JPS63166854A - アミノウレタン、その製造方法およびその用途 - Google Patents

アミノウレタン、その製造方法およびその用途

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JPS63166854A
JPS63166854A JP62324186A JP32418687A JPS63166854A JP S63166854 A JPS63166854 A JP S63166854A JP 62324186 A JP62324186 A JP 62324186A JP 32418687 A JP32418687 A JP 32418687A JP S63166854 A JPS63166854 A JP S63166854A
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ミヒヤエル・ヘーネル
ペーテル・ツイーグレル
ゲルト・ウアルツ
リユーデイゲル・レンツ
ハルトムート・フエッデ
ゲルハルト・ブリントエプケ
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/44Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes for electrophoretic applications
    • C09D5/4419Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes for electrophoretic applications with polymers obtained otherwise than by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C09D5/4465Polyurethanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G71/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a ureide or urethane link, otherwise, than from isocyanate radicals in the main chain of the macromolecule
    • C08G71/04Polyurethanes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、変性された2−オキソ−1,3−ジオキソラ
ン類と、複数のアミノ基を含有し、その少なくとも一つ
の第一アミノ基および追加的にNを基礎とする別の基を
持つ1.3−二置換プロパン−2の誘導体を基礎とする
新規のポリアミンとの反応生成物を基礎とし、特に陰極
電着塗装の際に水性相から析出し得る硬化性で水分散性
の結合剤、並びにその製造方法およびそれを電気泳動的
に析出し得る、固体基体表面、殊に金属成形体、特に鋼
鉄薄板および燐酸亜鉛処理した鋼鉄への被覆剤および塗
料に用いる方法に関する。
ドイツ特許第2.252.536号明細書には、陰極電
着塗装用の自己架橋性結合剤が記載されている。この結
合剤は、エポキシ基含有有機化合物と第二アミンとから
製造されるエポキシ−アミン−付加生成物と部分的にブ
ロックされたポリイソシアネートとの反応によって得ら
れるポリウレタン樹脂より成る。ブロック剤としては第
一脂肪族アルコール類を用いるのが有利である。
しかしこの結合剤は一般に比較的に高い焼付温度、例え
ば180°Cで硬化させなければならない。
更に焼付後に塗膜中に常に分子当たり少なくとも一つの
第三アミノ基が存在しており、この基が塗膜の性質に悪
い影響を及ぼす。それ故にこの種の生成物はあらゆる所
望の塗料調製物において用いることができない。
陰極電着塗料はドイツ特許出願公開第3,311゜51
7号明細書および同第3.311.518号明細書にも
開示されている。これらの電着塗料の場合には、少なく
とも二つの第一アミンを持つポリアミンをエポキシ樹脂
と反応させてエポキシ−アミン付加生成物とし、この生
成物をアルキレンカルボナートとβ−ヒドロキシウレタ
ンを形成する為に反応させている。得られるβ−ヒドロ
キシウレタンは上述の結合剤よりも一般に確かに低い硬
化温度しか必要としないが、第一アミノ基の導入が煩雑
であり且つ追加的な方法段階を必要とする。
ヨーロッパ特許第119.769号明細書には、第三ア
ミノ基を樹脂の基本骨格中に導入する種々の可能な方法
が記載されている0色々な方法によるエポキシ化合物と
アミン成分との反応の他にα、β−不飽和カルボキシル
基を含有する樹脂またはカルボキシル基含有樹脂とアミ
の成分との反応も記載されている。得られたこの化合物
を次いでアルキレンカルボナートと反応させてβ−ヒド
ロキシウレタン基含有結合剤が得られる。硬化する際に
、生理学的に問題のないジオールを放出しながらウレタ
ン−または尿素結合を生じる。エポキシ化合物とケトイ
ミン類との反応の欠点は、時期尚早の加水分解を回避す
る為に、反応の際に水子存在条件を維持することである
本発明者は驚(べきことに、変性し環状カルボナートと
の反応によって複数のアミノ基を含有する1、3−二置
換プロバノール−2の誘導体を基礎とする出発化合物に
て、予期されていなかった有利な性質を持つ、アミノウ
レタンの種類の硬化性で特に水分散性の電着塗装用結合
剤が得られることを見出した。
それ故に本発明は、 (^)一般式(I)および/または(II)H2N−R
+NH−CHz−CH−CHt−NH−R+−F−NF
h  (T )H D−CHx−CI(−CHt−NH−R−NHg   
    (II )H 〔式中、R=−1−(CR’R” )a −Z’−(C
R3R’ )a −Z”−(CR’R’ ) t+−1
!−であり、但しZlおよびZtは0、S 、 NH1
炭素原子数8までのN−アルキル基、N−フェニル基、
各アルキル基中炭素原子数1〜4のN−モノ、−ジまた
はトリアルキルフェニル基、場合によっでは置換されて
いる二価のフェニレン基および/または化学結合であり
、 R1へR6はH,CH3、CJs、フェニル基またはア
ルキル基当たり1〜4個の炭素原子を持つモノ−、ジー
またはトリアルキルフェニル基であり、n、ta、lは
0〜12であり、その際n + m +1の合計が2以
上、殊に4以上であり、kが1〜6、殊に1〜3であり
、 pが1〜5、殊に1〜2であり、 Dは(I0)、 A−N−(但し、Aは炭素原子数2〜
5■ の脂肪族基であり、jは1〜5、殊に1〜3でありそし
てはBはH1炭素原子数1〜4のアルキル基または(8
0)J A−である。)、G−N−(但し、G炭素原子
数1〜18.1〜6の直鎖状または分枝状アルキル基、
炭素原子数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい
炭素原子数5〜9のシクロアルキル基でありそしてEは
■またはGである。)またはL(但し、Lは炭素原子数
2〜8、殊に2〜6の直鎖状または分岐状アルコキシ基
または炭素原子数5〜15、殊に10〜15のアシルオ
キシ基である。)である。〕 で表されるポリアミン、 (B)場合によっては他のポリアミン、(C)1分子当
たり平均して少なくとも一つの末端2−オキソ−1,3
−ジオキソラン基を持つ化合物並びに (D)連鎖停止剤としても単官能反応性化合物から誘導
される構造で実質的に構成されているアミノウレタンに
関する。
従来技術に比較して、塗料における結合剤として有利に
使用できる本発明のアミノウレタンは、イソシアネート
を用いずに原則として異なる構造で得られる。これは、
第一アミノ基および他のN−塩基性基を含有する出発化
合物をそれの第一アミノ基を介して変性環状カルボナー
トと反応させ、その結果生じる反応生成物中に常に塩基
性アミノ基が含まれていることによって達成される。こ
の塩基性基は塩を形成して、生成物を分散させるのに役
立つ、水に分散しそして電着塗装できる本発明のアミノ
ウレタンの硬化は、例えばウレタン結合または尿素結合
を形成することによって実現する。本発明のアミノウレ
タンはブロックされたイソシアネート基の組み入れによ
って自己硬化性であってもまたは添加される公知の硬化
剤の添加によって、結合剤中に存在する官能基、例えば
第一または第ニアミノ基または水酸基を介して硬化し得
る。
複数のアミノ基を含有し、その少なくとも一つの第一ア
ミノ基および追加的にNを基礎とする別の基を持つ1.
3−二置換プロパン−2の誘導体を基礎とする本発明に
従って用いられる新規のポリアミン並びにその製造方法
は本願と同日出願のドイツ特許出願第P 3.644,
371.9号の対象である。
上記式(I)および(TI)の特に有利なポリアミンは
式Rの基において、2′およびz2が0、NH,N−(
C,〜C&)アルキル基または化学結合を意味し、Rl
、R&はH,co、またはC2H,であり、n%ta、
lは0〜6であり、Kは1〜3でありそしてpが1また
は2であるものである。
特に、RはNH−基によって中断されていてもよい炭素
原子数1〜18の二価の好ましくは非芳香族炭化水素残
基、殊に炭素原子数2〜lO1特に5〜6の分枝状また
は非分枝状アルキレン基、または炭素原子数5〜12、
殊に6〜10のシクロアルキレン基または炭素原子数7
〜12、殊に8〜10の芳香族アルキレン基である。
場合によって用いる成分(B)として適するポリアミン
類は、好ましくは二つの第一アミノ基を持ち且つ場合に
よっては更に他の塩基性基、例えば第三アミノ基または
追加的にアミド基も含有していてもよいポリアミンであ
る。この種のポリアミン(B)は式(III) 〔式中、R7は二価の炭化水素基、殊に場合によっては
不活性であるかまたは妨害しない基を有している炭素原
子数2〜18の直鎖状または分枝状アルキレン基であり
、 R1およびR9は互いに同じであるかまたは異なってお
り、水素原子、炭素原子数1〜8のアルキル基または、
アルキル基中の炭素原子数1〜8のヒドロキシアルキル
基であり、その際RIとR9とは一つの環状化合物を形
成してもよく、 Fは化学結合または−(R’−NH)、−R’−NH−
であり、その際rは0または1〜6の整数でありそして
R7は上記の意味を有する。〕 で表される化合物がある。
代表例として具体的には以下の化合物が挙げられる:エ
チレンジアミン、プロピレンジアミン、2−メチルペン
タメチレンジアミン、ドリアセトンジアミン、ジオキサ
デカンジアミン、ジオキサドデカンジアミンおよび更に
高級な間膜体、脂環式ジアミン、例えば1.4−シクロ
ヘキサンジアミン;4.4°−メチレン−ビス−シクロ
へキシルアミン、4,4゛−イソーブロビレンービスー
シクロヘキルアミン、イソホロンジアミン、m−キシリ
レンジアミン、N−メチルエチレンジアミン、ヒドロキ
シエチルアミノエチルアミン、−プロピルアミン、N−
アミノエチルピペラジン、N、N−ジエチルエチレンジ
アミン、−プロピレンジアミン、N、N−ジヒドロキシ
エチルエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ジプ
ロピレントリアミン、ビスへキサメチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、
ペンタエチレンへキサミン、ヘプタエチレンオクタミン
およびこれらの類僚物。
成分(C)としては、一分子当たりに平均して少なくと
も一つ、殊に二つまたは三つの2−オキソ−1,3−ジ
