JPS62236085A - 光学読取装置 - Google Patents

光学読取装置

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JPS62236085A
JPS62236085A JP61079540A JP7954086A JPS62236085A JP S62236085 A JPS62236085 A JP S62236085A JP 61079540 A JP61079540 A JP 61079540A JP 7954086 A JP7954086 A JP 7954086A JP S62236085 A JPS62236085 A JP S62236085A
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JP
Japan
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vertical bar
image
reading device
barcode
reading
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JP61079540A
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English (en)
Inventor
Mikio Yamaguchi
幹雄 山口
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 (a)  産業上の利用分野 本発明は、光学読取装置、特に値札などの紙面に対し走
査して得た2次元の画像から文字を読取る装置、及び、
文字とバーコードの両方を読取る装置の改良に関する。
(b)  従来の技術 スーパーマーケットや百貨店などでは、単品ごとの値段
や品番を売上げ時に、機械によって読取りながら販売を
行なうシステムが普及している。
単品ごとの売上情報を収集し、在庫管理を行なう事がで
きる。P OS (Po1nt of’ Sal、es
 ) シスーrムと呼ばれている。
売上げ時に情報を入力するために、このようなシステム
に於ては、手持ち式の光学文字読取装置OCR(0pt
ical Character Reader )が用
いられる。
光学文字読取装置は手で取扱うものであるが、これにも
いくつかの種類がある。
ハンドスキャナを手でもって、文字や記号の列の上を左
から右へと動かして、文字、記号列を読取るタイプのも
のがある。これは、縦方向に並んだ一次元イメージセン
サをハンドスキャナに内蔵している。イメージセンサに
よって縦方向の画像の走査を同時的に行なう。横方向に
ハンドスキャすを動かすことにより、継時的に横方向の
走査を行なう。こうして、二次元の画像を、ハンドスキ
ャナの一次元運動の助けを借りて、読取ることができる
このタイプのものは、−次元イメージセンサを内蔵する
だけでよいから、センサ部が単純化サレるという利点が
ある。しかしながら、手動走査を必要とするので、図形
、文字の読取りに時間がかかる。さらに、文字列などの
上を、これに正しく平行にスキャナを動かす、という事
は単純な動作であるが、常時行なえるものではない。誤
って、文字列などから外れる方向に手動走査することも
ある。この場合、走査をやり直す必要がある。
そこで、本出願人は、既に二次元のイメージセンサを用
いたスキャナを開発している(特願昭6゜F、  −7
9082、S60.4.12出願)。
コレハ、二次元の視野と、二次元のイメージセンサを持
つ光学文字読取装置である。縦方向の走査、横方向の走
査ともに、装置内部の機構によって行なう。ハンドスキ
ャナは、大きい受光窓を持ち、値札などの全体に当てか
うだけでよい。動かす必要はない一0全視野の画像がレ
ンズ系により、イメージ七ンサ上に結像し、電気信号に
変換される。これが画像メモリに記憶される。
手動走査しないのであるから、手で持つ入力装置部分を
スキャナ(走査装置)と呼ぶのはおかしいのであるが、
外形は似かよっているので、やはりスキャナ、又はハン
ドスキャナと呼んでいる。
これは光学読取装置の本体と区別するために用いる。以
後、本発明で、スキャナというのは、手で持って、用紙
に当てかう装置部分を言い、手動走査をしないものであ
る。
第2図に前記、特願昭60−79082の光学読取装置
の構成を示している。
スキャナ2を手3で持って、値段孔などである用紙21
の記載面に当てがっている。
スキャナ2の中には、用紙を照らすための照明光源4、
用紙からの反射光を集光するためのレンズ5、二次元イ
メージセンサ6、これを駆動するためのイメージセンサ
駆動回路7などを備える。
これは、用紙に記載した文字だけを読取るものである。
イメージセンサ6の上には、画像が結像する。イメージ
センサは、画素と呼ばれる最小単位が縦横に配置された
光電変換素子の集合であって、画素ごとに、明暗を適当
なビット数の電気信号に変換する。
最も簡単には、白黒の二値画像とする。白黒の二値は電
気信号に変換されて、順次出力され、画素ごとに、画像
メモリ8に記憶される。
画像メモリ8以下の回路や装置は、光学読取装置本体筐
