JPS63162114A - タッピング加工制御装置 - Google Patents

タッピング加工制御装置

Info

Publication number
JPS63162114A
JPS63162114A JP30728886A JP30728886A JPS63162114A JP S63162114 A JPS63162114 A JP S63162114A JP 30728886 A JP30728886 A JP 30728886A JP 30728886 A JP30728886 A JP 30728886A JP S63162114 A JPS63162114 A JP S63162114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time constant
time
spindle
acceleration
deceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30728886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07115258B2 (ja
Inventor
Hideaki Kawamura
川村 英昭
Takao Sasaki
隆夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP61307288A priority Critical patent/JPH07115258B2/ja
Publication of JPS63162114A publication Critical patent/JPS63162114A/ja
Publication of JPH07115258B2 publication Critical patent/JPH07115258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は数値制御工作機械におけるタッピング加工制御
装置に関し、特に、主軸の主軸回転速度及び加減速時定
数を加工時間が最小になるように決定するように構成し
たタッピング加工制御装置に関する。
〔従来の技術〕
加工の高速化の要請により、タッピング加工においても
、その高速化が強く要求されており、特に、アルミニュ
ウム等の金属をタッピング加工する場合は主軸の回転速
度とZ軸の送り速度が精度よく同期している必要がある
。このために、従来のフローティングタッパを使用した
タッピング加工にかえ、リジントタッパを使用し、かつ
主軸の回転とZ軸の送りをパルス分配により、同期させ
てタッピング加工を行うリジットタッピング加工方式が
採用されている。
このようなタッピング加工制御装置の例として、出願人
は昭和61年11月12日付で発明の名称を「タッピン
グ加工制御装置」とする特許出願を出願している。この
出願において、指令された主軸速度に応じてその加減速
時定数を自動的に選択、決定して高速で安定してタッピ
ング加工を行うようにしたタッピング加工制御装置を提
案している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このタッピング加工制御装置においては、主軸
の加減速時定数は選択されるが、タッピングの穴の深さ
が浅いと、加工距離が短いので、主軸の回転速度が充分
に指令された回転速度まで到達せず、主軸速度を高速に
し、それに最適な時定数を選択しても、かえって加工時
間を要する場合がある。
この例を第3図(a)及び(b)に示す。図において、
横軸は時間(1)縦軸は主軸の回転速度である。第3図
(a)において、線Aは主軸の加減速の状態を示し、タ
ッピングの穴が充分深く、主軸の回転速度が指令した回
転速度Saに達しており、適性な回転速度と加減速時定
数が選択されていることを示している。なお、Tは加減
速時定数であり、taは加工時間を表している。
第3図(b)において、線Bはタッピングの穴が浅く、
主軸の回転速度が指令値Saに達せず、途中で減速状態
となり、実際の回転速度はsbにしか到達できない状態
を表している。Tbは加減速時定数であり、加工時間は
tbである。
この場合加減速時定数をもっと短く設定することができ
るはずである。すなわち、線Cに示すように回転速度及
び加減速時定数を1ランク下のSC及びTcに選べば加
工時間はtcとなり、加工時間tbより短くなる。
従って、単に指令した主軸の回転速度だけで、時定数を
決定した場合には、タッピングの穴が浅い場合には、加
工条件をさらに改善できる余地があるという問題点があ
る。
本発明の目的は上記問題点を解決し、主軸の主軸回転速
度及び加減速時定数を加工時間が最小になるように決定
するように構成したタッピング加工制御装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では上記の問題点を解決するために、第1図に示
すように、 主軸の回転とZ軸の移動とをパルス分配により同期させ
て、タッピング加工を行うタッピング加工制御装置にお
いて、 主軸速度に対応して時定数を選択する時定数選択手段(
2)と、 該時定数設定手段によって定められた時定数から加工時
