JPS6316929A - 検査調整ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばロボットを利用した検査調整用のフロ
ーティング式の検査調整ヘッドに関するものである。

従来の技術 従来、検査調整作業、例えばプリント基板に実装された
半固定ボリュームなどの電子部品の検査。

調整作業を行なう場合、高精度なロボットを用いると共
に、検査調整する電子部品を高精度に位置決めする必要
がある。

電子部品を高精度に位置決めし、検査調整する方法とし
て、 （１）プリント基板及び電子部品を高精度に製作し、組
合わせ精度を確保し、プリント基板を高精度に位置規正
し、固定式検査調整ヘッドで検査調整する、 （２）視覚認識装置を用いて、プリント基板と電子部品
のバラツキを補正しながら、検査調整する、 等の方法があるが、とＪ＋、らの方法のうち［（１）プ
リント基板と電子部品を・高精度に組合わせる」方法で
は、部品ノー力へ部品の１＋７１Ｊｆ確保を依頼するこ
とは、コスト高になる３、「（２）視覚認識装置による
補正」の方法であるが以下にこの方法について第４図に
従って説明する。第４図は、従来の視覚認識装置を持っ
た検査調整ヘッドの概要を示す図である。

１はロボットに取付けられたブラケット２に取付けられ
た視覚用カメラである３、この視覚用カメ力１で、プリ
ント基板３」二に実装された電子部品４の穴を認識補正
する。この補正量を視覚用カメラ１からプラケット２に
取イ」けられた検査調整ツール６までの距１ｉｉＩｌに
加減され、ロボットに動作指示が伝わり、検査ｎ、“４
整ツール５が電子部品４の穴位置寸で移動そして、検査
調整作業が行なわれる。

第６図にその状態を・示す、。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような構成の検査調整ヘッドでは、視覚
認識装置がまだ１だ高価で、技術レベル　　　′が高く
、ユーザーに容易に提供することが困難など多くの要因
を含んでいた。

本発明は、上記問題点に鑑み、小型でかつ、精度劣化の
無い、安価な検査調整ヘッドを提供するものである。

問題点を解決するための手段 」二記問題点を解決するために本発明の検査調整ヘッド
は、検査調整のだめの位置決めピンとツールを、平面内
で可動な両面対向型の空気軸受部を設け、この空気軸受
部は対向する軸受面にそれぞれ独立した少々くとも２つ
のエアー経路で圧縮空気を供給可能とし、位置決めピン
とツールをロボットに固定可能なよう前記２つのエアー
経路のうち少なくともいずれか一方に圧縮空気の供給、
停止を制御装置を設けたものである３、 作　　用 本発明は上記した構成によって、フローティング検査調
整ヘッドは、検査調整のだめの位置決めピンとツールが
両面対向型の空気軸受によって支承されるブロックに固
定さ才１て容易にフローティングする。また両面対向型
の？と気軸受装置の片面のエアーを供給停止１−すれば
、供給される１１１１の面のエアー圧により１位置決め
ピンとツールを固定したブロックは軸受浮」−分（６〜
２０７１ｍ　）だけ、エアーを停止した側の而に即しつ
けられロックする。

実施例 以ｆ本発明の一実施例の検査調整ヘッドについて図面を
参照しながら説明する。第１図は本発明の一実施例にお
ける検査調整ヘッドの部分断面した斜視図であり、第２
図は同正面図を一部断面したものであり、第３図は同側
面図である。第１図において、６はロボソ１司１ｙ伺ブ
ラケット、７Ａはロボット取付ブラケット６に固定され
た軸受板で、圧縮空気発生源８　ｊ：　リ、エアー回路
９Ａ　、９Ｂ及び電磁弁１０を通り＋１１＋受板７Ａ、
７Ｂを介して供給される圧縮空気により、ブロック１１
と軸受板７Ａ、７Ｂとの間に間隙１６Ａ、１６Ｂを生じ
、ブロック１１及びブロック１１に固定した位置決めピ
ン１２は浮上する。このとき位置決めピン１２に外力が
働けば、ブロック１１２位置決めピン１２は軸受板７Ａ
、７Ｂとブロック１１の間に生じる間隙１６Ａ、１６Ｂ
及び１７Ａ、１７Ｂ分だけ、ロボット取付ブラケット６
に対して移動（フローティング）できる。次に電磁弁１
０を働かせて、軸受板７Ａに供給する圧縮空気を停止す
ると、圧縮空気は軸受板７Ｂ側にのみ供給され、その空
気圧によりブロック１１は軸受板７Ａに押しつけられて
フローティング機能は無くなりロックされる。

