JPS63169233A - ナツト搬送装置 - Google Patents

ナツト搬送装置

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JPS63169233A
JPS63169233A JP61311168A JP31116886A JPS63169233A JP S63169233 A JPS63169233 A JP S63169233A JP 61311168 A JP61311168 A JP 61311168A JP 31116886 A JP31116886 A JP 31116886A JP S63169233 A JPS63169233 A JP S63169233A
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stud bolt
stud
washer
gripping bracket
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直人 渡辺
Akira Tanaka
明 田中
Takayuki Matsumoto
松本 孝行
Yutaka Omura
豊 大村
Toshio Kojima
寿夫 小島
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ナツト搬送装置に係り、特に、原子炉圧力容
器の上蓋を固定するためのスタッドボルトに対して着脱
されるナツトの搬送装置に関するものである。
「従来の技術」 一般に、沸騰水型原子炉における原子炉圧力容器の上蓋
は、容器胴部に立設したスタッドボルトとナツトとによ
って締結されている。また、原子炉運転開始後の燃料棒
の交換、定期検査時においては、前記上蓋を外した状態
で、各種作業が実施されることになるが、ナツト着脱作
業も放射性管理区域内で行なわれることになるため、小
さな労力で能率良〈実施する必要性がある。
出願人は、実公昭58−17737号[スタッドボルト
の着脱装置]及び特公昭59−11433号[ナツト着
脱作業設備]を提案し、これらの技術によって、スタッ
ドボルト及びナツトの着脱作業時における省力化、工期
の短縮、作業員の被曝低減を達成してきた。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、前記原子炉圧力容器の上蓋の締結に使用
されるスタッドボルトとナツトは、例えば一つの上蓋に
対して92組使用されるが、各組別のスタッドボルト及
びナツトについて、相互利用を許容しないように、組み
合わせを固定した細心の管理を行なうことによって、原
子炉の健全性を確保するようにしている。
したがって、一つのスタッドボルトから外したナツトの
保管及び運搬処理に際しては、混用を生じない方法で確
実にかつ迅速に行なうことが要求される。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するよう
にしているもので、ナツト及び座金の保管管理、運搬等
を合理的に行なうとともに、原子炉圧力容器に適用する
場合にあっては、ナツト及び座金の移動距離を小さくし
て、放射性物質の拡散を最小限に抑制すること等を目的
とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明におけるナツト搬送装置は、ユニット台に対して
前後方向及び上下方向にそれぞれ移動可能に支持される
とともに、スタッドボルトのねじ部に載置した状態のナ
ツトの下側に挿入する把持ブラケットを設け、該把持ブ
ラケットとユニット台との間に、把持ブラケットを上下
させる昇降機構と、把持ブラケットをスタッドボルトと
の対向方向に水平移動させる前後移動機構とを配設し、
前記スタッドボルトの近傍に昇降機構により上下操作さ
せられるナツトと係合するナツト支持受けを具備してな
る構成である。
[作用 ] スタッドボルトからナツトを取り外す場合は、ナツトを
回転させて螺合状態を解除するとともに、ナツトがスタ
ッドボルトのねじ部に載置されている状態にしておく。
ユニット台を被搬送ナツトの近傍に設定しておくととも
に、前後移動機構の作動によって、把持ブラケットをナ
ツトの下方位置まで前進させ、次いで昇降機構の作動に
