JPS63169371A - セラミツク溶射層の形成方法 - Google Patents

セラミツク溶射層の形成方法

Info

Publication number
JPS63169371A
JPS63169371A JP61315657A JP31565786A JPS63169371A JP S63169371 A JPS63169371 A JP S63169371A JP 61315657 A JP61315657 A JP 61315657A JP 31565786 A JP31565786 A JP 31565786A JP S63169371 A JPS63169371 A JP S63169371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
thermal
sic
oxide
si3n4
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61315657A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0645862B2 (ja
Inventor
Takashi Tomota
隆司 友田
Noritaka Miyamoto
典孝 宮本
Haratsugu Koyama
原嗣 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP61315657A priority Critical patent/JPH0645862B2/ja
Publication of JPS63169371A publication Critical patent/JPS63169371A/ja
Publication of JPH0645862B2 publication Critical patent/JPH0645862B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は内燃機関用ピストンやシリンダポア、その他
の各種部材において、表面の耐摩耗性や耐熱l、断熱性
等の特性を向上させるためにセラミック溶射層を形成す
る方法に関し、特に珪素の窒化物や炭化物を主体とする
溶射層を形成する方法に関するものである。
従来の技術 各種のセラミック材料のうちでも特に珪素の炭化物例え
ばSiCや珪素の窒化物例えばS!3N4等は一般に高
融点材料であって耐熱性が浸れるとともに高硬度で耐摩
耗性が著しく浸れており、またこのほか耐食性や耐酸化
性も優れているものが多く、そこでこれらのSiCヤ5
13N4等のセラミック材料は、上述のような性能が要
求される用途において主として焼結材料として広く使用
されるようになっている。
ところで一般に焼結法により得られたセラミック材料は
、強度、待に靭性に欠ける問題がおり、一方前述のよう
な耐摩耗性や耐熱性は表面層にのみ要求されるのが通常
でおり、そこで金属等からなる母材の表面層のみをセラ
ミック材料で局部的に被覆することが望ましい場合が多
く、またその場合の被覆方法としては、溶射法を利用す
ることか多い。しかるに珪素の炭化物や窒化物としては
、融点が存在せずに固体状態から直接的に分解、昇華す
るものや、融点があっても融点に至らないうちに分解が
開始されてしまうものが多く、そのためこれらの材料を
直接溶射によって被覆することは困難でめった。例えば
S13\4は融点がなく、1900 ’C前後で昇華し
、またSiCは融点が2600’C前後であるが200
0’C程度から分解が開始され、したがってこれらの粉
末を溶射しようとしても、分解、昇華により母材上に被
NF7Jを形成することは困難であった。
一方、セラミック材料の溶射方法の一つとして、特開昭
59−64766号公報においては、予めセラミック粉
末粒子の表面にGoやNi等の金属をコーティングして
おき、そのコーティングされた粉末粒子を溶射して、金
属の結合力により溶射層を形成する方法が提案されてい
る。Si3N4やSiCなどの分解・昇華し易いセラミ
ック材料についても、この方法を利用してセラミック粉
末粒子にNiやCOなとの金属をコーティングし、5i
31’LsやSiCなどの昇華・分解しない温度条件で
溶射すれば、S!3N4やSiCの溶射も可能と考えら
れる。
発明が解決すべき問題点 前記提案の方法にしたがってSi3N4やSiCなどの
セラミック粉末粒子にco、Niなどの金属をコーティ
ングして母材1上に溶射した場合、第4図に示すように
溶射層2はCOやNi等の金属層3中にSi3N4やS
iCなどのセラミック粒子4が分散した状態となる。そ
のため溶射層2自体の硬さは、セラミック粒子が本来有
する硬さよりも著しく低くなって、むしろNiやGoな
どの金属層自体の硬さに近いものとなる。
例えばセラミック粉末としてS!3N4もしくはSiC
を用い、金属としてCOもしくはNiを用−1いた場合
、S!3N4やSiC自体はHv2000〜3000程
度の極めて高い硬さを有するが、溶射層としてはHv 
500〜1000程度の硬さしか得られない。また耐熱
性についても、金属層であるNiやCOの耐熱性に制約
されて、充分な耐熱性を発揮させることは困難であった
。このように、上記提案の方法により得られた溶射層で
は折角Si3N4やSiCを用いても、その本来有して
いる高硬度(高耐摩耗性)や耐熱性を充分に発揮させる
ことができなかったのである。
この発明は以上の事情を背景になされたもので、直接的
