JPS63159252A - コーディエライト組成物および製法 - Google Patents

コーディエライト組成物および製法

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JPS63159252A
JPS63159252A JP62239912A JP23991287A JPS63159252A JP S63159252 A JPS63159252 A JP S63159252A JP 62239912 A JP62239912 A JP 62239912A JP 23991287 A JP23991287 A JP 23991287A JP S63159252 A JPS63159252 A JP S63159252A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 アルミナ、ムライト、および他の耐火セラミックスは、
以前からタングステン、モリブデン、金、銀、または銅
粉末を含有するインキまたはペーストから作られた伝導
パターンを有するプリント回路用基板、半導体チップを
結合する端子パッド、接続導線、コンデンサー、抵抗器
、カバーおよび導電性パターンの異なる層を接続するバ
イアス(即ち、金属ペーストが充填された孔)として使
用されている。アルミナは、その優秀な絶縁性、熱伝導
率、安定性、および強度のため好ましい。 しかしながら、この材料は、アルミナの高熟成温度およ
び高い熱膨張係数のため、信号伝搬遅延および高性能応
用における雑音、導電性金属の種類の制限を含めて若干
の不利を有する。 アルミニウムの代わりとして、米国特許第2.920,
971号明細書は、誘電性および高い機械的強さを有す
るガラスセラミックスの使用を開示している。これらの
ガラスセラミックスは、焼結ガラスセラミックスと対立
したものとして「バルク(bu I k)結晶化」また
は「バルク」ガラスセラミックスとして特徴づけられる
。バルクガラスセラミックスは、一般に、焼結ガラスセ
ラミックスよりも、後者の高い曲げ強さのため劣る。 焼結ガラスセラミックスは、周知であるが、多くのガラ
スセラミックスが1000℃をはるかに超える温度での
み焼結できるので、プリント回路用基板としては一般に
不適当である。このような温度は、プリント回路内の金
(融点1064℃)、銀(962℃)および銅(108
3℃)の融点よりも高い。 米国特許第4,587,067号明細書は、低熱膨張変
性コーディエライト組成物の製法を開示している。この
方法は、Mg0SA1203、SiOおよびG e O
2をブレンドし、ブレン2′ ドされた材料を湿式ボールミル粉砕によって、均質化し
、オーブン乾燥し、微粉砕し、冷間圧粉しくcompa
ct ) 、焼結し、そして完全密度に圧密する(co
nsolidate )ことを含む。焼結は、約135
0℃で実施する。 1000℃未満で焼結する1つの方法は、ヘルゲソン(
こよってサイエンス命オブ・セラミックス(Scicn
cc of Ceramics ) 、ブリティッシュ
番セラミックφソサエティー、1976年、第347頁
〜第361頁に教示のようにガラス粉末をアルカリ溶液
で処理し、次いで、真空下で焼結する方法である。10
00℃未満で焼結する別の技術は、比較的高い流動度の
ためプリント回路用基板としでは不適当なガラス組成物
を使用することである。 この流動度は、これらの材料を焼結する時に基板の伝導
パターンの移動を生ずる。 米国特許第4.413,061号明細書は、クリスタリ
ットの硬質網目が形成されるようにガラスセラミックス
を焼結時に結晶化することによりて焼結ガラスセラミッ
クスに関する前記問題点を克服しようとしている。これ
らのクリスタリットは、基板の流動度を減少することに
よって、より大きい寸法制御およびひずみ制御を可能に
する。 米国特許第4,413,061号明細書に係るコーディ
エライト(2M g O争2 A 1203Φ5SiO
)ガラスセラミックスは、Al2O3とMgOとS 五
〇 2と他の材料との混合物を溶融し、溶融ガラスを冷
水中に注ぐことによって急冷してカレットを製造し、カ
レットを粉砕し、粉砕カレットを結合剤と混合し、混合
物を注型してシートにし、導電性パターンをシート上に
置き、積層し、通常少なくとも925℃の温度において
焼結することによって#製される(表■参照)。−例(
即ち、例10)として、870℃程度の低い焼結温度は
、満足であることが示される。得られたコーディエライ
トは、主としてμまたはα相またはそれらの混合物であ
る。米国特許第4,413,061号明細書に記載の方
法は、コーディエライトを生成するが、このコーディエ
ライトの粒は、均質ではない。また、この方法は、超高
温ガラス溶融工程およびかなりの高温焼結工程を必要と
する。 更に、焼結前に繊維を米国特許第4,413,061号
明細書に記載のセラミック粉末と混合する時に均一な繊
維補強を達成することは、困難である。 セラミックス材料は、アルコキシドから生成されて来た
。しかしながら、マグネシウムアルコキシドが一般に通
常の有機溶媒に不溶性であるので、成るセラミック組成
物を単一反応器中で均質な液状マグネシウム−アルミニ
ウム−シリコンアルコキシドから調製することは、可能
ではなかった。 アルコキシドの各々を別個に生成し、次いで混合すると
しても、均一な分布は、マグネシウムの不溶性のため達
成できない。 米国特許第4,242.271号明細書および第4.2
88,410号明細書は、不純なアルミニウムを化学量
論的に過剰の一価アルコールと反応させることによって
アルミニウムアルコキシドを生成している。 米[1i1特許第3.761,500号明細書は、マグ
ネシウム−アルミニウムダブルアルコキシドおよび下記
の非接触反応 Mg+2AI (OR)3+2ROH;:Mg [AI
 (OR) 4) 2+H2十MgA 12(OR) 
8 (式中、OR基は炭素数4〜7のアルコキシ基である) に従っての製法を開示している。この方法は、アルミニ
ウムアルコキシド2当量とマグネシウム1当量との反応
を包含する。従って、最終生成物の組成は、マグネシウ
ム対アルミニウムの比率1:2に限定される。ダブルア
ルコキシドは、ダブルアルコキシドを水で加水分解し、
次いで、加水分解生成物をか焼または焼成することによ
って超高純度スピネルを生成するのに使用できる(第2
欄第33行〜第41行)。この方法の生成1は、耐火材
料として有用である。 米国特許第3,791.808号明細書は、シリコンア
ルコキシドを加水分解し、加水分解生成物を金属アルコ
キシド、金属水溶液、または水と反応させてゲルを生成
し、加熱して熱的に結晶化された生成物を生成すること
によって熱結晶性酸化物生成物を製造する方法に関する
。熱的に結晶化された生成物は、好ましくは粒径的0.
