JPS63160188A - 赤外線ヒ−タ - Google Patents
赤外線ヒ−タInfo
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- JPS63160188A JPS63160188A JP30630486A JP30630486A JPS63160188A JP S63160188 A JPS63160188 A JP S63160188A JP 30630486 A JP30630486 A JP 30630486A JP 30630486 A JP30630486 A JP 30630486A JP S63160188 A JPS63160188 A JP S63160188A
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は物質の加熱や暖房等に用いられる赤外線ヒータ
の改良に係る。
の改良に係る。
(従来の技術)
赤外線放射エネルギーは、物質の加熱あるいは暖房等、
産業上広い利用性を有する。したがって、このような赤
外線放射エネルギーを有効利用するために、種々の赤外
線ヒータが提案されてきた。
産業上広い利用性を有する。したがって、このような赤
外線放射エネルギーを有効利用するために、種々の赤外
線ヒータが提案されてきた。
ところで、従来の電力をエネルギー源とする赤外線ヒー
タは、ニクロム線のような金属抵抗体、ガラス繊維にカ
ーボンを塗布した抵抗体又はS IC%ランタンクロマ
イト等のセラミックスからなる発熱体と、赤外線放射率
の高い赤外線放射体とを別々に作製し、これらを組合わ
せて構成されている。
タは、ニクロム線のような金属抵抗体、ガラス繊維にカ
ーボンを塗布した抵抗体又はS IC%ランタンクロマ
イト等のセラミックスからなる発熱体と、赤外線放射率
の高い赤外線放射体とを別々に作製し、これらを組合わ
せて構成されている。
こうした赤外線ヒータのなかでも、ステンレス又はセラ
ミックスからなるパイプの表面に、例えば溶射法により
赤外線放射効率の高いジルコニア、アルミナ等のセラミ
ックス粒子を付着させ、このパイプをニクロム線からな
る発熱体の周囲に配置した構成の赤外線ヒータが最も一
般的に使用されている。
ミックスからなるパイプの表面に、例えば溶射法により
赤外線放射効率の高いジルコニア、アルミナ等のセラミ
ックス粒子を付着させ、このパイプをニクロム線からな
る発熱体の周囲に配置した構成の赤外線ヒータが最も一
般的に使用されている。
また、アルミニウムからなるパイプの表面に、アルマイ
ト処理によって赤外線放射効率の高いアルミナ被膜を形
成し、このパイプをニクロム線からなる発熱体の周囲に
配置した構成の赤外線ヒータも知られている。
ト処理によって赤外線放射効率の高いアルミナ被膜を形
成し、このパイプをニクロム線からなる発熱体の周囲に
配置した構成の赤外線ヒータも知られている。
しかしながら、上述したような従来の赤外線ヒータは、
発熱体と赤外線放射体とが構造的に一体化されていない
ため、熱伝達が悪く、熱効率も悪いため、速熱性に欠け
る。また、使用中に構造的な変化が生じやすく、しかも
それに伴う劣化、例えばパイプ表面に付着させた赤外線
放射体の剥離が生じる等の問題がある。後者の問題点、
すなわち赤外線放射体の剥離を防止するためには、例え
ばパイプと赤外線放射体との間に両者の熱膨張差を緩和
する中間層を設ける等の改善がなされているが、工程が
複雑になるうえ、剥離を防止する効果は必ずしも完全で
はない。
発熱体と赤外線放射体とが構造的に一体化されていない
ため、熱伝達が悪く、熱効率も悪いため、速熱性に欠け
る。また、使用中に構造的な変化が生じやすく、しかも
それに伴う劣化、例えばパイプ表面に付着させた赤外線
放射体の剥離が生じる等の問題がある。後者の問題点、
すなわち赤外線放射体の剥離を防止するためには、例え
ばパイプと赤外線放射体との間に両者の熱膨張差を緩和
する中間層を設ける等の改善がなされているが、工程が
複雑になるうえ、剥離を防止する効果は必ずしも完全で
