JPS6316779A - 垂直同期信号の周波数判別回路 - Google Patents

垂直同期信号の周波数判別回路

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JPS6316779A
JPS6316779A JP16162286A JP16162286A JPS6316779A JP S6316779 A JPS6316779 A JP S6316779A JP 16162286 A JP16162286 A JP 16162286A JP 16162286 A JP16162286 A JP 16162286A JP S6316779 A JPS6316779 A JP S6316779A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はテレビジョン信号の同期信号処理回路におい
て、垂直同期信号す周波数を判別するデジタル方式の垂
直同期信号の周波数判別回路に関する。
(従来の技術) 周知のように、テレビジョン放送方式には、大きく分け
てNTSC方式、PAL方式、SECAM方式がある。
これらの方式において、垂直同期信号の周波数は、基本
的にはNTSC方式が60 [Hz]、PAL方式及び
SECAM方式が501:Hz〕であり、その他地域に
よりては50 (Hz)と60 (Hz〕とが混在して
いる場合もある。そこで、テレビジョン信号の垂直同期
信号処理において、上記のような50 (Hz〕の信号
と60 (Hz〕の信号の両方に対応させるためには、
垂直同期信号の周波数に関する情報を得る必要がある。
第7図に従来の垂直同期信号の周波数判別回路の構成を
示し、第8図にその各部出力波形を示す。
この判別回路は、入力端子11よりテレビ/7iIン信
号vA、を入力し、垂直同期信号分離回路12にて垂直
同期・信号vAvだけを抽出する。そして、この垂直同
期信号vAvを信号判別回路13に入力し、50 [H
z〕及び60 (Hz〕の周波数判別信号PAFを得て
、出力端子14から導出するものである。上記信号判別
回路13は、単安定マルチバイブレータ131、アナロ
グ積分回路132、波形整形回路133で構成され、一
般にIC化されている。
上記単安定マルチバイブレータ131は垂直同期信号v
Avの立下がシでトリガがかかカ、その出力を不安定状
態とし、可変時定数回路15によって設定された時間経
過後に不安定状態から安定状態へ復帰させるものである
。上記可変時定数回路15はIC外付部品であり、ここ
では復帰時間が55 [Hz〕に相当するように調整さ
れている。
今、上記垂直同期信号分離回路12にて得られる垂直同
期信号■Avが、第8図(a) K示すように60 [
Hz〕から5 Q (Hz)に切替わったとする。この
とき、単安定マルチバイブレータ131の出力vMば、
同図(b)に示すように同期信号VA v カ60 C
J(z〕の間は常に復帰前にトリがかかかるので、L(
ロー)レペ/I/(不安定状態)のままとなる。ところ
が、同期信号vAvが50 (Hz〕に切替わると復帰
時間経過後にトリガがかかるため、55 (Hz〕相尚
相間時間経過後(−・イ)レベル(安定状態)となシ、
次のトリガで再びLレベルとなる。このように単安定マ
ルチバイブレータ131からノクルス電圧が発生される
と、アナログ積分回路132の出力vt、rは、同図(
c)に示すように波形整形回路133で設定されるスレ
ッショールドレベルLc以上となる。したがって、波形
整形回路133から同図(d)に示すような周波数判別
信号PAFが得られる。つまシ、PAFがLレベルのと
き60 [:Hzl、Hレベルのとき50 (Hz)と
判別することができる。
しかしながら、上記判別回路では、 (1)  単安定マルチバイブレータ131の不安定状
態から安定状態への復帰時間をIC外付部品である可変
時定数回路15によって調整しなければならない。
(2)  可変時定数回路15やアナログ積分回路13
2の特性のばらつきにより、回路の特定値を統一するこ
とが困難でおる。
(3)全体の信号処−形態がアナログ処理であるため、
