JPS63161067A - モ−ルの取付構造 - Google Patents

モ−ルの取付構造

Info

Publication number
JPS63161067A
JPS63161067A JP61313774A JP31377486A JPS63161067A JP S63161067 A JPS63161067 A JP S63161067A JP 61313774 A JP61313774 A JP 61313774A JP 31377486 A JP31377486 A JP 31377486A JP S63161067 A JPS63161067 A JP S63161067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
adhesive
molding
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61313774A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Murachi
村知 達也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP61313774A priority Critical patent/JPS63161067A/ja
Publication of JPS63161067A publication Critical patent/JPS63161067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J133/00Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J7/00Adhesives in the form of films or foils
    • C09J7/30Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
    • C09J7/38Pressure-sensitive adhesives [PSA]
    • C09J7/381Pressure-sensitive adhesives [PSA] based on macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C09J7/385Acrylic polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は粘着剤を有する両面粘着テープを用いた、自動
車のボディ、バンパー等に対するモールの取付構造に関
するものである。
(従来の技術) 自動車のボディやバンパーには合成樹脂製、主として塩
化ビニル樹脂製のモールが装着されている。そして、同
モールは両面粘着テープを介してボディやバンパーに装
着されている。
従来、上記のような自動車のモールを取り付けるための
両面粘着テープとしては、クロロプレン、ポリエチレン
、アクリル系樹脂等の基材の両面にアクリル系粘着剤を
塗布したものが使用されていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術においては、粘着剤の耐熱性が弱かったり
、初期接着力が弱かったりして、両面粘着テープとモー
ルとの間又は両面粘着テープとボディやバンパーとの間
で剥離が生ずるという問題点があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、被着体に対し、
モールが両面粘着テープを介して取付けられる構造にお
いて、前記両面粘着テープの少なくとも被着体側の粘着
剤は、(a)活性水素を有するアクリル系ポリマー、(
b)ポリイソシアネート及び(c3)ビスフェノール誘
導体のアルキレンオキサイド付加体又はアルコールのグ
リシジル誘導体からなるという構成(以下第1発明とい
う)、同じく粘着剤の第3成分として(ct)両末端に
くドロキシル基又はアミノ基を有するシリコーンオイル
を用いるという構成(以下第2発明という)及び同じく
粘着剤の第3成分として(c3)粘着付与剤樹脂を用い
るという構成(以下第3発明という)を採用している。
(作用) 上記構成を採用したことにより、粘着剤の初期接着力が
向上し、かつ耐熱性も向上するので、両面粘着テープと
モールとの間及び両面粘着テープとボディ又はバンパー
との間の密着性が一層向上する。
(実施例) まず、第1発明のモールの取付構造において用いられる
粘着剤について説明する。
(a)活性水素を有するアクリル系ポリマー活性水素を
有するアクリル系ポリマーは、ヒドロキシル基、カルボ
キシル基、メルカプト基、アミド基等を有するアクリル
系ポリマーであって、下記アクリル系モノマー又はメタ
クリル系モノマーとヒドロキシル基、カルボキシル基、
メルカプト基、アミド基等を有するモノマーを常法によ
りラジカル共重合することによって得られる。
アクリル系モノマーとしては、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチ
ルへキシルアクリレート、is。