はない。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、速熱性に優れ、しかも使用中に劣化が生じにくい赤
外線ヒータを提供することを目的とする。
り、速熱性に優れ、しかも使用中に劣化が生じにくい赤
外線ヒータを提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(問題点を解決するだめの手段)
とにより赤外線放射体を形成したことを特徴とするもの
である。
である。
本発明において、赤外線放射体としてはアルミナ又はジ
ルコニアのうち少なくともいずれか一方を含む酸化物か
らなるものが望ましい。こうした赤外線放射体は、後に
詳述するように発熱体を構成する金属単体又は合金の表
面を熱酸化処理することにより酸化物の被膜として形成
される。この赤外線放射体の゛膜厚は特に限定されない
が、赤外線を放射するのに有効な厚さであればよく、1
p〜1 mm %更に好ましくは3〜500IIIRの
厚さがよい。ここで、赤外線放射体の膜厚が薄すぎると
、赤外線の放射効果が少ないうえ、表面の電気絶縁性が
悪くなって安全上好ましくない。逆に、赤外線放射体の
膜厚が厚すぎると、電気絶縁性の観点からは望ましいが
、赤外線放射体にクラックが発生しやすいので好ましく
ない。
ルコニアのうち少なくともいずれか一方を含む酸化物か
らなるものが望ましい。こうした赤外線放射体は、後に
詳述するように発熱体を構成する金属単体又は合金の表
面を熱酸化処理することにより酸化物の被膜として形成
される。この赤外線放射体の゛膜厚は特に限定されない
が、赤外線を放射するのに有効な厚さであればよく、1
p〜1 mm %更に好ましくは3〜500IIIRの
厚さがよい。ここで、赤外線放射体の膜厚が薄すぎると
、赤外線の放射効果が少ないうえ、表面の電気絶縁性が
悪くなって安全上好ましくない。逆に、赤外線放射体の
膜厚が厚すぎると、電気絶縁性の観点からは望ましいが
、赤外線放射体にクラックが発生しやすいので好ましく
ない。
以」二のことからもわかるように、発熱体を構成する金
属単体又は合金は、十分大きい電気抵抗を有するととも
に、熱酸化処理によってその表面に赤外線放射体となる
アルミナやジルコニアが容易に形成されることが要求さ
れる。このような性質を有する金属単体又は合金として
は、例えば以下のようなものが挙げられる。
属単体又は合金は、十分大きい電気抵抗を有するととも
に、熱酸化処理によってその表面に赤外線放射体となる
アルミナやジルコニアが容易に形成されることが要求さ
れる。このような性質を有する金属単体又は合金として
は、例えば以下のようなものが挙げられる。
00115〜30重量%、Al2〜10重量%、Y及び
希土類元素のうち少なくとも1種0.05〜1重量%、
残部Feなる組成を有するもの。
希土類元素のうち少なくとも1種0.05〜1重量%、
残部Feなる組成を有するもの。
00115〜30重量%、Al2〜10重量%、Ti、
Zr、Hf(7)うち少なくとも1種0.05〜2重量
%、残部Feなる組成を有するもの。
Zr、Hf(7)うち少なくとも1種0.05〜2重量
%、残部Feなる組成を有するもの。
■Cr15〜30重斂%、Al2〜10重量%、Ni5
〜30重量%、Y及び希土類元素のうち少なくとも1種
0.05〜1重量%、残部Feなる組成を有するもの。
〜30重量%、Y及び希土類元素のうち少なくとも1種
0.05〜1重量%、残部Feなる組成を有するもの。
■Cr1.5−30重量%、Al2〜10重量%、Ni
5−30重量%、Ti、Zr、Hfのうち少なくとも1
種0,05〜2重量%、残部Feなる組成を有するもの
。
5−30重量%、Ti、Zr、Hfのうち少なくとも1
種0,05〜2重量%、残部Feなる組成を有するもの
。
■Zr又はZr合金。
上記■〜■の合金において、Cr及びA、f?は、Fe
の電気抵抗を増大させて発熱体としての機能を発揮させ
、かつ熱酸化処理により合金表面でアルミナを主成分と
する赤外線放射体となる元素である。Crの添加量は電
気抵抗の増大の観点からは多いことが望ましいか、合金
の加工性を考慮すると、15〜30重量%、好ましくは