2μ未満を有する粒状物であり、この粒状物は処理して
緻密体または多孔体を製造することができる。いかなる
金属も金属酸化物成分において好適であると言われてい
るが、マグネシウムは、アルコキシドの形態では使用で
きない。その理由は、このようなアルコキシドが好適に
は可溶性ではないからである。米国特許第3,791,
808号明細書に開示の生成物は、熱交換器、ディナー
ウェア、およびa!1器で有用である。 米国特許第4.052.428号明細書は、アルミニウ
ム金属をイソブチルアルコールとn−ブチルアルコール
との混合物と反応させることによって安定なアルミニウ
ムアルコ牛シト溶液を調製する方法に関する。得られた
アルコキシドは、触媒およびペイント添加剤を調製する
際に有用である。 米国特許第4,266.978号明細書は、金属アルコ
キシドを金属ハロゲン化物と反応させ、反応生成物を加
熱することによって生成される少なくとも2wLの金属
酸化物の非水性ゲルを開示している。ゲルは、600℃
〜約1300℃の温度でか焼して酸化物のガラス状また
は結晶性の超顕微鏡的に均質な混合物を調製する。 米国特許第4.422,965号明細書は、核廃棄物の
溶液をホウケイ酸ガラスに封じ込める方法を開示してい
る。ガラス前駆物質は、アルコキシドの混合物から生成
し、これらの混合物は加水分解し、次いで、重合して有
機物を含まない酸化物網目を製造する。 米国特許第4.430.257号明細書は、テトラエチ
ルオルトシリケート(TEOS)、アルミニウムアルコ
キシド、またはマグネシウム−アルミニウムアルコキシ
ド(比率1 : 2) 、ホウ素アルコキシドまたはカ
ルシウムアルコキシド、アルコールおよびナトリウム化
合物から調製されるガラス生成組成物に核廃棄物を封じ
込める方法に関する。一旦、組成物成分が緊密に混合し
たら、過剰のアルコールおよび水は、共沸物として沸騰
して均質なコロイドガラス生成組成物を残す。 発明の概要 本発明によれば、少なくとも1種の第UA族金属(即ち
、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、バリウム、ラジウム)、少なくとも1種の第II
IA族金属(即ち、アルミニウム、ガリウム、インジウ
ム、タリウム)、および少なくとも1種のシリコンテト
ラアルコキシド(例えば、テトラエチルオルトシリケー
ト、テトラメチルシリケート)は、第IIA族金属−第
IIA族金属−シリコン混合液状アルコキシドを生成す
るのに使用する。この第IIA族金属−第IIIA族金
属−シリコン混合液状アルコキシドは、セラミック粉末
に転化し、次いで、圧粉し、焼結することができる。好
ましい態様においては、圧粉焼結セラミック粉末はコー
ディエライト、第IIA族金属はマグネシウム、第II
IA族金属はアルミニウム、シリコンテトラアルコキシ
ドはテトラエチルオルトシリケート、第IIA族金属−
第IIIA族金属−シリコン混合液状アルコキシドはマ
グネシウム−アルミニウム−シリコンエトキシドである
。 均質な可溶性液状アルコキシドは、少なくとも1mのシ
リコンテトラアルコキシドと少なくとも1種の第IIA
族金属と少なくとも1種の第IIIA族金属との混合物
を、式ROR’  (式中、Rはアルキル基であり R
/は水素またはアルキル基である)によって規定される
液体と反応させることによって生成する。Rは、好まし
くは炭素数1〜3の低級アルキル基であり、一方、R′
は、好ましくは水素である。液体がアルコキシド合成条
件(即ち、圧力および温度)下で液体のままであるなら
ば、式ROR’によって規定される液体は、中でも、ア
ルコールまたはエーテルであることができる。前記のよ
うに、好ましいアルコキシドは、式ROR’ によって
規定される液体がエタノールである時に生ずるマグネシ
ウム−アルミニウム−シリコン液状エトキシドである。 エタノールを利用する時には、エタノールと金属との反
応は、水素を発生し、一方、エーテルをその代わりに使
用するならば、ガスは、その反応によっては発生しない
。 シリコンテトラアルコキシドは、いかなる低級アルキル
基からも生成できる。炭素数1〜3のアルキル基が、最
も好ましい。式ROR’ によって規定される液体およ
びシリコンテトラアルコキシドは、同じ配位子を有する
ことが特に好ましい。 好ましい態様においては、このことは、テトラエチルオ
ルトシリケートをシリコンテトラアルコキシドとして利
用し、エタノールを式ROR’ によって規定される液
体として使用することによって達成される。 第IIA族金属と第IIIA族金属とシリコンテトラア
ルコキシドとの反応時に、化学量論量よりも少ない量の
式ROR’によって規定される液体を最初に使用し、追
加量の液体を周期的に反応混合物に加えて反応速度を制
御し、反応が完了するまで、このような添加を続ける。 式ROR’ によって規定される液体がエタノールであ
る時には、この液体は、水素発生の反応速度が止むか実
質上止む時に加える。反応混合物は、場合によって、ア
ルコキシド合成速度を増大するのに有効な量の速度増大
剤を含有できる。好適な速度増大剤の一例は、いかなる
アルコキシ化触媒、例えば、分子状ハロゲン、金属ハロ
ゲン化物、およびそれらの混合物である。好ましくは、
速度増大剤は、第IIA族金属1モル当たり5.5X1
0’〜1.3X10−3モルの量の分子状ヨウ素である
。 1つの別の態様は、少なくとも1種の第IIA族金属の
全部または一部分を少なくとも1種の第IIA族金属(
即ち、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、
セシウム、フランシウム)と取り替えることである。 アルコキシド中のマグネシウムおよびアルミニウムは、
単にマグネシウムアルコキシドとアルミニウムアルコキ
シドとのブレンドとして存在するのではなく、その代わ
りにアルコキシ化工程時に錯化すると信じられる。この
錯体は、それを与えるために圧粉焼結コーディエライト
まで通して担持され、反応によって生成されるすべての
中間体物質は性質を改善すると考えられる。そのアルコ
キシド形態の錯体は、次式 %式% (式中、Rはアルキル基である) のMg (OR)  およびAl (OR) 3の等極
アルコキシドであると信じられる。この等極アルコキシ
ドが生成される時には、マグネシウムは、アルミニウム
およびシリコンテトラアルコキシドを含有するエタノー
ルに溶ける。このような等極アルコキシド生成は、混合
液状アルコキシド中のマグネシウム対アルミニウムのモ
ル比が7,0:1から0.2:1である時に達成できる
。このように、従来技術の方法によっては達成できなか
った1;2よりも大きいマグネシウム対アルミニウムの
モル比が、令達底できる。 混合液状アルコキシドは、第IIA族金属−第IIIA
族金属−シリコン混合液状アルコキシドを、水和量II
A族金属−第IIIA族金属−シリコン混合酸化物を生
成する条件下で処理し、水和第IIA族金属−第III
A族金属−シリコン混合酸化物を乾燥することによって
反応して焼結性セラミック粉末を調製できる。好ましい
態様においては、水和節IIA族金属−第IIA族金属
−シリコン混合酸化物は、水和マグネシウム−アルミニ
ウム−シリコン混合酸化物である。この水和金属混合酸
化物を乾燥した後、ボールまたはジェットミル粉砕によ
ってミル粉砕できる。或いは、材料は、エタノールまた
は水中で湿式ミル粉砕し、次いで、乾燥することができ
る。 混合液状アルコキシドを処理して水和化処理第IIA族
金属−第IIIA族金属−シリコン混合液状酸化物を生
成する工程は、好ましくは、第IIA族金属−第IIA
族金属−シリコン混合液状アルコキシドを加水分解する
ことによって実施する。 加水分解前に、アルコキシドを場合によって先ずエタノ
ールで希釈する。次いで、水とエタノールとの溶液を加
えて加水分解を行う。水は、好ましくは、水対エタノー
ルの重量比1:12から1:6においてエタノールで希
釈する。これらの比率は、酸化物生成速度を制御するた
めに変化できる。詳細には、加水分解速度は、水対エタ
ノールの高い比率によって増大し、水対エタノールの低