オキソラン基を含有しそして、成分(A)および場合に
よっては(B)との反応を妨害する他の官能基を持たな
い限り、任意の化合物が適する。分子量M、%(ゲルク
ロマトグラフィーにてポリスチレン(PS)−標準にて
測定した数平均分子量)は一般に100〜10,000
、殊に150〜3500の間にあるべきでありそして2
−オキソ−1゜3−ジオキソラン当量は100〜125
0の間にあるべきである。2−オキソ−1,3−ジオキ
ソラン基は末端にあるのが好ましいが、若干の場合には
か−る基が分子鎖上にランダムに分布しておりそしてこ
の2−オキソ−1,3−ジオキソラン基を含有するオレ
フィン系不飽和化合物の使用下に共重合反応によって製
造できる成分(C)としての化合物も用いることができ
る。この種の製造方法は例えばドイツ特許出願第P 3
,644,373.5号明細書に開示されている。
成分(C)は一般式(IV) 〔式中RI0は場合によっては(NR”)−基を含有し
ていてもよいポリエーテル、ポリエーテルポリオール、
ポリエステル、ポリエステルポリオールの2−価の残基
(その際R2は水素原子、炭素原子数1〜8のアルキル
基または炭素原子数1〜8のヒドロキシアルキル基であ
る。)であるかまたは 2−価の炭化水素基、殊に場合によっては不活性のまた
は妨害しない基を有している炭素原子数2〜18のアル
キレン基、または 2−価のポリ(第二)アミン基または エポキシ−カルボナート化合物とポリアミン類、ポリオ
ール類、ポリカプロラクトンポリオール類、OH−基含
有ポリエステル、ポリエーテル類、ポリグリコール、平
均分子量800〜10.000のヒドロキシ−、カルボ
キシ−およびアミノ官能性重合体油類との反応生成物、
ポリカルボン酸、ヒドロキシ官能性またはアミノ官能性
ポリテトラヒドロフランおよびポリアミン類と全体式C
I!−1482□4.0.のα、α−ジアルキルアルカ
ンモノカルボン酸のグリシジルエステルまたはバーサチ
ック酸グリシジルエステルとの反応生成物との反応生成
物の2−価の残基であり、 Zは1〜5である。〕 で表される。
この種の成分(C)は例えばドイツ特許出願筒P 3,
624,454.6号明細書および同第P 3,644
,370.0号明細書に記載されている(ここに引用す
る。)。
後記の化合物(V)および(Vl)と同様に式(IV)
の化合物は適当なエポキシ基含有化合物にCOtを付加
させることによって製造できる。
この種の方法は例えばPCT出JI84103.701
号並びにドイツ特許出願筒P 3,529,263.6
号明細書および同第P 3.600,602.5号明細
書に記載されている。特に有利な実施形態を含めたこれ
ら文献に開示された方法をここに引用する。適する出発
エポキシ℃は例えばI/4agner/5arx S”
塗料用合成樹脂(Lackkunstharze)” 
、Carl )lansa出版者(I971)、第17
4頁以降並びにヨーロッパ特許出願公開箱60.506
号明細書に記載されている(これらもここに引用する。
)。
環状カルボナート(■)および混合したエポキシ−カル
ボナート化合物(V)を製造する為の特に有利な出発物
質にはポリフェノール類、例えばビスフェノールへのポ
リグリシジルエーテルがある。か〜るグリシジルエーテ
ルは例えばフェノールとエピクロルヒドリンとを反応さ
せることによって得られる。ポリフェノール類には例え
ばビス−(4−ヒドロキシフェニル)−2,2−プロパ
ン、ビス(4−ヒトワキシフェニル)−メタン、4.4
’−ジヒドロキシベンゾフェノン、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−1,1’−エーテル、ビス(4−ヒドロ
キシナフチル)−1,1’−イソブタン、ビス((2−
ヒドロキシナフチル)−メタン、1.5−ジビドロキシ
ナフタリンがある。ポリフェノールのポリグリシジルエ
ーテル中のエポキシ基の所に追加的に遊離の水酸基を含
有しているのが有利である。
若干の場合には、成分(C)として可撓性化された化合
物を用いるのが有利であり得る。この場合には成分(C
)を製造する為に例えば混合されたエポキシ−カルボナ
ート例えば一般式(V)(式中、Roは式(IV)にお
けるRIOの意味に相当する。)から出発する。この混
合されたエポキシ−カルボナートを、分子に可撓性作用
をもたらす化合物と反応させる。か−る化合物には例え
ば成分(B)として挙げたポリアミン類、脂肪族または
芳香族ポリオール、例えばジオール、トリオールまたは
テトラオール、例えばエチレン−またはプロピレングリ
コール、ポリアルキレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、グリセリン、トエイメチロールプロパン、ペン
タエリスリット並びにポリカプロラクトンポリオール、
別のOH−基含有ポリエステル、ポリオール、ポリグリ
コール、水酸基含有−、カルボキシル基含有−およびア
ミノ基含有重合体油、ポリカルボン酸、水酸基含有およ
びアミノ基含有ポリテトラヒドロフラン、ポリアミンと
グリシジルエーテルあるいはバーサチック酸との反応生
成物、末端位にカルボキシル基を含有するポリエーテル
ポリエステルがある。この可撓性化化合物との反応は、
エポキシ基が特に非常に良好に反応しそして環状カルボ
ナート基が実質的に攻撃されない条件のもとで行う、こ
のようにしても、アミノ化合物と反応し得る環状カルボ
ナート基を末端に持つ式(IV)の化合物が得られる。
本発明の硬化性化合物の分子量を制限する為に、本発明
の有利な実施形態においてはいわゆる連鎖停止剤(D)
を用いる。末端アミノ基の場合には、即ち2−オキソ−
1,3−ジオキソラン当量に対して(B) / (C)
に過剰のアミノ当量が存在する場合には、これらには例
えばモノカルボナート、モノエポキシ化合物および部分
的にブロックさたポリイソシアネートがある。この場合
反応は同時にまたは複数の別々の段階で実施することが
できる。しかしながらこれらの連鎖停止剤との反応は省
略してもよく、その結果例えば(A) / (B)が過
剰の場合にはこれらの成分からアミノウレクンの末端基
が形成される。
この目的にとってモノカルボナート化合物としては式(
VI) II 〔式中、R11は水素原子、炭素原子数1〜18、殊に
1〜10のアルキル基または、エポキシ基が更に上述の
ように反応して環状カルボナートとなるバーサチック酸
グリシジルエステル、グリシジルエステルまたはグリシ
ジルエーテルの基である。〕 で表される化合物が適する。
モノカルボナートおよびモノエポキシドの他に部分的に
ブロックされたポリイソシアネートも用いることができ
る。何故ならばこれらの化合物は最初に遊離NH0−基
と反応するからである。
原則として、特に好ましくは分子中に含まれる第ニアミ
ノ基が反応する以前に第一アミノ基のところで生じるあ
らゆるアミン反応を用いることができる。連鎖停止の為
に用いる化合物は、実地において知られている適当な長
い鎖長の化合物を組み入れることによって追加的に、得
られる塗膜を可撓性にするのに役立つ。
2−オキソ−1,3−ジオキソランが末端にある場合に
は、例えば連鎖停止剤として反応条件下に単官能性アミ
ンを使用できる。か\るアミンとしては例えばモノー第
一アミン類、例えばメチルアミン、エチルアミン、プロ
ピルアミン、ブチルアミン、オクチルアミン、ラウリル
アミン、ステアリルアミン、エタノールアミン、イソメ
1゜ニルオキシプロピルアミン、アミノエチルエタノー
ルアミン、ネオペンタノールアミン、3−アミノプロパ
ツール、ジー第一アミン類とモノカルボン酸とからなる
アミドアミン、ジー第一アミン類のモノケトイミン類等
が適する。上記式(II)のアミン類もこの目的で用い
ることができる。
成分(A) 、(C)および場合によっては(B)バD
)の量比は広い範囲で変えることができる。
位成分(A)の量は5〜60モルχ、殊に10〜30モ
ルχであり、成分(B)のそれは0〜60モル2、殊に
20〜40モルχで、(C)のそれが25〜70モルχ
、殊に30〜60モルχそして(D)のそれが0〜70
モルχ、殊に20〜40モルχである。これらの成分は
、2−オキソ−1,3−ジオキソラン当量と成分(A)
/(B)のの反応性アミン当量との比が0.8〜1.2
モルχ、殊に1.0〜1.1モルχであるような量で用
いるのが特に有利である。
本発明のアミノウレクンは式(■) ゛ 〔式中、aSbおよびeは0〜5の整数であり、そ
の際eが0であればb≧1でありそしてe≧1であれば
0≦aSb≦5であり、 X はb≧1の場合には−HN−トNトでありあるいは
b=oの場合には化学結合であり、Y は−11N−M
−NH−または71が後記のTl3)の所に記した意味
を有する場合には化学結合であり、但しHは−(CHt
) 、−Nll−(cut) &−または−R+NH−
CHz−CI−Cut−NH−PI−、−(p= 1〜
5)であH す、 その際Rおよびpは式(I)におけるのと同じ意味を有
し、 TlおよびT2は互いに同じでも異なっていてもよくそ
して (但し、R12は炭素原子数5〜15のアルキル基、殊
に分校状のアルキル基である。)で表される残基である
かまたは b)V”、V’−C−Ntl−S’−NH−C−(式中
、v′は脂肪族、脂環式、アルキル芳香族のまたはN−
へテロ環で置換されている一価のアルコール類、殊に炭
素原子数1〜15のものの群の弐N−V’のH−活性化
合物、またはアミノ基、炭素原子数1〜6のアルコキシ
基、フェニルオキシ基または置換されたフェニルオキシ
基で置換された炭素原子数2〜5のアルコール類、また
は炭素原子数3〜8の脂肪族ケトン類のオキシムまたは
炭素原子数8までのへテロ環式のN−H−酸化合物また
は炭素原子数8までのC−H酸化合物の有機残基を意味
しそしてSlは2,4−および/または2,6−二置換
−トル イレン残基または式 %式% で表されるメチレン−トリメチルシクロヘキサニル残基
である。) で表される残基であるかまたは C)式(■)中のXあるいはYがそれぞれ化学結合であ
りそしてb≧1であるという条件のもとで式(la)ま
たは(Ila) HJ−R+NH−CHz−CH−CHg−NH−R+−
rNH−(I a)H ローCH!−CI−CH!−NH−R−NH−(II 
a’)」 H (式中、R,Dおよびpは式(I)および(II)にお
いて定義した意味を有する。) で表される残基であるかまたは (式中、Cは1〜3であり、dは0または1であり、v
3は水素原子またはv2であり、但しv2はb)の所で
定義した意味を有し、IIは1.000までの平均分子
量を持つ直鎖状のまたは分校状の脂肪族ポリエステルア
ルコールの二価〜四価の残基、トリメチロールプロパン
、ペンタエリスリット、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、トリヒドロキシ官能性ポリカプロラクト
ンの残基である。) で表される残基であるかまたは e) Yが−HN−暦−NO−である場合にはT1が水
素原子であり、bが0の場合にはT4が水素原子であり
そしてXは化学結合であり、 1gおよびT3はHまたは400までの平均分子量を持
つ直鎖状の脂肪族ポリエーテル残基であり、その際T2
およびT3は互い同じでも異なっていてもよく、 QlおよびQ3は式 (式中、nは1〜3であり、その1135 Q Iおよ
びQ3は互いに同じでも異なっていてもよく、v3は水
素原子またはv2であり、その際ytはb)の所で定義
した意味を有する。) で表される残基であり、そして atは式 (式中、dは0または1でありそしてW2は平均分子!
