JPS63163816A - 眩惑防止装置 - Google Patents
眩惑防止装置Info
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- JPS63163816A JPS63163816A JP31304186A JP31304186A JPS63163816A JP S63163816 A JPS63163816 A JP S63163816A JP 31304186 A JP31304186 A JP 31304186A JP 31304186 A JP31304186 A JP 31304186A JP S63163816 A JPS63163816 A JP S63163816A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光源からの過度な光線が照射された時、人が
受ける眩惑を防止するようにした眩惑防止装置に関する
。
受ける眩惑を防止するようにした眩惑防止装置に関する
。
従来、眩惑を防止する装置としては、自動車用の防眩装
置に例を見る。以下理解を容易にするため車両用眩惑防
止装置を例にとって説明する。
置に例を見る。以下理解を容易にするため車両用眩惑防
止装置を例にとって説明する。
現在、車両用眩惑防止装置(サンバイザー)として電界
を印加する事により光の透過率を変化する液晶層を一対
の透明基板間に有し、例えばその透明基板の液晶層側表
面に透明!掻を蒸着し、その透明電極より液晶層に電界
を印加し、光の透過率を制御するいわゆる液晶サンバイ
ザーが提案されている。そしてその様な装置において、
例えば液晶層としてT N (Twtsted Nes
+aHc)効果を有するTN液晶を用いる場合、直線偏
光を選択するために一対の偏光子を前記一対の透明基板
の各々の外側に配置しており、偏光子の表面に透明基板
によって傷がつくのを防止する為に偏光子と透明基板と
の間は、ゴム製のスペーサ等を両者の間の端部側に配置
する事により所定の間隔を保っている。
を印加する事により光の透過率を変化する液晶層を一対
の透明基板間に有し、例えばその透明基板の液晶層側表
面に透明!掻を蒸着し、その透明電極より液晶層に電界
を印加し、光の透過率を制御するいわゆる液晶サンバイ
ザーが提案されている。そしてその様な装置において、
例えば液晶層としてT N (Twtsted Nes
+aHc)効果を有するTN液晶を用いる場合、直線偏
光を選択するために一対の偏光子を前記一対の透明基板
の各々の外側に配置しており、偏光子の表面に透明基板
によって傷がつくのを防止する為に偏光子と透明基板と
の間は、ゴム製のスペーサ等を両者の間の端部側に配置
する事により所定の間隔を保っている。
しかしながら、上記の構成によると偏光子と透明基板と
の間には通常空気が存在する事になり、偏光子(屈折率
は通常1.5程度)と空気(屈折率は1)との屈折率の
違いから光が複屈折してしまう。又、偏光子の表面が凹
凸形状であるために光が散乱してしまい、結局、液晶サ
ンバイザーを通して見る透過像が歪んでしまうという問
題が生じている。
の間には通常空気が存在する事になり、偏光子(屈折率
は通常1.5程度)と空気(屈折率は1)との屈折率の
違いから光が複屈折してしまう。又、偏光子の表面が凹
凸形状であるために光が散乱してしまい、結局、液晶サ
ンバイザーを通して見る透過像が歪んでしまうという問
題が生じている。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであ
って、その様な透過像の歪みを低減し得る眩惑防止装置
を提供する事を目的としている。
って、その様な透過像の歪みを低減し得る眩惑防止装置
を提供する事を目的としている。
上記の目的を達成する為に本発明は、電界の印加により
光の透過率を変化する液晶層を一対の透明基板間に有し
、且つ直線偏光を選択する偏光子を前記透明基板の少な
くとも一方の側に配置する眩惑防止装置において、 前記透明基板と前記偏光子の間に、該偏光子とほぼ等し
い屈折率を有するvIJ質を密着性良く介在する事を特
徴とする眩惑防止装置を採用している。
光の透過率を変化する液晶層を一対の透明基板間に有し
、且つ直線偏光を選択する偏光子を前記透明基板の少な
くとも一方の側に配置する眩惑防止装置において、 前記透明基板と前記偏光子の間に、該偏光子とほぼ等し
