JPS6024477Y2 - 粉粒体用分級機 - Google Patents
粉粒体用分級機Info
- Publication number
- JPS6024477Y2 JPS6024477Y2 JP6910681U JP6910681U JPS6024477Y2 JP S6024477 Y2 JPS6024477 Y2 JP S6024477Y2 JP 6910681 U JP6910681 U JP 6910681U JP 6910681 U JP6910681 U JP 6910681U JP S6024477 Y2 JPS6024477 Y2 JP S6024477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylindrical body
- rotating body
- partition
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、粉粒体用分級機に係り、遠心力を利用して細
粒と粗粒とを分級するに際し、空気と摩粉粒体(被分級
粉粒体)との混合ガスの旋回流を、同心円上において可
及的に層流状態とし、もって、所望の粒径を基準として
細粒と粗粒とを高効率に分級することを目的とたものの
提供に関する。
粒と粗粒とを分級するに際し、空気と摩粉粒体(被分級
粉粒体)との混合ガスの旋回流を、同心円上において可
及的に層流状態とし、もって、所望の粒径を基準として
細粒と粗粒とを高効率に分級することを目的とたものの
提供に関する。
従来、公知の分級機としては、例えば、軸心整向で上部
開口部が蓋体で施蓋された円筒体と;該円筒体の下部に
同一軸心上に連設された逆円錐筒体と;円筒体内で同一
軸心上に回転駆動自在とされ、その径方向の内外に連通
ずる通過孔を有する遠心起風式回転体と;が設けられ、
上記円筒体に、回転体の回転方向で円筒体内に空気と摩
粉粒体との混合ガスを受は入れる流入口が形成され、蓋
体に、回転体の内部と連通して空気と分級細粒との混合
ガスを排出する細粒取出口が形成され、また、逆円錐筒
体下部が分級粗粒の排出口とされたものがみられる。
開口部が蓋体で施蓋された円筒体と;該円筒体の下部に
同一軸心上に連設された逆円錐筒体と;円筒体内で同一
軸心上に回転駆動自在とされ、その径方向の内外に連通
ずる通過孔を有する遠心起風式回転体と;が設けられ、
上記円筒体に、回転体の回転方向で円筒体内に空気と摩
粉粒体との混合ガスを受は入れる流入口が形成され、蓋
体に、回転体の内部と連通して空気と分級細粒との混合
ガスを排出する細粒取出口が形成され、また、逆円錐筒
体下部が分級粗粒の排出口とされたものがみられる。
また、他の公知分級機としては、上記分及機構成におけ
る逆円錐筒体の下部開口部が円筒体の軸心から偏心せし
められて分級粗粒排出口とされ、上記構成の流入口に代
えて、円筒体の軸心上における逆円錐筒体に流入口が設
けられ、該流入口の開口部が回転体の下面に指向せしめ
られたものがみられる。
る逆円錐筒体の下部開口部が円筒体の軸心から偏心せし
められて分級粗粒排出口とされ、上記構成の流入口に代
えて、円筒体の軸心上における逆円錐筒体に流入口が設
けられ、該流入口の開口部が回転体の下面に指向せしめ
られたものがみられる。
然し乍ら、上記いずれの分級機にあっても、円筒体内で
回転体により既に回転を与えられた空気と粉粒体との旋
回混合ガスと、流入口から円筒体内に受は入れられる空
気と摩粉粒体との混合ガスとが交差状に接触干渉して、
旋回混合ガスの層流状の旋回が撹乱され、従って、遠心
力による細粒と粗粒の分離が阻害される結果、所望の分
級効果が得られないという問題を有していた。
回転体により既に回転を与えられた空気と粉粒体との旋
回混合ガスと、流入口から円筒体内に受は入れられる空
気と摩粉粒体との混合ガスとが交差状に接触干渉して、
旋回混合ガスの層流状の旋回が撹乱され、従って、遠心
力による細粒と粗粒の分離が阻害される結果、所望の分
級効果が得られないという問題を有していた。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、案出されたもの