2000の直鎖状の脂肪族ポリエステルアルコール、平
均分子量2000の直鎖状または分枝状脂肪族ポリエー
テルの群の内の二価の残基である。) で表される残基である。〕 で表されるものが特に有利である。
本発明のアミノウレタンにおいては、存在する水酸基の
一部分または全部および/またはアミノ基の一部分が部
分的にブロックされたポリイソシアネートと反応してい
てもよい。
この場合、追加的に第一または第ニアミノ基が存在して
いるアミノウレタンが特に興味が持たれる。何故なたば
、か−る生成物の場合には、ブロックされたポリイソシ
アネート基を有している場合でも、硬化後に残留する割
合が分子中の塩基作用する窒素含有基によって明らかに
減少するからである。
本発明の硬化性化合物の分子量M、(ゲルクロマトグラ
フィーによって測定した数平均分子量;ポリスチレンを
標準としている)は一般に500〜20.000、殊に
1 、000〜10.000である。スタウデインガ−
(Staudinger)指数〔η〕は、メトキシプロ
パツール中で測定して、大抵0.5〜2.0  (di
/g)の値を有する。アミン価は大抵10〜300 m
g [0)1/g、殊に20〜100麟g Won/g
である。
本発明の対象は、本発明のアミノウレタンの製造方法に
もある。
本発明の対象は、本発明のアミノウレタンを含有し、場
合によっては追加的な硬化剤および下に、場合によって
は他の一般的な調製用成分、場合によっては顔料および
染料、場合によっては他の重合体、結合剤用樹脂および
フィラーを含有している硬化性混合物(被覆剤)でもあ
る。
本発明の対象は特に、結合剤として本発明のアミノウレ
タン、塩形成性溶解剤、場合によっては追加的な硬化剤
および触媒、場合によってはに他の一般的な調製用成分
、場合によっては顔料および染料、腐食防止剤、場合に
よっては他の結合剤用樹脂、場合によっては他の重合体
および場合によってはフィラーを含有している水希釈性
で且つ電着塗装できる硬化性被覆剤である。
本発明の硬化性化合物を製造する為には、成分(^) 
、(C)および好ましくは成分(D)並びに場合によっ
ては追加的に成分(B)を反応させる。
この場合、成分(A)と(C)との反応は一般に必要と
される化学量論量比あるいは通例の方法に従う量で高め
た温度、例えば20〜150°C1殊に50〜100℃
の温度で場合によっては適当な触媒、例えばアルミニウ
ムー トリアルキルまたはn−ブチルリチウムの添加下
に且つ好ましくは不活性溶剤の添加下に行う、出発化合
物および反応生成物を反応の進行に関して化学量論的に
評価する際に、成分(A) / (B)の化合物の場合
には過塩素酸で滴定する通例の方法で測定を行うことの
できるアミン価がそして成分(C)の価の場合には、通
例にはKON滴定によって行うことのできるシクロカル
ボナート当量が基礎となる。
この場合反応は一般に、例えば本発明の反応生成物の一
定のアミン価が達成されそしてシクロカルボナート含有
量が0に低下するまでの間行う。
成分(A)八B)と(C)との本発明に従う反応の際に
は、本発明のポリアミノ化合物を場合によっては不活性
有機溶剤に溶解した状態で単独でまたは混合状態でまた
は時間的に前後する反応に供給する。この場合、式(I
)のポリアミン化合物が分子中に二つの第一アミンを持
つアミンであり、他方式(II)のポリアミン化合物の
場合には一つだけのアミノ基を分子中に有するアミンが
適していることに注意するべきである。
同様に成分(C)の単一のまたは種々の変性環状カルボ
ナートは単独でまたは混合状態でまたは時間的に前後し
て、好ましくは不活性有機溶剤との混合状態で反応に供
給することができる。
この場合、特に有利な不活性有機溶剤はジグリシジルメ
チルエーテル(・DMDG)。
本発明の反応の場合には、成分(C)のシクロカルボナ
ート基が成分(A) / (B)の第一アミノ基とだけ
反応するような反応−および方法条件を常に保持するこ
とが重要である。これは、反応が遅いことが知られてい
る存在する第ニアミノ基との相応する反応も妨害する程
生じることなしに、公知の方法によって達成することが
できる。
上記の反応の為の不活性(即ち、反応を妨害しない)溶
剤としては例えば以下のものを挙げることができる:ハ
ロゲン化炭化水素(浸漬塗装用塗料として用いるのに余
り適していない)、エーテル、例えばジエチルエーテル
、1,2−ジメトキシエノール、DMDG、テトラヒド
ロフランまたはジオキサン;ケトン類(成分(C)を用
いる場合)、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサンおよびこれらの
類似物;アルコール類、例えばメタノール、エタノール
、2−ブトキシェタノール、プロパツール、イソプロパ
ツール、2−メトキシ−1−プロパツール、ブタノール
およびブチルアセテート、ブチルジグリコール、ヘキシ
ルグリコール;エステル(浸漬塗料として用いる場合に
はあまり適していない)、例えばブチルアセテート、エ
チルグリコールアセテート、メトキシプロピルアセテー
ト:N−メチルピロリドン、(シクロ)脂肪族および/
または芳香族炭化水素、例えばヘキサン、ヘプタン、シ
クロヘキサン、ベンゼン、トルエン、種々のキシレン並
びに約150〜180°Cの沸点範囲の芳香族溶剤(S
olvessoの如き高沸点鉱油留分)。これらの溶剤
はこの場合単独でもまたは混合状態でも用いることがで
きる。
成分(A)として本発明に従って用いられる式(I)お
よび(II)のポリアミン化合物を製造はする場合には
、ビスー第一アミンまたはそれとモノアミン類との混合
物をプロパン誘導体、殊にエピクロルヒドリン、バーサ
チック酸グリシジルエステル、2−エチレンへキシルグ
リシジ7L/Z−チルと反応させる。エピクロルヒドリ
ンが特に有利である。これ以上の詳細は上述のドイツ特
許出願第P 3.644,371.9号明細書に記載さ
れている。
本発明のアミノウレクンが自己硬化性を有するべき場合
には、存在する水酸基および/または第一あるいは第ニ
アミノ基の一部分を、分子中に平均して約一つの遊離イ
ソシアネートを含有する部分ブロックされたポリイソシ
アネートと反応させる。別の可能な方法は、例えばアミ
ノ基の一部を緩徐カルボナート、例えばエチレンカルボ
ナートと反応させることによってβ−ヒドロキシアルキ
ルカルバマート基を導入するものである。この方法は例
えばドイツ特許出願公開第3.246.812号明細書
およびヨーロッパ特許出願公開第119.769号明細
書に記載されている。
例えば、成分(C)を最初に部分的にブロックされたイ
ソシアネートと反応させ、その後に成分(A)並びに場
合によっては(B)および(D)との反応によって樹脂
を合成を行うことができる。
この場合、成分(C)中に存在する水酸基および/また
は第ニアミノ基と部分的にブロックされたイソシアネー
トとの反応は、環状カルボナート基が攻撃されないよう
な条件のもとで実施する。しかしながら他方では、最初
に硬化性化合物を完全に合成しそして生じる生成物中に
次いでブロックされたイソシアネート基を後から導入す
ることも可能である。
この化合物の為に用いられるポリイソシアネートは、任
意のポリイソシアネートでよく、例えば脂肪族、脂環式
または芳香族ポリイソシアネートがある。イソシアネー
ト基の一部分は公知の方法で通例のブロック剤と反応し
ていてもよい。用いられるポリイソシアネートの代表的
な例には、キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タン−4,4°−ジイソシアネート、トリフエニルメチ
レン−4,4’−)ジイソシアネート、トルリフェニル
メタントリイソシアネート、ポリフェニル−ポリメチル
イソシアネート、2.2.4(2,4,4)−メチルシ
クロへキシルジイソシアネート、ジシクロヘキシルメチ
ルジイソシアネート、ジエチルフマルヘキシルイソシア
ネート、ビス=(3−メチル−4−イソシアネートシク
ロヘキシル)−メタン、2,2−ビス−(4−イソシア
ネートシクロヘキシル)−プロパン、リシンジイソシア
ネートのメチルエステル、ヘキサメチレンジイソシアネ
ートのビユレット、二量体酸のジイソシアネート、1−
メチル−ベンゼン−2,4,5−)ジイソシアネート、
ビフェニル−2,4,4”−トリイソシアネート、3モ
ルのへキサメチレンジイソシアネートと1モルの水とよ
り成る16χのNGO−含有量のトリイソシアネートお
よび分子中に少なくとも二つのNC0−基を持つ他の化
合物、殊にイソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート並びにトリーおよびテトラメチルへ
キサメチレンジイソシアネート、特に2,4−または2
.6−)ルイレンジイソシアネートまたはこれの化合物
の混合物がある。アミノウレタン中に含まれるブロック
されたポリイソシアネートは互いに同じでもまたは異な
っていてもよい。
これらの簡単なポリイソシアネートの他に、イソシアネ
ート基が結合している残基中にヘテロ原子を含有してい
るものも適している。この例には、カルボジイミド基、
アロホナート基ピッシアナート基、ウレタン基、アシル
化尿素基またはビユレット基を含むポリイソシアネート
基がある。
適するポリイソシアネートには更に、末端にイソシアネ
ート基を持つ公知のプレポリマー、例えば特に上記の簡
単なポリイソシアネート、殊にジイソシアネートとイソ
シアネート基に対して反応性の基を少なくとも二つ持つ
過剰量の有機化合物との反応によって容易に入手できる
如きプレポリマーがある。特にこれらのプレポリマーは
既に外的硬化剤として異物質架橋性系において用いるの
が有利である。
ブロック剤としては脂肪族、脂環式またはアルキル芳香
族(−価)アルコール類、例えば低級脂肪族アルコール
、例えばメチル−、エチル−1種々のプロピル−、ブチ
ル−およびヘキシルアルコール類、ヘプチル−、オクチ
ル−、ノニル−、デシルアルコールおよびこれらの類似
物;更には不飽和アルコール、例えばアリルアルコール
;脂環式アルコール、例エハシ(ロペンタノール、シク
ロヘキサノール;アルキル芳香族アルコール、例えばベ
ンジルアルコール、メチル−並びにp−メトキシ−およ
びp−ニトロ−ベンジルアルコールおよびグリコールの
モノエーテル、例えばエチレングリシジルエーテルモノ
エチルエーテル、−モツプチルエーテルおよびこれらの
WtjQ物が適している。別のブロック剤には炭素原子
数3〜20、殊に3〜lOのケトオキシム類、例えばメ
チルエチルケトンオキシム(・ブタンオキシム)、アセ
トオキシム、シクロヘキサンオキシム、ヘプタノンオキ
シムおよびオクタノンオキシム、CB−酸化合物、例え
ばマロン酸アルキルエステル、エステル基中の炭素原子
数1〜4のアセト酢酸エステル並びにシア酢酸エステル
、カプロラクタムの如きNH−酸化合物、ジエチルエタ
ノールアミンのごときアリルアルコール類がある。ブロ
ック剤として項のフェノールは、反応生成物が溶剤含有
塗料の製造に用いられる場合に用いることができる。
本発明の反応生成物は種々の変法で製造できる0例えば
QIあるいはQ3がビスフェノールへのジグリシジルエ
ーテルから成る残基である式(■)のアミノウレタンは
、上記ジグリシジルエーテルのエポキシ基をカルボナー
ト基に転化してRIOが二価のビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−2,2−プロパン残基である式(IV)の
化合物を形成することによって予備生成物として必要と
される成分(C)を製造して、成分(A)/ (B)お
よび(C)から得ることができる0次いで、式(IV)
のこれらの化合物を成分(A)および場合によっては(
B)の一つまたは複数のポリアミノ化合物と所望の化学
量論的な量比で反応させる。
自己硬化性の生成物を得ようとする場合には、式(IV
)の化合物を最初に、存在するOR−基を介して部分的
にブロックされたポリイソシアネートと反応させてウレ
タンを形成し、その後に上記ポリアミノ化合物との反応
を行う。更に、部分的にブロックされたポリイソシアネ
