JPS6316080A - 風力分級機 - Google Patents
風力分級機Info
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- JPS6316080A JPS6316080A JP15789686A JP15789686A JPS6316080A JP S6316080 A JPS6316080 A JP S6316080A JP 15789686 A JP15789686 A JP 15789686A JP 15789686 A JP15789686 A JP 15789686A JP S6316080 A JPS6316080 A JP S6316080A
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- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 claims description 37
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 28
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 19
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 claims description 15
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 8
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
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- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、粒体を固気混合流体流の中で遠心力を利用し
て粗粒子と微粒子に分級する風力分級機に関するもので
ある。
て粗粒子と微粒子に分級する風力分級機に関するもので
ある。
従来用いられているこの種の風力分級機は、大別して強
制渦型と自由渦型とに分けられる。
制渦型と自由渦型とに分けられる。
強制渦型のものは容器内に導いた固気混合流体を、流体
出口に設けられて回転する多翼ファン状の羽根ロータの
外側から内側に通過せしめて容器外部から吸引し、羽根
ロータにより流体に旋回運動を与え、その際粒子に与え
られる遠心力による外向力と外部からの吸引力による内
向きの気流による内向力との平衡関係により、成る境界
粒径より大きな粗粒子は外方へ排出されて容器の下部に
落下収集され、小さな微粒子は羽根ロータの内方に入り
外部のファンに吸引され浦集されるようになっている。
出口に設けられて回転する多翼ファン状の羽根ロータの
外側から内側に通過せしめて容器外部から吸引し、羽根
ロータにより流体に旋回運動を与え、その際粒子に与え
られる遠心力による外向力と外部からの吸引力による内
向きの気流による内向力との平衡関係により、成る境界
粒径より大きな粗粒子は外方へ排出されて容器の下部に
落下収集され、小さな微粒子は羽根ロータの内方に入り
外部のファンに吸引され浦集されるようになっている。
自由渦型のものは、例えばサイクロンの如く、外部から
の吸引又は圧送により生じた容器中の流体の旋回流によ
り、流体中の粒子が受ける遠心力により成る境界粒子よ
り大きな粗粒子を外方に向 、け移動せしめ、周壁付
近の旋回流の低速領域で落下せしめて容器下部から収集
し、小さな微粒子は気流と共に上方から排出され別途捕
捉されるようになっている。
の吸引又は圧送により生じた容器中の流体の旋回流によ
り、流体中の粒子が受ける遠心力により成る境界粒子よ
り大きな粗粒子を外方に向 、け移動せしめ、周壁付
近の旋回流の低速領域で落下せしめて容器下部から収集
し、小さな微粒子は気流と共に上方から排出され別途捕
捉されるようになっている。
C発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらの従来のものは分級精度が低く、
例えば、10μm以下の微粒子の分級は困難で、問題点
となっていた。
例えば、10μm以下の微粒子の分級は困難で、問題点
となっていた。
本発明は、この問題点を解決しようとするもので、正確
で且つ安定した分級を行うことができる風力分級機を提
供することを目的とするものである。
で且つ安定した分級を行うことができる風力分級機を提
供することを目的とするものである。
