JPS63168789A - 光学読取装置 - Google Patents

光学読取装置

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JPS63168789A
JPS63168789A JP62001504A JP150487A JPS63168789A JP S63168789 A JPS63168789 A JP S63168789A JP 62001504 A JP62001504 A JP 62001504A JP 150487 A JP150487 A JP 150487A JP S63168789 A JPS63168789 A JP S63168789A
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JP62001504A
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Mikio Yamaguchi
幹雄 山口
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、手持式のスキャナで用紙上を走査することに
より、文字・記号等(以下代表して文字のみに関して述
べるが、記号に関しても全く同様である)を読取る文字
読取機能と、バーコードを読取るバーコード読取機能を
併せ持った光学読取装置(以下、マルチリーグと呼ぶ)
に関するものである。
C従来の技術〕 マルチリーグは、光学文字読取装置の機能と、バーコー
ド読取装置の機能をあわせもった装置である。そこでま
ず、光学文字読取装置とバーコード読取装置のそれぞれ
について、従来技術の説明を行う。
(i)光学文字読取装置 スーパーマーケットや百貨店等で、単品ごとの売上情報
を収集して在庫管理を行うPO3(Point  of
  5ales) システムが普及している。このPO
Sシステムでは手持ち式の光学的文字読取装置がよく使
用されている。
たとえば、特願昭61−41474号の光学読取装置の
構成を第2図に示す。1はスキャナであり、手2で、用
紙3に置くだけで用紙3に記載された文字を読取るもの
である。用紙3はたとえば、POSシステムでの情報が
記載された値札などである。4は光源であり、5はレン
ズ系、6はイメージセンサであり、少なくとも用紙3に
記載された文字の1行分の視野が必要で、横は1行分、
縦は1文字の3倍ぐらいの視野としている。7は制御・
二値化回路でありイメージセンサ6の出力信号であるア
ナログ信号を文字領域及び背景領域に夫々対応する二値
化信号に変換し、メモリ8へ送る。メモリ8にはイメー
ジセンサ6の視野の全体の二値化信号を格納する。
メモリ8へ格納した二値化信号から認識処理を行なうが
、本構成例では文字が正しく視野内に入っている二値化
信号だけを認識処理をするようにしている。即ち、第3
図にイメージセンサ6で走査し、二値化した例を示して
おり、同図は視野17に文字が正しく入っている場合で
ある。第4図は視野17から文字がはみ出した状態で走
査した場合である。この場合には後述する認識処理を行
なわず、スキャナ1の移動に伴ない再度イメージセンサ
6で走査し、二値化し、メモリ8へ二値化信号を格納す
ることにより、読取り速度を向上させている。なお、第
3.4図は画素−の区切りを示す縦線を一部省略してい
る。
認識処″理を行なうか否かの判断は走査位置検出回路9
で行なわれる。即ち、走査位置検出回路9は二値化信号
をメモリ8へ格納するのと並行して動作しており、メモ
リ8へ二値化信号を格納し終るのとほぼ同時に認識処理
を行なうか否かを判断している。さらに、走査位置検出
回路9は、認識処理を行なう場合、視野全部を処理せず
、文字の存在する領域だけ認識処理するように認識する
領域を決めており、文字位置の上端を示すSETの信号
と、下端を示すENDの信号を生成する。文字が存在し
ないとき、すなわち、SETとENDの信号を出さない
ときはCLEARの信号を出す。
新行検出回路10は走査位置検出回路Sから送られる信
号SET、ENDから文字位置を決める一方、次の走査
で送られる5ETSEND信号で決まる文字位置と比較
し、文字位置の変化M(画素数)あるいは信号CLF、
ARにより文字列が視野17から1度はみ出したこと等
に基づく判断を行ない、新しい文字列が存在したと判断
した場合信号NEWを認識処理回路15に送出する。信
