JPS6316977B2 - - Google Patents
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- JPS6316977B2 JPS6316977B2 JP6301883A JP6301883A JPS6316977B2 JP S6316977 B2 JPS6316977 B2 JP S6316977B2 JP 6301883 A JP6301883 A JP 6301883A JP 6301883 A JP6301883 A JP 6301883A JP S6316977 B2 JPS6316977 B2 JP S6316977B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B17/00—Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
- B29B17/02—Separating plastics from other materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
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- B29B2017/0213—Specific separating techniques
- B29B2017/0286—Cleaning means used for separation
- B29B2017/0289—Washing the materials in liquids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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- B29L2007/008—Wide strips, e.g. films, webs
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリ塩化ビニールやポリエチレン等
の熱可塑性合成樹脂よりなる農業用廃フイルムを
再生利用するために、廃フイルムに付着介在する
土砂、異物等を離除去するための再生原料用廃フ
イルムの粉砕洗浄処理装置に関する。
の熱可塑性合成樹脂よりなる農業用廃フイルムを
再生利用するために、廃フイルムに付着介在する
土砂、異物等を離除去するための再生原料用廃フ
イルムの粉砕洗浄処理装置に関する。
近年施設園芸の普及に伴ない、ポリ塩化ビニー
ルを主流とする農業用フイルムの使用量が増加し
つつあり、不用になつたフイルムの廃棄について
省資源問題及び公害問題の両面からの再検討を迫
られ、効果的に解決するための有力な対策の一つ
として廃フイルムの再生利用が挙げられている。
ルを主流とする農業用フイルムの使用量が増加し
つつあり、不用になつたフイルムの廃棄について
省資源問題及び公害問題の両面からの再検討を迫
られ、効果的に解決するための有力な対策の一つ
として廃フイルムの再生利用が挙げられている。
この再生利用については従来より種々の装置が
開発されており、一般的には下記の要領で処理さ
れている。すなわち、廃フイルムを束ねて粗砕機
に投入し50ｍ／ｍ程度の大きさに粗砕した後、異
物分離槽に入れ水流の下方から気泡による撹拌ま
たは機械撹拌による洗浄を行い、土砂、異物等を
除去している。洗浄された廃フイルム片は、次の
粉砕工程で10〜30ｍ／ｍ程度の大きさに粉砕され
ると共に、次工程のポリ分離工程で混在している
ポリエチレンフイルム等をポリ塩化ビニールから
分離してポリ塩化ビニールのみが次の脱水工程、
乾燥工程を経て最終製品となり再生原料として利
用される。
開発されており、一般的には下記の要領で処理さ
れている。すなわち、廃フイルムを束ねて粗砕機
に投入し50ｍ／ｍ程度の大きさに粗砕した後、異
物分離槽に入れ水流の下方から気泡による撹拌ま
たは機械撹拌による洗浄を行い、土砂、異物等を
除去している。洗浄された廃フイルム片は、次の
粉砕工程で10〜30ｍ／ｍ程度の大きさに粉砕され
ると共に、次工程のポリ分離工程で混在している
ポリエチレンフイルム等をポリ塩化ビニールから
分離してポリ塩化ビニールのみが次の脱水工程、
乾燥工程を経て最終製品となり再生原料として利
用される。
ところが、上記従来の処理装置では、フイルム
面に固着した土砂、異物等の除去が困難であり、
清浄度の不足は最終製品の品質を低下させ、再生
原料として用途のせまい再生品にしか利用されな
いという問題がある。
面に固着した土砂、異物等の除去が困難であり、
清浄度の不足は最終製品の品質を低下させ、再生
