JPS63163132A - 差圧・圧力発信器の製造方法 - Google Patents

差圧・圧力発信器の製造方法

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JPS63163132A
JPS63163132A JP30770886A JP30770886A JPS63163132A JP S63163132 A JPS63163132 A JP S63163132A JP 30770886 A JP30770886 A JP 30770886A JP 30770886 A JP30770886 A JP 30770886A JP S63163132 A JPS63163132 A JP S63163132A
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JP
Japan
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pressure
sensor
detection
vacuum
sensitive sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30770886A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kawachi
河内 淳旨
Takeshi Nishi
健 西
Shunichiro Anami
阿波 俊一郎
Keizo Otani
圭三 大谷
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種プロセス流体の圧力等を検出するための差
圧・圧力発信器に関し、特にこの発信器検出部ボディの
ボディ材料中などに吸蔵されている水素、その他の吸蔵
ガスの脱ガス効率を向玉させ得るようにしてなる差圧・
圧力発信器の製造方法の改良に関する。
〔従来の技術〕
各種プロセス流体の圧力等を検出するため差圧・圧力発
信器としては、従来から種々の構造、形式を有するもの
が提案されている。この種の差圧・圧力発信器として一
般によく知られている差圧発信器は、その検出部ボディ
の両側面部に一対をなす測圧用バリアダイヤフラムを設
け、このダイヤフラムによりシリコンオイル等といった
圧力伝達媒体となる封入液が封入される一対の圧力室を
形成するとともに、これら各圧力室にそれぞれ連通され
る封入回路としての連通路を検出部ボディ内に設け、さ
らにこの検出部ボディに連設されるセンサ収納部に内設
した半導体感圧センサを圧力検出手段として前記両側の
連通路に接続される通路間を仕切るようにして配設して
なる構成とされている。そして、この半導体感圧センサ
のひずみにより前記両圧力室間での差圧を検出し、その
測定値に応じた種々の検出信号を主機器側に発信するも
のであった。
ところで、上述したような差圧・圧力発信器において検
出部ボディは一般にステンレス鋼材で構成されており、
このステンレス鋼材中には、水素、その他の各種ガスが
吸蔵されているのが許通−である。そして、これら水素
等の吸蔵ガスは、発信器使用中において長期間経過する
間に、ボディ材料中から徐々に外部に放出されるもので
、この場合に次のような不具合を生じている。すなわち
、これらの吸蔵ガスは、検出部ボディ内に形成された封
入回路としての圧力室や連通路内の圧力伝達媒体である
シリコンオイル中にも放出され、このシリコンオイル中
に気泡となって混合してしまうことがある。そして、こ
のような状態となると、半導体感圧センサに伝達される
圧力が変化し、正確な圧力検出が不可能となるもので、
発信器のドリフトを招く等といった問題をもつものであ
った。特に、上述した構成の差圧発信器において一方の
圧力室が真空圧等による基準圧室となっている絶対圧力
発信器である場合には、この基準圧室内にも上述した吸
蔵ガスが放出され、この基準圧室内の基準圧力が変化し
てしまう結果となる等の問題があった。
このため、この種差圧e圧力発信器において、検出部ボ
ディ内での吸蔵ガスによる不具合を防止し得るように、
検出部ボディを真空中でベーキング(焼く)することに
よりボディ内から水素、その他の吸蔵ガスをガス抜きす
るという脱ガス作業が従来から行なわれており、これに
よりボディ内からの水素等のシリコンオイル側への混入
を防1トするうえである程度の効果を期待し得るもので
あった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来一般には、上述したベーキングによ
る脱ガス作業を、発信器検出部全体を組立てる前つまり
半導体感圧センサを有するセンサ収容部を連設する以前
に、測圧用バリヤダイヤフラムのみを溶接固定してなる
検出部ボディに対して行なっており、このためこのベー
キング処理を行なった後に検出部ボディに対し前記セン
サ収容部を溶接して連設した場合に、次のような問題を
もつものであった。
すなわち、上述したベーキング処理は高温中で行なわれ
るため、半導体感圧センサ等のように熱に弱い部分を加
熱するとセンサが破壊される虞れがあることから、従来
はこのセンサを内設してなるセンサ収容部を後工程で検
出部ボディ側に溶接固定している。しかし、このような
センサ収容部のボディ側への溶接部分には、その溶接時
において各種のガスが封入される傾向にある等の理由か
ら、特に集中的に争議に吸蔵されてしまうことが多いも
のであり、この溶接作業をベーキング処理の後り程とし
て行なうと、この溶接部分からの脱ガスが行なえないと
いう問題を生じる。そして、このようにガスが貯蔵され
ている溶接部分を、そのままの状態で使用するき、吸蔵
されている各種のガスが溶接部付近からシリコンオイル
や真空室中に徐々に放出されて混入してしまうもので、
前述したような発信器出力のドリフト等の問題を生じて
しまうもので、これらの問題点を一掃し得る何らかの対
策を講じることが必要とされている。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した要請に応えるために、本発明に係る差圧・圧力
発信器の製造方法は、測圧用ダイヤフラム等が付設され
る検出部ボディに対し、半導体感圧センサを内設したセ
ンサ収納部を溶接固定した後、このセンサ収納部を冷却
水等で冷却することにより半導体感圧センサ部分の過加
熱を防止しながら、他の部分を真空中で高温加熱(ベー
キング)することで検出部ボディ中の脱ガス処理を行な
うようにしたものである。
〔作用〕
本発明によれば、半導体感圧センサを内設してなるセン
サ収納部の検出部ボディに対する溶接部分についても充
分な脱ガス処理が可能で、しかもセンサ収納部内の半導
体感圧センサの過加熱による破壊も適切かつ確実に防!