号NEWが送られた以後、次の認識処理を行なう。
この新行検出回路10により、視野よりも多い行数の文
字列を読取るときには、スキャナ1を上から下あるいは
下から上へ移動させるだけでよくなっている。即ち、ス
キャナ1を用紙3に置いて文字を読取るので、長く置い
たままだと、何度も同じ部分を走査し、読取ることにな
るが、新行検出回路10でこれを防止している。
次に1文字の切出しについて説明する。
メモリ8に格納されている二値化信号はイメージセンサ
6の視野全部であるので、1文字を認識処理する認識処
理回路15で処理できる画素数よりも縦、横とも大きい
、このため認識処理回路15で処理できる画素数のデー
タ量、つまり1文字づつの二値化信号に変換している。
認識処理回路15で処理できる画素数を、第3図におい
て横n1縦(列方向)mとして説明する。
まず、横nで縦は視野17全部の画素数Pの二値化信号
を一桁バフファ11へ転送する。即ちL1〜Lρ行まで
のB1列からBn列までの二値化信号を一桁バンファ1
1に格納される。
縦位置検出回路12は一桁バソファ11の二値化信号の
中で1文字の縦の位置を検出し、認識処理回路15で処
理できる縦方向の画素mに二値化信号を減らすものであ
る。
縦位置検出回路12においては文字の縦位置を決定し、
認識処理回路15で処理できる縦の画素数m(文字位置
がほぼ中央に位置するようにして決める)を決める。こ
れにより、−桁バソファ11に格納している二値化信号
から縦方向mを決め、1文字のデータm x nとして
1文字バッファ14へ転送する。第3図に示す例では、
Llから511行、B1列からBn列のエリア内に含ま
れる二値化信号を1文字データとして1文字バッファ1
4へ転送する。
横位置検出回路13は、−桁バッファ11へ次の二値化
信号を格納するとき、格納する二値化信号の横方向の位
置を決めるものである。
認識処理回路15は1文字バッファ14に格納されてい
る二値化データから1文字を認識するもので、公知のた
とえば特公昭59−6418号公報などに記載しである
ものでよい、即ち、この認識処理回路15は垂直及び水
平の文字エリア内の各行又は各列ごとに文字構成部分の
特徴データを抽出し、この特徴データの種類及び出現順
序に対応した文字認識結果を出力する。
(ii )バーコード読取装置 第5図に、従来技術によるバーコード読取装置を示す、
1はスキャナであり、手2で、用紙3に置くだけで、用
紙3に記載されたバーコードを読取るものである。用紙
3は、たとえば、バーコードの記載された包装用紙であ
る。4は光源であり、41はレンズ系である。42はイ
メージセンサであり、バーコードは、水平方向の白黒の
変化パターンに意味があるので、水平方向に直線状の視
野を有する一次元イメージセンサを用いる。43は制御
・二値化回路であり、−次元イメージセンサ42の出力
信号であるアナログ信号を黒バー及び白バーの夫々に対
応する二値化信号に変換し、バー・デコーダ44へ送る
。バー・デコーダ44は黒バーと白バーの幅をもとにし
て、バーの表現するキャラクタを1キヤラクタずつ求め
る。チェック部45は、バーコードに含まれるモジュラ
チェックキャラクタにより、読取られたキャラクタ列が
正しいかどうかチェックし、正しければその読取結果4
8をタイマ46ならびに出力制御部47に送る。
タイマ46は、読取結果48が得られてから一定時間T
cを計測するもので、チェック部からの読取結果48の
出力をリセット入力とし、リセットの後、一定時間Tc
経た後タイムアンプ出力CLEARを出力する。CLE
ARの信号は、次に読取結果48が得られるまで出力し
つづける。また、読取結果がTc内に次々と得られると
きは、CLEARの信号は出ない。
出力制御部47は、CLEARの信号が出ていない間に
、くり返して得られる読取結果48のうち、最初の読取
結果のみを出力49する。スキャナ1を用紙3に当てが
っている間は、バーコードはくり返し読取られるが、出
力制御部47の働きにより、1回しか読取結果は出力4
9されない。
また、スキャナを用紙3から離し、次の用紙に当てがう
ときは、スキャナを移動させる間(たとえば1秒)は、
タイマ46で計られる時間Tc  (たとえば0.2秒
)よりも長いので、CLEARの信号が出て、次の用紙
に当てかったときに最初に得られる読取結果が出力49
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