体31の中に設けられる。スキャナ2と、筐体31は適
当なケーブルによって結合されている。
文字読取回路29は、画素ごとに記憶された画像情報か
ら、文字を解読してゆくもので、行特徴を抽出する回路
、識別回路、垂直切出し回路、水平切出し回路などより
なる。詳細な11ζ造は、前記特願昭60−79082
号によって与えられている。
行特徴、及び部分特徴を抽出する事により、1文字の存
在する画素群の領域を決定する。この領域に1文字存在
する事が分っているので、識別回路によって、この文字
がどのような文字であるかを識別する。
こうして、文字読取りできたとする。この後、フォーマ
ットチェック30を行ない、正しく読めた場合のみ、読
取結果Rとして出力する。誤りのある場合は、もういち
ど、文字読取操作を繰返す。
第2図のものは、文字だけを読取対象とするものである
第3図に示すものは、文字の他にバーコードを読取対象
とするものである。
品番や価格などが、文字により用紙21に記され、同時
にバーコードにより用紙22に記されているとする。
ハンドスキャナ2の構造は同じである。二次元のイメー
ジセンサ6で得た二次元画像から、バーコードと文字と
を読取る。
光学読取装置本体筐体34には、画像メモリ8に続いて
、バーコード読取回路32が、文字読取回路29に対し
並列に付加されている。それぞれに於て、バーコードと
文字とを読みとる。正読チェック回路33に於てそれぞ
れの結果につpzて正しく読めているかのチェックを行
なう。正しく読めている方の結果を読取結果Rとして出
力する。
(C)  発明が解決しようとしている問題点第2図の
光学文字読取装置では、スキャナ2を用紙にあてがって
いる時も、そうでない時も同様ニ読取処理を行なってい
る。このため、装置本体及びスキャナで消費される電力
が大きい。無駄な電力消費がなされている。実際に読取
動作が必要な時だけ所要電流を流すようにするのが望ま
しい。
無駄な電力消費を減らすためには、スキャナを用紙に当
てがっていない時は、読取処理を止めるようにすればよ
い。
スキャナにスイッチを付けておき、読取りしなへ い時
はオフにしておく、という工夫が考えられよう。しかし
、操作者が、スイッチをいちいちオン・オフするのはと
ても煩雑な事であって、望みがたい。オフのままでスキ
ャナを用紙に当てがい、読取りができない、或は遅れる
、というトラブルが考えられる。特に、スーパーマーケ
ットなどでは、訓練の十分でない操作者がスキャナを操
作するわけであるから、スイッチのオン・オフを励行す
る、というような事はとてもできない、と考えられる。
第3図の光学文字読取装置は、第2図のものと全く同じ
問題がある。つまり、オフ時の電力消費の問題である。
しかし、第3図のものは、これに加えて、オン時の電力
消費の問題がある。
この装置では、用紙に、バーコードと文字のどちらが書
かれているか前もって分らないので、バーコードと文字
の両方の読取処理を同時的に行な、 ・二うして正しく
読めた方を出力している。バーコードで書かれていれば
、バーコード読取回路32の結果が正読チェック回路で
正と判定される。
文字読取回路29の結果は誤りであるとされ出力されな
い。
文字読取回路29を通さなければ、文字が用紙に書かれ
ていなかったという事が分らない。同じように、バーコ
ード読取回路32を駆動させなければ、用紙にバーコー
ドが書かれていなかったという事が分らない。
文字、又はバーコードのいずれか一方だけで書かれてい
る場合、バーコード、文字読取回路の両方を駆動するの
は無駄なことである。対象に合致したいずれか一方の読
取回路のみを駆動するのが望ましい。
第3図の回路で、バーコード、文字読取を同時的に行な
わず、継時的に行なうものもある。
単一の制御回路(例えばマイクロプロセッサ)でバーコ
ード読取回路と文字読取回路の両方を制御するようにな
っているものの場合である。この場合、バーコード読取
りを行ない、次いで文字読取りを行なうか、或は、文字
読取りを行なった後、バーコードを読取る。いずれの読
取り回路もそれぞれ読取り動作を行なう。
バーコードだけで書かれている場合、文字読取り回路の
処理時間は無駄である。文字で書かれている場合、バー
コード読取り回路の処理に要した時間は無駄である。こ
うして、全処理時間の半分が無駄ということになり、遅
延が著しい。
バーコードなのか、文字なのか認識対象が予め分れば、
必要な読取回路のみ動作させ、処理に要する時間を短縮
する事ができる。
このように、従来の光学文字読取装置には、読取対象の
有無や種類が予め分らない事に起因する問題点があった
口1発明の構成 (a)  問題点を解決するための手段光学読取装置は
、手持ち式のものと、そうでないものがある。手持ち式
のものは、ハンドスキャナを手で持ち、用紙に当てるも
のである。固定式のものもある。これはガラス窓を有す
る台の一方にスキャナに対応する照明光源、イメージセ
ンサ、レンズ系などを設けたものである。ガラス窓の外
側に、用紙を貼った品物を押し当て用紙の文字、バーコ
ードを読取るようになっている。本発明はいずれの方式
にも適用できる。
光学的に読取るのは文字だけではなく、パーコ−ドもあ
るので、光学文字読取袋にといわず、単に光学読取装置
という。