18〜25重量%の範囲か望ましい。A、&はFeの電
気抵抗を増大させるのに極めてを効な元素であり、その
添加量も多いことが望ましいか、添加量が多すぎると合
金の加工性が著しく低下し、しかも融点が低下するため
熱酸化処理時に合金が変形しやすくなる。このため、A
、i?の添加はは2〜10重量%、好ましくは3〜7年
量%の範囲がよい。
の電気抵抗を増大させて発熱体としての機能を発揮させ
、かつ熱酸化処理により合金表面でアルミナを主成分と
する赤外線放射体となる元素である。Crの添加量は電
気抵抗の増大の観点からは多いことが望ましいか、合金
の加工性を考慮すると、15〜30重量%、好ましくは
18〜25重量%の範囲か望ましい。A、&はFeの電
気抵抗を増大させるのに極めてを効な元素であり、その
添加量も多いことが望ましいか、添加量が多すぎると合
金の加工性が著しく低下し、しかも融点が低下するため
熱酸化処理時に合金が変形しやすくなる。このため、A
、i?の添加はは2〜10重量%、好ましくは3〜7年
量%の範囲がよい。
」1記■及び■に合金において、Niは合金をオーステ
ナイト化するのに有効な元素で、合金の耐クリープ性を
著しく向上させる作用を有する。すなわち、Niの添加
により、赤外線ヒータとしての使用中に変形を防止する
効果が得られる。また、Niは合金の耐食性を向上させ
る作用も有する。
ナイト化するのに有効な元素で、合金の耐クリープ性を
著しく向上させる作用を有する。すなわち、Niの添加
により、赤外線ヒータとしての使用中に変形を防止する
効果が得られる。また、Niは合金の耐食性を向上させ
る作用も有する。
Niの添加量は、5〜30重量%であることが望ましい
。これは、5重量%未満では」−記の効果が少なく、一
方30重量%を超えて添加してもそれに見合った効果の
向」二が認められないためである。
。これは、5重量%未満では」−記の効果が少なく、一
方30重量%を超えて添加してもそれに見合った効果の
向」二が認められないためである。
上記■〜■の合金において、Y及び希土類元素のうち少
なくとも1種、又はTi、Zr、Ifのうち少なくとも
1種は、熱酸化によって生成されるアルミナを主成分と
する赤外線放射体と合金との密着性を向上させるのに有
効な元素であり、少量の添加で効果がある。Y及び希土
類元素のうち少なくとも1種の添加量は、0.05〜1
重量%の範囲が有効である。これは、0.05重量%未
満では上記の効果が得られず、一方1重量%を超えると
合金の加工性が極めて悪くなるためである。また、Ti
、Zr、Hfのうち少なくとも1種の添加量は、0.0
5〜2重量%の範囲が有効である。これは、Y及び希土
類元素のうち少なくとも1種と同様に、0.05重置火
未満では」1記の効果が得られず、一方2重量%を超え
ると合金の加工性が極めて悪くなるためである。
なくとも1種、又はTi、Zr、Ifのうち少なくとも
1種は、熱酸化によって生成されるアルミナを主成分と
する赤外線放射体と合金との密着性を向上させるのに有
効な元素であり、少量の添加で効果がある。Y及び希土
類元素のうち少なくとも1種の添加量は、0.05〜1
重量%の範囲が有効である。これは、0.05重量%未
満では上記の効果が得られず、一方1重量%を超えると
合金の加工性が極めて悪くなるためである。また、Ti
、Zr、Hfのうち少なくとも1種の添加量は、0.0
5〜2重量%の範囲が有効である。これは、Y及び希土
類元素のうち少なくとも1種と同様に、0.05重置火
未満では」1記の効果が得られず、一方2重量%を超え
ると合金の加工性が極めて悪くなるためである。
上記■のZr合金としては、Zrを主成分としていれば
よく、例えばジルコニア2 (1,5%5n−0,12
%Fe−0,1%Cr−0,05%Ni−残部Zr)を
挙げることができる。
よく、例えばジルコニア2 (1,5%5n−0,12
%Fe−0,1%Cr−0,05%Ni−残部Zr)を
挙げることができる。
本発明の赤外線ヒータは、以下のような方法により製造
される。まず、上記の金属単体又は合金は、通常の真空
溶融法等により作製された後、通常の圧延又は線引き加
