JPS63167331A - ツイステツド・ネマチツク型液晶表示素子 - Google Patents

ツイステツド・ネマチツク型液晶表示素子

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JPS63167331A
JPS63167331A JP61312753A JP31275386A JPS63167331A JP S63167331 A JPS63167331 A JP S63167331A JP 61312753 A JP61312753 A JP 61312753A JP 31275386 A JP31275386 A JP 31275386A JP S63167331 A JPS63167331 A JP S63167331A
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JP
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liquid crystal
liquid crystals
display element
nematic liquid
crystal display
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JP61312753A
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Shuichi Kanzaki
修一 神崎
Sachiko Ichimura
市村 幸子
Yozo Narutaki
陽三 鳴瀧
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Original Assignee
Sharp Corp
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/06Non-steroidal liquid crystal compounds
    • C09K19/34Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring
    • C09K19/3441Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring having nitrogen as hetero atom
    • C09K19/345Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring having nitrogen as hetero atom the heterocyclic ring being a six-membered aromatic ring containing two nitrogen atoms
    • C09K19/3458Uncondensed pyrimidines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
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    • C09K19/0208Twisted Nematic (T.N.); Super Twisted Nematic (S.T.N.); Optical Mode Interference (O.M.I.)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、マルチプレックス駆動特性を向上させた、ツ
ィステッド・ネマチック(T N )型液晶表示素子に
関する。
(ロ)従来の技術 従来のツィステッド・ネマチック(T N )型液晶表
示素子の模式的断面図を第6図に示す。同図において、
二枚の電極形成基板a、b間でネマチック液晶分子をね
じれらせん構造をなすように配向させるには、例えば、
斜蒸着法や、電極基板の液晶に接する面を布で一方向に
こするいわゆるラビング法等が用いられる。このように
して配向処理された二枚の電極基板a、bを、第7図に
示すように、各々配向方向が互いに直交するように対向
させ、その間隙に正の誘電率異方性を有するネマチック
液晶gを封入すると、液晶分子はその電極基板a、b間
で90°回転したらせん構造の分子配列を呈することに
なる。第7図において、jが上側の電極基板aのラビン
グ方向、kが下側の電極基w、bのラビング方向である
。このようにして構成された液晶セルの上下には偏向板
り、iが設けられるが、偏向板りの偏光軸方向lおよび
偏向板iの偏光軸方向mは上下二枚のtti基板a、 
 bの配向方向にそれぞれほぼ一致するように配置され
る(第7図参照)。なお、第6図において、C2dは透
明電極、e、fは配向、唄である。
