JPS6316726A - 無線通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人、産業上の利用分野 本発明は同時双方向の無線通信を行うための無線通信装
置に関する。

Ｂ１発明の概要 本発明は呼出し専用の制御チャンネルを有しない循環式
のマルチ・チャンネル・アクセスを採用した無線通信装
置において、待受状態にある親機のチャンネル更新時に
、すべての親機の各通信チャンネルに対する動作状態を
表す情報に基づき、各通信チャンネルの選択を行うこと
により、子機から親機側を呼出した場合に、複数の親機
が同時に応答することはなく、混信を防止することがで
きるようにしたものである。

Ｃ１従来の技術 従来より、複数の無線端末同士を複信方式、すなわち複
数の通信チャンネルを選択的に用いて同時双方向の通信
を行う方式により接続するたとえば自動車電話等の無線
通信システムが知られている。上記通信チャンネルは、
各々がベアリングされた一対の周波数から成ってお９、
同時に双方向の通信を行うことが可能となっている。上
記無線通信システムは、たとえば、複数の親、子の通信
機すなわち親機と子機から構成されている。そして、使
用頻度を考慮して、親機は共有され、子機の数より少な
く設けられるのが通常となっている。

このような無線通信システムの多くは、呼出し専用の制
御チャンネルを有しておシ、この制御チャンネルで呼出
しを行った後、空いている他のチャ／ネルに移って実際
の用件に関する通信（通話）を行ういわゆる制御チャン
ネル式のマルチ・チャンネル・アクセスを採用している
。ところが、この制御チャンネル式のマルチ・チャンネ
ル・アクセスは、相手との接続が短時間で行えるという
利点を有するものの、制御チャンネルの故障あるいは外
部からの故意の妨害等の場合に、システム全体が影響を
受けて通信不能となる虞れがある。これに対して、呼出
し専用の制御チャンネルを持たず、複数の通信チャンネ
ルを循環してサーチ動作を行うことにより、相手との接
続を図るいわゆる循環式のマルチ・チャンネル・アクセ
スが知られている。この循環式のマルチ・チャンネル・
アクセスは、相手との接続に若干時間がかかるものの、
制御チャンネル式の有する欠点がナク、また、すべての
通信チャンネルが通話に使用でき効率が良い七いう利点
を有しており、チャンネル数が少ない場合には有利であ
る。

Ｄ０発明が解決しようとする問題点 ところで、このような循環式のマルチ・チャンネル・ア
クセスを採用した無線通信システム（Ｃおいて、ある子
機から親機側（不特定）を呼出した場合、複数の親機が
同時に応答し混信の発生する虞れがあった。

そこで、本発明は上述した従来の問題点に鑑みて提案さ
れたものであり、子機から親機側を呼出した場合、複数
の親機が同時に応答することによる混信の虞れのない無
線通信装置を提供することを目的とする。

Ｅ０問題点を解決するための手段 本発明に係る無線通信装置は、上述した目的を達成する
ために、呼出し専用の制御チャンネルを持たず、複数の
通信チャンネルのうち一チャンネルを使用して子機と同
時双方向の無線通信を行う親機複数台と、これらの親機
のうち待受状態にある親機の各通信チャンネルをそれぞ
れ循環的に更新させると共に、このチャンネル更新時に
すべての親機の各通信チャンネルに対する動作状態を表
す情報に基づき、上記待受状態にある親機の各通信チャ
ンネルの選択を行う通信チャンネル選択手段とを備えて
成ることを特徴としている。

Ｆ６作用 本発明によれば、待受状態にある親機のチャンネル更新
時に、通話中のチャンネルおよび同時に同一のチャンネ
ルが選択されることはなく、子機から親機側を呼出した
場合でも、複数の親機が同時に応答することはない。

Ｇ、実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。

一実施例を示す第１図の無線通信システムは、前述した
循環式のマルチ・チャンネル・アクセスを採用しており
、たとえばコードレス・テレフォンを構成するものであ
る。Ｎ台設けられた子機１０１゜１０２．１０３．・・
・Ｎに対して、親機は、親機１゜２、・・・ｎとｎ台設
けられている。これらの親機１〜ｎは子機１０１〜Ｎに
共有されておシ、子機の数より少なく設けられている。