であり、構成簡素にし高効率の分級効果を得ることを目
的とするものである。
であり、構成簡素にし高効率の分級効果を得ることを目
的とするものである。
以下、本考案の第1実施例を、第1.第2図に基づき説
明すると、分級機1は、軸心整向で上部開口部がフラン
ジ2、ボルト3等を介して蓋体4で施蓋された円筒体5
と、該円筒体5の下部に同一軸心上に溶着等で連設され
た逆円錐筒体6と、円筒体5内で同一軸心上に回転駆動
自在とされ、その径方向の内外に連通ずる通過孔7を有
する遠心起風式回転体8と、円筒体5と回転体8とを仕
切る仕切筒体9と、で主構成されている。
明すると、分級機1は、軸心整向で上部開口部がフラン
ジ2、ボルト3等を介して蓋体4で施蓋された円筒体5
と、該円筒体5の下部に同一軸心上に溶着等で連設され
た逆円錐筒体6と、円筒体5内で同一軸心上に回転駆動
自在とされ、その径方向の内外に連通ずる通過孔7を有
する遠心起風式回転体8と、円筒体5と回転体8とを仕
切る仕切筒体9と、で主構成されている。
上記回転体8は、上下に離間配設された一対の同径ディ
スク10.11と、両ディスク10,11の各外端部間
に周方向複数架設された起風羽根12と、下端部で両デ
ィスク10.11をボルト部13、ナツト14、キー1
5等を介して着脱自在に取着し、上端部が蓋体4に設け
られた軸受部16に支承されるシャフト17と、で主構
成され、上ディスク10には周方向に複数の連通孔18
が貫通され、各起風羽根12間の間隙が前記通過孔7と
されている。
スク10.11と、両ディスク10,11の各外端部間
に周方向複数架設された起風羽根12と、下端部で両デ
ィスク10.11をボルト部13、ナツト14、キー1
5等を介して着脱自在に取着し、上端部が蓋体4に設け
られた軸受部16に支承されるシャフト17と、で主構
成され、上ディスク10には周方向に複数の連通孔18
が貫通され、各起風羽根12間の間隙が前記通過孔7と
されている。
シャフト17の軸受部16からの突出端にはプーリ19
が取着され、図外の加変速電動機等駆動源に連動連結さ
れる。
が取着され、図外の加変速電動機等駆動源に連動連結さ
れる。
上記円筒体5に、回転体8の回転方向で円筒体5と仕切
筒体9との間に空気と摩粉粒体との混合ガス20を受は
入れる流入口21が形成され、円筒体5の軸心からみた
流入口21の外側面21aは円筒体5内周面より径方向
外方に位置し、該外側面(21a)は回転体8の回転方
向に進むに従い漸次径小化され、終端で円筒体5の内周
面に一致する構成とされている。
筒体9との間に空気と摩粉粒体との混合ガス20を受は
入れる流入口21が形成され、円筒体5の軸心からみた
流入口21の外側面21aは円筒体5内周面より径方向
外方に位置し、該外側面(21a)は回転体8の回転方
向に進むに従い漸次径小化され、終端で円筒体5の内周
面に一致する構成とされている。
一方、蓋体4に、回転体8の内部と連通孔18を介して
連通し、空気と分級細粒22との混合ガスを排出する細
粒取出口23が形成され、該取出口23はブロワ−24
等に吸引状に連通連結され、ブロワ−24の出口は図外
バッグフィルター、サイクロンコレクター等に連結され
て、空気と分級細粒とが分離され、細粒が製品として捕
取される。
連通し、空気と分級細粒22との混合ガスを排出する細
粒取出口23が形成され、該取出口23はブロワ−24
等に吸引状に連通連結され、ブロワ−24の出口は図外
バッグフィルター、サイクロンコレクター等に連結され
て、空気と分級細粒とが分離され、細粒が製品として捕
取される。
上記逆円錐筒体6下部開ロ部は分級粗粒25の排出口2
6とされている。
6とされている。
該逆円錐筒体6の上下中途部には内外に連通し、同一軸
心上で上方に開口する二次空気孔27が形成され、二次
空気孔27の開口部上方には陣笠形状の二次空気反転部
材28がブラケット29を介して着脱自在に設けられ、
二次空気孔27は上記バッグフィルター等を通過した空
気や、外気の二次空気30を逆円錐筒体6内に流入せし
め、該二次空気30は逆円錐筒体6と反転部材28との