光学文字読取装置とバーコード読取装置を単純に結合し
て得られるマルチリーグについて説明し、しかる後に発
明が解決しようとする問題点について述べる。
(i)マルチリーグの説明(光学文字読取装置と、バー
コード読取装置の単純結合によるもの)。
第6図に、マルチリーグの構成を示す、1はスキャナで
あり、その中には光源4と、文字読取用のレンズ5、イ
メージセンサ6、制御・二値化回路7と、バーコード読
取用のレンズ41、イメージセンサ42)制御・二値化
回路43を有する。
イメージセンサ6とイメージセンサ42は、一つのイメ
ージセンサにまとめることもでき、その場合はレンズ5
と41、制御・二値化回路43.7もひとつにまとめる
こともできるが、ここでは、わかりやすくするため、別
々の部品を用いる場合を示した0文字読取部分61は、
第2図の光学文字読取装置の文字読取装置本体16と同
様の機能を持つ部分で16と同じ機能構成要素から成り
立っている。バーコード読取部分62は、第5図のバー
コード読取装置のバーコード読取装置本体50と同様の
機能を持つ部分で、50と同じ機能構成要素から成り立
っている。6L 62の内部動作の詳細は、前述した文
字・読取装置、バーコード読取装置のそれと同じなので
、説明は省く。
二対−結合部66は、文字読取部分61の出力線とバー
コード読取部分62の出力線をまとめて1つの出力線に
変換するもので、文字読取部分61から文字読取結果6
3が得られると、そのまま力65する。
(ii)単純結合によるマルチリーグの問題点(発明が
解決しようとする問題点) バーコードの読取視野と文字読取視野の位置関係を第7
図を用いて説明する。バーコードの読取視野は一次元的
なもので、バーコードを読取視野が横切れば、そのバー
コードは読取ることができる0文字読取視野は2次元的
な広がりを持ち、文字がその視野の中に入れば、その文
字を読取ることができるものである。スキャナを走査す
る上では、両者はなるべく近い方が使いやすいので、た
とえば第7図ではバーコード読取視野が文字読取視野の
まん中にある。
一方、posで扱う商品には、光学文字読取装置(OC
R)でも、バーコード読取装置でも読み取れるようにす
るため、バーコードとOCR文字を併記したものがある
(例:第8図fal〜tel )、バーコードとOCR
文字は、どちらも同じ内容(たとえば商品コード)を表
わしている(ただしOCR文字行は先頭にT又はFの文
字がつけ加わっている)、この併記表示を前述のマルチ
リーグで読む場合を考えてみる。第9図のように上から
下へなぞった場合、まずバーコードが読み取られて出力
され、次にOCR文字が読みとられて出力される。
すなわち、同じ内容が2回出力されることになる。
PoSシステムにおいては、同じ商品を2個重複して購
入したことになってしまうので困る。第7図に示すよう
な視野の配置なら、バーコードだけ、あるいはOCR文
字だけを狙ってスキャナを併記表示に当てかうこともで
きる。しかし、この場合、操作者に十分な注意力が求め
られるので、振作上の疲労が激しい。
以上のように、光学文字読取装置とバーコード読取装置
を単純に結合したマルチリーグでは、併記表示に十分に
対応していない0本発明は、この点に鑑みて創案された
もので、併記表示も正しく出力することのできるマルチ
リーグを実現することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図に本発明の構成を示す、スキャナ1に内蔵された
イメージセンサで画像をとらえ、文字読取部分61で文
字読取処理を行い、バーコード読取部分62でバーコー
ド読取処理を行うまでの処理構成は、第6図のそれと同
様である。20は、先着判定手段で、文字読取結果とバ
ーコード読取結果のどちらかを出力すべきかを判定する
部分である。21は読取動作制御手段で、20の判定結
果に基づき、先着でない方の読取部分61又は62の、
読取動作を停止させる部分である。22の終了判定手段
は、20の下した判定の有効期間の終りに、20の選択
判定手段を初期状態に戻す部分である。
〔作用〕
初期状態は、文字読取部分61とバーコード読取部分6
2の両方が動作可能状態であり、文字もバーコードも読
取れる状態になっている。文字読取結果と、バーコード
読取結果の到着時点によって先着判定を行う場合は以下
の通りである。
まず、文字読取結果がバーコード読取結果よりも先に得