には溶射することが困難な5i3NsやSiCなどの珪
素の窒化物や炭化物を用いてそれらの本来有する機能を
充分に発揮させ、高硬度で耐摩耗性が優れかつ耐熱性も
優れた溶射層を形成する方法を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 この発明のセラミック溶射層形成方法、基本的には、珪
素の炭化物もしくは窒化物からなるセラミック粉末と酸
化物系の低融点セラミック粉末とを混合し、その混合粉
末を酸化物系低融点セラミック粉末粒子が溶融する条件
で母材上に溶射して、前記珪素の炭化物もしくは窒化物
からなるセラミック粉末粒子が溶融・再凝固した酸化物
系低融点セラミックで結合されたセラミック溶射層を形
成することを特徴とするものである。
ここで、溶射すべき混合粉末としては、予め珪素の炭化
物もしくは窒化物からなるセラミック粉末粒子の周囲に
、酸化物系セラミック粉末粒子を何首させておいたもの
を用いることが望ましい。
作   用 この発明のセラミック溶射層形成方法においては、Si
CヤS!3Ns等の珪素の炭化物もしくは窒化物からな
るセラミック粉末を、Al2O3等の酸化物系の低融点
セラミック粉末と混合し、その混合粉末を酸化物系低融
点セラミック粉末粒子の溶射条件で母材上に溶射する。
すなわちSi3N4ヤSiCなどのセラミック粉末粒子
は分解もしくは昇華せず、酸化物系低融点セラミック粉
末粒子が溶融する条件で溶射を行なう。このようにして
得られた溶射層の状態を第1図に示す。
なお第1図に示す例では、アルミニウム合金などからな
る母材1上に母材とセラミックとの中間の熱膨張係数を
有する下地溶射層5、例えばNi−A2合金、Ni−C
r合金、Ni−Cr−A1合金、N i −Cr−Af
−Y合金、Ni−Co−Cr−1’−Y合金などのNi
基合金からなる下地溶射層5を薄く形成してあき、その
下地溶射層5上にセラミック溶射層6を形成した状態を
示す。
第1図において、セラミック溶射層6は、SiCやSi
3N4などの珪素の炭化物もしくは窒化物からなる未溶
解(未分解・未昇華)のセラミック粉末粒子7と、酸化
物系低融点セラミック粉末が溶射時に溶融して再凝固し
た相8とが共存した組織となっている。そして酸化物系
低融点セラミック粉末粒子の溶融−再凝固した相8が、
珪素の炭化物もしくは窒化物からなるセラミック粉末粒
子7に対して結合剤として作用して、珪素の炭化物もし
くは窒化物からなるセラミック粉末粒子7の相互間およ
びその粒子7と下地溶射層5との間が、溶融−再凝固相
8により結合された状態となる。
上述のようなセラミック溶射層6において結合剤として
機能している酸化物系低融点セラミックは、一般にCo
やNi等の金属よりも格段に硬質であってまた耐熱性も
良好であり、したがって酸化物系低融点セラミック粉末
として適切なものを選択するとにより、金属を結合剤と
して用いた従来の提案の方法(特開昭59−64766
号)の場合とは異なり、著しく硬質で耐摩耗性が良好で
おってしかも耐熱性も充分に良好なセラミック溶射層6
を得ることができる。
ここで、結合剤として用いる酸化物系低融点セラミック
粉末としては、要は溶射可能であるように融点を有する
とともに、その融点が、同時に溶射される珪素の窒化物
もしくは炭化物の分解湿度もしくは昇華温度よりも低く
、かつ珪素の窒化物や炭化物に近い硬さ、耐熱性を有す
るものでおれば良い。例えば珪素の炭化物もしくは窒化
物としてSiCを用いる場合、酸化物系セラミック粉末
としてはAi’203 (融点2015°C)や、その
ほかスピネル<A1203−Mgo>やZrO2、Ti
O2等を使用することができる。また珪素の炭化物もし
くは窒化物としてS!3N、4を用いる場合、酸化物系
低融点セラミック粉末としはムライト(2A1203・
2SiO2)やT!02.5i02等を用いることがで
きる。
また珪素の炭化物もしくは窒化物からなるセラミック粉
末と酸化物系低融点セラミック粉末との混合粉末を溶射
するにあたっては、それらの2種の粉末を単純に混合し
ただけの粉末を用いても良いが、第2図に示すように、
珪素の窒化物もしくは炭化物からなるセラミック粉末粒
子7の周囲にそれよりも粒径が小さい酸化物系低融点セ
ラミック粉末粒子8Aを付着させた複合粉末粒子9を予
め作成しておき、その複合粉末を用いて溶射することが
望ましい。このような複合粉末を作成するにあたっては
、例えば珪素の窒化物もしくは炭化物からなる粒径が大
きい粉末と、酸化物系低融点セラミックからなる粒径が
小さい粉末とを、ポリビニルアルコールなどの造粒用バ
インダ物質と併せて混合して造粒し、その後適宜の温度
で加熱してバインダ物質を蒸発除去すれば良い。このよ
うに造粒した複合粉末を用いれば、溶射時において粉末
の供給が円滑に行なわれるとともに、珪素の窒化物もし
くは炭化物の分解、昇華の発生をより少なくし、しかも
溶射層中における珪素の窒化物もしくは炭化物からなる
未溶解(未分解、未昇華)のセラミック粉末粒子の分散
状態を均一にして、より均一な特性を有するセラミック
溶射層を形成することができる。
また珪素の窒化物もしくは炭化物からなるセラミック粉
末と酸化物系低融点粉末との混合比は、体積比で2:8
〜8:2程度の範囲内とすることが望ましい。酸化物系
低融点セラミック粉末の割合がこれより少なければ、酸
化物系低融点セラミックによって珪素の炭化物もしくは
窒化物からなる粒子を充分に密着・固定することが困難
となり、−5酸化物系低融点セラミック粉末の割合が過
剰となれば、珪素の炭化物もしくは窒化物からなるセラ