間隙を通過して昇揚せしめられる。
心上で上方に開口する二次空気孔27が形成され、二次
空気孔27の開口部上方には陣笠形状の二次空気反転部
材28がブラケット29を介して着脱自在に設けられ、
二次空気孔27は上記バッグフィルター等を通過した空
気や、外気の二次空気30を逆円錐筒体6内に流入せし
め、該二次空気30は逆円錐筒体6と反転部材28との
間隙を通過して昇揚せしめられる。
逆円錐筒体6は上下の二分割式とされ、フランジ31、
ボルト32等で連結されている。
ボルト32等で連結されている。
前記仕切筒体9は上記円筒体5と同軸上で、蓋体4の下
面から下方に向って突設される。
面から下方に向って突設される。
そして、この仕切筒体9は上記円筒体5と回転体8とを
径方向に仕切るように形成される。
径方向に仕切るように形成される。
上記仕切筒体9には、該仕切筒体9の径方向内外を連通
する分級粗粒25用の還元孔33が貫設され、該還元孔
33の円筒体5方向への開口部が、回転体8の回転方向
前方に向って開口せしめられている。
する分級粗粒25用の還元孔33が貫設され、該還元孔
33の円筒体5方向への開口部が、回転体8の回転方向
前方に向って開口せしめられている。
図例では、還元孔33は仕切筒体9に周方向等間隔の4
カ所に設けられ、相隣る還元孔33は上下に位置が相違
されており、また、各還元孔33は仕切筒体9の一部を
仕切筒体9の接線方向にまで切起して形成されており、
この切起された板部材34が、空気と粗粒25の混合ガ
スを仕切筒体9と円筒体5間に、回転体8の回転方向に
案内する。
カ所に設けられ、相隣る還元孔33は上下に位置が相違
されており、また、各還元孔33は仕切筒体9の一部を
仕切筒体9の接線方向にまで切起して形成されており、
この切起された板部材34が、空気と粗粒25の混合ガ
スを仕切筒体9と円筒体5間に、回転体8の回転方向に
案内する。
次に、上記構成に基づく作用を説明すれば、ブロワ−等
により圧送若しくは吸引方式にて、流入口21より空気
と摩粉粒体との混合ガス20が円筒体5内へ流入せしめ
られ、この混合ガス20は円筒体5と仕切筒体9間を円
筒体5内周面に沿って旋回すると共に、後続して流入す
る混合ガス20により、円筒体5と仕切筒体9下端間隙
を通過して、逆円錐筒体6内に流動せしめられる。
により圧送若しくは吸引方式にて、流入口21より空気
と摩粉粒体との混合ガス20が円筒体5内へ流入せしめ
られ、この混合ガス20は円筒体5と仕切筒体9間を円
筒体5内周面に沿って旋回すると共に、後続して流入す
る混合ガス20により、円筒体5と仕切筒体9下端間隙
を通過して、逆円錐筒体6内に流動せしめられる。
そして、混合ガス20の旋回運動によって生ずる各粉粒
体の遠心力の差異により、摩粉粒体の細粒22と粗粒2
5とが遠心分離され、円筒体5と逆円錐筒体6内の径方
向内方で旋回する細粒22は、空気流と共に仕切筒体9
の下方を迂回して回転体8の外周部に到達する。
体の遠心力の差異により、摩粉粒体の細粒22と粗粒2
5とが遠心分離され、円筒体5と逆円錐筒体6内の径方
向内方で旋回する細粒22は、空気流と共に仕切筒体9
の下方を迂回して回転体8の外周部に到達する。
そして、ここで、あらかじめ設定された回転数で回転す
る回転体8から与えられる遠心力よりも、空気流の流体
抵抗が大である細粒22は、回転体8の通過孔7を通り
、取出孔23から空気と共に排出され、ブロワ−24を
経由してバッグフィルター等で製品たる細粒22が捕集
される。
る回転体8から与えられる遠心力よりも、空気流の流体
抵抗が大である細粒22は、回転体8の通過孔7を通り
、取出孔23から空気と共に排出され、ブロワ−24を
経由してバッグフィルター等で製品たる細粒22が捕集
される。
上記の場合、細粒22と共に回転体8の外周部に到達し
た粗粒25の一部は、回転体8から与えられる遠心力の
方が、空気流から受ける流体抵抗よりも大であるため、
その粗粒25は通過孔7の通過を阻止されて還元孔33
を通過して円筒体5と仕切筒体9間に流動せしめられる
。
た粗粒25の一部は、回転体8から与えられる遠心力の
方が、空気流から受ける流体抵抗よりも大であるため、