本発明者は、上記の目的を達成するために多くの研究実
験を重ね、その折に得た知見に基づき本発明がなされた
。
験を重ね、その折に得た知見に基づき本発明がなされた
。
即ち、強制渦型のものにおいては、遠心力による外向力
と吸引気流による内向力との平衡関係による分級作用を
行う領域である分級部において、混合流中の気体や粒子
にロータの羽根が衝突して接線速度を与えているので、
この分級部の領域の流れは著しく乱れており、上記の外
向力と内向力との微妙な平衡関係による分級を、この乱
れた領域内で行うことになるので、精度の向上をはかる
のが困難であることがわかった。
と吸引気流による内向力との平衡関係による分級作用を
行う領域である分級部において、混合流中の気体や粒子
にロータの羽根が衝突して接線速度を与えているので、
この分級部の領域の流れは著しく乱れており、上記の外
向力と内向力との微妙な平衡関係による分級を、この乱
れた領域内で行うことになるので、精度の向上をはかる
のが困難であることがわかった。
また自由渦型のものにおいては、固定周壁との摩擦力に
より安定した分級領域が得られず、不安定な領域にて、
外向力と内向力との微妙な平衡関係による分級を行うこ
とになるので、精度の向上をはかるのが困難であること
がわかった。
より安定した分級領域が得られず、不安定な領域にて、
外向力と内向力との微妙な平衡関係による分級を行うこ
とになるので、精度の向上をはかるのが困難であること
がわかった。
本発明は、上述の問題点を解決するための手段として、
第1発明として、回転容器に固気混合流体を導入し、遠
心力により粗粒子と微粒子を分級する風力分級機におい
て、前記回転容器に固気混合流体吸込路と粗粒子排出路
と微粒子を同伴した気体の吐出路を備えると共に、前記
回転容器周壁内側に環状の分級部を形成し、前記固気混
合流体吸込路には、前記回転容器とほぼ同速度で回転す
る羽根車が、羽根車入口を吸込路に、羽根出口端を前記
分級部に臨ませて設けられ、前記吐出路は、前記分級部
内の内周縁部分に連通して設けられ、前記粗粒子排出路
は、分級部の周縁の回転容器壁に断続的に設けられた排
出口を通じて前記分級部内の外周縁部分に連通して設け
られていることを特徴とする風力分級機を、第2発明と
して、回転容器に固気混合流体を導入し、遠心力により
粗粒子と微粒子を分級する風力分級機において、前記回
転容器に固気混合流体吸込路と粗粒子排出路と微粒子を
同伴した気体の吐出路を備えると共に、前記回転容器周
壁内側に環状の分級部を形成し、前記固気混合流体吸込
路には、前記回転容器とほぼ同速度で回転する第1の羽
根車が、羽根車入口を吸込路に、羽根出口端を前記分級
部に【tませて設けられ、前記吐出路は、前記分級部内
の内周縁部分に連通して設けられ、前記粗粒子排出路は
、分級部の周縁の回転容器壁に断続的に設けられた排出
口を通じて前記分級部内の外周縁部分に連通して前記回
転容器外周に環状に設けられ、該粗粒子排出路に連通し
て吸気路が設けられ、該吸気路は、前記回転容器とほぼ
同速度で回転される第2の羽根車を備え、前記吸気路は
吸気口面積調節部材を備えていることを特徴とする風力
分級機を提供しようとするものである。
第1発明として、回転容器に固気混合流体を導入し、遠
心力により粗粒子と微粒子を分級する風力分級機におい
て、前記回転容器に固気混合流体吸込路と粗粒子排出路
と微粒子を同伴した気体の吐出路を備えると共に、前記
回転容器周壁内側に環状の分級部を形成し、前記固気混
合流体吸込路には、前記回転容器とほぼ同速度で回転す
る羽根車が、羽根車入口を吸込路に、羽根出口端を前記
分級部に臨ませて設けられ、前記吐出路は、前記分級部
内の内周縁部分に連通して設けられ、前記粗粒子排出路
は、分級部の周縁の回転容器壁に断続的に設けられた排
出口を通じて前記分級部内の外周縁部分に連通して設け
られていることを特徴とする風力分級機を、第2発明と
して、回転容器に固気混合流体を導入し、遠心力により
粗粒子と微粒子を分級する風力分級機において、前記回
転容器に固気混合流体吸込路と粗粒子排出路と微粒子を
同伴した気体の吐出路を備えると共に、前記回転容器周
壁内側に環状の分級部を形成し、前記固気混合流体吸込
路には、前記回転容器とほぼ同速度で回転する第1の羽
根車が、羽根車入口を吸込路に、羽根出口端を前記分級
部に【tませて設けられ、前記吐出路は、前記分級部内
の内周縁部分に連通して設けられ、前記粗粒子排出路は
、分級部の周縁の回転容器壁に断続的に設けられた排出
口を通じて前記分級部内の外周縁部分に連通して前記回
転容器外周に環状に設けられ、該粗粒子排出路に連通し
て吸気路が設けられ、該吸気路は、前記回転容器とほぼ