ところで、このような従来のマトリックス型液晶表示素
子を度数Nの最適電圧平均化法で駆動するとき、点灯画
素における実効電圧V、、ff1s(ON)と非点灯画
素における実効電圧vrs*’ (OFF)との比αは
、 で表される。この式でN −h ooとするとα−1と
なる。すなわち、度数Nの増加に伴いV、、、 (OF
F)とv、、□(ON)との差が減少する。したがって
、表示情報量の大きなマトリックス型液晶表示素子の実
現に当り、V、、t (ON)とV、、、 (OFF)
との電圧差が小さくても良好なコントラスト比を得るに
は、鋭い閾イ鱒牲を有する液晶材料の開発や配向膜の改
良等が要求されろ5特に近年、液晶表示素子の分野にお
いて、表示情報の増加に住い表示情報量の拡大化への要
求が強まりつつある。しかし、このような従来のTN液
晶表示素子では、度数Nの増加に十分対応できない状況
となっている。
そこで、上記問題点を改良する方法として、液晶分子の
ねじれ角度φを90°よりも大きく設定することでマル
チプレックス駆動特性を改善する試みが提案されている
。これは、液晶分子のねじれ角度を90”より大きくす
るために、液晶分子のねじれらせん構造を誘起させる光
学活性物質をより多くネマチック液晶に添加するもので
、この結果性じるネマチック液晶のらせんピ・ノチpと
液晶層厚dとの比d/pがほぼd/pQφ/360°を
満足するように該光学活性物質の添加量を調整して行わ
れることが望ましく、通常は下記条件: (φ/360’  1/4) < d/p < (φ/
360°+1/4)を満足すべく調整が行なわれている
lハ) 発明が解決しようとする問題点しかし、このよ
うに光学活性物質が多く添加された液晶表示素子では、
電圧印加時に液晶分子の配向が乱れてドメインの発生が
生じ、この結果、光が散乱してコントラスト比が低下す
るという問題があった。また、この問題を解消するため
に、斜方蒸着法により配向膜を形成し、液晶分子と電極
基板とのなす角度、すなわちプレチルト角を大きくする
方法が行われているが、この斜方蒸着法では均一な配向
膜を大面積に亘っ・て形成するのが容易ではなく、液晶
表示素子の大面積化が困難であるという問題があった。
さらに、この方法は多数の電極基板上に同時に一様な配
向処理を行うことが難しいため、量産化が困難であると
いう問題もあった。
この点に関し、本発明者らは、先に、ビフェニル系、ピ
リミジン系、ジオキサン系及びエステル系液晶のうちの
大きな正の誘電率異方性を有するNl、型ネマチック液
晶を用い、かつらせんピッチpと液晶層厚dとの間係が
(φ/360’ −1/4) < d/p〈φ/360
°を満足するようにこれらを調整することにより、φ≦
300”の範囲内でドメインの発生が解消される事実を
見出した。
本発明は、上記知見を更に発展させたものである。即ち
、上記Np型ネマチック液晶の屈折率異方性Δnは、0
.20〜0.25と大きく、表示品位の観点から、Δn
−dの値は0.5μm≦△な・d≦1.1 μmの範囲
に設定することが望ましいということからすれば、上記
N、型ネマチフク液晶の場合には、液晶層厚dの値は5
.5μm以下に設定すベきである。ところが、このよう
な薄いセルでは、セル内に必然的に混入される導電性不
純物によりセル内上下の電極間が導通状態となりやすく
、表示不良の原因となる問題があった。そして、この問
題を避けるべく液晶層厚を大きくすると上記のごとく表
示品位が低下するという不都合が生じる問題があった。
かかる点に鑑み、木発明者らは鋭意研究を行なった結果
、小さな正の誘電率異方性を示す特定のピリミジン系液
晶を含むNp型液晶組成物を用い、らせんピッチp及び
液晶層厚dを前記と同様の条件に設定することにより、
角度φが300°程度迄ドメインの発生が防止され、か
つ導通性に基づく表示不良が改善され、表示品位も良好
な液晶表示素子が得られる事実を見出した。
かくして本発明によれば、ラビング処理の施された配向
膜が電極上に形成された一対の基板を相対向するように
配置し、この一対の基板間に光学活性物質が添加された
正の誘電率異方性を有するネマチック液晶を介在せしめ
るとともに、該液晶分子の配列方位が両基板面で所定の
角度φずれたねじれらせん構造を有する液晶セルからな
り、上記ネマチック液晶が、一般式(r):(式中、R
8及びR2は、それぞれ炭素数が1〜12の直鎖状アル
キル基を示す)で表わされるピリミジン系液晶を5重量
%以上含む液晶からなり、該液晶のらせんピッチpに対
して液晶層厚dが、(φ/360° 1/4) < d
/p <φ/360゜を満足する条件下で、上記角度φ
が210° ≦φ≦300゛に設定されてなることを特
徴とするツィステッド・ネマチック型液晶表示素子が提
倶される。
本発明のネマチック液晶は、上記一般式(I)のピリミ
ジン系液晶を少なくとも5重量%含有し、さらに上記の
特定のらせんピッチpが得られるべく光学活性物質が適