その粗粒25は通過孔7の通過を阻止されて還元孔33
を通過して円筒体5と仕切筒体9間に流動せしめられる
。
この場合、還元孔33の円筒体5方向への開口部は回転
体8の回転方向前方に向って開口されているため、上記
還元孔33を通過した粗粒25は、流入口21からの混
合ガス20と周方向に略平行に合流する。
体8の回転方向前方に向って開口されているため、上記
還元孔33を通過した粗粒25は、流入口21からの混
合ガス20と周方向に略平行に合流する。
一方、円筒体5と逆円錐筒体6内の径方向外方で旋回す
る粗粒25は、上記還元孔33を通過した粗粒25と共
に、逆円錐筒体6の内周面に沿って螺旋状に降下腰排出
口26から図外ロータリ弁等を介し、空気流を阻止しつ
つ排出され、この粗粒25は図外粉砕機等により細粒化
されて、再び空気と共に流入口21に導びかれる。
る粗粒25は、上記還元孔33を通過した粗粒25と共
に、逆円錐筒体6の内周面に沿って螺旋状に降下腰排出
口26から図外ロータリ弁等を介し、空気流を阻止しつ
つ排出され、この粗粒25は図外粉砕機等により細粒化
されて、再び空気と共に流入口21に導びかれる。
上記の場合、逆円錐筒体6の内周面に沿って螺旋状に降
下する細粒22の一部は、二次空気30により浮揚せし
められ、回転体8の外周部に流動せしめられて、上記と
同様の分級過程を経る。
下する細粒22の一部は、二次空気30により浮揚せし
められ、回転体8の外周部に流動せしめられて、上記と
同様の分級過程を経る。
尚、以上は第1.第2図の図示例によるが、仕切筒体9
を蓋体4に着脱自在に設けてもよく、該仕切筒体9を截
頭円錐筒状としてもよく、該仕切筒体9の下端を、円筒
体5下端の上方若しくは下方に位置させることは自由で
ある。
を蓋体4に着脱自在に設けてもよく、該仕切筒体9を截
頭円錐筒状としてもよく、該仕切筒体9の下端を、円筒
体5下端の上方若しくは下方に位置させることは自由で
ある。
又、還元孔33を夫々上下同位置に設は通過孔7に対応
させてもよく、その数は6.8力所等選択自由である。
させてもよく、その数は6.8力所等選択自由である。
第3.第4図は本考案の第2実施例を示し、この実施例
構成は、上記第1実施例と略同じであるが、回転体8は
全体として逆截頭円錐形とされ、還元孔33の円筒体5
方内開口部には、回転体8の回転方向への開口度を調整
自在とする調整板35が設けられている。
構成は、上記第1実施例と略同じであるが、回転体8は
全体として逆截頭円錐形とされ、還元孔33の円筒体5
方内開口部には、回転体8の回転方向への開口度を調整
自在とする調整板35が設けられている。
即ち、該調整板35は、仕切筒体9の外周面に沿い、還
元孔33の縁部に設けられた竪軸36に固着され、該竪
軸36の下端は仕切筒体9の外周面に設けられた支軸部
材37に軸心回り回転自在に支承され、同竪軸36の上
端は蓋体4の外部に突出されて回転阻止バンドル38が
螺着され、竪軸36の所望回動位置で、即ち、調整板3
5による還元孔33の所望開口度で竪軸36を蓋体4に
固着する。
元孔33の縁部に設けられた竪軸36に固着され、該竪
軸36の下端は仕切筒体9の外周面に設けられた支軸部
材37に軸心回り回転自在に支承され、同竪軸36の上
端は蓋体4の外部に突出されて回転阻止バンドル38が
螺着され、竪軸36の所望回動位置で、即ち、調整板3
5による還元孔33の所望開口度で竪軸36を蓋体4に
固着する。
上記構成に基づけば、回転体8の粉粒体に与える遠心力
は、回転体8の上部から下部に進むに従い漸減する。
は、回転体8の上部から下部に進むに従い漸減する。
又、還元孔33の開口部の開度調整により、分級の基準
とする粒径を変化調整し得る。
とする粒径を変化調整し得る。
他の作用は前記第1実施例と同じである。尚、各実施例
の各部構成を種々組合せることは自由である。
の各部構成を種々組合せることは自由である。
本考案によれば、流入口21から受は入れられる混合ガ
ス20は、一旦円筒体5と仕切筒体9との間で回転体8
の影響を受けに整流されるため、この部分において、摩
粉粒体の細粒22と粗粒25とが層流状に遠心分離され