光学読取装置に於ては、スキャナが用紙に当てられ読取
処理を行なわなければならない時間は、一般に、短いも
のである。
多くの時間は、スキャナが机上に置かれているか、又は
、手でスキャナを持ち、机上から用紙上へ、或は用紙上
から机上へ移動するのに費される。
固定式のものでも同様で、読取ガラス窓に、品物が置か
れていない非作動時間が多い。
非作動時間であっても、電力消費が同様に行なわれて無
駄である。本発明に於ては非作動である事を自動的に検
出し、非作動による無駄を排除する。
非作動時には、スキャナの窓や固定光学読収装T1  
置の窓(入力窓と総称する)には、物体が当っていない
から、レンズ系により、イメージセンサ面上にはなにも
結像されない。入力窓にある物の実像ヲレンズ系により
、イメージセンサ面上に結像するようになっているから
である。
非作動時には、イメージセンサ上にはなにも結像されな
いから、センサが読取る画像は、真白とか、真黒とか、
白黒の大まかなパターンとなる。
第4図はこれらを示す。(a)は真白いパターン、(b
)は真黒のパターン、(C)は白黒の大まかなパターン
である。このようなパターンを空白画像と呼ぶ。
一方、文字、バーコードをセンサが読取る場合は、文字
やバーコードが入力画面に現われる。これらを文字画像
及びバーコード画像と呼ぶ。
両者を含めて、有意画像という事にする。
第5図は有意画像の例を示す。(a)は文字画像であり
、Φ)はバーコード画像である。
空白画像と有意画像とを、簡単に、短時間で、予め区別
する事ができれば極めて好都合である。
先に述べた、従来の光学読取装置の欠点を解決する事が
できる。
もちろん、バーコード読取回路32及び文字読取回路2
9を通すことにより、バーコード、文字を読取ることが
できるのであるから、これよりも短時間で、しかも小電
力消費で、空白画像、有意画像を区別できなければなら
ない。
本発明は、空白画像、有意画像を簡単に区別できる装置
をまず与える。これを利用して、光学読取装置の消費電
力を下げ、処理時間を短縮するような装置を与える。
空白画像、有意画像を区別できるためには、一方にあっ
て、他方にはないものを指標とし、指標の存在により、
画像を識別すればよい。
まず、画像識別手法について述べる。
第6図は有意画像の要素の例を示す。(a)は文字像で
ある。文字は黒画素の集合として入力されるから、数字
「2」はこのようになる。(b)はバーコードの像であ
る。バーコードは細い線と太い線がある。いずれも縦線
で長さが等しい。
文字、バーコードには、縦方向に黒画素が平行に並び、
両横が白画素になっている部分が必ず存在する。
第6図の、枠で囲んだ黒画素白画素群61.62.63
.64などである。これらは、上下方向に、m個の黒画
素が平行に並び、両側が白画素によって仕切られている
上下方向にいくつ並ぶかという事はあまり問題でない。
m個の平行黒画素が上下に並んでいる事が問題である。
群61ではm=2、群62では、m=:3.63ではm
=5.64ではm=2となっている。
本発明者は、両側を白画素で仕切られている平行黒画素
を「垂直棒」と呼び、垂直棒の存在により、空白画像と
、有意画像とを識別できる、という事に気付いた。
第4図(a)、(b)、(C)の空白画像に於て、殆ど
、垂直棒が存在する余地はない。
平行黒画素の数mを少なくすれば、このような垂直棒が
空白画像中に存在しうる確率はもつと減少する。
そこで、垂直棒の内、61に上って示すような最も単純
な垂直棒を判断の基準とする。
この基本垂直棒は、黒画素が2列、縦に2行並んでいる
だけである。ただし、白画素が黒画素の両側に2列並ん
でいる。つまり、白黒黒白という4画素が上下2行に並
んでいるのである。この基本垂直棒をSとかく。
枠64の垂直棒は、基本垂直棒Sの集合とみなすことが
できる。枠65の垂直棒もSの集合となる。
ところが、垂直棒であっても枠63で囲まれるものは、
基本垂直棒Sの集合とはならない。
バーコードは、細線と太線とよりなるが、これは数字に
対応している。太線ばかりよりなる数字はない。つまり
、どのような数字に対応しているバーコードであっても
必ず1本の細線をもつ。
64.65は細線であって、細線は黒画素2つ分である
とする。
そうすると、65の集合のように、黒画素2列が16行
(縦に)並んでいる場合、ここには、15す、個の基本
垂直棒Sが存在することになる。64がらも15個の基
本垂直棒Sが得られる。
検出すべき垂直棒を4×2の8画素の中に限定するとい
う事は、まず検出操作を単純化する、という意味がある
。画素数が少ないから、迅速に基本垂直棒Sの存在を求
める事ができる。
しかし基本垂直棒Sの選択は、バーコードの細線の画像
中の太さに依存する。ここでは、細線が、黒画素ふたつ
分によって表現されている。つまり、細線の太さがほぼ
2画素になるような視野となっている。もしも、入力画
像に於てバーコード細線が3画素分であったら、基本垂
直棒として、白黒黒黒白×2行の10画素を選ぶことに
なる。
一般に、細線の太さが9画素になる場合、(q−1−2
)X2の画素をとって、これが白画素によってはさまれ
るq個の黒画素が2行あるものであれば、基本垂直棒S
であるという事にするのである。
バーコードは、細線が主流を占めるので、これを検出で