い比率によって減少する。迅速な生成速度は、焼結製品
中に多くの相を有する緻密な酸化物を生成する傾向を増
大するであろうし、一方、遅い生成速度は、焼結製品中
に1つの相を有する均質な酸化物を生成する傾向がある
。 加水分解は、ゾルであることができる生成物を生成する
。放置すると、ゲルが、生成する。ゲル化後、ゲルは、
場合によって、実質的重合を行い、かつ加水分解を完了
するのに十分な時間不動的にねかす。有用な重合は、一
般に、水の濃度(とりわけ)に応じて10秒〜24時間
のいずれでも生ずる。不動ねかし後、水を場合によって
ゲルに加え、水と混合されたゲルを攪拌してゲルを剪断
し、かつ破壊して小さい粒子にする。この攪拌および連
続加水分解は、温度および希釈度に応じて80℃までの
温度で5日間まで実施できる。剪断後、加水分解工程か
ら生成されたアルコールを場合によって共沸蒸留によっ
て水和第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン酸
化物から分離する。共沸蒸留によって除去されたアルコ
ールは、更に蒸留して、いかなる水も除去し、次いで、
アルコキシ化反応または加水分解反応に再循環すること
ができる。このような再循環は、アルコキシ化反応およ
び加水分解反応に加える新しいエタノールの量を減少す
ることによってプロセスをより経済的にさせる。更に、
プロセスの廃棄物処理要件が、排除される。しかしなが
ら、その後の乾燥工程が水の除去に加えてアルコール除
去を行うのに使用できるので、共沸蒸留工程は、任意で
ある。 セラミック粉末をホウ素でドーピングして焼結を助長す
ることが、しばしば望ましい。この結果を達成する1つ
の方法は、加水分解前に、ホウ酸触媒とアルコールとの
溶液を混合液状アルコキシドとブレンドする方法である
。また、セラミック粉末は、リンでドーピングして核生
成を促進し、かつ微構造発現を調整することができる。 リンでこのようなドーピングを行う1つの方法は、加水
分解前に、リン酸と水とエタノールとの溶液を液状アル
コキシドに加える方法である。更に、酸化リチウム、酸
化チタン、酸化スズ、および酸化ジルコニウムは、同様
に、得られるセラミック粉末をドーピングするのに使用
することによって核生成または焼結を促進することがで
きる。 乾燥ミル粉砕後、水和第IIA族金属−第IIIA族金
属−シリコン混合金属酸化物は、か焼して(即ち、脱ヒ
ドロキシ化)第IIA族金属−節IffA族金属−シリ
コン混合金属酸化物を生成できる。好ましい態様におい
ては、か焼を行う1つの方法は1、水和マグネシウム−
アルミニウム−シリコン混合金属酸化物を600〜80
0℃に加温する方法である。1つの好ましいか焼温度ス
ケジュールは、水和第IIA族金属−第IIIA族金属
−シリコン酸化物を1時間かけて室温から100℃に加
温し、温度を100℃に1時間維持し、100℃/hr
の速度で100℃から700〜750℃に加熱し、冷却
することからなる。 か焼後、第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン
混合金属酸化物は、乾式ボールミル粉砕、エタノール中
での湿式ボールミル粉砕、またはジェットミル粉砕によ
ってミル粉砕して混合金属酸化物の粒径を減少すること
ができる。 好ましい態様においては、か焼生成物は、マグネシウム
−アルミニウム−シリコン酸化物の均一な大きさの接着
非晶質一次粒子のアグロメレートである。アグロメレー
トは、均質な液体溶液から最後に調製される結果、均一
で均質な組成を有し、一般に、砕けやすくて、いかなる
好適な手段(例えば、前記バラグラフに開示のもの)に
よっても、前記米国特許第4,413,061号明細書
に記載のカレットよりも小さいサイズおよび均一な粒度
分布にミル粉砕させる。ホウ素またはリンでドーピング
する時には、一次粒子は、ホウ素およびリンの酸化物を
含有できる。アグロメレートの各々は、典型的には1〜
50μの大きさを有する。 任意のか焼後、第IIA族金属−第IIIA族金属−シ
リコン混合酸化物粉末は、ミル粉砕して、実質上完全密
度に圧粉し焼結することができるようにさせる。焼結は
、非晶質一次粒子の結晶化を生じさせる。しきい焼結温
度は、混合金属酸化物の粒の均質性およびコンシスチン
シーの指標である。 本発明においては、マグネシウム−アルミニウム−シリ
コン混合酸化物は、925℃未満、好ましくは900℃
未満、より好ましくは875℃未満。 最も好ましくは850℃(前記米国特許第4,413.
061号明細書のしきい焼結温度未満)で焼結できる程
度に均一である。 酸化物中のマグネシウム、アルミニウムおよびシリコン
の組成を制御することによって、結晶性コーディエライ
トセラミックスは、焼結時に生成する。好ましくは、酸
化物は、マグネシウム10〜40重量%、アルミニウム
15〜40重量%、およびケイ素40〜75重量%を含
有する。組成限度は、一方で、コーディエライトが主要
結晶性相として現れて所望の熱膨張係数を達成すること
を保証する必要により設定され、他方で、焼結を低温で
容易にする必要により設定される。ホウ素またはリンド
ーピング剤を使用したならば、コーディエライトも、そ
れぞれホウ素およびリンの酸化物を包含するであろう。 理論によって限定することを欲しないが、か焼によって
生成されるアグロメレートが前記米国特許第4,413
,061号明細書に記載のガラスカレットの大きさより
も小さい大きさに粉砕する容易さ、および米国特許第4
,413,061号明細書に記載の方法よりも低い温度
で焼結する粉砕アグロメレートの能力は、本法の前の工
程から生ずると信じられる。詳細には、粉砕の容易さは
、小さい一次粒子を調製するアグロメレートの結果とし
て生ずると信じられる。更に、非凝集粒子を製造するこ
とが可能である。低温で焼結する能力は、ゲル化時およ
びねかし時に生ずる重合から生ずる高い均質度のため達
成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、コーディエライトを製造するのに好ましい態
様に係る本発明の方法を示す工程系統図である。本法に
おいては、マグネシウムA1アルミニウムC1テトラエ
チルオルトシリケートE1およびエタノールDは、ヨウ
素開始剤Bの存在下でのエトキシド生成反応2を受ける
。エトキシド生成反応2は、水素ガスFおよびマグネシ
ウム−アルミニウム−シリコン混合液状エトキシドGを
発生し、このエトキシドは貯蔵するか(3)エタノール
Eと混合する(5)ことができる。エタノールH中のホ
ウ酸結晶は、場合によって、混合物が加水分解6を受け
る前にエタノールとマグネシウム−アルミニウム−シリ
コン混合液状エトキシドとの混合物に添加できる。加水
分解6は、エタノールIと水Jと場合によってリン酸に
との混合物(すべてはブレンド8を受けた)を加えるこ
とによって行う。加水分解6は、ゲルKを生成し、この
ゲルを不動ねかしくquiescent agtng 
) 10に付して更なる重合を行う。次いで、ねかした
ゲルLを剪断12に付して破壊して小さい粒子のスラリ
ーMにした後、共沸蒸留14を施してエタノールEを残
りのスラリーNから分離する。共沸蒸留によって分離さ
れたエタノールは、アルコール−水分離器13で乾燥し
た後、混合工程4またはエトキシド生成工程2に再循環
できる。次いで、スラリーは、任意の追加の攪拌を受け
て完全な加水分解16を行う。次いで、ねかしたゲルO
を乾燥18(水および残留エタノールPを除去)または
エタノールまたは水Qの存在下での湿式ミル粉砕20の
いずれかに付す。湿式ミル粉砕20後、ミル粉砕材料R
を乾燥18に付す。次いで、乾燥水和マグネシウム−ア
ルミニウム−シリコン混合酸化物Sは、ボールまたはジ
ェットミル粉砕22を受けた後、か焼24して水和マグ
ネシウム−アルミニウム−シリコン混合酸化物を凝集マ
グネシウム−アルミニウム−シリコン混合酸化物Tに転
化することができる。次いで、か焼付材Tは、乾式ボー
ルまたはジェットミル粉砕26またはエタノールまたは
水U中の湿式ミル粉砕28を受けることができる。次い
で、ミル粉砕材料は、圧粉し焼結して緻密なセラミック
