JPS63168690A - 液晶デイスプレイ装置 - Google Patents

液晶デイスプレイ装置

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JPS63168690A
JPS63168690A JP62000361A JP36187A JPS63168690A JP S63168690 A JPS63168690 A JP S63168690A JP 62000361 A JP62000361 A JP 62000361A JP 36187 A JP36187 A JP 36187A JP S63168690 A JPS63168690 A JP S63168690A
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JP
Japan
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scanning line
liquid crystal
crystal display
numbered
electrodes
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JP62000361A
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薫 長谷川
染谷 栄
藤田 満久
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液晶ディスプレイ装置に関し、例えばTP
T(ml!トランジスタ)によるアクティブマトリック
ス構成の液晶表示パネルを用いたものに利用して有効な
技術に関するものである。
〔従来の技術〕
鮮明度の高いカラー画像が得られる液晶テレビジョン受
像機として、TPTを搭載したアクティブマトリックス
構成の液晶表示パネルが提案されている(例えば、日経
マグロウヒル社、1984年9月10日イ寸r日経エレ
クトロニクス」頁211)、また、上記アクティブマト
リックス構成の液晶表示パネルのフリッカ(コントラス
ト)等を改善する方法として、互いに隣接する2つの走
査線信号(奇数と偶数)を同時に選択することが、特開
昭59−230378号公報及び特開昭60−4992
号公報により提案されている。
〔発明が解決しようする問題点〕
上記の駆動方法では、液晶の交流化周波数を3OHzに
するため、インタレースモード(飛び越し走査)におけ
る奇数フィールド(フレーム)に対応した信号が偶数フ
ィールド(フレーム)用の走査線電極に対応した画素に
も書き込まれ、逆に、偶数フィールドに対応した信号が
奇数フィールド用の走査線電極に対応した画素にも書き
込まれる。
したがって、2つの画素列に同じ映像信号が供給される
ことによって実質的には1つの画素列として表示動作が
行われてしまう結果となり、その分解像度が犠牲になる
という問題がある。
この発明の目的は、総合的な表示品質の改善を図った液
晶ディスプレイ装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、アクティブマトリックス構成の液晶表示パネ
ルの隣接する奇数番目の走査線電極と偶数番目の走査線
電極とを相互に3フレームに1回の割合で相互に同時選
択させる。
〔作 用〕
上記した手段によれば、3フレームのうち1フレ一ム分
が完全インターレスにより行われるため高解像度を得る
とともに、3フレームに1回づつ相互に行われる奇数番
目と偶数番目の走査電極の同時選択に行われるためフリ
ッカの改善を得ることができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係る液晶ディスプレイ装置の要
部一実施例のブロック図が示されている。
同図において、液晶表示パネルLCDは、横方向に延長
される複数の走査線電極G1ないしG480と、縦方向
に延長される複数の信号線電極DIないしDnを持つ。
上記走査線電極と信号線電極の各交差点にはそれぞれ1
つの画素PXが配置される。
上記走査線電極G1ないしG480のうち、奇数番目の
走査線電極Gl、G3・・・・G479は、第1 (左
)の走査線駆動回路GDLにより順次選択状態にされる
。また、残りの偶数番目の走査線電極G2.G4・・・
・G480は、第2(右)の走査線駆動回路GDRによ
り順次選択状態にされる。これらの走査線駆動回路GD
L、GDRは、選択信号S1及びS2によりその動作が
制御され、特に制限されないが、図示しない水平同期信
号によってシフト動作を行うシフトレジスタ及び駆動回
路から構成される。なお、同図において、液晶表示パネ