られた場合を説明する。これは、スキャナ1で文字を走
査し、つづいてバーコードを走査した場合に相当する(
たとえば、第8図(alの値札を下から上へ走査した場
合)。文字読取結果が先に得られると、それは二対−結
合器66を経て出力67されると同時に、先着判定手段
20によって文字読取結果がバーコード読取結果よりも
先に得られたことが、判定される。20の判定結果は、
21読取動作制御手段に送られ、21は、バーコード読
取部分62が以後は、動作しないよう(バーコード読取
結果を出力しないように)に、制御する。すなわち、文
字読取結果がバーコード読取結果よりも先に得られると
、それ以後は、文字読取部分61しか動作しなくなる。
従って、それ以後にバーコードをスキャナで走査したと
しても、バーコード読取結果は得られない。併記表示の
値札を読み終ったとき、終了判定手段22によって、先
着判定手段20と読取動作制御手段21は初期状態に戻
される。
次に、バーコード読取結果が、文字読取結果よりも先に
得られた場合を説明する。これは、スキャナ1でバーコ
ードを走査し、つづいて文字を走査した場合に相当する
(たとえば、第8図(8)の値札を上から下へ走査した
場合)、バーコード読取結果が先に得られると、それは
二対−結合器66を経て出力67されると同時に先着判
定手段20によって、バーコード読取結果が文字読取結
果よりも先に得られたことね判定される。20の判定結
果は、21読取動作制御手段に送られ、21は、文字読
取部分が以後は動作しないように(文字読取結果を出力
しないように)制御する。すなわち、バーコード読取結
果が文字読取結果よりも先に得られると、それ以後は、
バーコード読取部分62しか動作しな(なる。従って、
それ以後に文字をスキャナで走査したとしても、文字読
取結果は得られない、併記表示の値札を読み終ったとき
終了判定手段22によって、先着判定手段20と読取動
作制御手段21は初期状態に戻される。
なお、終了判定手段22が初期状態に戻すのは「どちら
が、先着したか」を記憶している部分であり、この記憶
部分を初期状態に戻すことによって、先着判定手段と、
読取動作制御手段が初期状態に戻るのである。
以上の説明では、文字読取結果とバーコード読取結果の
到着時点によって先着判定を行う場合を示したが、先着
判定は、他の事象を見ることによっても可能である。た
とえば、文字読取部分61の中のCLEARの信号と、
バーコード読取部分62の中のCLEARの信号の立下
り同志の先着判定によっても可能であり、実施例におい
て説明する。
〔実施例〕
本発明の実施例について、3つの場合を示す。
(1)本発明の実施例:そのI 第10図に本発明の実施例(そのl)を示す。
101と102は、SRフリップフロンプで第1図の先
着判定手段20の実施例となっている。103と104
はゲートで、それぞれ文字読取部分61、バーコード読
取部分62からの出力を止められるようになっている7
0文字読取結果を出力させないということば、文字読取
部分61の外から見ると、文字読取処理を停止させてい
ることと、等しい、また、バーコード読取結果を出力さ
せないということは、バーコード読取部分62の外から
見ると、バーコード読取処理を停止させていることと等
しい。タイマ105は、第1図の終了判定手段22の実
施例であり、二対−結合器66から、文字結果又はバー
コード読取結果が出力されてからの時間を測定し、一定
時間(T r とする)後に、101と102にリセッ
トパルスを送出する。二対−結合器66は第6図のそれ
と同じものである。
第10図の動作を説明する。初期状態は101の出力Q
はIであり、102の出力Qはlである。
101から104への信号は1であり、102から10
3への信号も1であるため、文字読取結果は103を経
て66へ伝わる状態であり、バーコード読取結果は10
4を経て、66へ伝わる状態である。すなわち、文字読
取部分61も、バーコード読取部分62も、読取処理を
行って、文字読取結果、バーコード読取結果を出力しう
る状態である。
まず、文字読取結果が、バーコード読取結果よりも先に
得られた場合を説明する0文字読取結果が得られると同
時に、101の出力Qは0になる。
101の出力QがOになることによって、104のゲー
トの働きにより、バーコード読取結果はもはや、得られ
なくなる。すなわち、バーコード読取部分62は、読取
動作を停止したことと同じになる。仮に、文字に引きつ
