JPS62298982A - 光デイスク情報検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク情報検索方式に関し、特に磁気デ
ィスク等の媒体を用いることなく、光ディスクのデータ
検索を高速に行うのに好適なシステムに関するものであ
る。

〔従来の技術］ 光ディスクには、用途によって３種類ある。■再生専用
、■ユーザが書き込める。いわゆる追記型（またはＤＲ
ＡＷ）と呼ばれるタイプ、■消去し。

再書込みのできる消去・再生可能のタイプである。

いずれも基本構成は同じである。回転するディスク上に
レーザ光を集光し、ディスクからの反射光の強弱を検出
する。ディスク基板は透明なアクリル樹脂やポリカーボ
ネート樹脂などから構成され、基板の厚みは普通１．２
（財）である。この基板を通して、ディスク内部にある
記録層からの反射を検出する。記録部分がディスク内部
にあることが光ディスクの特長である。ディスク表面に
ゴミがあっても、レーザ光は焦点外なので影響が少ない
。

再生専用型は、ディスク上の凹凸という形で情報が記録
されている。この記録の一単位をビット（六）という。

ビットの有無がディジタル記録なら“１″、′０”に対
応し、アナログ記録ならビットの長さや間隔が情報とな
る。ビットの深さくまたは高さ）は約０．１−。レーザ
光の１／４波長分である。

ビットから反射してくるレーザ光と、ビット周囲から反
射してくるレーザ光は光路長が１／２波長分違うので、
相互に干渉する。これは、レーザ光が、コヒーレント光
（位相が一定で可干渉性の光）のためである。干渉の結
果、反射光に強弱が生じる。これをフォトダイオードで
検出し、電気信号に変換する。

追記型の光ディスクは、書込む前はビット列がない。そ
こで前もって原盤作成時に案内溝を作っておく。溝の深
さはレーザ光の１／８波長分である。

溝の有無で光路長が変わるので、反射レーザ光は相互に
干渉する。これで正確なトラッキングを行う。また、ト
ラック・アドレスなども原盤作成時にビットの形で作っ
ておく。このアドレス用ビットの深さは１／４波長分で
ある。情報の記録は、記録膜に穴を開けるか、記録膜の
反射率を変えることで行う。レーザ光の出力を大きくし
、レーザ光の熱で反応させる。これが記録ビットである
。

消去可能な光ディスクの場合も、案内溝やトラック・ア
ドレスなどの情報は追記型と同じ方式を採用する。情報
を記録する媒体や、記録・再生方式が違うもので、熱磁
気効果を使った光磁気記録を行う光磁気記録型光ディス
クと結晶−アモーファス等の相変化に伴う反射率の違い
を利用した相変化型光ディスクが研究開発されている。

上述した追記型光ディスクを用いた光ディスクサブシス
テムの構成を第２図に示す。このサブシステムは、光デ
ィスク制御装置（以下、○ＤＣという）２と光ディスク
駆動装置（以下、ＯＤＵという）３又は光ディスクライ
ブラリ装置（以下、○ＬＵという）４から構成される。

０ＤＵ３は、１台の筐体に複数台の駆動部を収容でき、
カートリッジに収容されたディスクをフロントローディ
ングによりマニュアル操作で容易に装てんでき、大容量
・高速オンラインファイルに使用される。０ＬＵ４は光
ディスクカートリッジを複数枚収容し、自動的に駆動部
へのマウント、デマウントが可能であり、ＯＤＵ３より
更に大容量のオンラインデータアクセスが可能である。

０ＤｔＪ３，０ＬｔＪ４は○ＤＣ２を通してＣＰＵＩの
ブロックマルチプレクサチャネルへ接続される。ここで
用いられる光ディスク（追記型光ディスク）は、常にコ
ンパクトなカートリッジに収容されており、通常のオフ
ィス環境下で、１０年という長期保存に耐えられるよう
に作られている。

このような構成のシステムにおいて、追記型光ディスク
に大量に書込まれたデータを検索する場合、まず、書込
みデータに付けられているＩＤ（インデックス）やラベ
ル等のデータをアクセスするための管理情報をサーチし
た後、必要とするデータの検索を行っていた。

なお、関連する技術としては、口紅エレクトロニクス「
コード情報の記録が可能になった大容量光ディスク・フ
ァイル装置Ｊ　１９８３．１１．２１　ｐ９．１８９〜
２１３で論じられている文献が挙げられる。

〔発明が解決しようとする間厘点〕

しかしながら、上記のシステムで用いられる追記型光デ
ィスクは、長期保存性に関しては優れているが、記録媒
体全体が書直しが不可能のため、データの追加、修正（
通常旧データを何らかの方法で削除し、新データを別エ
リアに追加する）を行った時、媒体中の記録済エリアの
位置を管理エリア（ディレクトリ）に記録する必要があ
る。さらに、当該管理エリア自身も書直しができないた
め、新たなエリアに当該管理情報を書く（ポイントする
）ことになる。この例を第３図に示す。ここで、３Ｑは
管理エリア中のレコードの配置情況、３１は管理エリア
のレコードによりポイントされるデータエリアの位置（
この場合は最終レコードを示す）である。したがって、
データの追加がたび重なると、この管理エリアの追加も
たび重なり、最終的には、データの追加の毎に、この管
理情報エリアのサーチが必要になり、データの検索速度
が低下するという問題があった。追記型光ディスクは、
通常、５１２バイトまたは１０２４バイト／ブロツクの
固定セクタ方式が採用されているが、データアクセスの
ための管理情報は、１００バイト／件程度であり、追記
型の場合、本質的に数件分をまとめて１ブロツクに書＜
（ブロッキング）ことも不可能であった。そこで、光磁
気ディスク等の消去可能な記録媒体を使用することも考
えられるが、この場合、長期保存性に欠けるという問題
がある。