温度変化や電源電圧の変動によりて設定時定数、スレッ
シゴールドレベルLcに変動ヲ引起コし、常時安定した
判定を下すとは限らない。
(4)IC化に際して、可変時定数回路が外付部品とな
るため、このための接続端子が必要である。
といった問題を有している。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、従来の回路が時定数調整を必要とする点、
回路設定値の不統一、アナログ処理であることによる障
害、IC化における不都合を改善する之めに冷されたも
ので、個々の部品や周囲状況に影響されることなく、安
定した周波数判別を行なうことのできる、デジタル方式
による垂直同期信号の周波数判別回路を提供することを
目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係る垂直同期信i波数判別回路は
、第1あるいは第2の周波数となるデジタルテレビジフ
ン信号の垂直同期信号に同期し互いに位相の異なる第1
及び第2のタイミングパルスを生成するタイミングパル
スと、前記垂直同期信号より高い周波数のクロックを発
生するクロック発生回路と、前記第1のタイミングパル
スにより初期状態となって前記クロックを計数するカウ
ンタ回路と、このカウンタ回路の計数値から前記垂直同
期信号の第1及び第2の周波数に一致する第1及び第2
の比較信号を発生する比較信号発生回路と、前記垂直同
期信号と前記第1及び第2の比較信号との位相が一致す
るか否かを検定する第1及び第2の信号検定回路と、前
記第1及び第2の信号検定回路の検定結果に基づいて前
記垂直同期信号が第1の周波数か第2の周波数かを判定
する判定回路とを具備したものである。
(作 用) つまり、上記のように構成することによって、デジタル
信号処理が可能となシ、外付部品による設定値の調整が
不要とカシ、電源電圧の変動や温度変化等の周囲状況に
関係なく回路設定値の安定化が計れる。また、外付部品
の不要化によってXIC化に際しても良好であシ、端子
数を削減することができる。
(実施例) 以下、第1図乃至第6図を参照してこの発明の一実施例
を説明する。
第1図はテレビジョン受像機のデジタル手直偏向回路に
この発明を適用した場合の構成を示すものである。すな
わち、入力端子21に供給されたデシタル・テレビジョ
ン信号vD1は、垂直同期信号抽出回路22で垂直同期
信号vDvだけが取出され、タイミングパルス23に供
給される。
このタイミングパルス23は、第2図に示すように、シ
フトレジスタ231、インバータ232゜233及びN
ANDゲート234.;tssで構成され、クロック発
生回路24で発生される第1のクロックφ1(=8fs
c、fsc:色副搬送波周波数)に基づいて、垂直同期
信号vDvの立下が9を検出した第1のタイミングパル
スVMIとこれに準じた第2のタイミングパルスYak
発生出力するものである。
第3図(b)〜(、)にそれぞれ(a)図に示す垂直同
期信号VDV入力時のインバータ出力Qi+Qz及び第
1及び第2のタイミングパルスvMX、v8の出力波形
を示す。
第1のタイミングパルスVつ□は垂直同期信号V。Vの
立下がシ時に発生し、第2のタイミングパルスvI&は
第1のタイミングパルスVMIが発生してから1φ1ク
ロツク後に発生する。第1及び第2のタイミングパルス
vM□、vRはいずれも周波数判別回路25に供給され
る。
この周波数判別回路25は、詳細全後述するが、上記ク
ロック発生回路24で発生される第2のクロックφ2(
=2fH,fII:水平同期周波数)に基づいて、デジ
タルテレビジョン信号V□の垂直同期信号が50 (H
z)か60 (Hz)かを判別し、その垂直同期判別信
号PDF を垂直同期検出パルスV、 と共に生成出力
するものである。この判別信号P□及び検出パルスV、
は共に垂直同期信号再生回路26に供給され、また判別
信号PDFは垂直同期信号再生回路26で再生された垂
直同期信号VDTと共に瀧発生回路27に供給される。
この瀧発生回路27は再生された垂直同期信号VDTに
基づいて垂直同期期間に対応する溝波vwを発生するも
ので、この溜液vwはデジタ・ル積分回路28に供給さ
