JPS63161377A - 人工雪製造装置 - Google Patents

人工雪製造装置

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JPS63161377A
JPS63161377A JP31040986A JP31040986A JPS63161377A JP S63161377 A JPS63161377 A JP S63161377A JP 31040986 A JP31040986 A JP 31040986A JP 31040986 A JP31040986 A JP 31040986A JP S63161377 A JPS63161377 A JP S63161377A
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artificial snow
liquefied gas
nozzle
snow
liquid
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臼岩 三喜男
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Iwatani Corp
Chiba Iwatani Kosan KK
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Iwatani Corp
Chiba Iwatani Kosan KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C3/00Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow
    • F25C3/04Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow for sledging or ski trails; Producing artificial snow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2303/00Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
    • F25C2303/048Snow making by using means for spraying water
    • F25C2303/0481Snow making by using means for spraying water with the use of compressed air

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本発明は、人工雪製造装置に関し、種々の性状を有する
雪を季節を問わず簡便且つ大量に製造できるものを提供
する。 〈従来技術及びその問題点〉 人工雪製造装置の従来技術としては、例えば、特開昭5
7−41560号公報に示すように、人工雪発生室を空
気冷却機で冷却し、人工雪発生室内或いは冷風導入口付
近に設けたスクリーンに水のミストを吹き付けてその表
面に氷を結氷させ、これをブラシで掻き落として人工雪
を得るフンパクシな装置がある。 しかしながら、本装置では、冷却機能に限界のある空気
冷却機を使用するうえ、二次面のス、クリーン上に氷を
結氷させるために、人ニスキー場に供給し得るような大
量の雪を製造するには適していない。 しかも、当該空気冷却機は冷媒を圧縮・膨張させる形式
であるため、例えば−50°C以下の低温に室温を降下
させる場合に時間を要するうえ、室温の微妙な調整が容
易でなく、人工雪の製造操作か煩雑になる。 また、例えば、人工雪発生室内に棒状の給水ヘッダの全
体を突入させるような場合には(本公報第3図参照)、
発生室内の冷気によって給水ヘッダが凍結して水の噴霧
ができなくなる虞れが大きい。 一方、最近、超音波ミスト発生方式によって磯f戒的に
雪を製造できる装置が開発された。 本装置は、人工雪発生塔内に超音波加湿器により水のミ
ストの雲を創り出し、空気冷却機で冷却された人工雪発
生基に雪の結晶の母核となる微細な氷の結晶を補填して
人工雪を製造するものである。 しかしながら、この装置では、やはり空気冷却機で装置
内を冷却するために、人工雪の製造量に制限があるうえ
、人工雪発生塔内の冷却及び調整がスムーズにいかない
。 また、人工雪発生塔内に補填する氷の結晶は10μ単位
の微細なものであってこれを創り出すことも容易ではな
い。 本発明は、様々な性状の雪を簡便且つ大量に製造するこ
とを技術的課題とする。 〈問題点を解決するための手段〉 本発明者は、液化ガスを噴射した室内に水を撒布すると
