JPS63164496A - 電磁波吸収板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電磁波エネルギーを吸収するための電磁波吸
収板に関する。

〔発明の概要〕

この発明は電磁波の侵入面を先端部垂直壁のみで構成す
ることにより、ｔＵｔ波の反射を押え吸収するようにし
たものである。

〔従来の技術〕

従来の技術を電波暗室の例で説明すれば、第３図に示す
ようにフェライトタイルからなる電磁波吸収板を整列設
置、構成による電波暗室が知られている。

（発明が解決しようとする問題点〕 しかし、従来技術としてフェライトタイルの電磁波吸収
板は、表面における一部の反射が避けられず、吸収でき
る電磁波の周波数もごく限られた狭い範囲になる欠点が
あった０本発明はこの欠点を解決するため周波数の広範
囲にわたり無反射にすることを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題を解決するためにこの発明は、プラスチック成
形、金型、木型等によりあらかじめ、ネット構造を作り
、その後メッキ、塗装、貼付等の手段により、金属壁面
を２次的に形成し、電磁波導波管の集合体を作り、電磁
波の広範囲の吸収を行なうと共に、電磁波到来の前面部
の反射を押さえたものである。

〔作用〕

上記のように構成された電磁波吸収板へ、電磁波が到来
すると、極めて薄く鋭利な金属隔壁の上部で、はとんど
無反射に全ての電磁波が凹部へ進入する。この結果、隔
壁の表面全体にわたり、渦電流が生じて、熱エネルギー
となり、電磁波エネルギーと無反射に効率的に吸収する
ことができる。

〔実施例〕

以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
１図において電磁波吸収板１は凹部の導波部２と隔壁３
とから構成されている。さらに第２図において先端部４
Ｂを除く各部の隔壁３に金属薄膜４が装着されている。

上記のように構成された電磁波吸収体ｌに、電磁波が到
来すると、先端部４Ｂで電磁波が、完全に分割され導波
部２に進入するようになる。この結果、隔壁３には電磁
誘導によって渦電流が流れ、電磁波エネルギーは、熱エ
ネルギーに変換され吸収される。

〔発明の効果〕

この発明を以上説明したように、例えば電波暗室の壁面
、天井等の内壁、あるいは建造物の外壁等に配置、設置
するだけで、電磁波の無反射吸収の効果が得られる。ま
た極めて、薄型、軽量であるので筒便に活用できるなど
効果が大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電磁波吸収板の斜視図、第２図は本発
明の要部拡大断面図、第３図は従来の実施例の斜視図で
ある。 ｌ・・・電磁波吸収板 ２・・・導波部 ３・・・隔壁 ４・・・金属薄膜 ４Ｂ・・・先端部 ５・・・シールド壁 ６・・・フェライトタイル 以上

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）電磁波不感材料からなる金属薄膜を装着し立体網
   型に構成した網状の箱体を形成し、この箱体の上面をカ
   ットしたことを特徴とする電磁波吸収板。
2. （２）立体網型の形状は、幾何学的形状であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の電磁波吸収板。
3. （３）特許請求の範囲の金属薄膜は１００μ以下にした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電磁波吸
   収板。
4. （４）開口寸法に対して奥行寸法をに以上にしたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電磁波吸収板。