間を算出する加工時間算出手段(4)と、該加工時間が
最小になるような、主軸の加減速時定数及び回転速度を
決定する条件決定手段(5)を有し、 主軸の回転速度及び加減速時定数を決定するように構成
したことを特徴とするタッピング加工制御装置が、 提供される。
〔作用〕
時定数選択手段によって、指令された主軸の回転速度に
応じた加減速時定数が選択され、次にこの条件で加工時
間算定手段によって第1の加工時間が算出される。
次にこれより小の主軸回転数S及び加減速時定数Tを選
び、この条件で第2の加工時間を算出する。
条件決定手段はこの加工時間を比較し、加工時間が短縮
されないときは、最初の条件を採用する。
加工時間が短縮されるときはされらにこれより、小の回
転速度及び加減速時定数を選択して、加工時間を算出し
て比較を繰り返す。
これを繰り返すことにより、加工時間を最小にするよう
な条件を決定することができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に本発明の一実施例のブロック図を示す。
図において、1はパルス分配回路であり、指令値P(タ
ッピング加工すべきネジのピンチ)、S(主軸の回転速
度)によって、主軸の回転を行うための出力パルスPs
とZ軸の送りを制御する出力パルスPzを出力する。勿
論ここでは、主軸の回転とZ軸の移動がネジのリードに
沿って加工を行うように同期すべく、PsとPzが計算
される。
即ち、Psの速度をV 5 % P zの速度をVzと
すると、 V 5−−−−−−一主軸回転速度Sに相当する速度V
 z  (me/win )  = S  (rpm)
 ・P  (m)を満足するようにパルス分配される。
2は時定数選択手段であり、本実施例では主軸回転速度
Sに対応する時定数Tの対応テーブルである時定数テー
ブル3を有し、主軸回転数Sが指令されるとこれに対応
して、まず時定数Tが選択される。
4は加工時間算出手段であり、与えられた主軸の回転速
度、ピッチ、選択された時定数、タッピングの深さから
加工時間を算出する。次に、時定数テーブル3の1ラン
ク下の条件で加工時間を算出し、回転速度と加減速時定
数が決定されるまで加工時間の算出を行う。
5は時定数決定手段であり、加工算出手段4で算出され
た加工時間を比較し、加工時間がより小さくなるように
、加工時間の算出を続行させるか打ち切るかの判断をお
こない、加工時間が最小になるような回転速度及び加減
速時定数を決定する。
この算出及び決定の詳細については後述する。
決定された回転速度はパルス分配回路1のパルス分配速
度を決定する。加減速時定数はそれぞれ加減速制御回路
に送られる。
10は主軸モータの加減速制御回路であり、分配パルス
Psを加減速制御する。このときの時定数は図に示すよ
うにTである。20はZ軸の加減速制御回路であり、Z
軸の分配パルスPzを加減速制御し、そのときの加減速
時定数はTである。
このように、タッピング加工を行うためには主軸及びZ
軸の加減速時定数は均しくとる必要がある。
加減速制御回路10で加減速制御された、主軸の出力パ
ルスはエラーカウンタ11へ送られ、エラーカウンタ1
1をカウントアツプする。エラーカウンタ11は出力パ
ルスによって、カウントアツプされ後述の帰還パルスに
よってカウントダウンされる。従って、エラーカウンタ
11の内部には出力パルスと帰還パルスの差分があり、
これを図示されていないDAコンバータでアナログ指令
信号に変換し、出力する。アナログ指令信号は主軸ドラ
イブ回路12に送られ、主軸ドライブ回路12は主軸モ
ータ13を回転制御する。主軸モータ13は主軸14に
図示されていないギア等で結合されており、これによっ
て、主軸が回転する。
主軸には直結またはギア結合等によって位置検出器15
が結合されており、主軸の回転に応じて帰還パルスを発
生する。尚、図においては速度帰還ループは省略しであ
る。これらは公知の方法で速度帰還ループを構成してい
る。
一方、加減速制御回路20で加減速制御された、Z軸の
出力パルスはエラーカウンタ21へ送られ、エラーカウ
ンタ21をカウントアツプする。エラーカウンタ21は
出力パルスによって、カウントアツプされ後述の帰還パ
ルスによってカウントダウンされる。従って、エラーカ
ウンタ21の内部には出力パルスと帰還パルスの差分が
あり、これを図示されていないDAコンバータでアナロ
グ指令信号に変換し、出力する。アナログ指令信号はZ
軸ドライブ回路22に送られ、Z軸ドライブ回路22は
Z軸モータ23を回転制御する。Z軸モータ23は図示
されていないZ軸にギア等で結合されており、これによ
って、Z軸が移動する。Z軸モータには位置検Z器15
が結合されており、Z軸モータの回転に応じて帰還パル
スを発生する。
尚、図においては速度帰還ループは省略しである。
これらは公知の方法で速度帰還ループを構成している。
次に、加減速時定数の決定の詳細について述べる。第2
図に加減速時定数の決定のフローチャートを示す。図に
おいて、各ステップはSl、S2、S3のように表す。
〔S1〕 時定数選択手段2はまず与えられた主軸の回転速度Sか
ら、時定数テーブル3によって該当する時定数Tfiを
選択する。
〔S2〕 加工時間算出手段4は、与えられた主軸回転速度S、時
定数T1%、ピッチP、タッピングの深さから加工時間
