JPS6175938A - 光デイスクのデ−タ管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、書替え不能な光ディスクにおける格納データ
を管理するディレクトリ部を光デイスク上に持たせた光
ディスクのデータ管理方式に関する。

近年のコンピュータの発達により、その処理データ量が
増大し、これに伴ない外部記憶装置においても大容量化
が求められている。外部記憶装置として代表的な磁気記
録装置は、磁化方向の制御により情報を格納する原理上
記憶密度に限りがあり、これ以上の向上は困難であるこ
とから、光デイスク装置が注目されている。光デイスク
装置は光デイスク上に光学的にデータを書込みそして光
学的に読取るものであり、光スポットの大きさを小さく
することによって大容量化が可能である。

この光デイスク装置には、光デイスク自体が磁気ディス
クと同様光学的に書替えのできるものも開発されている
が、まだ価格が高く、動作も安定したものが得られない
ことから、書替え不能の光ディスクが広く利用されてい
る。この光ディスクは、例えば基板間にテルル（Ｔｅ）
等の金属膜を設け、情報に応じて光学的にピントと称さ
れる穴を金属膜に開けて書込みを行ない、このピットの
有無を光学的に検出して読取りを行なうものである。

光デイスク装置は、第９図に示す様に制御部１とディス
クユニット２とから成り、ディスクユニット２には、回
転する光ディスク２０と、光ディスク２０を光学的に読
出し／書込みを行う光学ヘッド２１と、そのアーム２２
と、アーム２２を介し光学ヘッド２１を光ディスク２０
の単径方向に駆動するヘッド駆動部２３と、光学ヘッド
２１のリード（読出し）／ライト（書込み）を制御する
り−ド／ライト制御部２４とを有している。一方、制御
部１は、処理プロセッサ等からチャネルを介して与えら
れるコマンド／テークに応じてディスクユニット２のヘ
ッド駆動部２３に格納アドレスを与え、リード／ライト
制御部２４にリード指示を与えて光学ヘッド２１からの
読出しデータを受げ、又はライト指示とライトデータを
与えて光学へラド２１に光ディスク２０への書込みを行
なわしめる。

〔従来の技術〕

このような光デイスク装置では、光デイスク上の格納ア
ドレスを管理するためディレクトリと称される辞書が設
けられ、ディレクトリには、当該データのファイル名と
その格納アドレスが格納されており、処理プロセッサか
らのファイル名のアクセスによってディレクトリを用い
て対応する格納アドレスを得るようにしている。

従来、光ディスクが書替え不能なものであることから、
削除、更新を考慮し、ディレクトリはフロッピーディス
ク（又は磁気ディスク）等の書替え可能な外部記憶媒体
３に収容しておくことが行なわれていた。即ち、第１０
図に示す如く外部記憶媒体３にファイル名と格納アドレ
スとを収容するディレクトリ部を設け、光ディスク２０
にはデータセットを格納するデータ部を設けて構成して
いた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、係る従来のデータ管理方式は、書替え可
能な外部記憶媒体自体の寿命が光ディスクに比べて短い
ため、定期的に外部記憶媒体の交換を必要とし、操作性
が悪いという問題がある他に外部記憶媒体を紛失した場
合には、ディレクトリ部の回復が困難で信頼性も劣ると
いう問題もあった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、操作性及び信頼性を向上しうる光ディスクの
データ管理方式を提供するにある。

このため、本発明は、データセットが格納されるべきデ
ータ部と該データ部のアドレス管理のためのディレクト
リ部とを含む光ディスクと、外部からの要求に対し該デ
ィレクトリ部を用いて該光ディスクをアクセスする制御
部とを有し、該光ディスクのディレクトリ部の各ディレ
クトリはイレーズマーク部と該格納されたデータセット
の識別部と該データセントの格納アドレス部とで構成さ
れ、該制御部が該データセントの書込みに際し該データ
部の空きエリアに該データセットを該ディレクトリ部に
対応するディレクトリを書込むとともに格納されたデー
タセットの削除に際しては該ディレクトリ部の対応する
ディレクトリのイレーズマーク部にイレーズマークを付
することを特徴としている。