い屈折率を有するvIJ質を密着性良く介在する事を特
徴とする眩惑防止装置を採用している。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例である液晶サンバイザーの全
体図であり、紙面表側が自動車の運転者側、紙面裏側が
自動車の外側である。図において、10はサンバイザ一
本体であり、現在一般に自動車に取り付けられているサ
ンバイザーと同等の大きさで、その内部に備えるサンバ
イザー液晶部11、光センサ12、コントローラ13等
を十分保持し得る強度を持つもので例えばプラスチック
等で形成されている。サンバイザ一本体10の略中央よ
り左側は貫通した孔が開けられており、その部分に後述
するサンバイザー液晶部11が嵌合している。12は紙
面裏側に検知方向を持つ光センサであり、CdS、フォ
トダイオード等の半導体光センサが適用可能である。1
3はコントローラであり、サンバイザ一本体10に内設
し、光センサ12からの信号に応じてサンバイザー液晶
部llに印加する電界を制御する事により、サンバイザ
ー液晶部11の透過率を制御する。14はサンバイザ一
本体10を自動車内に固定し、その回転動作の軸となる
回転軸である。
体図であり、紙面表側が自動車の運転者側、紙面裏側が
自動車の外側である。図において、10はサンバイザ一
本体であり、現在一般に自動車に取り付けられているサ
ンバイザーと同等の大きさで、その内部に備えるサンバ
イザー液晶部11、光センサ12、コントローラ13等
を十分保持し得る強度を持つもので例えばプラスチック
等で形成されている。サンバイザ一本体10の略中央よ
り左側は貫通した孔が開けられており、その部分に後述
するサンバイザー液晶部11が嵌合している。12は紙
面裏側に検知方向を持つ光センサであり、CdS、フォ
トダイオード等の半導体光センサが適用可能である。1
3はコントローラであり、サンバイザ一本体10に内設
し、光センサ12からの信号に応じてサンバイザー液晶
部llに印加する電界を制御する事により、サンバイザ
ー液晶部11の透過率を制御する。14はサンバイザ一
本体10を自動車内に固定し、その回転動作の軸となる
回転軸である。
次に、本実施例の要部であるサンバイザー液晶部11の
構造をその断面図である第2図を用いて説明する。尚、
図中矢印方向が運転者側である。
構造をその断面図である第2図を用いて説明する。尚、
図中矢印方向が運転者側である。
図において、6はTN液晶であり、電圧無印加時には9
0°ツイスト配列セルにより90°の旋光性を有し、所
定の大きさの電圧印加時には分子の長袖が一様に電場方
向と平行に再配列するものである。5a、5bは本発明
のいう透明基板としてのガラスであり、その各々のTN
液晶6側表面にはインジウム錫酸化物、二酸化錫、二酸
化チタン等から成る透明電極5c、5dが蒸着してあり
、その一対の透明電極5c、5dはシール材7を両者間
に介在し、TN液晶6に当接しており、TN液晶6は透
明電極5c、5d、シール材7によって閉じ込められる
。尚、シール材7としてはエポキシ系接着剤等が採用可
能である。又、透明電極5c、5dにはアルミニウム等
から成る端子電極8a、8bがそれぞれ半田付等により
接続している。
0°ツイスト配列セルにより90°の旋光性を有し、所
定の大きさの電圧印加時には分子の長袖が一様に電場方
向と平行に再配列するものである。5a、5bは本発明
のいう透明基板としてのガラスであり、その各々のTN
液晶6側表面にはインジウム錫酸化物、二酸化錫、二酸
化チタン等から成る透明電極5c、5dが蒸着してあり
、その一対の透明電極5c、5dはシール材7を両者間
に介在し、TN液晶6に当接しており、TN液晶6は透
明電極5c、5d、シール材7によって閉じ込められる
。尚、シール材7としてはエポキシ系接着剤等が採用可
能である。又、透明電極5c、5dにはアルミニウム等
から成る端子電極8a、8bがそれぞれ半田付等により
接続している。
そして、ガラス5a、5bの各々の外側にはそれぞれ偏
光フィルム(偏光子)4a、4bが配置しており、ガラ
ス5aと偏光フィルム4a間、ガラス5bと偏光フィル
ム4b間には例えばエポック社光学接着剤301(商品
名、屈折率は1.5程度)等の透明な接着剤3b、3c
がそれぞれ気密性段(介在しており、同時に両者の接着
