JPS6316661Y2 - - Google Patents

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JPS6316661Y2
JPS6316661Y2 JP1983196780U JP19678083U JPS6316661Y2 JP S6316661 Y2 JPS6316661 Y2 JP S6316661Y2 JP 1983196780 U JP1983196780 U JP 1983196780U JP 19678083 U JP19678083 U JP 19678083U JP S6316661 Y2 JPS6316661 Y2 JP S6316661Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は貨物輸送積卸装置に関する。
従来例の構成とその問題点 従来の貨物輸送は鉄道便とトラツク便に頼つて
いるのが現状であつて、自動的に目的地へ輸送貨
物を送り届けることができない。そこで、自動的
に輸送する方法としては、鉄道便の各駅間を移動
する搬送車の走行をその搬送車に積載された輸送
貨物の配送先に応じて、コントロールセンタの大
型コンピユータで管理することが考えられる。
しかし、サービスエリアの拡大に伴つて搬送車
の台数が増加すると共に1台の搬送車に積載され
る配送先の異なる貨物の数が増加したり、貨物の
大きさが異なるものを搬送しなければねらない場
合には、従来のシステムでは、貨物の積込みに時
間がかかりすぎたり、積込めなかつたりするとい
う欠点がある。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点を解消する貨物輸送積
卸装置を提供することを目的とする。
考案の構成 上記目的を達成するため、本考案の貨物輸送積
卸装置は、サービスエリア内に分散して配置され
た複数の自動倉庫と、この自動倉庫の間を結ぶ軌
道設備と、輸送貨物を積載して前記軌道設備の軌
道上を移動する自動搬送車とを設け、自動搬送車
の車体内を適当間隔ごとに仕切る上下方向の仕切
壁を、車体の天板および底板に形成された仕切溝
を介して抜出し自在に配置し、前記仕切溝に対応
する車体および仕切壁の所定位置に切欠口および
切欠部を設け、該切欠口および切欠部に嵌入可能
なキーを有する移動杆を設け、該移動杆を所定方
向に往復移動させてキーを前記切欠口および切欠
部に同時に係合または離脱させるシリンダ装置を
設け、前記仕切壁の側面に適当間隔ごとに貨物積
込用載置棚を支持するためのガイドレールを固着
したものである。
実施例と作用 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の貨物輸送設備の基本的な構成
を示す。1a,1b,1c,1dはサービスエリ
ア2に分散して配置された自動倉庫、3は自動倉
庫1a〜1d間を結ぶ軌道設備、4は軌道設備3
上を移動する自動搬送車、5は各自動倉庫1a〜
1dで受付けた貨物の管理情報を記憶する貨物管
理装置である。管理情報とは、受付けられた各貨
物ごとに入力されており、その内容は次のような
ものである。
貨物No. 等級 荷主の住所、氏名、電話番号 荷受人の住所、氏名、電話番号 配送先自動倉庫 取扱いの種類 貨物通過位置 なお、「貨物No.」とは「受付け自動倉庫No.」、
「受付日時」、「受付No.」から成つており、「等級」
とはその貨物の「大きさ」、「重量」、「種類」から
成つている。
第2図は自動倉庫1a〜1dの構成と軌道設備
3の構成を示す。各自動倉庫1a〜1dの構成は
何れも同じであるため、ここでは自動倉庫1aを
例に挙げて説明する。また、以下の説明では自動
搬送車4が軌道設備3上を矢印1方向に走行する
ものとして説明する。
6は各貨物の管理情報を入力するための入力装
置、7は受付けた貨物を自動搬送車4へ積込む積
込装置、8は自動倉庫1aの構内で停車した自動
搬送車4(以下、自搬車と称す)から貨物を荷卸
しする荷卸装置、9は自搬車4を所定位置でクラ
ンプして貨物の積卸し中の自搬車4の位置を拘束
するクランプ装置、10は停車中の自搬車4とフ
オトカプラ等を介してデータの授受を実行する通
信装置、11は自動倉庫1a構内の軌道を前記ク
ランプ装置9によつてクランプされる停車経路1
2と通過経路13とを切換えるポイント装置、1
4は停車した自搬車4の扉15(第3図参照)に