量含まれてなるNp型ネマチ7り液晶からなる。これら
のうち、一般式(r)のピリミジン系液晶と■大きな正
の=’を率異方性を有するネマチ、り液晶とを組合せ、
これに光学活性物質を添加したN2型ネマチック液晶が
、マルチプレックス駆動に必要な電圧をより低減化でき
る点で好ましい。さらにここで組合せる大きな正の誘電
異方性を有するネマチック液晶■としては、液晶の表示
品質に経時変化を与え難く戸外等の厳しい環境下での使
用に長期間耐えうるという信頬性の点並びにドメイン発
生防止効果に悪影響を与えない点からして、下記一般式
: %式% (式中、R1−R6は炭素数が1〜7の直鎖状アルキル
基Hを示す)で表される1種又は2種以上のシアノ化合
物を用いるのが適している。
一方添加される光学活性物質としては、下記一般式: 2MB−<◇◇)CN            (右旋
性)2MB″(X今coo % c>+       
  <8旋性)21jB −% Coo % Cs H
+ +       (右旋性)2MB°冊Coo (
)OCJ+、(右旋性)2MB’◇)C00舎0ChL
s        (右旋性)z?!a°−o%c:(
<左旋性) 2M[l−一叶◇)COQ 〈)CM        
 (左旋性)znB−o % coo (jプOOC(
)O−2MB   (左旋性)2Ma=−coo (分
◇)CsH++  ”左旋性)(ここで、2 MB”は
CzHs−C’−CHg−+C”’:不斉炭素(ここで
、Xは−Cl 、 −0COCiH+ t、−0COつ
である)で示されるコレステロール環をもつコレステリ
ンク液晶が好適である。
なお、前記Np型ネマチック液晶中、一般式(I)のピ
リミジン系液晶が5重量%未満で1よドメイン発生防止
効果が不充分で適さない。通常、ドメイン発生防止効果
及び表示品質改善効果の点で10〜70重量%とするの
が好ましく30〜70重量%とするのがより好ましい。
また、上記N、型ネマチック液晶中には、更に他の種類
の液晶が一最式(I)のピリミジン系液晶の効果を阻害
しない限り含まれていてもよい。
これらの液晶としては、下記一般式: %式% 凡、3号Cω℃ト石 R18■酬ωは)則、6 R1バ”4<CH□、2@>h18 R19÷供)2舎− (式中、R9−R26は炭素数が1〜7の直鎖状アルキ
ル基を示す)で表わされる化合物や、下記一般式: (式中、R2,〜Rt4は炭素数が1〜7の直鎖状アル
キル基を示す)で表わされる化合物が挙げられこれらの
1種又は2種以上を含有させることにより、ドメイン発
生防止効果を阻害することなくまた表示品質の経時劣化
を招くことなく、液晶温度範囲や応答特性を改善するこ
とができ、実用上の点で好ましい態様である。
なお、本発明における配向膜としては、siO□。
S五〇等の無機物や、ポリアミック酸を脱水、閉環させ
てできる下記に示すポリイミド系高分子膜を用いてもほ
ぼ同様の結果が得られる。
(式中、 R1は −0−,0刈〈)、〈χx、〈1χ−<トであ
り、X + 〜X s は−(CHi)、l−、−0−
(C)IzCHzO)、l−。
−o−、−s−、−5o2−等を示す。また、R,、、
R,、R,。
R7は水素原子、低級アルキル基、R11,R9は水素
原子、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、R
9゜は二価の炭素水素基、R1は一価の炭化水素基をそ
れぞれ示す、) ただし、S、0□等の無機材料、よりも有機材料の方が
ドメインのd/pの領域が広く、また特に、有機材料に
属する配向膜の中で1,3−ビス(アミノプロピル)−
テトラメチルジシロキサンと4.4′−ジアミノジフェ
ニールエーテルおよび3.3’。
4.4′−ベンゾフェノンテトラカルポン酸無水物の混
合物から得られるポリイミドシラン系高分子膜を用いた
場合が最もその範囲が広いため好ましい。
むN、型ネマチック液晶が、角度φに対応する自然ねじ
れよりも不充分なねじれ方でねじれ配向されているため
、角度φが210〜300°の範囲においてもドメイン
発生が抑制又は防止され、しかも優れた表示品位が得ら
れる液晶層厚が確保されることとなる。
(ホ)実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
〔実施例1〕 第1回に本発明に係る液晶セルの模式的断面図を示す。
同図において、上側ガラス基板1の下面および下側ガラ
ス基板2の上面に酸化インジウムからなる透明電極3.
4をそれぞれパターン化して形成し、その表面にポリイ
ミドシラン系高分子被膜からなる配向膜5,6をそれぞ
れ形成し、さらに、その表面を布で一定方向にラビング
処理して液晶セルとした。なお、7は:夜晶層、8は上
側偏光板、9は下側偏光板である。
配向膜5,6は、N−メチルピロリドン中で1.3−ビ
ス(アミノプロピル)−テトラメチルジシロキサン0.