を行っている。ここで、偏光フィルム4a、4bは例え
ば薄いプラスティックシート等に沃素等を配向させて吸
着させる事により偏光膜を作成し、それを保護するため
にプラスティックシートを両側に接着した構造をしてお
り、例えばプラスティックとしてPMMAを用いた場合
、その屈折率は1.49である。又、偏光フィルム4a
と偏光フィルム4bはそれらの選択する直線偏光が平行
になるように配置している。
光フィルム(偏光子)4a、4bが配置しており、ガラ
ス5aと偏光フィルム4a間、ガラス5bと偏光フィル
ム4b間には例えばエポック社光学接着剤301(商品
名、屈折率は1.5程度)等の透明な接着剤3b、3c
がそれぞれ気密性段(介在しており、同時に両者の接着
を行っている。ここで、偏光フィルム4a、4bは例え
ば薄いプラスティックシート等に沃素等を配向させて吸
着させる事により偏光膜を作成し、それを保護するため
にプラスティックシートを両側に接着した構造をしてお
り、例えばプラスティックとしてPMMAを用いた場合
、その屈折率は1.49である。又、偏光フィルム4a
と偏光フィルム4bはそれらの選択する直線偏光が平行
になるように配置している。
そしてさらに、偏光フィルム4a、4bの外側にはそれ
ぞれ接着剤3a、3dを介してガラス1a、lbが接着
している。尚、接着剤3a、3d及びガラスla、lb
はそれぞれ接着剤3b、3C及びガラス5a、5bと同
じ材質のものが適用可能である。又、偏光フィルム4a
、接着剤3a。
ぞれ接着剤3a、3dを介してガラス1a、lbが接着
している。尚、接着剤3a、3d及びガラスla、lb
はそれぞれ接着剤3b、3C及びガラス5a、5bと同
じ材質のものが適用可能である。又、偏光フィルム4a
、接着剤3a。
3b、及び、偏光フィルム4b、接着剤3C13dの端
部側にもシール材7を形成している。そし7て、ガラス
1bの運転者側表面には例えば沸化マグネシウムや二酸
化チタン等の単層又は多層膜から成る可視光に対して無
反射の反射防止膜2を蒸着法、スパッタリング法、イオ
ンブレーティング法等により形成する。
部側にもシール材7を形成している。そし7て、ガラス
1bの運転者側表面には例えば沸化マグネシウムや二酸
化チタン等の単層又は多層膜から成る可視光に対して無
反射の反射防止膜2を蒸着法、スパッタリング法、イオ
ンブレーティング法等により形成する。
尚、上記の説明にて、ガラスla、5a間、及びガラス
lb、5b間にそれぞれ接着剤3a及び3b、3C及び
3dを介在させつつ偏光フィルム4a、4bを良好には
さみ込む方法としては、第3図(a)及び(b)の側面
図に示すようにガラス1aに、両面に接着剤3a、3b
がそれぞれ付着した偏光フィルム4aを載せ、その上に
ガラス5aを置くようにしてもよいし、第4図(a)及
び(b)に示すように、ガラス1a上に接着剤3aを塗
布し、接着剤のついていない偏光フィルム4aを載せ、
その上に再び接着剤3bを塗布し、ガラス5aを置くよ
うにしてもよい。ただし、第3図、第4図に示す方法に
おいては、最終的な処理として60°C程度の真空又は
上下方向の圧力下にて接着剤中の気泡を抜く必要がある
。
lb、5b間にそれぞれ接着剤3a及び3b、3C及び
3dを介在させつつ偏光フィルム4a、4bを良好には
さみ込む方法としては、第3図(a)及び(b)の側面
図に示すようにガラス1aに、両面に接着剤3a、3b
がそれぞれ付着した偏光フィルム4aを載せ、その上に
ガラス5aを置くようにしてもよいし、第4図(a)及
び(b)に示すように、ガラス1a上に接着剤3aを塗
布し、接着剤のついていない偏光フィルム4aを載せ、
その上に再び接着剤3bを塗布し、ガラス5aを置くよ
うにしてもよい。ただし、第3図、第4図に示す方法に
おいては、最終的な処理として60°C程度の真空又は
上下方向の圧力下にて接着剤中の気泡を抜く必要がある
。
次に、第5図に示す回路図を用いて全体の作動を説明す
る。まず、光センサ12からの出力信号は微小な信号で
あるのでその信号をコントローラ13内の増幅器20で
増幅する。そして増幅した信号を所定の闇値と比較器2
1にて比較し、信号が闇値以上ならば光センサ12への
入射光の照度(lux)が所定値を越えたと判断してア
ナログスイッチ22を端子22aに接続する。又、信号
が闇値以下ならば入射光の照度が所定値以下と判断して
アナログスイッチ22を端子22bに接続する。ここで
