン室6
の下方に形成された回収室33に対して出し入れ自在と
されて水回収タンクとされており、該水回収タンク8の
上面には、前記サイクロン室6の排水口26と対向する
位置に回収口34が形成されている。符号35はケーシ
ング1の側面に形成された水回収タンク8の出し入れを
行うための開口部、36は回収室33を区画形成するた
めの隔壁である。
【0027】そして、この真気発生器における電気的要
素(例えば、超音波発振子14、フロートスイッチ2
1、ファンモータ27等)は、図3に示すように結線さ
れている。
【0028】図3において、符号37は100V交流電
源、38はメインスイッチ、39はメインヒューズ、4
0は運転表示ランプ、41は運転表示ランプ用抵抗、4
2は超音波発振子14の発振制御を行う発振回路、43
はリレーである。該リレー43は、フロートスイッチ2
1のON作動により励磁されるリレーコイル43aと、
該リレーコイル43aの励磁によりOFF作動されるリ
レー接点43bとからなっており、リレー接点43bの
ON/OFF作動により運転表示ランプ40およびファ
ンモータ27への通電がON/OFFされることとなっ
ている。
【0029】上記のように構成された真気発生器は、次
のように作用する。
【0030】給水タンク19がセットされ、メインスイ
ッチ38が投入され、フロートスイッチ21がON作動
すると、発振回路42により超音波発振子14が発振開
始すると同時に、リレー43のON作動により、ファン
モータ27および運転表示ランプ40への通電が開始さ
れる。
【0031】すると、ミスト発生室3内において超音波
発振子14の振動により微細なミストMwが生成され
る。該ミストMwは、室内空気Aとともに遠心送風機5
に吸い込まれてミスト含有空気流A1となって、サイク
ロン室6へ圧送される。この際、ミストMwは、ミスト
拡散手段15によって拡散されるとともに、空気吸込口
13からの室内空気Aにより後押しされつつ、遠心送風
機5に吸い込まれることとなり、発生ミストMwのほぼ
全量を確実かつ効率よくサイクロン室6へ圧送すること
ができる。なお、室内空気Aは、ミスト発生室3と遠心
送風機5との間の空間からも吸い込まれる。
【0032】かくしてサイクロン室6内へ圧送されたミ
スト含有空気流A1は、旋回流となってサイクロン室6
の内壁と衝突して、高エネルギーが付与され、その際、
水滴表面への双極子配向が得られることとなる。この状
態のミストMwと接触する空気に対して負イオンが付加
され、真気A2が得られる。この過程において、サイク
ロン室6の内壁への衝突によりミスト含有空気流A1
ら分離した水Wは、排水口26を介して水回収タンク8
へ回収される。
【0033】上記のようにして負イオンを付加された空
気(換言すれば、真気A2)は、真気排出手段7を介し
て室内へ排出される。この真気A2は、除塵効果、除菌
効果、脱臭およびガス成分除去効果、調湿効果、帯電防
止効果を保有しているところから、室内居住空間を快適
なものとする。
【0034】しかも、サイクロン室6内においては、室
内空気Aに含まれている塵埃がミストMwとともにサイ
クロン室6の内壁へ押し付けられて分離し、水Wとして
サイクロン室6の底部から排水口26を通って水回収タ
ンク8へ回収されることとなっているため、室内へ排出
される真気A2は、チリ等を含まない極めて清浄なもの
となる。
【0035】そして、給水タンク19の水Wがなくなる
と、フロートスイッチ21のOFF作動によりリレー4
3がOFF作動して、運転表示ランプ40およびファン
モータ27への通電が停止される。
【0036】第2の実施の形態図4および図5には、本
願発明の第2の実施の形態にかかる真気発生器が示され
ている。
【0037】この場合、ミスト発生手段9は、ミスト発
生室3の底部に設けられたボイラーとされており、該ボ
イラー9は、前記水供給手段4における水貯溜部18に
連通するとともにフロートスイッチ21が配設されてい
る副水貯溜部18aと底部同士が連絡管45を介して連
通せしめられた水容器46と、該水容器46内の水Wを
加熱して水蒸気(換言すれば、ミストMw)を発生させ
るヒータ47とからなっている。その他の構成は第1の
実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0038】そして、この真気発生器における電気的要
素(例えば、フロートスイッチ21、ファンモータ2
7、ヒータ47等)は、図5に示すように結線されてい
る。
【0039】図5において、符号37は100V交流電
源、38はメインスイッチ、39はメインヒューズ、4
0は運転表示ランプ、41は運転表示ランプ用抵抗、4
2は超音波発振子14の発振制御を行う発振回路、43
はリレーである。該リレー43は、フロートスイッチ2
1のON作動により励磁されるリレーコイル43aと、
該リレーコイル43aの励磁によりOFF作動されるリ
レー接点43bとからなっており、リレー接点43bの
ON/OFF作動により運転表示ランプ40、ファンモ
ータ27およびヒータ47への通電がON/OFFされ
ることとなっている。つまり、フロートスイッチ21お
よびリレー43は、ヒータ47の空焚き防止手段として
も作用しているのである。
【0040】この場合、ミスト発生手段9としてボイラ