、その落下過程において純正な雪を生成することを新た
に見い出し、本発明を完成したものである。 即ち、本発明は、人工雪発生室1に液噴霧手段2と液化
ガス噴射ノズル3を設け、液噴霧手段2を液供給ライン
4を介して液供給源5に接続し、液化ガス供給ライン6
を介して液化ガス噴射ノズル3を液化ガス供給源8に接
続し、噴射直後の液化ガスが液噴霧手段2から外れるよ
うに液化ガス噴射ノズル3を人工雪発生室1内に方向付
け、液噴霧手段2により人工雪発生室1内に噴霧されて
自然落下する液のミストを液化ガス噴射/ズル3から噴
射された液化ガスに接触させて雪を生成させるようにし
たことを特徴とするものである。 上記液供給源5に収容される液は、水、果汁等を指し、
生成された人工雪は、水分子から成る純粋な「雪」のみ
ならず、果汁等を組成とすると雪状物をも含む。 上記果汁は、グレー1、オレンジ、パイン、ストロベリ
ー、ビーチ、アップル、グレープフルーツ等の天然果汁
100%或いは水で薄めたもの、これにレモンエキス、
ミント、丁子、バニラ・エツセンス等の天然香料、リキ
ュール、ワイン等の香りを添えるアルコール類、ノープ
ルシロップ、〃ムシロ7プ、ハチミツ等の甘味を増量す
るシロップ類、粉ゼラチン等を補填したもの、或いは、
緑茶、紅茶、まっ茶、ウーロン茶、又は、天然果汁に代
えて合成香料を水に溶かした合成果汁等の広義のものを
指す。 また、人工雪は、六角形の頂点方向に枝を延ばした大方
品系のいわゆる「雪の結晶」を代表例として、氷と空気
の混合物であって通気性が大きく、水蒸気が昇華凝結し
たものを意味する「雪」から、六角形の角ばった部分が
なく全体に丸味を帯びた「氷の結晶」を代表例として、
水の凍結によって生成し、空気が孤立した気泡となって
氷の内部に閉じこめられて通気性のなくなったものを意
味する「氷」までを含む広義のものを指す。 従って、新雪、しまり雪、ざらめ雪、霜ざらめ雪等のあ
らゆる性状の「雪」を初め、現に降りつつある雪から降
り積もったのちに経時変化を起こしている途上のもの、
或いは、氷状物、あられ状物、みぞれ状物までの全てを
、本発明では人工雪と呼ぶ。 液化ガスは、液化窒素、液化アルゴン、液化炭酸ガス、
液体空気、又は液化パーハロゲン化炭化水素(例えば、
液化四7)化炭化水素等の液化パー77化炭化水素)等
を指し、実際的には安#Jな液化窒素が好ましい。 液噴霧手段2°は、液供給ライン4の一端に接続された
撒液ノズル10と当該ライン4の中途部に介装された圧
送ポンプ12とがら構成されたもの、或いは、超音波ミ
スト発生81(具体的には、超音波加湿機)等を指す。 尚、前者において、液供給ライン4が予め所定の液圧を
保持しているときには(例えば、液供給源6が水道栓で
あるときには)、圧送ポンプ12を省略することができ
る。 液化ガス噴射ノズル3から噴射された直後の液化ガスが
、撒液ノズルや超音波ミスト発生機等の液噴霧手段2に
吹きかけられると、当該噴霧手段2が凍結して液の噴霧
ができなくなるので、液化ガス噴射ノズル3はこの噴霧
手段2がら外れるように方向付けられる。 但し、例えば、人工雪発生室の対向壁同士に液噴霧手段
2と液化ガス噴射ノズル3とを設けた場合には、液化ガ
ス噴射ノズル3から噴射された液化ガスの一部は、人工
雪発生室を横切って拡散されたのちに液噴霧手段2に達
するので(即ち、噴射直後に吹き付けられるのではない
ので)、当該手段2を凍結させてしまうこともなく、従
って、この場合にまで液噴霧手段2を対向壁からU外し
て」配置することを要求するものではない。 〈作 用〉 以下、水を噴霧液の例にとって説明する6人工雪発生室
1に液化ガス噴射ノズル3がら噴射された液化ガスは直
ちに気化しながら、当該発生室1内を例えば−20〜−
80℃に冷却する。 水噴霧手段2がら人工雪発生室1内に噴霧された水のミ
ストは、液化ガスの気流で撹拌されながら自然落下して
ゆくうちに、発生室内の微細な塵埃などを母核として次
第に雪に成長してゆき、人工雪発生室の床面に人工雪と
なって堆積する。 この場合、噴射する液化ガスの量、ミストの落下時間、
噴霧されるミストの粒径等の調整によって、サラサラと
した粉雪状からソフトなボタン雪状まで種々の性状の雪
を創り出せる。 〈発明の効果〉 (1)従来技術のように、空気冷却機による温度降下や
温度調整の緩慢さがなく、また、結晶核になる微細な氷
晶を創り出すだめの煩雑さをも要せず、液化ガス量、噴
霧液ミストの粒径、液ミストの落下時間等の調整によっ
て、種々の性状の雪を季節を問わず簡便、迅速に創り出
すことができる。 (2)従来技術では、空気冷却機による冷却機能の限界
や2次面のスクリーン上で氷を結氷させるなどのために
雪の生成量に制限があったのに対し、本発明では液の供
給量と液化ガスの噴射量によって生成量を簡単に1!!