づいて、バーコードをスキャナで走査したとしても、バ
ーコード読取部分62は、動作してないに等しいので、
バーコードは読まれないことになる。タイマ105は、
文字読取結果が二対−結合器66から出力されてT1時
間経た後、リセットパルスを101と102に送る。1
01は、これにより初期状態、すなわち、出力Qが1の
状態に戻る。
次に、バーコード読取結果が、文字読取結果よりも先に
得られた場合を説明する。バーコード読取結果が得られ
ると同時に102の出力Qは0になる。102の出力Q
が0になることによって、103のゲートの働きにより
、文字読取結果は、もはや、得られなくなる。すなわち
、文字読取部分61は、読取動作を停止したことと同じ
になる。
仮にバーコードに引きつづいて、文字をスキャナで走査
したとしても、文字読取部分61は、動作していないに
等しいので、文字は読まれないことになる。タイマー0
5、バーコード読取結果が、二対−結合器66から出力
されて、T1時間経た後、リセットパルスを101と1
02に送る。102は、これにより初期状態、すなわち
、出力QがIの状態に戻る。
第7図のような視野をもつスキャナで、第8図(alの
併記表示を読む場合のタイミングについて、第11図を
用いて説明する。スキャナを上から下へ走査して併記表
示を読む場合、まずバーコード読取結果が得られるのは
第11図(alのように、バーコード読取視野72にバ
ーコードの上端が入ったときである0次に、文字読取結
果が得られるのは、距離りだけスキャナが移動して文字
が文字読取視野71内に入ったときである。文字読取視
野が捨て去られるためには、バーコード読取結果が得ら
れてからT1時間以内に文字読取結果が得られなければ
ならず、スキャナの移動速度をVとすると V>  − を満たさねばならない、ここでたとえばL=2cm、T
+”2秒とするとv>l[am/秒]となる。すなわち
、スキャナの操作者は第8図+8)の併記表示について
はスキャナを1 (am/秒〕以下の速度で上から下へ
走査してはならないことになる。スキャナの移動速度に
制約があることは、操作上の難点に思えるかもしれない
が、実際に操作するときは、きわめて低速で走査するこ
とは少なく、実用上あまり問題にならない。
なお、第10図においては、第1図の読取動作制御手段
21が明示的には、示されていないが、以上の説明によ
って、101と102の出力が、そのまま、読取動作制
御の手段として、用いられていることがわかるであろう
(11)本発明の実施例:その2 第12図に本発明の実施例その2を示す、121.12
2は、SRフリップフロップで実施された先着判定手段
であり、第10図の101.102と同様に、初期状態
は、ともに出力Qは1になっている。ゲート123は1
22の出力Qが1のとき、駆動・二値化回路7からの信
号すなわち、イメージセンサ6のとらえた画像をそのま
ま、Sならびに8へ伝えるが、122の出力Qが0のと
きは、イメージセンサ6が白紙をとらえた場合と同じ信
号に変えて、Sならびに8へ伝える。すなわち、122
の出力Qが1のときは、文字読取部分61は、イメージ
センサのとらえた画像に対して、文字読取処理を行うが
、122の出力石が0のときは、イメージセンサが仮に
文字をとらえていたとしても、その画像に対する読取処
理は行われないため、文字読取部分61の外から見た場
合、文字読取動作は停止しているのと等価である。
121の出力Qと、バーコード読取部分62の動作の関
係も、122の出力Qに対する文字読取部分61の動作
と同じである。ゲート124は121の出力Qが1のと
き、駆動・二値化回路43からの信号すなわち、イメー
ジセンサ42のとらえた画像をそのまま、44へ伝える
が、121の出力Qが0のときは、イメージセンサ42
が白紙をとらえた場合と同じ信号に変えて、44に伝え
る、すなわち、121の出力Qが1のときは、バーコー
ド読取部分62は、イメージセンサのとらえた画像に対
して、文字読取処理を行うが、121の出力Qが0のと
きは、イメージセンサが仮にバーコードをとらえていた
としても、その画像に対する読取処理は行われないため
、バーコード読取部分62の外から見た場合、バーコー
ド読取動作は停止しているのと等価である。
第12図において、先着判定の対象となっているのは、
61と62の中でそれぞれ作り出されるCLEARの信
号に対してである。ゲート125によって、文字読取部
