JPS63162353A - 車両用ワイパ装置 - Google Patents

車両用ワイパ装置

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Publication number
JPS63162353A
JPS63162353A JP61310736A JP31073686A JPS63162353A JP S63162353 A JPS63162353 A JP S63162353A JP 61310736 A JP61310736 A JP 61310736A JP 31073686 A JP31073686 A JP 31073686A JP S63162353 A JPS63162353 A JP S63162353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
terminal
power supply
motor
relay coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP61310736A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Uchiki
博 内木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS63162353A publication Critical patent/JPS63162353A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用ワイパ装置、特に車両のフロントガラス
表面上を摺動するワイパブレードの停止についての改良
を行ったワイパ装置に関するものである。
[従来の技術] 雨天時の車両走行に際し、車両のフロントガラス表面に
付着した雨滴をワイパブレードの摺動により払拭する車
両用ワイパ装置が周知であり、この装置は各種車両に装
備され、雨天時の安全な車両走行を可能にしている。
このような車両用ワイパ装置では、ワイパの作動停止時
にブレードが前方の視界を妨げることのないようフロン
トガラス下端に自動的に停止させるか、あるいは格納部
に格納するようにしている。
第3図は、このような従来の車両用ワイパ装置の全体構
成を示す図であり、該装置はワイパモータ10、ワイパ
スイッチ12)間欠コントローラ14及び電源50より
構成されている。
ワイパモーター0にはアーマチャー16が設けられ、更
に定位置停止用スイッチ部18が設置されている。定位
置停止用スイッチ部18は、アーマチャー16と同期し
て回転する減速ギヤ20と、減速ギヤ20上に配置され
た導電カムプレート22及び24と、モーター0本体に
固定されたコンタクト26.28及び30とから構成さ
れている。
次に、ワイパスイッチ12は、S  、十(電源)、L
O,Hl、INT (間欠)、アースの6つの接点より
構成され、ワイパ作動モード(OFF。
INT、LO,Hl)に応じて各接点間を切り替え接続
するように構成されている。また、作動モ−ドの切替順
序は、0FF−hINT−4LO→HIあるいはHI−
4LO→INT→OFFの順である。
そして、間欠コントローラ14は、所定時間毎に一定の
電圧信号を発する矩形波発信回路32と、抵抗34と、
スイッチング素子としてのトランジスタ36と、電力供
給リレー部38とから構成されており、矩形波発信回路
32は、一端が電源60に接続され、他端がアースされ
ている。矩形波発信回路32の出力端子40には抵抗3
4が接続され、この抵抗34の他端はトランジスタ36
のベース端子に接続されており、トランジスタ36は、
矩形波発信回路32からの所定の電圧信号によりオン状
態とされる。
電力供給リレー部38は、リレーコイル42と、このコ
イル42により制御される可動片44と第1端子46及
び第2端子48と可動片44の取り付けられた共通端子
50とから構成されている。
リレーコイル42の一端及び第1端子46は共通ライン
にて電源接続端子子に接続されており、リレーコイル4
2の他端はトランジスタ36のコレクタ端子に接続され
ている。そして、共通端子50はS 端子に接続され更
にワイパスイッチI2にてモーター0のLO端子に接続
されている。
第2端子48は8M端子から定位置停止用スイッチ部1
8のコンタクト28へ接続されている。
電力供給リレー部38の動作は、リレーコイル42が、
トランジスタ36がオンされることにより通電状態とな
り、これにより、可動片44が第1端子46に接続され