ることとなり、従って、従来、混合ガス20が直接回転
体の外周部に達するように構成され、この結果、円筒体
5内で回転体8により既に回転を与えられた空気と粉粒
体との旋回混合ガス20と、流入口21から円筒体5内
に受は入れられる空気と摩粉粒体との混合ガス20とが
交差状に接触干渉して、上記旋回混合ガス20の層流状
の旋回が撹乱されていたことに比較して、本考案では、
精度の高い分級効果が得られる。
ス20は、一旦円筒体5と仕切筒体9との間で回転体8
の影響を受けに整流されるため、この部分において、摩
粉粒体の細粒22と粗粒25とが層流状に遠心分離され
ることとなり、従って、従来、混合ガス20が直接回転
体の外周部に達するように構成され、この結果、円筒体
5内で回転体8により既に回転を与えられた空気と粉粒
体との旋回混合ガス20と、流入口21から円筒体5内
に受は入れられる空気と摩粉粒体との混合ガス20とが
交差状に接触干渉して、上記旋回混合ガス20の層流状
の旋回が撹乱されていたことに比較して、本考案では、
精度の高い分級効果が得られる。
また、仕切筒体9にこの仕切筒体9の径方向内外を連通
させる分級粗粒用還元孔33を貫設したため、円筒体5
と仕切筒体9との間で分級された後に、流入口21から
の粗粒25が仕切筒体9の下端を迂回して回転体8の外
周部に到達した場合でも、この粗粒25は回転体8によ
り与えられる遠心力で上記還元孔33を通過して円筒体
5と仕切筒体9との間に還元され、ここで再び分級が行
われる。
させる分級粗粒用還元孔33を貫設したため、円筒体5
と仕切筒体9との間で分級された後に、流入口21から
の粗粒25が仕切筒体9の下端を迂回して回転体8の外
周部に到達した場合でも、この粗粒25は回転体8によ
り与えられる遠心力で上記還元孔33を通過して円筒体
5と仕切筒体9との間に還元され、ここで再び分級が行
われる。
従って、より精度の高い分級効果が得られる。
しかも、上記の場合、還元孔33における円筒体5側の
開口部を回転体8の回転方向前方に向って開口するよう
形成したため、回転体8側から還元孔33を通過した粗
粒25は流入口21からの混合ガス20と略平行に円滑
に合流することとなる。
開口部を回転体8の回転方向前方に向って開口するよう
形成したため、回転体8側から還元孔33を通過した粗
粒25は流入口21からの混合ガス20と略平行に円滑
に合流することとなる。
従って、上記還元孔33を通過した粗粒25が混合ガス
20の層流状の旋回に悪影響を与えることは抑制される
のであり、この結果、高精度の分級効率が確保される。
20の層流状の旋回に悪影響を与えることは抑制される
のであり、この結果、高精度の分級効率が確保される。
そして、これら効果が構成簡素に遠戚されることも相俟
って実用的効果大なる考案である。
って実用的効果大なる考案である。
図は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施例を示す
全体縦断面図、第2図は第1図の■−■線矢視平面断面
図、第3図は第2実施例を示す全体縦断面図、第4図は
第3図のIV−TV線矢視平面断面図である。 1・・・・・・分級機、4・・・・・・蓋体、5・・・
・・・円筒体、6・・・逆円錐筒体、7・・・・・・通
過孔、8・・・・・・回転体、9・・・・・・仕切筒体
、20・・・・・・混合ガス、21・・・・・・流入口
、22・・・・・・細粒、23・・・・・・取出口、2
5・・・・・・粗粒、26・・・・・・排出口、33・
・・・・・還元孔。
全体縦断面図、第2図は第1図の■−■線矢視平面断面
図、第3図は第2実施例を示す全体縦断面図、第4図は
第3図のIV−TV線矢視平面断面図である。 1・・・・・・分級機、4・・・・・・蓋体、5・・・
・・・円筒体、6・・・逆円錐筒体、7・・・・・・通
過孔、8・・・・・・回転体、9・・・・・・仕切筒体
、20・・・・・・混合ガス、21・・・・・・流入口
、22・・・・・・細粒、23・・・・・・取出口、2
5・・・・・・粗粒、26・・・・・・排出口、33・
・・・・・還元孔。
Claims (1)
- 軸心整向で上部開口部が蓋体で施蓋された円筒体を設け
