JPS6316484A - 光デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンピュータ用ディジタル情報あるいはオーデ
ィオ、ビデオ等の情報を、集束された光ビームを用いて
記録担体である光ディスクに光学的に記録再生する光デ
ィスク装置に関し、特に光ディスク上の情報に対する検
索情報の処理も行う光ディスク装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、追記型光ディスクを用いた光ディスク装置では、
光ディスク上のデータに対する検索情報はその光ディス
ク自身のあるきめられたデータエリアに記録されていた
。この光ディスクに記録された検索情報は、光ディスク
装置に光ディスクを装填後、最初に上位システムにより
読出しされ、次いでデータが光ディスク担体に順次記録
され、ある程度まとまったところで上位システムにより
検索情報が更新されて検索情報エリアに追記される。

または、従来の光ディスク装置では、光ディスク上のデ
ータに対する検索情報が光ディスク装置を使用する上位
システム側で他の記憶手段、たとえば小型ハードディス
ク装置やフロッピーディスク装置等に構築されていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の光ディスク装置において、光ディスク上
のデータに対する検索情報がその光ディスク自身のデー
タエリアに設けられている場合、検索情報はその信頼性
をデータ部の信頼性以上に確保するため２ケ所に二重に
記録されることが多く、光ディスク上の記録可能エリア
に対する検索情報エリアの占める割合が高くなり、デー
タにとっての光ディスクの使用効率を低くする要因にな
っている。

また光ディスク上のデータをアクセスするために、先づ
光ヘッドを検索情報エリアに移動して検索情報を読み出
し、その内容をもとに再び光ヘッドをデータエリアに移
動してデータの読み出しが行なわれるため、光ヘッドの
移動に資す時間が多くなり、データのアクセスタイムを
長くしてしまっている。また光ヘツド移動に伴う処理が
煩雑になってしまう。

また、検索情報とデータが同一の光ディスクに存在する
ことから特定のユーザに対する情報が検索情報を読出し
参照することにより容易に光ディスクから取り出されて
他人に利用される危険性があり、特に重要なデータに対
しては機密保護の信頼性が低いという欠点がある。

また検索情報が上位システム側の他の記憶手段によって
管理されている場合、その記憶手段内の検索情報が何ら
かの原因で破壊されると光ディスク内のデータが無効と
なる危険性がある。特に上位システム側の他の記憶手段
としてフロッピーディスクが用いられ、検索情報がフロ
ッピーディスクに記録されている場合は、その危険性が
高い。

すなわち光ディスクがカートリッジに収められたまま持
ち運ばれる際に、その光ディスクに伴って検索情報の入
ったフロッピーディスク媒体も持ち運びされることがあ
り、このような場合にフロッピーディスク内の検索情報
が破壊される危険性が高い。

また、検索情報がフロッピーディスクに記録されている
場合は、光ディスクの記録再生をするために光ディスク
カートリッジの交換をする際に、フロッピーディスクの
交換等もしなければならないこともあり、作業が煩雑に
なってしまう。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の光ディスク装置は、光ディスクカートリッジに
収納された光ディスクにデータを記録再生する記録再生
手段と、前記光ディスクカートリッジに取り外し可能に
装着されたＲＡＭカードに設けられたランダムアクセス
リードライトメモリに前記光ディスクに記録されたデー
タの検索情報を記録しまたは読み出すＲＡＭ記録再生手
段とを含んで構成される。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例である光ディスク装置のブロ
ック図である。同図に示す光ディスク装置はレーザ光源
を具備し、入力される電気信号に応じてレーザ光のオン
オフを行って光ディスク１上にレーザ光を集束した光を
照射してビットを形成し、あるいはまた光ディスク１に
一定光量を照射してその反射光の変化より光ディスク１
上の情報を読み取る光へ・ソド３と、光ヘッド３を介し
て光ディスク１への情報の記録再生制御、光ヘッド３に
おける集束レンズの焦点制御、トラッキング制御等を行
う記録再生制御手段４と、光ディスク１を収容する光デ
ィスクカートリッジ２に装着されるＲＡＭカード５内の
ＲＡＭ（不揮発性ランダムアクセスリードライトメモリ
５１）に対するＲＡＭ記録再生手段６と、上位システム
からの命令およびデータを受は取って記録再生制御手段
４およびＲＡＭ記録再生手段６を制御するコントローラ
７とで構成され、光ディスク１のデータの記録再生に際
しＲＡＭカード５を光ディスクカートリッジ２に装着し
て使用される。

