JPS63164505A - 静磁波共振素子 - Google Patents

静磁波共振素子

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JPS63164505A
JPS63164505A JP30810186A JP30810186A JPS63164505A JP S63164505 A JPS63164505 A JP S63164505A JP 30810186 A JP30810186 A JP 30810186A JP 30810186 A JP30810186 A JP 30810186A JP S63164505 A JPS63164505 A JP S63164505A
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JP
Japan
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magnetostatic wave
chip
magnetic field
magnetostatic
magnets
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Pending
Application number
JP30810186A
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English (en)
Inventor
Shigeru Takeda
茂 武田
Yasuaki Kinoshita
木下 康昭
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Hitachi Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、YIG (イントリュウム・鉄・ガーネット
)の強磁性共鳴を利用した静磁波共振素子に係わり、特
に、GGG (ガドリニュウム・ガリュウム・ガーネッ
ト)基板上に作製されたYIG厚膜から製造され、かつ
小型金属パッケージに実装するに好適な広帯域で周波数
可変な集積化静磁波共振素子に関する。
〔従来の技術〕
Y I G (Yttrium I ron Garn
et )を主成分とする酸化物単結晶を利用した静磁波
共振素子の代表的なものは球状試料を用いた共振器であ
る。これは強磁性共鳴を利用したもので、バイアス磁界
を印加し、これを可変することにより前記共振器の中心
周波数を変化させることができる。
これに対して、最近GGG基板の上にLPE(L 1q
uid P hase E pitaxial )法に
よりYIG膜を作製し、これを静磁波素子に適用する研
究が盛んになった。
例えば、「アイ・イー・イー・イー (IEEE)19
84年ウルトラソニック・シンポジュウム(U Itr
asonic S ymposium)、1984年。
pp、  164−167  Jに示されるように従来
知られている共振子は第8図に示すように4111m×
41111o角の YIG厚膜1/GGG基板2よりな
る静磁波チップ7を12GHzで共振させている。図中
、3は入出力のストリップライン、5は誘電体基板、4
はアース導体である。あるいは第9図に示されるような
ストライブ電極6を用いる方法も検討されている (特
願昭61−88032号参照)。
このYIG膜には膜面に垂直にバイアス磁界Hextを
印加する方法と、膜面内にHextを印加する方法の2
種類がある。
前者は、体積前進波としで知られ、後者は表面静磁波あ
るいは体積後進波として知られている。第8図及び第9
図は、後者の場合の面内磁界印加方法に関している。
第8図の場合、静磁波チップの寸法を最適に設計するこ
とにより、帯域通過素子を作製でき、マイクロ波は端子
Aから入り、端子Bに通過する。
第9図の場合、ストライプ電極6を最適に設計すること
により帯域阻止共振素子を作製することができる。
〔発明が解決しようとする#J題、貞〕このような表面
静磁波及び体積後進波を効率よく励起するためには前記
YrG/GGGI  。
2の静磁波チップにできるだけ一様なバイアス磁界He
xtを印加する必要がある。しかし、従来、これは第1
0図のような大型の電磁石を用いて実験室的には実現し
ているが、実際の回路部品として小型パッケージにこの
ような磁気回路を実装させることは極めて困難であると
考えられていた。
従って、本発明の目的は、前記チップの面内にできるだ
け均一な磁界を、できるだけ小型の形状の磁気回路で実
現し、これを備えた周波数可変の静磁波共振素子を提供
することである。
〔riIJH点を解決するための手段〕本発明は上記目
的達成するために、Y 20 s 。
Fe2O3を主成分とする酸化物単結晶平板から所定の