整できるので、雪を大量に製造できる。 (3)人工雪発生室に液噴霧手段と液化ガス噴射ノズル
とを設けて、これらを各々の供給源に接続するだけの簡
単な構造なので、装置全体の製造コストを低減でき、も
って、人工雪を安価に製造できる。 〈実 施 例〉 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明し、本製造装
置を用いて人工雪を製造した場合の実験例を併せて述べ
る。 第1図は本発明の第1実施例を示す人工雪製造装置の概
略正面図、第2図は同装置の平面図、第3図は同装置の
液化ガス噴射ノズル及び撒水ノズルを示す斜視図であっ
て、人工雪製造装置は人工雪発生室1に水供給ライン4
と液化窒素供給ライン6とを接続して構成される。 人工雪発生室1は小径円筒状の上部冷却槽15に大径円
筒状の下部冷却槽16を組み合わせた縦長な塔体であり
、その肉壁には硬質発泡ウレタンの断熱材が埋設される
とともに、その底部にパケット17を出し入れ自在に設
けて堆積した人工雪を取り出せるよ)にしである。 符号18は、人工雪発生室1の繰作盤であり、水流量表
示計、温度調節計、手・自動切換スイッチ、電源等が装
備される。 人工雪発生室1の上壁1aに例えば、オリフィス直径1
 、1 am、コア番号225(ノズルNo、6)の−
流体微噴霧ノズルからなる撒水ノズル10を取付けて、
その噴霧口を上部冷却槽15に若干突入させるようにし
、前記水供給ライン4の一端を撒水ノズル10に、また
その他端を流量調整弁14及ゾ圧送ポンプ12を介して
水供給源5に各々接続する。 尚、水供給源5として水道栓を用いる場合には、圧送ポ
ンプ12を省略することができる。 人工雪発生室1の上部及び中途部に2個のリング状噴射
ノズル3a・3bを設けて、液化窒素噴射ノズル3とす
る。 即ち、人工雪発生室1の上壁1aに近接するように一方
のリング状噴射ノズル3aを配置し、リングの周方向に
複数空けた噴射口20を斜め下方でリングの中心軸Aに
向かうように各々方向付け、当該リングの若干上方で、
且つ、中心軸Aに沿うように上記撒水ノズル10を位置
付ける。 また、人工雪発生室1の中途部、具体的には上部冷却槽
15の下部に他方のリング状噴射ノズル3bを配置し、
リングの各噴射口21を斜め上方でリングの中心軸Bに
向かうように各々方向付ける(本実施例では、第3図に
示すように、中心軸AとBは一致する)。 前記液化窒素供給ライン6の一端を二股状に分岐して、
その一方を上部リング状ノズル3aに、その他方を下部
リング状ノズル3bに各々開閉弁22(23)及1流量
調整弁24(25)を介して接続し、当該供給ライン6
の他端を調圧弁7及び開閉弁25を介して液化窒素ボン
ベ8に接続する。 上記液化窒素供給ライン6のうち、調圧弁7の下流側に
安全弁27を付設して、ラインの圧力が所定安全限界圧
力を越えようとすれば、安全弁27から液化窒素を逃が
すように構成しである。 人工雪発生室1の上壁1aに排気口26を空け、発生室
内に噴出した液化窒素の一部を逃がすようにし、特に、
この排気口26を発生室1の上方に位置させることで、
噴霧さ八た水と熱交換を終えて軽くなったガス状の液化
窒素が放出され易くなる。 尚、排気口26を水供給源5に予冷ライン28で接続し
て、放出されるガス状の液化窒素を水供給源5に接触さ
せて、水を予め0℃付近に冷却すれば、廃棄されるべき
液化窒素の冷却エネルギーを有効に利用できる(第1図
の仮想線参照)。 また、発生室の上部冷却槽15の側壁15aに温度セン
サー30を付設し、この温度センサー3Oを液化窒素供
給ライン6の二股部に介装した流量調整弁24・25に
連動連結しである。 従って、繰作盤18の切換スイッチを自動側にセットす
れば、発生室1内の室温を自動的にフントロールするこ
とができる。 即ち、発生室1の実際の室温が所定の設定温度(例えば
−50℃)より降下すれば流量調整弁24・25を絞っ
て液化窒素の噴射量を低減し、逆に所定温度より上昇す