ヒし得るものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図および第2図は本発明に係る差圧−圧力発信器の
製造方法を絶対圧力発信器における検出部に適用した一
実施例を示すものであり、まず、この発信器検出部の概
略構成を簡単に説明すると、図中符号lは検出部ボディ
で、その両側面すなわち受圧面1a、lbには略々波形
円板状に形成された基準側および被測定側のバリアダイ
ヤフラム2,3が装着されている。そして、これら各バ
リアダイヤフラム2,3とその各受圧面1a。
ibとの間には、圧力伝達用の封入液と1.てのシリコ
ンオイルが封入される基準側圧力室4および被測定側圧
力室5が形成されている。ここで、6は+iif記基準
側圧力室4側のバリアダイヤフラム2に対し基準圧力と
して真空圧を与えるためのX準圧力室で、この基準圧力
室6は真空状態(または不活性ガスをatに封入)とさ
れている、なお、7aはこの)&準圧力室6を形成する
蓋体、7bはこの蓋体7aに設けられた真空引きチュー
ブで、このチューブ7b先端は真空引き処理後に封IF
される。また、前記被測定側圧力室5のバリアダイヤフ
ラム3外側には、被測定圧としてのプロセス流体圧力が
作用するように構成されている。
8はl1ii記検出部ボディ1上端部に溶接接合される
ことで連設される内筒と外筒とからなるヘッダとしての
センサ収納部で、その内部には前記基準側圧力室4およ
び被測定側圧力室5から連通路4a、5aを介して導か
れた通路4b、5bによる封入回路を仕切るようにして
圧力検出手段としての半導体感圧センサ8aが内設され
ている。なお1図中9a、9bは前記各圧力室4.5に
対しシリコンオイルを封入するための封入通路で、その
封入端はポール、行栓等で密封される。
このような構成による絶対圧力発信器によれば、バリア
ダイヤフラム2に対し作用される基準圧力としての真空
圧を基準として、バリアダイヤフラム3側に作用する被
測定側のプロセス流体圧力が、感圧センサ8aの変形量
に応じた′F!気的性的信号て取り出され、図示せぬ増
幅器で増幅された後、計器などに表示されたり、遠隔発
信されるような構成とされているものである。
さて、本発明によれば、−E述した構成による絶対圧力
発信器において、測圧用ダイヤフラム2゜3等が付設さ
れる検出部ボディlに対し、半導体感圧センサ8aを内
設したセンサ収納部8を溶接固定した後、このセンサ収
納部8を冷却水等で冷却することにより半導体感圧セン
サ8a部分の過加熱を防出しながら、他の部分すなわち
検出部ボディ1やこのボディ1に対するセンサ収納部8
の溶接接合部分等を真空炉10内の真空中で高温加熱(
ベーキング)することで、検出部ボディl中の税ガス処
理を行なうようにしたところに特徴を有している。
ここで、本実施例においては、前記検出部ボディlに対
し溶接接合されるセンナ収納部8における半導体感圧セ
ンサ8aを、このセンサ収納部8のネック部8bを長尺
に形成することで、検出部ボディ1側から離間して配設
させるようにし、かつべ一午ング処理時において検出部
ボディ1側を真空炉10内に収容するとともに、前記セ
ンサ収納部8をこの真空炉壁10aに設けた貫通孔11
から外部に突出させ、この突出部分を水冷により冷却す
ることで、内部の半導体感圧センサ8aの熟影ツによる
破壊等といった問題を防止するようにしている。なお、
図中10bは真空炉壁10aの内側に付設されている断
熱材、llaは前記貫通孔11内側でセンサ収納部8の
ネー2り部8bを気密状態を保って外部に引き出すため
の0リングである。
さらに、12は前記真空炉10外部に突出しているセン
サ収納部8を覆うように嵌装される冷水冷却用容器で、
この容器lz内に入口12aから出口12bにかけて冷
却水を給送し、前記センサ収納部8における半導体感圧
センサ8a内設部分を冷水冷却することで、検出部ボデ
ィl側を真空炉10内でベーキング処理しているときに
おける過加熱を防止するような構成としている。なお、
13a、13bはシール用の0リングである。
そして、このような構成によれば、半導体感圧センサ8