きる寸法にしておくのがよい。縦方向に1画素分である
とすれば、(n−1)個の基本垂直棒Sを、1本の細線
が含むことになる。
注意すべき事は、垂直棒の存在が、読取対象(文字、バ
ーコード)の画面上に存在することの必要十分条件では
なく、単に必要条件だという事である。
空白画像であっても、外部の照明や反射などにより、不
規則な画像を作る可能性があり、垂直棒をどこかに作り
出す可能性がある。
しかし、文字、バーコードが存在すれば、必ず垂直棒が
存在する。垂直棒のサイズを適当に決めておけば、文字
、バーコードに対し、垂直棒が発生するようにできるか
らである。
垂直棒の存在が必要条件であるとしても、垂直棒を検出
する本発明の方法が、その有効性を減じるわけではない
その理由について述べる。
ひとつは、垂直棒が検出されない場合、空白画像である
という事が明らかになり、これによって、読取処理を省
くことができるからである。
もうひとつは、垂直棒の存在、非存在により、読取対象
の有無を判別するというのではなく、垂直棒の本数によ
って、読取対象の有無の判別をより確かにできるという
事である。垂直棒の検出本数によって判別することとす
れば、必要十分条件に近い判別を得ることができるので
ある。
このように、垂直棒の存在を、判断の基準に用いるのは
、空白画像と有意画像とを区別するためだけに有効なの
ではない。バーコードと文字とを、垂直棒の検出数の多
少によって区別する事ができる。
第6図(a)に於て、数字「2」が図示されている。
線の幅はほぼ2画素分である。だから、基本垂直棒Sが
多数存在しそうなものであるが、実際はそうでない。こ
の例ではただひとつの基本垂直棒Sしか存在しない。
バーコードに比べて、数字は縦線が少ない。斜線や横線
が多い。このため、縦線を基調とする垂直棒の存在する
余地が、文字、数字に於ては、バーコードより少ないの
である。
これに反して、バーコードは、細線が基本垂直棒を多数
含み、バーコードは殆どが細線から成立っているので、
基本垂直棒の数は極めて多くなる。
このようにして、基本垂直棒の数を数える事により、空
白画像、文字画像、バーコード画像を区別する事ができ
る。
基本垂直棒Sだけでは、十分区別ができないという惧れ
のある場合は、より長い、第6図中)の枠64で囲んだ
長垂直棒Tを用いることにする。これは、白黒黒白の4
画素の組合せが上下方向に14行並んだものである。
このように長いものはバーコードの中にしか存在しない
ので、バーコードと文字とをより確度高く区別する事が
できる。
以上で、本発明の中心をなす垂直棒について説明した。
次に、第1図によって本発明の光学読取装置の全体構成
を説明する。
光学読取装置本体筐体1と、ハンドスキャナ2とよりな
る。ハンドスキャナ2の構成は、第2図、第3図のもの
と同じである。照明光源4があって、h   これが対
象となる用紙を照らす。
反射光はレンズ系5で集光されて、二次元のイメージセ
ンサ6の上に結像する。イメージセンサ6は、光を電気
量に変換する。簡単には、白黒の二値画像とする。イメ
ージセンサ6は、縦横に配列された多数の光電変換素子
よりなり、ある画素については、白又は黒を対応させる
。白黒の2値よりなるから二値画像という。文字、記号
を読み取るのが目的であるから、二値画像で十分である
電気量に変換された画素の値は電圧値となり、画素ごと
に画像メモリ8に記憶されてゆく。
以上の構成は、第2図又は第3図の公知の回路と同じで
ある。
画像メモリ8の内容は、読取回路9に入力され、文字又
はバーコードとして読取られる。読取結果が正読チェッ
ク回路10を経て、正しく読取られている場合のみ、読
取結果Rとして出力される。
このような構成も第2図、第3図のものと同じである。
ただし、本発明に於ては、垂直棒検出部11がある。こ
れは画像メモリ8に記憶された入力画像の中に垂直棒が
あれば、これを検出する回路である。垂直棒としては、
第6図の基本垂直棒Sを検出するのが最も簡単である。
しかし、長垂直棒Tを検出するようにしてもよい。
カウンタ12は、垂直棒を検出した回数を数えるもので
ある。
垂直棒検出回数が予め定めた数L0以上になれば、開始
指令Oを読取回路9に出力する。読取回路9は、開始指
令0を受は取った時のみ読取動作を実行する。開始指令
0が入力されない限り、読取回路9は作動しない。
ここで読取回路9は、第2図のように、文字だけを読取
る文字読取回路としてもよいし、第3図のように、文字
読取回路とバーコード読取回路とを合わせたものでもよ
い。さらに、バーコード読取回路だけであってもよい。
垂直棒の数りが、56以上であれば、文字又はバーコー
ド或は両方の読取り動作を実行するのである。
もちろん閾値L0の値は、文字を読取る場合と、バーコ
ードを読取る場合とでは、異なるように設定した方がよ
い。ただし、どのような装置の場合であっても、閾値L
0の値はひとつしかない。開始指令0もひとつのタイミ
ングとして与えられる。
第7図は本発明の他の構成例を示す。
ここでは、開始指令PSQを分離している。バーコード
読取回路32の動作を開始させる開始指令Pと、文字読
取回路29の動作を開始させる開始指令Qとがある。
垂直棒検出部11は前例と同じように、入力画像の中の