部品Wを製造できる。 第2図は、好ましい態様に係る本発明の商業的変法の概
略図である。この態様によれば、アルコールおよびテト
ラエチルオルトシリケートをそれぞれアルコール秤量タ
ンク102およびテトラエチルオルトシリケート秤量タ
ンク104中で秤量する。これらの秤量タンクからの材
料をアルコキシド反応器108に装入する。マグネシウ
ムおよびアルミニウムをスクリューコンベヤー106に
よって反応器に装入する。アルコキシド反応器108に
おいては、反応体をミキサー110によって攪拌し、反
応器を囲むスチームジャケット112によって加熱する
。また、窒素源109からの窒素をアルコキシド反応器
に加えて、反応体の初期装入時の爆発雰囲気の生成を防
止する。冷却器114は、アルコキシド反応器108に
残る蒸気から凝縮性物質を除去し、それゆえ非凝縮性物
質のみ(例えば、水素)が排出される。 アルコキシド反応完了後、生成物をアルコキシド反応器
108の底から導出し、加水分解反応器116に装入す
る。また、秤量タンク118で水および鉱酸と混合され
たアルコールを加水分解反応器116に装入する。この
反応器中の材料をミキサー120によって攪拌し、スチ
ームジャケット122によって加熱して加水分解を行う
。また、窒素を加水分解反応器116に加えて爆発を防
止する。蒸気を反応器から除去し、冷却器126に通過
して凝縮性物質を加水分解反応器に返送する。 加水分解完了時に、生成物は、加水分解反応器116に
残って不動ねかしおよびミキサー120での剪断を可能
にする。 ねかし、剪断後、加水分解反応器116中の物質をスト
リッパー128に装入する。このストリッパー128に
おいては、この物質をミキサー130のよって攪拌し、
リボイラー136によって加熱する。窒素源132から
の窒素および水源134からの水をストリッパーに加え
て、それぞれ爆発を防止し、ストリッピング用水を与え
る。 ストリッパー128中で発生された蒸気を導出し、共沸
蒸留塔138に通過する。このような共沸蒸留は、通常
、1よりも多い蒸留塔を必要とする。 従って、塔138は、このような共沸蒸留を行うのに必
要な複数の塔を表す。塔頂留出物は、冷却器140を通
過してアルコール回収システムに行く。蒸留塔138か
らのボトム物をストリッパー128に再循環する。 ストリッパー128の底から導出された物質(即ち、水
和マグネシウム−アルミニウム−シリコン混合金属酸化
物)を噴霧乾燥機142に装入する。 噴霧乾燥水和マグネシウム−アルミニウム−シリコン混
合金属酸化物を濾過バッグハウス144に通過し、そこ
からガスを排気する。濾過バッグハウス144によって
保持される固体物質を回転か焼器146に通過し、そこ
でマグネシウム−アルミニウム−シリコン混合金属酸化
物アグロメレートを生成する。 か焼物質をジェットミル148で粉砕し、濾過バッグハ
ウス150に搬送する。ガスを濾過バッグハウス150
から排気し、一方、保持された物質を爾後の圧粉、焼結
および使用のための生成物ドラミングユニット152に
おいてドラムに入れる。 例1 このアルコキシド合成の場合には、22gのガラスフラ
スコから作られた反応器を使用する。フラスコは、温度
計およびミキサーを受容し、かつアルコキシド合成時に
生成されるガスを排出する開口部3個を有する。ガスを
排出する開口部は、凝縮物を反応器に返送する冷却器を
備え、かつ生成される非凝縮性ガスの容量を測定するガ
スメーターを備えている。温度計用開口部は、分岐を有
し、この分岐を通して反応体はフラスコに添加できる。 抵抗ヒーターは、フラスコの内容物を加温するために反
応フラスコの下に配置されている。 反応フラスコにおいては、下記反応体を混合する:テト
ラエチルオルトシリケート5. 556)cg。 アルミニウム金属349.62g、マグネシウム金属3
82 、 74 g−ヨウ素2.99gおよびエタノー
ル450 go次いで、ヒーターをつけて、反応体を加
温する。反応体を70℃に加熱する。 アルコールと金属との間の発熱反応が、生じて、温度を
液状反応体の沸点(約78℃)に上げる。 一旦反応が完了近くになったら、フラスコ内容物を冷却
させ、その際に、追加のアルコールを加えて残存金属と
の更なる反応を可能にする。この周期的アルコール添加
は、以下の表1に記載のスケジュールに従って行う。反
応を完了するのに必要とされる化学量論量よりも少ない
量の周期的アルコール添加は、反応速度上により良い制
御を可能にする。 表1 時間   添加アルコール(g)  添加時温度(’C
)0時間    615       7018時間 
   585       2035時間    14
00       2039時間10分  500  
     3062時間40分  1000     
  7g63時間lO分  104        N
/A(入手不能)この反応の結果、混合液状アルコキシ
ド9.845kgが、生成される。アルコキシドを分光
写真技術によって分析したところ、表2に記載の金属成
分を含有することが見出される。 表2 Mg      3.80wt% A1     3.49wt% Si      9.62wt% アルコキシドの目視検査は、金属反応体のすべてが溶液
中にあることを示す。 第二反応器を今使用してアルコキシドを処理する。第二
反応器は、容量20ガロンを有するスチームジャケット
付きのステンレス鋼製容器である。 この反応器は、ミキサー、熱電対、反応体を装入する開
口部、凝縮物が反応器に返送されるように配置された冷
却器が設けられた蒸気出口開口部、および液体生成物を
排出するボトム出口を備えている。 混合液状アルコキシド9.845)cgをエタノール7
.870kgを含有する第二反応器に加える。 次いで、ホウ酸52.31gとエタノール370gとの
混合物を第二反応器に加える。次いで、蒸留水3.16
0kgおよびエタノール23.640驕と混合されたリ
ン酸(85%)47.75gをタンクにおいて混合し、
次いで、第二反応器に移す。第二反応器のミキサーを5
分間作動して、その内容物を攪拌し、かつ加水分解を行
う。次いで、反応器中の物質をゲル化させ、16時間不
動でねかす。ゲルを剪断するために、蒸留水20. 7
55kgを反応器に加える。次いで、第二反応器の内容
物をスチームジャケットの操作によって加温し、ミキサ
ーを使用して攪拌してゲルを破壊して小さい粒子にする
。この工程時に、凝縮物を反応器に返送する第二反応器
の出口上の冷却器を止め、下流冷却器を作動して、凝縮
されたアルコールおよび水をシステムから除去する。ア
ルコールおよび水蒸気を蒸留によって反応器から連続的
に除去し、水と取り替える(水のアリコートを以下の表
3に記載のスケジュールに従って反応器に加える)。 この除去および取り替えの正味の効果は、大体一定の液
体容量を維持することである。 表3 時間       水添加(g)  反応器温度℃0 
       20.775 0.5分    21.540   782B、5分 
     22.480     8457.5分  
    10.895     921時間14.5分
   10.905     931時間18.5分 
   8.880      N/A1時間32.5分
   10.980     932時間21.5分 
  21.875      N/A4時間25.5分
   11.810     95次いで、第二反応器
のジャケット用スチームを止め、生成物を第二反応器の
ボトム出口がら水切りしてプラスチックドラムに入れ、
このドラムで室温において4日間ねかす。 ねかし後、プラスチックドラム中の物質を第二反応器に
移し戻し、この第二反応器において反応器ジャケット中
のスチームによって100”Cで41分間加熱して、蒸
留によっていがなる残存アルコールも除去する。スチー
ムを止めた後、第二反応器の内容物を68℃に冷却し、
蒸留水11.210kgを加える。2時間4分後、水和
マグネシウム−アルミニウム−シリコン混合液状酸化物
スラリー57.485kgを反応器から除去し、オーブ
ン中で100℃において乾燥し、1時間ボールミル粉砕
する。得られた生成物の化学組成を誘導結合アルゴンプ