ミック粉末粒子の割合が相対的に少なくなる結果、溶射
層として珪素の炭化物もしくは窒化物の特性を充分に発
揮させることができなくなる。
なお第1図からも理解できるように、最終的に得られた
セラミック溶射@6中には、珪素の炭化物もしくは窒化
物からなる未溶解(未分解、未昇華)のセラミック粉末
粒子7の周囲のうち、酸化物系低融点セラミック相8に
より結合されていない部分が空隙10として残ることが
多く、したがってセラミック層全体が溶融・再凝固して
いる従来の一般的なセラミック溶射層よりも空隙率は高
くなるのが通常であり、そのため空隙10による空気断
熱効果も得られて、従来のセラミック溶射層よりも高い
断熱効果を得ることができる。また上述の空隙10は、
セラミック溶射層6の最表面まで連続する連続気孔とな
ることが多く、この場合には加熱−冷却サイクルを繰返
して受けた時にセラミック溶射層6と母材1との熱膨張
差に起因して生じる応力を上記の連続気孔の部分で吸収
・緩和することができ、したがって上述のような熱膨張
差に起因してセラミック溶射層6に亀裂が発生し、遂に
はセラミック溶射層の剥離・脱落に至ることを有効に防
止し、加熱−冷却サイクルが繰返し加わるような用途で
の耐久性を従来よりも格段に向上させることができる。
なおまた、前述のように酸化物系低融点セラミック粉末
が溶融しかつ珪素の炭化物もしくは窒化物が分解・消失
しないような溶射条件としては、各粉末の融点や分解温
度、昇華温度に応じて、例えばプラズマ溶射の場合電流
値(出力)やガス流間を適切に設定すれば良い。
ざらに、前記の第1図の例では下地溶射層を形成してか
らその上にセラミック溶射層を形成しているが、それに
限らないことは勿論である。
実施例 以下にこの発明の方法に従ってセラミック溶射層を形成
した実施例を記す。
基材として幅6.35mm、長さ15.7M、高さ10
.0簡のJIS Fe12からなる鋳鉄製テストピース
を用意し、その基材の表面を溶剤としてのアセトンで洗
浄した後、ショツトブラスト加工を施して表面に凹凸を
形成した。その後プラズマ溶射装置によりN i −4
,53wt7B合金からなる下地溶射層をo、 i、の
厚ざで形成した。次いで珪素の炭化物からなるセラミッ
ク粉末としてSIC¥!A末(粒径10伽〜44伽)を
用怠するとともに、酸化物系低融点セラミック粉末とし
てAf203粉末(粒径10X/m〜44伽)を用怠し
、これらをポリビニルアルコールをバインダとして、体
積比で約1:1となるように造粒した(第2図参照)。
その後約200°Cの乾燥炉でポリビニルアルコールを
蒸発させ、造粒複合セラミック粉末を得た。
次いで上記の造粒した粉末を、酸化物系低融点セラミッ
クであるAl2O3か溶融しかつSiCが実質的に分解
しないような条件でプラズマ溶射装置により溶射した。
異体的には、Ar”H2ガスを用いてAr流@ 160
f /man、 H22Off /m+nとし、電流値
400Aで溶射した。
その結果、第1図に示したように、溶射によって溶融・
再凝固したへ12o3相中に未溶解(未分解)のSiC
粉末粒子が分散した組織の本発明例のセラミック溶射層
を得ることができた。なおセラミック溶射層の厚みは、
研摩加工後の厚みで0.3mとし、また研摩加工後の表
面あらさは2〜3tIfnR7である。
一方比較のため、SiC粉末を前記同様の下地溶射層上
にそのまま溶射する実験(比較例A)を、Ar−H2ガ
スを用いてAm流11BOf /man、H22m 3
0 fl / man、電流値500Aで行なった。さ
らに比較のためNiをプラズマ溶射装置で単独溶射(溶
射条件は比較例Aと同じ)したちのく比較例8)、およ
びSiC粉末粒子にN1をコーティングした粉末を用い
てプラズマ溶射装置により溶射(溶射条件は比較例Aと
同じ)したちのく比較例C)を準備した。
これらの比較例A〜Cのうち、比較例Aでは溶射中にS
ICが分解して下地溶射層上に付着しなかった。そこで
残りの比較例B、C,および前述の本発明例について、
溶射層の表面硬さを測定したところ、第1表に示す結果
が得られた。
第1表 第1表から明らかなように、本発明の溶射層では比較例
B、Cの溶射層と比較して硬さが格段に高いことが判明
した。ここで、NiをコーティングしたSiC粉末を用
いた比較例Cでは、その硬さが本発明例よりもむしろN
iそのものを溶射した比較例Bに近いことが判る。
次に上記の本発明例および比較例B、Cにより溶射層を
形成した各試験片について、次のような条件でLFW摩
擦摩耗試験機を用いて摩擦摩耗試験を行ない、溶射層の
耐摩耗性を評価した。すなわち相手材としては5O8−
2焼入品のリングを用い、そのリングの外周面を油浴中
にて各溶射層に押付荷重150Kgで押付けつつ200
ppmの回転数で回転させる試験を60分行ない、摩耗
深さを調べた。その結果を第3図に示す。
第3図から明らかなように、本発明例により形成された
溶射層は、比較例B、Cにより形成された溶射層と比較
して格段に優れた耐摩耗性を示している。ここで、Ni
@SiC粒子にコーティングして溶射した比較例Cの溶
射層では、前述の硬さ測定結果の場合と同様に、むしろ
比較例Bの溶射層に近い摩耗量を示していた。
なお前述の実施例ではSiCをAl2O3と組合せて溶
射した例について示したが、既に述べたようにSiCに
組合わされる酸化物系低融点セラミックはAl2O3に
限らないことは勿論で必り、また5i3Nsの場合もム
ライト(2A!203・28 i 02 >等と組合せ