ルLCDの左右に、1つの走査線駆動回路G D L及
びGDRを配置しているが、独立した2つの走査線駆動
回路が在るというように限定されるものではない。すな
わち、上記走査線駆動回路GDLとGDRは、1つの半
導体集積回路装置により構成されるものであってもよい
あるいは、液晶表示パネルの走査線電極を複数に分割し
て、各分割された走査線電極に対応して上記回路G D
 L及びGDRを持つ複数の半導体集積回路装置を用い
るものであってもよい。
上記信号線電極DIないしDnには、信号線駆動回路D
Dにより、ビディオ信号が供給される。
この信号線駆動回路DDは、シリアルに供給されるビデ
ィオ信号VDをパラレルに変換してレベルを保持する機
能を持つシリアル/パラレル変換回路S/P及び駆動回
路を持つ。上記シリアル/パラレル変換動作によって、
1水平ライン分のビディオ信号が、上記各信号線電極D
工ないしDnに対してパラレルに出力される。なお、液
晶の交流駆動のために、特に制限されないが、上記信号
線駆動回路DDは、上記ビディオ信号の極性を反転させ
る機能を持つ。
タイミング制御回路TGは、同期信号5YNCを受けて
、上記シリアル/パラレル変換のための駆動信号CL及
び上記走査線駆動回路C,DL、 GDRを動作状態に
する選択信号S1.S2及び図示しないがそのシフト動
作に必要なタイミング信号を発生させる。
なお、上記同期信号5YNCは、ビディオ信号VDを形
成するテレビジョン受像回路等の信号処理回路は、この
発明と直接関係がないので同図では省略されている。
ここで、上記走査線駆動回路GDL及びGDRによる走
査線電極の駆動動作を説明する前に、上記液晶表示パネ
ルLCDおける各画素Pxの構成を第5図及び第6図を
参照して説明する。
第5図には、1つの画素PXの一実施例の平面図が示さ
れ、第6図にはそのA−B断面図が示されている。
同図において、5UB2は1.11程度の厚さを有する
ガラス基板であり、Giはクロム(Cr)等からなるゲ
ート電極である。このゲート電極は前記液晶表示パネル
LCDの走査線電極と一体的に構成される。ASは非結
晶シリコンであり、ゲート電極Gfやガラス基[5UB
lとの間には、電界効果トランジスタ(TPT)のゲー
ト絶縁膜として作用する膜GTが形成されている。信号
線電極Djと一体的に形成されるSDIと、SD2は上
記TPTを構成する一対のソース・ドレイン電極であり
、シリコン膜AS上に間隔をもって、かつ上記ゲート電
極Giがそれらをまたぐように形成される。ここで、一
対のソース・ドレイン電極SD1.SD2は、回路のバ
イアス極性がかわると動作上のソース、ドレインが逆転
するので、言い換えるならば、通常のFETと同様に双
方向性の信号伝達特性を持つので、両方(SDI、5D
2)ともソース・ドレイン電極と呼ぶこととする。上記
ソース・ドレインtisD1.SD2は、下側からN”
  (ドナー不純物濃度の高い)非結晶シリコン(Si
)、クロム(Cr)及びアルミニュウム(At)の3N
構造とされる。N”−3i電極層は非結晶シリコン(S
t)との接触抵抗値を下げ、クロム(Cr)′g1極層
は、アルミニウム(AI)電極層が非結晶シリコン(S
t)と反応するのを防ぐために設けられる。PSVは、
保護膜であり、TPTを湿気等から保護し、透明性が高
く耐湿気性のよいSiO□膜やStzNm膜により形成
される。
10Tはソース・ドレイン電極SD2に接続された透明
導電膜であり、液晶画素pxの一方の電極として作用す
る。他方のソース・ドレインSDIは、上述のように信
号線電極D1と一体的に形成されるものである。
LSは外部光がTPTの心臓部であるゲート6N域に照
射されてしまうことを防ぐための遮光膜であり、例えば
クロム(Cr)材等により形成される。上記TPTはソ
ース電極に対し°Cゲート電極を正の電圧によりバイア
スすることによってオン状態(ソースとドレイン間の抵
抗値が小さくなる)なり、ゲート電極に供給されるバイ
アスを零に近くすることによってオフ状態(ソースとド
レイン間の抵抗値が大きくなる)になるという伝達特性
を持つ。
液晶LCは上下のガラス基板5UBIと5UB2間に封
入され、液晶分子の向きは上下の配向膜0RI2及び0
R11により決められる。PSV2はアクリル系の樹脂
で形成された保護膜である。
カラー表示を行う場合、カラーフィルタFiLが設けら
れる。この実施例では、カラー表示を行う場合、信号線
方向に同一色のカラーフィルターが配置される。すなわ
ち、上記カラーフィルターFILは、第1図において信
号線電極D1、D2、D3・・・Dnに対応した画素p
xに対して左側から順に、例えば赤(R)、緑(G)及