同速度で回転される第2の羽根車を備え、前記吸気路は
吸気口面積調節部材を備えていることを特徴とする風力
分級機を提供しようとするものである。
第1発明は、上述の構成を具備することにより、固気混
合流体は第1の羽根車により回転容器とほぼ同一の接線
速度となった状態で分級部に供給される。
合流体は第1の羽根車により回転容器とほぼ同一の接線
速度となった状態で分級部に供給される。
分級部では回転容器は回転しているので、混合流体と回
転容器との間に相対接線速度が殆どなく、混合流体中の
気体、粒子は接線方向のみならず、半径方向にも乱れの
少ない安定した状態を維持することができる。
転容器との間に相対接線速度が殆どなく、混合流体中の
気体、粒子は接線方向のみならず、半径方向にも乱れの
少ない安定した状態を維持することができる。
分級部においては、分級領域内のこのような安定した状
態の粒子がほぼ一様な大きさの遠心加速度による外向力
を受け、安定した気流による内H力との平衡関係で分級
が行われる。
態の粒子がほぼ一様な大きさの遠心加速度による外向力
を受け、安定した気流による内H力との平衡関係で分級
が行われる。
分級された粗粒子は粗粒子排出路から排出され、微粒子
は気体と共に吐出路から吐出されて、粗粒子と微粒子の
分級が行われる。
は気体と共に吐出路から吐出されて、粗粒子と微粒子の
分級が行われる。
第2発明は、上述の構成を具備することにより、第1発
明の作用に加え、分級部において、乱れの少ない安定し
た状態の粒子流、安定した状態の気体流、はぼ一様な遠
心加速度のもとに、分級する粒子の境界粒径の調節が行
われる。
明の作用に加え、分級部において、乱れの少ない安定し
た状態の粒子流、安定した状態の気体流、はぼ一様な遠
心加速度のもとに、分級する粒子の境界粒径の調節が行
われる。
即ち、分級部外周に連通ずる粗粒子排出路には第2の羽
根車により風量可変に調節用気体が吸込まれ供給される
が、この調節用気体も、回転容器とほぼ同速度で回転す
る第2の羽根車により、排出路及び分級部に形成されて
いる流れの接線速度とほぼ同じ接線速度となった状態で
供給されるので、分級部の混合流体流の接線速度に影響
を与えることがない。
根車により風量可変に調節用気体が吸込まれ供給される
が、この調節用気体も、回転容器とほぼ同速度で回転す
る第2の羽根車により、排出路及び分級部に形成されて
いる流れの接線速度とほぼ同じ接線速度となった状態で
供給されるので、分級部の混合流体流の接線速度に影響
を与えることがない。
また、風量調節による境界粒径の調節は分級部の風速の
所要レベル以下の低下をもたらさないですむので、正確
且つ円滑な分級を阻害することがない。
所要レベル以下の低下をもたらさないですむので、正確
且つ円滑な分級を阻害することがない。
分級する境界粒子径を大きくしたいときは吸気口面積調
節部材により吸気口面積を大として粗粒子排出路に導入
する空気量を多くする。すると排出口を通って分級部に
流入し吐出路に向う空気流量も多くなるので、以前より
大きな粒子まで気体に同伴されて吐出路から吐出され、
従って粗粒子排出路から排出される粗粒子径は以前より
大きなものとなる0分級の境界粒径を小さくしたいとき
は反対に粗粒子排出路に導入する空気量を少なくすれば
よい。
節部材により吸気口面積を大として粗粒子排出路に導入
する空気量を多くする。すると排出口を通って分級部に
流入し吐出路に向う空気流量も多くなるので、以前より
大きな粒子まで気体に同伴されて吐出路から吐出され、
従って粗粒子排出路から排出される粗粒子径は以前より
大きなものとなる0分級の境界粒径を小さくしたいとき
は反対に粗粒子排出路に導入する空気量を少なくすれば
よい。
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
ケーシングトは内部に回転容器2を備え、脚部3を介し
てベース4に固定されている0回転容器2はケーシング
1の底壁を貢通させた軸5の上端部に固定され、軸5は
軸受部6を介してベース4に回転可能に支承されている
。軸5の下端は駆動輪7を備え、駆動機構(図示せず)
に接続されている。
てベース4に固定されている0回転容器2はケーシング
1の底壁を貢通させた軸5の上端部に固定され、軸5は
軸受部6を介してベース4に回転可能に支承されている
。軸5の下端は駆動輪7を備え、駆動機構(図示せず)
に接続されている。
回転容器2は固気混合流体の吸込路8と、微粒子を同伴
した気体の吐出路9と、粗粒子の排出路10を備え、周
壁内側に分級部11が形成されるものである。