れば流量調整弁24・25を開いて液化窒素の噴射量を
増加するのである。 本実施例のリングノズル3a・3bのうち、上方のノズ
ル3aは、 (1)人工雪発生室1の上方より噴霧された水の微細な
ミストな急速に冷却或いは氷結させて、雪の性状をキメ
細かなものにすること、 (2)室温の均一化を図ること を目的とする。 また、下方のノズル3I]は、上方に向けて液化窒素を
噴射することにより、 (1) 自然落下しようとする水のミストの攪拌を強化
して、発生室1の滞留時間を増し、当該ミストが雪に成
長するのを促進すること、 (2)雪質の均一化を図ること、 (3)室温の均一化をより促進することを目的とする。 因みに、撒水ノズル10の口径とその噴霧圧によって発
生するミストの粒径は変化し、例えば、ノズル口径が一
定のとき、その噴霧圧(具体的には、水供給ライン4に
介装される圧送ポンプ12の圧カニ例えば0.1〜70
kg/c論2)が大きいと、ノズルから噴霧されるミス
ト粒径は小さくなりキメの細かな雪を生成できる。 また、噴霧圧が一定のとき、ノズル口径が細いとやはり
ミスト粒径は小さくなる。 一方、人工雪発生室1内に水噴霧手段2としての超音波
加湿器を設置すると、さらに微細な水のミストを発生さ
せることができる。 この場合には、人工雪発生室1の中央部に液化窒素のリ
ング状噴射ノズルを配置するだけで良く、ノズルの吹上
刃によってミストの滞留時間を調整することができる。 人工雪発生室1の室温が−50〜−80℃と低い場合に
は粉雪状になり、室温が−30〜−20°Cと高い場合
にはベタついた濡れ雪状になる。 撒水ノズル10から噴霧された水のミストは液化窒素の
噴射流によって攪拌されるが、滞留時間をかせぎ、ミス
トを雪にまで成長させるに足るように、発生室1の高さ
を調整することが肝要である。 第4図は本発明の第2実施例を示し、上記実施例1にお
いて2個のリングノズル3a・3bのうち上方のノズル
3aを省略したもので、リングノズル3の噴射口を斜め
上方でリングの中心軸B−二向かうように方向付け、撒
水ノズル10を人工雪発生室1の上方で当該中心軸Bに
沿うように配置しである。 第5図は本発明の第3実施例を示し、撒水ノズル10を
人工雪発生室1の上方に、液化窒素噴射ノズル3を当該
発生室1の下方に各々対向状に配置したものである。 第6図は本発明の第4実施例を示し撒水ノズル10を人
工雪発生室1の一側壁1bの上方に配置するとともに、
液化窒素噴射ノズル3を棒状に形成して、人工雪発生室
1の上記一側壁1bに対向する側壁1cに寄った底壁1
d付近に配置したものである。 次に、上記実施例1及び2の製造装置を使用して、実際
に人工雪の製造実験を行なった。
【実験例1】 実施例2の製造装置を用い、液化窒素を7kH/c+n
2の圧力で人工雪発生室〕に噴射して発生室の上部を−
77〜−80°C1その中央部を−67〜−68℃、そ
の下部を−62〜−63℃に保持し、水温18°Cの水
を既述したノズルN016の撒水ノズル10から330
g/ll1nの噴n量で10分間噴霧したところ、以下
の結果を得た。 尚、この場合、液化窒素の使用量は10分間で12kg
になるように流量弁を調整した。 (1)雪の生成量  3.12kg (2)雪の品温   −37℃ (3)雪の性状   サラサラとした粉雪状雪の生成量
が10分間における水の使用量である3、3kgに満た
ないのは、撒水ノズル10がら噴霧された水のミストの
一部が発生室1の側壁等に氷結したためである。 尚、本実験例により人工雪発生室に堆積した雪の様子を
第7図に示す。
【実験例2】 液化窒素の使用量を9kgとし、発生室1の上部を一5
0℃、その中央部を−33〜−34℃、その下部を−3
5〜−36℃に各々保持し、その他を全て上記実験例1
と同じ条件に設定して実験を行ない、以下の結果を得た
。 (1)雪の生成量  2.81kg (2)雪の品温   −17℃ (3)雪の性状   サラサラとしているがやや水っぽ