び青(B)の順に操り返して配置されるという縦ストラ
イブにより構成される。上記色の順序は、例示的なもの
であり、G、R,Bの順序等でもかまわない。
TTO2は上記のようにマトリックス配列された複数の
画素PXの一方の電極(ピクセル電極)ITOIに対向
する共通透明電橋である。
上記のような液晶表示パネルは、基Fi、5UBI側と
5UB2例の積層を個別に行い、その後液晶LCを封入
することによって組み立てられる。なお、上記第5図及
び第6図では省略されているが、各TPTごとに形成さ
れる遮光膜L Sは、保護膜PSV 1を貫通するスル
ーホール中に埋め込まれたクロム(Cr)等の導電材か
らなる配線により、TPTのゲート電極Giと相互に接
続される。これによって、ゲート電極Gtと遮光膜LS
とは常に同一電位に保たれ、その間の電位差によって絶
縁破壊が生じなくされる。
第2図には、上記第1図に示した走査線駆動回路GDL
、GDRの動作の一例を説明するためのタイミング図が
示されている。
インタレースモード(飛び越し走査)における第1フレ
ームの奇数フィールドFilのとき、制御信号S1がハ
イレベルになって第1の走査線駆動回路GDLが動作状
態になり、水平同期パルスに同期して奇数番目の走査線
電極G1、G3・・・G479の順に選択状態にする。
これによって、上記走査線電極G1、G3・・・・G4
79に結合されたTPTが順次オン状態になるため、信
号線駆動回路DDから信号線DiないしDnにパラレル
に出力されるビディオ信号VDが、各画素に書き込まれ
る。すなわち、上記制御信号SLがハイレベルの期間a
は、上記走査線電極G1ないしG479に対応した奇数
列画素PXLに、例えば正極性のビディオ信号の書き込
みW(+)が行われる。このとき、第2の走査線駆動回
路GDRは、flilJ?ill信号S2がロウレベル
にされるため、非動作状態に置かれる。したがって、偶
数番目の走査線電極G2、G4・・・・G480に対応
した偶数列画素PXRには、その間上記TPTがオフ状
態を維持するからその前の書き込まれた例えば負極性の
ビディオ信号の保持動作Hが行われている。
すなわち、偶数列画素PXRは等価的にキャパシタとし
て作用しレベル保持動作を行うものである。
上記第1フレームにおける偶数フィールドF21のとき
、制御信号S2がハイレベルになって第2の走査線駆動
回路GDRが動作状態になり、水平同期パルスに同期し
て偶数番目の走査線電極G2、G4・・・G480の順
に選択状態にする。
これによって、上記走査線電極G2、G4・・・・G4
80に結合されたTPTが順次オン状態になるため、信
号線駆動回路DDから信号線D工ないしDnにパラレル
に出力されるビディオ信号VDが、各画素に書き込まれ
る。すなわち、上記制御信号S2がハイレベルの期間す
は、上記走査線電極G2ないしG480に対応した偶数
列画素PXRに、例えば正極性のビディオ信号の書き込
みW(+)が行われる。このとき、第1の走査線駆動回
路GDLは、制御信号S1がロウレベルにされるため、
非動作状態に置かれる。したがって、奇数番目の走査線
電極G1、G3・・・・G479に対応した奇数列画素
PXLには、その間上記TPTがオフ状態を維持するか
らその前の書き込まれた正極性のビディオ信号の保持動
作Hが行われている。すなわち、各画素PXLは等価的
にキャパシタとして作用しレベル保持動作を行うもので
ある。
第2フレームの奇数フィールドF12のとき、制御信号
S1がハイレベルになって第1の走査線駆動回路GDL
が動作状態になり、水平同期パルスに同期して奇数番目
の走査線電極G1、G3・・・G479の順に選択状態
にする。これによって、上記走査線電極Gl、G3・・
・・G479に結合されたTPTが順次オン状態になる
ため、信号線駆動回路DDから信号線DIないしDnに
パラレルに出力されるビデイオ信号VDが、各画素に書
き込まれる。すなわち、上記制御信号S1がハイレベル
の期間は、上記走査線型ff1G1ないしG479に対
応した奇数列画素PXLに、例えば上記第1フレームの
奇数フィールドFilとは逆に、負極性のビディオ信号
の書き込みW(−)が行われる。これによって液晶の交
流駆動が行われる。
この実施例では、フリッカの減少を図るために、言い換
えるならば、液晶の交流化周波数を高くするため、制御
信号S2をハイレベルのままに維持して、第2の走査線
駆動回路GDRも同時に動作状態にする。これによって
水平同期パルスに同期して、上記奇数番目の走査線電極
G1、G3・・・・G479の選択動作と同時に偶数番
目の走査NIA電ff1G2、G4・・・G480の順
に選択状態にされる。この場合、上記信号′a駆動回路
DDからは奇数番目の走査線G1、G3・・・・G47