垂直棒を検出する。カウンタ12は垂直棒の検出数りを
カウントする。
予め、2つの閾値L1、L、を定めておく。L2は、バ
ーコードが入力画像に存在した時の垂直棒の数の下限と
して定める。L、は文字が入力画像に存在した時の垂直
棒の下限として定める。
垂直棒の計測数りがL (L、であれば、これは空白画
像と判断する。開始指令は出ない。
Lが、LlくしくL2であればこれは文字画像であると
判断され、開始指令Qが発せられる。文字読取回路29
が動作を開始する。
Lが、L2くLであれば、これはバーコード画像である
と判断される。開始指令Pが発せられ、バーコード読取
回路32が動作を開始する。
これらの動作は重複して起らない。いずれかひとつが選
択される。空白画像である時、バーコード読取回路32
、文字読取回路29ともに非作動である。また、空白画
像であることが、時間的に最も多いのであるから、読取
回路29.32が非作動である事による電力節減の効果
は大きい。
また、バーコード読取りと文字読取りとが同一画面につ
いて同時的又は継時的に行なわれることはなく、いずれ
か適切な一方が選択される。このため処理時間を大幅に
短縮できる。
以上の例は、1種類の垂直棒のみを対象として、画像の
種類を判定するものであった。
次に、2種類の垂直棒を検出し、判定の確度をより一層
高揚させる例を第8図によって説明する。
ここでは、長垂直棒と、短垂直棒とを検出し、殊 それ
ぞれの数を計数することにする。
艮と短といっても、これは相対的なものであって、垂直
棒のサイズは適当に決定する。
たとえば、短垂直棒として基本垂直線Sを、長垂直棒と
して、第6図の垂直棒Tを選ぶようにしてもよい。
枝垂直捧検出部15は、入力画像の中の長垂直棒の存在
を検出する。カウンタ16は、長垂直棒の数Mを計数す
る。これが予め定めたし3以上であれば、バーコード読
取回路32へ開始指令Pを出力する。
短垂直棒検出部13は、入力画像の中の短垂直棒の存在
を検出する。カウンタ14は短垂直棒の数Nを計数する
。これが予め定めたL4以上であって、長垂直棒数Mが
L3以下である時、文字読取回路29へ開始指令Qを出
力する。
インバータ40、アンドゲート41はそのような演算を
行なう。再び述べると、M、Nと画像の対応関係は、 (i)  M > t、3     バーコード画像(
+1)L3) M     文字画像L4(N (iiD  L3>M     空白画像L4)N というようになっている。長垂直棒は、バーコードの細
線の長さより僅かに短い垂直棒とする。これを使うと、
より迅速にバーコードの存在を検出できる。文字画像に
はバーコードのような長い垂直棒が存在しないからであ
る。長垂直棒により、バーコードを積極的に認識し、短
垂直棒の非存在により、空白画像である事を認識する。
第6図に示すように、バーコードの細線は、基本垂直棒
Sを多数含んでいる。基本垂直棒の数はバーコード画像
の全体に於てかなりの数であるから、計数に時間がかか
る。それよりも、細線の寸法とほぼ同じである長垂直棒
Tを数える事にすれば、短時間で計数できる。
第9図によって、垂直棒検出処理について説明する。検
出したい垂直棒のパターンを標準パターン92.93.
94、・・として予め決定しておく。
標準パターンは重要なパターンであり、有意画像と空白
画像、文字画像とバーコード画像とを、最も簡単に、確
度高く区別できるようなパターンを選ぶべきである。
92は、基本垂直棒のパターンで黒画素が2×2だけ並
んでおり、両側に白画素列がある。
93は2つの黒画素が白画素に挾まれているというもの
が上下に6行分並んでいるものである。
標準パターン94は、上下に6行分並んでいる点では標
準パターン93と同じであるが、3行目で1画素分ずれ
たパターンである。傾斜線に対応する。スキャナが文字
列に対して傾いていた時にこのような傾斜線が数多く入
力される。
入力画像91が、画素ごとに白黒の値を持っているとす
る。標準パターン92.93.94、・・のいずれか選
ばれたひとつを、左上から、画像に重ね合わせて、一致
するかどうかを調べる。一致すれば、垂直棒がそこにひ
とつ存在したという事である。このような検出は、標準
パターンを左上から右方へ向け、1画素ずつずらして行
なう。右端までくると、下へ1画素分下げて同じような
比較を行なう。
標準パターン92.93.94、・・の選択を変えるこ
とにより、種々の垂直棒の検出が可能になる。
第10図によって標準パターンと、入力画素の一致を逐
次比較する回路例について説明する。
これは基本垂直棒S(第9図の92)を検出するもので
ある。第9図に於ける垂直棒93.94或は第6図の垂
直棒Tを検出する回路もこれに準じて構成できる。
画像に於て、水平方向の画素数をhとする。基本垂直棒
Sの存在を検出するため、シフトレジスタ100を用い
る。シフトレジスタの段数は、(h+4 )個である。
シフトレジスタの各セルをQ、 、Q□、Q2、・・、
Qh+sとする。最初の4つQ。、Ql 、Q2 、Q
3には、基本垂直棒の2行目が白黒黒白である事を検出
するため、出力を取り出し、エクスクル−シブオア10
1.102.103.104 に接続する。エフスフ7
1    ルーシブオアのもうひとつの入力には、1.