〔作用〕

本発明では、ディレクトリ部を光デイスク上に設けてデ
ィレクトリの操作性及び信頼性を高めるとともにデータ
部へのデータセットの書込み、消去に際しディレクトリ
も書込み、消去するため、ディレクトリにイレーズマー
ク部を設けて書込むことにより、消去を行なえるように
している。

〔実施例〕

以下、本発明を実施例により詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例光ディスクの構成図であり、
図中、第９図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してあり、２０ａは光デイスク上に設けられたディレ
クトリ部であり、各データセントのディレクトリが格納
されるもの、２０ｂ当該空きエリアのアドレスに光学ヘ
ッド２１を再　　　ア・位置決めし、書込みデータセッ
トをリード／ライ　　　　ブト制纒部２４を介し光学ヘ
ッド２１に与えて当該　　　で空きエリアのアドレスに
データセットを書込ませ　　　　Ｏる・　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　込■　次にプ
ロセッサ１０はディレクトリを編集　　　（２）し、イ
レーズマーク部Ｅ及びファイル部Ｆ１アト　　　　（レ
ス部Ａを有するディレクトリのファイル部Ｆに　　　　
ドファイル名を、アドレス部Ａに当該書込んだアト　　
　はレスをセットしてディレクトリを作成する。　　　
　　　光■　そして、プロセッサ１０はヘッド駆動部２
　　　　し３に光ディスク２０のディレクトリ部２０の
先頭　　　　アアドレスを与え、光学ヘッド２０をディ
レクトリ　　　　較１部２０の先頭に位置決めし、ディ
レクトリ部の各　　　同・ディレクトリを読出させる。

読出された各ディレ　　　了。

クトリはリード／ライト制御部２４を介しブロモ　　　
処ソサ１０に与えられ、プロセッサ１０は、続出さ　　
　　　・れたディレクトリからディレクトリ部２０ａの
空　　　　るきエリアを探す。　　　　　　　　　　　
　　　　　　　イこ光学ヘッドを再位置決めし、前述の
作成したイレクトリをリード／ライト制御部２４を介し
た学ヘッド２１へ与えて当該ディレクトリ部２ａの空き
エリアに作成されたディレクトリを書友せる。

データセットの削除。

Φ　制御部ｌは処理プロセッサより削除コマンと、ファ
イル名とを受けると、プロセッサ１０ステツプ■と同様
にして光学へソド２１によりｒイスク２０のディレクト
リ部２０ａの各ディクトリを読出させ、読出したディレ
クトリのフィル名と削除対象ファイル名とを比較する。

比り結果一致しないと次のディレクトリを続出し、華の
比較を繰返す。この間にディレクトリが終り１牽検出し
、終了なら該当ファイルなしとして里を終わる。

の　前述の比較によって該当ファイルが見付かと、ブロ
セッ＋１０は光学ヘッド２１を当該デレクトリに再位置
決めし、リード／ライト制御与え、第５図に示す如（当
該ディレクトリのイレーズマーク部Ｅにイレーズマーク
（図ではＸ″）を書込む。

（３）データセントの更新。

■　データセットの更新は、データセットの書込みと削
除動作の組合せであり、新データセット、新ディレクト
リの書込みと旧ディレクトリの削除である。

制御部１０が処理プロセッサより更新コマンドと、ファ
イル名、書込みデータとを受けると、先づ前述の書込み
ステップ■、■、■、■、■と同一のステップで、デー
タ部２０ｂの空きエリアに書込むべきデータセントを書
込み、ディレクトリ部２０ａの空きエリアに新ディレク
トリを書込む。

■　次に、前述の削除ステップ■、■と同様に、第７図
の如くディレクトリ部２０ａの旧ディレクトリを探し、
これにイレーズマークを付する。

（４）　　データセットの再生。

［相］　制御部１は処理プロセッサより続出（再生）コ
マンドと再生ファイル名を受けると、プロセッサ１０が
ステップ■と同様にして光ディスク２０のディレクトリ
部２０ａの各ディレクトリを光学へラド２１により順次
読出させる。プロセッサ１０は読出したディレクトリを
解析し、ディレクトリ終了なら、対象ファイルなしとし
てエラー通知する。