本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、追記
型光ディスク媒体に記録されたデータの検索速度を向上
させる光ディスク情報検索方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するため、本発明では、光ディスク媒
体に蓄積された情報を利用して情報検索を行うシステム
において、上記光ディスク媒体を、書込み済データの書
替えが不可能な追記型記録エリアと書替えが可能な記録
エリアとから構成し、該書替え可能エリアに追記型記録
エリア内のデータをアクセスするための管理情報を記録
し、該記録された管理情報を用いて上記追記型記録エリ
アに蓄積された情報を検索することに特徴がある。

〔作用〕

書替え不可能な追記エリアと書替え可能な書替エリアを
有する光ディスク媒体を用いて、書替エリアにデータア
クセスに必要な管理情報を記録し、数件分まとめてブロ
ックキングを行い、この管理情報を用いて追記エリアに
書込まれたデータの検索を行うことにより、データ検索
速度を向上させるようにした。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を、図面により詳細に説明する
。

本実施例のシステム構成は、第２図と同様であるので、
第２図を参照しながら本実施例を説明する。また、本実
施例で検索等に使用する追記型光ディスクの構成が第２
図のシステムと異なるので以下、説明する。

第１図は、本発明の特徴的な光ディスク媒体の構成例を
示す図である。

第１図において、１０は追記型光ディスク媒体、１１は
書替不可能な追記型記録材質からなる追記形記録エリア
、１２は光ディスク媒体１０の内周に埋込まれた書替可
能な記録材質からなる書替可能記録エリアである。ここ
で、追記型光ディスク媒体１０の一部（例えば、内周の
数ｌＯＯトラック分）に形成された書替可能記録エリア
１２が、特定データエリア対応の管理エリアを提供し、
データの追記、修正があっても、管理エリアを修正する
ことにより新しいデータエリアのポイントを行うことが
できる６ 追記形記録エリア１１は、現在すでに商用化されている
、いわゆる追記型光ディスクと同様である。書替可能記
録エリア１２は、例えば、光磁気記録媒体をそのまま用
いることが可能であり、この両者の境界部は、必要によ
り複数トラックのダミーエリアが設けられてもよい。ま
た、追記型記録エリア１１．書替可能記録エリア１２の
いずれもその論理的構造は同一でよい（ブロック長、Ｅ
ＣＣ等）。さらに、通常プリフォーマットされているヘ
ッダ部も両者同一でよい。

以下、このような光ディスクを用いた光ディスク情報検
索の処理について説明する。

まず、ＣＰＵ　ｌからチャネルを介して、検索の指示を
受けると、０ＤＣ２は０ＤＵ３または○ＬＵ４を駆動し
、装填されている追記形光ディスク媒体１０の書替可能
記録エリア１２に書込まれた管理情報の検索を高速に行
い、その検索された管理情報に従って追記型記録エリア
１１に記録されでいるデータの検索を行う。ここで、管
理情報の検索は数件分のデータをまとめてブロックキン
グしているので、データの検索速度が向上する。また、
データの更新、追加、削除に対して、管理情報を新たな
エリアに追加書きすることなく、当該エリアに対応した
管理エリアを繰返して利用できる。このことにより、デ
ータに対応して、管理エリアの位置も固定し、データに
対応して直ちに、管理情報をアクセスすることができる
。これにより、管理エリアの効率向上、検索速度の向上
が計られ、光ディスクのアクセス性能が大幅に向上する
。例えば、１０２４バイト／ブロツクの物理しコードに
１００バイト／件の管理情報を１０件まとめて記録すれ
ば（ブロックキングすれば）、これだけで検索速度は１
ｏ倍向上する。

また、光ディスク媒体１ｏを長期保存する場合は、追記
形記録エリアにオリジナル管理情報として記録しておく
ことも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、管理エリアの効
率向上、検索速度の向上が計られ、光ディスクのアクセ
ス性能が大幅に向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の特徴的な追記形光ディスクの構成例を
示す図、第２図は光ディスクシステムの構成図、第３図
は管理情報とデータ実体との関係を示す図である。 １：ｃＰｔＪ、２：光ディスク制御装量（ＯＤＣ）、３
：光ディスク駆動装置（ＯＤＵ）、４・光ディスクライ
ブラリユニット（○ＬＵ）、１０：光ディスク媒体（円
板）、１１：追記型記録エリア、１２：書替可能記録エ
リア６ 第　　　　　１　　　　　図 ］ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、光ディスク媒体に蓄積された情報を利用して情報検
   索を行うシステムにおいて、上記光ディスク媒体を、書
   込み済データの書替えが不可能な追記型記録エリアと書
   替えが可能な記録エリアとから構成し、該書替え可能エ
   リアに追記型記録エリア内のデータをアクセスするため
   の管理情報を記録し、該記録された管理情報を用いて上
   記追記型記録エリアに蓄積された情報を検索することを
   特徴とする光ディスク情報検索方式。