、アナログスイッチ22を端子22aに接続すると、端
子電極8a、8b間には電位差がなくなり、TN液晶6
は90°Cの旋光性を有し、第2図において自動車の外
側より入射し、偏光フィルム4aにより選択された直線
偏光は偏光フィルム4bに対して直交であり偏光フィル
ム4bを透過できないので液晶サンバイザーは防眩状態
となる。逆にアナログスイッチ22を端子22bに接続
すると、端子電極8a、8b間には例えば100Hz発
振回路23により5〜10■、10〇七の交流電圧が印
加され、TN液晶6の旋光性は小さくなり、直線偏光は
偏光フィルム4bを透過するようになるので液晶サンバ
イザーは非防眩状態となる。
る。まず、光センサ12からの出力信号は微小な信号で
あるのでその信号をコントローラ13内の増幅器20で
増幅する。そして増幅した信号を所定の闇値と比較器2
1にて比較し、信号が闇値以上ならば光センサ12への
入射光の照度(lux)が所定値を越えたと判断してア
ナログスイッチ22を端子22aに接続する。又、信号
が闇値以下ならば入射光の照度が所定値以下と判断して
アナログスイッチ22を端子22bに接続する。ここで
、アナログスイッチ22を端子22aに接続すると、端
子電極8a、8b間には電位差がなくなり、TN液晶6
は90°Cの旋光性を有し、第2図において自動車の外
側より入射し、偏光フィルム4aにより選択された直線
偏光は偏光フィルム4bに対して直交であり偏光フィル
ム4bを透過できないので液晶サンバイザーは防眩状態
となる。逆にアナログスイッチ22を端子22bに接続
すると、端子電極8a、8b間には例えば100Hz発
振回路23により5〜10■、10〇七の交流電圧が印
加され、TN液晶6の旋光性は小さくなり、直線偏光は
偏光フィルム4bを透過するようになるので液晶サンバ
イザーは非防眩状態となる。
次に本実施例における液晶サンバイザーのロック機構を
第6図及び第7図を用いて説明する。第6図において、
14aは回転軸14に設けられた突起であり、回転機構
部30の溝部32に嵌合し、単純に回転力を加えても回
転しないようにしである。本機構においては、サンバイ
ザ一本体10はバネ31の弾性力に逆らって押しつけ、
突起14aを溝部32より外さなければ回転しないよう
になっている。そしてサンバイザ一本体10が所定の位
置、第7図に示すような一般に運転者が降ろすと予想さ
れる位置(具体的には例えばウィンドガラス40に近い
位置)に対応するように突起14aあるいは溝部32を
設け、且つ、その状態にてリミットスイッチ33がON
状態となり電気的に導通ずるようにしておけば運転者は
常にサンノくイザ一本体10を適正位置にもってい(事
ができ、又、サンバイザーを使用しない時には電力を節
約できる。尚、液晶、特にTN液晶は方向性があり、広
い入射i 1%の方向について常に一様の光スイ・ンチ
とはならない。そこで、液晶を製造する時に、サンバイ
ザ一本体10を固定する位置にお(1て、運転者の目4
1が視認する方向42を液晶が良好に動作する方向に設
定しておくのが良い。
第6図及び第7図を用いて説明する。第6図において、
14aは回転軸14に設けられた突起であり、回転機構
部30の溝部32に嵌合し、単純に回転力を加えても回
転しないようにしである。本機構においては、サンバイ
ザ一本体10はバネ31の弾性力に逆らって押しつけ、
突起14aを溝部32より外さなければ回転しないよう
になっている。そしてサンバイザ一本体10が所定の位
置、第7図に示すような一般に運転者が降ろすと予想さ
れる位置(具体的には例えばウィンドガラス40に近い
位置)に対応するように突起14aあるいは溝部32を
設け、且つ、その状態にてリミットスイッチ33がON
状態となり電気的に導通ずるようにしておけば運転者は
常にサンノくイザ一本体10を適正位置にもってい(事
ができ、又、サンバイザーを使用しない時には電力を節
約できる。尚、液晶、特にTN液晶は方向性があり、広
い入射i 1%の方向について常に一様の光スイ・ンチ
とはならない。そこで、液晶を製造する時に、サンバイ
ザ一本体10を固定する位置にお(1て、運転者の目4
1が視認する方向42を液晶が良好に動作する方向に設
定しておくのが良い。
そこで本実施例によると、偏光フィルム4aとガラスl
a、5a間、及び偏光フィルム4bと力゛ラス5b、l
b間には、偏光フィルム4a、4bとその屈折率がほぼ