より、把持ブラケットを下降させて、座金を必要に応じ
て吸着させた状態とする。
また、昇降装置の作動により座金を吸着支持した把持ブ
ラケットを上昇させると、把持ブラケットの上にナツト
が乗った状態のまま持ち上げられ、ナツト及び座金をス
タッドボルトに対して、抜き取った状態とすることがで
きる。
スタッドボルトから、ナツト等を上方に離間させた後に
、前後移動機構を作動させて、ナツト等を支持した状態
の把持ブラケットをスタッドボルトから離間する一方向
にずらす。ナツト等の位置をナツト支持受けの上方位置
に合わせた後、昇降機構の作動により把持ブラケットを
下降させて、ナツト等をナツト支持受けと係合状態にし
、さらに、前後移動機構の作動により把持ブラケットを
面記一方向に向けて移動させる。この移動によりナツト
等はナツト支持受けとの係合状態を保持しようとしてと
どまり、把持ブラケットだけをナツト支持受けから抜き
取ることができる。以後、ナツト等は、スタットボルト
に対して一方向に離間した位置に、ナツト支持受けによ
って保持されることになる。
スタッドボルトにナツトを外嵌させる場合は、ナツトを
外す工程の逆順により行なわれる。
つまり、ユニット台を対象とするスタッドボルトの近傍
に設定しておくとともに、把持ブラケットをナツトと座
金との間に挿入して上昇させることによってナツト支持
受けとの係合状態を解除し、スタッドボルトの上方位置
に向けて搬送して、把持ブラケットを下降させることに
よって、ナツトをスタッドボルトのねじ部の上に載置し
た状態とするとともに、把持ブラケットを一方向に移動
させながらスタッドボルトから離間させ、把持ブラケッ
トとスタッドボルトとの係わりを解除する。
このような解除状態とすることによって、ナツトにあっ
てはスタッドボルトのねじ部の上に載置された状態、座
金にあってはスタッドボルトに沿って降ろしてスタッド
ボルトの基部等に嵌合した状態となる。
その後、ナツトを回転させて螺合する作業等が実施され
るものである。
これらのナツトの着脱、搬送、保管等の作業は、一つの
スタッドボルトに対して、同一面内で行なわれ、作業行
程を小さく限定して、スタッドボルトとナツトとの混用
を防止している。
U実施例」 以下、本発明に係わるナツト搬送装置を原子炉圧力容器
の上蓋を締結しているスタッドボルト及びナツトに適用
した場合の一実施例を図面に基づいて説明する。
図中、符号Aは原子炉圧力容器、符号Bは容器胴部、符
号Cは上蓋、符号り及び符号Eはフランジ、符号Fはス
タッドボルト、符号Gはナツト、符号Hは座金、符号I
は原子炉格納容器であり、また、符号1は上蓋開閉装置
、符号2は固定スリング、符号3は脚、符号4は旋回テ
ーブル、符号5は心出し装置、符号6はユニット昇降装
置、符号7はユニット台、符号8はスタッドテンショナ
、符号9はボルト着脱装置、符号10はナツト搬送装置
である。
まず、原子炉圧力容器Aの上MCに取り付けられる上蓋
開閉装置1の概略Iこついて説明する。
第7図ないし第9図に示すように、上蓋Cの外表面の複
数箇所に設置されている吊持に供するための取り付はピ
ースCaには、上蓋開閉装置1における固定スリング2
の各脚3が取り付けられる。
該固定スリング2の上には、スタッドボルトFのピッチ
円に沿って水平旋回する旋回テーブル4が、ローラ11
に支持された状態で搭載される。
前記心出し装置5は、固定スリング2と旋回テーブル4
との間に配置されて、旋回テーブル4を前後左右(水平
各方向)に移動させることにより、゛旋回テーブル4を
前記ピッチ円と同心状に配置させるものである。
前記旋回テーブル4の周縁部近傍の下方には、前記ピッ
チ円の周方向に例えば90度ずつ相互間隔をおいて、各
種の作業を実施するための作業用ユニット、つまり、前
記スタッドテンショナ8と、ボルト着脱装置9と、ナツ
ト搬送装置10と、位置決め装置(図示路)等とが、前
記ユニット台7に搭載された状態で複数(例えば4基ず
つ)配設されるよともに、チェーンブロック等の吊持装
置12に吊り下げられた状態のリング状の作業足場I3
が、前記スタッドボルトFのピッチ円よりも若干大きな
内径を有するように設けられる。該作業足場13は、吊
持装置12によって吊り降ろしたときに、原子炉格納容
器■の内壁における突出段部(バルクヘッド等)に、周