原料として用途のせまい再生品にしか利用されな
いという問題がある。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解消すべ
く鋭意研究の結果成されたものであつて、すなわ
ち本発明の第１の目的は、廃フイルムの表面に付
着した土砂、異物等を効果的に取り除き、かつ十
分に洗浄して最終製品の品質を向上させることが
できる再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処理装置
を提供することにある。
く鋭意研究の結果成されたものであつて、すなわ
ち本発明の第１の目的は、廃フイルムの表面に付
着した土砂、異物等を効果的に取り除き、かつ十
分に洗浄して最終製品の品質を向上させることが
できる再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処理装置
を提供することにある。
したがつて、この第１の目的を達成するため
に、本発明の再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処
理装置は、粗砕機で粗砕された廃フイルム片を入
れて廃フイルム片に付着した土砂、異物等を除去
する粗洗浄槽と、土砂、異物等が除去された前記
廃フイルム片の汚水を水切りして搬送するネツト
コンベアと、前記ネツトコンベアにより供給され
た廃フイルム片に新水を加えて所定濃度に調整す
る調整槽と、水の中で前記廃フイルム片を粉砕し
ながら再洗浄する水中カツターポンプと、再洗浄
された廃フイルム片の汚水を再度水切りする振動
フイダーと、前記振動フイダーから供給された廃
フイルム片を温水の中で精洗浄する超音波洗浄槽
と、により構成されていることを特徴としてい
る。
に、本発明の再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処
理装置は、粗砕機で粗砕された廃フイルム片を入
れて廃フイルム片に付着した土砂、異物等を除去
する粗洗浄槽と、土砂、異物等が除去された前記
廃フイルム片の汚水を水切りして搬送するネツト
コンベアと、前記ネツトコンベアにより供給され
た廃フイルム片に新水を加えて所定濃度に調整す
る調整槽と、水の中で前記廃フイルム片を粉砕し
ながら再洗浄する水中カツターポンプと、再洗浄
された廃フイルム片の汚水を再度水切りする振動
フイダーと、前記振動フイダーから供給された廃
フイルム片を温水の中で精洗浄する超音波洗浄槽
と、により構成されていることを特徴としてい
る。
また、廃フイルムに強力に固着した土砂、異物
等を確実に分離除去するには、他の処理工程の処
理時間に比べてかなり時間を要する。このため、
強制的に分離除去を促進して分離処理時間短縮お
よび分離効率の向上を図り、かつ他の工程の処理
速度と見合うようにして、異物の少ない高純度の
最終製品を効率的に生産することが望まれる。
等を確実に分離除去するには、他の処理工程の処
理時間に比べてかなり時間を要する。このため、
強制的に分離除去を促進して分離処理時間短縮お
よび分離効率の向上を図り、かつ他の工程の処理
速度と見合うようにして、異物の少ない高純度の
最終製品を効率的に生産することが望まれる。
しかして、本発明の第２の目的は、粗洗浄槽に
供給された廃フイルム片を機械的に強制して分離
促進を図り、分離効率を著しく向上させて他の処
理工程の処理速度に見合うようにして、さらに異
物の少ない高品質の最終製品を効率よく生産する
ことができる再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処
理装置を提供することにある。
供給された廃フイルム片を機械的に強制して分離
促進を図り、分離効率を著しく向上させて他の処
理工程の処理速度に見合うようにして、さらに異
物の少ない高品質の最終製品を効率よく生産する
ことができる再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処
理装置を提供することにある。
したがつて、この目的を達成するために、本発
明の再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処理装置
は、粗砕機で粗砕された廃フイルム片を入れて廃
フイルム片に付着した土砂、異物等を除去する粗
洗浄槽と、土砂、異物等が除去された前記廃フイ
ルム片の汚水を水切りして搬送するネツトコンベ
アと、前記ネツトコンベアにより供給された廃フ
イルム片に新水を加えて所定濃度に調整する調整
槽と、水の中で前記廃フイルム片を粉砕しながら
再洗浄する水中カツターポンプと、再洗浄された