t7を算出する。
〔S3〕 主軸回転数Snより1ランク下の条件である主軸回転数
511−1及び加減速時定数T、−,を用いて、この場
合の加工時間tn−1を算出する。
〔S4〕 時定数決定手段5はこの2つの加工時間を比較し、 1n>1.、ならば、まだ加工時間は短縮できるので、
S3へもどり、さらに時定数テーブル3の1ランク下の
主軸回転数81−2及びT7−2を選択し、加工時間L
n−2を算出して、Ln−1と比較する。この動作を順
次繰り返して最小加工時間を求める。
t1%>t、−、でないならS5へ行(。
〔S5〕 これ以上時間を短縮することはできないので、主軸回転
数S−(S−+ 、S−g )及び加減速時定数T−(
To−+ 、T−z )を決定する。
このようにして、最初選択された加減速時定数において
、最短の加工時間を与える加工条件を決定することがで
きる。
上記の実施例では時定数選択手段2に時定数テーブル3
を使用したが、これにかえて、主軸の回転数をSとし、
Kを定数とし、加減速時定数をTとしたとき、 T=KS として、加減速時定数を決定する手段を使用することも
できる。
また、比較の対象として、テーブルの1ランク下の回転
速度及び加減速時定数を選択したが、先の条件から一定
数を減算したり、一定の少数を乗算する等の手段で次の
条件を選択することもできる。勿論これらの一定数は回
転速度と加減速時定数にたいして別個の数値を使用する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、回転速度に応じて加減
速時定数を選択し、この状態から加工時間が最小になる
ように、回転速度及び加減速時定数を順次決定するよう
にしたので、最適で最小の加工時間を自動的に選択でき
るタッピング加工制御装置を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の一実施例のフローチャート図、第3図(a)及び(
b)はタッピングの穴の深さに応じた主軸の加減速の状
態を示す図である。
1・−一−−−−−−−−−−・−パルス分配回路2−
・−−−−−・−・−・時定数選択手段4−・−−−−
一・−・−・−加工時間算出手段5・・・−・−m−−
−・・−・主軸速度決定手段10−−−−−−−−・−
−−一−・加減速制御回路20−−−−〜−−・−−−
−−−一加減速制御回路13・−−−〜−−−−−−・
−主軸モータ23−・・・−−−−−−・・−2軸モー
タ第2図 (b) 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主軸の回転とZ軸の移動とをパルス分配により同
    期させて、タッピング加工を行うタッピング加工制御装
    置において、 主軸速度に対応して時定数を選択する時定数選択手段と
    、 該時定数設定手段によって定められた時定数から加工時
    間を算出する加工時間算出手段と、該加工時間が最小に
    なるような、主軸の加減速時定数及び回転速度を決定す
    る条件決定手段とを有し、 主軸の回転速度及び加減速時定数を決定するように構成
    したことを特徴とするタッピング加工制御装置。
  2. (2)前記時定数選択手段は主軸回転速度とこれに対応
    する時定数からなるテーブルを有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のタッピング加工制御装置。
  3. (3)前記時定数選択手段は、主軸回転速度をS、時定
    数をT、Kを定数とするときに、 T=KS であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のタ
    ッピング加工制御装置。
JP61307288A 1986-12-23 1986-12-23 タッピング加工制御装置 Expired - Fee Related JPH07115258B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61307288A JPH07115258B2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23 タッピング加工制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61307288A JPH07115258B2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23 タッピング加工制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63162114A true JPS63162114A (ja) 1988-07-05
