JPS6316721Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316721Y2 JPS6316721Y2 JP13551885U JP13551885U JPS6316721Y2 JP S6316721 Y2 JPS6316721 Y2 JP S6316721Y2 JP 13551885 U JP13551885 U JP 13551885U JP 13551885 U JP13551885 U JP 13551885U JP S6316721 Y2 JPS6316721 Y2 JP S6316721Y2
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- JP
- Japan
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- sound
- absorbing
- heat
- insulating
- wall
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は取付け施工性の良好な吸音断熱壁の構
造に関する。
造に関する。
[従来の技術]
グラスウール、ロツクウール等の無機繊維をバ
インダー樹脂を介して集積した断熱吸音マツトを
壁面に取付施工する場合、従来においては第6図
に示すようにこの種マツト10の両端を金属製の
枠材11で押えてこの枠材11をアンカーボルト
12等により壁面に固定する構造、あるいは第7
図に示す如く枠材を使用せずマツト10の面にピ
ン金具13を通してこのピン金具13を壁面に固
定する構造が一般的であつた。
インダー樹脂を介して集積した断熱吸音マツトを
壁面に取付施工する場合、従来においては第6図
に示すようにこの種マツト10の両端を金属製の
枠材11で押えてこの枠材11をアンカーボルト
12等により壁面に固定する構造、あるいは第7
図に示す如く枠材を使用せずマツト10の面にピ
ン金具13を通してこのピン金具13を壁面に固
定する構造が一般的であつた。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら前者の構造では隣接するマツト間
に枠材が存在するためこの部分で吸音効果が大き
く減殺されるとともに施工に手間がかかるという
問題点があつた。
に枠材が存在するためこの部分で吸音効果が大き
く減殺されるとともに施工に手間がかかるという
問題点があつた。
また後者の構造ではピン金具の頭部が目立つて
美観を損ない、且つ個々のマツトの多数箇所をピ
ン留めする必要があるためやはり施工に手間がか
かるという問題があつた。
美観を損ない、且つ個々のマツトの多数箇所をピ
ン留めする必要があるためやはり施工に手間がか
かるという問題があつた。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、上記問題点を解決するために吸音断
熱材の主壁および該主壁の側縁にひき続き設けら
れた立上り側壁および該立上り側壁にひき続き設
けられた取付フランジ部を有する無機繊維製吸音
断熱材を、該主壁の背後の凹陥部が壁面に対向す
るように連装してとりつけて吸音断熱壁を構成し
ている。
熱材の主壁および該主壁の側縁にひき続き設けら
れた立上り側壁および該立上り側壁にひき続き設
けられた取付フランジ部を有する無機繊維製吸音
断熱材を、該主壁の背後の凹陥部が壁面に対向す
るように連装してとりつけて吸音断熱壁を構成し
ている。
該吸音断熱材の少なくとも取付フランジ部は1
立方メートル当り60ないし200Kg(好ましくは90
〜130Kg)の密度であることが好まれ、こののよ
うな無機繊維製吸音断熱材はグラスウール、ロツ
クウール等の無機繊維をフエノール樹脂等のバイ
ンダー材を介して集積し、この集積体を加熱しつ
つ所定形状のプレス型を用いて圧縮成形すること
によつて得られ剛性を有する。
立方メートル当り60ないし200Kg(好ましくは90
〜130Kg)の密度であることが好まれ、こののよ
うな無機繊維製吸音断熱材はグラスウール、ロツ
クウール等の無機繊維をフエノール樹脂等のバイ
ンダー材を介して集積し、この集積体を加熱しつ
つ所定形状のプレス型を用いて圧縮成形すること
によつて得られ剛性を有する。
[実施例]
第3図は本考案に用いる吸音断熱材の斜視図で
あり、大別すると本体2とこの本体2の両側縁に
段差3をおいて一体形成された一対の取付フラン
ジ部4・4からなる。
あり、大別すると本体2とこの本体2の両側縁に
段差3をおいて一体形成された一対の取付フラン
ジ部4・4からなる。
そして本体2は、その肉厚を取付フランジ部4
とほぼ同等肉厚としてフランジ部4に続く立上り
側壁2A・2A及び主壁2Bを折り曲げ成形して
背後にチヤンネル状の凹陥部5が設けられてい
る。
とほぼ同等肉厚としてフランジ部4に続く立上り
側壁2A・2A及び主壁2Bを折り曲げ成形して
背後にチヤンネル状の凹陥部5が設けられてい
る。
そして全体はグラスウール、ロツクウール等の
無機繊維をフエノール樹脂等のバインダー材を介
して集積し、この集積体を加熱しつつ所定形状の
プレス型を用いて1立方メートル当り60ないし
200Kg(好ましくは90〜130Kg)の高密度に圧縮成
形して剛性をもたせてある。
無機繊維をフエノール樹脂等のバインダー材を介
して集積し、この集積体を加熱しつつ所定形状の
プレス型を用いて1立方メートル当り60ないし
200Kg(好ましくは90〜130Kg)の高密度に圧縮成
形して剛性をもたせてある。
上記の吸音断熱材1を用いて吸音断熱壁を施工
するに当つて、第1図に示すのように凹陥部5に
例えば密度16ないし48Kg/m程度の低密度無機繊
維マツト6を納め、隣接するフランジ部4・4を
重ねてビス等の固定具7で壁面8に固定する。な
お充填マツト6は、外被となる型材1の凹陥部5
の深さよりも厚いものを使用し壁面への取付時に
外被型材1で押し付けるようにして固定してもよ
いし、あるいは第4図に示す如く凹陥部5にグラ
スウールマツト等の無機繊維マツト6を接着剤9
で接着して予めユニツト化した吸音断熱材を作成
しておき、これを施工するようにしてもよい。
するに当つて、第1図に示すのように凹陥部5に
例えば密度16ないし48Kg/m程度の低密度無機繊
維マツト6を納め、隣接するフランジ部4・4を
重ねてビス等の固定具7で壁面8に固定する。な
お充填マツト6は、外被となる型材1の凹陥部5
の深さよりも厚いものを使用し壁面への取付時に
外被型材1で押し付けるようにして固定してもよ
いし、あるいは第4図に示す如く凹陥部5にグラ
