JPS63166433A - 脱臭材 - Google Patents

脱臭材

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Publication number
JPS63166433A
JPS63166433A JP61315079A JP31507986A JPS63166433A JP S63166433 A JPS63166433 A JP S63166433A JP 61315079 A JP61315079 A JP 61315079A JP 31507986 A JP31507986 A JP 31507986A JP S63166433 A JPS63166433 A JP S63166433A
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JP
Japan
Prior art keywords
iron
deodorizing
base material
indicator
plastic base
Prior art date
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Pending
Application number
JP61315079A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kawasaki
隆志 川崎
Yasuo Ninomiya
保男 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63166433A publication Critical patent/JPS63166433A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は優れた脱臭効果を発揮し、且つ該効果の有効期
間の終了が明確に判断できる脱臭材に関するものである
〈従来の技術〉 従来より消臭や脱臭のために種々の脱臭材が開発され、
その用途も工業用途以外に家庭用として冷蔵庫用や室内
用、トイレ用など多岐にわたっており、液状、粉末状、
顆粒状、ゲル状など多くの形態にて提供されている。
これらの脱臭材のうち、家庭用の脱臭材としては、活性
炭の吸着効果を利用した脱臭材が一般的によく知られて
いるが、近年、優れた脱臭効果を発揮するものとして、
鉄(II)化合物とL−アスコルビン酸とからなる組成
物を液状タイプ、活性炭添着タイプ、紙や布への含浸タ
イプで使用する脱臭材が開発されている(特開昭59−
132937号公報)。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記従来からの脱臭材は、脱臭効果においては
有効であっても、効果の有効期間の終期を容易に判断で
きるものではなく、従って、ラベル等によって明示され
ている有効期間を使用者が使用開始日から計算して適当
な時期に交換しなければならず、往々にしてその交換を
忘れることが多いものである。
く問題点を解決するための手段〉 そこで、本発明者らは優れた脱臭効果を発揮し、且つそ
の有効期間の終期を簡単に判断できる脱臭材を開発すべ
く鋭意検討を重ねた結果、鉄(IF)化合物と有機酸か
らなる特定の複合体、お工びpH指示薬を添加したプラ
スチック基材が上記問題点を解決することができること
を見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明はプラスチック基材に、鉄(ff)化合物
と有機酸とからなる複合体およびpH指示薬を含有させ
てなる脱臭材を提供するものである。
本発明において用いる複合体は脱臭効果を発揮するため
のものであって、硫酸鉄(■)、塩化鉄(■)、硝酸鉄
(■)、臭化鉄(■)、沃化鉄(II) 、硫In (
II)アンモニウム(モール塩)の如き鉄(n)無機塩
や、没食子酸鉄(■)、リンゴ酸鉄(■)、フマール酸
鉄(II)の如きi* (II)有機塩のような水中に
て2価の鉄イオンを生成する鉄(II)化合物と、有機
酸との複合体である。
本発明における有機酸は、上記鉄(■)化合物と錯体形
成をして2価の鉄イオンを安定化させる役割をするもの
であって、例えばイソアスコルビン酸、アスコルビン酸
、またはこれらの−価金属塩の如きアスコルビン酸類や
、クエン酸、イソクエン酸、エチレンジアミン四酢酸、
4,5−ジアミノピリミジン、またはこれらの−価金属
塩の如きカルボン酸類を用いることが好ましく、これら
は単独でも二種以上併用して用いることができる。また
、アスコルビン酸類としては、D一体、L一体、DL一
体の区別なく使用できるが、特にL−アスコルビン酸を