工により所望のヒータ形状に加工される。ヒータの形状
は板状、パイプ状又は線状等いかなる形状でもよい。次
に、加工された金属単体又は合金は、大気、酸素、水蒸
気等の酸化雰囲気中で熱酸化処理が施される。この熱酸
化処理の温度は、■及び■については900〜]350
°C1■及び■については900〜1300℃、■につ
いては500〜900°01更に好ましくは600〜8
00℃の範囲が望ましい。
される。まず、上記の金属単体又は合金は、通常の真空
溶融法等により作製された後、通常の圧延又は線引き加
工により所望のヒータ形状に加工される。ヒータの形状
は板状、パイプ状又は線状等いかなる形状でもよい。次
に、加工された金属単体又は合金は、大気、酸素、水蒸
気等の酸化雰囲気中で熱酸化処理が施される。この熱酸
化処理の温度は、■及び■については900〜]350
°C1■及び■については900〜1300℃、■につ
いては500〜900°01更に好ましくは600〜8
00℃の範囲が望ましい。
処理温度を上記のような範囲とするのが望ましいのは以
下のような理由による。すなわち、上記の各範囲未満で
は酸化物の形成速度が遅く赤外線放射に有効な厚さの被
膜を形成するのが困難である。
下のような理由による。すなわち、上記の各範囲未満で
は酸化物の形成速度が遅く赤外線放射に有効な厚さの被
膜を形成するのが困難である。
一方、上記各範囲を超えると酸化物の成長速度は速くな
るものの、■〜■では合金の融点に近くなるためヒータ
形状の変形を招くおそれがあり、また■の金属単体又は
合金では形成される酸化物被膜がポーラスでかつ下地金
属との密着性が悪くなるため、実用上好ましくない。熱
酸化処理は、電気炉中又は燃焼ガス雰囲気中で行っても
よいし、ヒータの寸法が大きい場合には通電による加熱
を用いることもできる。以上のようにして得られたヒー
タの両端に電極を取(−jけることにより、通電加熱に
よる赤外線ヒータを得ることができる。
るものの、■〜■では合金の融点に近くなるためヒータ
形状の変形を招くおそれがあり、また■の金属単体又は
合金では形成される酸化物被膜がポーラスでかつ下地金
属との密着性が悪くなるため、実用上好ましくない。熱
酸化処理は、電気炉中又は燃焼ガス雰囲気中で行っても
よいし、ヒータの寸法が大きい場合には通電による加熱
を用いることもできる。以上のようにして得られたヒー
タの両端に電極を取(−jけることにより、通電加熱に
よる赤外線ヒータを得ることができる。
(作用)
」1記のような本発明の赤外線ヒータによれば、従来の
シーズ型の赤外線ヒータに比較して構造が極めて簡単で
全体の熱容量が小さくなり、短時間で所望の温度まで加
熱することが可能である。また、本発明の赤外線ヒータ
における赤外線放射体は、金属11体又は合金からなる
発熱体の表面に形成された発熱体の構成元素の酸化物波
膜であるので、金属単体又は合金との接合強度が高く、
繰返し加熱を行っても赤外線放射体の剥離が生じること
はなく、耐久性に優れた赤外線ヒータを得ることができ
る。
シーズ型の赤外線ヒータに比較して構造が極めて簡単で
全体の熱容量が小さくなり、短時間で所望の温度まで加
熱することが可能である。また、本発明の赤外線ヒータ
における赤外線放射体は、金属11体又は合金からなる
発熱体の表面に形成された発熱体の構成元素の酸化物波
膜であるので、金属単体又は合金との接合強度が高く、
繰返し加熱を行っても赤外線放射体の剥離が生じること
はなく、耐久性に優れた赤外線ヒータを得ることができ
る。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
下記表に示す実施例1〜6、比較例1,2、実施例11
〜17、比較例11.12については、マグネシアルツ
ボを用い、高周波真空溶融により各合金を作製した。そ
して、これらを幅2腑、厚さ 0.’/mmの薄板状に
圧延加工した後、第1図に示すように蛇行状に加工した
。また、実施例21〜23、比較例21.22について
は、市販のZr又はジルカロイ2 (1,5%5n−0
,12%Fe−0,1%Cr −0,05%Ni−残部