れる。このデジタル積分回路28は入力された溝波をデ
ジタル積分することによりデジタル鋸歯状波vDNを生
成するもので、このデジタル鋸歯状波vDNは出力端子
29を介して図示しないデジタル・アナログ(D/A 
)変換器に供給され、アナログ鋸歯状波に変換された後
、ブラウン管の垂直偏向回路に供給される。
第4図は上記周波数判別回路25の構成をブロック化し
て示すものである。また、第5図は第4図に示した周波
数判別回路25をIC化に対応できるようにロジック化
して構成した場合の回路図である。第5図において、第
4図の各ブロックと対応する部分は点線で囲って示し、
以下第5図に沿ってその構成について説明する。
まず、図中251はカウンタ回路で、このカウンタ回路
251はカウンタ1a、インバータlb。
Jd、S−RフリップフロップICで構成される。
カウンタ1aはS−RフリップフロップICのQ出力に
よって動作状態となう、第2のクロックφ2を計数し、
計数値を10ビツトQ1〜QIOで出力するもので、第
2のタイミングパルスvRによってリセットされる。こ
のカウンタ1aの10ビツト出力Q1〜QIO及びイン
バータ1dによる反転出力i5は、第2のタイミングパ
ルスV、と共に比較信号発生回路252に供給される。
この比較信号発生回路252はカウンタ出力Q1+Q2
.Q4.Q5.Q7.QB、Qyを入力してその論理積
を反転出力するNANDグー)2mと、カウンタ出力Q
5.Q7.QIOを入力してその論理積を反転出力する
NANDゲート2bと、このNANDゲート2bの出力
と第2の タイミングパルスvRとの論理積を出力する
ANDr)  2cと、このANDダート2C出力によ
ってリセットされ、NANDゲート2&の出力によって
セットされるS−Rフリップフロップ2dとで、50 
[Hzlam五同期信号を検出するための50 [Hz
〕比較信号T5Qf発生する第1の信号発生部を構成し
ている。また、カウンタ出力Q 1 s Q 2 a 
Q 5 s Q 7 * Q 9 e Q ”全入力し
てその論理積全反転出力するNANDダート2eと、カ
ウンタ出力Q s 、Q 41 Q 6 * Q 7 
t Q 8 a Q J oを入力してその論理積全反
転出力するNANDゲート2fと、このNAND)r’
 −ト2 fの出力と第2のタイミングパルスvRとの
論理積全出力するに0ゲ一ト2gと、このAND f−
ト2g出力によってリセットされ、NAND l’−)
 2 eの出力によってセットされるS−Rフリップ7
0ツブ2hとで、60(Hz〕垂直同期信号を検出する
ための60 (Hz)比較信号T60を発生する第2の
信号発生部を構成している。
50 (Hz)比較信号T50は第1のタイミングパル
スVMIと共に第1の信号検定回路253に供給され、
60 (Hz)比較信号T60は第1のタイミングパル
スVMIと共に第2の信号検定回路254に供給される
。尚、上記NANDダート26の出力はカウンタ回路2
51のS−Rフリップフロップ1cのリセット端子Rに
供給される。
第1のイδ号検定回路253は、vM□及びT2Oの論
理積を出力するAND ?’ −ト3 a、■つ□及び
インバータ3bの出力T50の論理積全反転出力するN
AND f−ト3c、このNANDゲート3cの出力に
よってリセットされ1.靜■ゲート3aの出力を計数す
る2ピツト出力QIIQ2のカウンタ3dで構成される
。同様に、第2の信号検定回路254は、VMI及びT
2Oの論理積を出力するANDゲート4a、vM工及び
インバータ4bの出力T60の論理fAヲ反転出力する
NANDゲート4c、このNANDゲート4cの出力に
よってリセットされ、瓜グー)4aの出力を計数する2
ピツト出力Q J I Q 2のカウンタ4dで構成さ
れる。上記ANDゲート3aの出力及びカウンタ3dC
)Ql、Q2出力は、判別回路255を構成するNAN
D f−ト5aに供給され、同様に上記ANDグー)4
aの出力及びカウンタ4dのQJ#Q、’出力は、判別
回路255を構成するNANDゲート5bに供給される
。また、カウンタ3dの出力QlはvMXと共に選択回
路256を構成するNAND )y’ −) 6 mに