大きさに切り出された静磁波チップに均一な磁界を印加
させるために、円筒の円弧の一部となっている形状の2
個の磁石を一対で用い、前記平板の面内に静磁界が印加
されるように該一対の磁石の間の中央に前記静磁波チッ
プを配するとともに、前記静磁波チップのWR囲もしく
は近傍に可変磁界を供給するためのコイルを設けたこと
を特徴としでいる。
〔作  用〕
この構造を採用することによって、従来困難とされた面
内磁化の可変周波数静磁波共振素子が小型パッケージの
状態で実現可能となった。
〔実施例〕
以下本発明の効果を実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の根拠となる原理を説明するための図で
ある。 (a)は正面図、(b)はC−C′断面図であ
る。
円筒磁石9はy軸方向に平行に均一に磁化されでおり、
この内側の丁度中央部分の磁界はほぼy軸に平行である
。静磁波チップ7の膜面に磁界が印加されるように図の
ように各々が配置される。この磁界強度及び方向は、円
筒形磁石9の外径Do、内径Di及び高さhに関係する
。当然磁石の材質にも強く依存するし、その磁化状態に
も影響を受ける。
本実施例では、はぼ均一な磁化状態を前提として考える
。均一であれば、特に飽和状態である必要はなく、ある
程度減磁された状態でも構わない。
MS1図の構成で均一な磁界を得ようとすれば、Do、
Di、hをできるだけ大きくすればよいが、小型化とい
う点ではできるだけ小さい方がよい。また、小型化しよ
うとして、Doを小さくしてDiに接近させれば、外面
と内面の磁位による作用が相殺して、中央部分の磁界は
極めて小さくなる。
第2図は、この難烈を解決するための本発明の根拠とな
る一つの実施例であり、円筒形の磁気ヨーク10を磁石
9の周りに取り付けた場合を示す。この磁気ヨーク10
と磁石9の密着度がよく、かつ磁気ヨーク10の比透磁
率が極めて大きければ、外面の磁位は磁気ヨーク10に
反対符号の磁位を誘導して見かけ上な(なり、Doの大
きな磁石を用いたのと等価になる。
第3図は、第2図の磁気回路で外面の磁位分布を無視し
た場合の内面の円周上の磁位分布を俣式的に示したもの
である。
このときの磁化分布は σ=σrsinθ   ・・・・・・・・・・・・ (
1)と表わされる。
σは表面磁位密度である。σrは磁石の固有の状態の表
面残留磁位密度である。
原点を第3図のようにとれば、y軸に垂直となるθ=π
/2での円周上で磁位密度が一番高くなる。
このとき、第2図の任意の点Q (x y y v z
’−)におけるy軸方向の磁界成分HVは で表わされる。但し、 である。
ここで、座標X+ytZは磁石の内側の半径ri (=
 D i/ 2 )で規格化されている。 Brは磁石
の材質の固有の残留磁束密度で、単位は[Gauss]
である。
ここで、特別な場合として原点のOを中心にして、Xt
  、Z軸方向の磁界強度Hyの分布を計算した。
第4図がこれらの計算結果である。但し、磁石としては
7工ライト磁石を考えて、Br=3600  [Gau
ss]を用いた。縦軸は磁界強度のy成分Hyであり、
単位は[kOelである。(a)は原点からX方向にみ
た場合の磁界分布、同様に(b)はX方向、(c)はZ
方向の磁界分布である。
これらの図から分かるように、X方向の変化が最も穏や
かである。X方向の変化は中心近傍では小さいが周辺に
近付くにつれて急に大きくなる。2方向の変化も中心近
傍ではそれほど大きくない。
特に、Z方向は静磁波チップ7の厚み方向であるため均
一部分は1ωmもあれば十分である。
但し、図中の横軸の数字は内側の半径riで正規化して
示している。また、パラメータは円筒形磁石の高さht
−Diで正規化して示しである。hが大きくなるにつれ
て内部磁界が大きくかつ磁界分布もよくなって行くのが
分かる。
ここで注目すべきことは、 (1)式もしくは第3図か
ら分かるように、θ=0もしくはπの場合、すなわち士
のy軸を横切る点での磁位の寄与はほぼ零であることで
ある。従って、磁石のこの部分を僅かに取り去っても、
全体の磁界分布にそれほど悪#響を与えることはない。
第5図はこのような考え方の基に作製した磁気回路であ
る。結果的に円筒形の磁石はそれぞれ円弧の一部である
一対の磁石9a、9bとなる。このようにすれば、ケー
ス内部の空間利用率も増し、都合がよい。
また、外部にマイクロ波の入出力端子やコイルの電流端
子を出す場合も平面的に構成することができるので、都
合がよい場合がある。
pltJ6図は、本発明により集積化された具体的な静
磁波共振素子の構造の実施例を示す。円弧の一部である
一対の磁石9a、9bは磁気遮蔽ヨーク10′の内部に
取り付けられ、丁度その中央部分にアース台17の上に
乗った静磁波チップ7がある。このチップの周りには磁
界を可変させるためのソレノイドコイル12が巻かれて