ラズマ分光写真アナライザー中で分析する。生成物の組
成を以下の表4に示す。 表4 Mg0      14.5wt% Al2O315,3wt% 5in2    30.4wt% B2O30゜67 w t 96 P205     0.71wt% 強熱減量     39.1wt% ボールミル粉砕後、得られた生成物を下記スケジュール
に従ってか焼する:室温から100”Cまで1時間で加
熱し、100℃で1時間ソーキングし、100℃/hr
の速度で100℃から700℃まで加熱し、700℃で
2時間ソーキングし、室温に冷却する。か焼後、生成物
をジェットミル粉砕して、平均粒径約4μとする。 例2 例1で利用した第一反応器と同様の第一反応器を使用し
て、テトラエチルオルトシリケート5゜555kg、ア
ルミニウム金属350.04g、マグネシウム金属38
2.37g、ヨウ素2872gおよびエタノール139
5gを混合する。次いで、この反応混合物を数時間加熱
し、70℃に達する時にエタノール1.600kgを加
える。連続加熱時に、反応器内容物は、激しく沸騰し、
アルコールと金属との間の発熱反応が進行する。反応器
が1時間48分後に78℃である時に、追加の800g
のアルコールを加え、別の45gをそれから34分後に
加える。22時間16分後に、エタノール1.745k
gを加える。金属反応体のすべてが溶液中にあり、かつ
アルコキシドが生成されるまで、この反応は、進行する
。次いで、アルコキシドの化学組成を分光写真的に分析
したところ、以下の表5に示す金属成分を有することが
見出される。 表5 Mg      4.28wt% A1     3.90wt% Si      9.11wt% 次いで、アルコキシド8458.64gを例1で使用し
た第二反応器中でエタノール 10.330kgと混合する。次いで、エタノール40
6.43gに溶解されたホウ酸51.99gを第二反応
器に加える。別個のタンクにおいて、リン酸(85%)
48.49g、蒸留水3.30kg、およびエタノール
28,850kgを一緒に混合し、次いで、反応器に加
える。反応器の内容物を5分間混合し、次いで、セット
させ、ゲルを生成させる。セツティング20時間30分
後、蒸留水22.675kgを反応器に加え、ミキサー
を使用してゲルを剪断し、破壊して小さい粒子とする。 剪断ゲルの組成を以下の表6に示す。 表6 Mg0    1.27wt% Al2O31,21wt% 5i02   4.5wt% B 203   0 、0556 w t%P2O50
,0491wt% 剪断ゲルの残部は、主として水およびアルコールである
。次いで、スチームジャケットを作動してアルコールを
共沸的に反応器から除去する。この工程で、第二反応器
の出口上の冷却器を止め、下流冷却器を作動して凝縮性
アルコールおよび水蒸気をシステムから除去する。アル
コールおよび水蒸気を蒸留によって反応器から連続的に
除去し、その際に大体一定の容量を維持するのに必要な
量の水のアリコートを反応器に加える。水添加および反
応器温度のスケジュールを以下の表7に与える。 表7 時間      添加水(g)  反応器温度(”C)
20時間30分   22.675     N/A2
0時間48分   20.895      N/A2
0時間53分   Ll、680     7921時
間4分   22.705    8521時間22分
   11,190    8921時間29分   
10.955    9421時間44分   10.
615    9521時間54分   11.285
    9722時間4分   11,540    
 N/A次いで、スチームジャケットヒーターを止め、
得られた物質を4日間ねかす。ねかしたスラリー生成物
の化学分析を以下の表8に示す。 表8 Mg0    0.60wt% Al2O30,58wt% SiO21,0wt% B2O30,0298wt% P2O50,0288wt% ねかし完了後、ねかした物質を94℃に加熱して残留ア
ルコールの最終蒸宙を行う。この蒸留工程時に、蒸留水
10.290kgを第二反応器に加える。蒸留2時間後
、水和マグネシウム−アルミニウム−シリコン酸化物生
成物62.259kgを反応器の底から導出し、オーブ
ン中で100℃において乾燥する。乾燥前の水和マグネ
シウム−アルミニウム−シリコン酸化物生成物の化学分
析を以下の表9に示す。 表9 Mg0     0.67wt% Al2O30,64wt% S i O21−23wt% B2O30,028wt% P2O50,030wt% 次いで、乾燥生成物の試料1.265kgを4時間ボー
ルミリ粉砕する。ボールミル粉砕後、試料を化学分析し
たところ、以下の表10に示す組成を有することが見出
された。 表10 Mg0    16.4wt% AI  O17,3wt% SiO30,7wt% B2O30,71wt% P2O50,77wt% 試料のX線回折図は、試料が非晶質であることを示した
。粉末の走査電子顕微鏡写真によれば、アグロメレート
は、サブミクロン粒子からなる。 乾燥米ミル粉砕水和マグネシウム−アルミニウム−シリ
コン酸化物の試料103.23gを下記スケジュールに
従ってオーブン中でか焼する=100℃/hrの速度で
室温から700℃まで加熱し、700℃で4時間ソーキ
ングし、1時間かけて800℃に加熱し、800℃で4
時間ソーキングし、室温に冷却する。 生成物のX線回折図は、生成物が非晶質であることを示
す。赤外吸収図は、試料が非晶質コーディエライトガラ
スであることを示す。 前記パラグラフに従って生成されたか焼物質の粉末試料
46.OOgを下記スケジュールに従って再度か焼する
:200℃/hrの速度で室温から800℃まで加熱し
、2時間かけて1000℃に加熱し、1000℃で2時
間ソーキングし、室温に冷却する。試料のX線回折図は
、試料が高(六方晶)コーディエライト(2Mg0・2
A I  O−53L 02 )であることを示す。赤
外吸収図は、試料が開度に結晶性であることを示す。 未ミル粉砕乾燥粉末の一部分2.39kgを2時間ボー
ルミル粉砕した後、下記スケジュールに従ってか焼する
=100℃/hrの速度で室温から700℃まで加熱し
、700℃で18時間ソーキングし、冷却する。か焼粉
末の化学分析を以下の表11に与える。 表11 Mg0    21,0wt% AI  O22,Owt% SiO38,9wt% B2O30,96wt% P2O50,98wt% 強熱減量   15.9wt% X線回折図は、粉末が非晶質であることを示す。 か焼粉末の4個のディスクは、粉末を1−1/8インチ
(約28.6mm)のダイにおいて30.000psi
でプレスすることによって調製する。グリーン密度を測
定したところ、1、 16g/dである。プレス後、デ
ィスクを下記スケジュールに従って加熱して焼結する=
200℃/hrの速度で室温から700℃まで加熱し、
100℃/hrの速度で700℃から850℃まで加熱
し、850℃で4時間ソーキングし、冷却する。密度を
測定したところ、2.43g/〜または理論密度の約9
5%である。 例3 例1で使用した第一反応器と同様の第一反応器において
、テトラエチルオルトシリケート5.570kg、ヨウ
素1.79g、アルミニウム金属354.76g、マグ
ネシウム金属381.78g。 およびエタノール1.075kgを混合し、80℃に加
熱する。約17時間後、エタノールを以下の表12に従
って50℃で操作している反応器に加表12 時間         エタノール添加(g)1時間4
2分        265 5時間37分        855 23時間42分       610 31時間12分      2550 この反応の結果、マグネシウム−アルミニウム−シリコ
ン混合液状アルコキシド11.610kgを生成する。 生成物を分光写真技術によって分析したところ、以下の
表13に示す組成を有することが見出される。 表13 Mg      5.48wt% AI      5.73wt% Si     14.20wt% 反応完了後、可視の金属反応体は、残っていない。 例1で使用した第二反応器と同様の第二反応器を使用し
