JPS63162301A - 車両用ホイ−ルのインサ−ト - Google Patents

車両用ホイ−ルのインサ−ト

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Publication number
JPS63162301A
JPS63162301A JP31030986A JP31030986A JPS63162301A JP S63162301 A JPS63162301 A JP S63162301A JP 31030986 A JP31030986 A JP 31030986A JP 31030986 A JP31030986 A JP 31030986A JP S63162301 A JPS63162301 A JP S63162301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert
hub
working face
wheel
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP31030986A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kobayashi
俊彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP31030986A priority Critical patent/JPS63162301A/ja
Publication of JPS63162301A publication Critical patent/JPS63162301A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は車両用のホイールに係り、特にハブナツトが当
接するホイールのインサートに関する。
口、従来の技術 車両用のホイールをハブナツトによってハブに固定する
場合、ハブナツトによって押圧されるホイールの表面の
血圧が高くなり、ハブナツトの座面に相当するホイール
の当り面はかじりや陥没を生じる。これを防止するため
に実開昭58−85501号明細書に開示されているよ
うに、ホイールのハブナツトの座面に相当する部分にブ
ツシュ即ちインサートを使用することが提案されている
ハ0発明が解決しようとする問題点 前述の従来技術において使用されているブツシュ即ちイ
ンサートは鋼製である。そして、この実開昭58−85
501号公報には具体的には説明されてはいないが、通
常はハブナツトの表面処理は防錆上の見地から亜鉛メッ
キクロメート又は装飾クロームメッキであり、インサー
トの表面処理は同じく亜鉛メッキクロメートが用いられ
ている。
従って、ハブボルトが締付けられたときにかじりやむし
れが発生して焼付を生じる。例え焼付がない場合でもホ
イールの脱着のために再締付けを行うと当り面のむしれ
により初回時よりも摩擦係数が増大して所定の軸力を得
ることができない欠点がある。
二9問題点を解決するための手段 本発明による車両用のインサートは、ハブナツトが当接
する面即ちハブナツトの座面を形成する当り面に表面硬
化!!JU、yを行った後13丁、テt−ラノルオ口エ
チレン又は二硫化モリブIンの層を設けることによって
従来技術における前述の問題点を解決している。
ホ、実施例 第1図に示すように、本発明によるインサー1−1はア
ルミ製の車両用のホイール2に1・穴3を加工し−にれ
にJ−1−人されCいる。このホイール2をハブ(図示
せず)に固定づるときにはハ1ナッ1へ4をハブポル1
へ5に螺合し−CCハブナラへ4をホイール2に押圧す
る。このどきハブナツト4の底面6はインサー1〜1の
当り面7に強く押riキれ且つこの当り而7の1を摺動
回転される。
本発明によるインサート1のハブフッl−4が当接する
面部ら当り面7は浸炭、ガス軟窒化もしくはタフトライ
ド等の表面硬化処理を行った後で、その上にテトラノル
オ[1−Lチレンの層又は二硫化[リブテンの層が焼付
けられ−Cいる。
浸炭の場合には肌焼深さは0.2mIn〜1.0mmが
適当であり、0.2mmJズートで1.を表面層の硬さ
が低く、逆に1.0mを超えろとインサー1−の内部よ
′C″硬化されてしまうのでハブプツI−の締付後に遅
れ破壊が発生づ゛る危険性がある3、尚、この浸炭の場
合には靭性を損はないように内部硬さは11v400以
−トになるように焼戻しを行う。この硬石下限値はハブ
ポル1への強度に対応して決められるが通常はHv24
0以上にすれば問題はない。
タフ[・ライトもしくはガス軟窒化の場合には硬化層の
深さは一般に浅く、浸炭の場合のようにWれ破壊の心配
もないので、化合物層の厚さを10μ以上とすれば問題
はない。但し、内部硬さが低いど、ハブナツトの締付時
にインサー1〜の当り面7が陥没することがあるので、
あらかじめ焼入れしたものをタフトライド又はガス軟窒
化処理中に焼戻す処理を行う必要がある。この処理では
、タフ1−ライト又はガス軟窒化の温度が520°C−
580℃であるために、例えばりUム鋼、クロムモリブ
デン鋼のように累月として焼戻し軟化抵抗の大きな鋼種
を使用する必要がある、。
上層のテ1ヘラノルオロエチレンの被覆又は二硫化モリ
ブデン焼イ」層は10−40μがよい。そして、その厚
さが下限値即ち10μ以下では数し1のハブナラ1〜脱
着で上層が摩滅消失してかじりを生ずることがある。上
限値即ち40μ以上の厚さとしたときには、初回の締付
は後に振動を加えると、なじみにJ、るゆるみが発生す
ることがある。従って、前述の厚さの範囲は5回以上、
10回迄の脱着に適している。
次に、本発明によるインサートを使用した実施例の実験
の結果を第2図を参照して説明する。
この実験におい−C使用されたホイールの本発明による
インサー[への当り面はタフトライドによる表面処理が
行われた一部に二硫化モリブデンの層が焼付けられてお
り、ハブポル1〜の貯び径は12#で、締付けl−ルク
は900Kg−anであった。
この例に43いては、本発明によるインサーI〜は9回
までの繰返し締付け−ゆるめ試験でハブボルトに生ずる
軸力を規格の上下限内に収めることができた。
これに対して、従来の技術によるものく亜鉛メツキ黄色
クロメ−1〜、めっき厚さ8μ)では繰返し3回の締付
けでインサー1への当り面に部分的にむしれが起り始め
、以後、繰返し回数が増加する毎にこのむしれが大きく
なって、5回以降では一部にかじりや焼付き厚生じた。
次に、他の実施例の実験の結果を第3図を参照して説明
覆る。
この実験において使用された本発明によるインサートの
当り面は浸炭処理され、その肌焼き深さは0.6mであ
り、その−トに設けられたデトラフルオロエチレンの層
の厚さは20μである。そして、ボルトの呼び径は12
mであり、締付トルクは900 Kg−ctnであった
。この実験の結果からも明らかなように9回までの繰返
し締付けを行っても軸力は規格内であった。尚、第3図
に示された従来の技術によるものの実験の結果は第2図
に示されたものを援用している。
へ0発明の効果 本発明によるインサー1−の当り面ば表面硬化されてい
るので通常の亜鉛メッキ以上の耐食性を有し、更に、そ
の上にテトラフルオロエチレン又は二硫化モリブデンの
層が設けられているので更にその耐食性が向上され、長
期にわたり銹の発生を効果的に防止すると同時にハブナ
ツトの締付の繰返しがあっても十分な軸力を保持するこ
とができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適実施例の要部を示す断面図、第2
図は本発明の実施例の実験結果を示すグラフ、第3図は
本発明の他の実験例の実験結果を示すグラフである。 1・・・・・・ホイール、 2・・・・・・インサート、 3・・・・・・下穴、 4・・・・・・ハブナツト、 5・・・・・・ハブボルト、 6・・・・・・底面、 7・・・・・・当り面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハブナットが当接する車両用のホィールのインサートに
    して、前記ハブナットが当接する当り面に表面硬化処理
    を行った後に、テトラフルオロエチレンと二硫化モリブ
    デンとからなる群から選択された一種類の層を設けたこ
    とを特徴とする車両用ホィールのインサート。
JP31030986A 1986-12-26 1986-12-26 車両用ホイ−ルのインサ−ト Pending JPS63162301A (ja)

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JP31030986A JPS63162301A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 車両用ホイ−ルのインサ−ト

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