い濡れ雪状 発生室の室温は、実験例1の場合よりも高いので、雪の
性状は粉雪状から濡れ雪状に移行し始めている。 r実験例3】 実施例1の製造装置を用い(即ち、2本のリングノズル
を用い)、液化窒素の使用量を9.5kgとし、発生室
1の上部を−47〜−60℃、その下部を−30〜−4
7°Cに保持し、その他を実験例1と同じ条件に設定し
て実験を行ない、以下の結果を得た。 (1)雪の生成量  2.97kg (2)雪の品温   −27℃ (3)雪の性状   実施例1よりキメの細かいサラサ
ラとしたアスピリン ・スノー状 人工雪発生室1の上部及び中央部に2個の液化窒素噴射
リングノズルを設けると、中央部に1つしか設けなかっ
た実験例1に比較して、液化窒素の使用量が少ないにも
拘らず(12kg→9 、5 kg)、よりキメの細か
い雪を生成でき、雪の性状を良好にできる。
【実験例4】 液化窒素の使用量を7 、5 kgとし、発生室1の上
部を一30℃、その下部を−20〜−21°Cに保持し
、その他を全て実験例3と同じ条件に設定して実験を行
ない、以下の結果を得た。 (1)雪の生成量  2.34kg (2)雪の品温   −11,5℃ (3)雪の性状   多少べとついた濡れ雪状雪の性状
は多少べとついた濡れ雪状にやや近くなるものの、液化
窒素の使用量が上記実験例1〜3に比べて最も少ないに
も拘らず、雪が生成できることが判る。
【実験例5】 グレーグの20%天然果汁に少量のメープルシロップを
添加した果汁溶液を、ノズルNO,3(第17フイス直
径0.71am、)7番号220)の撒液ノズル10か
ら噴霧し、その他の全ての条件を上記実験例1と同じに
設定して実験を行ない、以下の結果を得た。 (1)雪の生成量  3.06kg (2)雪の品温   −31℃ (3)雪の性状   サラサラとした粉雪状で、若干明
るく白っぽいワイン カラーを呈した 水に代えて果汁溶液を人工雪発生室内に噴射すると、果
汁を組成とする雪状物の生成が確認できた。 但し、原果汁溶液は赤紫色を呈していたが、雪状物にな
ると光の屈折率の関係で、明るいが色のさめたような白
っぽいワインカラーとなった。
【実験例6】 本実験例では、実験例2の製造装置を用い、撒液ノズル
10により水をスプレーする上記実験例1〜5とは異な
り、超音波ミスト発生器により水の微細なミストを人工
雪発生室1の上方より発生させ、当該発生室1の中央部
に配置した噴射ノズル3からの液化窒素の吹上流により
、この微細なミストを攪拌して発生室空間内での滞留時
間を調整した。 但し、液化窒素の噴射圧力、人工雪発生室の上・中・下
部の室温等の他の条件は実験例1と同様に設定した。 生成した雪の大きさはランダムであり、結晶もいびつに
なったものが多く認められたが、雪の性状は全体として
いわば息を吹きかければフワフワと舞い上がる綿状を呈
していた。 尚、第8図は、本実験例で得た雪の拡大図(中央の大き
な雪片は直径が略0.8noaである)である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例を示し、第1図は第1
実施例を示す人工雪製造装置の概略正面図、第2図は同
装置の平面図、第3図は同装置の液化ガス噴射ノズル及
び撒水ノズルを示す斜視図、第4図は第2実施例を示す
人工雪製造装置の概略正面図、第5図は第3実施例を示
す第4図相当図、第6図は第4実施例を示す第4図相当
図、第7図は実験例1により人工雪発生室に堆積した雪
を示す図、第8図は本実験例6で得た雪の拡大図である
。 1・・・人工雪発生室、  1a・・・1の上壁、1b
・・・1の一側壁、  1c・・・1bの対向壁、1d
・・・1の底壁、  2・・・液噴霧手段、  3・・
・液化ガス噴射ノズル、 3a・3b・・・リング状噴
射ノズル、  4・・・液供給ライン、  5・・・液
供給源、6・・・液化〃大供給ライン、 訃・・液化ガ
ス供給源。 10・・・撒液ノズル、   12・・・圧送ポンプ、