分61で作成されるCLEARの信号は反転されている
。ゲート125の出RCLRは、文字がスキャナの視野
の中にない場合(122の出力Qが0で、文字読取部分
61が等価的に動作していない場合を含む)はOであり
、文字が、スキャナの視野の中にある場合は1となる信
号である。ゲート126によってバーコード読取部分6
2で作成されるCLEARの信号は反転されている。ゲ
ート126の出力を以下、BCRCLRと呼ぶとすると
、BCRCLRはバーコードがスキャナの視野にない場
合(121の出力Qが0で、バーコード読取部分62が
等価的に動作していない場合を含む)は0であり、バー
コードが、スキャナの視野にある場合は1となる信号で
ある。
121.122による先着判定は、OCRCLRとBC
RCLRのうち、どちらが先に1になるかを判定する。
文字がバーコードよりも先に、スキャナの視野に入って
きた場合の動作を以下に説明する。初期状態は、121
の出力Qも122の出力Qも1であり、文字読取部分6
1もバーコード読取部分62も動作状態であり、OCR
CLRもBCRCLRも0である。まず、文字がスキャ
ナの視野に入ることによってOCRCL正の信号は1に
なる。つづいて、121の出力すはOになり、バーコー
ド読取部分62は等価的に、動作停止状態になる。従っ
て、引きつづいて、バーコードがスキャナに入ってきて
も、読取られない。文字読取結果は、文字読取部分61
から、二対−結合器66を経て出力される。初期状態に
戻す方法は後で説明するとして、バーコードが文字より
も先に、スキャナの視野に入ってきた場合の動作を次に
説明する。初期状態は121の出力Qも122の出力Q
も1であり、文字読取部分61も、バーコード読取部分
62も動作状態であり、ず、バーコードがスキャナの視
野に入って読取結果48が得られることによってBCR
CLHの信号は1になる。つづいて、122の出力Qは
0になり、文字読取部分61は等価的に動作停止状態に
なる。従って、引きつづいて、文字がスキャナに入って
きても、読取られない、バーコード読取結果は、バーコ
ード読取部分62から、二対−結合器66を経て出力さ
れる。
121と122を初期状態に戻す方法、すなわち、終了
判定手段は、第12図においては、タイマ128によっ
て実施されている。ORゲート127の出力をMRCL
Rとすると、MRCLRは文字がバーコードよりも先に
スキャナの視野に入った場合は、OCRCLRの変化と
一致しており、文字が視野の中にある場合は、1になり
、文字が視野が出ると0になる。また、バーコードが文
字よりも先にスキャナの視野の入った場合は、BCRC
LRの変化と一致しており、バーコードが視野の中にあ
る場合は、1になり、バーコードが視野が出ると0にな
る。タイマ128はMRCLRが1からOに変化した時
点からT3時間後にリセットパルスを、121と122
に送る。
これによって、121と122は初期状態に戻る。
併記表示をスキャナで走査する場合、文字とバーコード
のうち、後に走査される方が、MRCLRが1から0に
変化した後、Tt待時間経る迄の間に、スキャナの視野
から出て行ってしまうように、T2は定める必要がある
第7図のような視野をもつスキャナで、第8図(alの
併記表示を下から上へ走査する場合のT2に関して、第
11図を用いて説明する。下から上へ走査する場合第1
1図fblから第11図(a)のように視野は移動する
。この後T2時間内にバーコードが視野72から出てゆ
かねばならない。第11図よりわかるように、はぼした
け移動するば、バーコードが視野72から出てゆく。よ
ってスキャナの移動速度をVとすると、 ’1’t>− ■ なる関係を満たさねばならない。実施例その1と同様に
、たとえば、L=2c+a、 v>1  (aI+/秒
〕とすると、T!>2C秒〕となる。
(iii )本発明の実施例:その3 第13図に本発明の実施例その3を示す、スキャナ内蔵
するイメージセンサの出力が文字読取部分61、バーコ
ード読取部分62のそれぞれで、読取処理される過程は
、第6図におけるそれと同様である。133は、文字読
取部分61に電源を供給している部分で、132の出力
Qが1のときは、文字読取部分61に電源を供給し、文
字読取部分61は、読取動作可能状態となる。132の
出力QがOのときは、133は、文字読取部分61への
電源の供給を止め、文字読取動作を止める。
134は、バーコード読取部分62に電源を供給してい