、トランジスタ36がオフとなったときに第2端子48
に接続されるものである。
上記従来装置においてINTモードが選択された場合の
モーター0の一時的な停止方法について以下に説明する
まず、ワイパスイッチ12がINTモードに入った瞬間
、間欠コントローラー4のINT端子がワイパスイッチ
12にてアース接点に接続され、これにより矩形波発信
回路32の出力端子40からは、第4図のタイミングチ
ャート図に示すように出力電圧Vが所定時間毎にT1時
間出力され、この出力電圧は抵抗34を介してトランジ
スタ36のベースに印加され、トランジスタ36はON
する。これによりリレーコイル42が通電して可動片4
4が第2端子48から第1端子46に引き寄せられる。
この結果、電流の供給は、バッテリ6〇−第1端子46
→可動片44→共通端子50→ワイパスイッチ12(S
 接点→LO接点)→ワイパモーり10のLO端子の順
で行われワイパモーター0はLO作動する。
この時、減速ギヤ20の回転によってコンタクト30と
28とが導電カムプレート22を介して電気的に接続さ
れる。
次に時間T1後に矩形波発信回路32の出力Vは消滅し
、トランジスタ36はOFFとなり、リレーコイル42
がOFFして可動片44は第2端子48側に切り替えら
れる。
この結果、電流供給は、バッテリ60→モータのコンタ
クト30→導電カムプレート22−コンタクト28→リ
レー部38の第2端子48→可動片44−共通端子50
−ワイパスイッチ12(S 接点→LO接点)→ワイパ
モーター0のLO端子の順で行われワイパモーター0は
LO作動をを継続する。
さらにモーター0が作動を続けると、コンタクト28が
導電カムプレート22を離れる。この瞬間にワイパモー
ター0への給電は遮断される。しかし、アーマチャー1
6の慣性力によって減速ギヤ20は回転を続ける。そし
て、コンタクト28とコンタクト26とが導電プレート
24を介して電気的に接続される。
この結果、コンタクト26→プレート24→コンタクト
28−第2端子48−可動片44−共通端子50−ワイ
パスイッチ12(S 接点−LO接点)→ワイパモータ
ー0のLO端子→アーマチャー16−コンタクト26と
いう電源60を介さない閉回路が形成され、ワイパモー
ター2には発電制動が掛り急速に停止する。従ってワイ
パモータ10の動作時間(ワイパの1回の払拭時間)は
、第2図においてT2で示されており、矩形波発信回路
32の出力電圧発生時間T1よりも長くなっており、す
なわち、モータの慣性力による回転の後、発電制動によ
り停止された時にワイパブレードが所定停止位置に達す
るものである。
以」二のごとく、INTモードが選択された時には、矩
形波発信回路32から所定時間毎に時間T1の間出力さ
れる電圧信号によって、ワイパブレード(図示せず)は
間欠的に払拭動作を行う。
次に、HIモードまたはLOモードからINTモードを
経てOFFモードに切り替えた場合におけるモータ10
の停止方法について説明する。
まず、OFFモードへ切り替える際にINTモードに切
り替った瞬間、瞬時にして矩形波発信回路32の出力端
子40に電圧信号出力が発生しリレーコイル42が通電
して可動片44は第1端子46側に切り替えられ、この
結果給電経路は、電源60→第1端子46→可動片44
→共通端子50→ワイパスイッチ12→モータ10のL
O端子となりモータ10はLO作動を行う。そしてIN
TモードからOFFモードへ切り替えられるとその瞬間
ワイパスイッチ12においてINT接点とアース接点の
接続が遮断される。従って、瞬時にして矩形波発信回路
32からの電圧信号の出力が停止され、リレーコイル4
2が0FFL可動片44は第2端子48側に切り替えら
れる。これにより、前記INTモードが選択されている
場合のモータ10の停止動作と同様に、コンタクト28
が導電カムプレート22から離れモータへのバッテリ電
圧の供給が停止され、アーマチャー16の慣性力による
減速ギヤ20の回転によってコンタクト28とコンタク
ト26とが導電プレート24にて接続されることとなる
。これにより前述したモータ10に発電制動がかかる閉
回路が形成されモータは急速に停止する。
なお、LOモードあるいはHIモードが選択された時に
は、電源60からの電力供給は、間欠コントローラ14
を介することなくワイパスイッチ12にてLO摺接点た
はHI接点と電源接点との接続によりモータ10のLO
端子またはH1端子に直接供給されモータの作動が行わ
れている。
また、間欠装置を組み込んだ他の従来装置としては、特
開昭61−89150号公報に開示された「自動車用前
面ガラス清掃装置」があり、この装置は、間欠装置をワ