−ブチルアクリレート、1so−デシルアクリレート、
ラウリルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルアクリレートおよびジメ
チルアミノエチルアクリレート等があげられる。
また、上記アクリル系モノマーに対応するメタクリル系
モノマーを用いることもできる。
ヒドロキシル基、カルボキシル基、メルカプト基、アミ
ド基を有するモノマーとしては、2−ヒドロキシエチル
アクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸
、シトラコン酸、無水シトラコン酸、イタコン酸、無水
イタコン酸等があげられる。
活性水素を有するアクリル系ポリマーの製造方法として
は、上記のような共重合による方法以外のいずれの方法
でもよい。
(b)ポリイソシアネート ポリイソシアネートはイソシアネート基を2個以上有す
る化合物であり、例えばトリレンジイソシアネート、4
.4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、水添4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナ
フタレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート
、水添キシレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、1.6−へキサメチレンジイソシアネート、
4゜4’、4−トリフェニルメタントリイソシアネート
、トリス(p−イソシアネートフェニル)チオフォスフ
ェート等があげられる。
(c)ビスフェノール誘導体のアルキレンオキサイド付
加体又はアルコールのグリシジル誘導体ビスフェノール
誘導体のアルキレンオキサイド付加体ハ、ビスフェノー
ル誘導体のヒドロキシル基とアルキレンオキサイドのエ
ポキシ基を反応させることによって得られる。
ビスフェノール誘導体としては、ビスフェノールA、ビ
スフェノールF1ビスフエノールS1ビスフエノールH
等があげられる。また、アルキレンオキサイドとしては
、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等があげ
られる。
また、アルコールのグリシジルBg ML体は、アル・
コールとグリシジル化合物例えばエピクロルヒドリンと
の縮合反応により得られる。
アルコールのうち一価アルコールとしては、メタノール
、エタノール、1−プロパツール、2−プロパツール、
1−アダマンタノール、アリルアルコール、n−アミル
アルコール、2−ヒドロキシアジポアルデヒド、4−ヒ
ドロキシクマリン、2−ヒドロキシエチルアクリレート
、ラウリルアルコール、1−ブタノール、2−ブタノー
ル、1SO−ブタノール、tert−ブタノール、tr
ans−’l−ブテンー1−オール、グリセロールα、
α−ジクロロヒドリン、グリセロールα。β−ジクロロ
ヒドリン、ヘリオアルコール、ペンタエチレングリコー
ル−n−ドデシルエーテル、ドデカノール、2−エトキ
シエタノール、2−エチル−1−ブタノール、エチレン
ブロモヒドリン、エチレンクロルヒドリン、エチレンシ
アンヒドリン、エチレングリコールモノベンジルエーテ
ル、エチレングリコールモノisoプロピルエーテル、
2−エチルヘキシルアルコール、乳酸エチル、グリシド
ール、3−クロロ−1−プロパツール、塩化コリン、ケ
イ皮アルコール、シクロヘキサノール、シクロプロピル
カルビノール、ジエチレングリコールモノ−n−ブチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、2−ジメチ
ルアミノエタノール、2−イソプロポキシエタノール、
プロピレンクロルヒドリン、2−ピリジンカルビノール
、3−ピリジンカルビノール、4−ピリジンカルビノー
ル、チオフェンメタノール、チモール、n−)リアコン
タノール、2,2.2−)リアコンタノール、1−トリ
デカノール、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、DL−メバロラクトン、ミリスチルアルコール、1
−ナフタリンエタノール、2−ナフタリンエタノール、
■−オクタデカノール、1−オクタツール、2−オクタ
ツール、オレイルアルコール、DL−パントイルラクト
ン、m−フェノキシベンジルアルコール、3−フェニル
−1−ブタノール、4−フェニル−1−ブタノール、4
−フェニル−2−ブタノール、3−ヒドロキシピリジン
−N−オキシド、リナロオール、メントール、2−メチ
ル−3−ブテン−2−オール、3−メチル−3−ブテン
−1−オール、2−メチル−3−ブチン−2−オール、
3−メチル−2−シクロヘキセン−1−オール、2−メ
チル−3−二トロベンジルアルコール、3−メチル−2
−ニトロベンジルアルコール、3−メチル−4−ニトロ
ベンジルアルコール、4−メチル−3−ニトロベンジル
アルコール、5−メチル−2−ニトロベンジルアルコー
ル等があげられる。
また、二価アルコール(グリコール)としては、例えば
