JPS63161432A - 熱書込液晶パネルの温度制御方法 - Google Patents

熱書込液晶パネルの温度制御方法

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Publication number
JPS63161432A
JPS63161432A JP31387686A JP31387686A JPS63161432A JP S63161432 A JPS63161432 A JP S63161432A JP 31387686 A JP31387686 A JP 31387686A JP 31387686 A JP31387686 A JP 31387686A JP S63161432 A JPS63161432 A JP S63161432A
Authority
JP
Japan
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liquid crystal
temperature
writing
write
crystal layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP31387686A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Ichinohe
敏浩 一戸
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP31387686A priority Critical patent/JPS63161432A/ja
Publication of JPS63161432A publication Critical patent/JPS63161432A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶の熱光学効果を利用した熱書込液晶パネ
ルの温度制御方法に関するものである。
従来の技術 従来、スメクチック等の熱相転移性のある液晶を用いた
熱書込液晶パネルとしては、例えば第2図及び第3図に
示すようなものがあり、その具体的内容は特開昭56−
21184号公報に記載されている。
すなわち、液晶層1は2枚のプレート2,30間に封入
されており、これらのプレート2,3の内面には平行に
配列された多数本の加熱電極4とこれらの加熱電極4と
直交する方向に平行に配列された多数本の画像書込電極
5とが互いに直交した状態に配列されて設けられている
しかして、液晶層lを構成する熱相転移性のスメクチッ
ク液晶の物性を見ると、常温ではスメクチック相を示し
、温度を°上昇させて温度T1以上になるとネマチック
相になり、さらに、温度T。
を越えると等方性液晶に変化する。この温度T8は液晶
の液晶−液体相転移温度である。
そして、熱書込に際しては、加熱電極4に電流を流して
液晶層1の温度をジュール熱により温度T1以上に上昇
させて等方性液晶の状態にする。
次に、この加熱電極4への通電を遮断し、液晶層1が冷
却される過程でその温度がT8からT、まで下降する間
にある時、すなわち、ネマチック相の状態で加熱電極4
を順次アースするとともに画像書込電極5に選択的に電
圧を印加、する、すなわち、加熱電極4と画像書込電極
5との交点において、画像とならない交点においては、
その画像書込電極5に電圧を印加し、画像とする交点に
ついては、その画像書込電極5に電圧を印加しない。
このようにして画像書込電極5への電圧の印加を選択す
ることにより、交点部分が透明状態になるか白濁状態に
なるかが選択される。すなわち、ネマチック相の状態で
電界がかけられると、熱光学効果により液晶は透明状態
になり、電圧除去後にもその状態は変化しない。
このようにして−水銀の加熱電極ラインについて書込を
行ない、線順次走査により全加熱ラインについてこれを
繰返し、一画面を書き込む。
一方、特開昭58−190988号公報には、前述のよ
うな熱書込時の液晶の温度を、液晶−液体相転移温度T
、より13℃乃至25℃低く保つことにより表示画像に
高コントラストが得られ、また、書込エネルギーも少な
くてすむと云うことが報告されている。また、本願発明
者の実験においても、液晶の温度を前述の温度T2より
17℃乃至23℃低い場合にコントラストの良い画像が
得られることが確認されている。
なお、スメクチック液晶の液晶−液体相転移温度T2は
通常55℃乃至62℃程度であり、書込最適温度は32
℃乃至45℃となる。実際には約37℃乃至43℃の温
度範囲内に保つことが好ましいものである。
発明が解決しようとする問題点 書込時に前述のように加熱電極4に通電して液晶層1の
温度を温度T、と液晶−液体相転移温度T1との間にま
で急速に温度上昇させなければならないが、室温が低い
場合には第1図Aに示すようにその温度範囲にまで温度
上昇するのに時間がかかる。この時間を短縮するために
は加熱電極4に印加する電圧を高くするか、加熱時間を
長くするかして書込に要するエネルギーをより多く与え
なければならない。、しかしながら、加熱電極4への印
加電圧は通常は一定であるので、書込時間が長くなって
しまうことになる。また、画像のコントラストも悪くな
ると云う問題もある。
問題点を解決するための手段 電源投入時あるいは画像表示直前に前記加熱電極に通電
して前記液晶層を書込最適温度にまで加熱する。
ここで、書込最適温度とは、温度T、以下で液晶層がス
メクチック相状態にあり、かつ、加熱電極への通電によ
り液晶層が急速に温度T、と温度T、との間の温度範囲
に上昇することができる温度を云うものである。
作用 このように予め加熱電極に通電する手段により液晶層を
書込最適温度に維持することにより、特開昭58−19
0988号公報で報告されているように書込エネルギー
が低くて良く、画像のコントラストも良好なものを得る
ことができるものである。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、熱書込液晶パネルの構造は前述の構造であり、加