廃フイルム片の汚水を再度水切りする振動フイダ
ーと、前記振動フイダーから供給された廃フイル
ム片を温水の中で粗洗浄する超音波洗浄槽と、に
より構成されていると共に、前記粗洗浄槽は、槽
内に投入した廃フイルム片を水中に沈めながら移
送させる案内車及び撹拌羽根と、洗浄水を噴射す
るための槽の底面及び側面に設けた噴射角、噴射
圧、噴射量の調節自在の噴射ノズルと、廃フイル
ム片と土砂、異物等を分離する金網と、廃フイル
ム片の排出口に開閉調節自在の排出ゲートと、を
有していることを特徴としている。
明の再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処理装置
は、粗砕機で粗砕された廃フイルム片を入れて廃
フイルム片に付着した土砂、異物等を除去する粗
洗浄槽と、土砂、異物等が除去された前記廃フイ
ルム片の汚水を水切りして搬送するネツトコンベ
アと、前記ネツトコンベアにより供給された廃フ
イルム片に新水を加えて所定濃度に調整する調整
槽と、水の中で前記廃フイルム片を粉砕しながら
再洗浄する水中カツターポンプと、再洗浄された
廃フイルム片の汚水を再度水切りする振動フイダ
ーと、前記振動フイダーから供給された廃フイル
ム片を温水の中で粗洗浄する超音波洗浄槽と、に
より構成されていると共に、前記粗洗浄槽は、槽
内に投入した廃フイルム片を水中に沈めながら移
送させる案内車及び撹拌羽根と、洗浄水を噴射す
るための槽の底面及び側面に設けた噴射角、噴射
圧、噴射量の調節自在の噴射ノズルと、廃フイル
ム片と土砂、異物等を分離する金網と、廃フイル
ム片の排出口に開閉調節自在の排出ゲートと、を
有していることを特徴としている。
以下、図示の一実施例において本発明を説明す
る。
る。
第１図は、本発明に係る再生原料用廃フイルム
の粉砕洗浄処理装置を示しており、この処理装置
は、粗砕機でたとえば150mm程度に粗砕された廃
フイルム片が搬送コンベア１を介して供給され、
廃フイルム片より土砂、異物等を除去する粗洗浄
槽２と、土砂、異物等が除去された前記廃フイル
ム片の汚水を水切りして搬送するネツトコンベア
３と、前記ネツトコンベア３により供給された廃
フイルム片に新水を加えて所定濃度に調整する調
整槽４と、水の中で前記廃フイルム片を粉砕しな
がら再洗浄する水中カツターポンプ５と、該水中
カツターポンプ５から移送管６を介して供給され
た廃フイルム片を振動して汚水を再度水切りする
振動フイダー７と、前記振動フイダーから供給さ
れた廃フイルム片を温水の中で精洗浄する超音波
洗浄槽８と、により概略構成されている。次に、
上記粗洗浄槽２の構成を詳述すると、第２図から
第４図に示すように、水が満たされ、かつ廃フイ
ルム片が収容される槽９と、駆動モータＭにより
回転駆動されて供給された廃フイルム片を水中に
強制的に沈める入口案内車１０と、上記駆動モー
タＭにより駆動されて該入口案内車１０により沈
められた廃フイルム片を下流側に移送する複数列
の撹拌羽根１１と、槽９の底面に設けられ洗浄水
を噴射する底面噴射ノズル１３と、槽９の側面に
設けられ洗浄水を噴射する側面噴射ノズル１４
と、槽９の底部に設けられ廃フイルム片と土砂、
異物等とを分離する金網１５と、廃フイルムの排
出口１９にスライドして開閉調節自在とされ、排
出口１９の開閉及びフイルム排出量の調節が自在
の排出ゲート１６と、を有している。上記撹拌羽
根１１は、気泡を含んだ廃フイルム片が水面に浮
上しても廃フイルム片が巻付かない特殊形状に成
形されていると共に、上記底面及び側面の噴射ノ
ズル１３，１４は、共に自在継手により噴射角を
任意に変えることができ、かつ噴射ノズル入口の
調節弁１８により噴射圧力、噴射水量を調節でき
る構造となつている。また、金網１５の下部には
土砂、異物等の排出口１７が設けられている。
の粉砕洗浄処理装置を示しており、この処理装置
は、粗砕機でたとえば150mm程度に粗砕された廃
フイルム片が搬送コンベア１を介して供給され、
廃フイルム片より土砂、異物等を除去する粗洗浄
槽２と、土砂、異物等が除去された前記廃フイル
ム片の汚水を水切りして搬送するネツトコンベア
３と、前記ネツトコンベア３により供給された廃
フイルム片に新水を加えて所定濃度に調整する調
整槽４と、水の中で前記廃フイルム片を粉砕しな
がら再洗浄する水中カツターポンプ５と、該水中
カツターポンプ５から移送管６を介して供給され
た廃フイルム片を振動して汚水を再度水切りする
振動フイダー７と、前記振動フイダーから供給さ
れた廃フイルム片を温水の中で精洗浄する超音波
洗浄槽８と、により概略構成されている。次に、
上記粗洗浄槽２の構成を詳述すると、第２図から
第４図に示すように、水が満たされ、かつ廃フイ