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール1.4、ブタンジオール1゜3、ブタンジオール
2.3、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ベンタンジオール1.5
、ヘキサンジオール1,6、ネオペンチルグリコール、
2.2゜4−トリメチルペンタンジオ−ルー1.3、水
素化ビスフェーノルA、2.2−ジ(4−ヒドロキシプ
ロポキシフェニル)プロパン、ペンタエリスリトールジ
アリルエーテル、グリセリン、トリメチレングリコール
、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、フェニルグ
リンジルエーテル、アリルグリシジルエーテル等があげ
られる。
次に、上記粘着剤の各成分の配合割合について述べる。
(a)成分100重量部に対し、(b)成分0゜1〜5
0重量部、(c3)成分0.1〜30重量部が好適であ
る。(b)成分が0.1重量部未満では粘着力が低下し
やすく、50重量部を超えても粘着力の向上はみられな
い。また、(c2)成分が0.1重量部未満では粘着力
が弱く、30重量部を超えても粘着力のそれ以上の向上
はみられない。
上記のようにして得られた粘着剤を両面粘着テープの基
材の片面又は両面に塗布して両面粘着テープを調製する
。この両面粘着テープの基材としては、ポリエチレン、
クロロプレンゴム、アクリルゴム等の発泡体等が使用さ
れる。
自動車のボディにモールを取り付ける際には、上記両面
粘着テープを使用することにより容易に取り付けが可能
であり、モールと両面粘着テープの間及び両面粘着テー
プとボディの間の密着性、耐熱性が大きく向上する。
第1発明において、上記のような密着性、耐熱性が向上
する理由は、粘着剤の前記(c、)成分がヒドロキシル
基又はエポキシ基を有しているので、これらが(a)成
分の活性水素又は(b)成分のイソシアネート基と反応
して架橋し、粘着剤自体の凝集力及び粘着力が向上する
ためと考えられる。
実施例1〜15及び比較例1.2 以下に第1発明を具体化した15種類の実施例を図を用
いて説明する。
図に示すように、塩化ビニル樹脂を押出成形して得たモ
ール2が両面粘着テープ6を介して自動車ボディ1に取
り付けられている。同両面粘着テープ6はポリエチレン
の5倍発泡体からなる基材5の両面に粘着剤3.4が塗
布されたものである。
用いた粘着剤の組成を表−1に示す。
次に、用いた粘着剤の種類とそれを基材5の両面に塗布
してなる両面粘着テープ6を使用して得られたテストピ
ースについて、下記のような方法で耐熱剪断強度及び熱
老化剪断強度を測定した。
なお、テストピースの調製は次のようにして行った。
即ち、モール2の裏面及びポリエチレン発泡体5の片面
に表−1の粘着剤を塗布し、室温で30分間放置した。
次にモール2とポリエチレン発泡体5の粘着剤面同士を
張り合わせた。
試験の結果を表−2に示す。
1)耐熱剪断強度 テストピースを80℃で3時間放置したのち、80℃雰
囲気で常法によりモール2とポリエチレン発泡体5の引
張剪断強度を測定した。なお、引張スピードは30mm
/minで行った。
2)熱老化剪断強度 テストピースを80℃で500時間放置したのち、常温
で常法により引張剪断強度を測定した。
なお、引張スピードは上記耐熱剪断強度と同条件で行っ
た。
表−1 上記表−1の略号は次の意味を表す。
Aニブチルアクリレート90重量部及びアクリル酸10
重量部を共重合して得たアクリル系ポリマー Bニブチルアクリレート70重量部、2−エチルへキシ
ルアクリレート25重量部及びアクリル酸5重量部を共
重合して得たアクリル系ポリマー PBA  :ポリブチルアクリレート MDI  :4,4−ジフェニルメタンジイソシアネー
TDI:)リレンジイソシアネ−1・ XDI  :キシレンジイソシアネートT肝−3TD■
ニトリメチロールブーパン1モルとトリレンジイソシア
ネート3モルを反 応して得たポリイソシアネート TMP−31PDr  : )リメチロールプーパン1
モルとイソプロピルジイソシアネート3モ ルを反応して得たポリイソシアネー ト OL:1−オクタツール ODL  : 1−オクタデカノール EG:エチレングリコール G:グリセリン SB:ソルビット ■PPG (ポリプロピレングリコール)−1000(
分子量約11000)100と4,4−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート50gを乾燥窒素気流中で3時間反
応を行って得た生成物。
■PEA (ポリエチレンアジペート)−2000(分
子量約2000)100gとトリレンジイソシアネー)
34.8gを乾燥窒素気流中で3時間反応を行って得た
生成物。
■PPG−2000(分子量約2000)164gと4
,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート100gを
乾燥窒素気流中で3時間反応後、1゜6−ヘキサンジオ
ール29gをさらに加え乾燥窒素気流中30分間反応を
行って得た生成物。
■PEA2000 (分子量約2000)200g、P
PG−1000(分子量約11000)100と4.4
′−ジフェニルメタンジイソシアネート、250gを乾
燥窒素気流中で3時間反応を行い、その後、1,6−ヘ
キサンジオールを77g加え、さらに乾燥窒素気流中で
30分間反応を行って得た生成物。
表−2 表−2において、*は両面粘着テープの基材であるポリ
エチレンの5倍発泡体が破壊したことを示す。
上記各実施例の結果から、第1発明における粘着剤が接
着強度に優れ、また耐熱性にも優れていることがわかる
実施例16〜30 実施例16〜30は、粘着剤の組成を変えた以外は上記
実施例1〜15と同様にして行ったものである。
粘着剤の組成を表−3に、耐熱剪断強度及び熱老化剪断
強度を表−4に示す。
表−3 上記表−3において、略号A、B、PB^、?IDI、
TDI 、 XDI STMP−3TDI、TI’IP
−3IPDI 、■〜■は前記表−1における略号と同
じ意味である。その他の略号の意味は次の通りである。
C:ビスフェノールA1モルに対し、エチレンオキサイ
ド2モルの付加体 D:ビスフェノールA1モルに対し、エチレンオキサイ
ド2.6モルの付加体 E:ビスフェノールH1モルに対し、エチレンオキサイ
ド4モルの付加体 F:ビスフェノールH1モルに対し、エチレンオキサイ
ド2.6モルの付加体 G:水添ビスフェノールA1モルに対し、プロピレンオ
キサイド2.2モルの付加体 H:水添ビスフェノールA1モルに対し、プロピレンオ
キサイド3モルの付加体 ■:水添ビスフェノールH1モルに対し、プロピレンオ
キサイド12モルの付加体 J:水添ビスフェノールH1モルに対し、エチレンオキ
サイド6モルとプロピレンオキサイド4.5モルの付加
体 に:ビスフェノールA1モルに対し、プロピレンオキサ
イド3モルの付加体 L:ビスフェノールA1モルに対し、エチレンオキサイ
ド6モルとプロピレンオキサイド4.5モルの付加体 表−4 表−4において、*の意味は前記表−2の場合と同様で
ある。
上記各実施例の結果からも、第1発明の粘着剤が接着強
度に優れ、また耐熱性にも優れていることがわかる。
次に第2発明について説明する。
第2発明においては、用いる粘着剤の(c,’)成分の
みが下記の(c2)成分となった点においてのみ前記第
1発明と相違している。
即ち、(c2)成分は前記のように、両末端にヒドロキ
シル基又はアミノ基を有するシリコーンオイルであり、
両末端にヒドロキシル基を有するシリコーンオイルとし
ては、例えばジメチルポリシロキサンの両末端に一級の
アルコール性ヒドロキシル基を有するシリコーンオイル
等があげられる。
その具体例としては、次の表−5に示す4種類があげら
れる。
表−5 また、両末端にアミノ基を有するシリコーンオイルとし
ては、例えばジメチルポリシロキサンの両末端に一級ア
ミノ基を有するシリコーンオイル等があげられる。その
具体例としては、次の表−6に示す2種類があげられる
表−6 次に、第2発明の粘着剤の各成分の配合割合について説
明する。
(a)成分100重量部に対し、(b)成分0゜1〜8
0重量部、(c2)成分0.01〜50重量部が適当で
ある。(b)成分が0.1重量部未満又は(c2)成分
が0.01重量部未満の場合には、粘着剤の粘着力が低
下しやすく、一方(b)成分が80重世部を超える場合
又は(c2)成分が50重量部を超える場合には粘着剤
の粘着力の向上はみられない。
なお、(c2)成分である両末端にヒドロキシル基又は
アミノ基を有するシリコーンオイルは、(a)成分及び
(b)成分と相溶性があるので、分離することはない。
第2発明の粘着剤を用いるときには有機溶剤を使用する
のが好ましい。
そのような有機溶剤としては、例えばn−ヘキサン、シ
クロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチル
ベンゼン、アセトン、メチルエナルケトン、メチルイソ
プロピルケトン、メチルイソブチルケトン、テトラハイ
ドロフラン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸イソブチル、メチレンクロライド、1.、 1
. 1−1−リクロルエタン、ジメチルスルフォオキサ
イド、ジメチルフォルムアミド、トリク゛ロルエチレン
等があげられる。
第2発明における粘着剤の使用態様は、前記第1発明の
場合と同様であり、これを用いて得られた両面粘着テー
プは密着性、耐熱性が大きく向上する。
第2発明において、両面粘着テープの密着性、耐熱性が
向上する理由は、粘着剤の(c2)成分であるシリコー
ンオイルが両末端にヒドロキシル基又はアミノ基を有し
ているので、これらがイソシアネート基と反応して粘着
剤自体の凝集力が向上するとともに、シリコーンオイル
は耐熱性のよいシロキサン結合(Si−0結合)を存し
ているので、耐熱性が向上するためと考えられる。
実施例31〜39 実施例31〜39は、粘着剤の組成を表−7のものとし
、前記実施例1〜15と同様にして粘着剤を調製し、ま
た同様にして耐熱剪断強度を測定したものである。
さらに、下記のような方法で耐熱剥離強度を測定した。
耐熱剥離強度の測定方法 テストピースとして5倍発泡のポリエチレンとメラミン
焼付の白い塗装板を用い、これを80 ’Cで3時間放
置後、80℃雰囲気中で常法により剥離強度を測定する
。引張スピードは30mm/minである。
粘着剤の組成を表−7に、耐熱剪断強度及び耐熱剥離強
度を表−8に示す。
表−7 上記各略号は前記表−1〜表−6に示すものを表す。
表−8 表−8において、*の意味は前記表−2の場合と同様で
ある。
上記各実施例の結果から、第2発明の粘着剤は接着強度
に優れ、かつ耐熱性も良好であることがわかる。
次に、第3発明について説明する。
第3発明においては、前記第2発明と同様に用いる粘着
剤の(c1)成分のみが前記第1発明と相違しているの
で、同(c3)成分について説明する。
(c3)成分は前記のように、粘着付与剤樹脂であり、
例えばクマロン樹脂、フェノール樹脂、テルペン樹脂、
炭化水素樹脂、ロジン誘導体等があげられる。この成分
は、粘着付与効果に特に優れている。
次に、上記粘着剤の各成分の配合割合について説明する
(a)成分100重量部に対し、(b)成分0゜1〜5
0重量部、(c3)成分0.1〜20重量部が適当であ
る。(b)成分が0.1重量部未満の場合又は(c1)
成分が0.1重量部未満の場合には、粘着剤の粘着力が
低下しやすく、(b)成分が50重量部を超える場合又
は(c3)成分が20重量部を超える場合には、粘着剤
の粘着力がそれ以上向上しない。
第3発明における粘着剤は、粘着付与効果の大きい(c
3)粘着付与剤樹脂を使用しているので、粘着力特に初
回粘着力に優れている。
実施例40〜54及び比較例5.6 実施例40〜54及び比較例5.6は粘着剤の組成を表
−9のように変えた以外は前記実施例1〜15と同様に
して行ったものである。
粘着剤の組成を表−9に、耐熱剪断強度及び熱老化剪断
強度を表−10に示す。
表−9 上記表−9における略号のうち、アクリル系ポリマー及
びポリイソシアネートの略号は前記表−1〜表−6のと
おりであり、粘着付与剤樹脂の略号の意味は次のとおり
である。
S:クマロン樹脂(新日鉄化学株式会社製の商品名 ク
マロンCL) T:p−t−ブチルフェノール・アセチレン樹脂(荒川
化学工業株式会社製) U:フェノールホルムアルデヒド樹脂(荒川化学工業株
式会社製) ■=テルペン樹脂(日木ゼオン株式会社製)表−10 上記表−10における*の意味は前記表−2と同様であ
る。
上記各実施例の結果から、第3発明の粘着剤もまた接着
力及び耐熱性に優れていることがわかる。
発明の効果 本発明のモールの取付構造によれば、粘着剤の初期接着
力を含む接着力が強く、耐熱性に優れているので、両面
粘着テープとモールとの間又は両面粘着テープとボディ
やバンパーとの間で剥離が生ずることがないという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被着体に対し、モールが両面粘着テープを介して取
    付けられる構造において、前記両面粘着テープの少なく
    とも被着体側の粘着剤は、(a)活性水素を有するアク
    リル系ポリマー、(b)ポリイソシアネート及び(c_
    1)ビスフェノール誘導体のアルキレンオキサイド付加
    体又はアルコールのグリシジル誘導体からなるものであ
    るモールの取付構造。 2、粘着剤は、(a)活性水素を有するアクリル系ポリ
    マー100重量部に対し、(b)ポリイソシアネート0
    .1〜50重量部及び(c_1)ビスフェノール誘導体
    のアルキレンオキサイド付加体又はアルコールのグリシ
    ジル誘導体0.1〜30重量部からなるものである特許
    請求の範囲第1項に記載のモールの取付構造。 3、被着体に対し、モールが両面粘着テープを介して取
    付けられる構造において、前記両面粘着テープの少なく
    とも被着体側の粘着剤は、(a)活性水素を有するアク
    リル系ポリマー、(b)ポリイソシアネート及び(c_
    2)両末端にヒドロキシル基又はアミノ基を有するシリ
    コーンオイルからなるものであるモールの取付構造。 4、粘着剤は、(a)活性水素を有するアクリル系ポリ
    マー100重量部に対し、(b)ポリイソシアネート0
    .1〜80重量部及び(c_2)両末端にヒドロキシル
    基又はアミノ基を有するシリコーンオイル0.01〜5
    0重量部からなるものである特許請求の範囲第3項に記
    載のモールの取付構造。 5、被着体に対し、モールが両面粘着テープを介して取
    付けられる構造において、前記両面粘着テープの少なく
    とも被着体側の粘着剤は、(a)活性水素を有するアク
    リル系ポリマー、(b)ポリイソシアネート及び(c_
    3)粘着付与剤樹脂からなるものであるモールの取付構
    造。 6、粘着剤は、(a)活性水素を有するアクリル系ポリ
    マー100重量部に対し、(b)ポリイソシアネート0
    .1〜50重量部及び(c_3)粘着付与剤樹脂0.1
    〜20重量部からなるものである特許請求の範囲第5項
    に記載のモールの取付構造。