て溶射することにより実施例と同様な効果が得られるこ
とは勿論である。
発明の効果 この発明の方法は、直接溶射することか困難なSiCや
5i3f’hなどの珪素の炭化物もしくは窒化物につい
て、結合剤として閣化物系の低融点セラミックを用いる
ことにより溶射可能としたものであり、このように酸化
物系の低融点セラミックを結合剤とするこによりSiC
ヤS!3N4などの特性を充分に生かして、高硬度で耐
摩耗性が著しく高くしかも耐熱性も優れた溶射層を形成
することか可能となった。したがってこの発明の方法は
、高い耐摩耗性や優れた耐熱性が要求される部材、例え
ば内燃機関のピストンやシリンダボア等にあけるセラミ
ック溶射層の形成に適用して極めて有益でおる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法により形成されたセラミック溶
射層の一例を模式的に示す縦断面図、第2図はこの発明
の方法に使用するに好適な粉末粒子の形態を示す模式的
な断面図、第3図はこの発明の実施例により得られた溶
射層の摩擦摩耗試験結果を比較例の試験結果とともに示
すグラフ、第4図は従来の提案の方法により得られた溶
射層を模式的に示す縦断面図である。 1・・・母材、 6・・・セラミック溶射層、 7・・
・珪素の炭化物もしくは窒化物からなるセラミック粉末
粒子、 8・・・酸化物系低融点セラミックの溶融−再
凝固相、 8A・・・酸化物系低融点セラミック粉末粒
子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)珪素の炭化物もしくは窒化物からなるセラミック
    粉末と酸化物系の低融点セラミック粉末とを混合し、そ
    の混合粉末を酸化物系低融点セラミック粉末粒子が溶融
    する条件で母材上に溶射して、前記珪素の炭化物もしく
    は窒化物からなるセラミック粉末粒子が溶融・再凝固し
    た酸化物系低融点セラミックで結合されたセラミック溶
    射層を形成することを特徴とするセラミック溶射層の形
    成方法。
  2. (2)前記溶射すべき混合粉末として、予め珪素の炭化
    物もしくは窒化物からなるセラミック粉末粒子の周囲に
    酸化物系低融点セラミック粉末粒子を付着させておいた
    ものを用いる特許請求の範囲第1項記載のセラミック溶
    射層の形成方法。
JP61315657A 1986-12-29 1986-12-29 セラミツク溶射層の形成方法 Expired - Lifetime JPH0645862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61315657A JPH0645862B2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29 セラミツク溶射層の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61315657A JPH0645862B2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29 セラミツク溶射層の形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63169371A true JPS63169371A (ja) 1988-07-13
JPH0645862B2 JPH0645862B2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=18068011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61315657A Expired - Lifetime JPH0645862B2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29 セラミツク溶射層の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645862B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0473373U (ja) * 1990-11-05 1992-06-26
WO1997036820A1 (de) * 1996-04-01 1997-10-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Modifizierte siliciumnitrid-kompositpulver für thermische beschichtungstechnologien und verfahren zu ihrer herstellung
DE10133209C2 (de) * 2001-07-02 2003-10-16 Fraunhofer Ges Forschung Nichtoxidisches keramisches Beschichtungspulver und daraus hergestellte Schichten
WO2012008413A1 (ja) * 2010-07-12 2012-01-19 株式会社東芝 溶射用高融点金属粉末およびそれを用いた高融点金属溶射膜並びに溶射部品
JP2013521493A (ja) * 2010-03-01 2013-06-10 ウェスティングハウス エレクトリック スウェーデン アーベー リアクタコンポーネント