イパ装置内に組み込み、定位置自動停止リレーを単なる
停止位置検出用の簡単な構造のスイッチとし、この停止
位置検出用スイッチからの微少電流信号を半導体よりな
る制御回路に供給しリレーを制御して定位置停止動作を
行わせることにより、装置の耐久性及び定位置停止動作
の精度の向」二を図っているものである。
[発明が解決しようとする問題点] 第3図に示す従来装置の第1の問題点として、ワイパス
イッチ12がLOモードに選択されている時のワイパモ
ータ10への供給電流は図中破線11で示すようにバッ
テリ60→ワイパスイツチ12(+接点→LO接点)→
モータ10のLO端子と流れるのに比べ、OFFモード
が選択された時には供給電流は破線I2で示すようにバ
ッテリ60から一旦モータ10内の定位置停止用スイッ
チ部18を経由しさらに間欠コントローラ14及びワイ
パスイッチ12の接点を経てモータ10のLO端子に供
給されており、給電経路が非常に長くなっている。従っ
てこの経路途中で電圧降下が発生し、モータ10の端子
電圧が低下することにより、作動速度が低下しワイパブ
レードの摺動がスムーズにいかなくなるという不具合が
あった。
次に第2の問題として、OFFモードまたはINTモー
ドが選択された時に、コンタクト28が導電カムプレー
ト22から離れた時にアーマチャー16への給電が遮断
され、その後アーマチャー16の慣性力によりさらに回
転してコンタクト28が導電プレート24と接触しこの
導電プレート24を介してコンタクト26と電気的に接
続した時にアーマチャー16が発電制動され急速に停止
するが、ウィンドシールドガラス(図示せず)の表面が
半乾燥状態の時などのウィンドシールドガラスとワイパ
ブレードとの間の摩擦が大きくなった時、すなわちモー
タ10に加わる負荷が大きくなった時には、慣性力がこ
の負荷によって打ち消され、コンタクト28が導電プレ
ート24に接触する手前でモータが停止することがあっ
た。
すなわち、ワイパブレードが正規の停止位置まで完全に
戻る手前で停止してしまい、運転者の視界を妨げ、また
ブレードの格納状態が不良となることによって美観を損
ねるという不具合があった。
第3の問題点として、ワイパ装置の構成部材であるワイ
パアーム、ワイパリンク、ワイパブレード更にこれらが
取り付けられる自動車のボデーはある程度の弾性を持っ
ているため、冬期にワイパブレード停止位置付近に雪溜
りなどが生じることにより、ワイパブレードが停止位置
の手前で拘束された場合、前記ワイパ装置の各部材の弾
力性によりモータ10及び減速ギヤのみが回転し、OF
FモードをあるいはINTモードの時には、コンタクト
28が導電カムプレート22を離れた時にアーマチャー
16への給電が遮断されるが、前記各部材の弾性により
減速ギヤ20が逆方向に押し戻され、再びコンタクト2
8が導電カムプレート22に接触しモータへの給電が行
われる。従ってワイパは雪溜りなどにより、以上の動作
を繰り返すため、コンタクト28と導電カムプレート2
2が離れる時に生じるアーク放電によりコンタクト28
が溶損し定位置スイッチは機能を失いワイパブレードが
正規の位置に戻らないという不具合があった。
なお、前述した他の従来装置である特開昭61−891
50号に開示された装置も上記の問題点を解決し得るも
のではなかった。
[問題点を解決するための手段] バッテリからの電力によりワイパ駆動を行うワイパモー
タと、該ワイパモータとバッテリとの間に接続され、ワ
イパ作動の各モードの切替えを行うワイパスイッチと、
前記ワイパモータに設けられ、ワイパの間欠動作又は停
止の際にワイパモータヘのバッテリ電力供給の遮断制御
を行いワイパブレードを所定位置に停止させる定位置停
止用スイッチ部と、 ワイパの作動停止又はワイパの間欠作動のモードが選択
された際に、バッテリからワイパモータヘの電力供給と
前記定位置停止用スイッチ部との共動による該電力供給
の遮断とを行う間欠コントローラと、 から構成される車両用ワイパ装置において、前記間欠コ
ントローラは、所定時間毎に一定の電圧信号を出力する
矩形波発信回路と、該電圧信号を受信したときにオン状
態となるスイッチング素子と、 該スイッチング素子に接続されたリレーコイルと、前記
ワイパスイッチを介してワイパモータの入力端子に接続
された共通端子と、バッテリの出力端子に接続された第
1端子と、接地端子に接続された第2端子とから成り、
前記スイッチング素子がオンしたときにリレーコイルを
通電状態と共通端子を第1端子に接続することによりバ
ッテリからワイパモータヘの電力供給を可能とする電力