JPH07115258B2 JPH07115258B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=17967327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61307288A Expired - Fee Related JPH07115258B2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23 タッピング加工制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07115258B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196623A (ja) * 1987-10-07 1989-04-14 Sumitomo Chem Co Ltd 光学的異方体および液晶表示装置
JPH03117515A (ja) * 1989-09-28 1991-05-20 Okuma Mach Works Ltd 数値制御装置
JPH03178721A (ja) * 1989-12-07 1991-08-02 Okuma Mach Works Ltd 数値制御工作機械の同期タッピング装置
JP2017185619A (ja) * 2016-03-31 2017-10-12 株式会社牧野フライス製作所 タップ加工の制御方法及び制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413080A (en) * 1977-07-01 1979-01-31 Oki Electric Ind Co Ltd Method of forming screw thread by numerical control

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413080A (en) * 1977-07-01 1979-01-31 Oki Electric Ind Co Ltd Method of forming screw thread by numerical control

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196623A (ja) * 1987-10-07 1989-04-14 Sumitomo Chem Co Ltd 光学的異方体および液晶表示装置
JPH03117515A (ja) * 1989-09-28 1991-05-20 Okuma Mach Works Ltd 数値制御装置
JPH03178721A (ja) * 1989-12-07 1991-08-02 Okuma Mach Works Ltd 数値制御工作機械の同期タッピング装置
JPH0796165B2 (ja) * 1989-12-07 1995-10-18 オークマ株式会社 数値制御工作機械の同期タッピング装置
JP2017185619A (ja) * 2016-03-31 2017-10-12 株式会社牧野フライス製作所 タップ加工の制御方法及び制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07115258B2 (ja) 1995-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63123605A (ja) タツピング加工制御装置
EP0025652B1 (en) Control system for synchronising machine tool motors for tapping operations
CN106020130A (zh) 控制主轴和进给轴同步运行的机床的控制装置和控制方法
CN106239257A (zh) 机床的控制装置以及控制方法
JPS5862707A (ja) 数値制御方式
EP0171437A4 (en) THREAD DRILLING METHOD.
JP2510980B2 (ja) ネジ切削制御方法
US4386407A (en) Lathe control system
CN116300698A (zh) 一种基于动态规划的螺纹切削加工方法
JPS63162114A (ja) タッピング加工制御装置
US5062744A (en) Apparatus for confirming movement of tap when rigid tapping
JP2700819B2 (ja) タッピング方法
JPH048423A (ja) タッピング方式
JP3136851B2 (ja) ねじ加工装置
JPH0295189A (ja) 電動機の同期運転制御装置
JP2575894B2 (ja) 数値制御装置
JP2624771B2 (ja) 任意方向タッピング加工方法
JPS5939260B2 (ja) 工作機械における切削送りの制御方式
JPH07112322A (ja) タッピング加工制御装置
JP2819411B2 (ja) 定位置停止制御装置
EP0120973B1 (en) Numerically controlled machine tool
JPH11156638A (ja) 数値制御装置
JPH05189019A (ja) 工作機械の数値制御装置
JPS6334018A (ja) タツプ加工制御装置
KR830000820B1 (ko) 공작 기계용 모우터의 동기 운전제어 방식

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees