JPS63161142A - 磁性材料およびその製造方法 - Google Patents

磁性材料およびその製造方法

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JPS63161142A
JPS63161142A JP61306638A JP30663886A JPS63161142A JP S63161142 A JPS63161142 A JP S63161142A JP 61306638 A JP61306638 A JP 61306638A JP 30663886 A JP30663886 A JP 30663886A JP S63161142 A JPS63161142 A JP S63161142A
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Shuji Moriuchi
森内 修二
Yasuo Tanaka
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    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
    • H01F1/14Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
    • H01F1/147Alloys characterised by their composition
    • H01F1/153Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は鉄系アモルファス磁性合金およびその熱処理
物からなる磁性材料、特に高周波におけるコアロスの小
さい磁性材料に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より高周波で使用する磁性材料として、Nn−Zn
フェライト、ケイ素鋼板、パーマロイなどがあるが、比
抵抗が小さいため高周波特性が悪く、高周波におけるコ
アロスが大きい、この点を解決する磁性材料として、高
周波におけるコアロスの小さいアモルファス磁性合金が
提案されている(例えば特公昭55−19976号)。
ここで開示されているアモルファス磁性合金は。
式:MaYbZ。
(式中1Mは鉄、ニッケル、クロム、コバルトおよびバ
ナジウムからなる群から選択される金属またはそれらの
混合物;Yはリン、炭素およびホウ素から選択される非
金属、またはそれらの混合物;Zはアルミニウム、シリ
コン、スズ、アンチモン、ゲルマニウム、インジウムお
よびベリリウムからなる群から選択される元素、または
それらの混合物;a、bおよびCはそれらの和が100
になるという条件下でそれぞれ60〜90. to〜3
0.0.1〜15の原子百分率である。) で示される熱安定性アモルファス合金である。
このうち鉄系アモルファス合金である Fe、 、 B□、 SL、が特に高周波特性が良く、
高周波におけるコアロスが小さいとされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の磁性材料の高周波におけるコアロスは、周波数f
 : 50kHz、磁束密度B : 0.3Tの場合、
 Mn−Znフェライトが150w八g、ケイ素鋼板、
パーマロイが100OV/kg、高周波特性が良い鉄系
アモルファス合金のFV7J1@S1gは7H/kg程
度である。鉄系アモルファス合金は従来の磁性材料に比
較して高周波におけるコアロスが小さいが、さらにコア
ロスの小さい磁性材料が要望されている。
この発明は上記要望に応えるためのもので、高周波にお
けるコアロスの小さい磁性材料を得ることを目的として
いる。
c問題点を解決するための手段〕 この発明は次の磁性材料である。
(1)一般式 %式%(1) (式中、MはNi、 Co、 No、 Re、 Ruお
よびZrの少なくとも1種の金属原子を示し、a、b、
c、d、eおよびfは各元素のグラム原子%を示し、X
はBiの分率を示す。そして、a+b+c+d=100
゜70≦a≦85.0.5≦b≦10.0.01≦C≦
0.5.10≦d≦20.0≦e≦5,0≦f≦5およ
び15≦d + e≦25、O≦X≦0.6である。) で表わされる鉄系アモルファス磁性合金からなる磁性材
料。
(2)一般式 %式%(1) (式中、MはNi、 Co、 No、 Re、Ruおよ
びZrの少なくとも1種の金属原子を示し、a、b、c
、d、eおよびfは各元素のグラム原子%を示し、Xは
Biの分率を示す、そして、a+b+c+d==100
゜70≦a≦85.0.5≦b≦10.0.01≦C≦
0.5.10≦d≦zO10≦e≦5,0≦f≦5およ
び15≦d+e≦25、O≦X≦0.6である。) で表わされる鉄系アモルファス磁性合金を、その合金の
キュリ一温度ないし結晶化温度の範囲の温度において5