ルム片が収容される槽９と、駆動モータＭにより
回転駆動されて供給された廃フイルム片を水中に
強制的に沈める入口案内車１０と、上記駆動モー
タＭにより駆動されて該入口案内車１０により沈
められた廃フイルム片を下流側に移送する複数列
の撹拌羽根１１と、槽９の底面に設けられ洗浄水
を噴射する底面噴射ノズル１３と、槽９の側面に
設けられ洗浄水を噴射する側面噴射ノズル１４
と、槽９の底部に設けられ廃フイルム片と土砂、
異物等とを分離する金網１５と、廃フイルムの排
出口１９にスライドして開閉調節自在とされ、排
出口１９の開閉及びフイルム排出量の調節が自在
の排出ゲート１６と、を有している。上記撹拌羽
根１１は、気泡を含んだ廃フイルム片が水面に浮
上しても廃フイルム片が巻付かない特殊形状に成
形されていると共に、上記底面及び側面の噴射ノ
ズル１３，１４は、共に自在継手により噴射角を
任意に変えることができ、かつ噴射ノズル入口の
調節弁１８により噴射圧力、噴射水量を調節でき
る構造となつている。また、金網１５の下部には
土砂、異物等の排出口１７が設けられている。
次に、上記調整槽４は、槽内が切線方向に水流
を与える構造となつており、この水力により廃フ
イルム片を一定濃度に調整できるようになつてい
る。また、水中カツターポンプ５は、濃度調整さ
れた廃フイルム片を10〜25mm程度の大きさに粉砕
しながら該ポンプ５内で洗浄できるようになつて
いる。更に、超音波洗浄槽８は、振動フイダー７
で脱水された廃フイルム片をたとえば40〜45℃の
温水の中で重量濃度１％程度で水流により泳動さ
せながら超音波を照射して精洗浄できる構成とさ
れている。
を与える構造となつており、この水力により廃フ
イルム片を一定濃度に調整できるようになつてい
る。また、水中カツターポンプ５は、濃度調整さ
れた廃フイルム片を10〜25mm程度の大きさに粉砕
しながら該ポンプ５内で洗浄できるようになつて
いる。更に、超音波洗浄槽８は、振動フイダー７
で脱水された廃フイルム片をたとえば40〜45℃の
温水の中で重量濃度１％程度で水流により泳動さ
せながら超音波を照射して精洗浄できる構成とさ
れている。
以上の構成における作用を次に説明する。
第１図に示すように、すでに150mm程度の大き
さに粗砕された廃フイルム片が搬送コンベア１を
介して粗洗浄槽２に供給されて、土砂、異物等が
除去される。詳細には、槽９には水が満たされて
おり、供給された廃フイルム片は入口案内庫１０
により水中に強制的に沈められ、底面噴射ノズル
１３により撹拌洗浄されながら槽９の中央部に移
送される。そして、槽９中央部において、側面噴
射ノズル１４により廃フイルム片は更に撹拌洗浄
されて浮上しながら、フイルムの排出ゲート１６
に移送されて出口案内車１２により次のネツトコ
ンベア３に供給される。
さに粗砕された廃フイルム片が搬送コンベア１を
介して粗洗浄槽２に供給されて、土砂、異物等が
除去される。詳細には、槽９には水が満たされて
おり、供給された廃フイルム片は入口案内庫１０
により水中に強制的に沈められ、底面噴射ノズル
１３により撹拌洗浄されながら槽９の中央部に移
送される。そして、槽９中央部において、側面噴
射ノズル１４により廃フイルム片は更に撹拌洗浄
されて浮上しながら、フイルムの排出ゲート１６
に移送されて出口案内車１２により次のネツトコ
ンベア３に供給される。
尚、この際気泡を含んだ廃フイルム片は水面に
浮上してしまうが、廃フイルム片の巻付かない特
殊な撹拌羽根１１により、水中に沈められながら
上記フイルム排出口１９に気泡を含まない廃フイ
ルム片とともに運ばれる。
浮上してしまうが、廃フイルム片の巻付かない特
殊な撹拌羽根１１により、水中に沈められながら
上記フイルム排出口１９に気泡を含まない廃フイ
ルム片とともに運ばれる。
一方、槽９内での撹拌洗浄により廃フイルム片
よりはく離した土砂、異物等は、槽９の底面の傾
斜をつたわつて沈降し槽底に設けられた金網１５
により廃フイルム片とは別に土砂、異物等の排出
口１７より排出される。
よりはく離した土砂、異物等は、槽９の底面の傾
斜をつたわつて沈降し槽底に設けられた金網１５
により廃フイルム片とは別に土砂、異物等の排出
口１７より排出される。
次に、第１図に示すように、上記粗洗浄槽２で
土砂、異物と強制的に分離され、かつ洗浄された
廃フイルム片は、ネツトコンベア３上でその汚水
の水切りが行なわれ、その後調整槽４に供給され
る。この調整槽４において一定濃度に調整された
廃フイルム片は、水中カツターポンプ５によりさ
らに10〜25mm程度の大きさに粉砕されると共に該
ポンプ５内でさらに洗浄される。さらに、粉砕さ
れた廃フイルム片は、移送管６を通り振動フイダ
ー７上で脱水後、超音波洗浄槽８に供給される。