て、アルコキシド10.0186kgをエタノール66
10kgと混合し、54℃に加熱する。 次いで、ホウ酸46.80gとエタノール200.12
gとの混合物を反応器に加える。例1で使用した移送タ
ンクと同様の移送タンクにおいて、リン酸(85%)4
2.85g、蒸留水2792.81g、およびエタノー
ル 18.210kgを混合する。反応器温度58℃を使用
して、移送タンクの内容物を第二反応器の内容物と混合
する。次いで、ゲル化し始めるように、第二反応器中の
材料を78℃に加熱する。ゲルを2時間ねかし、反応器
の中間のゲルのみを攪拌する。ねかし2時間後、蒸留水
8310.96gを第二反応器に加える。次いで、第二
反応器中の材料を1時間ねかす。 わかし完了後、反応器の内容物を前記例1および2に記
載のように加熱してエタノールを蒸留する。 蒸留時に、水を以下の表14に示すスケジュールに従っ
て加える。 表14 時間       添加水(g)  反応器温度(”C
)20分         10.175   782
7分         10.145    8037
分         11.020    8446分
         11.145    8757分 
        11.485    931時間9分
     11.500   97次いで、反応器温度
を100℃に上げ、その温度に15分間維持する。次い
で、エタノールおよび水の除去および水の添加を停止し
、物質63142.49gを反応器の底から除去する。 生成物の一部分277.49gを分析のために保持する
。 以下の表15は、生成物の組成を示す。 表15 Mg0         O,83wt%Al2O30
,82wt% S iO21,7w t% B2O30,0375wt% P2O50,0388wt% H2096,8wt% 生成物の残部62865gをオーブン中で乾燥し、分析
する。以下の表16は、生成物の組成を示す。 表16 Mg0      11.9wt% Al2O312,7wt% 5in2    25.9wt% B2O30,52wt% p205     0.55wt% 強熱減j;i      48.7wt%2時間ボール
ミル粉砕後、得られた乾燥粉末の半分を下記スケジュー
ルに従ってか焼する:50’C/hrの速度で室温から
500℃まで加熱し、500℃で2時間ソーキングし、
50℃/ h rの速度で500℃から700℃まで加
熱し、700℃で4時間ソーキングし、室温に冷却する
。か焼粉末を化学分析したところ、以下の表17に示す
組成を有することが見出される。 表17 Mg0       18.3wt% Al2O319,5wt% S i O239,9w t% B2O30,78wt% p205     0.83wt% 強熱減量      20.6wt% か焼粉末のX線回折図は、試料が非晶質であることを示
す。 乾燥物質の他方の半分を3時間ボールミル粉砕し、次い
で、か焼する。か焼を下記スケジュールに従って行う。 50℃/hrの速度で室温から500℃まで加熱し、5
00℃で2時間ソーキングし、温度を50℃/hrの速
度で500℃から700℃まで上げ、700℃で4時間
ソーキングし、室温に冷却する。X線回折図は、粉末が
非晶質であることを示す。 か焼粉末を一緒に混合し、次いで、ジェットミル粉砕す
る。次いで、ジェットミル粉砕粉末を圧力30,000
psiでプレスして直径1−1/8インチ(約28. 
6mm)のディスクにする。次いで、ディスクを下記ス
ケジュールに従って焼結する=100℃/hrの速度で
室温から950℃まで加熱し、950℃で4時間ソーキ
ングし、室温に冷却する。ディスクの密度を測定したと
ころ、2.50g/csJである。 例4 粉末を実質上例1に記載の方法に従って調製する。70
0℃にか焼し、ジェットミル粉砕した後、粉末を分析し
たところ、以下の表18に示す組成を有することが見出
される。 表18 M g 0        20 、 3 w t %
Al2O321,6wt% S i 02     40 、7 w t%B2o3
    0.83wt% P 205      0・3 g w t%強熱減j
l       15.9wt%X線回折図は、粉末が
非晶質であることを示す。 圧力30,000ps iを使用して、直径1−178
インチ(約28.6m)のディスク(各々3g)をプレ
スする。ディスクのグリーン密度を以下の表19に与え
る。 表19 ディスク#    グリーン密度g/cd1     
    1、25 2         1.19 3         1、22 4         1、24 5         1、24 5         1、20 ディスク1および2を下記スケジュールに従って875
℃で焼結する=150℃/hrの速度で室温から700
℃まで加熱し、100℃/hrの速度で700℃から8
75℃まで加熱し、875℃で2時間ソーキングし、冷
却する。一方のディスクのモノリシック部分のX線回折
は、ディスクが高(六方晶)コーディエライトからなる
ことを示す。他方のディスクを粉末に粉砕する。粉砕物
を分析したところ、結晶性コーディエライトであること
を示す赤外吸収図を有することが見出される。X線回折
図は、粉砕物が高(六方晶)コーディエライトであるこ
とを示す。密度を測定したところ、2.50g/cdで
ある。 ディスク3および4を下記スケジュールに従って850
℃で焼結する:150℃/hrの速度で室温から700
℃まで加熱し、100℃/hrの速度で700℃から8
50℃まで加熱し、850℃で2時間ソーキングし、冷
却する。ディスクのモノリシック部分のX線回折図は、
ディスクが非晶質であることを示す。ディスクを100
℃/hrの速度で825℃に再か焼し、冷却させる。デ
ィスクの粉砕部分のX線回折図は、ディスクが非晶質で
あることを示す。赤外吸収図は、粉末が非晶質であるこ
とを示す。密度を測定したところ、2.44g/ciで
ある。 ディスク5および6を下記スケジュールに従って825
℃で焼結する:温度を100℃/hrの速度で室温から
825℃まで上げ、825℃で2時間ソーキングし、冷
却する。各ディスクのX線回折図は、ディスクが非晶質
であることを示す。 例5 例1に記載の方法に従って実質上調製されたか焼ミル粉
砕粉末263gを下記スケジュールに従って800℃で
再か焼する:100℃/hrの速度で室温から500℃
まで加熱し、500℃で3時間ソーキングし、100℃
/ h rの速度で500℃から800℃まで加熱°し
、800℃で2時間ソーキングし、冷却する。粉末を1
時間乾式ボールミル粉砕し、30,000psiでプレ
スして直径1−1/8インチ(約28. 6m■)、2
gのディスクにする。ディスクを下記スケジュールに従
って850℃で焼結する:100℃/hrの速度で室温
から700℃まで加熱し、700℃で1時間ソーキング
し、100℃/ h rの速度で700℃から825℃
まで加熱し、825℃で3時間ソーキングし、100℃
/hrの速度で825℃から850℃まで加熱し、85
0℃で4時間ソーキングし、冷却する。ディスクの密度
を測定したところ、2.55g/ajであり、一方、赤
外吸収図は、ディスクが非晶質であることを示す。 前記のように調製され、かつ850℃に焼結された3個
のディスクを、下記スケジュールに従って875℃で再
焼結する:150℃/hrの速度で室温から875℃ま
で加熱し、875℃で2時間ソーキングし、冷却する。 X線回折図は、ディスクが高(六方晶)コーディエライ
トであることを示す。 本発明を例示の目的で詳述したが、このような詳細は、
その目的のためだけのものであり、本発明の精神および
範囲から逸脱せずに当業者によって変形を施すことがで
きることが理解される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、好ましい態様に係る本発明の方法を口承する
工程系統図、第2図は、好ましい態様に係る本発明の商
業的変形法の概略図である。 2・・・エトキシド反応、6・・・加水分解、10・・
・不動ねかし、14・・・共沸蒸留、18・・・乾燥、
22・・・ボールまたはジェットミル粉砕、24・・・