9に対応した負極性の書き込みW (−)ためのビディ
オ信号が供給されるため、偶数側画素PXRには負極性
の書き込みが行われろ、これによって、偶数列の画素P
XRに対する交流駆動を確保することができる。
上記第2フレームの偶数フィールドF22のとき、制御
信号S2が引き続き本来のハイレベルにされ、第2の走
査線駆動回路GDRが引き続き動作状態を維持して、水
平同期パルスに同期して偶数番目の走査線電極G2、G
4・・・G480の順に選択状態にする。これによって
、上記走査線電極G2、G4・・・・G480に結合さ
れたTPTが順次オン状態になるため、信号線駆動回路
DDから信号線DIないしDnにパラレルに出力される
ビディオ信号VDが、各画素に書き込まれる。すなわち
、上記制御信号S2がハイレベルの期間Cは、上記走査
線電極G2ないしG480に対応した偶数列画素PXR
に、前記奇数フィールドF12で負極性の書き込みW 
(−)が行われたことより、正極性のビディオ信号の書
き込みW(+)が行われる。このとき、第1の走査線駆
動回路GDLは、制御信号S1がロウレベルにされるた
め、非動作状態に置かれる。したがって、奇数番目の走
査WA電極G1、G3・・・・G479に対応した奇数
列画素PXLには、その間上記TPTがオフ状態を維持
するからその前の書き込まれた負極性のビディオ信号の
保持動作Hが行われている。すなわち、前記同様に各画
素PXLは等価的にキャパシタとして作用しレベル保持
動作を行うものである。
第3フレームの奇数フィールドF13のときは、前記第
1フレームの奇数フィールドFilと同様に、奇数番目
の走査線電極GISG3・・・G479に結合されたT
PTが順次オン状態になるため、信号線駆動回路DDか
ら信号線DIないしDnにパラレルに出力される正極性
のビデイオ信号VDが各画素に書き込まれる。このとき
、第2の走査線駆動回路CDRは、制御信号S2がロウ
レベルにされるため、非動作状態に置かれる。したがっ
て、偶数番目の走査線電極G2、G4・・・・G480
に対応した偶数列画素PXRには、前の書き込まれた例
えば正極性のビデイオ信号の保持動作Hが行われている
上記第3フレームの偶数フィールドF23のとき、制御
信号S2がハイレベルになって第2の走査線駆動回路G
DRが動作状態になり、水平同期パルスに同期して偶数
番目の走査線電極G2、G4・・・G480の順に選択
状態にする。これによって、上記走査線電極G2、G4
・・・・G480に結合されたTPTが順次オン状態に
なるため、信号線駆動回路DDから信号線DIないしD
nにパラレルに出力されるビディオ信号VDが、各画素
に書き込まれる。すなわち、上記制御信号S1がハイレ
ベルの期間dは、上記走査線電極G2ないしG480に
対応した偶数列画素PXHに、上記偶数フィールドF2
2とは逆に、負極性のビディオ信号の書き込みW (−
)が行われる。これによって液晶の交流駆動が行われる
この実施例では、フリッカの減少を図るためは、言い換
えるならば、液晶の交流化周波数を高くするため、制御
信号Slをハイレベルのままに維持して、第1の走査線
駆動回路GDLも同時に動作状態にする。これによって
水平同期パルスに同期して、上記偶数番目の走査線型i
G2、G4・・・・G480の選択動作と同時に奇数番
目の走査線電極G1、G3・・・G479の順に選択状
態にされる。この場合、上記信号線駆動回路DDからは
偶数番目の走査線G2、G4・・・・G480に対応し
た負極性の書き込みW (−)ためのビディオ信号が供
給されるため、奇数例の画素PXLには負極性の書き込
みが行われる。これによって、奇数列の画素PXLに対
する交流駆動を確保することができる。
以下、同様な動作の繰り返しによって、3フレーム毎に
、1回の割合で第1と第2の走査線駆動回路が、相互に
1回づつ同時に動作状態にされるものである。これによ
って、上記奇数列と偶数列の画素PXLとPXRにおけ
るビディオ信号の交流側期は、それぞれ1/15と1/
30の繰り返しとなり、その平均的な交流周期は約17
23となり、劇場映画(1/24)と同様なコマ数を得
ることができるから、フリッカが事実上問題にならない
ように改善できる。
また、上記3フレームのうち、1回だけ奇数番列の信号
と偶数番列の信号とが相互に合成されるため、解像度を
確保することができる。すなわち、水平走査線の数を4
80と240の約中間の水平解像度を確保することがで
きる。
第3図及び第4図には、上記走査線電極の同時動作によ
る水平解像度の低下を防止する選択方法の一実施例を示
すタイミング図が示されている。
なお、同図において、ビディオ信号VDはシリアル入力