した気体の吐出路9と、粗粒子の排出路10を備え、周
壁内側に分級部11が形成されるものである。
吸込路8は、適宜手段で固定された、ポリュートケーシ
ング12と鉛直管13からなり、鉛直管13出口は第1
の羽根車14の入口に接続されている。
ング12と鉛直管13からなり、鉛直管13出口は第1
の羽根車14の入口に接続されている。
第1の羽根車14は回転容器2とほぼ同速度で回転し且
つ羽根出口端が分級部11に臨むように設けられればよ
く、本実施例では回転容器2の底壁部分を主板15とし
且つ回転容器2の軸5を回転軸とした、主板15、羽根
16、側板17がらなる第1の羽根車14が用いられ、
羽根16の出口端は分級部11に臨ませである。
つ羽根出口端が分級部11に臨むように設けられればよ
く、本実施例では回転容器2の底壁部分を主板15とし
且つ回転容器2の軸5を回転軸とした、主板15、羽根
16、側板17がらなる第1の羽根車14が用いられ、
羽根16の出口端は分級部11に臨ませである。
吐出路9は、回転容器2の上部開口に、回転容器2と共
に回転しないように適宜手段で固定されて接続されたポ
リエートケーシング18で形成され、分級部11の内周
縁部、即ち、回転容器2の中央部に連通して設けられて
いる0分級部11内周縁部からポリエートケーシング1
8に至る流路には整流板31が多段に設けられている。
に回転しないように適宜手段で固定されて接続されたポ
リエートケーシング18で形成され、分級部11の内周
縁部、即ち、回転容器2の中央部に連通して設けられて
いる0分級部11内周縁部からポリエートケーシング1
8に至る流路には整流板31が多段に設けられている。
排出路10は、分級部11を囲む回転容器2周壁に適宜
数断続して設けた排出口19で分級部11内の外周縁部
分に連通して設けられるもので、回転容器2は外周に環
状の排出路10を形成するようにケーシング1に内装さ
れている。ケーシングlは、排出路IO内の外周縁部下
方に、スリット20を放射状に多数有する飛散防止板2
1を介して、粗粒子集合溝22を形成する形状を備え、
粗粒子集合溝22には粗粒子取出口23が設けられてい
る。
数断続して設けた排出口19で分級部11内の外周縁部
分に連通して設けられるもので、回転容器2は外周に環
状の排出路10を形成するようにケーシング1に内装さ
れている。ケーシングlは、排出路IO内の外周縁部下
方に、スリット20を放射状に多数有する飛散防止板2
1を介して、粗粒子集合溝22を形成する形状を備え、
粗粒子集合溝22には粗粒子取出口23が設けられてい
る。
ケーシングlは、さらに、排出路10内の内周縁部分に
空気を吸込む吸気路24を備えている。
空気を吸込む吸気路24を備えている。
本実施例では、回転容器2とケーシングl底部との間に
間隔をあけて吸気路24を形成してあり、ケーシング底
部には吸気口25が設けられている。
間隔をあけて吸気路24を形成してあり、ケーシング底
部には吸気口25が設けられている。
吸気路24には回転容器2とほぼ同速度で回転される第
2の羽根車26が、羽根車入口を吸気口25に向けて、
羽根車出口を排出路10に向けて、設けられている0本
実施例では、第1の羽根車14の土板15を兼用させた
主板27、羽根28、ケーシング1円錐部で形成した側
板29、回転軸として軸5を備えた羽根車26が用いら
れている。
2の羽根車26が、羽根車入口を吸気口25に向けて、
羽根車出口を排出路10に向けて、設けられている0本
実施例では、第1の羽根車14の土板15を兼用させた
主板27、羽根28、ケーシング1円錐部で形成した側
板29、回転軸として軸5を備えた羽根車26が用いら
れている。
吸気口25には開口面積調節部材30が備えられている
。
。
図中、32は止ナツト、33はカバー、34は吸込管で
ある。35は粗粒子排出管で、出口には粗粒子排出用の
ロータリフィーダ或いはダンパなどが設けられる。36
は吐出管で、出口には微粒子捕捉用のバグフィルタなど
が設けられる。
ある。35は粗粒子排出管で、出口には粗粒子排出用の
ロータリフィーダ或いはダンパなどが設けられる。36
は吐出管で、出口には微粒子捕捉用のバグフィルタなど
が設けられる。
しかして、固気混合流体は第1の羽根車14に吸引され
、吸込路8から吸込まれる。このとき、ポリエートケー
シング12の作用で鉛直管13において流体は旋回流と
なって流れるので、凝集した粒子は鉛直管壁と衝突摩擦
してほぐされて吸込まれる。また羽根16の回転速度と
第1の羽根車14人口付近の流体の回転速度が近位する
こととなって羽根16の摩耗を減少させることができる
。
、吸込路8から吸込まれる。このとき、ポリエートケー
シング12の作用で鉛直管13において流体は旋回流と
なって流れるので、凝集した粒子は鉛直管壁と衝突摩擦
してほぐされて吸込まれる。また羽根16の回転速度と
第1の羽根車14人口付近の流体の回転速度が近位する
こととなって羽根16の摩耗を減少させることができる
。
第1の羽根車14では固気混合流体は昇圧され且つ旋回
力を与えられるが、その間にさらにほぐされ分級され易
くなる。
力を与えられるが、その間にさらにほぐされ分級され易
くなる。
第1の羽根車14から分級部11に吐出された固気混合
流体は前述の作用を受け、粗粒子は排出口19を通って
排出路10に排出され、粗粒子集合溝22に落下して粗
粒子取出口23を通って排出管35から適宜取出される
。
流体は前述の作用を受け、粗粒子は排出口19を通って
排出路10に排出され、粗粒子集合溝22に落下して粗
粒子取出口23を通って排出管35から適宜取出される
。
一方、分級部11で分級された微粒子を同伴した気体は
整流板31にて円滑な流れを保ちながらポリニートケー
シング18に入り、吐出管36から吐出され、微粒子は
バグフィルタなどで分離捕捉される。
整流板31にて円滑な流れを保ちながらポリニートケー
シング18に入り、吐出管36から吐出され、微粒子は
バグフィルタなどで分離捕捉される。
また分級の境界粒径の調節は吸気路24の吸気口25の
開口面積を吸気口面積調節部材30で調節すれば、前述
の作用で実現される。
開口面積を吸気口面積調節部材30で調節すれば、前述
の作用で実現される。
なお、第1の羽根車14及び第2の羽根車26は回転容
器2とほぼ同速度で回転するものであればよいので、軸
5を兼用する必要はなく、例えば第1の羽根車14の主
板15或いは第2の羽根車16の主板27を独自に備え
、別の軸、駆動部を配備することもできる。
器2とほぼ同速度で回転するものであればよいので、軸
5を兼用する必要はなく、例えば第1の羽根車14の主
板15或いは第2の羽根車16の主板27を独自に備え
、別の軸、駆動部を配備することもできる。
以上の実施例のほか、実施例の上下を逆にした竪型のも
の、横にした横型のものに、応用可能である。
の、横にした横型のものに、応用可能である。
(発明の効果〕
本発明により、安定した分級領域で分級作用が行われる
ので、精度の高い分級を行うことができる、信鎖性の高
い風力分級機を提供することができ、実用上顕著な効果
を奏することができる。
ので、精度の高い分級を行うことができる、信鎖性の高
い風力分級機を提供することができ、実用上顕著な効果
を奏することができる。
第り図は、本発明の実施例の″#1断面図、第2図は第
1図1−1線断面平面図である。 1・・・ケーシング、2・・・回転容器、3・・・脚部
、4・・・ベース、5・・・軸、6・・・軸受部、7・
・・駆動輪、8・・・吸込路、9・・・吐出路、10・
・・排出路、11・・・分級部、12・・・ポリニート
ケーシング、13・・・鉛直管、14・・・第1の羽根
車、15・・・主板、16・・・羽根、17・・・側板
、18・・・ポリエートケーシング、19・・・排出口
、20・・・スリット、21・・・飛散防止板、22・
・・粗粒子集合溝、23・・・粗粒子取出口、24・・
・吸気路、25・・・吸気口、26・・・第2の羽根車
、27・・・主板、28・・・羽根、29・・・側板、
30・・・吸気口面積調節部材、31・・・整流板。
1図1−1線断面平面図である。 1・・・ケーシング、2・・・回転容器、3・・・脚部
、4・・・ベース、5・・・軸、6・・・軸受部、7・
・・駆動輪、8・・・吸込路、9・・・吐出路、10・
・・排出路、11・・・分級部、12・・・ポリニート
ケーシング、13・・・鉛直管、14・・・第1の羽根
車、15・・・主板、16・・・羽根、17・・・側板
、18・・・ポリエートケーシング、19・・・排出口
、20・・・スリット、21・・・飛散防止板、22・
・・粗粒子集合溝、23・・・粗粒子取出口、24・・
・吸気路、25・・・吸気口、26・・・第2の羽根車
、27・・・主板、28・・・羽根、29・・・側板、
30・・・吸気口面積調節部材、31・・・整流板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転容器に固気混合流体を導入し、遠心力により粗
粒子と微粒子を分級する風力分級機において、 前記回転容器に固気混合流体吸込路と粗粒 子排出路と微粒子を同伴した気体の吐出路を備えると共
に、前記回転容器周壁内側に環状の分級部を形成し、 前記固気混合流体吸込路には、前記回転容 器とほぼ同速度で回転する羽根車が、羽根車入口を吸込