か焼、26・・・乾式ボールまたはジェットミル粉砕、
28・・・湿式ミル粉砕、30・・・焼結、108・・
・アルコキト反応器、116・・・加水分解反応器、1
28・・・ストリッパー、138・・・共沸蒸留塔、1
42・・・噴霧乾燥機、146・・・回転か焼器、14
8・・・ジェットミル、152・・・ドラミングユニッ
ト。 出願人代理人  佐  藤  −雄 手続補正書(方式) 昭和63年1り/7日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリコンテトラアルコキシド、少なくとも1種の第
    IIA族金属、および少なくとも1種の第IIIA族金属を
    含む反応混合物を、第IIA族金属−第IIIA族金属−シ
    リコンの実質上均質な液状アルコキシドを生成するのに
    有効な条件下において式ROR′(式中、Rはアルキル
    基であり、R′は水素またはアルキル基である)によっ
    て規定される液体と接触させることを特徴とする混合金
    属の液状アルコキシドの製法。 2、前記第IIA族金属が、マグネシウムである特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。 3、前記第IIIA族金属が、アルミニウムである特許請
    求の範囲第2項に記載の方法。 4、前記シリコンテトラアルコキシドが、テトラエチル
    オルトシリケートである特許請求の範囲第3項に記載の
    方法。 5、混合液状アルコキシドが、マグネシウム対アルミニ
    ウムのモル比7.0〜0.2を有する特許請求の範囲第
    4項に記載の方法。 6、式ROR′によって規定される前記液体が、エタノ
    ールである特許請求の範囲第1項に記載の方法。 7、実質上すべての前記第IIA族金属、前記第IIIA族
    金属、および前記シリコンテトラアルコキシドが反応す
    るまで、エタノールを前記反応混合物に周期的に加える
    こと を更に含む特許請求の範囲第6項に記載の方法。 8、前記反応混合物が、分子状ハロゲン、金属ハロゲン
    化物、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる速
    度増大剤の有効量を更に含む特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。 9、式ROR′によって規定される前記液体が、エタノ
    ールである特許請求の範囲第4項に記載の方法。 10、前記反応混合物が、5.5×10^−^4から1
    .3×10^−^3モル/マグネシウムモルの量の分子
    状ヨウ素を含有する速度増大剤を更に含む特許請求の範
    囲第9項に記載の方法。 11、前記第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混
    合液状アルコキシドを、式ROR′によって規定される
    前記液体が液体のままである温度および圧力で生成する
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 12、Rが炭素数1〜3のアルキル基であり、一方、R
    ′が水素である特許請求の範囲第1項に記載の方法。 13、第IIA族金属アルコキシド; 第IIIA族金属アルコキシド;および シリコンテトラアルコキシド を含むことを特徴とする安定で均質な混合液状アルコキ
    シド。 14、前記第IIIA族金属アルコキシドが、アルミニウ
    ムアルコキシドである特許請求の範囲第13項に記載の
    安定で均質な混合液状アルコキシド。 15、前記第IIA族金属アルコキシドが、マグネシウム
    アルコキシドである特許請求の範囲第14項に記載の安
    定で均質な混合液状アルコキシド。 16、混合液状アルコキシドが、マグネシウム対アルミ
    ニウムのモル比7.0:1から0.2:1を有する特許
    請求の範囲第15項に記載の安定で均質な混合液状アル
    コキシド。 17、マグネシウムアルコキシド対アルミニウムアルコ
    キシドのモル比が、1:2よりも大きい特許請求の範囲
    第16項に記載の安定で均質な混合液状アルコキシド。 18、前記アルコキシドが、エトキシドである特許請求
    の範囲第15項に記載の安定な混合液状アルコキシド。 19、第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混合液
    状アルコキシドを、水和第IIA族金属−第IIIA族金属
    −シリコン混合酸化物を生成する条件下で処理し、 前記水和第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混合
    酸化物を乾燥する ことを特徴とする焼結性粉末の製法。 20、前記第IIA族金属がマグネシウムからなり、前記
    第IIIA族金属がアルミニウムからなり、前記混合液状
    アルコキシドがエトキシドからなる特許請求の範囲第1
    9項に記載の方法。 21、前記処理は、前記マグネシウム−アルミニウム−
    シリコン混合液状エトキシドを加水分解することによっ
    て実施する特許請求の範囲第20項に記載の方法。 22、前記加水分解が液体を調製し、前記方法が 液体を放置し、ゲルを生成し、 前記ゲルを不動でねかして実質的重合を行い、かつ加水
    分解を完了すること を更に含む特許請求の範囲第21項に記載の方法。 23、前記不動ねかし後、水を前記ゲルに加え、水と混
    合された前記ゲルを攪拌して前記ゲルを剪断すること を更に含む特許請求の範囲第22項に記載の方法。 24、前記乾燥後、前記水和マグネシウム−アルミニウ
    ム−シリコン混合金属酸化物をか焼してマグネシウム−
    アルミニウム−シリコン混合金属酸化物を生成すること を更に含む特許請求の範囲第21項に記載の方法。 25、前記マグネシウム−アルミニウム−シリコン混合
    金属酸化物をミル粉砕すること を更に含む特許請求の範囲第24項に記載の方法。 26、前記加水分解を水とエタノールとの混合物(それ
    ぞれの重量比1:6から1:12)中で行い、前記水は
    前記エトキシド中のエトキシド基1モル当たり1/2〜
    1モルで存在する特許請求の範囲第21項に記載の方法
    。 27、前記加水分解前に、前記エトキシドを非反応性溶
    媒で希釈し、 前記希釈エトキシドを加熱すること を更に含む特許請求の範囲第21項に記載の方法。 28、前記加水分解前に、前記マグネシウム−アルミニ
    ウム−シリコン混合液状エトキシドをホウ素でドーピン
    グすること を更に含む特許請求の範囲第20項に記載の方法。 29、前記加水分解前に、前記マグネシウム−アルミニ
    ウム−シリコン混合液状エトキシドをリンでドーピング
    すること を更に含む特許請求の範囲第20項に記載の方法。 30、前記加水分解がアルコールも生成し、前記方法は
    、 前記乾燥前に前記アルコールを共沸蒸留によって前記水
    和マグネシウム−アルミニウム−シリコン混合エトキシ
    ドから分離すること を更に含む特許請求の範囲第20項に記載の方法。 31、マグネシウム−アルミニウム−シリコン酸化物の
    接着非晶質一次粒子から形成されたアグロメレートであ
    って、均一な組成を有し、かつミル粉砕後にガラスカレ
    ットを焼結するのに必要とされる温度よりも低い温度で
    焼結性であることを特徴とするアグロメレート。 32、一次粒子が、更に酸化ホウ素を含む特許請求の範
    囲第31項に記載のアグロメレート。 33、一次粒子が、更に無水リン酸を含む特許請求の範
    囲第31項に記載のアグロメレート。 34、アグロメレートが、1〜50μの大きさを有する
    特許請求の範囲第33項に記載のアグロメレート。 35、前記アグロメレートが、ミル粉砕後に850℃程
    度の低温で焼結性である特許請求の範囲第31項に記載