WO2014068082A2 (en) * 2012-11-01 2014-05-08 Norwegian University Of Science And Technology (Ntnu) Thermal spraying of ceramic materials
WO2016104606A1 (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 トーカロ株式会社 絶縁軸受、並びに軸受のコーティング方法
JP2016121366A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 トーカロ株式会社 電気絶縁膜の形成方法
JP2016191080A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 株式会社フジミインコーポレーテッド 溶射材料
JP2018012852A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 株式会社東芝 凝集体およびその製造方法、ならびにこの凝集体を用いた被膜の形成方法
CN111575634A (zh) * 2020-05-27 2020-08-25 苏州联咏成精密机械有限公司 一种适用于复杂精密模具的表面硬化处理工艺
US11697880B2 (en) 2016-08-16 2023-07-11 Seram Coatings As Thermal spraying of ceramic materials comprising metal or metal alloy coating

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0473373U (ja) * 1990-11-05 1992-06-26
WO1997036820A1 (de) * 1996-04-01 1997-10-09 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Modifizierte siliciumnitrid-kompositpulver für thermische beschichtungstechnologien und verfahren zu ihrer herstellung
US6110853A (en) * 1996-04-01 2000-08-29 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Derung Der Angewandten Forschung E.V. Modified composite silicon nitride powders for thermal coating technologies and process for their production
DE10133209C2 (de) * 2001-07-02 2003-10-16 Fraunhofer Ges Forschung Nichtoxidisches keramisches Beschichtungspulver und daraus hergestellte Schichten
DE10133209C5 (de) * 2001-07-02 2006-11-23 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Nichtoxidisches keramisches Beschichtungspulver und daraus hergestellte Schichten
JP2013521493A (ja) * 2010-03-01 2013-06-10 ウェスティングハウス エレクトリック スウェーデン アーベー リアクタコンポーネント
WO2012008413A1 (ja) * 2010-07-12 2012-01-19 株式会社東芝 溶射用高融点金属粉末およびそれを用いた高融点金属溶射膜並びに溶射部品
JP5881605B2 (ja) * 2010-07-12 2016-03-09 株式会社東芝 溶射用高融点金属粉末およびそれを用いた高融点金属溶射膜並びに溶射部品
JP2016501983A (ja) * 2012-11-01 2016-01-21 セラム コーティングス エーエス セラミック材料の溶射
CN104903486A (zh) * 2012-11-01 2015-09-09 塞兰涂层公司 陶瓷材料的热喷涂
WO2014068082A3 (en) * 2012-11-01 2014-12-31 Norwegian University Of Science And Technology (Ntnu) Thermal spraying of ceramic materials
WO2014068082A2 (en) * 2012-11-01 2014-05-08 Norwegian University Of Science And Technology (Ntnu) Thermal spraying of ceramic materials
EA038602B1 (ru) * 2012-11-01 2021-09-21 Серам Коатингз Ас Термическое напыление керамических материалов