そして、温度40〜45℃の温水の中で廃フイルム片
を重量濃度１％程度で水流により泳動させながら
超音波を約60秒照射して精洗浄する。
土砂、異物と強制的に分離され、かつ洗浄された
廃フイルム片は、ネツトコンベア３上でその汚水
の水切りが行なわれ、その後調整槽４に供給され
る。この調整槽４において一定濃度に調整された
廃フイルム片は、水中カツターポンプ５によりさ
らに10〜25mm程度の大きさに粉砕されると共に該
ポンプ５内でさらに洗浄される。さらに、粉砕さ
れた廃フイルム片は、移送管６を通り振動フイダ
ー７上で脱水後、超音波洗浄槽８に供給される。
そして、温度40〜45℃の温水の中で廃フイルム片
を重量濃度１％程度で水流により泳動させながら
超音波を約60秒照射して精洗浄する。
この様にして一連の分離洗浄処理を行なつた結
果、異物混入率の少ない極めてきれいな高純度高
品質の再生原料用廃フイルムを得ることができ
た。
果、異物混入率の少ない極めてきれいな高純度高
品質の再生原料用廃フイルムを得ることができ
た。
以上説明したように本発明によれば、粗砕され
た廃フイルム片を粗洗浄槽に入れて土砂、異物な
どを除去し、汚水を水切りした後廃フイルム片に
新水を加えて所定濃度に調整し、水中カツターポ
ンプにより水中で廃フイルム片をさらに粉砕しな
がら再洗浄し、振動フイダーで再び汚水を水切り
して超音波洗浄槽に投入し、温水の中で精洗浄す
る構成としたので、廃フイルムの表面に付着した
異物などを効果的に取り除き、かつ十分に洗浄し
て従来の装置よりはるかに再生原料用廃フイルム
の品質を向上させることができ、したがつて異物
の少ない高純度の廃フイルムを効率よく作ること
ができ、かつ廃フイルムを再生原料として広範囲
の用途にわたり利用できる効果がある。
た廃フイルム片を粗洗浄槽に入れて土砂、異物な
どを除去し、汚水を水切りした後廃フイルム片に
新水を加えて所定濃度に調整し、水中カツターポ
ンプにより水中で廃フイルム片をさらに粉砕しな
がら再洗浄し、振動フイダーで再び汚水を水切り
して超音波洗浄槽に投入し、温水の中で精洗浄す
る構成としたので、廃フイルムの表面に付着した
異物などを効果的に取り除き、かつ十分に洗浄し
て従来の装置よりはるかに再生原料用廃フイルム
の品質を向上させることができ、したがつて異物
の少ない高純度の廃フイルムを効率よく作ること
ができ、かつ廃フイルムを再生原料として広範囲
の用途にわたり利用できる効果がある。
すなわち、本発明によれば、上述したように、
廃フイルム片を水中カツターポンプ５で粉砕する
前段階で、調整槽４により廃フイルム片に新水を
加えて所定濃度に調整させるようにしたので、水
中カツターポンプ５に目づまりが生ずることがな
く、所定スピードで能率良く、しかも粉砕される
廃フイルム片に大小のバラツキのない状態で所定
寸法に粉砕させることが出来るという優れた効果
がある。
廃フイルム片を水中カツターポンプ５で粉砕する
前段階で、調整槽４により廃フイルム片に新水を
加えて所定濃度に調整させるようにしたので、水
中カツターポンプ５に目づまりが生ずることがな
く、所定スピードで能率良く、しかも粉砕される
廃フイルム片に大小のバラツキのない状態で所定
寸法に粉砕させることが出来るという優れた効果
がある。
さらに本発明では、上述したように、廃フイル
ム片を、三段階で、夫々異なつた作用による洗浄
を時間を置いて行なわせる。すなわち、第一段階
の粗洗浄槽２では、廃フイルム片を水槽中に沈め
て、その全周の汚れを粗洗浄し、第二段階の水中
カツターポンプ５では、廃フイルム片に強力な物
理的刺激を与えて洗浄し、この強力な物理的刺激
により活性化された汚れを、第三段階の温水中で
の超音波洗浄槽８で分離除去させる。このような
三段階での洗浄作用により、本発明では、異物の
少ない高純度の廃フイルムを得ることが出来ると
いう効果がある。
ム片を、三段階で、夫々異なつた作用による洗浄
を時間を置いて行なわせる。すなわち、第一段階
の粗洗浄槽２では、廃フイルム片を水槽中に沈め
て、その全周の汚れを粗洗浄し、第二段階の水中
カツターポンプ５では、廃フイルム片に強力な物
理的刺激を与えて洗浄し、この強力な物理的刺激
により活性化された汚れを、第三段階の温水中で
の超音波洗浄槽８で分離除去させる。このような
三段階での洗浄作用により、本発明では、異物の
少ない高純度の廃フイルムを得ることが出来ると
いう効果がある。
また、本発明によれば、粗洗浄槽を槽内に投入
した廃フイルム片を水中に沈めながら移送させる
案内車及び撹拌羽根と、洗浄水を噴射するための
槽の底面及び側面に設けた噴射角、噴射圧、噴射
量の調節自在の噴射ノズルと、廃フイルム片と土
砂、異物等を分離する金網と、廃フイルム片の排
出口に開閉調節自在の排出ゲートとにより構成す
れば、廃フイルムに強力に固着した異物などを機
械的に強制分離して、その分離除去を迅速かつ確
実に行なつて分離処理時間短縮及び分離効率の向
上を図り、かつ他の工程の処理速度と見合うよう
にできることから、さらに異物の少ない高純度の
廃フイルムを効率よく生産することができ、かつ
廃フイルムを再生原料としてさらに広範囲の用途
にわたり利用できる効果がある。
した廃フイルム片を水中に沈めながら移送させる
案内車及び撹拌羽根と、洗浄水を噴射するための
槽の底面及び側面に設けた噴射角、噴射圧、噴射
量の調節自在の噴射ノズルと、廃フイルム片と土
砂、異物等を分離する金網と、廃フイルム片の排
出口に開閉調節自在の排出ゲートとにより構成す
れば、廃フイルムに強力に固着した異物などを機
械的に強制分離して、その分離除去を迅速かつ確
実に行なつて分離処理時間短縮及び分離効率の向
上を図り、かつ他の工程の処理速度と見合うよう
にできることから、さらに異物の少ない高純度の
廃フイルムを効率よく生産することができ、かつ
廃フイルムを再生原料としてさらに広範囲の用途
にわたり利用できる効果がある。
第１図は、本発明に係る再生原料用廃フイルム
の粉砕洗浄処理装置の結合を示す説明図、第２図
は、本発明の要部をなす粗洗浄槽の平面図、第３
図は、同粗洗浄槽の第２図における長手方向に垂
直な面における断面図、第４図は、第３図Ｘ−Ｘ
線矢視断面図である。 ２……粗洗浄槽、３……ネツトコンベア、４…
…調整槽、５……水中カツターポンプ、７……振
動フイダー、８……超音波洗浄槽、９……槽、１
０……入口案内車、１１……撹拌羽根、１２……
出口案内車、１３，１４……底面及び側面噴射ノ
ズル、１５……金網、１９……フイルムの排出
口。
の粉砕洗浄処理装置の結合を示す説明図、第２図
は、本発明の要部をなす粗洗浄槽の平面図、第３
図は、同粗洗浄槽の第２図における長手方向に垂
直な面における断面図、第４図は、第３図Ｘ−Ｘ
線矢視断面図である。 ２……粗洗浄槽、３……ネツトコンベア、４…
…調整槽、５……水中カツターポンプ、７……振
動フイダー、８……超音波洗浄槽、９……槽、１
０……入口案内車、１１……撹拌羽根、１２……
出口案内車、１３，１４……底面及び側面噴射ノ
ズル、１５……金網、１９……フイルムの排出
口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 粗砕機で粗砕された廃フイルム片を水槽中に
沈めて廃フイルム片に付着した土砂、異物等を除
去する粗洗浄槽と、土砂、異物等が除去された前
記廃フイルム片の汚水を水切りして搬送するネツ
トコンベアと、前記ネツトコンベアにより供給さ
れた廃フイルム片に新水を加えて所定濃度に調整
する調整槽と、水の中で前記廃フイルム片を粉砕
しながら再洗浄する水中カツターポンプと、再洗
浄された廃フイルム片の汚水を再度水切りする振
動フイダーと、前記振動フイダーから供給された
廃フイルム片を温水の中で精洗浄する超音波洗浄
槽と、により構成されていることを特徴とする再
生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処理装置。 ２ 粗砕機で粗砕された廃フイルム片を入れて廃
フイルム片に付着した土砂、異物等を除去する粗
洗浄槽と、土砂、異物等が除去された前記廃フイ
ルム片の汚水を水切りして搬送するネツトコンベ
アと、前記ネツトコンベアにより供給された廃フ
イルム片に新水を加えて所定濃度に調整する調整
槽と、水の中で前記廃フイルム片を粉砕しながら
再洗浄する水中カツターポンプと、再洗浄された
廃フイルム片の汚水を再度水切りする振動フイダ
ーと、前記振動フイダーから供給された廃フイル
ム片を温水の中で精洗浄する超音波洗浄槽と、に
より構成されていると共に、前記粗洗浄槽は、槽
内に投入した廃フイルム片を水中に沈めながら移
送させる案内車及び攪拌羽根と、洗浄水を噴射す
るための槽の底面及び側面に設けた噴射角、噴射
圧、噴射量の調節自在の噴射ノズルと、廃フイル
ム片と土砂、異物等を分離する金網と、廃フイル
ム片の排出口に開閉調節自在の排出ゲートと、を
有していることを特徴とする再生原料用廃フイル
ムの粉砕洗浄処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58063018A JPS59189946A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58063018A JPS59189946A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59189946A JPS59189946A (ja) | 1984-10-27 |
