JPS6316332Y2 - - Google Patents

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JPS6316332Y2
JPS6316332Y2 JP1983195679U JP19567983U JPS6316332Y2 JP S6316332 Y2 JPS6316332 Y2 JP S6316332Y2 JP 1983195679 U JP1983195679 U JP 1983195679U JP 19567983 U JP19567983 U JP 19567983U JP S6316332 Y2 JPS6316332 Y2 JP S6316332Y2
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JP
Japan
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comb
hair
comb teeth
bladed
group
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JP1983195679U
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JPS60103402U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、動物の頭毛、体毛または人の頭髪を
揃え、毛玉を切りほぐす際に使用する櫛に関す
る。
従来技術 従来、整毛髪には一般的な櫛が使用され、整毛
髪に不可分の無駄毛の除去や、愛玩動物などの毛
玉の除去には、別体のはさみやヘアーカツターを
併用していた、そのため櫛とカツターの2個を揃
えねばならず、かさばつて収納の場所をとり、ま
た価格も2個分の費用となるなどの欠点を有して
いた。そのため、一列に植設された櫛歯群の片面
に、剃刀状の薄刃を、その刃先線が櫛歯の立設方
向に直交するとともに、その刃先線より僅か先方
に櫛歯群の歯先を位置させて添着して構成された
毛玉除去具が提案されている(実開昭58−176996
号公報参照)。
しかし、このように構成された毛玉除去具にあ
つては、毛足の長い体毛をすく場合や、毛足の長
い体毛の毛根部近傍に生じた毛玉の除去に際し
て、毛玉以外の体毛に刃先が触れ易く、意に反し
て体毛がカツトされるという問題があつた。特
に、犬、猫の体毛は、いわゆる飾り毛となる毛足
の長い主毛と、その主毛の間にあつて季節によつ
て長さが変化し、夏期になると主毛と同程度に伸
びる綿毛状の副毛とからなつている。この副毛
は、短いときはフエルト状にからまり易く、長く
なると毛玉状にからまり、このような毛玉状物を
主毛のあいだにおいて主毛を損なうことなく除去
する必要があつた。
考案の目的 この考案は、1本の櫛を整毛髪と毛玉切りほぐ
しの両用に併用するとともに、毛足の長い体毛を
損なうことなく、容易に毛玉状またはフエルト状
にからまつた毛玉状物を除去できるようにした刃
付櫛歯を備えたカツター付櫛を提供することを目
的とする。
構成要旨 本考案の構成は、櫛本体に櫛歯群を植設すると
共に、その植設面の一方の端部に、刃付櫛歯を毛
髪の毛玉が入り込み得るだけの間隔を櫛歯群との
間にあけ、且つその刃先線を櫛歯の立設方向に平
行して併設したものである。
実施例 以下、本考案になるカツター付櫛について、実
施例を図面に基づいて説明する。
実施例 1 第1図,第2図,第3図は本考案になるカツタ
ー付櫛の一実施例で、1は櫛本体、2は毛髪をす
くに適した通常の櫛歯群、3は櫛歯群と高さを揃
えた刃付櫛歯、3′はその刃部である。
上記、カツター付櫛は、櫛本体1の長手方向の
1面に櫛歯群2を植設し、その面の一方の端部に
刃付櫛歯3を、その刃部3′を櫛歯群2へ向けて、
かつ毛髪の毛玉が入り込み得るだけの間隔をあけ
て立設する。
本実施例においては、櫛本体1、櫛歯群2、刃
付櫛歯3を鋼材で形成した後、刃部3′の仕上げ
加工と全体の表面処理仕上げを行なつている。し
かし、櫛本体1、櫛歯群2を合成樹脂材で形成
し、別体で形成した刃付櫛歯3を規定位置へ固着
して構成してもよい。
実施例 2 第4図,第5図,第6図は、本考案になるカツ
ター付櫛の第2の実施例で、1は櫛本体、2は櫛
歯群、4は刃付鉤形櫛歯、4′はその刃部である。
刃付鉤形櫛歯は、その高さを櫛歯群2と同じに