供給され、同様にカウンタ4dの出力Q1はVMIと共
に選択回路256を構成するNAND f −) 6 
bに供給される。さらに、ANDゲート3aの出力は選
択回路256のANDr−トロdに供給され、同様にに
0ゲート4&の出力は選択回路256の椰グー)6eに
供給される。
上記判別回路255は、NANDゲート5a、5b及び
S−Rフリップフロップ5cで構成されるもので、フリ
ップフロップ5cはNAND r−) 5 Mの出力で
リセットされ、NANDゲート5bの出力でセットされ
る。このフリップフロッグ5cのQ出力は前述した垂直
同期判別信号pDrとして出力される。一方、選択回路
256はNANDゲート6&。
6b、このNANDゲート6aj6bによってセット・
リセットされるS−Rフリップフロラフ’ 6 e 、
このフリップフロッグ6cのQ、Q出力と第1及び第2
の信号検定回路253,254の各ANDダート3m 
、4aの出力との論理積を出力する瓜ダート6d、6e
、このAND/1m) 6 d 、 6 eの出力の論
理和全出“力するO1’l’−)6fで構成され、この
ORダート6fの出力は前述した垂直同期検出ノ臂ルス
V、として出力される。
上記構成において、以下第6図を参照してその動作につ
いて説明する。
まず、上記第1及び第2のタイミングパルスvMr l
 VRがそれぞれ第6図(a) 、 (b)に示すよう
になって上記周波数判別回路25に供給されたとする。
このとき、カウンタ回路251において、カウンタ1a
は第2のタイミングパルスV、の立下がシによってリセ
ットされると、第2のクロックφ2の計数を開始する。
つまり、カウンタ1aは第1のタイミングパルスVMI
の立下がt)を基準時間としてクロック計数を開始する
。このカウンタ1aの計数値は比較信号発生回路252
のNANDゲート2 a g 2 b + 2 e 1
2 fに適宜入力される。
ここで比較信号発生回路252は、前述したように第1
及び第2の信号発生部を有している。第1の信号発生部
では基準時間より50[Hz]に相当する計数値にてパ
ルス信号を発生し、第2の信号発生部では基準時間より
60[Hz]に相当する計数値にてパルス信号を発生す
る。但し、正確に50[Hz]と60[Hzコをとるの
ではなく、多少の幅を持たせるためにその幅の上限と下
限にて・9ルスを発生するように構成している。すなわ
ち。
NAND  り”    )  2 a、  2 bi
lj50[Hz  コ 、  NAND  り′−)2
e、2fは60[Hz]の各時間幅の上限と下限のパル
スを出力するものである。このため、NANDダー)2
m、2eの各出力をそれぞれS−Rフリップフロップ2
d 、 2hのセット端子SK。
NANDゲート2b、2fの各出力をそれぞれAND’
r’−ト2a、2gを介してS−Rフリップフロッグ2
d 、2hのリセット端子Rに供給することばより、第
6図(c) 、 (d)に示すような60[Hz]比較
信号T60及び50[Hz]比較信号T50が得られる
このように発生された比較信号のうち、T2OはVMI
と共に第1の信号検定回路253に入力される。この第
1の信号検定回路253において、VMIはANDゲー
ト3a及びNANDダー)JeiC供給されてそれぞれ
T 50 + T s oとの論理損金とられ、これに
よってT2Oとタイミングが一致する信号Vp50と一
致しない信号vn5oとに振分けられる。
この様子を第6図(g)に示す。この図において、上側
パルスはVp50 、下側パルスはVfi5Gを示して
いる。
すなわち、T2Oは50[Hz]に相当する信号である
のでs Vp50は50[Hz]の周波数を持った信号
、Vfi50は50[Hz]以外の周波数を持った信号
に相当する。これによって垂直同期信号vnvの50[
Hz]の周期性を検定することになる。さらに、上記N
ANDグー)Jcの出力によりてカウンタ3dをリセッ
トした後、このカウンタ3dによってANDゲート3a
の出力を計数することによって、垂直同期信号VDVの
50[Hz]の連続性を検定し、その計数出力Q1.Q
2を50[Hz]頻度出力として判別回路255及び選
択回路256に送っている。