供給リレー部と、 前記リレーコイルに接続され、前記スイッチング素子が
オンしたときに同時に閉回路となり、オフしたときにも
該閉状態を継続することにより前記リレーコイルの通電
状態を維持する電力供給継続回路と、 から構成し、前記定位置停止用スイッチ部にてリレーコ
イルへの給電の遮断が行われるまで、前記間欠コントロ
ーラによるモータへの電力供給を継続するようにしたこ
とを特徴としている。
[作用] 上記構成によれば、ワイパ動作の停止が行われる際に、
すなわち間欠コントローラ14内の矩形波発信回路32
からの所定の電圧信号が出力され所定時間後に消滅した
後も間欠コントローラ内に設けられた電力供給継続回路
が閉状態を自己保持してモータの定位置停止用スイッチ
部18がOFFとなるまでモータへの電力供給を行うこ
とがでぬる。
すなわち、定位置停止用スイッチ部18が電力供給リレ
ー部のリレーコイルへの給電を遮断する時がワイパブレ
ードの停止定位置とすることによってワイパブレードが
所定の停止位置にくるまでモータへの電力供給が継続さ
れ、ワイパブレードの定位置停止をモータの慣性力に期
待して行う必要がなくなる。
また、−具足位置停止用スイッチ部18がOFFされて
電力供給継続回路が開状態となると、再び矩形波発信回
路32から所定の電圧信号が発信されるまでワイパモー
タヘの電力供給リレー部38は電力供給側端子である第
1端子46への切り替えが行われることがないので、ワ
イパモータ10への電力供給が繰り返されてチャタリン
グが生ずるという不具合を回避することができる。
[実施例] 第1図及び第2図に基づき、以下に本発明の好適な実施
例を説明する。
第3図に示した従来装置と同様の要素には同一の符号を
付しその説明を省略する。
本発明の特徴的事項は、間欠コントローラ14に電力供
給継続回路を設けたことであり、またこれに伴いワイパ
モータ10の定位置停止用スイッチ部18の簡略化を行
ったことであり、第1図はその第1実施例を示している
間欠コントローラ14内には電力供給継続回路としてリ
レー回路61が設けられており、このリレー回路はリレ
ーコイル62と一方の端子64とこの端子64に取り付
けられた可動片66と、他方の端子68とから成るメイ
ク接点から構成されている。リレーコイル62の一端は
電源6oに接続され他端は一方の端子64と共通ライン
にてトランジスタ36のコレクタ端子に接続されており
、他方の端子68は端子SMを介してワイパモータ10
のコンタクト28に接続されている。第3図に示した従
来装置の間欠コントローラ14との他の相違点は電力供
給リレー部38の第2端子48がアースされていること
であり、他は同様の接続とされている。
ワイパモータ10において、従来装置と異なる点は定位
置停止用スイッチ部18において減速ギヤ20上に配置
される導電プレートを1個の導電カムプレート22のみ
とし、モータ1oに取り付けられるコンタクトは、一端
が導電カムプレート22に常に接続され、他端がアース
端子に接続されたコンタクト70と、導電カムプレート
22の回転によって1回転毎にこのプレート22との間
で断接が行われるコンタクト72の2つのコンタクトが
設けられていることである。第3図の従来装置のワイパ
モータ10に設けられた電源端子に接続されるコンタク
ト30は本発明においては設けられていない。
なお、ワイパスイッチ12は接点の構成及び選択モード
の配置において従来装置のスイッチと同様のものが用い
られている。
次に、本実施例の作用について以下に説明する。
まず、ワイパスイッチ12をINTモードにセットする
と、ワイパスイッチ12においてINT接点がアースさ
れ従来装置と同様に矩形波発信回路32の出力端子40
から出力電圧Vが出力される(第4図参照)。これによ
り!・ランジスタ36がONされリレーコイル42及び
リレー回路61のりレーコイル62が通電され、それぞ
れ可動片44及び66を引き寄せ、可動片44は第1端
子46と接続され、可動片66は他方の端子68と接続
される。
この結果、モーター0への給電は、バッテリ6〇一端子
46→可動片44〜共通端子5o→ワイパスイッチ12
(S 接点→LO接点)−モータ10のLO端子→アー
マチャー16の順で行われモーター0はLO作動を行う
次に、第4図に示す矩形波発信回路32がらの出力電圧
V信号が時間T1後にゼロとなると、トランジスタ36
はOFFされる。第3図に示した従来装置の間欠コント
ローラー4ではこの時に同時にリレーコイル42への給
電が遮断され可動片44は第2端子48側に切り替えら
れたが、本発明装置では、リレー回路61は、リレーコ