揃え、その先端を左側面より見て左方へL字形に
曲げて引掛け部となし、櫛本体1から突設した直
線部の内縁に刃部4′が形成されている。この刃
付鉤形櫛歯4は、正面から見て櫛歯群2の左端
に、櫛歯の1ピツチ分の間隔をとつて櫛歯群2と
共に櫛本体1に併設する。
なお本実施例の使用材料および仕上げは実施例
1と同様に構成される。
実施例 3 第7図,第8図は、本考案になるカツター付櫛
の第3の実施例であり、実施例1における刃付櫛
刃3を着脱自在としたもので、櫛歯群2を植設し
た面の一方の端部に段付通し孔7を持つた櫛本体
11と、刃部5′、先端に掛止片6′を有する掛止
部6を持つた着脱式刃付櫛歯5とから構成され
る。
段付通し孔7は、櫛本体11の櫛歯群2を植設
した面の一方の端部に、着脱式刃付櫛歯5の基部
が嵌挿し得る大きさで深さほぼ2mmの凹面をなす
段部7′を設け、かつその凹面より掛止部6を遊
挿し得る断面形状の孔を峰部12まで貫通してな
る。
着脱式刃付櫛歯5は、その高さを、段付通し孔
7に嵌装した時櫛歯群2の高さと揃うように設定
し、基部に適宜弾性をもたせて掛止部6を延設
し、その櫛歯部の片側に刃部5′を形成してなる。
本カツター付櫛は、櫛本体11の段付通し孔7
へ、着脱式刃付櫛歯5の刃部5′を櫛歯群2へ向
けた姿勢で掛止部6を嵌挿し、段部7′へ着脱止
刃付櫛歯5の基部を着座させてなる。
掛止部6の嵌挿の際、掛止片6′は掛止部6の
適宜弾性によるたわみにより、段付通し孔7の内
壁を押圧しながら通過し、峰部12に達して掛止
片6′は前記弾性により外方へ開き戻り、掛止片
6′が峰部12に掛かつた状態で着脱式刃付櫛歯
5を引掛け状態で嵌装して保つ。
また、着脱式刃付櫛歯5を取り外すには、前記
2個の掛止片6′を寄せる如く外方より押圧し、
同時に着脱式刃付櫛歯5を引出すことによつてな
る。
更に、実施例2にみる鉤形形状をした着脱式の
刃付鉤形櫛歯を用意することにより、刃付櫛歯部
の着脱交換をして、容易に刃形の異なつたカツタ
ー付櫛に切換えられる。なお、材料および仕上げ
は実施例1と同様に構成される。
実施例 4 第9図,第10図は本考案になるカツター付櫛
の一実施例で、実施例1の刃付櫛歯に安全用のカ
バーを嵌脱自在に構成したもので、櫛本体1に植
設した櫛歯群2、それに併設した刃付櫛歯と、カ
バー8とからなる。
刃付櫛歯13は、基部のわずか上方寄りの正面
と背面の位置に凹溝10を設け、刃付櫛歯13に
カバー8をかけた時櫛歯群2との間に、毛髪の毛
玉が入り込み得るだけの間隔をあけて櫛本体1に
併設する。
カバー8は、薄肉の合成樹脂等を用い、刃付櫛
歯13の外壁を包み込み、かつ嵌脱自在に嵌挿で
きる如く内側寸法を与えて形成される。掛合突条
9はカバー8を刃付櫛歯13へ嵌装時、凹溝10
に当接する位置に設けてカバー8の嵌装保持を確
実なものとする。カバー8の取り外しは、カバー
8を外方へ引張ることにより、その材料の弾性に
よる掛合突条9と凹溝20の掛合を、なかば強制
的に掛け外して行う。
なお、カバー8以外の材料および仕上げは実施
例1と同様に構成される。
使用態様 以上の実施例に示す本考案の使用態様を示す
と、実施例1では、毛髪をすく際、絡み合つた毛
髪をときほぐすと共に、すく方向の直角方向に櫛
を引くことにより、毛玉部などを刃付櫛歯の刃に
当て切りさばける。また、犬、猫のように主毛と
副毛とからなる体毛であつて、毛足の長い主毛の
根毛近傍に生じた副毛の毛玉状物の除去は、櫛本
体1を皮膚に直立状にしてその先端部を主毛の間
に没入させる。そして、刃付櫛歯3の背部を皮膚
表面に添つて移動させ、更に、下方からすくい上
げるようにして毛玉状物に刃部3′を当てて切り
さばく。実施例2では、通常の毛すきだけでは絡
み合つた毛髪をときほぐせない場合、刃付鉤形櫛
歯の先端部で引掛けるようにしてときほぐした
後、毛玉部などの無駄毛部分を刃付鉤形櫛歯の刃
に当てて切りさばく。実施例3は、毛すきする部
位および使用者の得手により刃付櫛歯と刃付鉤形
櫛歯とを随時交換して使用できるようにして作業
をし易くすることができる。また何れの刃付櫛歯
も取り付けず通常の櫛としての使用もできる。
実施例4は、毛髪の切りさばきを行わない時
は、刃付櫛歯にさや状のカバーをかけて通常の整
毛髪を行い、誤つて毛髪を切り落とすことがな
い。
効 果 以上に示す如く、本考案によるときは、カツタ
ーと櫛歯とが一体であるため、整毛髪と切りさば
きが手早く行える外に、次のような効果を発揮す