係合してこの扉15を開閉する開閉装置、16は
自動倉庫1aの上記各装置を制御する自動倉庫制
御装置である。
自搬車4は、第3図に示すように扉15の開放
によつて自動倉庫1a側へ引き出すことができる
第1〜第25の載置棚A1〜A25が設けられており、
各載置棚A1〜A25はそれぞれ4つのエリアB1
B4に区切られており、各エリアB1〜B4に貨物を
載置収容することができる。自搬車4の制御部4
5は第4図に示すように、自搬車制御装置18に
よつて制御されている通信装置19と、扉ロツク
装置20と扉開閉検出装置21と、走行駆動装置
22と、自搬車4の走行にブレーキをかける制動
装置23と、自搬車4の走行中に各種の情報を受
信する位置情報受信装置24と、停車要求受信装
置25と、空棚番地メモリ26および積載貨物管
理装置27から構成されており、空棚番地メモリ
26および積載貨物管理装置27には各載置棚
A1〜A25の各エリアB1〜B4にそれぞれ対応する
書き込み位置1−1,1−2,1−3,1−4,
2−1…25−1,25−2,25−3,25−
4が設けられている。積載貨物管理装置27の書
き込み位置1−1〜25−4には積込まれた貨物
の「貨物No.」、「等級」、「配送先自動倉庫No.」がそ
の都度書き込まれる。
第7図と第8図は自動倉庫制御装置16のフロ
ーチヤートを示し、第9図は自搬車4に搭載され
た自搬車制御装置18のフローチヤートを示す。
次に自搬車4の詳細を第10図〜第16図に基
づいて説明する。46は側面が開放された車体で
あつて、その天板46Aおよび底板46Bには矢
印1方向に沿つて適当間隔ごとに複数(この実施
例では4本)の仕切溝47を形成してある。48
は各仕切溝47内に抜出し自在に挿入された仕切
壁であつて、格子状の壁本体48Aと、その壁本
体48Aの両側面に上下方向適当間隔ごとに固着
されたガイドレール48Bとからなり、その各ガ
イドレール48B上には前記各載置棚A1〜A25
引出し自在に配置されている。49は壁本体48
Aの上下端中央に形成された切欠部である。また
前記仕切溝47の切欠部49に対向する箇所にも
切欠口50を形成してある。51は車体46の上
面および下面に配設された仕切壁固定装置であつ
て、各仕切溝47の切欠口50に対向する箇所に
固着された支持枠52と、該各支持枠52内に移
動自在に挿通された移動杆53と、該移動杆53
に一体的に形成されると共に対向する切欠口50
および切欠部49に嵌入させられるキー54と、
本体が車体46に固定されると共にピストンロツ
ド先端が移動杆53の一端にピン連結された移動
杆用シリンダ装置55とから構成されている。そ
してたとえば大きな貨物34を搬送したいときに
は、まずシリンダ装置55を作動させて移動杆5
3を引張り、これによつて各キー54を切欠口5
0および切欠部49から抜き出して仕切壁48の
固定を解除し、次に適当な載置棚A1〜A25および
仕切壁48を車体46内から引き出すことによ
り、その車体46内に大きな空間を形成し、その
空間内に大きな貨物34を挿入すればよい。また
仕切壁48の交換の場合にも同様の操作をすれば
よい。20は扉ロツク装置であつて、第12図に
示すごとく中央部が車体46の前面適所に回動自
在にピン57連結されたロツクレバー58と、本
体が車体46の前面にピン連結されると共にピス
トンロツド先端がロツクレバー58の基端にピン
連結されたロツク用シリンダ装置59とから構成
されている。そして自搬車4の走行中は第12図
仮想線で示すごとくシリンダ装置59のピストン
ロツドを縮小させてロツクレバー58の先端を扉
15の先端折曲部15Aに当接させてその扉15
が開放されるのを防止し、貨物34の積卸時に
は、それに先立つてシリンダ装置59のピストン
ロツドを伸長させ、ロツクレバー58の先端を扉
15の先端折曲部15Aから離間させ、もつて扉
15が開放されるのを許容するものである。60
は走行車輪、61は横揺れ防止用車輪、62は車
体46の後面の支持枠63に上端が回動自在に支
持された回動レバー、64は該回動レバー62に
設けられた通電ブラシであつて、ばね装置65に
より軌道設備3の導線66に当接させられてい
る。67は車体46の前後面に配設されたダンパ
ーである。前記開閉装置14は、第2図および第
11図に示すごとく矢印1方向に沿つてのびる長
尺の扉開閉用シリンダ装置69と、その扉開閉用