ートを最初に、分子中に平均して少なくとも一つのNi
1−基を持ち且つフェノールおよび/または、一つまた
は場合によっては二つのフェノール性水酸基を持つ置換
フェノール、殊にモノアルキル−またはモノアリールま
たはモノアルアルキルフェノール、第一アルキルアミン
および/または第一アルカノールアミンおよび/または
第一一第三アルキルジアミンおよびホルムアルデヒドま
たはホルムアルデヒドを放出する化合物から得られるア
ミノアルキル化生成物と反応させ、別の反応段階で混合
エポキシド−カルボナート(前記式(V)参照)、即ち
環状カルボナート基の他に更に始めのエポキシ基が存在
している化合物と反応させる。この方法では式(IV)
の二つの環状カルボナート基を持つ化合物が再び得られ
る。
他方においては、本発明のアミノウレタンに通例の硬化
剤を添加することも可能である。この目的の為には例え
ば以下の化合物が適しているニブロックされたポリイソ
シアネート、例えば自己硬化性アミノウレタンに付いて
上で述べた如きもの、少なくとも二官能性ポリカルボン
酸の別のβ−ヒドロキシエステル、マロン酸ジアルキル
エステルとアルデヒド類およびケトン類との、水を放出
しながら反応して不飽和ジカルボン酸をもたらす(クノ
エベナーゲル合成(にnoevenagel 5ynt
hese))反応生成物、エステル交換−またはアミド
化交換硬化剤、ミハエル付加反応生成物、例えばドイツ
特許第3.315,469号明細書および同第3.17
4.441号明細書並びにドイツ特許出願第P 3.6
02,981号明細書に記載されている如きもの、特に
有利な実施形態を含めてこれらの文献をここに引用する
。更にアミノブラスト(尿素、メレミン)樹脂およびフ
ェノールプラスト樹脂並びにβ−ヒドロキシアルキルカ
ルバマート硬化剤も挙げることができる。
本発明のアミノウレタンの為の、殊に水性塗料系におけ
る硬化剤成分としては、エポキシ基含有化合物、例えば
低分子量ポリエポキシド、エポキシ基含有共重合体並び
に脂肪族−または芳香族アルコールのジーまたはポリグ
リシジルエーテルが適している。更に硬化剤成分として
は、少なくとも二つの1.3−ジオキソラン−2−オン
基または少なくとも一つの1,3−ジオキソラン−2−
オン基と一つのエポキシ基を分子中に有しているオリゴ
マーまたはポリマー化合物も挙げることができる。これ
らには例えば式(I)および(ニ)の化合物が属する。
これの架橋剤の量は結合剤中および架橋剤中の相互の反
応性基の種類および数並びに所望の架橋密度に依存して
いる。結合剤と架橋剤との重量比は大抵1:10〜10
:1、殊に1=5〜5:1、特に1:1である。
本発明の反応生成物を使用して得られる塗膜に必要な可
撓性を与える為には、成分(A) / (B)および(
C)が既に必要な前提条件を持っていてもよいが、一方
においては部分的にブロックされたポリイソシアネート
の形で導入される硬化剤によってまたは混入される硬化
剤によって必要な可撓性をこの系にもたらすことも可能
である。
本発明のアミノウレタンは、慣用の組成の塗料調製物に
加えて、非常に良好な性質の塗膜をもたらす殊に水性系
の製造に用いるのが有利である。
特に、別の被覆方法、例えばハケ塗り、スプレー塗装、
浸漬塗装、カーテン塗装、ドクターブレード塗装等にも
用いることができるが、電着塗装に特に適している。水
性調製物を得る為には、塩基性アミノ基を部分的にまた
は完全に酸の添加によってまたは他の中和作用物の添加
によって中和し、約3〜9の浴po−値のもとで水溶液
から電気的に析出し得る被覆用組成物を得るのが有利で
ある。
本発明のアミノウレタン中の塩基性基の中和は一般に水
溶性酸、例えば蟻酸、酢酸、乳酸または燐酸にて行う。
酸の添加量は個々の場合に、用いる樹脂の性質に依存し
ておりそして一般に、樹脂が溶解し得るかまたは分散し
得る程度でのみ実施する。
揮発性有機溶剤の含有量が特に少ない水性調製物は例え
ば、結合剤中に製造時または溶解時か含まれている溶剤
、例えばイソプロパツール、1−メトキシプロパノ−ル
ー2、イソプロピルメチルケトンを留去することによっ
て得ることができる。この方法段階は減圧下で実施する
のが特に有利である。
本発明のアミノウレタンを含有する塗料調製物には場合
によっては種々の添加物、例えば顔料、顔料ペースト、
染料、硬化剤、触媒、酸化防止剤、紫外線安定剤、界面
活性剤、腐食防止剤、フィラー、溶剤、レベリング剤、
シックナー、反応性希釈剤およびこれの類似物を添加し
てもよい。重合体および他の塗料用樹脂も添加してもよ
い。これらの添加物は公知であり、塗料工業において一
般に用いられている。塗料水性調製物から塗料粒子は公
知の方法で電気的に析出される。電着塗装は導電性のあ
らゆる基体、殊に例えば鋼鉄、銅、アルミニウム、燐酸
亜鉛処理した鋼鉄、合金および金属層状物質の如き金属
に行うことができる。
硬化を促進させる触媒としては例えば鉛、亜鉛、鉄、錫
、マンガンおよびビスマスの如き金属の塩または錯塩が
適している。この場合特に有利な金属触媒は炭素原子数
1〜10の鉛カルボキシラード、例えば蟻酸鉛、酢酸鉛
、プロピオン酸鉛、鉛うクタート、鉛オクタート、鉛ア
セチルアセトナート等または錫化合物である。錫触媒は
、殊にジブチル錫ジラウレートおよびジプチル酸化錫あ
るいは式(■) ((R”)r(Sn)−(K)t ) −(■)〔式中
、Hltは炭素原子数1〜10、殊に2〜4並びに8の
アルキル残基であり、 Kは炭素原子数1−12、殊に1〜8並びに12の一価
または二価のカルボキシル基または炭素原子数1〜10
の一価または二価のアルコール−または(ポリ)−アミ
ン残基または一価または二価のフェノール性残基(置換
または無置換)、例えばp−第三ブチルフェノール、p
−ノニルフェノール等または一価または二価のチオール
類の残基または0であり、 rは2または3であり、 Sは1または2であり、 tは1または2であり、 Uは1以上である。] で表される錫(TV)−化合物が殊に適している。
この式の代表的な例には水中で比較的に迅速に加水分解
する錫(IV)−化合物、例えばジアルキル(ブチル)
錫ジアセテートがある。
触媒は大抵は、硬化性化合物(固形分含有量)を基準と
して0.1〜6重量%、殊に0.2〜3重量%(金属に
ついて計算した)の量で用いる。
硬化触媒としてジブチル錫ジラウレートを用いる場合に
は、該触媒を最初に結合剤と均一化し、次いでこの均一
な混合物を塗料調製物に添加する。
ジプチル酸化錫の場合には、該触媒を最初に顔料並びに
場合によっては混入用樹脂と混合し、次いで粉砕段階に
供給する。約0.2:1〜1:1の顔料/結合剤−比(
PVD)を所望する場合には、顔料混入を原則として二
つの方法で行うことができる。
1)中和した結合剤を顔料と混合しそしてビーズ・ミル
または他の適当な粉砕装置で粉砕する。
2)中和した結合剤(分散物)を顔料高含有(PVD 
65:1〜20:1)顔料ペーストによって顔料混入す
る。
顔料ペーストは一般にペースト状樹脂、顔料、フィラー
、その他の塗料用の通例の助剤並びに場合によっては上
述の触媒を含有している。
全ての場合に結合剤−顔料−混合物あるいは顔料ペース
トの粉砕工程で充分に小さな粒度にするべきである(例
えばHegn+ann 7)、殊にA2□os(tfi
i玉)−ビーズ状物またはセラミックーあるいはZrO
□−ビーズ状物(直径0.5〜3mm)の存在下に行う
比較的に容易に加水分解できるジブチル錫ジアセテート
の如き上記式(■)の錫化合物の場合には、これを水を
含有し且つ場合によっては混入用樹脂も含有する顔料ペ
ーストに最初に混入しそしてその際に適当な粉砕(例え
ば■egmann 7)も行うのが有利である。次いで
この顔料ペーストを結合剤含有塗料に添加する。あるい
はこの錫化合物を既に顔料を含有する塗料に直接的に添
加し、場合によっては段階的に、例えば鋼玉(セラミッ
ク)ビーズを用いるビーズ・ミルにおける如く激しい機
械的混合下に直接的に添加してもよい。ある変法におい
ては塗料中に最初に水全量の一部分(少量)を存在させ
、他方 残りの水(大部分)を錫化合物の添加後に塗料
に添加する。この場合には錫化合物を混入用樹脂および
/または顔料の一部分との混合状態で添加してもよい。
電着塗装後に被覆物を、一般に硬化剤成分の性質に依存
して高められた温度のもとて通例の方法によって硬化さ
せる。その際100〜220℃、殊に130〜180°
Cの温度を用いる。本発明のアミノウレクンを硬化させ
る際に、この塗料樹脂が例えばβ−アルコキシ−または
β−ジアルキルアミノ−アルコールおよび/またはケト
ンオキシム類でブロックされたポリイソシアネート残基
を有している場合には、通例の鉛触媒を用いるのが驚く
べきことに特に有効であり、塗料および被覆物の非常に
良好なレベリング性、非常に良好な造膜性および皮膜形
成性、非常に良好な基体接着性と同時に短い硬化時間あ
るいは低い焼付温度をもたらし得る。この挙動は、既に
部分的に仕上げられており且つそれ故に熱に敏感な自動
車ボディーを塗装する場合に特に重要である。鋼鉄薄板
上に、特に燐酸亜鉛処理した鋼鉄薄板上に本発明に従っ
て電着塗装用塗料で塗装されそして硬化した塗膜または
被覆物は、更に塩水噴霧腐食試験において予期できなか
った優れた性質を示す。
以下の実施例においてχは重量%である。アミン価は常
に固体樹脂を基準としている。
1血■ ■、チアミン製造 x施侃」 工業用1.3−ビス−(6−アミノへキシル)−アミノ
−2−プロパツールの製造(Rが−(Cut)b−であ
りpが1である式(I)のポリアミン混合物並びに副生
成物としてのpが2の成分)。
2325g (20モル)のへキサメチレンジアミン、
21のトルエンおよび410g(5,1モル)の50χ
濃度苛性ソーダ水溶液より成る混合物中に攪拌式反応器
中で37〜42°Cのもとで窒素雰囲気にて4563g
 (5モル)のエピクロルヒドリンを滴下する。
これを氷水冷却下に約2時間継続する。最高45°Cで
1.5時間そして55℃で20分間間抜拌する。
次いで水を連続的に共沸除去しそして約95°Cのもの
で5gの“シーライト”を添加した後に沈澱した塩化ナ
トリウムを濾去する。濾液からトルエンを留去し、次い
で20Torrのもとで150°Cの溜液温度まで過剰
のへキサメチレンジアミンを留去する。100°C以下
で初めて空気に曝すべきである残渣は黄色味を帯びた溶
融物である。このものは室温に冷却した際に白っぽい固
体に固化する、式(I)の所望の上記ポリアミン混合物
である。
収量: 1260g(エピクロルヒドリンを基準として
理論値の87χ)。
融点範囲=50〜53°C0 アミン価: 782 B KOH/g(計算値: 77
9)。
実施■」 R”−(CHz) b−または−C6H9(CH,3)
 3−で、p= 1〜2である式(I)のポリアミン混
合物(名称二 トリメチル−1,3−ビス−(6−アミ
ンヘキシル)アミノ−2−プロパツール)の製造。
実施例1に記載の装置中で1162g(I0モル)のへ
キサメチレンジアミン、1582g (I0モル)のト
リメチルへキサメチレンジアミン、1.51のトルエン
および410g(5,1モル)の50χ濃度苛性ソ−ダ
より成る混合物に実施例1の処方と同様にして窒素ガス
雰囲気で463g (5モル)のエピクロルヒドリンを
滴下する。反応は実施例1に記載されているように実施
するが、過剰のアミンを175℃の反応混合物の溜液温
度まで20Torrで留去する。残渣は680 lIg
 KOH/gのアミン価を有し且つ室温で白色に濁りそ
して僅かに粘つく溶融物を生ずる。アミン価は所望の反
応生成物の理論値に相当する。収量は1485g(理論
値の90χ)。
実施■」 R・−(CH2) 6−1−C4H6(CIり!−また
は−(CI!□)6NH(C41g)b−で、p= 1
〜2である式(I)のポリアミン混合物の製造。
この製造も実施例3と同様に行うが、6.6’−イミノ
ビスヘキシルアミンを追加的に併用する。
実施例1の装置および操作にて、窒素ガス雰囲気で34
4g(I,6モル)の6.6゛−イミノビスヘキシルア
ミン、92.9g(0,8モル)のへキサメチレンジア
ミンおよび126.5g (0,8モル)トリメチルへ