イル62−一方の端子64−可動片66−他方の端子6
8−8M端子→コンタクト72→導電力ムプレート22
→コンタクト70の経路で閉回路が継続されている。従
って、リレーコイル42もリレー回路61の一方の端子
64に接続されているため同様の経路で通電状態が継続
され、モーター0への電力供給も継続して行われる。す
なわち、トランジスタ36がOFFされても、リレー回
路61が自己保持されることによりモータの駆動が続け
られるものである。
次に、コンタクト72が導電カムプレート22から離れ
た時に、リレーコイル42及びリレーコイル62への給
電は遮断され、瞬時にしてそれぞれの可動片44及び6
6は切り替えられる。この結果、可動片44が第2端子
48に接続され、ワイパモーター0のLO端子→ワイパ
スイッチ12(LO接点−8接点)=共通端子5〇−可
動片44−第2端子48−アースの経路によって閉回路
が形成され発電制動によりアーマチャー16は急速に停
止する。
従って、電力供給継続回路であるリレー回路61の作用
によって、定位置停止用スイッチ部18の簡略化ができ
、かつこのスイッチ部18がオフされたときにワイパブ
レードが所定位置に達するように設定することにより、
ワイパブレードが正規停止l二位置に達するまでモータ
への電力供給行われる。従って、従来装置のようなアー
マチャーの慣性力により回転する領域がなくされたため
、ワイパブレードはウィンドシールドガラス等の間の摩
擦力のよって正規の停止位置の手前で停止してしまうこ
となく正確に定位置で停止することとなる。
また、本実施例によれば雪溜りなどによりワイパブレー
ドが停止位置の手前で拘束されワイパアームの弾性力等
により減速ギヤ20が逆回転してコンタクト72が再び
導電カムプレート22に接続された場合であっても、リ
レー回路61が開放されているためワイパモータ10に
電流が供給されることはない。従って、チャタリングに
よる不具合が発生することはない。
さらに、従来装置におけるOFFモードの選択時のワイ
パ作動停止までの給電経路は、バッテリ60から一旦モ
ータ10のコンタクト30及び28(第3図参照)を経
由して間欠コントローラへ供給されていたのに比べ、本
発明にががる装置ではバッテリ60から直接間欠コント
ローラへ電流が供給されるので給電経路が短縮されてい
る。これにより経路途中での電圧降下を少なくすること
ができ、ワイパブレードがスムーズに摺動しないという
不具合を解消することができる。
なお、LOモード及びHlモードが選択された時の給電
経路は従来の装置と変るところはない。
そして、ワイパスイッチ12をHIモードまたはLOモ
ードからOFFモードに切り替えた場合も、常にINT
モードを経由して切り替えがなされるので、INTモー
ドに切り替わった瞬間に矩形波発信回路32から電圧信
号Vが出力されてトランジスタ36がONされリレーコ
イル42及びリレーコイル62が通電状態となる。これ
により、可動片44は第1端子46側に切り替えられ、
可動片66は他方の端子68に接続され、前述したIN
Tモード選択選定時ける給電経路と同様の経路で電力供
給がなされ、ワイパモータ10は LO作動を継続する
。そして、コンタクト72が導電カムプレート22から
離れた時、すなわちワイパブレードの所定停止位置で急
速に駆動を停止する。
従って、OFFモードの選択時においても従来装置にお
けるような不具合の発生なく正確にワイパ作動の停止が
行われる。
第2図は本発明の第2実施例を示しており、第3図の従
来装置及び第1図の実施例と同様の要素には同一の符号
を付し、その説明を省略する。第1図の第1実施例と異
なる点は、間欠コントローラ14に設けられる電力供給
継続回路をリレー回路61の代りにこれと等価機能を有
する2つのトランジスタにて構成したスイッチング回路
80を設けた点である。
スイッチング回路80は、pnp型トランジスタ86と
、このトランジスタ86のスイッチングによりオンオフ
制御されるnpn型トランジスタ92とこれらトランジ
スタの動作電圧を設定するために設けられた抵抗82,
84,88.90とから構成されており、トランジスタ
86のベース端子は抵抗84を介してトランジスタ36
のコレクタ端子に接続され、トランジスタ86のコレク
タ端子は抵抗88を介してトランジスタ92のベース端
子に接続されている。
そして、トランジスタ92のコレクタ端子にはリレーコ
イル42が接続され、エミッタ端子は8M端子を介して
モータのコンタクト72に接続されている。
本実施例は、第1実施例において可動片66を流れる電
流がリレーコイル42及びリレーコイル62を通電する