る部分で、131の出力Qが1のときのみ、バーコード
読取部分62に電源を供給し、バーコード読取部分62
は、読取動作可能状態となる。
131.132は先着判定のためのSRフリップフロッ
プで、第1θ図の101.102と同様に、文字読取結
果とバーコード読取結果のうち、どちらが先に得られる
かを検出する。135は、用紙検出器であり、値札等の
用紙にスキャナが近接又は接触していることを検出する
。用紙検出器の出力は遷移検出回路136によって、1
31.132の初期化信号を作成するのに用いられる。
遷移検出回路136は、用紙がスキャナから離れるタイ
ミングを検出するもので、いま、用紙検出器の出力が、
用紙が近接又は接触しているときに、1になり、用紙が
離れているときに0になるとすると、遷移検出器は用紙
検出器の出力が1か0に変化するときに、パルスを出力
する。遷移検出器の出力は、131.132のリセット
入力につながっているので、スキャナが用紙から離れる
ときに、131.132は初期化される。
まず、文字読取結果がバーコード読取結果よりも先に得
られた場合を説明する。初期状態は131.132の出
力Qはともに1であり、文字読取部分61もバーコード
読取部分62も読取動作可能状態である。スキャナを用
紙に当てがい、文字読取結果が得られると131の出力
Qは0になり、電源供給部134の働きによって、バー
コード読取部分62は動作しなくなる。従って、併記表
示の値札については、スキャナで文字を走査し、引きつ
づいてバーコードを走査したとしても、バーコードは読
取られない。文字読取結果は二対−結合器66を経て、
マルチリーグ本体66から外に出力される(65)、値
札を走査し終って、スキャナを値札から離すと、遷移検
出回路136は、用紙(値札)が離れることを検出し、
131.132にパルスを送り、初期化する。
次に、バーコード読取結果が文字読取結果よりも先に得
られた場合を説明する。初期状態は、131.132の
出力Qはともに1であり、文字読取部分61も、バーコ
ード読取部分62も読取動作可能状態である。スキャナ
を用紙に当てかいバーコード読取結果が得られると、1
32の出力Qは0になり、電源供給部133の動きによ
って、文字読取部分61は動作しなくなる。従って併記
表示の値札については、スキャナでバーコードを走査し
、引きつづいて文字を走査したとしても、文字は読取ら
れない、バーコード読取結果は、二対−結合器66を経
て、マルチリーグ本体66から外に出力される(65)
。値札を走査し終って、スキャナを値札から離すと、遷
移検出回路136は、用紙(値札)が離れることを検出
し、131.132にパルスを送り、初期化する。
用紙検出器は、たとえば、超音波を利用した近接センサ
や、スキャナの先端に取りつけた押ボタンスイッチ(ス
キャナを用紙に当てかうと、押ボタンスイッチが押され
て、スイッチが閉じる)や、イメージセンサ6又はイメ
ージセンサ42の出力レベルが、あらかじめ定めておい
た闇値と比較するコンパレータTCCスキャナを用紙に
当てがうとき、用紙の白い部分に対応して、イメージセ
ンサの出力が大きくなることを検出する)や、あるいは
、イメージセンサ6又はイメージセンサ42から得られ
る画像に細かい白黒の変化バタンかあることを検出する
回路(スキャナを用紙に当てかうと、用紙に記載された
文字やバーコードによる細かい白黒の変化バタンか、画
像の中に現れることを検出する)によって実現できる。
本実施例では、文字読取部分61や、バーコード読取部
分62の動作を止めるために、電源の供給を止める方法
を用いているが、他にも、文字読取部分61やバーコー
ド読取部分62の動作を進ませるシステムクロックを止
めることによっても、それぞれの動作を止めることが可
能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、併記表示の場合に、バーコードとOC
R文字の両方を走査しても内容を重複して出力すること
のない、マルチリーグを実現することができる。これに
より、併記表示の場合でも、格別の注意を払う必要がな
いので、操作者の負担を少なくすることができ、利用上
の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成、第2図は従来技術による光学文
字読取装置、第3.4図は光学文字読取装置のイメージ
センサの視野の概念的な説明、第5図は従来技術による