シリンダ装置69のピストンロツド先端に固定さ
れた水平移動テーブル70と、中央部が該テーブ
ル70に回動自在にピン連結されたフツクレバー
71と、本体がテーブル70にピン連結されると
共にピストンロツド先端がフツクレバー71の基
端にピン連結されたフツクレバー用シリンダ装置
72とから構成されている。そして扉15を開放
するときには、扉開閉用シリンダ装置69のピス
トンロツドを伸長させてフツクレバー71を扉1
5の先端に対向させ、次にフツクレバー用シリン
ダ装置72のピストンロツドを縮小させて第11
図仮想線状態のフツクレバー71の先端を扉15
の先端の係合口73に係合させ、次に扉開閉用シ
リンダ装置69のピストンロツドを縮小させて扉
15を引き出し、開放する。次に第11図実線に
示すごとく扉開閉用シリンダ装置69のピストン
ロツドを若干伸長させた後、第11図仮想線で示
すごとくフツクレバー用シリンダ装置72のピス
トンロツドを伸長させてフツクレバー71を回動
させ、フツクレバー17を扉15から離間させれ
ばよい。扉15を閉鎖するときには、上記と逆の
手順によりフツクレバー71の先端を係合口73
に係合させた後、扉開閉用シリンダ装置69のピ
ストンロツドを伸長させればよい。前記クランプ
装置9は、クランプ用シリンダ装置74と、該ク
ランプ用シリンダ装置74によつて自搬車4の四
隅の突出部75に対し嵌合、離脱させられるクラ
ンプブロツク76とから構成されている。なおそ
のクランプブロツク76と突出部75にはフオト
カプラ等の通信手段を配設してある。次に載置棚
A1〜A25、載置棚引出装置33および載置棚A1
A25の底板17を開閉する底板開閉装置79につ
いて第16図〜第22図に基づいて説明する。載
置棚A1〜A25は、四角形枠体80と、該枠体80
内を仕切つて4つのエリアB1〜B4を形成する仕
切板81と、各エリアB1〜B4の底面に配設され
ると共に基端が枠体80に支軸82を介して矢印
イ,ロ方向回動自在に支持されかつ先端のピン8
2が枠体80の下面の凹部83に嵌入自在な底板
17と、中央部が枠体80の両側壁に突設された
ピン85に矢印ハ,ニ方向回動自在に支持された
ストツパレバー86と、枠体80の両側壁に固定
したボツクス87内に矢印ホ,ヘ方向移動自在に
配設されると共に先端のロツク部88Aがストツ
パレバー86の基端に係合することによりそのス
トツパレバー86の先端で底板17の先端を支持
させるロツクブロツク88と、該ロツクブロツク
88を矢印ホ方向へ付勢するばね89と、枠体8
0の前面に固着された係合口90付き連結板91
とから構成されている。なお底板17にには2つ
の切欠部92を形成してある。載置棚引出装置3
3は、シリンダ本体94と、該シリンダ本体94
内に矢印ト,チ方向移動自在に配設されたラツク
95と、ラツク95の上面に当接する押えローラ
96と、ラツク95に噛合するピニオン97と、
該ピニオン97を正逆転させる駆動モータ(図示
せず)と、ラツク95の先端に回転自在に配設さ
れたT字杆98と、該T字杆98に固着された操
作杆99と、本体がラツク95にL字杆100を
介して固定されると共にピストンロツド先端の連
結杆101が上記操作杆99の先端の長穴102
内に嵌入するT字杆用シリンダ装置103とから
構成されている。前記底板開閉装置79は、シリ
ンダ本体94から載置棚A1〜A25に向けてのびる
支持板105と、中央部が支持板105の先端の
ブラケツト106にピン107を介して矢印リ,
ヌ方向回動自在に支持された解除レバー108
と、該解除レバー108を回動させる解除レバー
用シリンダ装置109と、基端部が支持板105
に矢印ル,オ方向回動自在に支持された底板引上
げ用レバー110と、該引上げ用レバー110を
回動させる引上げレバー用シリンダ装置(図示せ
ず)とから構成されている。そして載置棚A1
A25のエリアB1〜B4内の貨物34を荷御す場合に
は、まず載置棚引出装置33を所定の載置棚A1
〜A25に対向させた後、ピニオン97を一方向へ
回転させてラツク95を矢印ト方向へのばし、T
字杆98の先端を連結板91の係合口90内に嵌
入させる。次に第17図実線状態のT字杆用シリ
ンダ装置103のピストンロツドを伸長させ、第
17図仮想線で示すごとくT字杆98を90゜回転
させ、そのT字杆98に連結板91に連結する。
次にピニオン97を逆転させてラツク95を矢印
チ方向へ移動させ、載置棚A1〜A25を所定量引出
し、第20図状態にする。次の解除レバー用シリ
ンダ装置109のピストンロツドを伸長させ、解
除レバー108を矢印ヌ方向へ回動させ、解除レ
バー108の先端によりロツクブロツク88をば
ね89に抗して矢印ヘ方向へ押し込む。これによ
つてストツパレバー86のロツク状態が解除さ
れ、第21図に示すごとく底板17が自重により
下方(矢印イ方向)へ回動し、その上の貨物34
が荷卸装置8上に払出される。次に第22図に示
すごとく引上げ用レバー110を矢印オ方向へ回
動させて底板17を引上げ、次に解除レバー用シ
リンダ装置109のピストンロツドを縮小させ
る。すると解除レバー108が矢印リ方向へ回動
してその先端がストツパレバー86に当たり、そ
のストツパレバー86が矢印ニ方向へ回動させら
れてその基端がロツクブロツク88のロツク部8
8Aに再び係合し、第20図に示す元の状態に戻
る。第5図および第6図において112はシリン
ダ32により昇降させられる昇降テーブルであ
り、軌道設備3に沿つて移動自在な台車(図示せ
ず)に支持されている。また前記載置棚引出装置
33および底板開閉装置79もその昇降テーブル
112を介して台車に支持されている。昇降テー
ブル112上には荷卸装置8を構成するベルトコ
ンベア31が配置されている。113は積込装置
7を構成するベルトコンベア35上に貨物34を
送り込むための積込用ベルトコンベアである。
次に第7図〜第9図のフローチヤートに基づい
て自搬車4の運行制御、貨物の積卸し制御、管理
データ処理を詳しく説明する。
先ず、各自動倉庫1a〜1dで輸送貨物の受付
け時に入力装置6で管理情報が入力され、この管
理情報は通信線路28を介して貨物管理装置5に
書き込まれる。輸送貨物を受付けた自動倉庫の自
動倉庫制御装置16には、前記入力装置6による
管理情報の入力時に輸送貨物固有の「貨物No.」
「特級」ならびに「配送先自動倉庫No.」が書き込
まれている。
ここで、自搬車4が第2図のように自動倉庫1
dから1aの間を走行中において、自動倉庫1a
は第7図フローチヤートに基づいて制御されてい
る。以下の説明では自動倉庫を端庫と称する。端
庫1aは前端庫1dから通信線路29を介して報
告された「自搬車No.」「当端庫1aでの荷卸しの
有無」「空棚情報」を受信〔a−1〕する。また、
当端庫1aで荷卸しが可能か否かをチエツク〔a
−2〕して、荷卸しを実行できる場合には〔a−
1〕の受信データを見て「荷卸しの有無」をチエ
ツク〔a−3〕する。〔a−3〕で「荷卸し有り」
と判定された場合には当端庫1aの自動倉庫制御
装置16の内容を見て「積荷の有無」をチエツク
〔a−4〕する。〔a−4〕で「積込むべき貨物な
し」と判定された場合には、〔a−3〕で判定さ
れた荷卸しのために直ちに送信手段30を介して
走行中の自搬車4に停車要求信号Sが送られる
〔a−5〕。
〔a−3〕で「荷卸し無し」と判定された場合
には〔a−1〕で受信した「空棚情報」をチエツ
ク〔a−6〕して、〔a−6〕で「空棚あり」と
判定されると〔a−4〕と同じく「積荷の有無」
をチエツク〔a−7〕し、〔a−7〕で「積荷あ
り」と判定された場合には、〔a−1〕で受信し
た「空棚情報」“空棚の数”、“大きさ”などに基
づいて積込める貨物を検索して決定〔a−8〕し
て〔a−5〕を実行する。〔a−4〕で「積荷あ
り」と判定された場合にも〔a−8〕を介して
〔a−5〕が実行される。
〔a−2〕で「荷卸し不可」と判定された場合
と、〔a−6〕〔a−7〕で「積込みを実行しな
い」と判定された場合には、何れも通信線路29
を介して当端庫1aの次の端庫1bの「端庫No.」
を送信手段30を介して走行中の搬送車4へ報告
〔a−9〕すると共に、自搬車4を通過させるべ
く端庫1a構内のポイント装置11を駆動して軌
道を第2図仮想線位置に切換える〔a−10〕。
第9図のように、自搬車4は端庫1dの発車後
に停車要求受信装置25によつて〔a−5〕の実
行で出力される停車要求信号Sを「受信したか」
をチエツク〔b−1〕し、到着するであろう当端
庫1aの「端庫No.=Pt」を位置情報受信装置2
4を介して読み取り〔b−2〕、自搬車4に積載
済の「配送先端庫No.」が書き込まれた積載貨物管
理装置27を検索して、〔b−2〕で読み取つた
「Ptに一致する検索データPoの有無」をチエツク
〔b−3〕し、〔b−3〕で一致を検出しない場合