1モル、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル0.9
モル、3.3’、 4.4 ’−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸無水物1.0モルを縮合して得られるポリイ
ミドシラン系高分子の前駆体であるポリアミド酸の30
重量%N−メチルピロリドン溶液をスピンナーを用いて
塗布し、その後350℃で1時間加熱して閉環させたも
のである。
第2図は、上記した構成の液晶表示素子におけるラビン
グ角度と液晶分子のねじれ角度の関係を示す図である。
同図において、ψは上側ガラス基板1のラビング方向1
0と下側ガラス基板2のラビング方向11とのなす角度
を表し、またφは液晶分子のねじれ角度を表し、ψ−3
60°−φを満たすように調節されている。
かかる液晶表示素子において、種々の比較的小さい△n
(屈折率)を有するN、型ネマチック液晶について、φ
を210°〜300°に設定し、液晶層厚d/らせんピ
ンチp(光学活性物質としてCB−15を添加して調整
)の比を種々変化させた際のドメインの発生しないd/
pの領域を運べた。
その結果、下記組成: (n=6.m=5.6)(△n =0.15)B、シア
ノ−シクロヘキサン系(PCH)?ffl晶50重量% からなる2−(4−アルコキシフェニル)−5−アルキ
ルピリミジン系ネマチック液晶が、△nの値としては0
.15と小さく、しかも第4図や表1のごと<300°
までドメインの発生しないd/pの領域を存することが
判明した。
この表1から、φ≦300°の範囲で(φ/360゜−
1/4)< d/p<φ/360°を満たすようにd/
pを調節すれば、ドメインの発生がないことがTs認さ
れた。なお、この検討に併用した正の誘電率異方性を有
するシアノ−シクロヘキサン系(PCH)液晶(B)は
、それ自身のみではドメインの発生しないd/pの領域
を有しないことから、表1の結果、すなわちドメインの
発生がないのは、2− (4−アルコキシフェニル)−
5−アルキルピリジン系ネマチック液晶に基づく効果で
ある。
また、φは210°〜300°の範囲が良好なマルチプ
レックス駆動特性を得るために適していることも確認さ
れた。
また、上記知見は、一般式(I)で示される化合物全体
についても同様であることもf!認された。
なお、液晶(A)のうちn”5.6、m−4,5の際の
ねじれ角度ψとコントラスト比の関係を第3図に示した
〔実施例2〕 この場合の液晶セルの構造は、第1図に示したものと同
様のものを使用する。また、ラビング角度ψは90°で
あり、液晶分子のねじれ角度φは270°とした。液晶
層4の層厚dは6.5μmであり、配向膜5.6は前述
のポリイミドシラン系高分子膜を用いた。この検討に用
いたネマチック液晶の組成を表2に示す。
(以下余白) 表   2 さらに、このネマチック液晶には、液晶分子のねじれ角
度φが270°になるように光学活性物質としてCB−
15(右旋性)が1.46重量%添加されている。この
ときの液晶のらせんピッチpは10.0μmで、d/p
は約0.65となり、前述の条件(φ/360°−1/
4)< d/p< 360の範囲に入っている。
また、表2に示したネマチック液晶の屈折率異方性Δn
は0.13であるので、△n・dの値は0.85μmと
なる。なお、無電界時における表示面の着色の観点から
、Δn−dの値として0.5 μm≦Δn・d≦1.1
 μmの範囲に入るように調節することが望ましい。偏
光板の設定角度としては、第2図に示す上側偏光板8の
偏光軸方向12と上側ガラス基板1のラビング方向10
とのなす角度をβ、下側偏光板9の偏光軸方向13と下
側ガラス基板2のラビング方向11とのなす角度をTと
するとき、β=70’ 、  r =20°となるよう
に設定しておく。なお、マルチプレックス駆動特性およ
び無電界時における表示面の着色の観点から、ポジ型表
示の場合にはβ+γ=90°でかつ60°〈β<80°
、10°〈γ<30°の範囲に設定することが望ましく
、ネガ型表示の場合にはβ+γ=180°でかつ60°
くβ〈80°、too” <γ〈120°の範囲に設定
することが望ましい。
以上のようにして構成された液晶表示素子には、前述の
如き電圧印加時に発生しやすい液晶分子の配向乱れ、す
なわちドメインの発生がなく良好な表示であること、及
び信頼性の観点からも問題がないことを確認した。
