JPS63164964A - バル−ンカテ−テルの製造方法 - Google Patents

バル−ンカテ−テルの製造方法

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JPS63164964A
JPS63164964A JP61309916A JP30991686A JPS63164964A JP S63164964 A JPS63164964 A JP S63164964A JP 61309916 A JP61309916 A JP 61309916A JP 30991686 A JP30991686 A JP 30991686A JP S63164964 A JPS63164964 A JP S63164964A
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forming
gap
balloon
manufacturing
balloon catheter
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英次 金丸
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Fuji Latex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、床厚用留置カテーテル、心臓カテーテル或い
は脳室内カテーテル等、体内に挿入するためのバルーン
カテーテルにおけるバルーン部の製造方法の改良に関す
る。
〈従来例および問題点〉 一般に、バルーンカテーテルのバルーン部の形成方法と
しては、 ■ 膨張用バルーン部品を予め製造しておき、これをカ
テーテル本体に装着して接着等により固定する方法、 ■ ラテックスゴムの積層コーティングによりカテーテ
ル本体を形成する過程中に、その一部に間隙形成物質を
介在させることにより層間剥離を生じさせてバルーン部
を形成する方法、 とか知られている。
上記■のもにあっては、予め製造した膨張用バルーン部
品を、ゴム基層で形成されたカテーテル本体に取り付け
るに当り、有機溶剤を含んだ接着剤を塗布するか、バル
ーン部品の端部を縛り付けるかにより本体に固定した後
、その外方から全体を包むようにラテックスゴムを塗布
して外層を形成するものである。
しかるにこの方法では、バルーン部品を本体ゴム基層に
接合する前に、本体ゴム基層の表面を室温以上の高温で
乾燥する工程が必要であるため生産効率が悪い。
また、この乾燥工程が不充分な場合にはゴム基層の水分
が残存するので、有機溶剤との分離が生じて均一な接着
剤の塗布ができないことがあった。
さらに、使用する接着剤中の有機溶剤により、本体ゴム
基層およびバルーン部品のゴム層ともに膨潤現象が生じ
るため、均一なバルーン形状を得ることが困難であった
。不均一なバルーン形状であるため、本体管状部との境
界に段差が生じて体内への挿入時に障害となったり、バ
ルーン部の膨張時に基層と外層とが層間剥離を生じ易い
原因となっていた。
一方、上記■の方法にあっては、本体ゴム基層が未だ水
分を含んだNet getの状態で有機溶剤を含んだ間
隙形成物質をバルーン部形成に必要な範囲のみにスプレ
ー塗布し、その後カテーテル全体をラテックスゴム液内
に浸漬して全体を被覆する外層を形成させることにより
、バルーン部を形成するものである。
しかるに、この方法によると、スプレ一時における本体
基層のWet gel状態をコントロールすることが非
常に難しい。すなわち、有機溶剤によるゴムの膨潤が発
生し易いためこれを防止する必要があるが、スプレー室
内の温度、湿度、空気流等の雰囲気によって塗布すべき
基層面の状態が著しく変化するので、均一製品を安定的
に生産することは不可能であった。しかも、これに使用
される装置・機器、すなわちスプレーノズル、送風機、
吸引機、風胴、本体回転機構、スプレー残液回収機構、
等について厳しい品質管理が要求されるため、必然的に
精密・大規模な装置にならざるを得ないものであった。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記のような問題点に鑑み、鋭意研究の成果
として提案されたものであり、 その目的は、成形時にゴム膨潤の原因となる有機溶剤を
使用せずに、均一安定的なバルーン部を形成するための
バルーンカテーテルの製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、バルーン膨張時に本体管状部の層
間剥離が生じることのないバルーンカテーテルの製造方
法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、使用機器の構成か簡単であり
、かつ工程中の雰囲気を厳密にコントロールしなくても
均一な製品を安定的に製造することのできるバルーンカ
テーテルの製造方法を提供することにある。
而して、上記本発明の目的は、1°ラテツクスゴムの塗
布工程中に、間隙形成物質を用いてバルーン部を形成す
るバルーンカテーテルの製造方法において、水を分散媒
とする間隙形成物質の塗布層を設けることによりバルー
ン部を形成することを特徴とするバルーンカテーテルの
製造方法」および[ラテックスゴムの塗布工程中に、間
隙形成物質を用いてバルーン部を形成するバルーンカテ
ーテルの製造方法において、ラテックスゴムの塗布によ
り管状基層を形成する工程と、水を分散媒とする間隙形
成物質の液内に浸漬して先端部からバルーン連通細管形
成部までの周面に間隙形成物質層をキャップ状に塗布形
成する工程と、次いで水タンク内に該キャップ状塗布層
を所定の深さまで浸漬して先端部の間隙形成物質層を水
洗除去することにより、バルーン部形成に必要な範囲だ
