JPS63167126A - ころがり軸受の潤滑装置 - Google Patents

ころがり軸受の潤滑装置

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Publication number
JPS63167126A
JPS63167126A JP31297286A JP31297286A JPS63167126A JP S63167126 A JPS63167126 A JP S63167126A JP 31297286 A JP31297286 A JP 31297286A JP 31297286 A JP31297286 A JP 31297286A JP S63167126 A JPS63167126 A JP S63167126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling bearing
oil
lubricating oil
shaft
rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP31297286A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Arakawa
荒川 誠次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31297286A priority Critical patent/JPS63167126A/ja
Publication of JPS63167126A publication Critical patent/JPS63167126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はころがり軸受の潤滑装置に係り、特にスクリュ
ー圧縮機などの軸受を潤滑するために利用されるジェッ
ト給油法を改良した潤滑装置に関する。
〔従来の技術〕
ころがり軸受においては、外輪および内輪に案内された
円筒形または球形の転動体が、上記内・外輪の内側に形
成された転走面を高速度で滑動する。このため、転動体
と転走面とは焼付きが発生し易いため、両者間には十分
な量の給油が必要である。給油が十分であれば、両者の
表面上には常に油膜が形成され、かつ冷却も十分に行な
われるので焼付きは防止できる。従来、このような十分
の量の給油を行なうために、ころがり軸受けの側面近傍
に配置されたオイルリングに給油ノズルを設け、この給
油ノズルから潤滑油をころがり軸受側面に向けて加圧噴
射する潤滑装置が知られている。噴射される潤滑油あ量
は焼付きを防止するため下限値については設定されてい
るが、上限値については特に設定されておらず、なるべ
く多量に給油した方がよいと考えられていた。また、噴
射される潤滑油の大部分はころがり軸受の給油側から排
油側に通過するものと考えられ、多量に給油される潤滑
油を外部へ円滑に排出するために排油側には大きな排油
通路を設けることが一般的であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような潤滑装置では、給油側に噴
射される潤滑油は、その大部分がころがり軸受を通過し
て排油側に流れるのではなく、ころがり軸受を通過する
量は一定であることが実験により確認された。このため
、過剰の潤滑油が噴射されると、ころがり軸受の給油側
とオイルリングの間には潤滑油が滞留し、この滞留した
潤滑油を転動体および保持器が撹拌するので、摩擦トル
クが増大して軸受損失が大きくなる。また、摩擦トルク
が増大すると、軸受の温度が上昇するため。
潤滑油の粘度低下あるいは軸受鋼の硬度低下が生じて、
転走面の摩耗および損傷の原因となっていた。
ところで、給油側に滞留する潤滑油を直ちに外部へ排出
するために、給油側のシャフトの長さを大きくし、潤滑
油を滞留しにくくすることが考えられる。しかし、スク
リュー圧縮機のシャフトのように、高速度で回転するも
のをあまり長くすることは、それだけシャフトの捩れが
大きくなり、設計上好ましくない。
また、潤滑油の噴射量を少なくし、給油側に過剰の潤滑
油を滞留させないようにすることも考えられる。ところ
が、このようにすると給油ノズルの内径を小さくしなけ
ればならず、内径の小さな給油ノズルにはゴミ等に詰ま
り易くなり、潤滑油の不足が発生して却って焼付きの原
因となる。
本発明の目的は、ころがり軸受に供給される潤滑油が常
時最適な量となるように給油側の油量を制御できるころ
がり軸受の潤滑装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のころがり軸受の潤
滑装置は、シャフトと、該シャフトを軸支するころがり
軸受と、前記シャフトの一端に固着され前記ころがり軸
受との対向面にポンプ手段が形成された回転体と、前記
ころがり軸受と前記回転体の間に配置されころがり軸受
の側面に潤滑油を噴射するノズルが形成されたオイルリ
ングとを具備したものである。
〔作用〕
上記構成によれば、オイルリングに形成されたノズルよ
り噴射された潤滑油は、その一部がころがり軸受内部の
転動体および転走面に送り込まれ。
十分な潤滑を行なうとともに、その残りは給油側に滞留
する。そして、回転体の端面に形成されたポンプ手段が
シャフトとともに回転し、給油側に滞留する潤滑油を吸
引し、潤滑油を遠心力で外部へ飛散する。このようにし
て、給油側に過剰の潤滑油が滞留することを防いでいる
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明が適用されたスクリュー圧縮機の軸受部
を示す断面図、第2図は第1図における■−■線に沿っ
た矢視図である。図において、1はスクリュー圧縮機本
体のケースである。シャフト2はケース1の内部に配置
され、図には示されていないが、中央部(第1図に示す
箇所よりも右方の部分)にねじが形成されている。また
、シャフト2は両端がころがり軸受3を介してケース1
に固定され、軸回りに回転可能となっている(第1図で
は片側のころがり軸受を示す)。ころがり軸受3は、外
輪3Aがケース1に穿設された六IAに嵌合され、内軸
3Bがシャフト2に嵌合されている。外輪3Aと内輪3
Bとの間には円筒形の転動体3Cが円周方向に沿って多
数配設され、転動体3Cは両側に設けられた一対の保持