    のアグロメレート。 36、前記アグロメレートが、圧粉し850℃〜900
    ℃の温度で焼結する時にコーディエライトになる特許請
    求の範囲第35項に記載のアグロメレート。 37、前記アグロメレートが、1:2よりも大きいマグ
    ネシウム対アルミニウムのモル比を有する特許請求の範
    囲第31項に記載のアグロメレート。 38、シリコンテトラアルコキシド、少なくとも1種の
    第IIA族金属、および少なくとも1種の第IIIA族金属
    を含む反応混合物を、第IIA族金属−第IIIA族金属−
    シリコンの実質上均質な液状アルコキシドを生成するの
    に有効な条件下において、式ROR′(式中、Rはアル
    キル基であり、R′は水素またはアルキル基である)に
    よって規定される液体と接触させ、 前記第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコンの実質上
    均質な液状アルコキシドを、水和第IIA族金属−第III
    A族金属−シリコン混合酸化物を生成する条件下で処理
    し、 前記水和第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混合
    酸化物を乾燥する ことを特徴とする焼結性粉末の製法。 39、前記第IIA族金属がマグネシウムからなり、前記
    第IIIA族金属がアルミニウムからなり、前記混合液状
    アルコキシドがエトキシドからなる特許請求の範囲第3
    8項に記載の方法。 40、前記処理は、前記マグネシウム−アルミニウム−
    シリコン混合液状アルコキシドを加水分解することによ
    って実施する特許請求の範囲第39項に記載の方法。 41、乾燥後、前記水和マグネシウム−アルミニウム−
    シリコン混合金属酸化物をか焼してマグネシウム−アル
    ミニウム−シリコン混合金属酸化物を生成すること を更に含む特許請求の範囲第40項に記載の方法。 42、第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混合液
    状アルコキシドを、水和第IIA族金属−第IIIA族金属
    −シリコン混合酸化物を生成する条件下で処理し、 前記水和第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混合
    酸化物を乾燥し、 前記乾燥水和第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン
    混合金属酸化物をか焼して第IIA族金属−第IIIA族金
    属−シリコン混合金属酸化物を生成し、前記第IIA族金
    属−第IIIA族金属−シリコン混合金属酸化物を圧粉し
    、焼結して緻密なセラミック造形品を形成する ことを特徴とする緻密なセラミック造形品の製法。 43、前記第IIA族金属がマグネシウムからなり、前記
    第IIIA族金属がアルミニウムからなり、前記アルコキ
    シドがエトキシドからなり、前記セラミック造形品がコ
    ーディエライト結晶構造を有する特許請求の範囲第42
    項に記載の方法。 44、前記処理は、前記マグネシウム−アルミニウム−
    シリコン混合液状エトキシドを加水分解することによっ
    て実施する特許請求の範囲第43項に記載の方法。 45、前記焼結を850℃程度の低温で実施する特許請
    求の範囲第43項に記載の方法。 46、シリコンテトラアルコキシド、少なくとも1種の
    第A族金属、および少なくとも1種の第IIIA族金属を
    含む反応混合物を、第IIA族金属−第IIIA族金属−シ
    リコンの実質上均質な液状アルコキシドを生成するのに
    有効な条件下において、式ROR′(式中、Rはアルキ
    ル基であり、R′は水素またはアルキル基である)によ
    って規定される液体と接触させ、 前記第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混合液状
    アルコキシドを、水和第IIA族金属−第IIIA族金属−
    シリコン混合酸化物を生成する条件下で処理し、 前記水和第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混合
    酸化物を乾燥し、 前記乾燥水和第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン
    混合酸化物をか焼して第IIA族金属−第IIIA族金属−
    シリコン混合金属酸化物を生成し、第IIA族金属−第I
    IIA族金属−シリコン混合金属酸化物をミル粉砕し、 ミル粉砕第IIA族金属−第IIIA族金属−シリコン混合
    金属酸化物を圧粉し、焼結してセラミック造形品を形成
    する ことを特徴とするセラミック造形品の製法。 47、前記第IIA族金属がマグネシウムからなり、前記
    第IIIA族金属がアルミニウムからなり、前記アルコキ
    シドがエトキシドからなり、前記セラミック造形品がコ
    ーディエライト結晶構造を有する特許請求の範囲第46
    項に記載の方法。 48、前記処理は、前記マグネシウム−アルミニウム−
    シリコン混合液状エトキシドを加水分解することによっ
    て実施する特許請求の範囲第47項に記載の方法。 49、マグネシウム−アルミニウム−シリコン酸化物の
    一次粒子を含むセラミック粉末であって、前記コーディ
    エライト粉末が均一な組成を有することを特徴とするセ
    ラミック粉末。 50、一次粒子が、更にホウ素の酸化物を含む特許請求
    の範囲第49項に記載のセラミック粉末。 51、一次粒子が、更にリンの酸化物を含む特許請求の
    範囲第49項に記載のセラミック粉末。 52、前記粉末が、圧粉し、850℃〜 900℃で焼結してコーディエライトを生成することが
    できる特許請求の範囲第49項に記載のセラミック粉末
    。 53、マグネシウム−アルミニウム−シリコン酸化物の
    一次粒子を含むセラミック粉末であって、均一なサイズ
    分布を有することを特徴とするセラミック粉末。 54、一次粒子が、更にホウ素の酸化物を含む特許請求
    の範囲第53項に記載のセラミック粉末。 55、一次粒子が、更にリンの酸化物を含む特許請求の
    範囲第53項に記載のセラミック粉末。 56、前記粉末が、圧粉し、850℃〜 900℃で焼結してコーディエライトを生成することが
    できる特許請求の範囲第53項に記載のセラミック粉末
    。 57、マグネシウム−アルミニウム−シリコン酸化物の
    均質な粒を有することを特徴とする圧粉焼結セラミック
    造形品。 58、リンの酸化物を更に含む特許請求の範囲第57項
    に記載の圧粉焼結セラミック造形品。 59、ホウ素の酸化物を更に含む特許請求の範囲第57
    項に記載の圧粉焼結セラミック造形品。 60、シリコンテトラアルコキシド、少なくとも1種の
    第IA族金属、および少なくとも1種の第IIIA族金属
    を含む反応混合物を、第IA族金属−第IIIA族金属−
    シリコンの実質上均質な液状アルコキシドを生成するの
    に有効な条件下において、式ROR′(式中、Rはアル
    キル基であり、R′は水素またはアルキル基である)に
    よって規定される液体と接触させることを特徴とする混
    合金属の液状アルコキシドの製法。 61、前記第IA族金属−第IIIA族金属−シリコン混
    合液状アルコキシドを、式ROR′によって規定される
    前記液体が液体のままである温度および圧力で生成する
    特許請求の範囲第60項に記載の方法。 62、第IA族金属アルコキシド; 第IIIA族金属アルコキシド;および シリコンテトラアルコキシド を含むことを特徴とする安定で均質な混合液状アルコキ
    シド。
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