等しい接着剤3a、3b、及び3c、3dがそれぞれ気
密性良く介在しているために、屈折率の違いによる光の
複屈折を低減する事ができ、又、偏光フィルムの表面が
凹凸形状であるのを接着剤で埋める事により、実質的に
凹凸形状をなくす事ができ、光の散乱を低減できるので
、結局、液晶サンバイザーを通して見る透過像の歪みを
低減できるという効果がある。さらに、ガラスla、l
bは接着剤3a、3dにより固着されるので、機械的応
力が加わった際に、ガラスの飛散を防止できるという効
果もある。
a、5a間、及び偏光フィルム4bと力゛ラス5b、l
b間には、偏光フィルム4a、4bとその屈折率がほぼ
等しい接着剤3a、3b、及び3c、3dがそれぞれ気
密性良く介在しているために、屈折率の違いによる光の
複屈折を低減する事ができ、又、偏光フィルムの表面が
凹凸形状であるのを接着剤で埋める事により、実質的に
凹凸形状をなくす事ができ、光の散乱を低減できるので
、結局、液晶サンバイザーを通して見る透過像の歪みを
低減できるという効果がある。さらに、ガラスla、l
bは接着剤3a、3dにより固着されるので、機械的応
力が加わった際に、ガラスの飛散を防止できるという効
果もある。
又、ガラス1bの運転者側表面に反射防止膜2を形成し
ているので、液晶サンバイザーに運転者自身の像が映り
、自動車外部の景色と混同するという不具合を回避でき
るという効果がある。
ているので、液晶サンバイザーに運転者自身の像が映り
、自動車外部の景色と混同するという不具合を回避でき
るという効果がある。
尚、本発明は上記実施例に限定される事なく、その主旨
を逸脱しない限り例えば以下に示す如く種々変形可能で
ある。
を逸脱しない限り例えば以下に示す如く種々変形可能で
ある。
(1)本発明でいう液晶層としては、TN液晶に限定さ
れる事なく、偏光子を必要とするG H(Guest−
Hos t)液晶、E CB (E 1ectrica
lly ControlledB irefringe
nce) 液晶等であってもよい。
れる事なく、偏光子を必要とするG H(Guest−
Hos t)液晶、E CB (E 1ectrica
lly ControlledB irefringe
nce) 液晶等であってもよい。
(2)本発明でいう偏光子とほぼ等しい屈折率を有する
物質としては、接着剤に限定される事なく、アニリン、
グリセリン等の屈折率マツチング液であってもよい。
物質としては、接着剤に限定される事なく、アニリン、
グリセリン等の屈折率マツチング液であってもよい。
(3)上記実施例においては、偏光フィルム4aと偏光
フィルム4bはそれらの選択する直線偏光が平行になる
ように配置しているが、直交するように配置してもよい
。その場合、第5図においてアナログスイッチ22を端
子22aに接続すると液晶サンバイザーは非防眩状態と
なり、端子22bに接続すると防眩状態となる。
フィルム4bはそれらの選択する直線偏光が平行になる
ように配置しているが、直交するように配置してもよい
。その場合、第5図においてアナログスイッチ22を端
子22aに接続すると液晶サンバイザーは非防眩状態と
なり、端子22bに接続すると防眩状態となる。
以上述べたように本発明によると、透明基板と偏光子の
間に、偏光子とほぼ等しい屈折率を有する物質を気密性
良く介在しているので、屈折率の違いによる入射光の複
屈折、及び散乱を低減する事ができるので、透過像の歪
みを低減できるという優れた効果がある。
間に、偏光子とほぼ等しい屈折率を有する物質を気密性
良く介在しているので、屈折率の違いによる入射光の複
屈折、及び散乱を低減する事ができるので、透過像の歪
みを低減できるという優れた効果がある。
第1図は本発明の一実施例である液晶サンバイザーの全
体図、第2図は第1図における実施例のサンバイザー液
晶部の構造を表す断面図、第3図(a)、 (b)及び
第4図(a)、 (b)は第1図における実施例の製造
方法を説明するための側面図、第5図は第1図における
実施例の全体の作動を説明、するための回路図、第6図
及び第7図は第1図における実施例のロック機構を説明
するための図である。 la、lb・・・ガラス、2・・・反射防止膜、3a。 3 b、 3 c、 3 d−・・接着剤、 4
a、 4 b−=偏光フィルム、5a、5b・・・
ガラス、5c、5d・・・透明電極、6・・・TN液晶