0.0.1を入力する。これは固定入力である。
シフトレジスタには、クロックGKとともに、入力画像
の各画素の値を水平方向に走査した順に入力する。ここ
で走査はラスク順に行なう。これは、水平方向に画像を
走査すると、ひとつ下の行を再び水平方向に走査し、順
に下の行に移ってゆく走査である。
データ入力に於て、黒は1、白はOで表現されていると
する。エクスクル−シブオアは、2人力の値が異なる時
のみ、1を出力する素子である。
つまり、0、■又は110人力のときのみ1を出力する
最後の4つのセルQh Nqh−1−sにも、エクスク
ル−シブオア105.106.1071108  を接
続している。これらの入力には、同様に1.010.1
を入力している。
エクスクル−シブオア101〜104の積はアンドゲー
ト109によって演算される。エクスクル−シブオア1
05〜108の積はアンドゲート110によって演算さ
れる。
Q0〜Q4に白黒黒白(つまり011.1.0)が入力
されたときのみ、アンドゲート109の出力は1になる
Qh −qh十gに白黒黒白(つまり0.1.1.0)
が入力されたときのみアンドゲート110 の出力は1
になる。109と110の積はアンドゲート111によ
り演算される。
従って、基本垂直棒Sは、下段の4つの画素の値(0,
1、■、0)がQ。−Q3に、上段の4つの画素の値(
0,1,1、O)がQh −Qh十sにある時に、アン
ドゲート111 の出力が1になることによって完全に
検出される。
アンドゲート111の出力が1になった時、基本垂直棒
Sが1本あるという事が分る。すると、第6図の垂直棒
65の場合は、15本の垂直棒Sを出力することになる
。第1図、第7図、第8図のように垂直棒Sを検出した
回数を数えるカウンタがあれば、画面に於ける基本垂直
棒Sの総数が分る。
第6図の黒丸が5つ左右に続く垂直棒63は、第10図
の回路に於て垂直棒検出出力をアントゲ−)111に出
力しない。イクスクルーシブオア101.102.10
3.104を同時に出力1にする事がないからである。
第1O図の回路は、基本垂直棒Sの検出しかできないが
、他の垂直棒を検出するように変形することは容易であ
る。第9図の93のような垂直棒は、白黒黒白の行が6
行あるから、(5h+4 )個のシフトレジスタを直列
に並べて、0〜3.h−h+−a、2h〜2h+3、・
・、5h〜5h+3番目のシフトレジスタにそれぞれエ
クスクル−シブオアを接続し、それらのエクスクル−シ
ブオアの他の入力を1.0.0.1としておく。そして
、これらの24個のエクスクル−シブオアの積を演算す
るようにする。こうして、垂直棒93を検出できる。
Φ)作 用 入力画像の中に存在する一定パターンの垂直棒を垂直棒
検出部が検出する。
第4図(a)、(ロ)、(9)に示すような画像は、垂
直棒が存在しない。垂直棒が全く存在しないか、あるい
は存在してもごく僅かであるとき、これは空白画像であ
る。
入力画像が文字又はバーコードである場合は、垂直棒が
存在する。
従って、ある一定閾値をり。とし、Loで垂直棒の数り
を分ける。LがL0以下であれば空白画像とし、Lがり
。以上であれば有意画像とする。空白画像であればL=
Qであるはずであるが、ノイズがあるので、ノイズ分の
余裕をみて、有限数L0を下の閾値にする。
有意画像の中でも、バーコードからは極めて多くの垂直
棒が生じる。文字からは少数の垂直棒しか生じない。
そこで、第7図の回路では、L2という閾値を決めてお
き、L2〈Lであればバーコードと判定し、しくL2で
あれば文字と判定する。第7図のLlは前記のLoと同
じく、空白画像と有意画像とを区別するためのものであ
る。
第6図に於て、基本垂直棒Sについて考えると、γl、
 数字「2」は、これを1本含むだけである。しかし、
バーコードの細線1本だけで、Sを15本含んでいる。
さらに、文字とバーコードとを区別するのは、長垂直棒
の個数M1短垂直捧の個数Nによって行なう事もできる
。バーコードは長垂直棒を持つが、文字はこれを持たな
い。そこで長垂直棒がL3以上であればバーコードと判
定する。M)L3であって、短垂直棒の数NがL4以上
(N>L4)であれば、これは文字と判断する。NくL
4であれば、これは空白画像である。
これは第8図の回路を利用した判別法である。
(C)実施例 画素の大きさは、水平、垂直ともに0.211rll+
とした。
文字画像の文字線幅は約0.35fl、文字高さを約2
.6flとした。線幅は、2画素分あるので、基本垂直
棒Sが文字の中に存在しうる。文字の種類によるが、必
ず1本以上、文字の中に基本垂直棒Sが存在する。
入力画面には、少なくとも7文字(1行分)がいちどに
現われるとする。この場合、約7本の垂直棒Sが得られ
る。
一方、バーコードについては次のようになる。
バーコードには種々の体系がある。たとえば、バーの内
、細線を0.33朋幅、太線を0.825 f1幅とし
、高さが10alとする。細線からは49本の基本垂直
棒Sが得られる。太線からは全く生じない。
入力画面内に少なくとも20本のバーがあり、その内3
15が細線だとする。すると、基本垂直棒Sの数は 49X20X315 = 588本 とみつもる事ができる。
基本垂直棒Sのかわりに、14の長さをもつ長垂直棒T
の数を数えるとする。細線1本から、37本の垂直棒T
が生ずる。細線(10yg)は、500画素あり、Tの
長さが14画素だから、50+1−14=37本の長垂
直棒Tが生ずるのである。太線(0,8251f1幅)