Zr)を圧延し、200 mm X 200 mm X
1 mmの板を切出した後、線幅がIMとなるように
両端から切込みを入れ、第1図に示すように蛇行状に加
工した。なお、第1図において、加工した金属単体又は
合金の中央部は省略している。
〜17、比較例11.12については、マグネシアルツ
ボを用い、高周波真空溶融により各合金を作製した。そ
して、これらを幅2腑、厚さ 0.’/mmの薄板状に
圧延加工した後、第1図に示すように蛇行状に加工した
。また、実施例21〜23、比較例21.22について
は、市販のZr又はジルカロイ2 (1,5%5n−0
,12%Fe−0,1%Cr −0,05%Ni−残部
Zr)を圧延し、200 mm X 200 mm X
1 mmの板を切出した後、線幅がIMとなるように
両端から切込みを入れ、第1図に示すように蛇行状に加
工した。なお、第1図において、加工した金属単体又は
合金の中央部は省略している。
次に、第1図図示の形状の各金属単体又は合金に下記表
に示す条件で熱酸化処理を施し、金属単体又は合金の表
面に、アルミナ又はジルコニアを主成分とする酸化物か
らなる赤外線放射体を形成した。各赤外線放射体につい
て、下地金属との密着性及び厚さを調べた結果を下記表
に示す。
に示す条件で熱酸化処理を施し、金属単体又は合金の表
面に、アルミナ又はジルコニアを主成分とする酸化物か
らなる赤外線放射体を形成した。各赤外線放射体につい
て、下地金属との密着性及び厚さを調べた結果を下記表
に示す。
」二記表に示すように実施例1〜6.11〜17.21
〜23では、赤外線放射体はクラックや剥離かなく、適
当な厚さを有していた。これに対して、比較例]、11
.22の場合には熱酸化処理の温度か低いため赤外線放
射体の厚さか薄くなった。
〜23では、赤外線放射体はクラックや剥離かなく、適
当な厚さを有していた。これに対して、比較例]、11
.22の場合には熱酸化処理の温度か低いため赤外線放
射体の厚さか薄くなった。
また、比較例2,12.21の場合には合金組成が不適
当であったり、熱酸化処理温度が高いため、赤外線放射
体に剥離か生じ、実用に供することができなかった。
当であったり、熱酸化処理温度が高いため、赤外線放射
体に剥離か生じ、実用に供することができなかった。
次いで、第1図に示すように」−記のようにして作製さ
れた赤外線ヒータ]の両端の赤外線放射体を除去した後
、電極2,2を取付けた。各ヒータについて、抵抗値を
測定したところ、実施例1〜6、実施例11〜17は約
2Ω、実施例21.22は約コ2Ω、実施例23は約2
0Ωてあった。
れた赤外線ヒータ]の両端の赤外線放射体を除去した後
、電極2,2を取付けた。各ヒータについて、抵抗値を
測定したところ、実施例1〜6、実施例11〜17は約
2Ω、実施例21.22は約コ2Ω、実施例23は約2
0Ωてあった。
更に、以上の各ヒータについて、実施例1〜6、比較例
1、実施例11〜17、比較例11では約30Vの電圧
を印加し、実施例21〜23、比較例22ては約100
Vの電圧を印加した場合の、昇温特性及び放射される赤
外線の波長分布を調べた。これらの結果を第4図及び第
5図に示す。
1、実施例11〜17、比較例11では約30Vの電圧
を印加し、実施例21〜23、比較例22ては約100
Vの電圧を印加した場合の、昇温特性及び放射される赤
外線の波長分布を調べた。これらの結果を第4図及び第
5図に示す。
第4図は、実施例]の赤外線ヒータの昇温特性と、従来
のシーズ型の赤外線ヒータの昇温特性とを示すものであ
る。第4図から明らかなように、本発明に係る赤外線ヒ
ータは、従来の赤外線ヒータと比較して、極めて短時間
てヒータ表面の温度が上昇することがわかる。なお、第
4図には図示しないが、実施例1以外の他の実施例のヒ
ータでも同様の昇温特性が得られた。
のシーズ型の赤外線ヒータの昇温特性とを示すものであ
る。第4図から明らかなように、本発明に係る赤外線ヒ
ータは、従来の赤外線ヒータと比較して、極めて短時間
てヒータ表面の温度が上昇することがわかる。なお、第
4図には図示しないが、実施例1以外の他の実施例のヒ
ータでも同様の昇温特性が得られた。