縁部を載置した状態に支持されるとともに、その後の各
種作業を実施する場合は、吊持装置12における例えば
チェーンを外して、旋回テーブル4と切り離した状態に
して使用される。
前記ユニット昇降装置6は、それぞれの1基について、
旋回テーブル4の上に設けられたモータ14と、該モー
タ14の減速機構15と、該減速機構15に連結されて
同期運転させられる3台のポールネジジヤツキ16とか
ら構成されて、ユニット台7を上下方向に平行移動させ
る機能を有するものである。
前記スタッドテンショナ8は、スタッドボルトFに張力
を掛けるテンショニング機能と、スタッドボルトFを伸
ばした状態で、ナツトGを回転させるナツト回転機能と
を組み合わせて構成されており、ユニット台7に設けた
テンショナ昇降機構17によって、回転するナツトGの
移動速度に同調してスタッドテンショナ8を上下移動さ
せる機能を有している。テンショナ昇降機構17は、テ
ンショナ昇降モータ17aによって駆動されている。
前記ボルト着脱装置9は、従来技術で前述した実公昭5
8−17737号公報の技術が準用され、スタッド吊り
下げ機構、スタッドねじ込み緩め機構及びねじ部清掃機
構等によって構成されており、ナツトG及び座金Hの取
り外しを完了したスタッドボルトFを吊り下げて、スタ
ッドボルトFの自重により生じるねじ部にかかる荷重を
小さくした状態で、スタッドボルトFの着脱を行なうも
のである。
そして、ナツト搬送装置10は、本発明に係わる部分で
あり、一実施例では、スタッドテンショナ8によって緩
めたナツトGと、その下の座金HとをスタッドボルトF
から除去して、作業足場13の上の所要箇所に搬送して
支持さける等の作動を行なうようにしている。
即ち、主として第1図ないし第6図に基づいて、ナンド
搬送装置IOの実施例の詳細を説明すると、該ナツト搬
送装置IOは、第1図に示すように、全体が前記ユニッ
ト台7に吊持状態に取り付けられるとともに、ユニット
台7に対して前後方向及び上下方向にそれぞれ移動可能
に支持されて、スタッドボルトFのねじ部Faに載置さ
れている状態のナツトGの下側に挿入してナツトGを支
持するための把持ブラケット18と、把持ブラケット1
8を目的とする位置まで駆動するための昇降機構19及
び前後移動機構20と、スタッドボルトFから離間させ
られたナツトGを支持するためのナツト支持受け21と
を具備するものである。
そして、前記把持ブラケット18は、例えば第6図に示
すように、先端にスタッドボルトFに対して外嵌される
U字状の係合凹部18aが、内向状態(前記ピッチ円の
中心に向けた状態)に形成されるとともに、下面に例え
ば永久磁石からなる座金吸着部18bを備えている。
昇降機構19は、ユニット台7の下方に垂設された支持
フレーム22と、ユニット台7に搭載された昇降用モー
タ23と、該昇降用モータ23によって回転させられる
縦ねじ24と、該縦ねじ24と螺合してその回転により
支持フレーム22のガイド22aに沿って、上下方向に
移動させられる昇降ブロック25とを具備するものであ
る。
前後移動機構20は、昇降機構19における昇降ブロッ
ク25に一体に取り付けられて水平外方向に延ばされて
いる結合ブラケット26と、該結合ブラケット26に取
り付けられている前後移動用モータ27と、該前後移動
用モータ27によって回転させられるとともに把持ブラ
ケット18に螺合されている水平ねじ28と、該水平ね
じ28と平行に形成されて把持ブラケットI8を水平方
向に誘導するガイドロッド29とを具備するものである
ナツト支持受け21は、第1図、第2図、第7図等に示
すように、作業足場13の上面に、スタッドボルトFの
数とピッチ角度とを正確に合わせて、ピンを突出させた
状態に設けられるものであり、前記座金■]を外嵌させ
るための大径部30と、該大径部30の上にナツトGを
離間させた状態に外嵌させてテーパあるいは段部により
支持するための小径部31とを具備するものである。
また、前記固定スリング2の中央上部には、上方に突出
した吊りピース32と、その回りを囲むセンタープラッ
トホーム33と、該センタープラットホーム33に搭載
されて旋回テーブル4を旋回させる駆動源となる例えば
サーボモータ等の旋回用モータ34と、該旋回用モータ
34の作動時に旋回テーブル4を旋回させるためのラッ