信号SINとパラレル出力信号POUTが示されている
。パラレル出力信号POUTは、シリアル入力信号SI
Nに対して1水平走査信号分だけ遅れて出力される。
第3図のaで示した動作タイミングは、上記第2図に示
した第1フレームの奇数フィールドF11に対応してい
る。すなわち、第1の走査線駆動回路GDLは、奇数フ
ィールドにおける水平走査期間H1ないしH240に同
期して、水平走査線G1ないしG479を選択状態にす
る。このとき、第2の走査線駆動回路GDRは、非動作
状態に置かれる。
第3図のCで示した動作タイミングは、上記第2図に示
した第2フレームの奇数フィールドF12に対応してい
る。すなわち、第1の走査線駆動回路GDLは、奇数フ
ィールドにおける水平走査期間H1ないしH240に同
期して、走査線電極GlないしG479を選択状態にす
る。このとき、第2の走査線駆動回路GDRも動作状態
になり、上記水平走査期間H1ないしH240に同期し
て走査線電極G2ないしG480を選択状態にする。
すなわち、このときには、上記水平走査期間H1ナイシ
H240ニIaJ%JLテ、走査WA′gi極G 1 
トG2、G3とG4・・・・G479とG480の組み
合わせで同時選択される。この場合には、奇数番目の走
査線電極に対応して配列される画素に書き込まれるべき
データが、1つ下に配置される偶数番目の足金線電極に
対応した画素にも書き込まれる。
第2図に示した第3フレームの偶数フィールドF23に
おいて行われる同時選択される走査線電極の組み合わせ
を、上記と同じくすると3フレームに2回の割合で実質
的な垂直方向の解像度が240に低下してしまう、そこ
で、第4図に示すように、上記第3フレームの偶数フィ
ールドF23の期間dでは、1水平期間だけ速いタイミ
ングで走査線電極Glを動作状態にする。言い換えるな
らば、走査線駆動回路GDLのシフト動作を1ビット分
(1水平走査期間)だけ早(行わせる。すなわち、偶数
フィールドにおける水平走査期間H263に同期して、
走査線電極G1を選択状態にする。これによって、偶数
フィールドにおいては、水平走査期間H264に同期し
て走査線駆動回路GDRが最初の走査線電極G2を選択
状態にするとき、これと同時に選択状態にされる奇数番
目の走査線電極はG3となる。このような走査方法によ
って、偶数フィールドにおける同時選択される走査線電
極の組み合わせは、G2とG3、G4とG5・・・G4
78とG479のように、上記第3図の場合と組み合わ
せが異なるようにされる。
なお、この偶数フィールドで最後には走査線電極048
0のみが選択状態にされる。
なお、第4図にbで示した動作タイミングは、上記第2
図に示した第1フレームの偶数フィールドF21に対応
している。すなわち、第2の走査線駆動回路GDRは、
偶数フィールドにおける水平走査期間H264ないしH
3O3に同期して、水平走査線G2ないしG480を選
択状態にする。
このとき、第1の走査線駆動回路GDLは、非動作状態
に置かれるものである。これによって、上記同時選択に
よる信号の混合は、走査線電極GlないしG3に着目す
るとG1とG2及びG2とG3の間で交互に行われるた
め、−律に固定の組み合わせによって同時選択する場合
に比べて、垂直方向の解像度の低下を防止することがで
きるものである。
なお、カラー信号を表示する場合、前記のように信号線
方向に同一色が配置されるため、上記のように走査線の
同時選択を行っても、異なる色が合成されてしまうこと
はない。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)アクティブマトリックス構成の液晶表示パネルの
隣接する奇数番目の走査線電極と偶数番目の走査線電極
とを相互に3フレームに1回の割合で相互に同時選択さ
せることにより、3フレームのうちエフレーム分が完全
インターレスにより行われるため高解像度が得られると
ともに、3フレームに1回づつ相互に行われる奇数番目
と偶数番目の走査電極の同時選択による書き込みによっ
て液晶画素に対する交流化信号の周期を短くできるから
フリッカの改善を図ることができるという効果が得られ
る。
(2)上記走査線電極の同時選択動作において偶数フィ
ールドと奇数フィールドとでその組み合わせを異ならせ
ることによって、同時選択による垂直解像度の低下を少
なくすることができる。これによって、上記完全インク
レースによる水平走査と相俟っていっそうの解像度の改
善を図ることができるという効果が得られる。
(3)縦ストライブのカラーフィルタを採用することに
よって、上記(1)及び(2)により解像度及びフリフ
カを改善したカラー映像を得ることができるという効果