には、〔b−1〕に戻る。〔b−1〕で停車要求信
号Sを受信した場合、または〔b−3〕でPo=
Ptを検出した場合、つまり端庫1aで積御しが
有る場合には、走行駆動装置22と制動装置23
に「減速・停止」を指示〔b−4〕する。
一方、〔b−4〕の実行によつて自搬車4が端
庫1aの構内に入つて停車すると、端庫制御装置
16は第8図のルーチンを実行する。この場合、
所定の積卸し箇所に停止したことを検出〔a−
11〕すると、クランプ装置9によつて自搬車4を
クランプ〔a−12〕して、通信装置10,19を
介して自搬車4と端庫1aの間で各種データの授
受が行われる〔a−13〕。〔a−13〕では、「自搬
車No.」の読み取り、「当端庫No.」の報告、「当端庫
での荷卸し棚番地」の読み取り、「空棚番地」の
読み取りが実行される。なお、第9図においてこ
の〔a−13〕に対応する部分は〔b−5〕,〔b−
6〕,〔b−7〕であつて、〔b−7〕実行後に自
搬車4では扉ロツク装置20にロツク解除が指示
〔b−8〕される。
〔a−13〕を完了した端庫1aでは開閉装置1
4に自搬車4の扉15の開放〔a−14〕を指示
し、〔a−13〕で受信したデータをもとに荷卸装
置8によつて引き出される載置棚を決定〔a−
15〕して荷卸し〔a−16〕を実行する。
この荷卸しは、まず第5図aに示すごとく〔a
−15〕で決定された載置棚Aに載置棚引出装置3
3を対向させ、その載置棚引出装置33のラツク
95を矢印ト方向へ移動させてT字杆98を載置
棚Aの係合口90に係合させ、同図bに示すごと
くラツク95を矢印チ方向へ移動させて載置棚A
を所定量引出す。次に同図cに示すごとく底板開
閉装置79により所定のエリア(たとえばB4
の底板17のロツクを解除する。すると、底板1
7が下方へ回動し、そのエリアB4内の貨物34
が荷卸装置8のベルトコンベア31上に荷卸しさ
れる。次に底板引上げ用レバー110で底板17
を引上げた後、同図dに示すごとくラツク95を
矢印ト方向へ移動させて載置棚Aを自搬車4内に
押し込み、T字杆98を載置棚Aから外せばよ
い。このようにして荷卸しが完了すると、〔a−
13〕で受信した空棚番地をもとに引き出される載
置棚Aを決定〔a−17〕して積込み〔a−18〕を
実行する。積込みはまず第6図aに示すように、
シリンダ32,36のピストンロツドを伸長させ
て積込装置7のベルトコンベア35を積込用ベル
トコンベア113と同一レベルにし、積込用ベル
トコンベア113上の貨物34をベルトコンベア
35上に移し替える。またこれと同時に載置棚引
出装置33を〔a−17〕で決定された載置棚Aに
対向させ、次に同図bに示すごとく載置棚引出装
置33で載置棚Aを所定量引出し、ベルトコンベ
ア35を降下させ、該ベルトコンベア35を作動
させてその上の貨物34を所定のエリアB3内に
投入し、載置棚Aを自搬車4内に押し込めばよ
い。
このようにして積卸しが完了すると、〔a−16〕
〔a−18〕の積卸しに基づいて自搬車4の空棚番
地メモリ26と積載貨物管理装置27のデータ更
新を実行〔a−20〕し、自搬車4へ「次の端庫
No.」を報告する〔a−21〕。
〔a−20〕〔a−21〕は、自搬車4側では第9
図の〔b−9〕〔b−10〕に対応しており、自搬
車4は〔b−10〕のデータをもとに積載貨物管理
装置27を検索して次の端庫1bでの荷卸し貨物
を検索〔b−10〕して、端庫1aへ次の端庫1b
への連絡データを報告〔b−12〕する。
〔b−12〕の連絡データは、端庫1aでは第8
図の〔a−22〕で受信される。なお、受信された
連絡データは自搬車4の「現在の空棚」、「次の端
庫での荷卸しデータ」、「自搬車No.」であつて、こ
の受信データは通信線路29を介して端庫1bへ
転送〔a−23〕される。また、開閉装置14に扉
15の閉鎖〔a−24〕が指示されて発車命令が出
力〔a−25〕される。この際、クランプ装置9に
よる自搬車4のクランプも解除される。
〔a−24〕〔a−25〕は、自搬車4側では〔b
−13〕〔b−14〕に対応し、制動装置23と走行
駆動装置22によつて発車〔b−15〕を実行す
る。
このようにして、積込み・搬送・荷卸しが行わ
れて配送先端庫に到着した貨物は、自搬車4から
配送先の端庫1aへの荷卸しに際して、〔b−7〕
で「貨物No.」を含む荷卸しデータが端庫制御装置
16に書き込まれており、端庫1aから荷受人へ