キサメチレンジアミンを300II11のトルエンに溶
解した溶液および66g(0,82モル)の50χ濃度
苛性ソーダより成る混合物を74g(0,8モル)のエ
ピクロルヒドリンと反応させる。この反応は実施例1に
記載されているように実施しそして過剰のアミンを20
Torrで180°Cの溜液温度まで留去する。室温で
粘液製の物質が反応生成物として得られる。このものは
所望のポリアミン混合化合物をの他に未反応の6,6゛
−イミノビスヘキシルアミン成分も含有している。しか
しながらこのアミン成分は本発明の生成物の用途に害を
及ぼさない。
枚重: 431g(理論値の86.5χ)。
アミン価: 705 mg KOH/g(計算値: 7
20)。
1隻■」 R” (CHz) b−1−C6119(CHff) 
3−で、L;分岐した(C1゜〜C+s)−アシルオキ
シ基である式(II)のポリアミン混合化合物の製造。
実施例1に記載の如き攪拌式反応器において窒素ガス雰
囲気下に290g(2,5モル)のへキサメチレンジア
ミン、360g (2,5モル)のトリメチルへキサメ
チレンジアミンおよび600 allのトルエンより成
る混合物に、約50°Cで260g(Iモル)の市販の
カルデュラE 10を滴下しそしてこの混合物を反応の
継続下に最高70’Cで、エポキシ測定値がマイナスに
成るまでの間攪拌する。
溶剤および過剰アミン(20Torrで175℃の溜液
温度まで)を留去した後に396g (理論値の実質的
に100χ)の所望の反応生成物が黄色味を帯びた油と
して得られる。
アミン価: 298 I1gKOH/g(計算値: 2
83)。
実施炭」 R=−(CH2)6−、−C4H6(C)13)3−で
、A=−(CHz) z−1j=1でそしてB・−CJ
aOHである式(I[)のポリアミノポリオールの製造
攪拌式反応器中で窒素ガス雰囲気にて420.6g(4
モル)のジェタノールアミンを240gのイソプロパツ
ールに添加した液に33〜37℃で185゜2g(2モ
ル)のエピクロルヒドリンを滴下し、次いで反応混合物
をエポキシ基含有量が0に低下するまでこの温度に維持
する。その際にアミン価は175 mg KOII/g
に減少する。得られる反応生成物は“予備生成物”とし
て役立ちそして攪拌式反応器中で窒素雰囲気下に、これ
を696g(6モル)のへキサメチレンジアミンおよび
11のトルエンに948g (6モル)のトリメチルへ
キサメチレンジアミンおよび160g(2モル)の50
χ濃度苛性ソーダ水溶液より成る混合物中に適当な容器
中で38〜42°Cで滴下する0反応器合物を実施例9
における如く後処理し、次いで20T。
rrで175°Cの溜液温度まで蒸発させる。977g
 (理論値の82χ)の所望の反応生成物が橙色の油と
して得られる。
アミン価: 535 mg KOtl/g(計算値: 
564)。
実m R”−(CHり&−、−C6H9(CH3)3−で、B
、Hでそして^・分岐した炭素原子数4のアルキル基で
ありそしてj=3である式(If)のポリアミノポリオ
ール。
121.2 g (Iモル)のトリス緩衝溶液液(tr
is−buffer) (=  )リス−(ヒドロキシ
メチル)−メタンアミン)を400gのメタノール中で
還流下に煮沸しそしてその際に30分の間に92.5g
 (Iモル)のエピクロルヒドリンと混合する。更に約
50分間60°Cで、エポキシ基測定値が0と成るまで
後攪拌する。しかしアミン価は90 mg KOH/g
より下に下げない。得られる反応生成物は“予備生成物
”として役立ち、攪拌式反応装置中で窒素雰囲気で34
8g(3モル)のへキサメチレンジアミンおよびIf”
のトルエンに474g(3モル)のトリメチルへキサメ
チレンジアミンが300 allのメタノールに40g
 (Iモル)の水酸化ナトリウムを溶解した溶液に添加
された最初に導入された混合物中に滴下する。反応混合
物を実施例12における如く後処理し、次いで20To
rrで175°Cの溜液温度まで蒸発させる。249g
 (理論値の79χ)の所望の反応生成物が黄色味を帯
びた油として得られる。
アミン価: 528 mg KOR/g(計算値: 5
36)。
以下の第■および第■セクションの実施例7〜14およ
び実施例15〜19に記載の並びに比較例〜14および
実施例15〜19に記載の並びに比較例1に記載の、予
備生成物あるいは結合剤の製造の為の反応は、撹拌機、
還流冷却器、内部温度計および配置供給装置を備えた温
度制御された反応器において実施している。
■、予備生成物の製造 災胤皿ユ 半ブロックされたポリイソシアネートの製造:174重
量部のトルイレンジイソシアネート(−2当量のNCO
; 8o重量%の2.4−および20重■χの2,6−
異性体)を触媒としての0.3重量%のベンジルトリメ
チルアンモニウムヒドロキシド(Trtton B)ま
たは0.3重量%の亜鉛アセチルアセトナートの存在下
に30〜70°Cで137部の2−エチルヘキサノール
(=1.05当量のOH)  と混合しそしてこの混合
物を約12.8重量%のNGO−値まで反応させる。
災隻尉」 半ブロックされたポリイソシアネートを水酸基含有ビス
−シクロカルボナートと反応させることによって完全に
ブロックされたポリイソシアネートを製造する。
市販のエピコート(Epicote) 1001を基礎
として製造された2当量の0■−基を含有するビス−シ
クロカルボナート(・2当量の環状カルボナート、ジグ
リシジルメチルエーテル(DMDG)に溶解した60重
量2濃度) 1759重量部に30〜80℃のもとで、
実施例7で製造された半ブロツクポリイソシアネート6
15重量部(2モル)をゆっくり添加し、0.3重量%
の“ トリトン(Tri ton)”Bの存在下に、約
0重量%のNC0−価までビスカルボナートのOH−基
と反応させる。得られる反応生成物はDMDGに溶解し
た70χ濃度で得られ、約832のカルボナート当量(
即ち、832gの固形分が1当量の環状カルボナートを
含有している)を有している。
実隻拠」 実施例8を繰り返す。但し、エピコート1001を基礎
とする1759重量部のビス−シクロカルボナートの替
わりに同様に2808重量部の可撓性ビス−シクロカル
ボナート(=2当量の環状カルボナート、DI’1l)
Gに溶解した70χ濃度)(即ち、1モルのビス−カル
レボナート当たり2当量のOH−基を持ち且つ実施例1
3に従って得られたもの)を用いる。得られる反応生成
物は高粘性乃至ワックス状の濃厚物である。DMDGに
溶解した70χ濃度で得られ、約982のカルボナート
当量(即ち、983gの固形分が1当量の環状カルボナ
ートを含有している)を有している。
1崖班」 実施例8を繰り返す。但し、エピコー) 1001を基
礎とする1759重量部のビス−シクロカルボナートの
替わりに同様に3194重量部の可撓性ビス−シクロカ
ルボナート(=2当量の環状カルボナート、DMDGに
溶解した70χ濃度)(即ち、1モルのビス−シクロカ
ルボナート当たり2当量のOH−基を持ち且つ実施例1
4に従って得られたもの)を用いる。得られる反応生成
物は高粘性乃至ワックス状の濃厚物である。DMDGに
溶解した70χ濃度で得られ、約1118のカルボナー
ト当量(即ち、1118gの固形分が1当量の環状カル
ボナートを含有している)を有している。
1施炭■ 長鎖のジオールと無水テトラヒドロフタル酸とから可撓
性ジカルボン酸を製造する。
830重量部(・2当量のOH−基)の市販の1カバ(
Capa)”205(ポリカプロラクトンジオール;イ
ンテロクス社(Interox) 、英国の製品、分子
量約830)を304重量部(・2モル)の無水テトラ
ヒドロフタル酸と混合し、約0.3重量%のトリエチル
アミンの存在下に80〜120°Cで、反応生成物が約
100 mg [0)1/g(固形分)の酸価を示すま
で反応させる。
1施炭■ 実施例11と同様に1100重量部(・2当量のOH−
基)の市販の“プルリオール(Pluriol)”31
00(ポリプロピレングリコールジオール;分子量約1
100.バスフ(BASF)社の製品)を304重量部
の無水テトラヒドロフタル酸と混合しそして約0.3重
量部のトリエチルアミンの存在下に80〜120°Cで
、反応生成物が約80 mg KOH/g(固形分)の
酸価を示すまで反応させる。
皇胤冊旦 モノエポキシ−モノシクロカルボナートと可撓性化した
ジカルボン酸からのエポキシド−カルボン酸反応による
水酸基含有の可撓性ビス−シクロカルボナートの製造。
市販のエピコート(Epicote) 828(ビスフ
ェノールAのジグリシジルエーテル)を基礎として83
2重量部のモノエポキシ−モノシクロカルボナートを約
60〜80°Cに加熱し1.2〜0.4重1χの市販の
クロム触媒AMC−2(I00重量%濃度;コルドパ・
ケミカルズ(Cordova Chemicals)社
、米国)の存在下に1134重量部の可撓性化したジカ
ルボン酸(・2当量のH00C−基)(実施例11に従
って製造)および220重量部のDMDGより成る混合
物に流し込む、この反応混合物を80−120°Cで、
酸価が5より小さく且つエポキシ価が0.1より小さく
なるまで反応させる。得られる反応生成物はDMDG中
90重量%濃度で得られ、次いで約620重量%のDM
DGの添加によって70重量%の反応生成物濃度に希釈
する。所望の可撓性化ビス−シクロカルボナートの収率
は実質的に100χである。
1隻m 実施例13を繰り返す、但し、134重量部の実施例1
1の可撓性化ジカルボン酸および220重量部のDMD
Gの替わりに同様に1404重量部の可撓性化ジカルボ
ン酸(・2当量HOOC−基)(実施例12に従って製
造)および250重量部のDMDGを用い、反応を実施
例13に記載の如く終わりまで行う。
得られる反応生成物はDMDG中90重量2濃度で得ら
れ、次いで約708重量部のDMDGの添加によって7
0重量%の反応生成物濃度に希釈する。所望の可撓性化
ビス−シクロカルボナートの収率は実質的に100χで
ある。
■、結合剤の製造(アミノウレタン) ポリアミン類とビスシクロカルボナートとからの結合剤
の製造。
1施炭■ バーサチック酸グリシジルエステルを基礎とする608
重量部のモノ−シクロカルボナート(・2当量のカルボ
ナート) 、4737重量部のビス−シクロカルボナー
ト(=4当量のカルボナート;DMDG中70重量%濃
度)(実施例8に従って製造)、2489重量部のビス
−シクロカルボナート(=1゜32当量のカルボナート
、DMDG中70重量%濃度)(実施例9に従って製造
)および1395重量部のビス−シクロカルボナート(
・0.68当量のカルボナー) :DMDG中70重量
%濃度)(実施例10に従って製造)より成る混合物を
、330重量部のポリアミン(・2当量のNHg) (
実施例2に従って製造)および645重量部のビスへキ
サメチレントリアミン(・6当量のMHz)より成る混
合物(溶剤としての2493重量部のメトキシプロパツ
ールに熔解しである)と60〜90°Cで反応させる。
得られる反応生成物は60重量%濃度の高粘性の結合剤
樹脂溶液として得られる。この樹脂のアミン価は約37
 +sg KOH/g(固形分樹脂)である。
1施ILLfi 4737重量部のビス−シクロカルボナート(・4当量
のカルボナート、 DMDG中70中量0?a度)(実
施例8に従って製造) 、3018重量部のビス−シク
ロカルボナート(=1.64当量のカルボナート;DM
DG中70重量%濃度)(実施例9に従って製造)およ
び732重量部のビス−シクロカルボナート(=0.3
6当量のカルボナート、DMDG中70重量%濃度)(
実施例10に従って製造)より成る混合物に、298重
量部のポリアミノポリオール(=1当量のNHz)(実
施例5に従って製造)、397重量部のポリアミン(・
1当量のNO2) (実施例4に従って製造)および4
30重量部の6.6’ −Iイミノビスヘキシルアミン
(・4当量のNUX)より成る混合物(溶剤としての2
136重量部のメトキシプロパツールに溶解しである)
を流し込み、この反応混合物を60〜90°Cで約40
 mg KOH/g(固形分樹脂)のアミン価と成るま