からは全く生じない。文字から長垂直棒は1本も生じな
い。
すると、バーコードの場合、長垂直棒Tの数は、37 
X 20 X 815 = 444本と見積る事ができ
る。
そこで、前述の閾値Lo1L1、L4、L2、L3は、
多少の余裕をもって次のように設定できる。
Lo、Ll、L4 (文字又はバーコードがある)  
 5L、  (バーコードがある)類型直棒5580L
s  (バーコードがある)長垂直棒T400これらの
値は上限に近い一例である。
多くの場合、Lo、Ll、L4は3〜10、L2は20
〜600、L3は10〜400程度の範囲に選ぶことが
できる。
ハ0発明の効果 この発明によれば、入力画面に読取対象となる有意画像
があるかないかを、簡単な処理によって迅速に求める事
ができる。
また、有意画像がある場合、それがバーコードであるの
か文字であるのかを簡単に求めることができる。
従って本発明によれば次のような効果を得ることができ
る。
(1)読取対象が入力画面に無い時に、その読取回路の
動作を止める手段を与える。これにより、読取回路で消
費されていた電力を節減する事ができる。
(2)バーコードと文字の両方を読取対象とする装置に
於て、従来は継時的に読取動作が行なわれていた。たと
えば、バーコード読取→文字読取の順、或は文字読取→
バーコード読取の順で行なわれていた。本発明では、い
ずれか一方の必要な読取回路のみを動作させるので、処
理時間を短縮する事ができる。
(3)バーコードと文字の両方を読取対象とする装置で
、用紙の汚れ等の心配のため、念のためバーコード読取
回路と文字読取回路の両方を動作させる場合でも、入力
画面に存在しそうな読取対象に対する読取回路を先に動
作させる事ができるので、正しい読取結果を早く得られ
る。
【図面の簡単な説明】
)、   第1図は本発明の光学読取装置の第1の構成
側図。 第2図は従来の光学文字読取装置の構成図。 第3図は文字とバーコードの両方を読取ることのできる
従来の光学読取装置の構成図。 第4図は入力画像が空白画像である例を示す入力画像図
。(a)は真白、(b)は真黒、(C)は白黒の大まか
なパターンを示している。 第5図は入力画像が文字画像、或はバーコードである事
を示す入力画像図。(a)が文字画像、(b)がバーコ
ード画像。 第6図は文字、バーコードを画素によって表現した画像
図。黒丸は黒画素を示し、空白は白画素を示す。(a)
は文字像、(b)はバーコード像、枠で囲んだものが、
識別のため本発明で用いる垂直棒である。 第7図は本発明の光学読取装置の第2の回路例を示す構
成図。 第8図は本発明の光学読取装置の第3の回路例を示す構
成図。 第9図は入力画像の中に、垂直棒の標準パターンが存在
するかどうかを検出する方法を説明する図(92,93
,94は標準パターン)。 第10図は入力画像と標準パターンとを逐次比較し標準
パターンの存在を検出するための具体的な回路側図。 1.1′、1″ ・・ 光学読取装置本体筐体2 ・・
・・・・ 光学読取装置のスキャナ3・・・・・・手 4・・・・・・照明光源 5  ・・・・・・  し   ン   ズ6 ・・・
・・・ イメージセンサ 7 ・・・・・・ イメージ七ンサ駆動回路、二値化回
路8・・・・・・画像メモリ 9・・・・・・読取回路 10 ・・・・ 正読チェック回路 11 ・・・・垂直棒検出部 12・・・・カウンタ 13 ・・・・ 短垂直棒検出部 14  ・・・・  カ  ウ  ン  タ15 ・・
・・ 長垂直棒検出部 16・・・・カウンタ 21.22・・ 文字、バーコードを記載した用紙29
 ・・・・文字読取回路 32 ・・・・ バーコード読取回路 0  ・・・・ 読取回路の読取開始指令P  ・・・
・ バーコード読取回路の開始指令Q  ・・・・ 文
字読取回路の開始指令R・・・・読取結果 発  明  者          山   口  幹
  雄特許出願人     住友電気工業株式会社出願
代理人 弁理士   川 瀬 茂 樹1覧・“、j、j
:、jj、、:’(−口1t1.− 1シー:、ス゛1−1 第   1   図 第   2   図 第   314 ノ1; 賃 第   4121 (b) Ll:黒 (C)l’1黒の志・おまがなパターン第   5  
 図 (a)文字画像 (b)ルーフ ・ド画像

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文字、バーコードなどよりなる読取対象に光を照
    射する照明光源と、読取対象からの反射光を2次元のイ
    メージセンサ上に結像するレンズ系と、結像された読取
    対象の像を光電変換し画素ごとに電気信号に変換する2
    次元のイメージセンサと、画素ごとの信号の値を記憶す
    る画像メモリと、画像メモリに記憶された画素の信号値
    から文字を読取る文字読取回路又は、画像メモリに記憶
    された画素の信号値からバーコードを読取るバーコード
    読取回路と、読取回路から出力される読取結果が正しい
    か否かをチェックし正しく読取られている時に読取結果
    を出力する正読チェック回路とを有する光学読取装置に
    於て、画像メモリに記憶された入力画像の中に、両側が
    白画素によつて挾まれ中間には黒画素が複数個存在し上
    下に2行以上の拡がりをもつ一定形状の垂直棒を検出す
    る垂直棒検出部を有し、垂直棒検出部が垂直棒を検出し
    た時のみ、読取対象が入力画面上に存在するものとし、