また、親機１〜ｎは、呼出し専用の制御チャンネルを持
たず、複数の通信チャンネルのうち一チャンネルを使用
して子機と同時双方向の通信を行うものである。上記通
信チャンネルは各々がベアリングされた一対の周波数か
ら成っている。また、上記通信チャンネルは、本実施例
においては、すべてのチャンネルが親機１〜ｎおよび子
機１０１〜Ｎについて共通となっている。

上記親機１〜ｎは通信チャンネル選択手段である制御装
置５１にそれぞれ接続されている。この制御装置５１は
、親機１〜ｎのうち待受状態すなわちある子機からの呼
出しに対して応答可能な待機状態にある親機の各通信チ
ャンネルをそれぞれ循環的に更新させると共に、このチ
ャンネル更新時にすべての親機１〜ｎの各通信チャンネ
ルに対する動作状態を表す情報、すなわち通信中（通話
中）であるか否かおよびサーチ動作中であるか否かの情
報に基づき、上記待受状態にある親機の各通信チャンネ
ルの選択を行うものである。具体的には、−親機に対し
て設定しようとするチャンネルが通話中あるいは他の親
機がサーチ中である場合には、そのチャンネルをスキッ
プさせて次のチャンネルに移らせ、通話中でも他の親機
によるサーチ中でもない場合には、そのチャンネルを選
択しサーチ動作を行わせるような制御が行われる。

更に、具体的に動作を説明する。いま、たとえば、子機
１０１と親機１が第３チヤンネルを用いて通話中であυ
、子機１０２から親機側へ呼出しを行う場合を考える。

子機１０２はたとえば電界強度を検出することによシ空
きチャンネルを捜し、たとえば第５チヤンネルを使用し
てシステムのＩＤ情報と子機１０２の番号情報から成る
ＩＤコードを送信する。現在通信中の親機１を除く親機
２〜ｎは待゛受状態にあり、通信チャンネルを更新しな
がらＩＤコードが受信されるのを待つ。このチャンネル
更新時に、親機２〜ｎは各々現在使用中の第３チヤンネ
ルをスキップすると共に、互いに同時に同一のチャンネ
ルでサーチ動作を行わないようにチャンネルの選択がな
される。そして、たとえば、親機ｎが第５チヤンネルで
サーチ動作（たとえば電界強度の検出）を行った結果、
子機１０２からのＩＤコードが受信され、システムのＩ
Ｄ情報の一致が検出されると、親機ｎは受信したＩＤコ
ードと同一のＩＤコードを子機１０２に返送し、通話が
行われる。

このように、親機２〜ｎのチャンネル更新時において、
通話中であるか否かおよびサーチ中であるか否かの情報
に基づき、各通信チャンネルの選択がなされるようにな
っているため、通話中のチャンネルが選択されることは
ないし、同時に同一のチャンネルが選択されることもな
い。従って、複数の親機が同時に応答することはなく、
混信の虞れはなくなる。

庄　発明の効果 上述した実施例の説明から明らかなように、本発明の無
線通信装置によれば、待受状態にある親機のチャンネル
更新時において、すべての親機の各通信チャンネルに対
する動作状態を表す情報に基づき、各通信チャンネルの
選択がなされるようになっているため、通話中のチャン
ネルが選択されることはないし、同時に同一のチャンネ
ルが選択されることもない。従って、子機から親機側を
呼出した場合に、複数の親機が同時に応答することはす
＜、混信を防止することができ、接続がすみやかに行わ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る無線通信装置の一実施例を示す構
成図である。 １．２．・・・ｎ・・・親機 ５１・・・制御装置 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 呼出し専用の制御チャンネルを持たず、複数の通信チャ
   ンネルのうち一チャンネルを使用して子機と同時双方向
   の無線通信を行う親機複数台と、これらの親機のうち待
   受状態にある親機の各通信チャンネルをそれぞれ循環的
   に更新させると共に、このチャンネル更新時にすべての
   親機の各通信チャンネルに対する動作状態を表す情報に
   基づき、上記待受状態にある親機の各通信チャンネルの
   選択を行う通信チャンネル選択手段とを備えて成る無線
   通信装置。