で反応させる。得られる反応生成物は60重Iχ濃度の
高粘性の結合剤樹脂溶液として得られる。
1茄■[ 4737重1部のとスーシクロカルボナート(・4当量
のカルボナー);DMDG中70重量%濃度)(実施例
8に従って製造) 、2576重量部のビス−シクロカ
ルボナート(・1.4当量のカルボナート;DMDG中
70重量%濃度)(実施例9に従って製造)および12
31重量部のビス−シクロカルボナート(・0.6当量
のカルボナートsDMDG中70重量%濃度)(実施例
10に従って製造)より成る混合物に、624重量部の
ポリアミン(・4当量のNHz) (実施例3に従って
製造)、397重量部のポリアミン(・1当量のNHz
) (実施例4に従って製造)および314重量部のポ
リアミノポリオール(−1当量のNHz) (実施例6
に従って製造)より成る混合物(溶剤としての2286
重量部のメトキシプロパツールに溶解しである)を流し
込み、この反応混合物を60〜90″Cで約54 mg
 KOH/g(固形分樹脂)のアミン価と成るまで反応
させる。得られる反応生成物は60重Iχ濃度の高粘性
の結合剤樹脂溶液として得られる。
1隻m エピコート(Epicote)828(ビスフェノール
Aのジグリシジルエーテル)を基礎とするモノエポキシ
モノシクロカルボナー) 1664重量部(=4当量の
エポキシ)、“カバ(Capa)”305(カバ305
・ポリカプロラクトントリオール;分子量約540) 
1080重量部(・6当量のOH)、カバ205(カバ
305=ポリカプロラクトンジオール;分子量約830
) 830重量部(=2当量の0)l)および1507
重量部のDMDGより成る混合物を、約0.3重量%の
Oh・(CzHs)zOの存在下に70〜140℃のも
とで、または約0.1〜0.3重量%のBF、・CHs
COOHの存在下に50−100°Cの温度のもとで約
0のエポキシ価が達成されるまで反応させる。得られる
溶液に約0.3重量部の触媒としての亜鉛アセチルアセ
トナートの添加後に30〜80℃のもとて1866重量
部の半ブロツクポリイソシアネート(・6当量のNGO
) (実施例7に従って製造)を配量添加しそして約0
のNGO−値まで反応させる。得られる混合物を次いで
、エピコート1001を基礎とする完全にブロックされ
たポリイソシアネート基を含有する2620重量部のビ
ス−カルボナート(・4当量のカルボナート、DMDG
中80重Iχ濃度)(実施例8に従って製造)を混入し
、次に60〜90″Cのもとて576重量部のポリアミ
ン(=4当量のNO,)(実施例1に従って製造)およ
び352重量部の4.7−シオキサデカンー1.10−
ジアミン(・4当量のNHg)(I596重量部のメト
キシプロパツールに溶解しである)を流し込み、この反
応混合物を60〜90°Cで約26.5mg KOH/
g(固形分樹脂)のアミン価と成るまで反応させる。得
られる反応生成物は60重量%濃度の高粘性の結合剤樹
脂溶液として得られる。
z施拠り 第一段階: 1)124重量部(・0.15当量の01()のブチル
グリコールおよび1重量部のトリエチルアミンを1時間
20〜40°Cの温度で174重量部(=2当量のNC
0)のトルイレンジイソシアネート(・80重量%の2
,4−異性体および20重量%の2.6−異性体)に流
し込み、次いで約13〜14重量%のNC0−値まで反
応させる。その際半ブロックされたポリイソシアネート
が得られる。
II) 415重量部(I当量の0il)のカバ205
.550重量部(I当量のOH)の“プルリオール(P
luriol)”3100および4重量部のトリエチル
アミンを304重量部(2モル)の無水テトラヒドロフ
ランと混合し、80〜120℃のもとて約88mgKO
H/g (固形分樹脂)の酸価まで反応させる。
こうして得られた1269重量部の可撓性ジカルボン酸
(2当量のC00H)に、エピコート828を基礎とす
る832重量部のモノエポキシモノシクロカルボナート
(2当量のエポキシ)を添加し、この混合物を60〜8
0°Cに加熱しそして0.2〜0.4重量%のクロム触
媒AMC−2お、よび3512重量%のDMDGの添加
後に約0のエポキシ価および5の酸価まで反応させる。
約30°Cに冷却したこの混合物に、エポコート100
1を基礎とする1759重量部のビス−シクロカルボナ
ート(2当量のカルボナー) 、DMDG中60重量%
濃度)ゆっくり添加する。次いで2384重量部の半ブ
ロックしたポリイソシアネート(8当量のNGO) (
第一段階に従って製造)を添加しそして0.3重量%の
“ トリトン(Triton)”Bの存在下に30〜8
0°Cで約0重量%のNC0−値まで反応させる。その
後にバーサチック酸グリシジルエステルを基礎とする6
08重量部(2当量のカルボナート)を添加する。こう
して得られる混合物は約60重量%の固形分樹脂を含有
しそして直接的に更に処理することができる。
結合剤: 第二段階の樹脂混合物10,364重量部(8当量のカ
ルボナート;DMDG中60重量%濃度)に、727重
量部の1−メトキシプロパノ−ルー2)中に660重量
部のポリアミン(・4当景のNC0) (実施例2に従
って製造)と430重量部のビスへキサメチレントリア
ミン(4当量のNHt)とを入れた混合物を60〜11
O°Cのもとてゆっくり添加しそして反応を約46 m
g KO)l/g (固形分樹脂)のアミン価まで反応
させる。得られる反応生成物は約60重量%濃度の高粘
性結合剤樹脂溶液として得られる。
比較貫」 結合剤: 第二段階の樹脂混合物10.364重量部(8当量のカ
ルボナート、DMDG中60重量%濃度)に、573重
量部の1−メトキシプロパノ−ルー2)中に860重量
部のビスへキサメチレントリアミン(8当量のNHz)
とを入れた液を60〜100°Cのもとでゆっくり添加
しそして反応を約31.7n+g KOH/g (固形
分樹脂)のアミン価まで反応させる。得られる反応生成
物は約60重量%濃度の高粘性結合剤樹脂溶液として得
られる。
旺持金剋夏使■炭 塗料調製物の製造およびその利用、特に電着塗装への利
用並びに該調製物か製造される被覆物および塗膜の試験
および性質。
実隻桝毅 実施例15〜19に従って得られる並びに比較例1に従
って得られる結合剤用樹脂からそれぞれに以下の組成A
に従うクリアラッカーを製造する。
組成A: 334重量部の、実施例15〜19の一つの結合剤樹脂
溶液(60重量%濃度) X 重量部の、第1表に記載の量表示に相当する10重
量%濃度蟻酸(結合剤樹脂の固形分を基準とする) 10  重量2のジブチル錫ジラウレート。
組成Aに従う各成分を互いに激しく混合し、脱塩水を後
から混入することによって約15重量2の固形分含有量
に水性分散物を調整する。得られる分散物を解放式のガ
ラス製容器中において電着塗装に委ねる。陰極として硫
酸亜鉛処理した鋼鉄薄板をそして陽極として陰極から5
〜10c11の間隔をおいて未処理の鋼鉄薄板を用いる
電着塗装期間は2分間である。それぞれに負荷した電圧
、得られる塗膜の厚さおよび析出しそして次いで硬化さ
せた塗膜の性質(焼付条件=160°Cの物体温度で2
0分間)を、実施例15〜19並びに比較例1の結合剤
樹脂から形成される塗膜について第1表に総括掲載する
」ヨL友 硬化した塗膜の性質: 塗膜の厚さ (μm)20  18  1B   24
  20レベリング性”  1−2 2−3 2−3 
0−1  1接着性”      01−22−3  
0  1架橋性”    >100  >100  >
100  >100  >100衝撃深さ”   >1
60  >120  >100  >160  >16
02)0・・・最良の値   二度拭き取りの回数5・
・・最悪の値  4)インチ・ポンド(ASTMによる
)実lI」は 実施例18に従って得られる結合剤用樹脂から以下の組
成りおよびCに従う顔料含有塗料を製造する。
組成り: 84重量部の二酸化チタン(クロノスーチタンゲセルシ
ャフト(Kronos−Titangesellsch
af t)、レバークーゼンのクロノス(Kronos
)RN 59)1重量部のカーボンブラック(コロンビ
アカーボン(Coluo+bian Carbon)、
ハンブルグのラベン(Raven) 1170 10重量部の珪酸アルミニウム(ランガー(Lan−g
et)社、リッターツブ(Ritterhude)のラ
ンフ(Lanco) ASP200) 5重量部の珪酸鉛(フランクフルト・アン・マインのケ
マグ(Chemag)社のEP 202)組成Cニ 750重量部の実施例18の結合剤樹脂溶液(60重量
%濃度) 180重量部の組成りの顔料混合物 19重量部の鉛オクトエートまたは22.5重量部のジ
ブチル錫ジラウレート 46重量部のlO重量%濃度蟻酸 9重量部のピンホール防止用添加物(ヘキスト社のアジ
トール(Additol)VXW 4922/280)
9重量部のレベリング剤(ヘキスト社のアジトールVX
L 1339) 18重量部の2.2.4−)リメチロールペンクンジオ
ール−1,3−モノイソブチラード。
実施例18の試験すべき結合剤樹脂溶液を組成りの顔料
混合物と、組成Cに記載の量比で三本ロール−ミルにて
く5μmの粒度に粉砕する。
得られる混合物を組成Cの処方に従って上記の別の成分
の混入によって完成し、得られる組成Cの混合物を次い
で脱塩水の混入によって約18重量%の固形分含有量の
水性分散物に調整する。
得られた分散物を解放型のガラス製容器中で電着塗装に
委ねる。陰極としては硫酸亜鉛処理した鋼鉄薄板をそし
て陽極として陰極から5〜10c111の間隔をおいて
未処理の鋼鉄薄板を用いる。
電着塗装期間は2分間である。負荷した電圧、得られる
塗膜の厚さおよび析出しそして次いで硬化させた塗膜の
性質(焼付条件:160°Cの物体温度で20分間)を
、第2表に総括掲載する。
実J)Jホス 実施例18に従って得られる結合剤用樹脂から以下の組
成りおよびEに従う顔料含有塗料を製造する。
組成り: 56重量部の二酸化チタン(クロノスーチタンゲセルシ
ャフト(Kronos−Titangesellsch
af t)、レバークーゼンのクロノス(Kronos
)RN 59)1重量部のカーボンブラック(コロンビ
ア−カーボン(Colus+bian Carbon)
、ハンプルグのラベン(Raven) 1170 10重量部の珪酸アルミニウム(ランガー(Lan−g
er)社、リッターツブ(Ritterhude)のラ
ン”コ(Lanco)^SP 200) 5重量部の珪酸鉛(フランクフルト・アン・マインのケ
マグ(Chew+ag)社のBP 202)28重量部
のジブチル酸化錫(メルク(Merck)社、ダルムシ
ュタット、の種類番号80353組成Eニ 750重量部の実施例18の結合剤樹脂溶液(60重量
%濃度) 180重量部の組成0の顔料混合物 46重量部の10重量%濃度蟻酸 9重量部のピンホール防止用添加物(ヘキスト社のアジ
トール(Additol)VXW 4922/280)
9重量部のレベリング剤(ヘキスト社のアジ)−ルVX
L 1339) 18重量部の2.2.4− )リメチロールペンタンジ
オール−1,3−モノイソブチラード。
実施例18の試験すべき結合剤樹脂溶液を組成りの顔料
混合物と、組成Eに記載の量比でビーズミルにてく5μ
讃の粒度に粉砕する。得られる混合物を組成Eの処方に
従って上記の別の成分の混入によって完成し、得られる
組成Eの混合物を次いで脱塩水の混入によって約18重
量%の固形分含有量の水性分散物に調整する。得られた
分散物を解放型のガラス製容器中で電着塗装に委ねる。
陰極としては硫酸亜鉛処理した鋼鉄薄板をそして陽極と
して陰極から5〜10cmの間隔をおいて未処理の鋼鉄
薄板を用いる。
電着塗装期間は2分間である。負荷した電圧、得られる
塗膜の厚さおよび析出しそして次いで硬化させた塗膜の
性質(焼付条件:160℃の物体温度で20分間)を、
第3表に総括掲載する。
実llルは 本発明の結合剤は、直接に顔料を混入する(実施例21
および22) ことによる他に、顔料ペーストによって
も顔料を混入することができる(組成F)。
組成F(顔料ペースト): 6.71重量部のペースト状樹脂(90χ濃度:ビアノ