磁場中で熱処理を施した後、無磁場中不活性ガス雰囲気
および酸素含有ガス雰囲気中で交互に熱処理を施した熱
処理物からなる磁性材料。
本発明の磁性材料を構成する鉄系アモルファス磁性合金
は前記一般式(1)で示される組成を有するものである
。一般式(1)において7MはNi、 Co。
No、 Ra、 RuおよびZrの少なくとも1種の金
属原子の単独または複数の併用の場合があり、いずれの
場合もほぼ同等の特性を示すが、特にMとしてはNi、
Co、Moが望ましい@ a−fおよびXの望ましい範
囲は、74≦a≦80.0.5≦b≦5.0.01≦C
≦(1,1,10≦d≦20,0≦e≦5、O≦f≦2
.17≦d+e≦22,0≦X≦0.6である。
一般式(1)で示される鉄系アモルファス磁性合金の代
表的な例をあげると、 Fc、、W、 (oi、 (aitoa))a 、5B
is 、、Si、Ni、Cr、、Fe7@ w1Bl@
 、2 (Bi、0. )a 、 3 ’Bts 、 
s Si、 NxzCr、 −Fe、、+1.B1B1
..4.Si、Ni、Cr、などがある。
一般式(1)において、a、b、c、d、e、fおよび
Xが前記範囲の数値に限定される理由は次の通りである
。すなわちaが70未満または85を越える場合は、ア
モルファス合金ができなくなる。
bが0.5未満または10を越える場合は、交互熱処理
効果がなくなる。Cが0.01未満の場合は、コアロス
が多くなり、Cが0.5を越える場合は、飽和磁束密度
が低下するようになる。dが10未満または20を越え
る場合は、アモルファス合金ができなくなる。eが5を
越える場合は、アモルファス合金ができなくなり、fが
5を越える場合は、飽和磁束密度が低くなる。またXが
0.6を越える場合は、透磁率が著しく低下するように
なる。
上記の鉄系アモルファス磁性合金は、一般式(1)の組
成に調整した溶融金属を、高速で回転する冷却ロール等
の冷却面に噴射し、冷却面上で溶融金属を105〜10
’に/秒程度の速い冷却速度で急冷する急冷法その他の
方法により、金属結晶の成長を抑制して固化させ製造さ
れる。こうして製造される鉄系アモルファス磁性合金は
通常は薄帯であり、そのままトロイダルコアに巻いて磁
性材料として使用できるが、熱処理を行うことにより高
周波特性が改善される。
またBiとBi、O,の混合物を含む合金から調製した
鉄系アモルファス磁性合金は、再現性良くコアロスの小
さい磁性材料となる。すなわちBiのみから合金を製造
する場合、Biが揮散し易いとともに酸化され易いので
1組成が均一になりにくいが、BiとBi、 O,の混
合物から合金を製造すると、組成が均一になり易いと同
時に、熱処理効果が大きくなる。
熱処理の方法は、上記磁性合金をそのまままたはコアを
形成した状態で、合金のキュリ一温度ないし結晶化温度
の範囲において、磁場中で熱処理を施した後、さらに無
磁場中不活性ガス雰囲気および酸素含有ガス雰囲気中で
交互に熱処理を施す。
この場合熱処理の温度は順次高くして行くのが好ましい
。不活性ガスとしてはN2ガスが一般的であるが、 A
rその他のガスでもよい。また酸素含有ガスとしては空
気が一般的であるが、酸素濃度の異なるガスでもよい、
各段階の熱処理時間は特に制限されないが、5〜30分
間程度が適当である。また磁場中での熱処理の場合の磁
束密度も特に制限はないが、5〜20G程度が適当であ
る。
こうして得られる鉄系アモルファス磁性合金の熱処理物
は、熱処理前のものに比べて高周波特性が改善され、高
周波におけるコアロスは従来の鉄系アモルファス磁性合
金よりも小さいものが得られる。適用周波数に制限はな
いが、 10〜100kHzの高周波に適用して低コア
ロスの磁性材料として使用でき、特に50kHz以上の
高周波用の磁性材料に適している。また従来のものは磁
束密度0.5T以上ではコアロスが大きくなって使用困
難であったが、上記磁性材料は0.5T以上でも使用可
能であり、薄帯の厚さを従来の172にし、テープ間に
絶縁処理をすると、磁束密度0.97でも使用可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、一般式(りで示される鉄系アモルファ
ス磁性合金またはその熱処理物を成分としたので、高周
波におけるコアロスの小さい磁性材料が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
出発原料をBi粉(試料1 )、 Bi、O,粉(試料
2)およびBi粉とBi、 O,粉の混合(Bi濃度で
1対1)物(試料3)の3種を使用し。
Fe76W1Blo −Jxi 、5sliNizcr
zの組成となるように各成分を石英管内で溶融し、この
溶融金属を高速回転している銅製の冷却単ロール上にA
rガスにより噴出し、液体急冷法により鉄系アモルファ
ス磁性合金からなる薄帯を製造した。こうして製造した
薄帯約1kgを直径約15+mmのトロイダルコアに巻
き、1次および2次コイルを巻回して測定用コアを形成