| JPS6316977B2 true JPS6316977B2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=13217159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58063018A Granted JPS59189946A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 再生原料用廃フイルムの粉砕洗浄処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59189946A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006326448A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Sharp Corp | 混合物の分離回収装置、ならびにそれを用いたプラスチック原料またはプラスチック成形体の製造方法、およびプラスチック原料またはプラスチック成形体 |
| JP3140351U (ja) * | 2007-08-21 | 2008-03-27 | 株式会社クリーンコアーズ | 農ビ汚泥除去処理装置 |
| JP5100452B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2012-12-19 | 豊田興産株式会社 | 廃棄樹脂ペレット製造装置 |
| JP5100451B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2012-12-19 | 豊田興産株式会社 | 樹脂廃棄物処理装置 |
| JP5997459B2 (ja) * | 2012-02-23 | 2016-09-28 | ウィスコンシン・フィルム・アンド・バッグ，インコーポレーテッド | 使用後廃品フィルムの再生処理方法 |
| JP6066599B2 (ja) * | 2012-07-06 | 2017-01-25 | リサイクル ファクトリー株式会社 | 軽量樹脂製フィルムの洗浄装置 |
| ITUA20164127A1 (it) * | 2016-06-06 | 2017-12-06 | Previero Sas | Metodo e apparato di lavaggio e separazione per materie plastiche |
| CN105964613B (zh) * | 2016-06-21 | 2018-09-25 | 广东致顺化工环保设备有限公司 | 一种再生回收物料的剪切分离清洗装置及方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5710768U (ja) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 | ||
| JPS5746022U (ja) * | 1980-08-25 | 1982-03-13 | ||
| JPS5757182A (en) * | 1980-09-18 | 1982-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | Conveyor device for passenger |
-
1983
- 1983-04-12 JP JP58063018A patent/JPS59189946A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5710768U (ja) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 | ||
| JPS5746022U (ja) * | 1980-08-25 | 1982-03-13 | ||
| JPS5757182A (en) * | 1980-09-18 | 1982-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | Conveyor device for passenger |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59189946A (ja) | 1984-10-27 |
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