る。
(1) 一本の櫛で整毛髪と、無駄毛、毛玉などの切
りさばきの両用に使える。
そして、体毛をすく方向と刃付櫛歯の刃先線
が体毛に交差してカツトする方向とが90度異な
るため、毛足の長い体毛をすく場合に、刃部が
体毛に交差して、意に反して体毛がカツトされ
ることがない。また、刃先線を毛玉状物に交差
させるように操作することにより、容易に毛玉
状物を切りさばくことができる。
(2) そのため従来のように整毛髪用の櫛とカツタ
ーの2個揃える必要がなく、費用が節減でき、
収納にも場所をとらない。
(3) 片手で操作できるから、動物の整毛時に空い
ている片方の手で動物を押えることができ、作
業が1人でスムースにできる。
(4) 着脱式の場合、刃付櫛歯と刃付鉤形櫛歯の交
換により絡んだ毛髪のすきほぐしや、毛すき部
位に適した刃付櫛歯に容易に切り換えられる。
(5) 刃付櫛歯にカバーをつけることにより、通常
の整毛髪を行う際誤つて毛髪を切り落とすこと
がなく、また不使用時、幼児の手に触れるよう
な場合でも刃部にカバーがなされていて安全で
あるかように本考案は、利便性に富み実用価値
の大きいすぐれた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は実施例
1の平面図、第2図は実施例1の正面図、第3図
は実施例1の要部の斜視図、第4図は実施例2の
正面図、第5図は実施例2の左側面図、第6図は
実施例2の要部の斜視説明図、第7図は実施例3
の要部の斜視説明図、第8図は実施例3のイ−イ
線断面図、第9図は実施例4の要部の斜視説明
図、第10図は実施例4のカバー嵌装状態の斜視
説明図である。 1……櫛本体、2……櫛歯群、3……刃付櫛
歯、3′……刃部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 櫛本体に櫛歯群を植設すると共に、その植設面
    の一方の端部に、刃付櫛歯を毛髪の毛玉が入り込
    み得るだけの間隔を櫛歯群との間にあけ、且つそ
    の刃先線を櫛歯の立設方向に平行して併設したこ
    とを特徴とするカツター付櫛。
JP19567983U 1983-12-20 1983-12-20 カツタ−付櫛 Granted JPS60103402U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19567983U JPS60103402U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 カツタ−付櫛

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19567983U JPS60103402U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 カツタ−付櫛

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60103402U JPS60103402U (ja) 1985-07-15
JPS6316332Y2 true JPS6316332Y2 (ja) 1988-05-10

Family

ID=30420144

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19567983U Granted JPS60103402U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 カツタ−付櫛

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH053012Y2 (ja) * 1988-05-02 1993-01-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58176996U (ja) * 1982-05-21 1983-11-26 田村 清徳 毛玉除去具

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Publication number Publication date
JPS60103402U (ja) 1985-07-15

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