ヴ7 (Vianova)社、グランツ(Granz)
のSHE 5219) 1.46重量部の乳酸(45χ濃度) 21.47重量部の脱塩水 4.82重量部の珪酸鉛ペースト(75χ濃度:ホイバ
ッハ(Heubach)社、ランゲルシャイム(Lan
gelsheim)の“ホイコフロー(Heuco−f
low)” 1.31重量部のカーボンブラック(フランクフルトの
デグサ社の“プリンテックス(Prin−、tax)”
25 11.81重量部のジブチル酸化錫(ダルムシュタット
のメルク(?1erck)社の種類番号8035352
.40重量部の二酸化チタン(レバークーゼンのクロノ
スーチタンゲセルシャフト(Kronos−Titan
gesellschaf t)、クロノス(Krono
s)RN 5ペースト状樹脂、乳酸および水を均一化す
る。
この混合物に上記処方の残り成分を添加する。
この混合物をビーズ−ミルでく5μ輪の粒度まで粉砕す
る。
組成Gニ 750重量部の実施例18の結合剤樹脂溶液(60重量
%濃度) 46重量部の10重量%濃度蟻酸 9重量部のピンホール防止用添加物(ヘキスト社ノアジ
トール(Additol)VXW 4922/280)
9重量部のレベリング剤(ヘキスト社のアジ)−ルVX
L 1339) 18重量部の2.2.4−トリメチロールペンクンジオ
ール−1,3−モノイソブチラード。
260重量部の組成Fの顔料ペースト 完全脱塩水 実施例18の試験すべき結合剤、蟻酸並びに添加物から
、ディソルバーによって適当な量の脱塩水にて約55重
量部のクリアラッカーを調整する。この中に組成Gに記
載した量の顔料ペースト(組成F)を分散させる。最後
に脱塩水にて10重量%の浴固形分含有量に調整する。
得られた分散物を解放型のガラス製容器中で電着塗装に
委ねる。陰極としては硫酸亜鉛処理した鋼鉄薄板をそし
て陽極として陰極から5〜lQcmの間隔をおいて未処
理の鋼鉄薄板を用いる。
電着塗装期間は2分間である。負荷した電圧、得られる
塗膜の厚さおよび析出しそして次いで硬化させた塗膜の
性質(焼付条件:160℃の物体温度で20分間)を、
第4表に総括掲載する。
1エ44m ブロックされたポリイソシアネートのブロック解除によ
って硬化する電着塗装用浸漬塗料の場合、従来技術によ
れば鉛−または錫触媒(例えば鉛オクトエート、ジブチ
ル錫ジラウレート)の助けによって特に有利に硬化する
。β−アルコキシ−またはβ−ジアルキルアミノアルコ
ール類(第一または第二)を含有する系の場合には、鉛
触媒を用いるのが特に有利であることが判っている。本
発明者は驚(べきことに、本発明のポリウレタン(それ
だけでまたは樹脂の一成分として)が公知のアミン類に
比較してPb(II)−イオンに対して高い親和性を示
しそしてそれ故にこのイオンが樹脂の電着塗装の間に樹
脂と予期されなかった程安定で驚く程多量に錯塩を形成
し、塗膜中に均一な分布で充分な量のPb(II)を存
在せしめることを見出した。本発明のアミンのこの有利
な挙動を証明する為に、モデル物質について以下に実験
を行う: a)難溶性のpbso、の水性分散物が実施例1の本発
明の式(I)のポリアミン混合物の添加によって透明な
溶液に転化する。
b)樹脂モデル(アミノウレタン)を製造する為に、実
施例1の本発明のポリアミンを2当量のプロピレンカル
ボナートと反応させる。こうして得られるアミノウレタ
ン(アミン価・228)は、水中に分散したPb5On
を溶解するのに、a)の所に記したのと同様に利用でき
る。
C)実施例1の本発明のポリアミンを用いて実施例19
と同様に製造された結合剤樹脂を、本発明のポリアミン
を含まない比較例1と同様な結合剤樹脂と比較する。こ
れらの樹脂からそれぞれ比較可能な電着塗装用塗料を鉛
オクトエートの添加下にに調製し、燐酸塩処理した薄板
に直接的に電着塗装する。電着塗装された塗膜を、硬化
させることなしに、エチレングリコール/アセトン(I
/1)で溶解する。有機物質を溶解した後にそれぞれの
鉛濃度をポーラルブラフィーによって測定する。
本発明のポリアミンを含有する塗膜は平均して65pp
mのpbを含有しているのに対して、ビスへキサメチレ
ントリアミンを含有しそして本発明のポリアミンを含有
しない塗膜は平均10ppmのPbLか含有していない
。この結果は予期できなかったし、また極めて驚くべき
ことである。
溶液中におけるPb(II)−イオンの安定な錯塩形成
性の原理に関しては、Gmelin 47、Pb (C
) 1699頁以降を引用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(A)式( I )および/または(II) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R=−〔(CR^1R^2)_n−Z^1−(
    CR^3R^4)_m−Z^2−(CR^4R^5)_
    l〕−_kであり、但しZ^1およびZ^2はO、S、
    NH、炭素原子数8までのN−アルキル基、N−フェニ
    ル基、各アルキル基中炭素原子数1〜4のN−モノ−、
    −ジ−たはトリアルキルフェニル基、場合によっては置
    換されている二価のフェニレン基および/または化学結
    合であり、 R^1〜R^6はH、CH_3、C_2H_3、フェニ
    ル基またはアルキル基当たり1〜4個の炭素原子を持つ
    モノ−、ジ−またはトリアルキルフェニル基であり、n
    、m、lは0〜12であり、その際n+m+lの合計が
    2以上であり、 kが1〜6であり、 pが1〜5であり、 Xは▲数式、化学式、表等があります▼(但し、Aは炭
    素原子数2〜5 の脂肪族基であり、jは1〜5でありそしてBはH、炭
    素原子数1〜4のアルキル基または(HO)_jA−で
    ある。)、 G−N−(但し、G炭素原子数1〜18のアルキル基、
    炭素原子数1〜3のアルキル基で置換されていてもよい
    炭素原子数5〜9のシクロアルキル基でありそしてEは
    HまたはGである。 )またはL(但し、Lは炭素原子数2〜8のアルコキシ
    基または炭素原子数5〜15のアシルオキシ基である。 )である。〕 で表されるポリアミン、 (B)場合によっては他のポリアミン、 (C)1分子当たり平均して少なくとも一つの末端2−
    オキソ−1,3−ジオキソラン基を持つ化合物並びに (D)連鎖停止剤としても単官能反応性化合物から誘導
    される構造で実質的に構成されているアミノウレタン。 2)式( I )/(II)中、Z^1およびZ^2がO、
    NH、N−(C_1〜C_6)−アルキル基または化学
    結合を意味し、R^1〜R^6はH、CH_3、または
    C_2H_5であり、n、m、lは0〜6であり、kは
    1〜3でありそしてpが1または2である特許請求の範
    囲第1項記載のアミノウレタン。 3)RがNH−基によって中断されていてもよい炭素原
    子数1〜18の二価の炭化水素基である特許請求の範囲
    第1項または第2項記載のアミノウレタン。 4)Rが、メチル基が場合によっては追加的に一つまた
    は二つのメチル基またはエチル基で置換されている1,
    6−ヘキサンジアミン;トリメチルヘキサメチレンジア
    ミン、2−メチルペンタンジアミン、2−エチルブタン
    ジアミン、6,6′−イミノ−ビス−ヘキスルアミン、
    4,7−ジオキサデカン−1,10−ジアミン、4,9
    −ジオキサデカン−1,12−ジアミン、4,7,10
    −トリオキサデカン−1,13−ジアミンまたは約20
    0〜400の平均分子量を持つポリオキシプロピレンジ
    アミンである特許請求の範囲第1〜3項の何れか一つに
    記載のアミノウレタン。 5)ポリアミン(B)が式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、R^7は二価の炭化水素基、殊に場合によって
    は不活性であるかまたは妨害しない基を有している炭素
    原子数2〜18の直鎖状または分枝状アルキレン基であ
    り、 R^8およびR^9は互いに同じであるかまたは異なっ
    ており、水素原子、炭素原子数1〜8のアルキル基また
    は、アルキル基中の炭素原子数1〜8のヒドロキシアル
    キル基であり、その際R^8とR^9とは一つの環状化
    合物を形成してもよく、 Fは化学結合または−(R^7−NH)_r−R^7−
    NH−であり、その際には0または1〜6の整数であり
    そしてR^7は上記の意味を有する。〕 で表される特許請求の範囲第1〜4項の何れか一つに記
    載のアミノウレタン。 6)化合物(C)が一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中R^1^0は場合によっては(NR^2)−基を
    含有していてもよいポリエーテル、ポリエーテルポリオ
    ール、ポリエステル、ポリエステルポリオールのz−価
    の残基(その際R^2は水素原子、炭素原子数1〜8の
    アルキル基または炭素原子数1〜8のヒドロキシアルキ
    ル基である。 )であるかまたは z−価の炭化水素基、殊に場合によっては不活性のまた
    は妨害しない基を有している炭素原子数2〜18のアル
    キレン基、または z−価のポリ(第二)アミン基または エポキシ−カルボナート化合物とポリアミン類、ポリオ
    ール類、ポリカプロラクトンポリオール類、OH−基含
    有ポリエステル、ポリエーテル類、ポリグリコール類、
    平均分子量800〜10,000のヒドロキシ−、カル
    ボキシ−およびアミノ官能性重合体油類との反応生成物
    、ポリカルボン酸、ヒドロキシ官能性またはアミノ官能
    性ポリテトラヒドロフランおよびポリアミン類と全体式
    C_1_2_−_1_4H_2_2_−_2_6O_3
    のα,αジアルキルアルカンモノカルボン酸のグリ シジルエステルまたはバーサティック酸グリシジルエス
    テルとの反応生成物との反応生成物のz−価の残基であ
    り、 zは1〜5、殊に2である。〕 で表される特許請求の範囲第1〜5項の何れか一つに記
    載のアミノウレタン。 7)連鎖停止剤(D)がモノカルボナート、モノエポキ
    シド、部分的にブロックされたポリイソシアネートまた
    は、第一アミノ基を一つだけ持つアミノ基含有化合物で
    ある特許請求の範囲第1〜6項の何れか一つに記載のア
    ミノウレタン。 8)連鎖停止剤(D)が式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔式中、R^1^1は水素原子、炭素原子数1〜18、
    殊に1〜10のアルキル基または、バーサテック酸グリ
    シジルエステル、グリシジルエステルまたはグリシジル
    エーテルの基である。〕で表される特許請求の範囲第7
    項記載のアミノウレタン。 9)連鎖停止剤(D)が式(II)で表される特許請求の
    範囲第7項記載のアミノウレタン。 10)(A)の量が5〜60モル%で、(B)のそれが
    0〜60モル%で、(C)のそれが25〜70モル%そ
    して(D)のそれが0〜70モル%である特許請求の範
    囲第1〜9項の何れか一つに記載の硬化性アミノウレタ
    ン。 11)式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)(VII) 〔式中、a、bおよびeは0〜5の整数であり、その際
    eが0であればb≧1でありそしてe≧1であれば0≦
    a、b≦5であり、 Xはb≧1の場合には−HN−M−NH−でありあるい
    はb=0の場合には化学結合であり、 Yは−HN−M−NH−またはT^1が後記のT^13
    )の所に記した意味を有する場合に化学結合であり、但
    しMは−(CH_2)_6−NH−(CH_2)_6−
    または▲数式、化学式、表等があります▼(p=1〜5
    )であ り、 Rは特許請求の範囲第1項に記載の意味を有し、T^1
    およびT^2は互いに同じでも異なっていてもよくそし
    て a)▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1^2は炭素原子数5〜15のアルキル基
    、殊に分枝状のアルキル基である。) で表される残基であるかまたは b)▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、V^1は脂肪族、脂環式、アルキル芳香族のま
    たはN−ヘテロ環で置換されている一価のアルコール類
    、殊に炭素原子数1〜15のものの群の式N−V^1の
    H−活性化合物、またはアミノ基、炭素原子数1〜6の
    アルコキシ基、フェニルオキシ基または置換されたフェ
    ニルオキシ基で置換された炭素原子数2〜5のアルコー
    ル類、または炭素原子数3〜8の脂肪族ケトン類のオキ
    シムまたは炭素原子数8までのヘテロ環式のN−H−酸
    化合物または炭素原子数8までのC−H酸化合物の有機
    残基を意味しそしてS^1は2,4−および/または2
    ,6−二置換−トルイレン残基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるメチレン−トリメチルシクロヘキサニル残基
    である。) で表される残基であるかまたは c)式(VII)中のXあるいはYがそれぞれ化学結合で
    ありそしてb≧1であるという条件のもとで式( I a
    )または(IIa) ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) ▲数式、化学式、表等があります▼(IIa) (式中、R、Dおよびpは式( I )および(II)にお
    いて定義した意味を有する。) で表される残基であるかまたは d)▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、cは1〜3であり、dは0または1であり、V
    ^3は水素原子またはV^2であり、但しV^2はb)
    の所で定義した意味を有し、W^1は1,000までの
    平均分子量を持つ直鎖状のまたは分枝状の脂肪族ポリエ
    ステルアルコールの二価〜四価の残基、トリメチロール
    プロパン、ペンタエリスリット、エチレングリコール、
    プロピレングリコール、トリヒドロキシ官能性ポリカプ
    ロラクトンの残基である。) で表される残基であるかまたは e)Yが−HN−M−NH−である場合にはT^1が水
    素原子であり、bが0の場合にはT^4水素原子であり
    そしてXは化学結合であり、 T^2およびT^3はMまたは400までの平均分子量
    を持つ直鎖状の脂肪族ポリエーテル残基であり、その際
    T^2およびT^3は互いに同じでも異なっていてもよ
    く、 Q^1およびQ^3は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜3であり、その際Q^1およびQ^3
    は互いに同じでも異なっていてもよく、V^3は水素原
    子またはV^2であり、その際V^2はb)の所で定義
    した意味を有する。) で表される残基であり、そして Q^2は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、dは0または1でありそしてW^2は平均分子
    量2000の直鎖状の脂肪族ポリエステルアルコール、
    平均分子量2000の直鎖状または分枝状脂肪族ポリエ
    ーテルの群の内の二価の残基である。) で表される残基である。〕 で表される、特許請求の範囲第1〜10項の何れか一つ
    に記載のアミノウレタン。 12)式(VII)中のT^1および/またはT^4の残
    基Rが−メチレン基が場合によっては追加的に一つまた
    は二つのメチル−またはエチル基で置換されている1,
    6−ヘキサンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジア
    ミン、2−メチルペンタンジアミン、2−エチルブタン
    ジアミン、6,6′−イミノ−ビス−ヘキシルアミン、
    4,7−ジオキサデカン−1,10−ジアミン、4,9
    −ジオキサデカン−1,12−ジアミン、4,7,10
    −トリオキサトリデカン−1,13−ジアミン、約20
    0〜400の平均分子量を持つポリオキシプロピレンジ
    アミンまたはエチレンジアミン、1,3−プロピレンジ
    アミン、1,2−プロピレンジアミン、1,4−ブタン
    ジアミン、1,5−ペンタンジアミン、N,N′−ジメ
    チル−N,N′−ビス(アミノプロピル)−エチレンジ
    アミン、N−メチルジプロピレントリアミンまたはジエ
    チレントリアミン、ジプロピレントリアミン並びに更に
    高級の同属のポリアミン、例えばペンタエチレンヘキサ
    ミンを意味し、 更にR中のZ^1およびZ^2が酸素原子または、場合
    によっては置換されている二価のフェニレン残基であり
    、R^1〜R^6がH、CH_3、炭素原子数1〜4の
    アルキルフェニル基またはフェニル基であり、n、m、
    lが0〜6であり、kが1〜3であり、 aおよびbが1〜3でありそしてV^3がHおよび/ま
    たは少なくとも一部が部分的にブロックされたポリイソ
    シアネートの残基でありそしてQ^1およびQ^3がビ
    スフェノールAのジグリシジルエーテルを意味する、特
    許請求の範囲第11項記載のアミノウレタン。 13)存在する水酸基および/またはアミノ基の一部分
    または全部が部分的にブロックされたポリイソシアネー
    トと反応している特許請求の範囲第1〜12項の何れか
    一つに記載のアミノウレタン。 14)式(VII)の化合物において、塩基性アミノ基が
    部分的にまたは完全に酸でまたは中和作用を示す物質で
    中和されそしてアミノウレタンが水で希釈可能で且つ電
    着塗装できる分散物状体で存在する特許請求の範囲第1
    〜13項の何れか一つに記載のアミノウレタン。 15)(A)式( I )および/または(II)▲数式、
    化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R=−〔(CR^1R^2)_n−Z^1−(
    CR^3R^4)_m−Z^2−(CR^4R^5)_
    l〕−_kであり、但しZ^1およびZ^2はO、S、
    NH、炭素原子数8までのN−アルキル基、N−フェニ
    ル基、各アルキル基中炭素原子数1〜4のN−モノ−、
    −ジ−たはトリアルキルフェニル基、場合によっては置
    換されている二価のフェニレン基および/または化学結
    合であり、 R^1〜R^6はH、CH_3、C_2H_5、フェニ
    ル基またはアルキル基当たり1〜4個の炭素原子を持つ
    モノ−、ジ−またはトリアルキルフェニル基であり、n
    、m、lは0〜12であり、その際n+m+lの合計が
    2以上であり、 kが1〜6であり、 pが1〜5であり、 Xは▲数式、化学式、表等があります▼(但し、Aは炭
    素原子数2〜5 の脂肪族基であり、jは1〜5でありそしてBはH、炭
    素原子数1〜4のアルキル基または(HO)_jA−で
    ある。)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、G炭素原子
    数1〜18のアルキル基、炭素原子数1〜3のアルキル
    基で置換されていてもよい炭素原子数5〜9のシクロア
    ルキル基でありそしてEはHまたはGである。 )またはL(但し、Lは炭素原子数2〜8のアルコキシ
    基または炭素原子数5〜15のアシルオキシ基である。 )である。〕 で表されるポリアミン、 (B)場合によっては他のポリアミン、 (C)1分子当たり平均して少なくとも一つの末端2−
    オキソ−1,3−ジオキソラン基を持つ化合物並びに (D)連鎖停止剤としても単官能反応性化合物から誘導
    される構造で実質的に構成されているアミノウレタンを
    製造するに当たって、化合物(A)および(C)並びに
    場合によっては(B)および(D)を化学量論に従って
    20〜150℃の温度で場合によっては触媒の添加下に
    反応させることを特徴とする、上記アミノウレタンの製
    造方法。 16)反応を不活性の有機溶剤の存在下に実施する特許
    請求の範囲第15項記載の方法。 17)反応を、得られる反応生成物のアミン価が一定に
    達しそして反応混合物のシクロカルボナート含有量が0
    の値に達するまでの間実施する特許請求の範囲第15項
    または第16項記載の方法。 18)得られるアミノウレタン、好ましくは不活性の有
    機溶剤に溶解しているそれに、それの塩基性アミノ基を
    部分的にまたは完全に中和しながら、生成物が水で希釈
    可能で且つ電着塗装可能である分散物状体で得られるよ
    うに水溶性の酸および場合によっては水を添加する特許
    請求の範囲第15〜17項の何れか一つに記載の方法。 19)(A)式( I )および/または(II)▲数式、
    化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R=−〔(CR^1R^2)_n−Z^1−(
    CR_2R^4)_m−Z^2−(CR^4R^5)_
    l〕−_kであり、但しZ^1およびZ^2はO、S、
    NH、炭素原子数8までのN−アルキル基、N−フェニ
    ル基、各アルキル基中炭素原子数1〜4のN−モノ−、
    −ジ−たはトリアルキルフェニル基、場合によっては置
    換されている二価のフェニレン基および/または化学結
    合であり、 R^1〜R^6はH、CH_3、C_2H_5、フェニ
    ル基またはアルキル基当たり1〜4個の炭素原子を持つ
    モノ−、ジ−またはトリアルキルフェニル基であり、n
    、m、lは0〜12であり、その際n+m+lの合計が
    2以上であり、 kが1〜6であり、 pが1〜5であり、 Xは▲数式、化学式、表等があります▼(但し、Aは炭
    素原子数2〜5 の脂肪族基であり、jは1〜5でありそしてBはH、炭
    素原子数1〜4のアルキル基または(HO)_jA−で
    ある。)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、G炭素原子
    数1〜18のアルキル基、炭素原子数1〜3のアルキル
    基で置換されていてもよい炭素原子数5〜9のシクロア
    ルキル基でありそしてEはHまたはGである。 )またはL(但し、Lは炭素原子数2〜8のアルコキシ
    基または炭素原子数5〜15のアシルオキシ基である。 )である。〕 で表されるポリアミン、 (B)場合によっては他のポリアミン、 (C)1分子当たり平均して少なくとも一つの末端2−
    オキソ−1,3−ジオキソラン基を持つ化合物並びに (D)連鎖停止剤としても単官能反応性化合物から誘導
    される構造で実質的に構成されているアミノウレタンを
    硬化性組成物の結合剤として用いる方法。 20)硬化性組成物が塗料調製物である特許請求の範囲
    第19項記載の方法。 21)硬化性組成物が水性系である特許請求の範囲第1
    2項または第20項記載の方法。 22)硬化性組成物が電着塗装用塗料である特許請求の
    範囲第19〜21項の何れか一つに記載の方法。 23)塩基性アミノ基が部分的にまたは完全に中和され
    ている特許請求の範囲第22項記載の方法。
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