コントローラ７は上位システムからデータの記録を行う
命令を受けると、その命令およびデータの中から光ディ
スク１上のアドレス情報、記録データのキーワード等の
検索情報を導出する。次に、コントローラ７はＲＡＭ記
録再生手段６を介してＲＡＭ５１をアクセスして前から
ＲＡＭ５１に記録されていた検索情報に新しい検索情報
を追加記録し、その後記録再生制御手段４を介して光デ
ィスフ１にデータの記録を行う。

またデータの再生においては先づコントローラ７はＲＡ
Ｍ記録再生手段６を介してＲＡＭ５１に記録されている
検索情報を読み出し、目的とするデータの光ディスク１
中の所在地、すなわち物理的なトラックアドレス、セク
タアドレスを割り出し、記録再生制御手段４により目的
データの読み出しを行う。

第２図は第１図に示す光ディスクカートリッジ２の模式
的な平面図である。光ディスクカートリッジ２は光ディ
スク１を収容するとともにＲＡＭカード５を装着可能に
なっている。ＲＡＭ５１へのアクセスはＲＡＭカード５
の端部に取り付けられたコネクタ５２を介して行なわれ
る。コネクタ５２は光ディスクカートリッジが光ディス
ク装置に装填されると同時に、装置内に設けられたＲＡ
Ｍ記録再生手段６と電気的に接続される。コネクタ５２
にはＲＡＭ５１に対する電源線、接地線。

アドレス線、および記録再生制御線等が含まれる。

なお、参照番号９は光ヘッド３のアクセス窓である。

ＲＡＭ５１の容量は光ディスク１上のデータ容量と入力
データの件数および大きさにより決まるが、例えば１ギ
ガバイトの容量の光ディスクｌにＡ４サイズのイメージ
情報を順次入力する場合を想定すると、一般に文書ファ
イルの場合Ａ４サイズ１ページがデータ圧縮技術を用い
て約百キロバイトで入力することができ、前記光ディス
クにおいては約１万ページ収容することができる。前記
検索情報をデータ１ページ単位にデータの記録開始アド
レス、使用セクタ数、検索キーワードとし、それぞれ３
バイト、１バイト、３バイトで表わすとすれば、約７０
キロバイト（１万ページ×（３＋１＋３バイト））の容
量を有するＲＡＭ５１を使用すれば、前記文書ファイル
に対する検索情報が実現できる。

〔発明の効果〕

本発明へ光ディスク装置は、光ディスクを収容するカー
トリッジに装着したＲＡＭカードのＲＡＭに光ディスク
上のデータに対する検索情報を記録しておくことにより
、検索情報の信頼性を上げ、秘密保持を確実にすること
ができる。

すなわち、従来の検索情報をフロッピーディスクに記録
した場合に比べ、ＲＡＭカードでは記録した情報が破壊
される危険が小さいため光ディスクカートリッジの持運
びに伴う検索情報の破損の危険性も大幅に減少する。ま
た、光ディスクカートリッジから検索情報の入・っなＲ
ＡＭカードを取り外すことにより、他人からの光ディス
ク上のデータのアクセスが不可能となる、データの機密
保護が容易に行われるという効果がある。

また、ＲＡＭ内の検索情報は光ディスク装置内で容易に
書換えることが出来るため、データの追加、削除に伴う
データのアクセス処理、特に従来のように検索情報も光
ディスク上に設けたような場合に比べ、光ディスク上の
検索情報エリアとデータエリアの２ケ所へ光ヘッドをア
クセスするような処理が不要なため、データのアクセス
時間を短くすることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の光ディスク装置のブロック
図、第２図は第１図に示す光ディスクカートリッジ２の
模式的な平面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　光ディスクカートリッジに収納された光ディスクにデ
   ータを記録再生する記録再生手段と、前記光ディスクカ
   ートリッジに取り外し可能に装着されたＲＡＭカードに
   設けられたランダムアクセスリードライトメモリに前記
   光ディスクに記録されたデータの検索情報を記録しまた
   は読み出すＲＡＭ記録再生手段とを含むことを特徴とす
   る光ディスク装置。