電流のみであり、その値はせいぜい数100+nAであ
る点に着目し、リレー回路61に代えてこれと等価機能
を有する半導体素子を用いて構成したスイッチング回路
を設けたものである。
本実施例においてまず、ワイパスイッチ12がINTモ
ードに選択されると、トランジスタ36がONされリレ
ーコイル42が通電状態となりワイパモータ10は第1
実施例で説明したのと同様にLO作動する。また、トラ
ンジスタ86もベース端子に引込み電流による電圧変化
が生じオンされる。そして、抵抗88→抵抗90→コン
タクト72→導電カムプレート22→コンタクト70→
アースの経路で電流が流れ、トランジスタ92がONさ
れる。この時、リレーコイル42からの電流はトランジ
スタ92のコレクタに供給され、さらにコンタクト72
に供給され同様にアースへと流れる。
すなわち、本実施例におけるスイッチング回路80のト
ランジスタ86は、第1実施例におけるIJ L、−コ
イル62と同様の機能を有し、トランジスタ92は、第
1実施例においてリレーコイル62によって切り替え制
御される端子64及び68と可動片66と同様の機能を
果すものである。
従って、第1実施例と同様にトランジスタ36がOFF
されても、ワイパモータ10への給電は継続され回転を
続ける。そして、コンタクト72が導電カムプレート2
2から離れた時にトランジスタ86及びトランジスタ9
2はOFFとなりリレーコイル42も通電状態が遮断さ
れモータ10への給電は停止される。
従って、第1実施例と同じく減速ギヤ20に逆回転が生
じてもチャタリングが生じることはなくまたワイパブレ
ードとウィンドシールドガラスとの間の摩擦抵抗により
、ワイパブレードが停止位置手前で止ってしまうという
不具合も生じることがない。
また、上記第1及び第2実施例によれば、第3図に示し
た従来装置のモータ10の電源(十)端子の廃止により
配線の簡略化が図られており、さらに、モータ10の8
M端子と間欠コントローラ14との間の配線ライン10
0はこのライン100を流れる電流が電力供給用リレー
部38及び電力供給継続回路であるリレー回路61とト
ランジスタ86.92にて構成されたスイッチング回路
80の作動電流(数100fflA)であるので、ライ
ン100の線径を小さくすることができ配線の簡素化を
図ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ワイパブレード
停止の際にワイパブレードが所定の停止位置にくるまで
ワイパモータヘの電力供給を継続することができ、モー
タの慣性力を期待する必要がなくワイパブレードの停止
位置への正確な停止を達成することができる。
また、ワイパブレードが一旦停止した後はワイパモータ
の定位置停止用スイッチ部が誤動作により導通状態とな
った時にもモータへの電力の再供給が行われることがな
いのでスイッチ部のチャタリング等を防止しこれによる
故障を未然に回避することが可能となる。
さらにワイパの間欠的作動時(INTモード)またはO
FFモード選択時におけるモータへの給電経路の短縮化
が図られており経路途中での電圧降下という問題が解消
されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す全体構成図、第2図
は本発明の第2実施例を示す全体構成図、第3図は従来
装置の全体構成を示す図、第4図はINTモードにおけ
る装置の動作を説明するためのタイミングチャート図で
ある。 10・・・ワイパモータ 12・・・ワイパスイッチ 14・・・間欠コントローラ 16・・・アーマチャ 18・・・定位置停止用スイッチ部 38・・・電力供給回路 61・・・リレー回路 80・・・スイッチング回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バッテリからの電力によりワイパ駆動を行うワイ
    パモータと、 該ワイパモータとバッテリとの間に接続され、設置され
    た複数の接点から所定の接点の選択接続を行うことによ
    って、ワイパ作動の停止、ワイパの間欠的作動及びワイ
    パの連続作動の各モードの切替えを行うワイパスイッチ
    と、 前記ワイパモータに設けられ、ワイパの間欠動作又は停
    止の際にワイパモータへのバッテリ電力供給の遮断制御
    を行いワイパブレードを所定位置に停止させる定位置停
    止用スイッチ部と、 ワイパの作動停止又はワイパの間欠作動のモードが選択
    された際に、バッテリからワイパモータへの電力供給と
    前記定位置停止用スイッチ部との共動による該電力供給