熱電極4のそれぞれはスイッチング回路6を介して加熱
電圧VHの加熱電源7に接続されており、他極は接地部
8に接続されている。また、画像書込電極5はスイッチ
ング回路9を介して電圧Vwの画像信号回路10に接続
されている。
このような構成において、加熱電極4への通電により液
晶層1を書込最適温度にまで高めるには、二種の方法が
あるが、第4図に基づいて第一の方法を説明する。まず
、電源投入時に全ての加熱電極4に通電し、液晶層1の
温度を書込最適温度にまで上昇させる。
このようにウオーミングアツプしてから画像書込を行な
うが、画像書込のために加熱電極4に通電すると液晶層
1の温度上昇は第1図のBに示すようになり、急速に温
度T1 温度T3の温度領域にまで上昇する。
そして、図示しない温度検知部により液晶層1の温度を
監視し、画像表示時に液晶層1の温度が低下したら、加
熱電極4に通電してその液晶層1の温度が書込最適温度
になるように加熱する。
次に、第二の方法を第5図に基づいて説明する。
この方法は画像の書込直前に加熱電極4のそれぞれを順
次一本ごとに通電し、線順次走査により加熱を行なうも
のである。そして、液晶層1の温度が全体にわたって書
込最適温度になるまで繰り返して加熱するものである。
この場合、画像書込を行なうために加熱電極4に順次通
電する駆動回路を使用することができるため、構造的に
変更すべき部分はないものである。
なお、このようにして画像が形成される熱書込液晶パネ
ルは、例えば実開昭59−151235号公報に記載さ
れているOHP (オーバーへラドプロジェクタ)など
の原稿画像として利用されるものである。
発明の効果 本発明は上述のように、熱相転移性をもつ液晶層の表側
と裏側とに、平行に配列された多数本の加熱電極とこれ
らの加熱電極と直交する方向に平行に配列された多数本
の画像書込電極とを配置した熱書込液晶パネルに画像書
込を行なおうとする場合に、電源投入時あるいは画像表
示直前に前記加熱電極に通電して前記液晶層を書込最適
温度にまで加熱するようにしたので、画像書込のために
設けられている加熱電極を利用して液晶層の温度を書込
最適温度にまで高めておくことができ、これにより、低
い書込エネルギーで、高コントラストの画像を形成する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は加熱電
極への通電に伴って液晶層の温度上昇する状態を示すグ
ラフ、第2図は熱書込液晶パネルの平面図、第3図はそ
の厚さ方向の寸法を誇張して表示した断面図、第4図は
加熱電極への通電状態の一例を示すタイミングチャート
、第5図は加熱電極への通電状態の他の例を示すタイミ
ングチャートである。 ■・・・液晶層、4・・・加熱電極、5・・・画像書込
電極比 願 人   東京電気株式会社 !、3図 3)u図 的間−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱相転移性をもつ液晶層の表側と裏側とに、平行に
    配列された多数本の加熱電極とこれらの加熱電極と直交
    する方向に平行に配列された多数本の画像書込電極とを
    配置した熱書込液晶パネルにおいて、電源投入時あるい
    は画像表示直前に前記加熱電極に通電して前記液晶層を
    書込最適温度にまで加熱するようにしたことを特徴とす
    る熱書込液晶パネルの温度制御方法。 2、加熱電極にパルス電流を順次流すようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱書込液晶パネ
    ルの温度制御方法。 3、全ての加熱電極に同時に電流を流すようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱書込液晶パ
    ネルの温度制御方法。
JP31387686A 1986-12-24 1986-12-24 熱書込液晶パネルの温度制御方法 Pending JPS63161432A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31387686A JPS63161432A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 熱書込液晶パネルの温度制御方法

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JPS63161432A true JPS63161432A (ja) 1988-07-05

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ID=18046570

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JP31387686A Pending JPS63161432A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 熱書込液晶パネルの温度制御方法

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JP (1) JPS63161432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7145625B2 (en) 2002-06-12 2006-12-05 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device having heater

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7145625B2 (en) 2002-06-12 2006-12-05 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device having heater

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