、この円筒体と同軸上でこの円筒体の下部に逆円錐筒体
を連設し、同上円筒体と同軸上で、こ円筒体内に径方向
の内外に連通ずる通過孔を有する遠心起風式回転体を回
転駆動自在に設け、上記円筒体内に空気と摩粉粒体との
混合ガスを受は入れる流入口をこの円筒体に形成し、回
転体の内部と連通して空気と分級細粒との混合ガスを排
出する細粒取出口を蓋体に形成し、逆円錐筒体下部を分
級細粒の排出口とした粉粒体用分級機において、上記円
筒体と回転体とを径方向に仕切る仕切筒体を上記円筒体
と同軸上で蓋体の下面から下方に向って突設し、かつ、
この仕切筒体にこの仕切筒体の径方向内外を連通させる
分級粗粒用還元孔を貫設し、この還元孔における円筒体
側の開口部を回転体の回転方向前方に向って開口するよ
う形成したことを特徴とする粉粒体用分級機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6910681U JPS6024477Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 粉粒体用分級機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6910681U JPS6024477Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 粉粒体用分級機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57181380U JPS57181380U (ja) | 1982-11-17 |
JPS6024477Y2 true JPS6024477Y2 (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=29864992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6910681U Expired JPS6024477Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 粉粒体用分級機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024477Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312168A (ja) * | 2006-07-06 | 2006-11-16 | Jinko Cho | 粉砕機 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150678A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-12 | 川崎重工業株式会社 | 分級器 |
JP5039074B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2012-10-03 | 株式会社カワタ | サイクロン装置 |
WO2022118863A1 (ja) * | 2020-12-01 | 2022-06-09 | 川崎重工業株式会社 | 排気ガイド、竪型ミル及び排気方法 |
-
1981
- 1981-05-12 JP JP6910681U patent/JPS6024477Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312168A (ja) * | 2006-07-06 | 2006-11-16 | Jinko Cho | 粉砕機 |
JP4516054B2 (ja) * | 2006-07-06 | 2010-08-04 | 仁 鴻 張 | 粉砕機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57181380U (ja) | 1982-11-17 |
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