ク・ビニオン機構等とが設けられており、そして、該セ
ンタープラットホーム33の回りには、旋回テーブル4
の上面に形成された旋回プラットホーム35が配設され
、該旋回プラットホーム35には、各種作業の実施に基
づく指令を行なうための操作盤36等が設置されている
以下、原子炉圧力容P+”A Aの上蓋Cにおける開閉
工程と、この開閉工程に基づいて生じるスタッドボルト
に対するナツトの搬送工程について説明する。
[土載開閉装置の設定工程コ クレーン等によって、オペレーティングフロア等に保管
しておいた上蓋開閉装置lを吊持して、原子炉圧力容器
Aの上に降ろし、固定スリング2における脚3を、上M
Cの取り付はピースCaに取り付けた状態とするととも
に、心出し装置5の作動によって、旋回テーブル4の旋
回中心を、スタッドボルトFにおけるピッチ円の中心に
合わせることにより、上蓋開閉装置lを原子炉圧力容器
Aの上に設置する。
[作業足場の設定工程] 吊持装置I2を作動させ、作業足場13を原子炉格納容
器Iの内壁における突出段部に降ろして、スタッドボル
トFと、ナツト搬送装置10におけるナツト支持受け2
1とを、ピッチ円の半径方向に位置合わせする。
[旋回位置の設定工程] 旋回用モータ34の作動によって、旋回テープル4を旋
回させ、弛緩対象とするスタッドボルトFの水平位置と
、スタッドテンショナ8の水平位置とを合わ仕る。
Uユニット台の設定コ ニニット昇降装置6を作動させ、旋回テーブル4からユ
ニット台7と各作業ユニットを下降させるとともに、ユ
ニット台7に備えられている位置決め装置により、スタ
ッドテンショナ8の下方位置から、例えば数ピツチ離間
したスタッドボルトFの位置を検出して、ピッチ円の周
方向についての正確な位置決めを微調整により行なう。
この位置決めにより、ユニット台7に搭載されているス
タッドテンショナ8の先端を、弛緩対象としているスタ
ッドボルトFに対して位置決めすることができる。
この位置合わせ状態にあって、ボルト着脱装置9は、第
1図例に示すように、スタッドボルトFのピッチの3倍
だけ周方向に離間した位置にあり、ナツト搬送装置lO
は、スタッドテンショナ8と同一位置のスタッドボルト
Fを作業対象として、その近傍に待機した状態となって
いる。
[テンショニング工程] スタッドテンショナ8を作動させることによって、スタ
ッドボルトFにおける把持部Fbをつがんで引き上げ、
スタッドボルトFを伸張させた状態で、ナツトGを回転
させて螺合状態を徐々に解除するとともに、テンショナ
昇降機構17によってナツトGの移動速度に同調した状
態で、スタッドテンショナ8を上方に移動させる。スタ
ッドボルトFのねじ部FaからナツトGを外した状態に
するとともに、スタッドテンショナ8をさらに上昇させ
て、スタッドボルトFの上方位置に退避させる。また、
緩められたナツトGは、スタッドボルトFのねじ部Fa
の上に載置された状態となる。
[ナツト搬送装置の作動コ ナツト搬送装置10における前後移動機構20を作動さ
せ、ピッチ円の半径方向外方の位置まで把持ブラケット
I8を移動させた状態としておいて、昇降機構19を作
動させて、第3図の下の鎖線で示すように、把持ブラケ
ット18をスタットボルトFにおけるねじ部Paの高さ
と同レベル位置まで下降させ、次いで、前後移動機構2
0を作動させることによって、把持ブラケット18をス
タッドボルトFのねじ部Faに向けて、ピッチ円の半径
方向内方に前進させる。この前進によって、第6図に示
すように、把持ブラケット18の先端の係合凹部18a
をスタッドボルトFに外嵌させた状態とする。
このような外嵌状態のままで、昇降機構19を作動させ
、把持ブラケット18を若干下降して、把持ブラケット
18の座金吸着部18bをフランジDの上の座金Hに近
接させた状態にして、第4図に示すように、座金吸着部
18bにより座金Hを磁着する。次いで、昇降機構19
を作動させ、第3図の上の鎖線で示すように、座金Hを
吸着した状態の把持ブラケット18を上昇させる。この
とき、把持ブラケット18の上にボルトGを乗せた状態
となり、スタッドボルトFからボルトG及び座金Hを抜
き取ることができる。
把持ブラケット18の先端の上下に、ナツトG及び座金
I(を支持して、スタッドボルトFの上方に離間させた