JP61313774A 1986-12-24 1986-12-24 モ−ルの取付構造 Pending JPS63161067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61313774A JPS63161067A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 モ−ルの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61313774A JPS63161067A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 モ−ルの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63161067A true JPS63161067A (ja) 1988-07-04

Family

ID=18045359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61313774A Pending JPS63161067A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 モ−ルの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63161067A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001063096A2 (en) 2000-02-22 2001-08-30 Fosroc International Limited Treatment of rock surfaces

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001063096A2 (en) 2000-02-22 2001-08-30 Fosroc International Limited Treatment of rock surfaces
US6966610B2 (en) 2000-02-22 2005-11-22 Minova International Limited Treatment of rock surfaces

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5260599B2 (ja) 粘着剤組成物及びそれを用いた粘着製品、ディスプレイ
JP4623485B2 (ja) 粘着剤組成物及び表面保護フィルム
EP4079517A1 (en) Adhesive agent, adhesive tape, electrical appliance, onboard member, and securing method
US20080033109A1 (en) Adhesive Composition For Polarizing Plate And Polarizing Plate
WO1997038059A1 (fr) Base de ruban-masque de revetement et ruban masque de revetement
US7897229B2 (en) Release sheet and pressure-sensitive adhesive article
JP6204633B2 (ja) 粘着剤組成物及び粘着シート
KR20060018883A (ko) 표면 보호 필름용 점착제 및 표면 보호 필름
JP2001335767A (ja) 粘着剤組成物、それを用いた粘着シート及び粘着性光学部材
JP2006002140A (ja) 粘着剤用重合体組成物、表面保護フィルム用粘着剤組成物および表面保護フィルム
CN103571354A (zh) 压敏胶粘片、电气或电子装置构件层压物和光学构件层压物
JPH08239639A (ja) 粘着剤組成物及びそれを用いた粘着加工品
KR102626979B1 (ko) 감온성 점착 시트 및 적층체
US20180022972A1 (en) Acrylic adhesives having chemical resistance
TWI415918B (zh) Adhesive composition for optical film protective sheet and protective film for optical film
JP6977226B2 (ja) 塗料組成物、塗膜の形成方法、及び塗装体
KR20170115197A (ko) 점착 필름
JP2012102225A (ja) 光学フィルター用の粘着性材料、粘着剤および粘着シート
KR101739346B1 (ko) 방향족 용제를 사용하지 않는 자동차 내장재용 점착제 조성물 및 이를 이용한 점착테이프.
JPS63161067A (ja) モ−ルの取付構造
JP2003073638A (ja) 粘着剤組成物
CN112041404B (zh) 粘合胶带和物品
JPH083521A (ja) 耐ブリスター性粘着シート用粘着剤、該粘着剤を用いた耐ブリスター性粘着シート及び該粘着シートを積層した耐ブリスター性積層体
JP2020200387A (ja) 粘着シートおよび積層体
CN109749671A (zh) 含纳米硅氧烷缩合物的丙烯酸酯压敏胶粘合剂、粘合片及其制备方法