使用した場合、鉄(I[)化合物の安定性が向上し好ま
しいものである。
前記複合体を形成する鉄(n)化合物中の鉄(■)イオ
ンと有機酸との重量比率は特に制限はないが、鉄(I[
)化合物の安定化に対して補助的な作用を示す有機酸は
少量の添加でよく、有機酸がアスコルビン酸類の場合は
通常、1:0.02〜0゜30、好ましくは1:0.0
2〜0.13の範囲とし、を機成がカルボン酸類の場合
は1:0.01〜0.80の範囲と設定することが脱臭
効果の面で好ましいものであり、有機酸量を上記範囲内
で変化させることによって、脱臭材の有効期間を制御す
ることができる。
また、前記複合体はプラスチック基材中に0.1〜30
重量%、好ましくは0.5〜20重量%の範囲で添加す
ると脱臭効果の発現において良好な結果を示し、該範囲
外では効果がなかったり、増量効果が見られない場合が
ある。
本発明の脱臭材においてプラスチック基材中に含有させ
るpH指示薬は、脱臭効果の有効期間の終期を見極める
ために重要であり、pHの変色域が酸性から弱アルカリ
性、具体的には、pH3〜9の範囲を有するものが好ま
しく、例えばブロモフェノールブルー、ブロモクレゾー
ルグリーン、メチルレッド、ブdモクレゾールパープル
、クレシルパープル、ブロモチモールブルー、フェノー
ルレッド、O−クレゾールレッド、ニュートラルレッド
、クロロフェノールレッド、コンゴ−レフトの如きpK
aが3.5〜8.5程度の指示薬を一種もしくは二種以
上混合して使用できる。また、添加量は着色して変色可
能な程度の微量でよい。
前記複合体およびpH指示薬を含有するプラスチック基
材は一般にプラスチック成形材料として使用されている
ものであれば特に制限はなく、例えばABS樹脂、SB
R樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、高密度お
よび低密度ポリエチレン樹脂、アクリル酸エステル樹脂
、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂などが使用でき
る。
なお、上記プラスチック基材は水系においてゲル化する
ような水性ゲル基材ではなく、実質的に水分によって物
性に影響を受けないものである。
本発明の脱臭材は以上の構成からなるものであるが、上
記プラスチック基材に親水性付与物質を添加することに
よって、使用時の雰囲気中の水分や臭気の捕捉が容易に
行え、含有するpH指示薬や複合体の作用効果をより明
確に発揮することができるようになるので好ましく、例
えばポリアクリルアミド、ポリビニルメチルエーテル、
ポリアクリル酸塩、吸水性高分子(ポリアクリル酸−デ
ンプングラフト共重合体など)、ポリビニルピロリドン
、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、各種乳化剤などが使用でき、これらをプラスチ
ック基材に対して0.1〜50!i量%の範囲で加熱溶
融したり、共通溶剤による溶解などによってプラスチッ
ク基材に混合することができる。
また、脱臭機能を安定化させるためのカリミョウバンや
アンモニウムミョウバンの如きミョウバン類、脱臭機能
の向上促進のために塩化ナトリウムを適宜、添加するこ
ともできる。
本発明の脱臭材によって脱臭効果のを効期間の終期、即
ち交換時期が判断できるのは、下記理由によると推定さ
れる。
臭いの成分は主成分だけでも100種類以上あるが、臭
いの約80〜90%は肉類、野菜類、魚類、卵類から発
生するアンモニア、トリメチルアミン、メチルメルカプ
タン、硫化水素で占められ、特に冷蔵庫や室内で発生す
る臭いではアンモニアとトリメチルアミンが量的に主成
分となるものである。本発明の脱臭材によって上記臭い
の主成分であるアンモニアやトリメチルアミンが吸着、
捕捉されると脱臭材中の水性ゲル基材のpHの上昇が起
こり、含有するpH指示薬によって変色を起こすように
なる。また、それに伴って捕捉されたアンモニア等が、
鉄(II)化合物と複合体を形成している有機酸と中和
反応を起こし、複合体中の鉄(If)イオンの安定性が
悪くなって徐々に脱臭能力が低下する。
よって、本発明の脱臭材においては脱臭能力の消失に伴
い指示薬による変色もアルカリ側の色に変色するもので
あって、簡単に脱臭能力の消失が判別できるものである
〈発明の効果〉 以上のように、本発明の脱臭材はプラスチック基材に、
鉄(n)化合物と有機酸とからなる複合体およびpH指
示薬を含有させてなるものであるので、複合体によって
優れた脱臭効果を発揮すると共に、脱臭効果の減少に伴
ってプラスチック基材が変色して有効期間の終期、即ち
脱臭材の交換時期を明確に判断できるという効果を発揮
するものである。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を示し、具体的に説明する。
実施例1 300 g/ 1000g1l−HtOの硫酸第一鉄・
7水塩水溶液に、L−アスコルビン酸10gおよびクエ
ン酸50gを溶解したのち、噴霧乾燥して少し青緑がか
った粉末を得た。
次に、この粉末1gとブロムクレゾールグリーン5■を
、エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量35
%)30gに加熱混合して均一に混練、成形し、藤色〜
レンガ色を呈する本発明の脱臭剤を得た。
得られた脱臭材を1000s+1容のビンに入れ、アン
モニア水100μlを加えて蓋をし、完全に密封状態で
放置した。また、脱臭材を入れずに同様の実験を行った
ものを対照品とした。
経日的にアンモニア濃度を測定した結果を第1表に示し
た。
第1表    単位: ppn+ 上記第1表から明らかなように、本発明品は優れた脱臭
効果を発揮するものである。
脱臭実験2日目には本発明の脱臭材は薄い青紫色に変色
した。さらに、上記操作を繰り返して行ったところ、基
材全体が濃い青紫色〜黒色となり、ついにはアンモニア
の脱臭効果がほとんどなくなった。
以上のように、本発明の脱臭材は優れた脱臭能力を発揮
し、且つ脱臭能力の低下をプラスチック基材の変色によ
って知ることができるものである。
実施例2 350 g/ 1000m1−HaOの硫酸第一鉄・7
水塩水溶液に、L−アスコルビン酸20g、クエン酸1
00g、カリミョウバン10gおよび塩化ナトリウム5
gを溶解したのち、噴霧乾燥して粉末を得た。
次に、この粉末1gとブロムチモールブルーlO+r、
ポリビニルピロリドン1gを、高密度ポリエチレン50
gに加熱混合して均一に混練、成形し、黄色みを呈する
本発明の脱臭剤を得た。
得られた脱臭材を実施例1と同様にして、10001容
のビンに入れ、トリメチルアミン100μlを加えて蓋
をし、完全に密封状態で放置した。
また、脱臭材の代わりに高密度ポリエチレンだけを用い
て同様の実験を行ったものを対照品とした。
経口的な脱臭効果をトリメチルアミン臭気の悪心テスト
によって調べた。
その結果、対照品では10日間以上臭気が継続したにも
かかわらず、本発明の脱臭材は数日間で臭気が消失し、
且つ同一品で上記実験操作を3回繰り返して行っても脱
臭能力が維持でき、優れた脱臭効果を発揮するものであ
ることが判明した。
また、本発明の脱臭材は脱臭能力の低下と共に徐々に変
色し、最終的に脱臭能力が消失した時点ではブロムチモ
ールブルーの黄色が濃いブルーに変色した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)プラスチック基材に、鉄(II)化合物と有機酸と
    からなる複合体およびpH指示薬を含有させてなる脱臭
    材。 (3)有機酸がアスコルビン酸類またはカルボン酸類で
    ある特許請求の範囲第1項記載の脱臭材。 (4)pH指示薬がpH3〜9の変色域を有するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の脱臭材。
JP61315079A 1986-12-26 1986-12-26 脱臭材 Pending JPS63166433A (ja)

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JP (1) JPS63166433A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06289695A (ja) * 1993-03-31 1994-10-18 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング兼用現像装置を使用した静電印刷装置
JP2001327589A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Rengo Co Ltd 悪臭吸着剤
WO2005032608A1 (ja) * 2003-10-02 2005-04-14 Osaka Gas Chemicals Co., Ltd. ガス吸着フィルター
WO2024142438A1 (ja) * 2022-12-28 2024-07-04 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 電器機器及び電器機器の製造方法

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