また、第5図は、実施例1,21、比較例1゜22の赤
外線ヒータから放射される赤外線の波長分布を示すもの
である。第5図から明らかなように、実施例1及び21
の赤外線ヒータでは物質の加熱に有効な3〜15pの波
長の赤外線が選択的に放射されていることがわかる。こ
れに対して、比較例1及び22の赤外線ヒータでは3〜
15.cmの波長の赤外線の放射か少なくなっている。
外線ヒータから放射される赤外線の波長分布を示すもの
である。第5図から明らかなように、実施例1及び21
の赤外線ヒータでは物質の加熱に有効な3〜15pの波
長の赤外線が選択的に放射されていることがわかる。こ
れに対して、比較例1及び22の赤外線ヒータでは3〜
15.cmの波長の赤外線の放射か少なくなっている。
これは比較例1及び22ては赤外線放射体の厚さが薄い
ためであると考えられる。なお、第5図には図示しない
が、実施例1及び21以外の他の実施例のヒータでも同
様の赤外線放射特性が得られた。
ためであると考えられる。なお、第5図には図示しない
が、実施例1及び21以外の他の実施例のヒータでも同
様の赤外線放射特性が得られた。
なお、」二記実施例では、第1図に示す形状のヒータに
ついて説明したが、ヒータ形状はこれに限定されず、例
えば第2図又は第3図に示す形状でもよい。第2図は、
板状の赤外線ヒータ3の対向する2辺に電極4.4を形
成したものである。第3図は、円筒状の赤外線ヒータ5
の両端部に電極6.6を形成したものである。
ついて説明したが、ヒータ形状はこれに限定されず、例
えば第2図又は第3図に示す形状でもよい。第2図は、
板状の赤外線ヒータ3の対向する2辺に電極4.4を形
成したものである。第3図は、円筒状の赤外線ヒータ5
の両端部に電極6.6を形成したものである。
[発明の効果]
以」二詳述したように本発明によれば、極めて簡単な構
造を有し、速熱性に優れ、しかも使用中に劣化が生じに
くい等顕著な効果を奏する赤外線ヒータを提供できるも
のである。
造を有し、速熱性に優れ、しかも使用中に劣化が生じに
くい等顕著な効果を奏する赤外線ヒータを提供できるも
のである。
第1図は本発明の実施例における赤外線ヒータを一部省
略して示す平面図、第2図は本発明の他の実施例におけ
る赤外線ヒータの平面図、第3図は本発明の更に他の実
施例における赤外線ヒータの斜視図、第4図は本発明の
実施例1の赤外線ヒータ及び従来の赤外線ヒータの昇温
特性を示す特性図、第5図は本発明の実施例1.21の
赤外線ヒータ及び比較例1.22の赤外線ヒータの赤外
線放射特性を示す特性図である。 1.3.5・・・赤外線ヒータ、2,4.6・・・電極
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 −一¥? ぢ;炬■
略して示す平面図、第2図は本発明の他の実施例におけ
る赤外線ヒータの平面図、第3図は本発明の更に他の実
施例における赤外線ヒータの斜視図、第4図は本発明の
実施例1の赤外線ヒータ及び従来の赤外線ヒータの昇温
特性を示す特性図、第5図は本発明の実施例1.21の
赤外線ヒータ及び比較例1.22の赤外線ヒータの赤外
線放射特性を示す特性図である。 1.3.5・・・赤外線ヒータ、2,4.6・・・電極
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 −一¥? ぢ;炬■
Claims (7)
- (1)金属単体又は合金製の発熱体表面にあらかじめ熱
酸化処理を施すことにより赤外線放射体を形成したこと
を特徴とする赤外線ヒータ。 - (2)赤外線放射体がアルミナ又はジルコニアのうち少
なくともいずれか一方を含む酸化物からなることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の赤外線ヒータ。 - (3)発熱体がCr15〜30重量%、Al2〜10重
量%、Y及び希土類元素のうち少なくとも1種0.05
〜1重量%、残部Feなる組成を有することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の赤外線ヒータ。 - (4)発熱体がCr15〜30重量%、Al2〜10重