一方、上記比較信号T60はVMIと共に第2の信号検
定回路254に入力される。この第2の信号検定回路2
54においてs VHlはANDゲート4a及びNAN
Dグー)4eに供給されてそれぞれT2O,T2Oとの
論理積をとられ、これによってT2Oとタイミングが一
致する信号Vp60と一致しない信号vn6oとに振分
けられる。この様子を第6図(f)に示す。この図にお
いて、上側・千ルスばVp60s下側パルスはV。6o
を示している。すなわち。
T2Oは60[Hz]に相当する信号であるので、Vp
60は60[Hz]の周波数を持ッ7?信号、vr16
oは60[Hz]以外の周波数を持った信号に相当する
これによって垂直同期信号VDVの60[Hz]の周期
性を検定することになる。さらに、上記NANDグー)
4cの出力によってカウンタ4dをリセットした後、こ
のカウンタ4dによってAND)IA−ト4aの出力を
計数することによって、垂直同期信号VDYの60[H
z]の連続性を検定し、その計数出力Q J I Q 
zを60[Hz]頻度出力として判別回路255及び選
択回路256に送っている。
上記判別回路255では、NANDグー)5mによって
、第1の信号検定回路253で得られるANDゲート3
ムの出力Vp50及びカウンタ3dの出力Ql、Q2の
論理積を反転出力することにより。
50[Hz]の垂直同期信号VDTが3つ以上連続して
検出され次ときのみ50[Hz]検出パルスP50を得
ている。また、 NANDゲート5bによって、第2の
信号検定回路254で得られるANDゲート4aの出力
Vp60及びカウンタ4dの出力Ql。
Q2の論理積を反転出力することにより、 60[Hz
]の垂直同期信号VDvが3つ以上連続して検出された
ときのみ60[Hz]検出パルスP60を得ている。こ
れらの検出パルスP50.P60によってR−Sフリッ
プフロップ5cのセット・リセットを行なうことKより
、その出力Qから第6図(j)に示すような周波数判別
信号PDFが得られる。この周波数判別信号PDFは、
フリップフロップ5cの動作により、一度どちらかの判
別が下されるとそれ以後は逆の判別が下されない限り前
の判別結果を維持するというヒステリシス特性が与えら
れている。
上記選択回路256では、まずNANDゲート6aによ
ってカウンタ3dのQ1出力とV旧の論理積をとり、そ
の反転出力によってS−Rフリラグフロップ6cをセッ
トする。また、 NANDゲート6bによってカウンタ
4dのQ1出力とVMIとの論理積をとシ、その反転出
力によってS−Rフリップ70ツブ6c5r:リセット
する。これにより、フリッグフロッ7’ 6 cのQ出
力から、第6図(h)に示すように50[Hz]及び6
0[Hz]の判別信号E。
が得られる。
そこで、  ANDゲート6ti、6@Ilcよって7
リツプフロツ7’ 6 cのQ、Q出力と椰グー) s
 a r4aの出力Vp50 + Vp60との各論理
積をとシ、さらにORゲート6fによって両者の論理和
をとることにより、第6図(1)に示すような垂直同期
検出パルスVpが得られる。つまシ、この選択回路25
6では、上記2つの頻度出力をもとにしてVp50とV
p60とを選択し、VMIのうち周期性と連続性を満た
した垂直同期検出パルスVpを得ている。このように、
選択回路256の入力頻度レベルが判別回路255の入
力頻度レベルよりも低く設定しているのは、通常テレビ
ジョン映像信号においては、垂直同期信号の周波数誤差
よりも位相誤差の方がブランキング部分が現れたシする
等も目立つことが多いことを考慮したためである。
尚、上記回路において、カウンタ1aは、第2のタイミ
ングパルスvRとNANDゲート2gの出力T8によっ
て5−R7リツグ70ッグ1cをセット・リセットする
ことにより得られるQ出力で動作状態及び非動作状態に
選択制御される。っtシ、l垂直期間を越えるとストッ
プ状態に入り、次のVaの入力で再び計数を開始するよ
うに構成されている。これは、第6図(&)に示すよう
に第1のタイミングパルスV「に信号欠落が発生し、1
垂直期間内に第1のタイミングパルスVMIが入力すれ
ない場合、次に入力するVMIが単なる基準時間設定用