14・・・流量調整弁、   A・・・3aの中心軸、
B・・・3bの中心軸。 特許出願人  千葉イワタニ興産株式会社同  岩谷産
業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、人工雪発生室1に液噴霧手段2と液化ガス噴射ノズ
    ル3を設け、液噴霧手段2を液供給ライン4を介して液
    供給源5に接続し、液化ガス供給ライン6を介して液化
    ガス噴射ノズル3を液化ガス供給源8に接続し、噴射直
    後の液化ガスが液噴霧手段2から外れるように液化ガス
    噴射ノズル3を人工雪発生室1内に方向付け、液噴霧手
    段2により人工雪発生室1内に噴霧されて自然落下する
    液のミストを液化ガス噴射ノズル3から噴射された液化
    ガスに接触させて雪を生成させるようにしたことを特徴
    とする人工雪製造装置 2、液噴霧手段2が液供給ライン4の一端に接続された
    撒液ノズル10と、当該ライン4の中途部に介装された
    圧送ポンプ12及び流量調整弁14とから構成されたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の人工雪製
    造装置 3、液噴霧手段2が超音波ミスト発生機であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の人工雪製造装置 4、液化ガス噴射ノズル3をリング状に形成して人工雪
    発生室1の上下方向の中途部に配置し、当該リング状噴
    射ノズル3の噴射口を斜め上方でリングの中心軸Bに向
    かうように方向付け、撒液ノズル10を人工雪発生室1
    の上方で当該中心軸Bに沿うように配置したことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の人工雪製造装置 5、液化ガス噴射ノズル3を2個のリング状噴射ノズル
    3a・3bから構成し、その一方のノズル3aを人工雪
    発生室1の上方に、また、その他方のノズル3bを人工
    雪発生室1の中途部に各々配置し、上方のリング状噴射
    ノズル3aの噴射口を斜め下方でリングの中心軸Aに向
    かうように方向付け、このリング状噴射ノズル3aに近
    づく上方で当該中心軸Aに沿う位置に撒液ノズル10を
    配置するとともに、下方のリング状噴射ノズル3bの噴
    射口を斜め上方でリングの中心軸Bに向かうように方向
    付けたことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
    人工雪製造装置 6、撒液ノズル10を人工雪発生室1の上方に、液化ガ
    ス噴射ノズル3を人工雪発生室1の下方に各々対向状に
    配置したことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の人工雪製造装置 7、撒液ノズル10を人工雪発生室1の一側壁1bの上
    方に配置し、液化ガス噴射ノズル3を棒状に形成して人
    工雪発生室1の上記一側壁1bに対向する側壁1cに寄
    った底壁1d付近に配置したことを特徴する特許請求の
    範囲第2項に記載の人工雪製造装置 8、液化ガスが液化窒素、液化アルゴン、液化炭酸ガス
    又は液体空気等であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1〜7項のいずれか1項に記載の人工雪製造装置 9、液供給源5に収容する液が、水、果汁等であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜8項のいずれか1項
    に記載の人工雪製造装置
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