が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が
可能であることはいうまでもない。例えば、上記奇数番
目の走査線電極と偶数番目の走査線電極を同時に相互に
選択状態にする割合は、上記3フレームの他、4フレー
ムや6フレーム等のように種々の実施形態を探ることが
できる。このようにフレーム数を増加させれば、フリフ
カが多少増加する反面、その分完全インタレースによる
書き込み回数が増加するため解像度を高くすることがで
きる。
また、アクティブマトリックス構成の液晶表示パネルや
、その駆動回路の具体的構成は、種々の実施例形態を採
ることができるものである。
この発明は、アクティブマトリックス構成の液晶表示パ
ネルを用いた液晶ディスプレイ装置に広く利用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、アクティブマトリックス構成の液晶表示パ
ネルの隣接する奇数番目の走査線電極と偶数番目の走査
線電極とを相互に3フレームに1回の割合で相互に同時
選択させることにより、3フレームのうち1フレ一ム分
が完全インターレスにより行われるため高解像度が得ら
れるとともに、3フレームに1回づつ相互に行われる奇
数番目と偶数番目の走査電極の同時選択による書き込み
によって液晶画素に対する交流化信号の周期を短くでき
るからフリッカの改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る液晶ディスプレイ装置の要部
一実施例を示すブロック図、 第2図は、その各フレーム毎における走査電極の選択動
作の一実施例を説明するためのタイミング図、 第3図は、奇数フィールドでの走査線電極の選択動作の
一例を説明するためのタイミング図、第4図は、偶数フ
ィールドでの走査線電極の選択動作の一例を説明するた
めのタイミング図、第5図は、液晶画素の一実施例を示
す平面図、第6図は、そのA−B断面図である。 LCD・・液晶表示パネル、PX・・画素、GDL、G
DR・・走査線駆動回路、DD (S/P)・・信号線
駆動回路、TG・・タイミング制御回路、G1−048
0・・走査線電極、D1〜Dn=信号線電極、5UBI
、5UB2− ・ガラス基板、AS・・非結晶シリコン
、SDI、SD2・・ソース・ドレイン、PS■1・・
保護膜、ITOI・・透明電極膜、LS・・遮光膜、L
C・・液晶、0RI1.0RI2・・配向膜、PS■2
・・保護膜、FIL・・カラーフィルタ、■TO2・・
共通電極 代理人弁理士 小川 勝馬・/″゛ ・第 1 図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走査線電極にスイッチ素子の制御端子が接続され、
    信号線電極に上記スイッチ素子を介して画素を構成する
    一方の電極が接続されてなるアクティブマトリックス構
    成の液晶表示パネルと、上記走査線電極のうち奇数番目
    の走査線電極を順次駆動する第1の走査線駆動回路と、
    偶数番目の走査線電極を順次駆動する第2の走査線駆動
    回路とを含み、複数フレームに1回の割合で相互に他方
    の走査線駆動回路を同時動作させることを特徴とする液
    晶ディスプレイ装置。 2、上記複数フレームは3フレームであり、第1と第2
    の走査線駆動回路における相互の同時動作期間において
    同時に選択状態にされる走査線電極の組み合わせは相互
    に異なるようにされるものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の液晶ディスプレイ装置。
JP62000361A 1987-01-07 1987-01-07 液晶デイスプレイ装置 Pending JPS63168690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02242224A (ja) * 1989-03-16 1990-09-26 Fujitsu Ltd マトリクス表示装置
US6597336B1 (en) 1995-10-14 2003-07-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display apparatus and method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02242224A (ja) * 1989-03-16 1990-09-26 Fujitsu Ltd マトリクス表示装置
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