その状態でロボットが、ツール１３までのあらかじめ決
められた量を移動し、検査調整作業を行なう。なおツー
ル１３にはポールジヨイント１４と軸受１６が設けられ
ており、ブロック１１がフローティングする時に支障が
ないようにしている。

以上のように本実施例によれば、ロボット取付ブラケッ
ト６に取付けた軸受７Ａと７Ｂでブロック１１を上下に
挾み込み両面対向型の空気軸受を形成し、ブロック１１
に位置決めピン１２を固定、ツール１３を軸受１６を介
して保持し、また両面対向型空気軸受のエアー回路を９
Ａ、９Ｂに分割し、エアー回路９Ｂに電磁弁１ｏを設け
て、軸受板７Ａに供給するエアーを制御することで、ロ
ック機能を持たせたことにより、安価なフローティング
検査調整ヘッドが出来、しかも摺動面は浮上しているた
め、摩擦は無くスムーズにフローティングし、しかも摩
耗に３１こる精度劣化はない。

なお、本実施例において、空気軸受は上下方向のみに構
成し、平面内で可動としたが必要であれば、第３図に示
す間隙１８Ａ、１８Ｂを小さくしてガイドする、あるい
はその間隙で空気軸受を構成し、一方向にのみフローテ
ィングする構成としてもよい。

発明の効果 以上のように本発明は両面対向型の空気軸受部と位置決
めピン及び検査調整ツールを設け、空気軸受部はそれぞ
れ独立したエアー経路で対向する軸受面に圧縮空気が供
給され、前記エアー回路の少なくとも一方に圧縮空気の
供給、停止を制御する制御装置を設けることにより、ロ
ボットに上る検査調整作業、例えばプリント基板上の半
固足ボリュームの検査調整で、プリント基板と半固定ボ
リュームの組合わせ精度が確保されていない場合でも、
信頼性の向」二が図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における検査調整ヘッドの部
分断面の斜視図、第２図は同一部断面の正面図、第３図
は同側面図、第４図、第６図は従来の視覚認識装置を使
用した検査調整ヘッドの動作説明図である。 ６・・・・・・ロボット取付ブラケット、７Ａ、７Ｂ・
・・・・・軸受板、８・・・・・・圧縮空気発生源、９
Ａ、９Ｂ・・・・・・エアー回路、１０・・・・・・電
磁弁、１１・・・・・・ブロック、１２・・・・・・位
置決めピン、１３・・・・・・ツール、１４・・・・・
・ボールジヨイント、１５・・・・・・軸受。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）物品の検査、調整作業可能なツール及び求芯性を
   有する位置決めピンとを所定間隙にて一体的にブロック
   に設け、位置決め時にはこのブロックが本体内で平面に
   移動可能に設け、位置決め終了時にはこのブロックが本
   体に固定するよう構成した検査調整ヘッド。
2. （２）ロボットに取付けられ、物品の検査調整が可能で
   、かつ平面を移動可能な検査調整ヘッドであり、求芯性
   を持つ位置決めピンと検査調整作業するツールとを保持
   した平面内で可動な両面対向型の空気軸受部と、この空
   気軸受部は対向する軸受面にそれだれ独立した少なくと
   も２つのエアー経路で圧縮空気を供給可能とし、ロボッ
   トに前記位置決めピンとツールを固定するように、前記
   ２つのエアー経路のうち少なくともいずれか一方に圧縮
   空気の供給停止を制御する制御装置とを設けたことを特
   徴とする検査調整ヘッド。