、7・・・シール材、8a、8b・・・端子電極。
体図、第2図は第1図における実施例のサンバイザー液
晶部の構造を表す断面図、第3図(a)、 (b)及び
第4図(a)、 (b)は第1図における実施例の製造
方法を説明するための側面図、第5図は第1図における
実施例の全体の作動を説明、するための回路図、第6図
及び第7図は第1図における実施例のロック機構を説明
するための図である。 la、lb・・・ガラス、2・・・反射防止膜、3a。 3 b、 3 c、 3 d−・・接着剤、 4
a、 4 b−=偏光フィルム、5a、5b・・・
ガラス、5c、5d・・・透明電極、6・・・TN液晶
、7・・・シール材、8a、8b・・・端子電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電界の印加により光の透過率を変化する液晶層を一対の
透明基板間に有し、且つ直線偏光を選択する偏光子を前
記透明基板の少なくとも一方の側に配置する眩惑防止装
置において、 前記透明基板と前記偏光子の間に、該偏光子とほぼ等し
い屈折率を有する物質を密着性良く介在する事を特徴と
する眩惑防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31304186A JPS63163816A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 眩惑防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31304186A JPS63163816A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 眩惑防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63163816A true JPS63163816A (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=18036489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31304186A Pending JPS63163816A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 眩惑防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63163816A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH039250A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-17 | Nippondenso Co Ltd | 接合部の良否検査方法 |
CN111868613A (zh) * | 2018-03-27 | 2020-10-30 | 株式会社Lg化学 | 光学装置 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP31304186A patent/JPS63163816A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH039250A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-17 | Nippondenso Co Ltd | 接合部の良否検査方法 |
CN111868613A (zh) * | 2018-03-27 | 2020-10-30 | 株式会社Lg化学 | 光学装置 |
JP2021516372A (ja) * | 2018-03-27 | 2021-07-01 | エルジー・ケム・リミテッド | 光学デバイス |
US11448934B2 (en) | 2018-03-27 | 2022-09-20 | Lg Chem, Ltd. | Optical device |
CN111868613B (zh) * | 2018-03-27 | 2023-08-15 | 株式会社Lg化学 | 光学装置 |
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