    読取動作を行なうようにした事を特徴とする光学読取装
    置。
  2. (2)垂直棒検出部として、縦に長い一定形状の長垂直
    棒を検出する長垂直棒検出部と、縦に短い一定形状の短
    垂直棒を検出する短垂直棒検出部とがあり、長垂直棒検
    出部が、長垂直棒を検出したときは、バーコード読取回
    路が入力画像のバーコードを読取ることとし、長垂直棒
    検出部が長垂直棒を検出せず、短垂直棒検出回路が短垂
    直棒を検出した時は文字読取回路が入力画像の文字を読
    取るようにした事を特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の光学読取装置。
  3. (3)垂直棒検出部の検出した垂直棒の数Lを数えるカ
    ウンタを有し、垂直棒が入力画面のなかで一定数L_0
    以上数えられた時に、読取対象が入力画面内に存在する
    ものとし読取動作を行なう事を特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の光学読取装置。
  4. (4)長垂直棒検出部が検出した長垂直棒の数Mを数え
    るカウンタと、短垂直棒が検出した短垂直棒の数Nを数
    えるカウンタを有し、長垂直棒の数Mが予め定めた数L
    _3以上の時はバーコード読取回路がバーコード読取り
    を行ない、長垂直棒の数MがL_3未満だが短垂直棒の
    数Nが予め定めた数L_4以上の時は文字読取回路が文
    字読取りを行なう事を特徴とする特許請求の範囲第(2
    )項記載の光学読取装置。
  5. (5)垂直棒の数Lが予め定めた数L_2以上の時はバ
    ーコード読取回路がバーコード読取り動作を行ない、L
    が予め定めた数L_1以上であるがL_2未満の時は文
    字読取回路が文字読取りを行なうこととし、LがL_1
    未満である時は、読取動作を行なわないようにした事を
    特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の光学読取装
    置。
  6. (6)一定数L_0が3〜10の値である事を特徴とす
    る特許請求の範囲第(3)項記載の光学読取装置。
  7. (7)一定数L_0が5である事を特徴とする特許請求
    の範囲第(6)項記載の光学読取装置。
  8. (8)L_3が10〜400の間の値であり、L_4が
    3〜10の間の値である事を特徴とする特許請求の範囲
    第(4)項記載の光学読取装置。
  9. (9)L_3が400、L_4が5である事を特徴とす
    る特許請求の範囲第(8)項記載の光学読取装置。
  10. (10)L_2が20〜600、L_1が3〜10の値
    である事を特徴とする特許請求の範囲第(5)項記載の
    光学読取装置。
  11. (11)L_2が580、L_1が5である事を特徴と
    する特許請求の範囲第(10)項記載の光学読取装置。
  12. (12)垂直棒検出部は、予め定められた垂直棒の標準
    パターンを、逐次入力される入力画像の各部分に重ね合
    わせる事によつて垂直棒検出を行なう事を特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項〜第(5)項のいずれかに記載
    の光学読取装置。
  13. (13)垂直棒が、白画素に挾まれた2つの黒画素が上
    下2列連続しており8画素よりなるものである特許請求
    の範囲第(1)項又は第(3)項或は第(5)項に記載
    の光学読取装置。
  14. (14)短垂直棒が、白画素に挾まれた2つの黒画素が
    上下に2行連続した8画素よりなり、長垂直棒が白画素
    に挾まれた2つの黒画素が上下に14行連続した56画
    素よりなるものである事を特徴とする特許請求の範囲第
    (2)項又は第(4)項記載の光学読取装置。
  15. (15)入力画像の水平方向の画素数hに4を加えた(
    h+4)個のセルよりなるシフトレジスタに、クロック
    Ckとともに画像の値を画素ごとに順次入力し、シフト
    レジスタの最初の4個と、最後の4個には1、0、0、
    1の入力が与えられたエクスクルーシブオアを接続し、
    エクスクルーシブオアの積を演算することにより垂直棒
    を検出する事を特徴とする特許請求の範囲第(13)項
    記載の光学読取装置。
JP61079540A 1986-04-07 1986-04-07 光学読取装置 Pending JPS62236085A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01199282A (ja) * 1988-02-03 1989-08-10 Nippon Electric Ind Co Ltd バーコードリーダ
JPH03142580A (ja) * 1989-10-27 1991-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd イメージ入力機能付小型データ端末装置
US5591952A (en) * 1989-03-01 1997-01-07 Symbol Technologies Bar code reader

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