    の遮断とを行う間欠コントローラと、 から構成される車両用ワイパ装置において、前記間欠コ
    ントローラは、所定時間毎に一定の電圧信号を出力する
    矩形波発信回路と、 該電圧信号を受信したときにオン状態となるスイッチン
    グ素子と、 該スイッチング素子に接続されたリレーコイルと、前記
    ワイパスイッチを介してワイパモータの入力端子に接続
    された共通端子と、バッテリの出力端子に接続された第
    1端子と、接地端子に接続された第2端子とから成り、
    前記スイッチング素子がオンしたときにリレーコイルを
    通電状態として共通端子を第1端子に接続することによ
    りバッテリからワイパモータヘの電力供給を可能とする
    電力供給リレー部と、 前記リレーコイルに接続され、前記スイッチング素子が
    オンしたときに同時に閉回路となり、オフしたときにも
    該閉状態を継続することにより前記リレーコイルの通電
    状態を維持する電力供給継続回路と、 から構成し、前記定位置停止用スイッチ部にてリレーコ
    イルへの給電の遮断が行われるまで、前記間欠コントロ
    ーラによるモータへの電力供給を継続するようにしたこ
    とを特徴とする車両用ワイパ装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の車両用ワイパ装置
    において、 前記定位置停止用スイッチ部は、一端が接地された第1
    コンダクタと、一端が定位置停止用スイッチ部の入力端
    子とされた第2コンタクトと、ワイパブレードが所定停
    止位置に達したときにこれら両コンダクタの間の接続を
    遮断する一個の回転式導電プレートと、から構成され、 前記間欠コントローラ内の電力供給継続回路は、一端が
    前記電力供給リレー部のリレーコイルの一端と共通ライ
    ンにてバッテリに接続され、他端が前記リレーコイルの
    他端と共通ラインにて前記スイッチング素子に接続され
    た第2のリレーコイルと、この第2リレーコイルによっ
    て切替制御されるメイク接点とから構成され、 該メイク接点の一方の端子は前記リレーコイルと第2リ
    レーコイルの前記他端側接続ラインに接続され、他方の
    端子は前記定位置停止用スイッチ部の入力端子である第
    2コンタクトの一端に接続されたことを特徴とする車両
    用ワイパ装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項に記載の車両用ワイパ装置
    において、 前記定位置停止用スイッチ部は、一端が接地された第1
    コンタクトと、一端が定位置停止用スイッチ部の入力端
    子とされた第2コンタクトと、ワイパブレードが所定停
    止位置に達したときにこれら両コンタクトの間の接続を
    遮断する一個の回転式導電プレートと、から構成され、 前記間欠コントローラ内の電力供給維持回路は、pnp
    型の第1トランジスタと、この第1トランジスタのスイ
    ッチングによりオンオフ制御されるnpn型の第2トラ
    ンジスタと、を有するスイッチング回路にて構成され、 該第1トランジスタのエミッタ端子は前記電力供給リレ
    ー部のリレーコイルの一端と共通ラインにてバッテリに
    接続され、ベース端子は該リレーコイルの他端と共通ラ
    インにて前記スイッチング素子に接続され、 第2トランジスタのコレクタ端子は前記リレーコイルの
    他端に接続され、エミッタ端子は前記定位置停止用スイ
    ッチ部の入力端子である第2コンタクトの一端に接続さ
    れたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764496B1 (ko) 2006-09-28 2007-10-09 현대자동차주식회사 지능형 와이퍼 시스템 및 그것의 제어방법
JP2013043603A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Asmo Co Ltd ワイパ制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6189150A (ja) * 1985-10-02 1986-05-07 Mitsuba Denki Seisakusho:Kk 自動車用前面硝子清掃装置

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