ーを採用しているため、発生するミストMwは温度の高
いものとなるが、サイクロン室6内における旋回によっ
て温度低下するので、サイクロン室6における分離作用
(内壁への衝突による空気と水への分離作用)を阻害す
るおそれはない。その他の作用効果は第1の実施の形態
におけると同様なので説明を省略する。
【0041】
【発明の効果】本願発明によれば、ミスト発生手段によ
り発生せしめられたミストを遠心送風機によりミスト含
有空気流となしてサイクロン室へ圧送し、該サイクロン
室内において旋回させて内壁との衝突によりミストに高
エネルギーを付与しつつ空気と水とに分離し、その際、
水滴表面へ双極子配向を生起させ、この状態のミストと
接触する空気に対して負イオンを付加して真気となして
室内へ排出するようにしているので、負イオンの保有す
る除塵効果、除菌効果、脱臭およびガス成分除去効果、
調湿効果、帯電防止効果により室内居住空間の快適化が
図れるという優れた効果がある。
【0042】また、ミスト発生室の直上方位置にあって
吸込口がミスト発生室の出口と対向した状態で遠心送風
機を配設するようにしているので、ミスト発生手段から
発生したミストのほぼ全量を室内空気とともにサイクロ
ン室へ圧送できることとなり、ミストのサイクロン室へ
の供給が確実且つ効率のよいものとなるという効果もあ
る。
【0043】さらに、サイクロン室を、ケーシングに対
して着脱自在に配設され且つ上方が開放された容器と該
容器の上部を覆うとともに遠心送風機が取り付けられて
いる蓋カバーとによって構成して、前記遠心送風機およ
びサイクロン室を、一体状態で取り外し可能としている
ので、サイクロン室内壁の汚れ洗浄および遠心送風機の
メンテナンスを容易に行い得るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる真気発生
器の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる真気発生
器におけるサイクロン室部分を示す拡大斜視図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる真気発生
器における電気的要素の結線図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態にかかる真気発生
器の縦断面図である。
【図5】本願発明の第2の実施の形態にかかる真気発生
器における電気的要素の結線図である。
【図6】水の分裂によって空気中にイオンが発生するメ
カニズムを説明する説明図である。
【符号の説明】
1はケーシング、2は蓋体、3はミスト発生室、4は水
供給手段、5は遠心送風機、6はサイクロン室、7は真
気排出手段、8は水回収手段(水回収タンク)、9はミ
スト発生手段(超音波発振器、ボイラー)、10は吸込
口、11は吐出口、12は出口、13は空気吸込口、1
4は超音波発振子、15はミスト拡散手段、22は容
器、23は蓋カバー、Aは室内空気、A1はミスト含有
空気流、A2は真気、Wは水、Mwはミスト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 6/12 101 F24F 6/00 F24F 6/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に着脱自在な蓋体を有するケーシン
    グ内に、微細なミストを発生させるミスト発生手段を有
    するミスト発生室と、前記ミスト発生手段へ水を供給す
    る水供給手段と、前記ミスト発生室の直上方位置にあっ
    て吸込口が前記ミスト発生室の出口と対向した状態で配
    設され、前記ミスト発生手段から発生したミストを室内
    空気とともに吸い込む遠心送風機と、該遠心送風機の吐
    出口が偏心状態で臨ましめられ、該遠心送風機により
    送されるミスト含有空気流を旋回させることにより負イ
    オンを付加させて真気を生成するサイクロン室と、該サ
    イクロン室からの真気を室内へ排出する真気排出手段
    、前記サイクロン室において分離された水を回収する
    水回収手段とを配設して構成された真気発生器であっ
    て、前記サイクロン室は、前記ケーシングに対して着脱
    自在に配設され且つ上方が開放された容器と該容器の上
    部を覆うとともに前記遠心送風機が取り付けられている
    蓋カバーとからなっていて、前記遠心送風機およびサイ
    クロン室は、一体状態で取り外し可能とされていること
    を特徴とする真気発生器。
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CN205095284U (zh) * 2015-09-15 2016-03-23 清华大学 空气污染疗养仪
WO2017063164A1 (en) * 2015-10-15 2017-04-20 Esd Technology Consulting & Licensing Co., Ltd. Humid air stream generator

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