■　ディレクトリ終了でないと、プロセッサ１０は読出
したディレクトリのイレーズマーク部Ｅを見て、イレー
ズマークが付されているかを調べ、イレーズマークが付
されていれば、削除ファイルのため次のディレクトリの
続出しに戻る。イレーズマークが付されていないと、次
にファイル名を見て再生ファイル名と比較し、一致して
いなければ次のディレクトリの読出しに戻る。

＠　続出したディレクトリのファイル名が再生ファイル
名と一致すると、当該ディレクトリのアドレスＡをヘッ
ド駆動部２３に送り、光学ヘッド２１を光ディスク２０
のデータ部２０ｂの対応アドレスに位置決めせしめ、そ
のアドレスに格納されたデータセントを読出させ、これ
をプロセッサ１０が受ける。そしてプロセッサ１０は読
出したデータセットを処理プロセッサに送り、再生処理
を終了する。

以上の様にしてイレーズマークの付いたディレクトリは
スキップし、新ディレクトリを探し、新ディレクトリに
よって更新後のデータセットをアクセスする。

以上本発明を一実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、データセットが格
納されるべきデータ部と該データ部のアドレス管理のた
めのディレクトリ部とを含む光ディスクと、外部からの
要求に対し該ディレクトリ部を用いて該光ディスクをア
クセスする制御部とを有し、該光ディスクのディレクト
リ部の各ディレクトリはイレーズマーク部と該格納され
たデータセットの識別部と該データセントの格納アドレ
ス部とで構成され、該制御部が該データセットの書込み
に際し該データ部の空きエリアに該データセットを該デ
ィレクトリ部に対応するディレクトリを書込むとともに
格納されたデータセットの削除に際しては該ディレクト
リ部の対応するディレクトリのイレーズマーク部にイレ
ーズマークを付、することを特徴としているので、光デ
ィ、スフにディレクトリ部を設けられるから、ディレク
トリ部を光デイスク以外の媒体に設けなくてもよく、交
換等が必要がなく操作性が向上するという効果を奏する
とともに媒体紛失によってディレクトリ部が失われるこ
ともないので信頼性も向上するという効果も奏する。し
かも、ディレクトリ部を光ディスクに設けても、ディレ
クトリにイレーズマーク部を設けているから、データセ
ットの削除、更新が可能となるという効果も奏し、更に
イレーズマーク部のイレーズマークの有無によって制御
できるから、その実現も容易であるという実用老優れた
効果も奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例光デイスク構成図、第２図は
本発明の一実施例ブロック図、第３図は第１図及び第２
図構成における書込み処理フロー図、第４図は第１図及
び第２図構成における削除処理フロー図、第５図は第４
図処理の動作説明図、第６図は第１図及び第２図構成に
おける更新処理フロー図、第７図は第６図処理の動作説
明図、第８図は第１図及び第２図構成における再生処理
フロー図、第９図は従来のデータ管理方式ブロック図、
第１０図は従来のデータ管理方式の説明図である。 図中、１−制御部、２・−・光デイスク装置、２０−・
−光ディスク、２０ａ−ディレクトリ部、２０ｂ−・−
データ部、２１−光学ヘッド、Ｅ−・イレーズマーク部
、Ｆ・−ファイル部、Ａ−アドレス部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データセットが格納されるべきデータ部と該データ部の
   アドレス管理のためのディレクトリ部とを含む光ディス
   クと、外部からの要求に対し該ディレクトリ部を用いて
   該光ディスクをアクセスする制御部とを有し、該光ディ
   スクのディレクトリ部の各ディレクトリはイレーズマー
   ク部と該格納されたデータセットの識別部と該データセ
   ットの格納アドレス部とで構成され、該制御部が該デー
   タセットの書込みに際し該データ部の空きエリアに該デ
   ータセットを該ディレクトリ部に対応するディレクトリ
   を書込むとともに格納されたデータセットの削除に際し
   ては該ディレクトリ部の対応するディレクトリのイレー
   ズマーク部にイレーズマークを付することを特徴とする
   光ディスクのデータ管理方式。