に使用されるようにして、少なくとも2つ続けて■旧が
入力されない限シvP50 # Vp60 * vls
o l Vn60が出力されないようにするなめである
。この様子を回路を用いてテレビジラン受像機のデジタ
ル垂直偏向回路を構成すれば、全デジタル信号処理系と
して垂直同期信号の50 [Hz] 、 60 [Hz
]の周波数判別を実現し、判別回路のロジック化により
てIC化についても容易にかつ安価に製造することがで
きる。この場合、回路設定値の調整を不要とするほか、
温度変化、電源電圧変動等の周囲状況に影響されず、安
定した判別結果が得られる。
また、外付部品が不要となるので、部品による設定値の
ばらつきがなくなシ、さらにはIC化だ際して端子数を
削減することができる。そして、判別条件に連続性をも
考慮し、ヒステリシス特性を持たせているので、より正
確にかつ安定した判別結果を得ることができる。さらに
は、テレビジョン信号の画像構成を考慮に入れて垂直同
期信号の位相情報と周波数情報の判別条件に差をつけて
いるので、より適正な垂直同期偏向を実現することがで
きる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、個々の部品や周
囲状況に影響されることなく、安定しことができる。
周波数判別回路の一実施例を説明するためのもので、第
1図はこの発明が適用されるテレビジョン受像機のデジ
タル垂直偏向回路の構成を示すブロック回路図、第2図
は上記垂直偏向回路のタイミングパルスの構成を示すロ
ジック回路図、第3図は上記タイミングパルスの動作を
説明するためのタイミング図、第4図はこの発明による
周波数判別回路の基本構成を示すブロック回路図、第5
図は上記周波数判別回路をロジック化して構成した場合
のロジック回路図、第6図は上記ロジッ路の構成を示す
ブロック回路図、第8図は従来回路の動作を説明するた
めのタイミング図である。
12・・・垂直同期信号分離回路、13・・・垂直同期
信号判別回路、131・・・単安定マルチバイブレータ
、132・・・アナログ積分回路、133・・・波形整
形回路、15・・・可変時定数回路、22・・・垂直同
期抽出回路、23・・・タイミングパルス、24・・・
クロック発生回路、25・・・周波数判別回路、251
・・・カウンタ回路、252・・・比較信号発生回路、
253.254・・・信号検定回路、255・・・判別
回路、256・・・選択回路、26・・・垂直同期信号
再生回路、27・・・PWM発生回路、28・・・デジ
タル積分回路、Vnr・・・デジタルテレビジョン信号
、VD’/・・・垂直同期信号、■旧・・・第1のタイ
ミングパルス、Va・・・第2のタイミング・ゼルスT
h VDF・・・周波数判別信号、 Vp・・・周波数
検出パルス、VDT・・・垂直同期再生信号、Vw・・
・PWM波信号、 VDN・・・デジタル鋸歯状波信号
、φ1.φ2・・・第1及び第2のクロック。
出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1あるいは第2の周波数となるデジタルテレビジョン
    信号の垂直同期信号に同期し互いに位相の異なる第1及
    び第2のタイミングパルスを生成するタイミング発生回
    路と、前記垂直同期信号より高い周波数のクロックを発
    生するクロック発生回路と、前記第1のタイミングパル
    スにより初期状態となって前記クロックを計数するカウ
    ンタ回路と、このカウンタ回路の計数値から前記垂直同
    期信号の第1及び第2の周波数に一致する第1及び第2
    の比較信号を発生する比較信号発生回路と、前記垂直同
    期信号と前記第1及び第2の比較信号との位相が一致す
    るか否かを検定する第1及び第2の信号検定回路と、前
    記第1及び第2の信号検定回路の検定結果に基づいて前
    記垂直同期信号が第1の周波数か第2の周波数かを判定
    する判定回路とを具備したことを特徴とする垂直同期信
    号の周波数判別回路。
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