した。
次に上記コアについて、LOGの磁場中かっN、ガス中
350℃で20分間熱処理し、次に無磁場中10℃間隔
で、370℃まではN2ガス中20分間熱処理、その後
440℃まではN2ガス中および空気中で各20分間交
互に熱処理を行った。
熱処理前および各温度で熱処理終了後、コアロスP (
f : 50kHz、 B : 0.3T)および透磁
率μを測定し、コアロスが最小となる温度を最適熱処理
温度とした。結果を表1に示す。
各鉄系アモルファス磁性合金のDSC(示差走査熱量)
曲線を図面に示す。
表  1 表1より、本発明の磁性材料は優れた高周波特性を有し
ており、特に熱処理によりコアロスの小さい磁性材料が
得られることがわかる。
図面において、EXOは発熱量を示し、Bi粉から調製
したアモルファス合金は、BiとBi、 O,の混合物
から調製したアモルフス合金に近いことがわかる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例のDSC曲線を示すグラフである。 代理人 弁理士 柳 原   成 ;k /l (”C) 特許庁長官  黒 1)明 雄  殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第306638号 2、発明の名称 磁性材料 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 代表者 竹林省吾 4、代理人 〒105電話436−47006、補正の
対象  明細書の発明の詳細な説明の欄7、補正の内容 (1)明細書第6頁第14行ro、IJをro、4Jに
、「2、」を「4、」に訂正する。 (2)同第10頁第12行r1kgJをrlogJに訂
正する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 Fe_aW_bCBi_(_1_−_x_)(Bi_2
    O_3)_x)_cB_dSi_eM_f…(I)(式
    中、MはNi、Co、Mo、Re、RuおよびZrの少
    なくとも1種の金属原子を示し、a、b、c、d、eお
    よびfは各元素のグラム原子%を示し、xはBiの分率
    を示す、そして、a+b+c+d=100、70≦a≦
    85、0.5≦b≦10、0.01≦c≦0.5、10
    ≦d≦20.0≦e≦5、0≦f≦5および15≦d+
    e≦25、0≦x≦0.6である。) で表わされる鉄系アモルファス磁性合金からなる磁性材
    料。
  2. (2)鉄系アモルファス磁性合金が Fe_7_6W_1〔Bi_2(Bi_2O_3)〕_
    0_._5B_1_3_._5Si_5Ni_2Cr_
    2である特許請求の範囲第1項記載の磁性材料。
  3. (3)一般式 Fe_aW_b(Bi_(_1_−_x_)(Bi_2
    O_3)_x)_cB_dSi_eM_f…(I)(式
    中、MはNi、Co、Mo、Re、RuおよびZrの少
    なくとも1種の金属原子を示し、a、b、c、d、eお
    よびfは各元素のグラム原子%を示し、xはBiの分率
    を示す、そして、a+b+c+d=100、70≦a≦
    85、0.5≦b≦10、0.01≦c≦0.5、10
    ≦d≦20、0≦e≦5、0≦f≦5および15≦d+
    e≦25、0≦x≦0.6である。) で表わされる鉄系アモルファス磁性合金を、その合金の
    キュリー温度ないし結晶化温度の範囲の温度において、
    磁場中で熱処理を施した後、無磁場中不活性ガス雰囲気
    および酸素含有ガス雰囲気中で交互に熱処理を施した熱
    処理物からなる磁性材料。
  4. (4)鉄系アモルファス磁性合金が Fe_7_6W_1〔Bi_2(Bi_2O_3)〕_
    0_._5B_1_3_._5Si_5Ni_2Cr_
    3である特許請求の範囲第3項記載の磁性材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0435680A2 (en) * 1989-12-28 1991-07-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Fe-based soft magnetic alloy, method of producing same and magnetic core made of same
WO2011057552A1 (en) * 2009-11-11 2011-05-19 Byd Company Limited Zirconium-based amorphous alloy, preparing method and recycling method thereof

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