器3Dにより転走面から外れることが阻止されている。
ころがり軸受3の外側にはオイルリング4が固定され、
このオイルリング4には外部より潤滑油が供給される注
油口4Aとその潤滑油をころがり軸受3の端面に射出す
る給油ノズル4Bとが設けられている。シャフト2の一
端はケース1より外部に突出し、この突出部分にピニオ
ン6が固着されている。ピニオン6の外周円筒面には動
力伝達用の歯が形成されており、ピニオン6は図示して
いない動力源により回転されるようになっている。また
、ピニオン6の端面のうちころがり軸受3に対向した方
の面にはポンプ手段としての溝6Aが半径方向に複数本
形成されている。
次に上記実施例の作用について説明する。
駆動源の回転力はピニオン6を介してシャフト2に伝達
され、シャフト2はその軸回りに高速回転し、シャフト
2に形成されたねじがスクリュー圧縮機として作動する
。そして、シャフト2の回転とともに、ころがり軸受3
の内輪3Bおよび保持器3Dが回転し、転動体3Cは自
転しながらシャフト2の軸回りに公転する。このように
回転しているころがり軸受3の側面にオイルリング4の
給油ノズル4Bから油量Qの潤滑油を噴射すると。
油量q8の潤滑油がころがり軸受3を通過し、油量q2
は給油側に滞留する。ところが、ピニオン6の端面に形
成された溝6Aのポンプ作用によって給油側に滞留した
潤滑油を吸引され、遠心力によって外部へ飛散される。
なお、油量Qは油量q、と油量q2を加えた量に等しい
、゛本実施例によれば、ころがり軸受3の給油側に滞留
する過剰の潤滑油を直ちに外部へ排除できるので、軸受
損失が低減でき、また潤滑油の粘度低下および軸受鋼の
硬度低下を阻止できるので、ころがり軸受の転走面の摩
耗および損傷が防止できる。
なお、本実施例では、溝6Aは半径方向に真直ぐに延び
る形状としたが、これに限定されることなく、第3図の
ように曲線状の溝6Bを複数個有する渦巻き形状として
もよく、また、第4図のように曲線状の長い溝6Cを有
する渦巻き形状としてもよい。このように溝を渦巻き形
状とした場合、ピニオン6の回転は矢印A方向としなけ
ればならない。
また、第5図はピニオン6に溝を形成する代わりにカラ
ー7をシャフト2に嵌合し、カラー7に半径方向に真直
ぐに延びる羽根7Aを配設したものであり、他の構成は
上記の実施例と同等である。
なお、この場合も羽根7Aを渦巻き形状にしても勿論同
じ効果が得られる。
このようなカラー7でポンプ手段を構成すれば、既に使
用されているスクリュー圧縮機に本発明に係る潤滑装置
を容易に取付けることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように2本発明によれば、十分の量の潤滑
油をころがり軸受に供給するとともに。
過剰な潤滑油による弊害を防止できるので、ころがり軸
受の寿命を大幅に延長させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された軸受部を示す断面図、第2
図は第1図における■−■線に沿った矢視図、第3図お
よび第4図は第2図における溝形状の変形を示す矢視図
、第5図は他の実施例を示す断面図である。 1・・・ケース、2・・・シャフト、3・・・ころがり
軸受、4・・・オイルリング、4B・・・給油ノズル、
6・・・ピニオン、6A・・・溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シャフトと、該シャフトを軸支するころがり軸受と、前
    記シャフトの一端に固着され前記ころがり軸受との対向
    面にポンプ手段が形成された回転体と、前記ころがり軸
    受と前記回転体の間に配置されころがり軸受の側面に潤
    滑油を噴射するノズルが形成されたオイルリングと、を
    具備するころがり軸受の潤滑装置。
JP31297286A 1986-12-26 1986-12-26 ころがり軸受の潤滑装置 Pending JPS63167126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31297286A JPS63167126A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ころがり軸受の潤滑装置

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JP31297286A JPS63167126A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ころがり軸受の潤滑装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63167126A true JPS63167126A (ja) 1988-07-11

Family

ID=18035697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31297286A Pending JPS63167126A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ころがり軸受の潤滑装置

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JP (1) JPS63167126A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770482A3 (de) * 1995-10-24 1997-05-21 KOENIG & BAUER-ALBERT AKTIENGESELLSCHAFT Lagerung eines Reibzylinders einer Rotationsdruckmaschine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770482A3 (de) * 1995-10-24 1997-05-21 KOENIG & BAUER-ALBERT AKTIENGESELLSCHAFT Lagerung eines Reibzylinders einer Rotationsdruckmaschine

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