量%、Ti、Zr、Hfのうち少なくとも1種0.05
〜2重量%、残部Feなる組成を有することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の赤外線ヒータ。 - (5)発熱体がCr15〜30重量%、Al2〜10重
量%、Ni5〜30重量%、Y及び希土類元素のうち少
なくとも1種0.05〜1重量%、残部Feなる組成を
有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の赤
外線ヒータ。 - (6)発熱体がCr15〜30重量%、Al2〜10重
量%、Ni5〜30重量%、Ti、Zr、Hfのうち少
なくとも1種0.05〜2重量%、残部Feなる組成を
有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の赤
外線ヒータ。 - (7)発熱体がZr又はZr合金からなることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の赤外線ヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30630486A JPS63160188A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 赤外線ヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30630486A JPS63160188A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 赤外線ヒ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63160188A true JPS63160188A (ja) | 1988-07-02 |
Family
ID=17955491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30630486A Pending JPS63160188A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 赤外線ヒ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63160188A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02205659A (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-15 | Daido Steel Co Ltd | 高電気抵抗材料およびその製造方法 |
JP2021520226A (ja) * | 2018-05-10 | 2021-08-19 | ジェイティー インターナショナル エス.エイ.JT International S.A. | エアロゾル発生デバイスのための消耗品カートリッジ |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP30630486A patent/JPS63160188A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02205659A (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-15 | Daido Steel Co Ltd | 高電気抵抗材料およびその製造方法 |
JP2021520226A (ja) * | 2018-05-10 | 2021-08-19 | ジェイティー インターナショナル エス.エイ.JT International S.A. | エアロゾル発生デバイスのための消耗品カートリッジ |
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