EA030816B1 (ru) * 2012-11-01 2018-10-31 Серам Коатингз Ас Газотермическое напыление керамических материалов
CN107109612A (zh) * 2014-12-24 2017-08-29 东华隆株式会社 绝缘轴承以及轴承的涂布方法
JP2016121366A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 トーカロ株式会社 電気絶縁膜の形成方法
US10260562B2 (en) 2014-12-24 2019-04-16 Tocalo Co., Ltd Insulated bearing and bearing coating method
CN107109612B (zh) * 2014-12-24 2019-07-09 东华隆株式会社 绝缘轴承以及轴承的涂布方法
WO2016104606A1 (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 トーカロ株式会社 絶縁軸受、並びに軸受のコーティング方法
JP2016191080A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 株式会社フジミインコーポレーテッド 溶射材料
JP2018012852A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 株式会社東芝 凝集体およびその製造方法、ならびにこの凝集体を用いた被膜の形成方法
US11697880B2 (en) 2016-08-16 2023-07-11 Seram Coatings As Thermal spraying of ceramic materials comprising metal or metal alloy coating
CN111575634A (zh) * 2020-05-27 2020-08-25 苏州联咏成精密机械有限公司 一种适用于复杂精密模具的表面硬化处理工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0645862B2 (ja) 1994-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2630790B2 (ja) 多重層にて被覆されたセラミック研摩粒子
US7638178B2 (en) Protective coating for ceramic components
US4588607A (en) Method of applying continuously graded metallic-ceramic layer on metallic substrates
US6159553A (en) Thermal barrier coating for silicon nitride
EP0833698B1 (en) Method of coating, method for making ceramic-metal structures, method for bonding, and structures formed thereby
JPS63169371A (ja) セラミツク溶射層の形成方法
KR100250363B1 (ko) 블레이드 표면에 내마모성층을 도포하는 방법
US8186565B1 (en) Method of bonding aluminum-boron-carbon composites
JPH08510439A (ja) 酸化耐性材料の製品の保護方法およびその保護された製品
US5034358A (en) Ceramic material and method for producing the same
WO1985004428A1 (en) Process for preparing high temperature materials
JP5300851B2 (ja) セラミック製の層状複合材及び、該セラミック製の層状複合材を製造するための方法
US3061482A (en) Ceramic coated metal bodies
JPH0657396A (ja) 断熱溶射層の形成方法
US4569886A (en) Fabrication of novel whisker reinforced ceramics
JPH0340105B2 (ja)
US20090223756A1 (en) Method for producing friction surfaces or friction layers of a carbon-ceramic brake disk as well as a carbon-ceramic brake disk provided with such friction surfaces or friction layers
JP2002517608A (ja) 断熱層用接着層の製造方法
GB2130244A (en) Forming coatings by hot isostatic compaction
JPS63274751A (ja) セラミック溶射部材
JPH11286768A (ja) 耐摩耗コーティング材料および耐摩耗コーティング方法
JPH07116583B2 (ja) 耐熱サイクル性溶射皮膜
JPS61243164A (ja) 耐熱被覆の形成方法
JPS63290254A (ja) 耐熱・耐摩耗性溶射被膜
JPH05263212A (ja) 耐熱被覆