の配送に際して貨物の「貨物No.」に基づいて貨物
管理装置5に問い合せが行われ、貨物管理装置5
から得られた管理情報に従つて配送業務が実行さ
れる。
考案の効果 以上述べたごとく本考案によれば、積込むべき
貨物の大きさが比較的小さいときには、ガイドレ
ール上に適当な載置棚内に積込み、貨物の大きさ
が比較的大きいときには、シリンダ装置によりキ
ーを切欠口および切欠部から離脱させた後、適当
な仕切壁を抜出して自動搬送車内に大きな空間を
形成し、その空間内に上記の大きな貨物を積込む
ことができるものであつて、積込みをスムーズに
短時間でおこなうことができると共に大きな貨物
でも積込むことができ、しかも仕切壁の固定をキ
ーを切込口および切欠部に嵌入させるだけで行う
ようにしたので、簡単な作業で積込用の空間を調
整することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は概略平
面図、第2図は第1図の要部詳細図、第3図は自
動搬送車の斜視図、第4図は自動搬送車の構成
図、第5図と第6図は積卸し装置の動作説明図、
第7図と第8図は自動倉庫制御装置のフローチヤ
ート図、第9図は自搬車制御装置のフローチヤー
ト図、第10図は自動搬送車の側面図、第11図
は同車の平面図、第12図は同車の正面図、第1
3図は同車の背面図、第14図は同車の要部の分
解斜視図、第15図は仕切壁の斜視図、第16図
は載置棚引出装置の縦断面図、第17図は第16
図の−矢視図、第18図は載置棚の斜視
図、第19図は同棚の底面図、第20図〜第22
図は底板開閉手順を示す縦断面図である。 1a〜1d……自動倉庫、2……サービスエリ
ア、3……軌道設備、4……自動搬送車、A1
A25……載置棚、46……車体、48……仕切
壁、48B……ガイドレール、51……仕切壁固
定装置、53……移動杆、54……キー、55…
…移動杆用シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サービスエリア内に分散して配置された複数の
    自動倉庫と、この自動倉庫の間を結ぶ軌道設備
    と、輸送管物を積載して前記軌道設備の軌道上を
    移動する自動搬送車とを設け、自動搬送車の車体
    内を適当間隔ごとに仕切る上下方向の仕切壁を、
    車体の天板および底板に形成された仕切溝を介し
    て抜出し自在に配置し、前記仕切溝に対応する車
    体および仕切壁の所定位置に切欠口および切欠部
    を設け、該切欠口および切欠部に嵌入可能なキー
    を有する移動杆を設け、該移動杆を所定方向に往
    復移動させてキーを前記切欠口および切欠部に同
    時に係合または離脱させるシリンダ装置を設け、
    前記仕切壁の側面に適当間隔ごとに貨物積込用載
    置棚を支持するためのガイドレールを固着したこ
    とを特徴とする貨物輸送積卸装置。
JP19678083U 1983-12-20 1983-12-20 貨物輸送積卸装置 Granted JPS60103140U (ja)

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JPS60103140U JPS60103140U (ja) 1985-07-13
JPS6316661Y2 true JPS6316661Y2 (ja) 1988-05-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2339569A (en) * 1998-07-16 2000-02-02 Supply Point Systems Limited Drawer access control

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JPS52131375A (en) * 1976-04-28 1977-11-04 Hitachi Ltd Loader
JPS5422931B2 (ja) * 1975-05-24 1979-08-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653707Y2 (ja) * 1977-07-15 1981-12-15

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