バーコード読取装置、第6図は従来技術の光学文字読取
装置とバーコード読取装置の単純結合、第7図はマルチ
リーグの視野、第8図は併記表示例、第9図は併記表示
の走査例、第1O図は本発明の実施例その1、第11図
は併記表示の走査側詳細、第12図は本発明の実施例そ
の2)第13図は本発明の実施例その3を示す。 1・・・・・・スキャナ、2・・・・・・手、3・・・
・・・用紙、4・・・・・・照明光源、5.41・・・
・・・レンズ系、6.42・・・・・・イメージセンサ
、7.43・・・・・・イメージセンサの駆動・二値化
回路、8・・・・・・メモリ、9・・・・・・走査位置
検出回路、10・・・・・・新行検出回路、11・・・
・・・−桁バンファ、12・・・・・・縦位置検出回路
、13・・・・・・横位置検出回路、14・・・・・・
−文字バッファ、15・・・・・・認識処理回路、16
・・・・・・制御回路、17・・・・・・視野、20・
・・・・・先着判定手段、21・・・・・・読取動作制
御手段、22・・・・・・終了判定手段、44・・・・
・・バーデコーダ、45・・・・・・チェック部、46
.105.128・・・・・・タイマ、47・・・・・
・出力制御部、48・・・・・・読取結果、49・・・
・・・バーコード読取結果、61・・・・・・文字読取
部分、62・・・・・・バーコード読取部分、63・・
・・・・文字読取結果、64・・・・・・マルチリーグ
本体、65・・・・・・マルチリーグの出力、66・・
・・・・二対−結合器、71・・・・・・文字読取視野
の範囲、72・・・・・・バーコード読取視野の範囲、
101.102.121.122.131.132・・
・・・・SRフリップフロップ、103.104.12
3.124.125.126.127・・・・・・ゲー
ト、133.134・・・・・・電源供給部、135・
・・・・・用紙検出器、136・・・・・・遷移検出回
路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イメージセンサによって光学的に文字又は記号(
    以下、文字で代表して示す)を読取る文字読取機能と、
    バーコードを読取るバーコード読取機能を有する光学読
    取装置において、 文字とバーコードのうちどちらが早く得られたかを判定
    する先着判定手段と、 先着でない方の読取対象の読取機能を等価的に止めるこ
    とのできる読取動作制御手段と、 前記先着判定手段の下した判定の有効期間の終りに、前
    記先着判定手段と読取動作制御手段を初期状態に戻す終
    了手段、 を有し、文字あるいはバーコードの一方の読取結果を得
    られたときに、他方の動作を等価的に止め一方の結果だ
    けを得るようにしたことを特徴とする光学読取装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の光学読取装置において、 終了判定手段が、計時機能を有する手段を用いることを
    特徴とする光学読取装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の光学読取
    装置において、終了判定手段が、イメージセンサ筐体(
    スキャナ)と文字又はバーコードの記載された記録媒体
    との近接又は接触を検出する用紙検出器を用いることを
    特徴とする光学読取装置。
JP62001504A 1987-01-06 1987-01-06 光学読取装置 Pending JPS63168789A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182285A (en) * 1981-04-09 1982-11-10 Recognition Equipment Inc Ocr and barcode reader using two-dimensional sensor array
JPS584486A (ja) * 1981-07-01 1983-01-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 光学式読取装置
JPS62201483A (ja) * 1986-02-28 1987-09-05 Toshiba Corp 画像形成装置

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