状態で、前後移動機構20を作動させ、ナツトG及び座
金Hを支持した状態の把持ブラケット18を、第5図に
おいて鎖線で示すように、ピッチ円の半径方向外方に移
動して、スタットボルトFからm間さける。
ナツトG等の中心位置をナツト支持受け21の上方位置
に合わせた後、昇降機構19を作動させることによって
ナツトG7iび座金1−1を支持しに状態の把持ブラケ
ット18を下降させ、ナツトGと座金Hとをナツト支持
受lす21における小径部31と大径部30とにそれぞ
れ外嵌する。
このような外嵌状態とすることによって、ナツトGは小
径部31に乗せられて支持された状態、また、座金Hは
大径部30に外嵌しているものの、座金吸着部+8bj
こ磁着されん状態を保持している。これらの係合状態に
おいて、面後移動賎構20を作動させ、把持ブラケット
18を前記半径方向外方に移動させると、ナツトG及び
座金Hは、小径部31しび大径部3oと係合状態を保持
しょうとして、ナツト支持受け21にとどまり、把持ブ
ラケット18だけを抜き取ることができる。
以後、ナツトG及び座金■4は、作業対象とするスタッ
ドボルトFに対して、半径方向外方に離間した位置にお
いて、第3図の下方に示すように、ナツト支持受け2I
によって保持されることになり、また、同様の作動を繰
り返すことによって、次々にナツトG及び座金Hが、ス
タッドボルトFから外されることになる。
[上蓋の開放及び搬送工程] 全部のナツトG及び座金Hを外した後、吊持装置12と
作業足場13とを連結し、作業足場13を上昇させるこ
とによって、原子炉格納容器■の内壁における突出段部
から浮かせ、固定スリング2に吊り下げた状態とすると
ともに、固定スリング2における吊りピース32に、ク
レーン等を連結して、固定スリング2とともに旋回テー
ブル4、上蓋01作業足場13等を一緒に吊持して、オ
ペレーティングフロアに搬送して収納する。
[ナツトの取り付は工程] 一方、スタッドボルトFにナツトGを外嵌させる場合は
、上蓋Cの閉鎖工程に付属した状態で実施され、ここま
で説明したナツトGを外す工程の逆順により行なわれる
ので、詳細の説明を省略する。
概略を説明すると、オペレーティングフロアにある上M
Oを、固定スリング2や旋回テーブル4とともにクレー
ン等により吊持して、原子炉圧力容器Aの上に降ろし、
各位置合わせを行なった後、把持ブラケット18をナツ
トGと座金■(との間に挿入して、ナツトGを載置した
状態及び座金Hを磁着した状態にして上昇させ、ナツト
支持受け21との係合状態を解除して、スタッドボルト
Fの上方位置に向けて搬送し、把持ブラケット18を下
降させることによって、ナツトGをスタッドボルトFの
ねじ部Paの上に載置した状態とするとともに、把持ブ
ラケット18をスタッドボルトFから離間させることに
よって、把持ブラケット18をスタッドボルトFとから
抜き取り、また、解除状態とすることによって、ナツト
GにあってはスタッドボルトFのねじ部Faの上に載置
した状態、座金T−1にあっては磁着力の消滅によって
、スタッドボルトFに沿って落下してスタッドボルトF
の基部、つまり、フランジDの上に落とされた状態とな
る。
その後、ナツトGを回転させて螺合するとともに、スタ
ッドテンンヨナ8の作動による締結作業等が実施される
ものである。
[他の実施態様] 前述した実施例に代えて、次のようにすることができる
(イ)ナツトのみをスタッドボルトから抜き取ること。
(ロ)座金を電磁石その他の方法によって吸着すること
(ハ)駆動力を電動ノコの他、油圧、空気圧等によって
得ること。
(ニ)原子炉圧力容器にあって、ナツトの搬送をスタッ
ドボルトの抜き取り工程との関連により実施すること。
「発明の効果」 以上、説明したように、本発明に係わるナツト搬送装置
によれば、ユニット台に対して前後方向及び上下方向に
移動可能な把持ブラケットを設けるともに、把持ブラケ
ットとユニット台との間に、把持ブラケットの昇降機構
及び前後移動機構を設け、また、作業対象とするスタッ
ドボルトの近傍にナツト支持受けを具備してなる構成で
あるから、次のような優れた効果を奏する。
■ナツトの搬送が、昇降機構と前後移動機構とによって
行なわれるので、ナツトはスタッドボルトのピッチ円の
半径方向に沿った範囲の移動となり、作業行程を小さく