路に、羽根出口端を前記分級部に臨ませて設けられ、 前記吐出路は、前記分級部内の内周縁部分 に連通して設けられ、 前記粗粒子排出路は、分級部の周縁の回転 容器壁に断続的に設けられた排出口を通じて前記分級部
内の外周縁部分に連通して設けられている ことを特徴とする風力分級機。 2、回転容器に固気混合流体を導入し、遠心力により粗
粒子と微粒子を分級する風力分級機において、 前記回転容器に固気混合流体吸込路と粗粒 子排出路と微粒子を同伴した気体の吐出路を備えると共
に、前記回転容器周壁内側に環状の分級部を形成し、 前記固気混合流体吸込路には、前記回転容 器とほぼ同速度で回転する第1の羽根車が、羽根車入口
を吸込路に、羽根出口端を前記分級部に臨ませて設けら
れ、 前記吐出路は、前記分級部内の内周縁部分 に連通して設けられ、 前記粗粒子排出路は、分級部の周縁の回転 容器壁に断続的に設けられた排出口を通じて前記分級部
内の外周縁部分に連通して前記回転容器外周に環状に設
けられ、 該粗粒子排出路に連通して吸気路が設けら れ、 該吸気路は、前記回転容器とほぼ同速度で 回転する第2の羽根車を備え、 前記吸気路は吸気口面積調節部材を備えて いることを特徴とする風力分級機。 3、前記第1、第2の羽根車が共通の主板の両側に羽根
を設けて形成されている特許請求の範囲第2項記載の風
力分級機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15789686A JPS6316080A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 風力分級機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15789686A JPS6316080A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 風力分級機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6316080A true JPS6316080A (ja) | 1988-01-23 |
JPH0261319B2 JPH0261319B2 (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=15659786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15789686A Granted JPS6316080A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 風力分級機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316080A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255568A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Furukawa Co Ltd | 気流式粉砕機の微粉末回収装置 |
JP2007268456A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Furukawa Industrial Machinery Systems Co Ltd | 気流式粉砕機の微粉末回収装置 |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP15789686A patent/JPS6316080A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255568A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Furukawa Co Ltd | 気流式粉砕機の微粉末回収装置 |
JP2007268456A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Furukawa Industrial Machinery Systems Co Ltd | 気流式粉砕機の微粉末回収装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0261319B2 (ja) | 1990-12-19 |
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