けに間隙形成物質層を残存せしめる工程と、次いで全体
をラテックスゴムに浸漬塗布して外層を形成する工程と
、により基層と外層の間にバルーン部を形成することを
特徴とするバルーンカテーテルの製造方法」によって達
成される。
〈実施例〉 次に、本発明を第1〜4図に示された一実施例に従って
、更に詳しく説明することとする。
まず、本体金型(1)をラテックスゴム液タンク(2)
に浸漬塗布して、カテーテル本体の基層(3ンを形成し
く第1図)、次いで該基層(3)に沿わせて導通細管用
の金型(4)を固定した状態で、水を分散媒とする間隙
形成物質液(5)のタンク(6)内に浸漬することによ
り、基層(3)の先端部からバルーン連通細管(4)の
先端を含む深さまでの周面(S)に間隙形成物質層(7
)をキャップ状に塗布形成しく第2図)、次いで該キャ
ップ状の間隙形成物質層(7)の先端部分(S2)を水
タンク(8)に浸漬して洗浄除去することにより、バル
ーン形成部として必要な範囲(St)だけの間隙形成物
質層(7)をベルト状に残しく第3図)、次いでその全
体を再びラテックスゴム液タンク(9)に浸漬して外層
(lO)を塗布形成しく第4図)、その後金型(1)、
(4)を除去することにより、所望サイズのバルーン部
形成用間隙を有するカテーテルを得た。なお、好ましく
は間隙形成物質層(7)も除去するものとする。
なお、水を分散媒とする間隙形成物質としては、シリコ
ンオイルエマルジョン、流動パラフィンエマルジョン、
ワックスエマルジョン等の雛型性を有するエマルジョン
、若しくはポリエチレングリコール、可溶性ブンブン、
メチルセルロース、ハイドロキシエチルセルロース、ポ
リビニルアルコール等の水溶性高分子水溶液を用いる。
ものとする。
而して、上記実施例において用いられた間隙形成物質の
組成を下記に示す。
〈組成例1〉 水             50 重量%シリコン・
工フルジ(ン       50   重i%〈組成例
2〉 水             99 重量%メチルセル
ロース            1  重量%なお、例
1、例2とも水の添加割合は、市販のグレートにより適
宜に調節するものであり、この組成に限定されるもので
はない。
く効 果〉 本発明に係るバルーンカテーテルの製造方法によれば、
間隙形成物質として水を分散媒としたので、有機溶剤を
使用する場合のようなゴム膨潤の心配がなく、また本体
基層への塗布作業を簡単かつ確実に行うことができる。
すなわち、本体ゴム基層がWet gel状態であって
も、間隙形成物質を均一に且つ必要部分にのみ塗布する
ことができる。従って、本体ゴム基層がWet gel
状態のままで外層用のラテックスWet gelを浸漬
塗布できるので、基層と外層との融合接着力が強くなり
、バルーン膨張時における層間剥離の心配がない。
また、有機溶剤を使用しないので安全衛生上も優れてい
る。
さらに、簡単な昇降装置およびタンクを使用する浸漬工
程の繰り返しのみで、実施が可能であるので、生産効率
が非常に良いとともに、製造コストも安価となる利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るバルーンカテーテルの製造工程の一
実施例であり、第1図は本体基層形成工程を示す概略説
明図、第2図は間隙形成物質の塗布形成工程を示す概略
説明図、第3図は間隙形成物質の不要部分除去工程を示
す概略説明図、第4図は該層形成工程を示す概略説明図
、である。 (3)−−−一 本体ゴム基層 (7)−−−一 間隙形成物質 (IQ)−−−−−ゴム外層 特許出願人 不二ラテックス株式会社 代理人・弁理士  千   1)     稔第3図 
 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラテックスゴムの塗布工程中に、間隙形成物質を用
    いてバルーン部を形成するバルーンカテーテルの製造方
    法において、 水を分散媒とする間隙形成物質の塗布層を設けることに
    よりバルーン部を形成することを特徴とするバルーンカ
    テーテルの製造方法。 2、水を分散媒とする間隙形成物質が、シリコンエマル
    ジョンである前記特許請求の範囲第1項記載のバルーン
    カテーテルの製造方法。 3、ラテックスゴムの塗布工程中に、間隙形成物質を用
    いてバルーン部を形成するバルーンカテーテルの製造方
    法において、 ラテックスゴムの塗布により管状基層を形成する工程と
    、 水を分散媒とする間隙形成物質の液内に浸漬して先端部
    からバルーン連通細管形成部までの周面に間隙形成物質
    層をキャップ状に塗布形成する工程と、 次いで、水タンク内に該キャップ状塗布層を所定の深さ
    まで浸漬して先端部の間隙形成物質層を水洗除去するこ
    とにより、バルーン部形成に必要な範囲だけに間隙形成
    物質層を残存せしめる工程と、 次いで、全体をラテックスゴムに浸漬塗布して外層を形
    成する工程と、 により、基層と外層の間にバルーン部を形成することを
    特徴とするバルーンカテーテルの製造方法。 4、水を分散媒とする間隙形成物質が、シリコンエマル
    ジョンである前記特許請求の範囲第3項記載のバルーン
    カテーテルの製造方法。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161020A (ja) * 2004-11-15 2006-06-22 Jsr Corp 熱可塑性エラストマー成形品、熱可塑性エラストマー成形品の表面処理方法、医療用チューブ、および輸液セット
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