いる。また、ソレノイドコイル12に電流を供給する電
流端子15.16も別に設けられている。
このような構造にすることにより、内部の磁界は外部の
影響を殆ど受けなくなるし、逆に外部にも磁界を及ぼさ
なくなる。
第7図は集積化された本発明の他の実施例を示す。この
場合は可変磁界がより均一になるようにヘルムホルツコ
イルの形状に近い分割された二つのコイル18a*18
bが設けられてし1では、コイル宇ヰが二つになり部品
点数は増えるが、組立作業を独立に行なうことができる
ので作業能率が大幅に改善される構造となってI+する
また、マイクロ波の入出力端子13  、14がストリ
ップライン端子となって、一対の磁石の間から平面的に
出ており、高周波回路に適合し易いような構成となって
いる。
本実施例は磁石の形状を円弧と限定したが、本分野に通
じている専門家であれば、これに類する形状、例えば多
角形も同じような効果を与えることを理解でトるであろ
うから、本発明はこれらをも含むものでである。
〔発明の効果〕
11一 本発明の構造によれば、従来のような大型の電磁石を用
いることなく、極めて小型の磁気回路で比較的均一な磁
界分布を得ることができる。
また、この磁気回路を用いることにより、これまで困難
とされた小型パッケージに収納された静磁波共振素子を
実現出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の根拠となる原理を説明するための図、
第2図は本発明の根拠となる磁気回路図、第3図は本発
明の根拠となる円筒形磁石の内面の磁位分布楳式図、第
4図は本発明の磁気回路の磁界強度の計算結果を示す図
、第5図は本発明の実施例を示す図、tIS6図、第7
図は本発明により集積化された静磁波共振素子の実施例
を示す組立図、第8図、tJS9図は従来技術による静
磁波チップとこれを用いた静磁波共振素子の組立方法を
示す図、第10図は従来技術による磁界発生装置を示す
図である。 7 :静磁波チップ、    9 :円筒磁石、9a、
9b:円弧状の磁石、   10 :磁気ヨーク、  
 10′ :磁気遮蔽ケースおよびヨーク、  12 
:ソレノイド、  13  、 14マイクロ波入出力
端子、  15  、16  :電流端子、  17 
:アース台、  18a、18b:へルムホルツコイル 代理人 弁理士  本  間     崇7:青1線球
チップ 8」【虫石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Y_2O_3、Fe_2O_3を主成分とする酸
    化物単結晶平板、該単結晶平板から所定の大きさに切り
    出された静磁波チップ、該静磁波チップの表面もしくは
    近傍に静磁波を発生させるための電極を構成し、前記静
    磁波チップの面内に均一な磁界を印加させるために、2
    個の磁石を一対で用い、該一対の磁石の間の中央に前記
    静磁波チップを配するとともに、前記一対の磁石の間に
    ありかつ前記静磁波チップの周囲もしくは近傍に可変磁
    界を供給するためのコイルが設けられていることを特徴
    とする静磁波共振素子。
  2. (2)前記一対の磁石は、それぞれ円筒の円弧の一部分
    となっていることを特徴とする特許請求の範囲の第1項
    の静磁波共振素子。
  3. (3)前記円筒の円弧の一部となっている形状の磁石が
    中心の半径方向と平行に一様に磁化されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項の静磁波共振素子。
  4. (4)前記形状の磁石、静磁波チップ及びコイルが磁気
    遮蔽のケースの中に配されていることを特徴とする特許
    請求の範囲の第1項の静磁波共振素子。
  5. (5)前記単結晶平板がGGG(ガドリニュウム・ガリ
    ュウム・ガーネット)基板上に作 製されたYIG(イットリュウム・鉄・ガーネット)を
    主成分とする厚膜であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項の静磁波共振素子。
JP30810186A 1986-12-26 1986-12-26 静磁波共振素子 Pending JPS63164505A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266005U (ja) * 1988-11-07 1990-05-18

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266005U (ja) * 1988-11-07 1990-05-18

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