aを内設してなるセンサ収納部8におけるネック部8b
の検出部ボディ1に対する溶接部分についても充分な脱
ガス処理が可能で、脱ガス効率を従来に比べて大幅に向
上させることができ、これにより発信器出力のドリフト
等といった問題を一掃し得るもので、しかもセンサ収納
部8内の半導体感圧センサ8aの過加熱による破壊も適
切かつ確実に防止し得るものである。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由で、
たとえば検出部ボディ1やセンサ収納部8の構造形状等
としても種々の変形例が考えられる。さらに、前述した
実施例では、センサ収納部8に長尺なネック部8bを設
け、このネック部8bを介して検出部ボディ1側に溶接
接合する場合を説明したが1本発明はこれに限定されず
、要は検出部ボディl側をセンサ収納部8との溶接部を
含めて真空炉lO内に収容し、ベーキング処理を行なえ
るとともに、半導体感圧センサ8aを収納したセンサ収
納部8部分を冷却水等で冷却し得る構成とすればよいも
ので、勿論冷却手段としても種々の変形例が考えられる
また、本発明は上述した実施例における絶対圧力発信器
に限定されず、たとえば高、低圧を測定することで差圧
を検出する差圧発信器を始め、従来から周知の差圧・圧
力発信器であれば適用して効果を発揮し得ることは容易
に理解されよう。
〔発明の効果〕 以ヒ説明したように、本発明に係る差圧・圧力発信器の
製造方法によれば、測圧用ダイヤプラム等が付設される
検出部ボディに対し、半導体感圧センサを内設したセン
サ収納部を溶接固定した後、このセンサ収納部を冷却水
等で冷却することにより半導体感圧センサ部分の過加熱
を防止しながら、他の部分を真空中で高温加熱(ベーキ
ング)することで検出部ボディ中の脱ガス処理を行なう
ようにしたので、簡単かつ安価な方法にもかかわらず、
ベーキング処理時において半導体感圧センサを内設して
なるセンサ収納部の検出部ボディに対する溶接部分につ
いても充分な脱ガス処理が可能で、これによりこの発信
器出力としての測定値のドリフト等を防止し、IJA定
性能を向トさせ得るばかりでなく、センサ収納部内の半
導体感圧センサの過加熱による破壊も適切かつ確実に防
止し得る等の種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る差圧・圧力発信器の製造方法を適
用してなる絶対圧力発信器検出部のベーキング処理時の
一実施例を示す概略断面図、第2図はそのU−■線断面
図である。 l・・・・検出部ボディ、2.3・・・・基準圧、被測
定圧の測圧用バリアダイヤフラム、4・・・・基準側圧
力室、5・・・・被測定側圧力室、4a、5a・・・・
連通路(射入回路)、4b、5b・・・・通路、6・・
・・基準圧力室、8・・・・センサ収納部、8a・・・
・感圧センサ(圧力検出手段)、8b・・・・ネック部
。 10・・・・真空炉、10a・・・・真空炉壁、11・
・・・け通孔、lla・・・・0リング、12・・・・
冷水冷却用容器、13a、13b・・・・0リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 測圧用ダイヤフラムが付設されるとともに圧力伝達媒体
    封入用の封入回路が形成されている検出部ボディに対し
    、前記封入回路により伝達される流体圧を測圧する半導
    体感圧センサが内設されたセンサ収納部を溶接固定して
    なる差圧・圧力発信器において、前記検出部ボディに対
    し前記センサ収納部を溶接して固定した後、前記センサ
    収納部を部分的に冷却しながら残りの部分を真空中で高
    温加熱することにより、検出部ボディ内の脱ガス処理を
    行なうことを特徴とする差圧・圧力発信器の製造方法。
JP30770886A 1986-12-25 1986-12-25 差圧・圧力発信器の製造方法 Pending JPS63163132A (ja)

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