して装置の小型化を図ることができる。
■作業行程を小さくすることにより、高速化、効能重化
を図ることができる。
■ナツトの搬送方向がピッチ円の半径方向に沿った範囲
に限定されて、スタッドボルトとナツトとの混用を防止
することかできる。
■把持ブラケットの移動範囲を一平面内で行なうように
しているため、自動化が可能となり、労力を低減するこ
とができる。
■ナツト支持受けに支持されたナツト等を、ナツト搬送
装置とともに搬送することができる。
■原子炉圧力容器を締結しているスタッドボルト及びナ
ツトに適用することによって、定期検査時のナツト取り
外し及び搬送作業工程等の自動化を図るとともに、搬送
距離の短縮によって放射性物質の飛散を少なくし、作業
員の被曝低減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係わるナツト搬送装置を原子炉圧力容器
の上蓋を締結しているスタットボルト及びナツトに適用
した場合の一実施例を示すもので、第1図は要部の斜視
図、第2図は要部の正面図、第3図は第2図における鎖
線■部分の拡大図、第4図は第3図の■−TV線矢視図
、第5図は第3図のV−■線矢視図、第6図は把持ブラ
ケットとスタットボルトとの関係の説明図、第7図はナ
ツト搬送装置を備えた上蓋開閉装置の斜視図、第8図及
び第9図は上蓋開閉装置の一部を省略した正面図及び平
面図である。 A・・・・・・原子炉圧力容器、 B・・・・・・容器胴部、 C・・・・・・上蓋、 Ca・・・・・・取り付はピース、 D・・・・・・フランジ、 E・・・・・・フランジ、 F・・・・・・スタッドボルト、 Fa・・・・・・ねじ部、 Fb・・・・・・把持部、 G・・・・・ナツト、 H・・・・・・座金、 ■・・・・・・原子炉格納容器、 1・・・・・・上蓋開閉装置、 2・・・・・・固定スリング、 3・・・・・・脚、 4・・・・・・旋回テーブル、 5・・・・・・心出し装置、 6・・・・・・ユニット昇降装置、 7・・・・・・ユニット台、 8・・・・・スタッドテンショナ、 9・・・・・・ボルト着脱装置、 lO・・・・・・ナツト搬送装置、 11 ・・・・ローラ、 12・・・・・・吊持装置、 13・・・・・・作業足場、 14・・・・・・油圧モータ、 15・・・・・・減速機構、 16・・・・・・ポールネジジヤツキ、17・・・・・
・テンショナ昇降機構、17a・・・・・・テンショナ
昇降モータ、18・・・・・・把持ブラケット、 18a・・・・・・係合凹部、 +8b・・・・・・座金吸着部、 19・・・・・・昇降機構、 20・・・・・前後移動機構、 21・・・・・・ナツト支持受け、 22・・・・・・支持フレーム、 22a・・・・・・ガイド、 23・・・・・・昇降用モータ、 24・・・・・・縦ねじ、 25・・・・・・昇降ブロック、 26・・・・・・結合ブラケット、 27・・・・・・前後移動用モータ、 28・・・・・・水平ねじ、 29・・・・・・ガイドロッド、 30・・・・・・大径部、 31・・・・・・小径部、 32・・・・・・吊りピース、 33・・・・・・センタープラットホーム、34・・・
・・・旋回用モータ、 35・・・・・・旋回プラットホーム、36・・・□・
・・操作盤。 出願人  石川島播磨重工業株式会社 第1図 第2図 第3図 v−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ユニット台に対して前後方向及び上下方向にそれぞれ移
    動可能に支持されるとともに、スタッドボルトのねじ部
    に載置した状態のナットの下側に挿入する把持ブラケッ
    トを設け、該把持ブラケットとユニット台との間に、把
    持ブラケットを上下させる昇降機構と、把持ブラケット
    をスタッドボルトとの対向方向に水平移動させる前後移
    動機構とを配設し、前記スタッドボルトの近傍に昇降機
    構により上下操作させられるナットと係合するナット支
    持受けを具備してなることを特徴とするナット搬送装置
JP61311168A 1986-12-29 1986-12-29 ナツト搬送装置 Granted JPS63169233A (ja)

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