スウールマツト等の無機繊維マツト6を接着剤9
で接着して予めユニツト化した吸音断熱材を作成
しておき、これを施工するようにしてもよい。
またあまり高度の吸音断熱性能を必要としない
ときは第2図に示すように凹陥部5を空間のまま
残した状態で上記型材1を連装して吸音断熱壁面
を構成することもできる。
ときは第2図に示すように凹陥部5を空間のまま
残した状態で上記型材1を連装して吸音断熱壁面
を構成することもできる。
第5図に本考案の吸音断熱壁に使用することの
できる吸音断熱材の他の形状例を示す。
できる吸音断熱材の他の形状例を示す。
本例は無機繊維集積体を高密度圧縮成形した点
は前述実施例と同じであるが、本体2の凹陥部5
四周を側壁で囲み、その四周側壁にそれぞれ取付
フランジ部4を設けた形状としたものである。
は前述実施例と同じであるが、本体2の凹陥部5
四周を側壁で囲み、その四周側壁にそれぞれ取付
フランジ部4を設けた形状としたものである。
なお本考案に用いる吸音断熱材において、取付
フランジ部4の上面と本体2表面との間の段差3
は吸音断熱材の本体2の総高さの2分の1以上と
るのが望ましい。
フランジ部4の上面と本体2表面との間の段差3
は吸音断熱材の本体2の総高さの2分の1以上と
るのが望ましい。
[考案の効果]
以上実施例で説明したように、本考案は無機繊
維の集積体からなる本体の側縁に該本体よりも低
段で且つ十分な剛性を有する取付フランジ部を一
体形成してなる吸音断熱材の剛性のあるフランジ
部で壁面に固定するようにしているので、フラン
ジ部を利用した隣接材同士の重ね打ち留めにより
固定を非常に能率的に行なえると同時に継目間に
も吸音断熱材が隙間なく充填された状態となるの
で優れた吸音断熱効果が得られる。
維の集積体からなる本体の側縁に該本体よりも低
段で且つ十分な剛性を有する取付フランジ部を一
体形成してなる吸音断熱材の剛性のあるフランジ
部で壁面に固定するようにしているので、フラン
ジ部を利用した隣接材同士の重ね打ち留めにより
固定を非常に能率的に行なえると同時に継目間に
も吸音断熱材が隙間なく充填された状態となるの
で優れた吸音断熱効果が得られる。
さらに、フランジ部は本体に対し低段となつて
いるので固定用ネジ類が突出本体部分に隠れ外観
上目立たないという利点がある。
いるので固定用ネジ類が突出本体部分に隠れ外観
上目立たないという利点がある。
第1図および第2図は本考案の実施例に示す吸
音断熱壁の構造を示す断面図であり、第3図ない
し第5図は本考案の断熱吸音壁の施工に用いるこ
とのできる吸音断熱材の具体例を示す斜視図およ
び横断面図であり、第6図および第7図は従来の
吸音断熱壁の構造を示す断面図である。 1……吸音断熱型材、2……本体、3……段
差、4……取付フランジ部、5……凹陥部、6…
…無機繊維マツト、7……固定具、8……壁面、
9……接着剤。
音断熱壁の構造を示す断面図であり、第3図ない
し第5図は本考案の断熱吸音壁の施工に用いるこ
とのできる吸音断熱材の具体例を示す斜視図およ
び横断面図であり、第6図および第7図は従来の
吸音断熱壁の構造を示す断面図である。 1……吸音断熱型材、2……本体、3……段
差、4……取付フランジ部、5……凹陥部、6…
…無機繊維マツト、7……固定具、8……壁面、
9……接着剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸音断熱材の主壁2Bおよび該主壁2Bの側
縁にひき続き設けられた立上り側壁2A,2A
および該立上り側壁2A,2Aにひき続き設け
られた取付フランジ部4,4を有する無機繊維
製吸音断熱材1を、該主壁2Bの背後の凹陥部
5が壁面に対向するように連装してとりつけた
吸音断熱壁。 (2) 該吸音断熱材1の少なくとも取付フランジ部
4の密度が60〜200Kg/mである実用新案登録
請求の範囲第1項記載の吸音断熱壁。 (3) 該凹陥部5に16〜48Kg/mの無機繊維マツト
6を設めた実用新案登録請求の範囲第1項また
は第2項記載の吸音断熱壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13551885U JPS6316721Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13551885U JPS6316721Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115312U JPS61115312U (ja) | 1986-07-21 |
JPS6316721Y2 true JPS6316721Y2 (ja) | 1988-05-12 |
Family
ID=30694002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13551885U Expired JPS6316721Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316721Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015146696A1 (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-01 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 断熱パネル及び断熱パネルの取り付け方法 |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP13551885U patent/JPS6316721Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015146696A1 (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-01 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 断熱パネル及び断熱パネルの取り付け方法 |
JP2015190128A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 旭ファイバーグラス株式会社 | 断熱パネル及び断熱パネルの取り付け方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61115312U (ja) | 1986-07-21 |
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