次に、未実施例に基く液晶表示素子のマルチプレックス
駆動特性を従来のTN型液晶表示素子の特性と比較する
ために、以下に説明する量αを定義する。なお、第5図
は本実施例の場合を含む典型的な電圧−透過率特性を示
す。観測方向は液晶表示面の法線方向である。
ここで、透過率が90%になる電圧をv9゜2.透過率
が10%になる電圧をV、。7.とするとき、α−■1
゜%/V9゜鳴 と定義する。このα値は電圧−透過率特性の急峻性を表
し、α値の1に近づくほど、マルチプレックス駆動特性
が向上することになる。そこで、表2と同じ組成のネマ
チック液晶を用いた従来のTN型液晶表示素子のα値を
測定したところ、1.50であるのに対して、本発明の
液晶表示素子で  ゛は1.08であった。
このように、本発明による液晶表示素子では、マルチプ
レックス駆動特性が著しく改善されている。また、本発
明による液晶表示素子は従来の液晶表示素子に比べて広
い視角範囲で高いコントラスト比を示すことが確認され
た。
なお、表3に示すネマチック液晶を用いても、前記実施
例1あるいは前記実施例2と同様の効果が認められた。
(以下余白) 表   3 (へ)発明の効果 本発明により従来極めて難しいとされていたラビング処
理による超ねじれ(スーパー・ライステ・7ド)ネマチ
ック液晶表示素子が容易でかつ再現性良く実現すること
が可能となった。そして本発明のツィステッド・ネマチ
ック型液晶表示素子は、マルチプレックス駆動特性に優
れ、高デユーテイマルチプレックス駆動の液晶表示装置
として通用することができる。
また、本発明の液晶表示素子においては、ラビング法に
よる配向処理が通用できるので、量産化効率が著しく向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のツィステッド・ネマチック型液晶表示
素子の模式的断面図、第2図は本発明の液晶表示素子の
ラビング角度、液晶分子のねじれ角度、および偏向板の
設定角度を示す説明図、第3図はコントラスト比のねじ
れ角度φ依存性を示すグラフ図、第4図は、ドメインの
発生しないd/pの領域のネマチック液晶添加量依存性
を示すグラフ図、第5図はマルチプレックス駆動特性を
説明するための電圧−透過率特性を示すグラフ図、第6
図は従来のTN型液晶表示素子の模式的断面図、第7図
は従来のTN型液晶表示素子のラビング角度および偏光
板の設定角度を示す説明図である。 l・・・上側ガラス基板、2・・・下側ガラス基板、3
.4・・・透明電極、  5,6・・・配向膜、7・・
・液晶層、     8・・・上側偏光板9・・・下側
偏光板 代理人  弁理士  野河信太部、゛、; 俳、− 一い!′、。 窮1因 舅3図 90’          210’       3
QC”1/10’      270’       
360゜nじに111度156ノ 漬 今 図 3更&(A)の1条101[%り 第5図 V9o・7. VIoγ。 fl 力a?凪 (V〕 第60

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ラビング処理の施された配向膜が電極上に形成され
    た一対の基板を相対向するように配置し、この一対の基
    板間に光学活性物質が添加された正の誘電率異方性を有
    するネマチック液晶を介在せしめるとともに、該液晶分
    子の配列方位が両基板面で所定の角度φずれたねじれら
    せん構造を有する液晶セルからなり、 上記ネマチック液晶が、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1及びR_2は、それぞれ炭素数が1〜1
    2の直鎖状アルキル基を示す)で表わされるピリミジン
    系液晶を5重量%以上含む液晶からなり、該液晶のらせ
    んピッチpに対して液晶層厚dが、 (φ/360°−1/4)<d/p<φ/360°を満
    足する条件下で、上記角度φが210°≦φ≦300°
    に設定されてなることを特徴とするツイステッド・ネマ
    チック型液晶表示素子。
JP61312753A 1986-12-29 1986-12-29 ツイステツド・ネマチツク型液晶表示素子 Pending JPS63167331A (ja)

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